東洋刃物（5964） – 2023年３月期通期連結業績予想の公表及び中期経営計画の見直しに関するお知らせ

2022 年６月３日 会 社 名 東 洋 刄 物 株 式 会 社 代表者名 代表取締役社長 清野芳彰 （コード番号 5964 東証スタンダード） 問合せ先 執行役員管理部次長 保原晶 （ T E L （ 022） 358‐ 8911） 各 位 2023年３月期通期連結業績予想の公表及び中期経営計画の見直しに関するお知らせ 当社は、最近の業績動向を踏まえ、2022 年５月 13 日に公表いたしました「2022 年３月期決算短信〔日本基準〕（連結）」において未定としておりました 2023 年３月期の業績予想を公表すること、及び 2020 年３月 27 日に公表し、2021 年５月 14 日に見直しを行った中期経営計画（2020 年４月～2023 年３月）につきまして、再度見直しをすることを、本日開催の取締役会において決議しましたのでお知らせいたします。 記 １．2023 年３月期通期の連結業績予想について (1)2023 年３月期の連結業績予想数値の修正（2022 年４月１日～2023 年３月 31 日） 売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属１株当たり する当期純利益 当期純利益 前回発表予想(A) 百万円 百万円 百万円 百万円 － － － － 円 銭 － 今回発表予想(B) 5,310 279 260 190 － 減額(B-A) 増減率 (％) (ご参考)前期通期実績 （2022 年３月期） (2)修正の理由 － － － － － － － － 5,185 348 925 471 329.11 2023 年３月期の連結業績予想につきましては未定としておりましたが、現時点で入手可能な情報や予測等に基づき上記の通りに公表いたします。 新型コロナウイルス感染症拡大の影響による製造設備の輸送及び出向予定社員の査証取得の 遅延等による杭州東洋精密刀具有限公司の操業の一部に遅延が生じております。また、生産見直し活動の推進により原価率の低減を図っている一方で、ロシア・ウクライナ情勢等を背景に原材料、消耗副資材、電力等の資源高騰が利益を圧迫するなど、厳しい状況が続くことが予想されます。 ２．中期経営計画の見直し (1)中期経営計画の期間 中期経営計画は、2020 年４月１日から 2023 年３月 31 日までの３カ年計画で変更ありません。 (2)数値目標 当社といたしましては、「１.(2)修正の理由」に記載のとおり、新型コロナウイルス感染症拡大やロシア・ウクライナ情勢による影響を考慮すると、中期経営計画の最終年度となる 2023 年３月期の中期経営計画の達成は困難であると判断し、上記の 2023 年３月期の業績予想のとおり修正いたします。見直し後の中期経営計画は、計画最終年度の 2023 年３月期において、連結売上高は 2020 年３月期の 4,920 百万円から 390 百万円増の 5,310百万円、同営業利益は 164 百万円から 115 百万円増の 279 百万円、同率は 3.3％から 2.0 ポイント改善の 5.3％を、同経常利益は 120 百万円から 140 百万円増の 260 百万円、同率は 2.4％から 2.5 ポイント改善の 4.9％を、親会社株主に帰属する純利益は 68 百万円から 122 百万円増の 190 百万円、同率は 1.4％から 2.2 ポイント改善の 3.6％を、また生産性及び効率的な資産運用が重要との認識のもと、総資産利益率（ROA)を継続して展開し5.0％以上を目指してまいります。 単位：百万円 2020 年３月期 2023 年３月期 （実績） （計画最終年度） 連結 売上高 営業利益 同率 経常利益 同率 親会社株主に帰属する当期純利益 同率 総資産利益率 注：総資産利益率は、経常利益ベース (3) 重点施策 4,920 164 3.3％ 120 2.4％ 68 1.4％ 1.8％ 5,310 279 5.3％ 260 4.9％ 190 3.6％ 5.0％以上 当社は、本中期経営計画を、2025 年に迎える創立 100 周年へ向けた成長の基盤として位置付けており、その基本目標を達成するために(1)収益性・市場性を念頭に置いた事業ポートフォリオを改めて見直したうえで、情報産業用刃物、製紙パルプ用刃物、精密部品関連を最重点品種とし、(2)生産性を重視した生産体制の構築、並びに(3)研究開発への設備投資及び早期製品化に重点的に取り組んでおります。また、環境問題への取り組みを強化するため、当社グループの緑化事業を通して、CO2 削減等環境対策への取り組みの継続に加え、産学共創のプログラムに参画し、SDGs への取り組みを実施しております。 以上