TDSE(7046) – 2022年3月期決算説明会スクリプトの公開について

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開示日時:2022/06/09 15:00:00

損益

決算期 売上高 営業益 経常益 EPS
2018.03 101,859 5,758 10,259 35.29
2019.03 135,173 19,513 21,949 76.4
2020.03 137,712 12,618 12,842 44.08
2021.03 132,388 5,064 5,236 93.11

※金額の単位は[万円]

株価

前日終値 50日平均 200日平均 実績PER 予想PER
1,200.0 1,430.36 1,685.955 26.45 32.23

※金額の単位は[円]

キャッシュフロー

決算期 フリーCF 営業CF
2018.03 5,255 5,372
2019.03 15,053 16,852
2020.03 6,837 7,542
2021.03 3,962 4,734

※金額の単位は[万円]

▼テキスト箇所の抽出

2022 年6月9日 TDSE 株式会社 (コード番号:7046 東証グロース) 当社決算説明会スクリプトの公開について 2022 年6月3日(金)に開催いたしました当社 2022 年3月期決算説明会のスクリプトについて、以下のとおり当社IRサイト上に公開いたしましたのでお知らせいたします。 以上 問い合わせ先 TDSE 株式会社 IR 担当 メール:investors@tdse.jp TDSE 株式会社 2022 年 3 月期決算説明会 2022 年 6 月 3 日 イベント概要 [企業名] TDSE 株式会社 [企業 ID] 7046 [イベント言語] JPN [イベント種類] 決算説明会 [イベント名] 2022 年 3 月期決算説明会 [決算期] 2021 年度 通期 [日程] 2022 年 6 月 3 日 [ページ数] 38 [時間] 15:30 – 16:21 [会場面積] 145 ㎡ [出席人数] 28 名 [登壇者] 3 名 (合計:51 分、登壇:35 分、質疑応答:16 分) [開催場所] 103-0026 東京都中央区日本橋兜町 3-3 兜町平和ビル 2 階 第 2 セミナールーム (日本証券アナリスト協会主催) 代表取締役社長 東垣 直樹 (以下、東垣) 取締役 執行役員専務 浦川 健 (以下、浦川) サポート 日本 050-5212-7790 米国 1-800-674-8375 フリーダイアル 0120-966-744 メールアドレス support@scriptsasia.com 1 取締役 執行役員常務 池野 成一 (以下、池野) サポート 日本 050-5212-7790 米国 1-800-674-8375 フリーダイアル 0120-966-744 メールアドレス support@scriptsasia.com 2 司会:皆様、こんにちは。それでは、定刻となりましたので、ただ今から、TDSE 株式会社様の IRまず最初に、会社からお迎えしているお三方をご紹介申し上げます。代表取締役社長、東垣直樹 登壇 ミーティングを開催いたします。 様。 東垣:東垣と申します。 司会:取締役、管理本部担当、浦川健様。 浦川:浦川でございます。よろしくお願いいたします。 司会:取締役、ストックビジネス担当、池野成一様。 池野:よろしくお願いします。 す。 それでは、東垣様、よろしくお願いいたします。 司会:本日は、東垣社長様からお話をいただき、ご説明が終わりましたら、質疑応答といたしまサポート 日本 050-5212-7790 米国 1-800-674-8375 フリーダイアル 0120-966-744 メールアドレス support@scriptsasia.com 3 東垣:皆様、こんにちは。代表取締役社長の東垣直樹でございます。 本日は、お集まりいただきまして、誠にありがとうございます。また、コロナの中、マスク対応いただけているということで、重ね重ね、ありがとうございます。 本日の決算説明会ですが、こちらに記載のあるアジェンダのとおりで進めさせていただきます。 初めに、弊社の概要について話をさせていただきたいと考えております。 まず初めに、TDSE とはということを一言で言いますと、国内最高峰のデータサイエンティスト集団であると自負しております。 昨年 12 月に新たな VISION を制定しました。下にありますが、「データを活用した可能性に溢れた豊かな社会を創る」ことを実現するために、現在、大手のお客様を中心に、データ活用コンサルティングおよび AI 製品を、サブスクリプションで提供するビジネスを展開しております。 サポート 日本 050-5212-7790 米国 1-800-674-8375 フリーダイアル 0120-966-744 メールアドレス support@scriptsasia.com 4 申し遅れました。少し私のことをご紹介させてください。 私、1981 年生まれの、兵庫県出身、41 歳になります。中学生の頃に阪神淡路大震災を少し経験した中で、やはりこれから人の役に立つ仕事をしていきたいということを志しまして、ちょうど2003 年、当時、ERP の導入コンサルティング会社であるテクノスジャパンに入社いたしました。 入社後は、製造業様を中心とした ERP の導入コンサルティングにより、大企業様の変革に取り組んでまいりました。そして、新しい事業や新しい製品の展開を行っておりました。 2017 年、これからはデータ、AI の社会が来ると私も感じまして、当時、AI 技術のトップクラスのスキルを持っている TDSE に入社を決め、現在に至ります。 サポート 日本 050-5212-7790 米国 1-800-674-8375 フリーダイアル 0120-966-744 メールアドレス support@scriptsasia.com 5 ここから、弊社のビジネス変革についてご説明させていただきます。 弊社は、2013 年 10 月に設立しました。これは、ちょうど Big data の創世記といったような時期でして、当時は早稲田大学様との共同研究であったり、PoC を実施しておりました。2015 年からは日本マイクロソフト社との業務提携、そして 2017 年からは NTT データ、あいおいニッセイ同和損保様との資本業務提携、そして、東京電力様との AI の製品開発といったことをやっておりまして、徐々に売上を伸ばしていきました。 2018 年 12 月、東証マザーズに上場させていただきました。それからも、SBI 証券様との協業も実施していきながら、2020 年、これからさらに成長させていくために若い力が必要だと、創業者の城谷から任命を受けまして、社長を拝命いたしました。 そこから直近は、会長と社長の二人三脚で経営を牽引し、去年、創業以来の売上高を達成しております。 サポート 日本 050-5212-7790 米国 1-800-674-8375 フリーダイアル 0120-966-744 メールアドレス support@scriptsasia.com 6 ここから、簡単に事業紹介をさせてください。私ども、大きく言うと、二つのサービスを提供しているビジネスをやっております。 一つ目は、AI ノウハウを軸としたデータ活用のコンサルティング、二つ目が、AI 製品等によるサブスクリプションサービスです。コンサルティングは、安定成長事業と位置付けております。そして、サブスクリプションサービスは高成長事業と位置付けております。この安定成長と高成長といった二つを組み合わせたハイブリッドのビジネスを展開しています。 サポート 日本 050-5212-7790 米国 1-800-674-8375 フリーダイアル 0120-966-744 メールアドレス support@scriptsasia.com 7 ここから、もう少しサービス概要について細かくご説明をさせていただきます。 先ほど話をしておりましたコンサルティングサービス。メインのところは分析サービスで、企業のデータを可視化していきながら、データから新しいインサイトをひらめき出す、そして AI のモデルを構築するといったものになっております。 これ以外に、DX・AI コンサルティング、そして人材育成や組織組成といったサービス、それ以外に、AI を扱っていくためのシステム基盤、データ基盤を運用・保守していくというかたちで、大企業様のデータ活用を一気通貫で支援できるサービス展開をしております。 サブスクリプションサービスは、海外 AI 製品ということで、NetBase、COGNIGY、そして自社のブランドである scorobo を展開しております。 このようなかたちで、両軸でサービス提供をしています。 サポート 日本 050-5212-7790 米国 1-800-674-8375 フリーダイアル 0120-966-744 メールアドレス support@scriptsasia.com 8 弊社の取引先を少しご説明させていただきたいと考えております。 2013 年の創業以降、サービス業、金融業、製造業を中心に、大企業様を中心にしたサービスを展開しております。 特に、リクルート様が私どもの大きなお客様になっておりまして、こちらは創業以来ずっと取引をさせていただいており、非常に親密な関係を築いております。 リクルート様とは、初めにスタートしたのがちょうど 10 年前ですが、彼らがこれからデータ活用組織を立ち上げていくときに、弊社と一緒になって立ち上げを実施していきました。今でもいろいろなリクルート様の事業内で、社員の皆様と一緒になって課題に対するデータ活用、もしくは AIの活用のところで課題解決をしていきながら取り組んでおります。波はあるものの、年々取引自体も増加している状況です。 このようなかたちで、企業内のデータ活用をする組織を立ち上げて、企業内のデータ活用をより推進していくという関係上、お客様とは中長期にわたる親密かつ堅固な関係を築いているのが、私たちの取引先の状況になっております。 サポート 日本 050-5212-7790 米国 1-800-674-8375 フリーダイアル 0120-966-744 メールアドレス support@scriptsasia.com 9 続いて、どのような領域で、どのようなことをしているのかを少しご説明させてください。 例えば、金融業様であれば、自動車保険のテレマティクス解析の領域をやっていたり、与信管理といった領域をやっております。また、社会インフラという領域では、電力会社様と電力設備の異常検知、故障予兆を実施しております。 ったことをやっております。 そして、製造業のお客様では、この製品自体の画像による異常検知、製造設備自体の故障予兆といこういったかたちで、今まで数多くの業界、お客様と実績を重ねてきています。 サポート 日本 050-5212-7790 米国 1-800-674-8375 フリーダイアル 0120-966-744 メールアドレス support@scriptsasia.com 10 ここで、ちょっと皆様に、トピックということでご説明させてください。 ここで言っているのは、近年、コロナによって小売・流通業の顧客接点が非常に大きく変わっておりまして、いろいろなデータ、AI 活用といったことが広がっております。 弊社も、昨年、小売業で大きく 2 社、案件を新規獲得していきました。そういったかたちでプロジェクトをやっていく中で、特に大きな話題になっているのが、やはり食品ロスといった問題に絡んだ需要予測、ダイナミックプライシングが、各社一斉にやっているというところで、弊社はここの経験をもって、いろいろなお客様に小売、展開していくことを図っております。 サポート 日本 050-5212-7790 米国 1-800-674-8375 フリーダイアル 0120-966-744 メールアドレス support@scriptsasia.com 11 続いて、弊社のビジネス推進体制についてご説明をさせていただきます。 弊社は、単独でビジネスをやっていくということではなく、AI 企業・IT 企業、事業会社、大学・専門団体という、相互に強みを補完できるメンバーと事業、ビジネスを推進しております。 IT 企業では、大手のクラウド、それぞれ Microsoft、Amazon、Google のパートナーになっております。そして、大手 IT 企業、NTT データ様とは資本関係を結び、ISID 様とは代理店契約といったかたちで、双方に強みが発揮できるようなかたちでビジネスを推進している状況です。 サポート 日本 050-5212-7790 米国 1-800-674-8375 フリーダイアル 0120-966-744 メールアドレス support@scriptsasia.com 12 ここから三つほど、弊社が持っているサブスクリプションサービスについてご説明させてください。 まず初めは、scorobo です。こちらは、当社のコンサルティングから得たノウハウを使って、お客様が持っているデータと組み合わせて、AI を使った製品化をしていくものになっております。 具体的には、こちらに書いてある、scorobo for 送電線 AI 異常検知で、過去に経済指標予測 AI や株価予測 AI もやっておりました。そして、検証中ではありますが、こういうバイタルのような情報を用いたサービスも併せて検証しております。 こういったかたちで推進しているものの、もう一段階、やはりこのサービスを後押しして、強化していかなければならないと私どもも感じておりまして、これから積極的に取り組んでいきたい領域だと考えております。 サポート 日本 050-5212-7790 米国 1-800-674-8375 フリーダイアル 0120-966-744 メールアドレス support@scriptsasia.com 13 続いて、ソーシャルリスニングツールの NetBase についてご説明いたします。 昨今、コロナ禍といったことも含めて、多くの企業様が SNS をビジネスに活用していこうという流れになっております。 現在、この NetBase 自体の製品としては、Twitter や Facebook、Instagram といった、SNS 上にあるテキスト、画像を瞬時に解析できる AI 製品になっております。 こちらは、特に強みという点では、まず先ほど言っていた、多くのメディアに対応していること、そして詳細な分析機能を持っていること、50 カ国語に対応できていることで、海外で圧倒的な実績を持っておりますが、これをより多く日本の企業様に展開していこうと考えております。 現在は、この NetBase を、ISID 様とタッグを組んで展開していくことを推進しております。 少し皆様に話しておくと、この SNS 分析ツールといった市場の中で、NetBase 自体は、高機能、高価格帯に位置されるものになっております。初めて SNS 分析ツールを使われるお客様は、やはりトライアルということで、低価格、使いやすいものといったところをやっていきますが、これからさらに、より複雑かつ詳細な分析をしていこうとすると、こういう高機能なものが必要になってくるのではないかと思っておりまして、そういった部分で、これからさらに期待していきたいと考えております。 サポート 日本 050-5212-7790 米国 1-800-674-8375 フリーダイアル 0120-966-744 メールアドレス support@scriptsasia.com 14 続いて、サブスクリプションサービスの最後になりますが、対話型 AI プラットフォーム、COGNIGY になります。 こちらは、実際何ができるかといいますと、よく、LINE とか音声をテキスト化したものがあると思いますが、テキストになったものを、この COGNIGY が持っている自然言語 AI で解析していって、バックエンドのシステムにその対話を伝えながら、さらにバックエンドシステムが AI から回答をもらって、さらにこの COGNIGY を通じて回答していくという仕組みをつくっていける製品になっております。 こちらは、トピックにあるような、弊社で取り扱っている事例ですと、バーチャル接客といった領域で使っております。これは、例えば LINE の中からチャットを入れていきます。その中で、さらに AI をかませて、レコメンド商品をレコメンドしていく。そして、この商品に対して説明が聞きたいなとなったら、この COGNIGY 上から Web 会議を通じて、スタッフから説明を聞く、そしてこの COGNIGY を使ったところで決済までやっていくという、非接触、キャッシュレスの領域までできるような仕組みを構築しています。 他にも、事前問診をしていきながら予約をするワクチン接種の予約ボット、あと、自治体、インバウンドといったところの多言語による観光案内、そしてこちら、お仏壇のはせがわさんで言うところの、24 時間対応による顧客の接点の改善、向上。そういった部分で使っている仕組みになっております。 サポート 日本 050-5212-7790 米国 1-800-674-8375 フリーダイアル 0120-966-744 メールアドレス support@scriptsasia.com 15 特徴は、このように LINE とか Slack とか Teams といったマルチチャネルに対応でき、23 カ国語の多言語に対応しています。これ以外に、Salesforce や SAP といった、グローバルで世界標準になっている業務システムとの連携も可能です。 将来的には、Amazon Echo さんのような、ボイスを通じたものと対話する仕組みを搭載しております。こういったかたちで、対話を通じていろいろな仕組みを連携していく、回答していくといったことを、短期間で拡張性高く構築できるのがこの製品になっております。 この製品自体、今年の 2 月ぐらいにグローバルでの調査会社、ガートナー様から、リーダー製品ということで承認されて、IBM の製品や Google の製品と対抗できるような、非常に素晴らしい製品だということで承認されたので、これから私たちも、なお一層力を入れて伸ばしていかないといけないと考えている製品になります。 ここまでが、簡単な弊社の事業概要と会社説明です。 ここからは、業績の概要についてご説明させてください。 まず、2022 年 3 月期、去年の内容についてご説明します。 去年は、売上高 17 億 2,300 万円、営業利益 2 億 1,700 万円と、過去最高の売上高、営業利益。営業利益については、昨年よりも 4.3 倍で着地いたしました。 サポート 日本 050-5212-7790 米国 1-800-674-8375 フリーダイアル 0120-966-744 メールアドレス support@scriptsasia.com 16 大きく言うと、主な要因は、このフロービジネスの拡大ですけれども、弊社は昨年から、「大規模×長期化」をキーワードに掲げて、既存のサービス業、製造業、金融業に対してもさらに広げていく取り組みをしております。 していけたと考えております。 さらに、昨年は、この小売業の顧客、大手をしっかりとつかまえていくことができて、大きく伸ばここで、昨年の期初からの変遷をご説明させてください。 昨年の期初、22 年 3 月期期初は、実は 15.8 億円を売上目標にし、営業利益、経常利益 1 億円をスタートしておりました。弊社は、まだ去年は上期と下期での売上のバランスが、どっちかというと下期に偏重しているところがあって、スタート時点ではそういった面と、さらに、やはり人材獲得といった部分であったり、研究開発、先ほど言っていたサブスクリプションの開発といったことをやっていきたいとはずっと思っておりまして、そういった意味で、このような数字でスタートしておりました。 ただ、下期になって、私たちが推進していた「大規模×長期化」と言っているものが大きく進んできたこと、そして新しい小売業での大手の顧客が見えてきて、やはり直近の売上をしっかり伸ばしていくことを優先したいと思い、人材リソースをそちらに割きました。 最終的には大きく伸ばすことができて、営業利益、売上ともに最高利益を達することができた状況です。 サポート 日本 050-5212-7790 米国 1-800-674-8375 フリーダイアル 0120-966-744 メールアドレス support@scriptsasia.com 17 ここから、各売上などの分析についてご説明させていただきます。 まず、フローとストックの比率になります。 弊社は両方で展開していくビジネスというのは、先ほどご説明していますが、昨年は、ストックが13.1%、フローが 87%といった数字です。 実は、ストックのビジネス自体は、昨年に比べて低下していますが、これはどちらかというと、フロービジネスが大きく拡大したところが大きな要因です。ただ、今後もこのフロービジネスだけではなく、ストックビジネスをより重視したかたちで伸ばしていこうということ自体は変わっておりませんので、そこについてはご理解いただけるとありがたいと思っております。 サポート 日本 050-5212-7790 米国 1-800-674-8375 フリーダイアル 0120-966-744 メールアドレス support@scriptsasia.com 18 続いて、コンサルティング、フローの売上の内訳についてご説明させていただきます。 先ほどご説明させていただいた中で、分析サービスがメインだということもありまして、内容的にはアナリティクスの領域が、まだ 83%といったかたちになっております。 ただ、先ほどから話しているような「大規模×長期化」と言っているところは、具体的にはやはりビジネス領域のコンサルティングとか、それに伴うような AI システム実装を徐々に広げておりまして、数字としては伸びております。この領域をより広げていくことによって、顧客との中長期にわたる強固な関係がつながると思っておりまして、こちらについては引き続き強化していこうと思っております。 皆さんは 1 点、データサイエンティストの人材の確保が課題なのではないかということを気になさると思いますが、こちらについては、実は小さな案件ですと、なかなかパートナーさんを含めた体制で推進していくのは難しいです。 ただ、この大規模化が進んでいくことによって、弊社のメンバーだけではなく、外部のパートナーさんを使ったかたちで売上を伸ばしていく構図がつくっていけると考えておりまして、実際そういったかたちの推進が、昨年度から徐々に展開できております。 こういったかたちで、私たちプラス外部のパートナーとの協業により注力していきながら、人材の確保を行っていきたいのが今の状況です。 サポート 日本 050-5212-7790 米国 1-800-674-8375 フリーダイアル 0120-966-744 メールアドレス support@scriptsasia.com 19 続いて、新規/既存の売上の内訳をご説明させていただきます。 まずは、フローです。フローに関しては、先ほども話していたとおり、既存を大きく伸ばしました。どちらかというと、昨年対比でいうと 40%、既存の売上が伸びております。こちらは、やはりしっかりと、この既存の顧客との信頼関係を築けていって、そこをさらにサービスプラスアルファしていって、伸ばしていけたところが大きなポイントかと思っています。 一方で、フローの新規が減っております。こちらは、長期化しない、大規模化しないといった顧客に対しては、注力するのではなく、「大規模×長期化」を狙っていけるところをしっかりターゲットにするとした関係で、若干少なくなっていますが、どちらかというと、私たちが意図している顧客をしっかりつかめてきているという点では良かったと考えております。 ストックに関しては、既存のビジネスは若干ですけれども伸びている状況でして、新規は少しマイナスになっております。こちらは、この次のページでストックの売上内訳を使いながら、ご説明をさせていただきたいと考えております。 サポート 日本 050-5212-7790 米国 1-800-674-8375 フリーダイアル 0120-966-744 メールアドレス support@scriptsasia.com 20 先ほどご紹介させていただいた、弊社のストックサービスは、NetBase、COGNIGY、scorobo の3 本で成り立っております。 NetBase に関しては、昨年対比よりも 20%と大きく伸ばしました。scorobo に関しても、先ほど言っていた送電線が、より多くのお客様に使っていただけたことで、若干ですけれども伸びております。 一方で、COGNIGY に関しては苦戦しております。これは、ライセンス自体は伸びていますが、やはりチャットボットと同じ扱いを受けているところがあって、私どもはもっとポテンシャルがあると思っていますが、そこの訴求がなかなかまだ進んでないところと、やはり COGNIGY 自体の認知度を上げていかなければならないなというところです。 プラスアルファ、COGNIGY に関して、昨年は、この COGNIGY プラスアルファの CRM を含めたシステムを開発していたところで、一過性の大きな売上がありましたが、今年はそういったかたちではなくて、ライセンスの順調な伸びだったので、少なくなっています。 ただ、ストック全体のビジネスとしては、増収に結び付けておりますので、さらにここを伸ばしていきたいと考えております。 サポート 日本 050-5212-7790 米国 1-800-674-8375 フリーダイアル 0120-966-744 メールアドレス support@scriptsasia.com 21 続いて、売上のサービス提供先です。 こちらは、サービス業、金融業で 54%を占めております。これは先ほど話をしていた、サービス業であればリクルート様、金融業であれば資本関係のあるあいおい様であったり、創業以来一緒にお付き合いをさせていただいているアコム様だったり、EASY BUY 様が入っており、こちらについては、非常に良い関係が継続できております。 一方で、これから成長を見込んでいく領域ということで、アパレル、スーパー、コンビニが昨年大きく伸びたところを、さらに今年度も伸ばしていくと考えております。 社会インフラ、製造領域は、どちらかというと今、少しずついろいろと話していると、データ収集をやっている会社さんが結構多いです。けれども、ここからさらに、データ収集をするだけではなくて、もう一段階活用に進んでいくと考えておりまして、ここをしっかりと、私どもとしても押さえていくようなかたちで推進してまいりたいと考えております。 サポート 日本 050-5212-7790 米国 1-800-674-8375 フリーダイアル 0120-966-744 メールアドレス support@scriptsasia.com 22 続いて、TDSE を取り巻く事業環境といった観点で話をさせてください。 私どもが属している AI ビジネス市場は、調査によると、これからも大きく伸びていくと、私どもは認識しております。 一方で、私たちが今主力としている分析サービスと言っているところは、右下ですが、それほど市場が大きくない領域で戦っております。 やはり、これからこの市場規模が大きくなるような領域、特にこのプラットフォームサービスや構築サービスに踏み込んでいかなければならないというのが、私たちが感じているところです。 どちらかというと、ここに入っていく上で、私たちはここの分析サービスで培ってきた AI だとか、データ活用といった知見を切り口に差別化していきながら、このプラットフォームや構築サービスに食い込んでいこうと考えております。 サポート 日本 050-5212-7790 米国 1-800-674-8375 フリーダイアル 0120-966-744 メールアドレス support@scriptsasia.com 23 続いて、TDSE を取り巻く環境ということで、業界別にご説明させてください。 私どもが既にタッチしております社会インフラ、金融、流通、小売、製造に関しては、これからも順調な伸びを示していくと、調査の結果、捉えております。 一方で、自治体や交通、運輸といった、これから大きな市場規模があり、成長していく分野に関しては、まだまだタッチできていないところがあると思いまして、ここをさらに今後タッチしていく取り組みを詰めていかなければならないのが、私たちの認識です。 サポート 日本 050-5212-7790 米国 1-800-674-8375 フリーダイアル 0120-966-744 メールアドレス support@scriptsasia.com 24 続いて、弊社の競争優位性についてご説明させていただきます。 冒頭で、私たちは国内最高峰のデータサイエンティスト集団であるという話をいたしました。量ということでも重要ですが、やはり質を落としたくないというのは私たちの思いです。 そういった関係もありまして、採用に関しては、より優秀な大学からしっかりと採用するところを今も続けておりますし、そういった枠組みができております。 ただ、昨年から見ると増加していますが、若干増になっています。先ほど、パートナーさんを使っていくという話もしていますが、やはり自社の人間も増やしていかなければならないと考えております。 昨年から、こういったところを強化していくために、評価制度や賞与制度の見直し、さらに副業を含めた働き方の多様性、社員の皆様自身がしっかりと学んでいくための書籍購入の制度などを含めた充実度をさらに増しております。 こういったかたちで、社員の定着率をしっかりとキープしていきながら、さらに採用にもつなげていって、より獲得していきたいと考えております。 サポート 日本 050-5212-7790 米国 1-800-674-8375 フリーダイアル 0120-966-744 メールアドレス support@scriptsasia.com 25 競争優位性の二つ目、解析技術です。 私どもは今年でちょうど 10 年になりますが、10 年間ずっと、数々のプロジェクトの実績、特に今まで 300 以上、もう既に 400 近くなっていますが、こういったテーマをしっかりと、scorobox といったものでノウハウをためております。 こういったものを使って、今やっているお客様自身のプロジェクトの早期効率化をやっておりますし、高品質化といったことにつなげております。 また、これから強化していかなければならないサブスクリプションの領域に対しても、こういったノウハウがしっかり生きてくる領域だと考えており、これをしっかり使った強化をやっていきます。 先ほどちょっと話をしておりました、社員に対してもこれを活用しておりまして、こういう経験を社員の教育の中にもどんどん、どんどん取り入れておりまして、技術の浅い、経験の浅い社員でも、より早く一人前のデータサイエンティストになっていくところにも使っております。こういったかたちで、社員の育成といった分野にも効果的なものになっております。 サポート 日本 050-5212-7790 米国 1-800-674-8375 フリーダイアル 0120-966-744 メールアドレス support@scriptsasia.com 26 こういったことに取り組んでいきながら、これからやはり弊社としましては、このコンサルティングサービス、サブスクリプションサービスをそれぞれ強化していきますが、コンサルティングサービスといった部分に関しては、特にこの DX・AI コンサルティング、システム領域を強化していこうというかたちで取り組んでおります。 また、サブスクリプションサービスは、先ほど売上の実績を見ていただいたとおりですけれども、NetBase のほうが大体大きく引っ張っている一方で、2 本目、3 本目の柱をつくっていかなければいけません。今、COGNIGY の立ち上げ、そして、これからまだ開発していかないといけない部分はありますけれども、scorobo に注力していくかたちで強化していく取り組みをしていこうと考えております。 サポート 日本 050-5212-7790 米国 1-800-674-8375 フリーダイアル 0120-966-744 メールアドレス support@scriptsasia.com 27 こういったかたちで推進していく中で、2023 年度に関しましては、こちらに記載しているような数字を目指してやっていきます。 売上高については、20 億 2,000 万円、営業利益、経常利益については 2 億 2,000 万円、当期純利益については 1 億 2,000 万円といったかたちです。 売上高については、昨年に対して 17.2%伸ばしていこうと考えていますが、営業利益、経常利益に対しては微増となっております。 ここですけれども、やはりこれから私たちが、単年度ではなくて長期に成長させていくためには、やはり採用や最新技術のキャッチアップ、研究開発を中心にやっていこうと思っております。 そういったかたちで、利益の部分に関しては横ばい、微増になると思っていただければよいかと思います。 サポート 日本 050-5212-7790 米国 1-800-674-8375 フリーダイアル 0120-966-744 メールアドレス support@scriptsasia.com 28 続いて、最終的に今後、事業の直近の成長という意味では、コンサルティングサービスは、やはりさらなる「大規模×長期化」の追求をやっていきます。 具体的に直近は、この小売・流通業のニーズをしっかり取り込んで売上を伸ばしていく。二つ目、ビジネス上流から、先ほど言っていた DX・AI のコンサルティングのアプローチを強化していきます。三つ目、先ほど言ったシステム、MLOps と言っている、AI を使ったデータ基盤、開発手法のようなものになりますが、そういったものを昨年しっかりとキャッチアップしておりますので、これを使ったシステムコンサルティング系の案件を含めて獲得していくかたちで、さらなる追求をしていく。 していきます。 そして、サブスクリプションは、さらなる売上の積み増しということで、インバウンド関連、昨今コロナが収束してきているところもありまして、インバウンドのニーズも増えてくる部分があると思いますので、こういったニーズの取り込み。NetBase、COGNIGY に関する代理店の拡大を実施三つ目、既存サービスを、去年、NetBase、COGNIGY に関連した SNS リンクというインフルエンサーの分析サービスや、QA ジェネレーターといった、文章を読み込んで Q と A をつくる仕組みを作成しております。こういったものをもう少し拡張していきながら、さらなるサブスクリプションの売上につなげていこうというのが、私たちが直近で考えていることです。 サポート 日本 050-5212-7790 米国 1-800-674-8375 フリーダイアル 0120-966-744 メールアドレス support@scriptsasia.com 29 最後ですけれども、これからちょうど私ども、今年で創業 10 周年という節目の年になります。昨年から社員のベクトルを合わせていきながら、さらなる成長を目指していこうと考えておりまして、去年は、Mission・Vision・Value を新しく制定しました。 そして、社名についても、TDSE というかたちで短縮していきながら、皆様になじみやすいようにしていきました。ここからさらにギアを変えて、成長に向けた加速をしていきたく、今後、どういうかたちで推進していくかを、さらに中計のようなかたちで皆さんに報告していきたいと考えておりますので、ぜひご期待ください。 私ども、こういったかたちで今は推進していますが、社員一丸となってやっていきますので、何とぞご声援をよろしくお願いいたします。 以上になりますが、長い間ご清聴いただきまして、誠にありがとうございました。 司会:東垣様、ありがとうございました。 サポート 日本 050-5212-7790 米国 1-800-674-8375 フリーダイアル 0120-966-744 メールアドレス support@scriptsasia.com 30 質疑応答 ございます。 司会 [M]:それでは、これから質疑応答といたします。ご質問のある方は、挙手を願います。 質問者 [Q]:本日はありがとうございました。1 点、数字のところで教えていただきたいところが今期見通しを 20 億円で挙げられております。それで、私がこれまでのトレンドを見たときに、2020 年 6 月のクォーターから、ずっと右肩上がりで売上高が伸びてこられている印象を持っています。ここで出されている数字を拝見すると、もちろんこの 20 億円も難しい目標であるとは思いますが、この右肩上がりのトレンドからすると、もう少し良い数字が期待できたのではないかと思っていますが、この辺りはどういうお考えか、少し詳しくお聞かせいただけますでしょうか。 東垣 [A]:ありがとうございます。特に売上といったところのイメージですか。なるほど。そうですね、売上のところに関しましては、こちらですね。実際は、もともと上下と言っているところの偏重が大きくなっているところがあって、特にこの下期にかけてぐっと伸びたところがあると思います。 一方で、先ほど言っていた、人材が中心のコンサルティングのビジネスといったときに、実際としては 3Q、4Q のところって、結構非常に大きな稼働をやっておりまして、ここからさらにもう一段階伸ばすときに、社員の数やパートナーさんをもう一段階強化していかないと伸ばしていけないというところがあります。 今、実際、パートナーさんとの協業をどんどん、どんどん強化しておりまして、そこはこちらに書いてあるとおり、さらに人材強化専門のというところを私どもも対応をつくっておって、採用と、さらに外部パートナーさんとの連携を強化しているので、ここさえしっかり行くようなかたちを取っていって上を伸ばしていくイメージです。 なので、さらに伸びていくかもしれませんが、そこはしっかりと状況を見極めながら、皆様の期待に沿えるようにやっていければと考えております。大丈夫でしょうか。 司会 [M]:それでは、他にご質問のある方、いかがでしょうか。 質問者 [Q]:どうもありがとうございます。先ほど来、パートナーというお話がありましたけれども、パートナーはどんなところなのか。御社よりずっと大きいような IT の企業さんなのか、あるサポート 日本 050-5212-7790 米国 1-800-674-8375 フリーダイアル 0120-966-744 メールアドレス support@scriptsasia.com 31 いは、どちらかといえば小ぶりで、技術的にすごく優れているところなのか、どんなところなのかを教えていただけますでしょうか。 東垣 [A]:どちらかというと、上場しているような、人材派遣をしている会社様ともタッグを組んでおりますし、私たちよりももっと小さな企業の会社様とも組んでおります。特に今、AI の企業って小さな会社様がいろいろと出てきている中で、やはり製品をつくっていくだけではやっていけないよねと思っている会社様がいっぱいあって、やはりこういうフローのビジネスをかませながら一緒にやっていく会社が増えております。 そういったところとも、より一緒にビジネスをやっていけないかということをやっておりまして、私も若いので、いろいろな経営者の方とやりとりをしていきながら、そういう人たちを一緒にジョインしていきながら成長させられないかといった構図でやっております。 質問者 [Q]:ありがとうございます。きょうの資料の 34 ページのところに、業界比較を載せていただいていますが、御社はこれからどんどん、どんどん上に行かれるのではないかと期待しています。御社から見られて、どんなところみたいになりたいのか、あるいは、すごいなこの会社と思っていらっしゃるようなところは、どんなところなのかを教えていただけますでしょうか。 東垣 [A]:こんな会社になりたいと言われると、すごく難しいところがありますが。やはりフローのビジネスという観点では、ブレインパッド、ALBERT は、やはり大手としてしっかり提携を結んでいっている部分では、こういったところが参考にできます。 サポート 日本 050-5212-7790 米国 1-800-674-8375 フリーダイアル 0120-966-744 メールアドレス support@scriptsasia.com 32 ただ、私たち、さらにこれだけではなくて、製品だったりというところを強めていくという観点では、やはり FRONTEO さんだったりとか、PKSHA さんのような、業界を含めたストックのビジネスをしっかりと伸ばしているところなので。こういう FRONTEO さんとか、このブレインパッドさんのちょうど間というか、そういったものをくっ付けたもので推進していきたいのが、この中で挙げるのであれば、そういうイメージかと考えております。 質問者 [M]:どうもありがとうございます。 司会 [M]:では、次の方。 質問者 [Q]:前期の業績がすごく大きく増えたというご説明、すごく分かりやすかったですが、その前の数期間、しばらく売上が横ばいだと。逆に言うと、その前の数期間で少し足踏みされていた要因が何だったのかという質問が一つ。 あとは、今回大きく伸びたことの一つの理由に、案件の規模が大きくなったというお話がありましたが、その大きな案件というのは全く分からないので、どのくらいの金額規模のものなのかというところを教えてください。 東垣 [A]:分かりました。ありがとうございます。上場した後、少し直近、足踏みしたところと言っているのは、大企業様との付き合いというところもある一方で、まだ細かい PoC のようなものを売上として取っていくようなことをやっていますが、これは実は短期間で終わってしまうケースが大半でした。 なと思っております。 い。 これは、例えば私たちですと、契約が 3 カ月、半年といったかたちで回転していく中で、半年取って半年空いてといった、リソースの効率性のような観点から言うと、非常によろしくなかったのかそうした中で、やはりこのリソースの効率性を人のビジネスである中で上げていくには、一番良いのは、簡単に言うと大企業様と一緒に、帯でずっと入っていくという構成をつくらなければならな先ほども話していた、こういう帯の構成がつくっていけないと、なかなかパートナーさんと一緒に組んでいくと言っても、パートナーさんもやはり、長い間一緒にやっていくビジネスを求めていく傾向がありまして、すぐに終わってしまうというところではなく、そういった関係をつくっていくことが重要です。そこをもう一段階、やはり問題だなと思っておりまして、社長になってから「大規模×長期化」なのだということをうたっております。そういったかたちで、推進をうまくしていったところが、一つの大きなポイントだと考えております。 サポート 日本 050-5212-7790 米国 1-800-674-8375 フリーダイアル 0120-966-744 メールアドレス support@scriptsasia.com 33 あとは、この直近、コロナが少しあったときに、やはりちょっと減ったところがあって、これはもう投資が抑制されたというところです。分かりやすく言うと、例えば、さっき言ったリクルートさんでも、旅行関係はやはり大きく下がったりしているところがあったので、そこは影響を受けたところは正直いろいろとあります。 そういった関係で横ばいになっていますが、やはりやっていくべきは、このコンサルティングでより大きな顧客をしっかりとつかまえて、帯でいくのが大事だと考えていて、それを今、ちょっとずつかたちができてきたというイメージを持っております。 大規模と言っているのは、私たちが今やっているコンサルティングのビジネスで言いますと、大体年間の売上が 1 億円から 2 億円ぐらいの顧客をたくさん持っていくもののイメージかと思ってもらえればいいです。 これは大体、単月で見ると 10 人とか、そういった体制がしっかりとずっと帯で入っていく中で、その中にパートナーさんを組み合わせていって、うまく膨らませていくというイメージを持っていただけるといいと思います。 ここをやっていくために、いろいろなテーマを企業内で膨らませていくことが非常に重要でして、さっき言っていたテーマ出しというか、ビジネス上の課題をどう広げていくかというところをつなげていきながら、このテーマをいかに流していき、このテーマから、さらにそういう業務システムにつなげていくというか、AI を組み込んだシステムに積み込んでいくことをイメージしていくところが、私たちがやっていこうとしているものになります。 質問者 [Q]:帯でというのは、説明としては非常に分かりやすいですけれど、金額が張ることもあって、そういったお客様の受注を見つけて獲得していくのは簡単ではないと思いますが。 東垣 [A]:そうですね。 質問者 [Q]:それが実現できた最大の理由は何なのでしょうか。 東垣 [A]:やはり、これはすぐに獲得できているというわけでは正直ないです。さっきから言っているように、ちょっとずつ広げていっている感じです。各社さんにちょっとずつ私たちの技術力の高さや、今、社員の中にも、技術だけではなくて、もうちょっとビジネス的な提案をしっかりつなげていくのだというのをやっていって。草の根的にはなりますが、しっかりとそういった取り組みとマインドを社員にも入れていきながら、成長させていくというかたちで広げているイメージです。 サポート 日本 司会 [M]:他にご質問のある方はいらっしゃいますでしょうか。 050-5212-7790 米国 1-800-674-8375 フリーダイアル 0120-966-744 メールアドレス support@scriptsasia.com 34 質問者 [Q]:もう一度、すみません。先ほどは競合の話もありましたが、例えばチャットボットだとか、今非常にいろいろな会社がやったりしていると思いますが、こういった面で打ち勝っていく御社の技術力のバックグラウンドと、技術的にどんなところが優れているのかというところをご解説いただけますでしょうか。 東垣 [M]:チャットボットにこだわらずでいいですか。 質問者 [M]:構いません。 東垣 [A]:私たちは、どちらかというと、やはり最新の技術をキャッチアップしていくことで、より巧みな領域を目指していくところに、まず強みを持っていきたいと思っています。 特に、他社さんとの差別化ということで言うと、やはりどこかの領域にフォーカスするというよりは、いろいろな業界、いろいろな業種の横のつながりと、横に持っているものをこっちの業界でさらに生かしていけるというものが、いろいろとありまして。そういったものを、さらに私たちがいろいろな業界をやっているからこそ分かるデータ活用方法論を、さらに顧客に提供していくところを強みに、他業種の事例を含めたものとその技術力で、優位性をしっかりと築いていきたい。 あとは、先ほども言っている、いろいろな多くのテーマに対しての知見を集めていく中で、いかに効率よく、高品質につくっていくかが勝負になってくると思っております。そういったノウハウをしっかりと蓄積をしているところがありまして、10 年間、やはりやってきた結果がありますので、そういったものをさらに突き詰めていきながら、どんどん、どんどん顧客に提供していきたいです。 ただ、人と言っているビジネス自体は、やはり人の頭数掛ける単価と言っているビジネスモデルからは抜け出せなく、もう一段階、私たちがさらに長期的に成長していくためには、サービスづくりだとか、製品づくりといったものを根気よくやっていきながら、人に依存しないようなかたちでの成長をやっていかざるを得ないなと思っています。 このノウハウをさらに製品に乗せて、一企業の中に 1 個ずつ入れていくのではなく、ある領域に対して、ネットですが、こういう領域に対しての強みのような製品を、より幅広く展開していけると、さらに自分たちの強みを広げていけるのではないかと考えている次第です。 司会 [M]:他に質問がある方はいらっしゃいますでしょうか。 それでは、ご質問はないようですので、以上をもちまして、TDSE 株式会社様の IR ミーティングを終了いたします。 サポート 日本 050-5212-7790 米国 1-800-674-8375 フリーダイアル 0120-966-744 メールアドレス support@scriptsasia.com 35 本日は、ご参加いただき、誠にありがとうございました。 東垣 [M]:どうもありがとうございました。 [了] 脚注 ______________ 1. 音声が不明瞭な箇所に付いては[音声不明瞭]と記載 2. 会話は[Q]は質問、[A]は回答、[M]はそのどちらでもない場合を示す サポート 日本 050-5212-7790 米国 1-800-674-8375 フリーダイアル 0120-966-744 メールアドレス support@scriptsasia.com 36 免責事項 本資料で提供されるコンテンツの信憑性、正確性、完全性、最新性、網羅性、適時性等について、当社は一切の瑕疵担保責任及び保証責任を負いません。さらに、利用者が当社から直接又は間接に本サービスに関する情報を得た場合であっても、当社は利用者に対し本規約において規定されている内容を超えて如何なる保証も行うものではありません。 本資料または当社及びデータソース先の商標、商号は、当社との個別の書面契約なしでは、いかなる投資商品(価格、リターン、パフォーマンスが、本サービスに基づいている、または連動している投資商品、例えば金融派生商品、仕組商品、投資信託、投資資産等)の情報配信・取引・販売促進・広告宣伝に関連して使用をしてはなりません。 本資料を通じて利用者に提供された情報は、投資に関するアドバイスまたは証券売買の勧誘を目的としておりません。本資料を利用した利用者による一切の行為は、すべて会員自身の責任で行っていただきます。かかる利用及び行為の結果についても、利用者自身が責任を負うものとします。 本資料に関連して利用者が被った損害、損失、費用、並びに、本資料の提供の中断、停止、利用不能、変更及び当社による本規約に基づく利用者の情報の削除、利用者の登録の取消し等に関連して会員が被った損害、損失、費用につき、当社及びデータソース先は賠償又は補償する責任を一切負わないものとします。なお、本項における「損害、損失、費用」には、直接的損害及び通常損害のみならず、逸失利益、事業機会の喪失、データの喪失、事業の中断、その他間接的、特別的、派生的若しくは付随的損害の全てを意味します。 本資料に含まれる全ての著作権等の知的財産権は、特に明示された場合を除いて、当社に帰属します。また、本資料において特に明示された場合を除いて、事前の同意なく、これら著作物等の全部又は一部について、複製、送信、表示、実施、配布(有料・無料を問いません)、ライセンスの付与、変更、事後の使用を目的としての保存、その他の使用をすることはできません。 本資料のコンテンツは、当社によって編集されている可能性があります。 サポート 日本 050-5212-7790 米国 1-800-674-8375 フリーダイアル 0120-966-744 メールアドレス support@scriptsasia.com 37

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