大興電子通信（8023） – 2022年３月期決算説明会、長期ビジョン「CANVAS」と中期経営計画「CANVAS ONE」説明会資料

2022年3月期決算説明会長期ビジョン「ＣＡＮＶＡＳ」と中期経営計画「ＣＡＮＶＡＳ ＯＮＥ」説明会資料６９期2022年6月1日大興電子通信株式会社目次12342022.3月期 決算概要中期経営計画 D’sWAY ３ｒｄステージの結果中期経営計画 D’sWAY ６年間の結果長期ビジョンと新中期経営計画 「CANVAS」【ご参考】当社グループの特長©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．2022112022.3月期 決算概要©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．20222業績ハイライト売上総利益率の改善により営業利益が増加68期:1,126百万円 ⇒ 69期:1,560百万円（+38.5%）68期構造改革により発生した事業整理損(1,696百万円)がなくなったことで当期純利益が増加68期:△452百万円 ⇒ 69期:1,233百万円民需へのリソースシフトにより大型案件獲得など収益基盤強化が進む©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．2022©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．20223ビジネスハイライト適格請求書発行事業者／電子帳簿保存法対応EDIサービス「EdiGate for INVOICE」販売開始参考URL https://www.daikodenshi.jp/solution/edigatepost/edigate-for-invoice/クラウド型情報配信ソリューション「i-Compass」に『WEB雇用契約』ならびに『入社手続き機能』を追加参考URL https://www.daikodenshi.jp/solution/i-compass/東京商工会議所様と提携し、サイバーセキュリティ対策ソフト「AppGuard」、「QUALiTY SUITE エンドポイントサービス」を会員企業様向けに提供参考URL https://www.daikodenshi.jp/wp-content/uploads/2021/09/20211001_press-release_appguard.pdf日本でいちばん大切にしたい会社「審査員特別賞」受賞参考URL https://www.daikodenshi.jp/wp-content/uploads/2022/02/c4d40654d5d393cbdc39f32167359586-1.pdf4©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．2022©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．2022損益計算書単位／百万円©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．202252021.32022.3増減額前期比業績予想業績予想比受注高34,01535,0481,033103.0%ーー売上高36,27335,472△ 80197.8%38,000△ 2,528売上総利益8,3908,753363104.3%ーー販売費及び一般管理費7,2647,193△ 7199.0%ーー営業利益1,1261,560434138.5%1,300260（営業利益率）3.1%4.4%+1.3Pー3.4%+1.0P親会社株主に帰属する当期純利益△ 4521,2331,685ー880353クラウドシフトによる市場動向の変化、電子部品の不足によるハードウェアの納品遅れにより減少事業部門別売上高の状況■情報通信機器■ソフトウェアサービス民需部門ならびにストックビジネスが順調に推移したことにより増加■保守サービス■ネットワーク工事情報通信機器の設置サービス減少により微減既存顧客を中心に販売が順調だったことにより増加45,00040,00035,00030,00025,00020,00015,00010,0005,00003,241 4,996 2,913 5,684 3,168 4,965 12,453 3,297 5,106 12,472 13,430 15,593 17,703 17,771 単位／百万円2,831 5,728 2,915 5,705 3,058 5,789 18,880 13,488 11,113 10,186 11,617 11,281 10,009 9,081 2016.32017.32018.32019.32020.32021.32022.3情報通信機器ソフトウェアサービス保守サービスネットワーク工事©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．20226営業利益の変動要因単位：百万円2021.32022.3©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．20227ｸﾞﾙｰﾌﾟ会社利益増その他連結調整127▲20内部生産増等109売上総利益増経費減203131,5601,126当期利益の変動要因単位：百万円営業利益増434営業外損益減-22退職給付制度改定益92法人税等増▲ 57768期事業整理損（公共ビジネス一部撤退）1,696その他622022.32021.3©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．20228▲ 4521,233△452貸借対照表単位／百万円現預金増加：営業CF+2,269百万円/投資CF△78百万円/財務CF△1,085百万円自己資本比率増加：総資産が増加するも、純資産の増加により+3.5P単位／百万円©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．202292021.32022.3増減額前期比流動資産16,31617,013697104.3%　現金及び預金6,4197,5291,110117.3%　仕掛品856605△ 25170.7%固定資産7,4697,163△ 30695.9%資産合計23,78624,177391101.6%流動負債9,8439,393△ 45095.4%固定負債5,7685,637△ 13197.7%純資産8,1739,146973111.9%負債純資産合計23,78624,177391101.6%自己資本比率34.2%37.7%+3.5Pー2中期経営計画 D’sWAY ３ｒｄステージの結果©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．202210D’sWAY ３ｒｄステージの目標値と結果2020年5月の決算説明会にて公表後、2021年5月に修正2022.3当初目標2022.3修正後目標売 上 高40,00038,000営 業 利 益営 業 利 益 率当 期 利 益ＲＯＥ自己資本比率1,5003.8%1,05012.3%30.0%1,3003.4％８８０9.9％35.5％単位:百万円結果35,4721,5604.4％1,23314.3％37．7％©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．202211D’sWAY ３ｒｄステージの重点施策目標2020年5月の決算説明会にて公表単位:百万円施策2020.32022.3 目標ストックビジネス拡大10,00014,000特化ビジネス強化4,000新規ビジネス（IoT）の強化115セキュリティビジネス拡大1,100M&Aによるグループ増強3,0005,0001,0002,0004,000©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．202212各重点施策の達成状況2022.3 年間売上目標額に対する達成状況ストックビジネス特化ビジネス漁協ビジネス1.7rBOMその他11.8新規ビジネス3.7セキュリティビジネスM&A2022.3目標134140億円39.350億円25.8（RetailFocus 2.0,EDI 11.9 ,会計・人事 9.4,i-Compass 2.5）1634©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．202210億円20億円40億円13重点施策 ストックビジネスの拡大取組成果・新クラウドサービス開発と拡販・新運用サービス開発（SE保守とDSSの統合サービス）・i-Compass１００万IDに向けたソリューション強化・ストック連結売上高前期比＋1.5P・連結売上高に占める比率 36.3％⇒37.7％（前期比+1.4P）・新運用サービス『D-Support』の販売開始達成率95.7%TARGET140億134億©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．20222022.3実績2022.3目標14重点施策 特化ビジネス取組・従来の個別受注生産に特化した業務システムからハイブリッド生産にも対応・周辺業務をサポートするオプション群の拡充も行いお客様層を拡大成果Ｄ’sWAY 3rd.(2021.3期～2022.3期)では154%の売上伸長１１．８億参考URL https://www.daikodenshi.jp/solution/rbom/©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．2022達成率78.5%TARGET15億2022.3実績2022.3目標15重点施策 特化ビジネス（漁協）取組成果・九州地区の市場占有率を向上させ全国展開に着手・FCAP販売を通した水産業に対する知見をもとに、スマート水産業※に参画・沖縄を除く九州地区205漁協の市場占有率19%・予定していた既存漁協のリプレイスが完了し、全国約460漁協の新規漁協攻略にシフト※スマート水産業は、水産庁が推進する以下の取組みです。・ICT を活用して漁業活動や漁場環境の情報を収集し適切な資源評価・管理を促進・生産活動の省力化や操業の効率化、漁獲物の高付加価値化により、生産性を向上１．７億達成率55.2%TARGET3億2022.3実績2022.3目標参考URL https://www.daikodenshi.jp/solution/fcap/©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．202216重点施策 新規ビジネス（IoT）取組成果DX企業としてお客様活動を支える取り組みの実践・現場実践（社内・外）をベースにした各種DX/IoTソリューション開発・提供・DXエバンジェリスト活動の展開（講演数 124回/年）、DX事例集の活用・次世代技術の習得による付加価値の高いサービスの提供・社内実践からの各種IoTソリューションの提供開始(IoW,NextTOS,他)・先端技術者の育成（ EDA技術者 11名、AI技術者 9名)・2022年3月末の手持案件数が倍増※NextTOS：従来のTOS（TOTAL OFFICE SERVICE）に加え、働き方改革をテーマにメニューを追加したサービス３．７億2022.3実績達成率37.1%参考URL https://www.daikodenshi.jp/solution/ai_iot/©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．2022TARGET10億2022.3目標17重点施策 セキュリティビジネス取組成果・テレワーク、ゼロトラストへ対応する提案⇒取扱商材12製品追加・新規獲得・認知度向上施策としてウェビナー・イベント開催開催数約40回（2020.3期～2022.3期）・リセラーと連携したAppGuardの更なる拡販・セキュリティビジネス売上伸長 11億⇒16億（前期比+5億）・AppGuard導入社数 9,821社（前期比 +4,720社）・大規模案件獲得（8千ユーザ規模）達成率81.5%TARGET20億１６億2022.3実績2022.3目標©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．202218重点施策 M&Aによるグループ増強（人財確保）DAiKO2 0 1 5 . 3 末 9 6 5 名2 0 2 ２ . 3 末 1 , 2 1 2 名 ※※名古屋総合システム、DAIKO GLOBAL MARKETING除く事業内容人員大興テクノサービス大興ビジネスAppguard MarketingDSR （2019.2 連結）アイデス （2019.2 連結）ディ・ネットワークス（2019.11 連結）名古屋総合システム（2022.4 連結）情報通信システムの導入および運用支援、保守、工事システム開発要員を中心とした総合的人材サービス革新的エンドポイントプロテクション「AppGuard®」の導入・販売保険・共済システムを中心としたシステムのトータルサービスシステム開発ならびにアウトソーシングサービス電話交換機の販売、設計施工、保守などの電気通信工事システム開発ならびにシステムエンジニアリングサービス109名116名9名148名81名35名59名12名（非連結）Daiko Global MarketingIT機器・ソフトウェア販売、導入、保守 ネットワーク工事©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．2022193中期経営計画 D’sWAY ６年間の結果（2016-2022）©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．202220連結業績推移①構造変革により安定した売上を確保売上高単位／百万円中期経営構想 『D’sWAY』 2016.3-2022.345,00040,00035,00030,00025,00020,00035,317 32,713 30,700 31,063 33,286 35,474 36,273 35,472 41,217 2014.32015.32016.32017.32018.32019.32020.32021.32022.3※2020年3月期はWindows7のEOS特需による増収©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．202221連結業績推移②体質改善効果で収益性が伸長2016年からの年平均成長率(CAGR）は23.5％営業利益単位／百万円中期経営構想 『D’sWAY』 2016.3-2022.33,0002,0001,0000△520(1,000)2,079 1,560 1,002 1,126 440 484 565 19 2014.32015.32016.32017.32018.32019.32020.32021.32022.3©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．2022226年前と現在との比較D’sWAY6年間の正しい経営の積み重ねで、安定性・成長性・収益性・生産性を確保。安定性成長性収益性生産性CANVAS©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．2022©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．2022232016年3月期2022年3月期改善伸長率自己資本比率14.0%37.7%23.7ptｰ流動比率137.6%181.1%43.5ptｰ売上高30,701百万35,472百万4,771百万115.5%売上総利益6,201百万8,753百万2,552百万141.2%売上総利益率20.2%24.7%4.5pt-営業利益440百万1,560百万1,120百万354.5%営業利益率1.4%4.4%3.0pt-自己資本当期純利益率（ROE）14.5%14.3%△0.２pt-投下資本利益率（ROIC）4.5%9.6%5.1pt-営業ｷｬｯｼｭﾌﾛｰ456百万2,269百万1,813百万497.6%従業員数953人1,212人259人127.2%一人当 売上総利益6,507千7,222千715千円110.9%一人当 営業利益462千1,287千825千円278.6%経営革新とコーポレートガバナンスD’sWAYの6年間で経営革新が進みコーポレートガバナンスが向上。経営革新（事業革新）2016年5月 「継続企業の前提に関する重要事象等」の記載解消2017年10月 サイバーセキュリティ製品 「AppGuard®」の販売開始2018年4月 タイ現地法人「DAIKO Global Marketing」設立事業提携と新規ビジネスの実施（DIT社、カラタレ、DD-CONNECT他）M&Aによるグループ会社の再編（株式譲渡、株式取得）を随時実施2021年3月 公共ビジネスからの一部撤退とリソースシフト開始2022年3月 ストックビジネスへのシフト（売上高構成比37％へ）2021年6月 監査等委員会設置会社へ移行コーポレートガバナンス2022年2月 日本でいちばん大切にしたい会社「審査員特別賞」受賞五方良し経営（=ステークホルダー経営）の実践©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．2022©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．202224配当還元の推移安定継続配当を前提に着実に配当額を増額。一株当たり配当額単位:円151010643161412108642002016年2017年2018年2019年2020年2021年2022年©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．2022©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．2022254長期ビジョンと新中期経営計画 「CANVAS」©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．202226D’sWAYの成果は既存ビジネスの延長線上で成立次の10年を新たな価値を創造し未来を創る10年に。長期ビジョン 「CANVAS（キャンバス）」中期経営計画 「CANVAS ONE （2022-2024）」を始動©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．202227長期ビジョンの内容当社は、お客さまのビジネスの変革を支援すること、お客さまが社会へ提供したい価値そのものを、ときには伴走型で、ときには先導型で共創できる存在でありたいと考えております。新しい価値を共創するためには、当社自身が常に価値創造に挑戦的であるとともに、多彩な価値観を取り入れていきます。新たな価値提供への挑戦を続け、彩りのある企業へBe Challenging, Be Colorful□ ■ ■ ■ ■ ■ ■©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．202228ＣＡＮＶＡＳを実現する３つのステップ2028-2030CANVAS THREE2025-2027CANVAS TWO-進化期-新たな文化を定着させる企業変容の最終シーズン2022-2024CANVAS ONE-変革期-挑戦から得られた種(シーズ)の育成 価値提供を通じて新たな企業へ-挑戦期-新たな価値創造へ挑戦し、新ビジネスの種を生み出すM&A, 新規ビジネス, 新文化形成, 提携など挑戦しやすい土壌形成、挑戦スピードUP©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．202229中期経営計画（CANVAS ＯＮＥ）2022 年度から2024 年度までの３年間の中期経営計画「CANVAS ONE」©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．202230基本戦略30シン・ビジネス5億DAYシン・ビジネスをFY2024に5億創出、投資ガバナンスに基づき3年間で８億（CFベース）を目安に投資【研究開発、新事業への投資、業務提携含む】事業創造における価値創出力の強化ビジネス共創（お客さまやパートナーさまとのリレーション強化）60営業利益率5%DAYビジネス推進体制の見直し（インサイドセールス機能強化）労働集約ビジネスからのシフトによる生産性向上重点ソリューションの拡大 （ＫＰＩ：受注59億→84億へ）※重点ソリューション：全社的に拡販する製品・サービス群の中でも、より独自性があり高利益率のソリューション90挑戦する企業文化DAY「果敢な価値創造への挑戦／失敗から学ぶ」企業への意識改革チャレンジを促進する制度の導入や人的資源への投資強化時間的リソースを創出する業務システム刷新による環境整備（ＫＰＩ：社員サーベイ／人的資本を含む投資プロセスと成果）©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．202231CANVAS ONE 連結数値目標と経営指標単位:百万円■2023年3月期半導体不足等による納期遅延継続。期中にハード受注の揺り戻し。SEビジネスの大型開発案件を推進も、既存パッケージリニューアル、新ビジネスへの積極投資による経費増を想定。■2024年3月期本来の事業活動に戻る見込み。マーケットインの活動強化。シン・ビジネスへの積極投資を実施も、収益増にて回収見込み。■2025年3月期シン・ビジネスの結果により売上総利益率の向上を目指す。SE人財の更なる強化を行い、シン・ビジネスの開発～販売を一層強化。©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．202232売上高営業利益営業利益率ROEROIC2023.337,0001,5804.3%11.2%9.3%伸長率104.3%101.3%ーー2024.338,0001,7004.5%11.4%9.3%伸長率102.7%107.6%ーー2025.340,0002,0005.0%13.0%10.0%伸長率105.3%117.6%ーーCANVAS ONE 目標数値内訳と概況■収入区分別単位:百万円初年度はハード受注の揺り戻し、 ５ＧやＩｏＴの浸透による通信機器の需要増に加え、ソリューションサービスと一体で提供するハードウェアサービスの一定の増加を見込む。売上総利益は情報通信機器の構成比が低下し、ソリューションサービスの収益率増加を見込む。■ストック・フロービジネス別単位:百万円ストックビジネスは、クラウド化、サービスメニューの充実により伸長するが売上高比率は一定であり収益の安定化に貢献。©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．202233売上高2023.3比率2024.3比率2025.3比率ストックビジネス14,10038.1%14,70038.7%15,40038.5%フロービジネス22,90061.9%23,30061.3%24,60061.5%計37,00038,00040,000売上高2023.3比率2024.3比率2025.3比率※　情報通信機器9,50025.7%9,30024.5%9,80024.5%ソリューションサービス27,50074.3%28,70075.5%30,20075.5%計37,00038,00040,000売上総利益2023.3比率2024.3比率2025.3比率※　情報通信機器1,62017.9%1,52016.0%1,53015.5%ソリューションサービス7,42782.1%7,98384.0%8,35884.5%計9,0479,5039,888※ソリューションサービスと一体で提供する情報通信機器を含む。長期ビジョンの背景■五方良し（ステークホルダー）経営へ株主至上主義からの脱却※1や循環を指向する中長期的な事業価値の向上※2など、企業経営の潮流は変化の兆しを見せています。「お客さま第一」を私たちのあるべき姿と考え活動してきた当社グループにおきましても、「新しい価値創造」に挑戦する今後10年のスタートにあたり、より広範囲なステークホルダーに目を向けた「五方良し」の経営に立脚することが重要と考えました。①売り手⑤株主②作り手※１ 米最大経済団体「ビジネスラウンドテーブル」宣言文（2019年8月）※２ 経済産業省「サステナブルな企業価値創造のための長期経営・長期投資に資する対話研究会（SX研究会2021年）④社会③買い手©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．202234長期ビジョンにおける共通価値■当社の共通価値とはシン・ビジネスの価値を創造する最大の資産は「人財」です。「人財」は、ビジネスモデルが模倣されやすい事業領域において究極の競争優位となり得るものであり、人を中心とした共通価値（長期ビジョン）を策定しております。人的資本（=人財）を中心とした投資を優先することが中長期での企業価値増加につながります。内部留保各種投資・人的資本（処遇、採用、教育）・パッケージ、シンビジネス etc.・情報システムほか設備関連お客さまへの「価値あるしくみ」ご提供社内外のリソース顧客の喜びと幸せ=社員の喜びと幸せ（DAiKOの価値観）金銭配当：安定的な実施を継続人的資本を中心とした投資↓持続的な企業価値の向上当期純利益価値創造・社会貢献（DAiKOの存在意義）持続的な企業価値向上（株式市場からの評価）©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．202235新たな価値創造のための投資方針D’sWayの完遂により財務内容が改善し「価値創造投資」の準備が整いました。未来に向けたシン・ビジネスを創出するための「投資期」へ移行します。・シン・ビジネスへの投資（協業可能なベンチャー企業、関連するビジネスへの直接的な投資）・M&Aにおける投資（技術者を中心とした人財確保による戦力増強）■投資ガバナンス貯めるだけではなく、「投資」や「還元」にシフトする。投資の意思決定は、撤退基準を含めて客観的な指標で判断する。目標：投資効率の追求・ROIC ＞ WACC ※全社ベースお客さまとの直接取引で得たアイディア ＋ マーケティングの活用 ＝ 「マーケットイン」のビジネスへ■シン・ビジネスへ-挑戦期-シン・ビジネスとは「新、進、真、伸、深、信、芯」のいずれかにフォーカスしたビジネスの創造を意味します。©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．2022©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．202236未来のため新ビジネスを創出し得る人財を獲得または育成する投資へ注力するとともに、人的資本開示を含めたステークホルダーにとって共通の価値に関するＩＲを実践します。■投資を含めた財務情報、非財務情報のIRを実施ステークホルダーの共通価値を創造する投資成果を、CANVASの進捗と合わせて広く社会へIRすることで市場から評価を受ける。シン・ビジネスを創出する最大の経営資源である「人財」への投資にIR方針ついてＩＲを実施する。開示例：財務情報：決算情報に限らず、投資や中期計画の進捗を含めた情報をIR非財務情報：ISO30314等を参考に人的資本を中心としたＩＲ【社員数や技術者数・教育費・定着率・従業員エンゲージメント指数・多様性指数】-挑戦期-©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．2022©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．202237株主還元方針「CANVAS」では、当初３年間の中期経営計画を挑戦的な投資期と位置付けておりますが、その間におきましても長期的な視点でご支援いただけるよう、株主の皆さまへの還元は、DOE 2.0%以上の安定的な配当水準を維持しつつ、配当性向20%を目安に各事業年度の業績を反映しながら配当額を決定いたします。さらに、金銭配当以外にも自社株買いによる株主還元も選択肢の一つに加え、株主さまと当社グループ双方にメリットのある時機を検討しながら、機動的に実施してまいります。2022.3 2023.3予定一株当たり配当１５ＤＯＥ2.4%１６-配当性向16.6 %20.8 %ＤＯＥ 2.0％以上配当性向20％目安※自社株買いも選択肢©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．2022©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．202238ご注意事項■本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報、および合理的と判断する一定の前提に基づいて作成されておりますが、経営環境の変化等の事由により、予告なしに変更される可能性があります。■本資料に関する問い合わせ先コーポレート本部長 大西 浩 ＴＥＬ 03-3266-8111©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．202239【ご参考】当社グループの特長©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．202240会社概要社設本株名大興電子通信株式会社（DAIKO DENSHI TSUSHIN,LTD.）立 1953年12月1日代 表 者 代表取締役社長 CEO兼COO 松山 晃一郎社 東京都新宿区揚場町2番1号資 本 金 19億69百万円（2022年3月末現在）式 東京証券取引所STD市場（証券コード：8023）売 上 高●連 結：354億72百万円●単 体：301億10百万円（ともに、2022年3月期）従 業 員 数●連 結：1,212人●単 体： 726人（ともに、2022年3月末現在）拠点●支 店：12拠点●営業所： 4拠点●そ の 他： 2拠点（横浜・筑波）グ ル ー プ 会 社●大興テクノサービス株式会社●大興ビジネス株式会社●株式会社 AppGuard Marketing●株式会社 DSR●株式会社 アイデス●ディ・ネットワークス株式会社●名古屋総合システム株式会社●DAIKO GLOBAL MARKETING Co., Ltd.（Thailand）経 営 理 念私たちは、情報サービスを通して「価値あるしくみ」を創造することで、社会の発展に貢献しますあ る べ き 姿●当社の事業は「ICTサービス業」であるとの認識に立ち、顧客企業の満足度向上のため「気を配って尽くす」姿勢を追求する●顧客企業に対する「価値あるしくみ」の提供に向け、顕在的および潜在的な課題への対応を目的とした「コトづくり」に注力する●常にお客さまの期待を超える「コトづくり」を提供し続ける©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．202241事業基盤事 業 基 盤お客さま企業数は、2万社以上。長年にわたる直接取引を背景に、強固な事業基盤を構築業種別 売上高構成比年商規模別 売上高構成比新規・既存別 売上高構成比●製造業、通流・サービス業が中心●約5割が中堅企業●既存のお客さまからのリピート受注が9割＝既存顧客に注力10億円未満7.2％10-30億円9.7％30-100億円17.3％新規の顧客企業12.1％既存の顧客企業87.9％●約8割が民間企業富士通グループ9.9％その他9.2％金融7.0％公共・文教5.8％製造業27.4％1,000億円以上26.0％流通・サービス業40.7％500-1,000億円12.9％300-500億円8.5％100-300億円18.4％©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．202242＊データはすべて2022年3月期事業構成トータルなICTソリューションサービスを提供ソリューションサービス部門74.4％システム・ソフトウェア開発、電子計算機・通信機器設備の工事及び保守、建物附帯諸設備の保守管理等、サービスを提供ソフトウェアサービス：50.1％：16.1％保守サービス： 8.2％ネットワーク工事情報通信機器部門25.6％OA機器、電子計算機、電子交換機、通信機器及び、これらに係わるハードウェア及びソフトウェアを販売2022年3月期連結売上高35,472百万円©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．202243DAiKOとはマルチベンダー富士通の大手パートナー であると同時に、他のメーカーも扱うマルチベンダー常にお客さまのニーズに合わせた最適な商品・サービスの提供が可能パートナー基盤2,800社超ソリューションパートナー 、民需ソフトパートナー、公共パートナー 、工事パートナー、インフラ系パートナー信頼に基づく密接なパートナーシップを構築し、互いの強みを融合して強力なソリューションを提供メーカー（ベンダー）パートナーお客さま現在、2万社以上長年にわたる直接取引のお客さまが多数当 社お客さま総合的なソリューションの提供パートナーとともに、ICTに関するコンサルティングからシステム設計、構築、運用、検証までワンストップで対応富士通グループをはじめ、複数ベンダーの製品・サービスからICTの栄枯盛衰を踏まえ最適解を提示©DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD．202244