UTグループ(2146) – UTグループ、半導体製造装置エンジニアの輩出人数1,000人を突破

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開示日時:2022/06/06 14:00:00

損益

決算期 売上高 営業益 経常益 EPS
2018.03 8,175,150 519,714 527,052 87.12
2019.03 10,110,300 808,800 820,900 123.07
2020.03 10,119,100 804,400 694,700 111.71
2021.03 11,513,100 716,800 728,800 106.53

※金額の単位は[万円]

株価

前日終値 50日平均 200日平均 実績PER 予想PER
2,503.0 3,488.52 3,485.765 44.33 12.56

※金額の単位は[円]

キャッシュフロー

決算期 フリーCF 営業CF
2018.03 457,070 494,218
2019.03 632,100 686,400
2020.03 327,300 350,900
2021.03 637,300 665,400

※金額の単位は[万円]

▼テキスト箇所の抽出

報道関係各位 2022 年 6 月 6 日 UTグループ株式会社 UTグループ、半導体製造装置エンジニアの輩出人数 1,000 人を突破 ~ 2025 年までに 5,000 人の即戦力輩出に向け、実用性の高い教育カリキュラムにアップデート ~ 製造及びエンジニア領域において無期雇用派遣を手掛けるUTグループ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長兼 CEO:若山陽一、以下 UTグループ)の 100%子会社であり、マニュファクチャリング事業を中心に事業を展開しているUTエイム株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長 筑井信行、以下 UTエイム)では、2022 年4月 30 日時点において、当社が運営する半導体製造装置エンジニア(※1)を育成するための専門研修施設「テクノロジー能力開発センター」を卒業したエンジニア社員数(※2)が 1,000 人を突破しました。 クリーンルーム内での研修風景 現在日本国内では、半導体産業の復興や長期的な成長に向け、産官学が連携して人材育成に取り組む一方で、製造設備・装置の管理や生産計画を立てるための知識やスキルを持ったエンジニアの人材不足が以前より常態化しており、生産体制の強化を進める上で今なお大きな課題となっています。 現状に至る以前に、UTエイムでは半導体関連の顧客企業の要請を受けて、2020 年 12 月の岩手県北上市を皮切りに、2021 年3月に三重県四日市市と熊本県熊本市、6月には大阪府大阪市と、計4拠点に「テクノロジー能力開発センター」を開所しました。当施設では、経済産業省が人材ニーズに挙げている「設備保守・保全エンジニア」をはじめ、「フィールドエンジニア」や「プロセス補助エンジニア」を育成し、顧客企業へ配属しています。 卒業生のプロフィール テクノロジー能力開発センターで研修を受ける社員(無期雇用)は、3万人(※4)を超えるUTグループの技術職社員の中からキャリアチェンジを行っており、新卒採用・中途採用者だけでなく、自動車や電子部品など様々な産業で製造現場のオペレータを担当してきた人材が多くを占めています。エンジニア未経験者を対象とした顧客企業のニーズに沿った技能教育により、長期的な成長が見込まれる半導体産業においてエンジニアとしてのキャリアパスを歩んでいます。 教育カリキュラムについて 顧客企業への事前ヒアリングに加え、現在顧客先に配属されている社員へのアンケートをもとに開発しており、日々変わる顧客企業からのニーズや卒業生からのフィードバックも反映し、カリキュラムを アップデートしています。 派遣する社員には、「半導体へ関心を持ってもらい、仕事に対するモチベーションを高めてもらいたい」という顧客企業からの意向もあり、基礎的なコミュニケーション能力や問題解決力、PDCA を回す力やセルフマネジメント力など、社会人として仕事をしていく上で大切な力から教育し(1階部分)、その上で各々の職場に必要な職種別の専門スキルの習得(2階部分)をフォローする体制を整えています。 研修では、半導体製造装置エンジニアの中の3職種(1.装置の組立・現地据付・稼働調整を行う職種、2.装置の保守・点検・メンテナンスを行う職種、3.生産プロセスの監視や装置の評価・解析・改善 を行う職種)の知識、スキルをそれぞれ 15 日間で習得できます。指導するトレーナーは半導体業界で豊富な経験を積んだ、教育・指導技術に長けた人材を配属しています。 2025 年3月末までに、半導体製造装置エンジニアの輩出数 5,000 人を目標とし、半導体業界で即戦力として活躍できる人材を継続的に育成してまいります。また、研修の効率化、知識やスキル習得の効果向上を目指し、以下の通り、教育カリキュラムのアップデートを行ってまいります。 今後の予定 ① VR 研修の導入 7月までにテクノロジー能力開発センター全4拠点での導入を予定しています。 VR 研修では、実際に現場で行う作業をリアルに体験するために、ネジや工具の特徴・使い方の学習、クリーンルームでの作業、高所や感電など作業時の危険について、五感を使って学習できるコンテンツを用意しています。VR での体感学習を通じて、研修後の即戦力化を目指しています。 また、テクノロジー能力開発センターへ入所前の社員向けにも VR による導入研修を行い、事前に知識をつけることで 15 日間の本研修で効率的にスキルを習得する狙いがあります。 (参考)VR 研修コンテンツ ネジ学習 :ネジ、ボルトの材質や特徴をゲーム感覚で学びます。 工具基礎 :工具の使い方の基礎を良い例・悪い例を交えながら学びます。 高所作業 :落下防止器具(フルハーネス)の説明やハシゴから落下する危険を学びます。 グレーチング:クリーンルームの床開放作業時における危険や正しい対応方法を学びます。 感電 :家庭編–身近で起こる感電の危険を学びます。 クリーンルーム編–メンテナンス作業時に起こる感電の注意点や正しい対応方法を学びます。 異音 :五感を磨き、クリーンルーム内で発生する異常音やその修復方法などを学びます。 ② 配属される顧客企業の作業工程に合わせた専門教育 今期からは、実際の配属先に合わせた専門性の高い応用研修(3階部分)の開始を予定しています。 半導体製造における作業は 10 工程(※5)と多岐に渡り、テクノロジー能力開発センターで研修を受ける社員は、研修時に配属される顧客企業および作業工程が決まります。実際に配属される顧客企業の職場で使用している部品・材料を研修で扱うことで、配属時までに専門性や技術力を高めることが可能になります。 設備保守・保全エンジニア/プロセス補助エンジニアの配属先作業工程例 (※1)半導体の製造過程で設備や装置の管理、生産性向上のための計画を立てるための知識やスキルを持ったエンジニア (※2)顧客への派遣・請負社員数 (※3)2022 年4月末時点の半導体製造装置エンジニア (※4)2022 年3月末時点で 31,636 人 (※5)設備保守・保全エンジニア/プロセス補助エンジニアの場合 会社概要 会社名 : UTグループ株式会社(東証プライム市場上場) HP : https://www.ut-g.co.jp/ 所在地 : 東京都品川区東五反田一丁目 11 番 15 号 電波ビル 6 階 代表者 : 代表取締役社長 兼 CEO 若山陽一 設立 : 2007 年 4 月 2 日 資本金 : 6.8 億円 事業内容: 製造・設計・開発・建設分野等の 無期雇用派遣事業 従業員数: 38,527 名(連結)(2021 年 3 月末現在) <本件に関するお問い合せ先> UTグループ株式会社 経営改革部門 コミュニケーション戦略ユニット 広報セクション 電話:03-5447-1710(代) E-mail: prer@ut-g.co.jp 以上

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