神島化学工業(4026) – 2022年4月期 決算説明資料 ~決算概要及び中期経営計画~

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開示日時:2022/06/13 10:00:00

損益

決算期 売上高 営業益 経常益 EPS
2018.04 2,160,400 78,200 75,700 51.18
2019.04 2,220,100 95,400 92,900 72.14
2020.04 2,119,800 93,200 91,100 65.39
2021.04 1,978,300 151,200 158,900 118.15

※金額の単位は[万円]

株価

前日終値 50日平均 200日平均 実績PER 予想PER
1,980.0 2,563.58 2,299.155 46.72 10.87

※金額の単位は[円]

キャッシュフロー

決算期 フリーCF 営業CF
2018.04 4,600 107,000
2019.04 59,000 233,100
2020.04 18,300 108,900
2021.04 183,100 301,300

※金額の単位は[万円]

▼テキスト箇所の抽出

Konoshima Chemical Co.,Ltd.2022年 6月13日神島化学工業株式会社代表取締役社長 池田和夫(証券コード:4026)2022年4月期 決算説明資料~決算概要及び中期経営計画~目次Ⅰ 2022年4月期 業績1.業績概要2.営業利益分析3.セグメント別業績4.財政状態5.キャッシュ・フローの状況Ⅱ 中期経営計画レビュー-2020年4月期~2022年4月期1.中期経営計画2.営業利益分析(2020年4月期~2022年4月期)レビュー―コロナ禍前との比較(1・3年目比較)234578910 12 Konoshima Chemical Co.,Ltd.Ⅲ 中期経営計画(ローリング)-2023年4月期~2025年4月期1.計画概要2.2023年4月期~2025年4月期 業績計画3.2023年4月期 業績予想4.化成品事業:マグネシウム5.化成品事業:セラミックス6.窯業系建材事業7.ユニークなビジネスモデルによる炭素の固定化と資源循環型商品の提供13141516171921232425 262738 Ⅳ 株主還元1.株主還元Ⅴ 補足資料1.当社について2.環境への取組み注意事項1本資料には、神島化学工業の業績に関して、歴史的事実および将来の見通しが含まれています。これらの見通しは将来の業績を完全に見通したものであるとは限らず、将来の業績に影響を与えうるリスクや不確実な要素が含まれており、実際の業績は様々な要素によりこれらの見通しとは異なることがあります。Ⅰ 2022年4月期 業績2Ⅰ-1.業績概要※1 建材・化成品の営業利益は、全社費用調整前金額で表示※2 公表日2021年12月3日◇ 売上高は建材事業(+10.1%)、化成品事業のマグネシウム(+9.6%)、セラミックス(+14.1%)ともに増収◇ 営業利益は、建材事業(+80.8%)、化成品事業(+13.5%)と大幅な増益3(単位:百万円)2021/4期2022/4期通期実績通期実績増減金額増減率増減金額達成率19,78421,787+2,002+10.1%21,200+587102.8%建材12,16313,395+1,231+10.1%13,200+195101.5%化成品7,6208,391+771+10.1%8,000+391104.9%マグネシウム6,7657,415+650+9.6%7,070+345104.9%セラミックス855976+120+14.1%930+46104.9%1,5072,078+570+37.9%2,300△221 90.4%建材(※1)5571,007+450+80.8%1,200△192 84.0%化成品(※1)1,4621,660+197+13.5%1,735△74 95.7%1,5622,084+521+33.4%2,300△215 90.6%(7.9%)(9.6%)ーー(10.8%)ーー1,0881,365+276+25.4%1,500△134 91.0%減価償却費9851,079+94+9.6%1,090△10 99.0%(経常利益率)純利益売上高営業利益経常利益予想比前期比2022/4期通期予想(※2)Ⅰ-2.営業利益分析燃料費原材料費増固定費増製品保証引当金・修繕費 △145・償却費 △ 94その他△47・LPG △294・電力 △115・他原材料△175~(単位:百万円)売上増収益改善+736・売上構成差コスト改善+581・値上 +155~◇ 営業利益は、燃料費・原材料費や固定費の増加があったものの、売上増加と高付加価値化による売上構成差・コスト改善や値上等の収益改善効果により、大幅な増加4Ⅰ-3.セグメント別業績【窯業系建材事業】(単位:百万円)(参考)(単位:万戸)※ 公表日2021年12月3日◇ 売上高は、注力製品である住宅用高級軒天ボードの伸び(+28.4%)が寄与し、増収◇ 非住宅分野では、高層ビル用耐火パネルの好調により増収◇ セグメント利益は、燃料費・原材料の負担や製品保証引当金の増加があったものの、高付加価値製品(高級軒天ボード)の拡販や各種コスト削減により、大幅増益(+80.8%)5増減金額増減率増減金額達成率12,16313,395+1,231+10.1%13,200+195101.5%住宅9,71010,742+1,032+10.6%10,400+342103.3%高級軒天ボード2,1292,734+604+28.4%ーーー(高級軒天比率)(17.5%)(20.4%)ーーーーー非住宅2,4532,652+199+8.1%2,800△147 94.7%(20.2%)(19.8%)ーー(21.2%)ーー5571,007+450+80.8%1,200△192 84.0%81.286.5+5.3+6.6%前期比2022/4期通期予想(※)2021/4期通期実績2022/4期通期実績予想比新設住宅着工戸数売上高セグメント利益(非住宅比率)Ⅰ-3.セグメント別業績【化成品事業】(単位:百万円)◇ マグネシウムは、前期に新型コロナウイルスの影響を受けた自動車等工業用製品の受注回復に伴い、難燃水酸化マグネシウムの販売量が増加、また、海外の健康関連のサプリメント需要好調により酸化マグネシウムの販売量が増加し、増収※ 公表日2021年12月3日◇ セラミックスは、蛍光体を中心に大幅な増収(+14.1%)◇ セグメント利益は、燃料費・原材料費の負担増加があったものの、高利益率のマグネシウム製品・セラミックス製品の拡販により増益62022/4期増減金額増減率通期予想(※)増減金額達成率7,6208,391+771+10.1%8,000+391104.9%マグネシウム6,7657,415+650+9.6%7,070+345104.9%国内3,5393,810+271+7.7%3,691+119103.2%海外3,2253,605+379+11.8%3,378+226106.7%(海外比率)(47.7%)(48.6%)ーー(47.8%)ーーセラミックス855976+120+14.1%930+46104.9%1,4621,660+197+13.5%1,735△74 95.7%予想比売上高セグメント利益2021/4期通期実績2022/4期通期実績前期比Ⅰ-4.財政状態(単位:百万円)72021/4期期末2022/4期期末前期末比現金及び預金9671,871+904売上債権3,8574,618+760棚卸資産3,2213,729+508建物、機械装置等6,92810,243+3,314資産計18,60224,697+6,094仕入債務2,4643,528+1,064借入金2,9994,840+1,841負債計10,06215,331+5,269純資産計8,5409,365+825負債・純資産計18,60224,697+6,094(自己資本比率)45.6%37.7%△8.0% Ⅰ-5.キャッシュ・フローの状況(単位:百万円)82021/4期期末2022/4期期末1.営業活動によるキャッシュ・フロー3,0132,057実質営業キャッシュ・フロー ※2,5092,984運転資金キャッシュ・フロー ※647△204 2.投資活動によるキャッシュ・フロー△1,139 △2,372 固定資産の取得△1,182 △2,402 3.財務活動によるキャッシュ・フロー△2,346 1,219借入金純増減(減:△)△2,107 1,841配当金の支払△183 △345 4.現金・現金同等物増減(減:△)△473 9045.現金・現金同等物当期末残高9671,871※ 実質営業キャッシュ・フロー = 税引前当期純利益 + 減価償却費※ 運転資金キャッシュ・フロー = 売上債権増減 + 棚卸資産増減 - 仕入債務増減Ⅱ 中期経営計画 レビューー2020年4月期~2022年4月期9Ⅱ-1.中期経営計画(2020年4月期~2022年4月期)レビュー売上高(化成品:セラミックス)売上高(化成品:マグネシウム)売上高(建材)売上高経常利益[当初計画]経常利益[修正計画]経常利益[実績]※2020/4以前のセラミックス売上高はマグネシウムに含む21,819 22,629 21,604 22,201 中計1年目中計2年目22,700 23,100 中計3年目23,600 21,787 (単位:百万円)21,198 19,784 2,300 2,084 1,348 1,562 918 1,000 1,300 1,500 710 700 874 当初計画より+584百万(+38.9%)のアップ2016/42017/42018/42019/42020/42021/42022/425,00020,00015,00010,0005,000010経常利益率3.3%6.0%3.2%4.1%4.1%7.9%9.6%自己資本比率29.1%33.5%34.8%36.4%39.4%45.6%37.7%総資産18,93619,21719,39319,61119,08218,60224,697純資産5,5156,4466,7577,1597,5528,5409,365設備投資額1,4231,6461,2191,2549331,6854,522Ⅱ-1.中期経営計画(2020年4月期~2022年4月期)レビュー中期経営計画 基本戦略13建材事業から化成品事業への業態変換セラミックス事業の本格的事業化住宅から非住宅へのエネルギーシフト住宅分野は、高級化路線24新型コロナウイルス 流行前新型コロナウイルス流行◇ コロナ禍前と比較し売上高は微増収であるが、既存事業の大幅な収益増11(単位:百万円)計画通期実績(A)達成率計画通期実績達成率修正計画通期実績(B)達成率増減金額(B-A)増減率(B-A)/A22,70021,19893.4%23,10019,78485.6%21,20021,787102.8%+588 +2.8%建材15,00013,68091.2%15,00012,16381.1%13,20013,395101.5%△285 △2.1% (うち、非住宅)3,1502,72286.5%3,3002,45374.3%2,8002,65294.7%△70 △2.6% 化成品7,7007,51797.6%8,1007,62094.1%8,0008,391104.9%+873 +11.6%(海外比率)ー(41.3%)ーー(43.4%)ー(44.0%)(44.7%)ーーーマグネシウムー6,871ー7,4406,76590.9%7,0707,415104.9%+544 +7.9%セラミックスー646ー660855129.6%930976104.9%+329 +51.0%ー927ーー1,507ー2,3002,07890.4%+1,150 +124.1%1,00087487.4%1,3001,562120.2%2,3002,08490.6%+1,210 +138.5%(4.4%)(4.1%)ー(5.6%)(7.9%)ー(10.8%)(9.6%)ーーー(経常利益率)コロナ2年間の増減2020年4月期2021年4月期2022年4月期1年目2年目3年目営業利益経常利益売上高Ⅱ-2. 営業利益分析ーコロナ禍前との比較(1・3年目比較)値上コスト改善収益改善(単位:百万円)2,300~~燃料費原材料費増売上増その他△30・高付加価値製品の拡大・不採算製品の見直し等売上構成差改善~~◇ 営業利益は燃料費・原材料費の増加があったものの、高付加価値製品の拡販などによる収益改善やコスト改善・値上により、大幅な収益力アップ12Ⅲ 中期経営計画(ローリング)ー2023年4月期~2025年4月期13Ⅲ-1.計画概要(1)基本方針(2)基本戦略・ 2023年4月期~2025年4月期 の経営戦略・旺盛な需要に対応した設備投資の拡大と持続的成長モデルの構築・技術志向を高めた「ハイエンド商品の追求」と「収益の極大化」①化成品事業の海外市場拡大と高付加価値化②オンリーワン / セラミックス事業の本格的事業化③基材と塗装技術の強みを生かした、独自性のある建材商品の追求④ユニークなビジネスモデルによる炭素の固定化と資源循環型商品の提供14Ⅲ-2. 2023年4月期~2025年4月期 業績計画※2020/4以前のセラミックス売上高はマグネシウムに含む35,000売上高(化成品:セラミックス)30,000売上高(化成品:マグネシウム)売上高(建材)25,000経常利益22,20121,19819,7841,56291887420,00015,00010,0005,0000中期経営計画(2023/4期~2025/4期)23,8002,20021,7872,08426,0302,450(単位:百万円)4,80027,5504,0003,3503,2002,4001,60080002019/42020/42021/42022/42023/42024/42025/415経常利益率4.1%4.1%7.9%9.6%9.2%9.4%12.2%自己資本比率36.4%39.4%45.6%37.7%36.8%40.4%48.0%総資産19,61119,08218,60224,69728,70029,50028,800純資産7,1597,5528,5409,36510,60711,97013,874設備投資額1,2549331,6854,5226,3601,800480Ⅲ-3. 2023年4月期 業績予想(単位:百万円)資材価格収益改善値上売上増固定費2023/4期前提◇ 建材は、非住宅向け都市型高層ビル用の耐火パネル・住宅向けサイディング拡販により増収◇ 化成品は、顆粒設備稼働による酸化マグネシウム販売増により増収◇ 損益面では、大幅な資材価格高騰影響を受けるも、売上増、値上、収益改善により増益見込16上期上期金額増減率21,78710,37723,80011,600+2,012+9.2%建材13,3956,48314,0806,800+684+5.1%化成品8,3913,8949,7204,800+1,328+15.8%マグネシウム7,4153,4728,2404,100+824+11.1%セラミックス9764211,480700+503+51.6%2,0781,1462,2001,050+121+5.9%2,0841,1552,2001,050+115+5.5%(9.6%)(11.1%)(9.2%)(9.1%)― ― 1,3657531,500700+134+9.8%減価償却費1,0795241,340632+260+24.2%4,5221,5146,3601,890+1,843+40.8%36184020+4+11.1%(23.9%)(21.6%)(24.1%)(25.8%)― ― (単位:百万円)通期予想実績比2023/4期通期予想売上高営業利益経常利益2022/4期通期実績設備投資額(配当性向)配当(円/株)(経常利益率)当期(四半期)純利益項目数値単位為替117円/$WTI95$/バレルⅢ-4.化成品事業:マグネシウム①化成品事業(マグネシウム) 中期経営計画(2023/4期~2025/4期)化成品事業(マグネシウム)売上高中期経営計画(2023/4期~2025/4期) 重点項目(単位:百万円)10,410計画9,230海外国内7,4158,240■ 大型設備投資による売上増・2022/4 酸化マグネシウム顆粒設備 完成(13億円)・2023/春以降 酸化マグネシウム、難燃水酸化マグネシウム増産設備 完成予定内訳 酸化マグネシウム難燃水酸化マグネシウム26億円(53億円)27億円■ 高機能・高付加価値の新製品開発・高機能粒子製品・市場の環境対策(EVほか)に対応した製品開発12,0009,0006,0003,00002022/42023/42024/42025/4売上高全体に占めるマグネシウム売上高比率2022/4(実績)2023/4(計画)2024/4(計画)2025/4(計画)34%35%35%38%17Ⅲ-4.化成品事業:マグネシウム②化成品事業(マグネシウム) 中期経営計画(2023/4期~2025/4期)取組み前期からの大型設備投資による拡販製品別拡販計画① 酸化マグネシウム 顆粒・輸出向け顆粒(ミネラルサプリ用)・医薬用顆粒(緩下剤用)3② 酸化マグネシウム 増設中期経営期間における拡販計画+30億円 (※)1・輸出向けパウダー(マルチサプリ用)・医薬向けパウダー(緩下剤用)・輸出工業用(プラスチック、合成ゴム等)2③ 難燃水酸化マグネシウム 増設・工業用(自動車電線向け他)(※)2022/4期実績比での2025/4期見込み183,0002,0001,0000Ⅲ-5.化成品事業:セラミックス①化成品事業(セラミックス) 中期経営計画(2023/4期~2025/4期)化成品事業(セラミックス)売上高中期経営計画(2023/4期~2025/4期) 重点項目(単位:百万円)2,670■ 23億円の設備投資計画2,080・新工場建屋完成により2022/3月より順次稼働開始■ 大幅な需要拡大に対応した生産体制の構築■ 研究開発を進めてきた「大型レーザー結晶」や「プロジェクター用蛍光体」の展開1,4809762022/42023/42024/42025/4売上高全体に占めるセラミックス売上高比率2022/4(実績)2023/4(計画)2024/4(計画)2025/4(計画)4.5%6.2%8.0%9.7%球状セラミックスアルミナルツボ蛍光体レーザー用大型セラミックス超高出力レーザー用接合セラミックス19アイソレータ用セラミックスセスキオサイトセラミックスⅢ-5.化成品事業:セラミックス②化成品事業(セラミックス) 中期経営計画(2023/4期~2025/4期)取組み新工場の本格稼働による製品拡販製品別拡販計画① 蛍光体・車載用途蛍光板増加・プロジェクター用途「LED用蛍光体」販売開始32中期経営期間における② 蓄冷材・MRI用途向けに堅調に推移拡販計画+16億円 (※)③ レーザー 他1・「大出力レーザー」の本格展開(※)2022/4期実績比での2025/4期見込み20Ⅲ-6.窯業系建材事業①建材事業 中期経営計画(2023/4期~2025/4期)建材事業売上高中期経営計画(2023/4期~2025/4期) 重点項目(単位:百万円)計画■高付加価値商品の高級軒天ボードに注力非住宅住宅13,39514,08014,72014,470■ サイディングも、高級軒天ボードと意匠統一化、高付加価値化■ 更なる製品バリエーションの拡充(外部造作材の高級印刷品)『アルテザート』(軒天井ボード)18,00015,00012,0009,0006,0003,00002022/42023/42024/42025/4『アルテミュール』(サイディング)51.50%51.00%50.50%50.00%49.50%49.00%48.50%48.00%47.50%47.00%21Ⅲ-6.窯業系建材事業②建材事業 中期経営計画(2023/4期~2025/4期)取組み当社の強み基材の強み・湿度や温度等による変形やゆがみが小さい・最低限の補修部で施工ができ、高意匠品向き強みを生かす戦略「基材の強み」 × 「塗装技術」 = 高付加価値製品・ 高級軒天ボード「アルテザート」・サイディング「アルテミュール」(軒天ボードと同一意匠の仕上げ)22Ⅲ-7.ユニークなビジネスモデルによる炭素の固定化と資源循環型商品の提供工場で使用しているLNGやLPG由来の二酸化炭素を回収し、製品への利用や新たな活用余地の研究などを進めていきますCO2回収フロー図熱源+乾燥機等LNGLPGボイラー二酸化炭素CO2炭酸Mg 製造装置■ 化成品事業海水(瀬戸内海)Mg・CO2を固定化して、炭酸マグネシウムを製造炭酸Ca製造装置■ 建材事業生石灰Ca・ CO2を固定化して製造した炭酸塩を建材製品に配合し機能向上に活用中期経営計画期間中に稼働CO2回収装置新たな活用への研究■ 水のPH調整に利用■ 新製品開発に向けた研究23Project 2030グループを発足Ⅳ 株主還元24Ⅳ-1.株主還元◆ 配当方針◆ 配当予想(単位:百万円)・利益水準、配当性向及び内部留保(設備投資資金)の確保等を総合的勘案・2023年4月期は、年間配当40円を予想当期純利益配当総額配当(円/株)1,6001,4001,2001,00080060040020001,051 1,088 624 12 109 661 600 20 468 20 20 ※24 219 183 183 183 30 274 60504030201001,5001,365 4036 324 3612023/4(予想)24.1%2016/42017/42018/42019/42020/42021/42022/4配当性向17.6%17.4%46.9%27.7%30.5%25.2%23.9%25※内4円は、創業100周年記念配当Ⅴ 補足資料26Ⅴ-1.当社について【概要】経営の基本方針無機化学の可能性を追求し「顧客満足を第一に考え、より広く深く社会に貢献していく」創 業 1917年6月設 立 1946年3月資本金 13億20百万円従業員 620名売上高 217億87百万円(2022年4月期)代表者 代表取締役社長 池田和夫272022年4月期事業内容(セラミックス)化成品39%(マグネシウム)61%窯業系建材(外装材・耐火パネル等)Ⅴ-1.当社について【沿革】1917年設立1946年創業 ㈱神島硫酸製造所(後の神島人造肥料㈱)けい酸カルシウム板の製造を開始1972年押出法によるDRESSEの製造開始1984年1949年炭酸マグネシウムの製造を開始1957年酸化マグネシウムの製造を開始1989年科学技術庁無機材質研究所との共同研究でYAGの合成に成功 製品化に着手事業譲渡を受け、ラムダ事業を開始2015年2006年難燃水酸化マグネシウムの製造開始テクニカルセンターの開設2018年2017年 創業 100周年2021年 セラミックス新工場完成現在28Ⅴ-1.当社について【拠点】東北営業所宮城県仙台市中国営業所広島県広島市九州営業所福岡県福岡市詫間工場香川県三豊市石岡工場茨城県石岡市東京営業所東海営業所関西営業所東京都千代田区愛知県名古屋市大阪府大阪市四国営業所香川県三豊市本社大阪府大阪市29Ⅴ-1.当社について【窯業系建材事業】・住宅分野 (外装)不燃外部造作材(破風板)寒冷地域の凍害にも強い「押出製法」の外部造作材GOOD DESIGN AWARD 2015 受賞不燃軒天ボード木目柄、布目柄など多彩なバリエーションの軒天ボードGOOD DESIGN AWARD 2020 受賞防火サイディング18㎜厚以上に特化した深彫で本物志向の高級外壁材職人の高齢化に対応した省施工「プレカット」対応30Ⅴ-1.当社について【窯業系建材事業】・非住宅分野(外装)・中・高層ビルのカーテンウォール工法分野でシェア独占・高強度により、国内最大サイズのパネルを完全プレカット最高31mの中高層の建物にも対応・塗装によりメタリックやパールの光沢感、コンクリートの風合虎ノ門ヒルズ使用例31Ⅴ-1.当社について【窯業系建材事業】・非住宅分野(外装)・あらゆる外観を美しく魅せ、リアルな質が評価され様々な施設などでも活用されており、広がりを見せております32Ⅴ-1.当社について【化成品事業-マグネシウム】「海水法」により、「安価」で「安定供給」可能粒子形状コントロール技術をマグネシウム化合物以外へ展開可能酸化マグネシウム(スターマグ)使用用途例・プラスチック部品・合成ゴム部品・医薬用原薬、ミネラルサプリメント・接着剤等難燃水酸化マグネシウム(マグシーズ)・エコ電線被覆材・自動車・家電用電線被覆材等・電子材料炭酸マグネシウム・天然ゴム製品・プラスチック部品・インク、飼料等33Ⅴ-1.当社について【化成品事業-マグネシウム】<海水法による製造工程の一例(酸化マグネシウム)>反応原料消和焼成精製12製品焼成3洗浄① 海水にアルカリを添加〔Mg2+ + 2OH- ⇒ Mg(OH)2〕② 沈降分離槽で沈殿を回収③ キルンで焼成〔Mg(OH)2 + 熱エネルギー ⇒ MgO+H2O〕※2016年10月にキルンを中心とした増産設備を導入乾燥34Ⅴ-1.当社について【化成品事業-セラミックス】◆極低温冷凍機用◆レーザー用◆アイソレータ用◆シンチレータ◆蛍光体大型放射光施設SPring-8「国立研究開発法人理化学研究所」提供35Ⅴ-1.当社について【化成品事業-セラミックス】世界初「透明・大型セラミックス」の開発に成功セラミックスレーザー加工機、レーザーセンサー、シンチレータなど使用用途例レーザー核融合発電(慣性核融合発電)レーザーで水素の核融合反応を起こさせて、エネルギーを取り出す発電システムこの研究開発は、当社のYAGセラミックスを使用宇宙太陽光利用システム(SSPS)ミラーで集光した太陽光でレーザー媒質を励起させてレーザー発振させる当社は、太陽光を効率よく励起させられるレーザー結晶の作製を、世界で初めて成功させた(YAGセラミックス一部使用)大出力レーザー用大型YAGセラミックス大阪大学 レーザー科学研究所 右:ターゲットチャンバー 左:ビームライン36Ⅴ-1.当社について【化成品事業-セラミックス】レーザー研究に関する動向世界は超高出力(10PW)・高繰り返し(10Hz)へ(セラミックスでしか到達できない領域へ)世界の開発状況及び販売先日 本アメリカ合衆国EU(欧州連合)研究内容大阪大学のレーザー科学研究所・東京大学のTACMIコンソーシアム・国内メーカー数社等が、国家プロジェクト(内閣府,NEDO,JST)で開発Rochester大学やLawrence Livermore研究所で開発を進め、世界を牽引連合各国で資金を出し合い、HiLASEやELIと呼ばれる二大プロジェクトを展開世界初の100J級セラミックレーザーを開発、大出力レーザー研究の牽引役となりつつある物理学・量子学(フォトン・プラズマ等)の解明、MRI、レーザー核融合発電等37Ⅴ-2.環境への取組み地球の未来のために神島化学ではECOで社会に貢献しています端材分別RECYCLE粉砕製品プレカット内外装材原料建築現場での建材ゴミの軽減に工場での建材プレカット化を推進していますもちろん、カット端材は全てリサイクルしていますリサイクル原料の使用神島化学の建材は3種類のリサイクル原料を使用しており、その割合は50%にもなりますパレットのリサイクル使用出荷したパレットは極力回収し、点検・補修を行った上で再使用しています住宅のメンテナンス費用を削減する建築材料高耐久建材製品の開発に力を入れて、メンテナンス費用と回数の削減に一役買っています省エネ施工の建築材料簡単取り付けの金具施工建材で建築現場での省エネに努めています38

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