ENEOSホールディングス(5020) – 第12回定時株主総会招集通知 インターネット開示事項

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開示日時:2022/05/23 08:00:00

損益

決算期 売上高 営業益 経常益 EPS
2018.03 1,030,107,200 42,503,600 42,503,600 105.9
2019.03 1,112,963,000 49,102,300 49,102,300 95.32
2020.03 1,001,177,400 -12,892,900 -12,892,900 -57.86
2021.03 765,801,100 19,478,800 19,478,800 35.42

※金額の単位は[万円]

株価

前日終値 50日平均 200日平均 実績PER 予想PER
459.6 439.39 456.1325 5.12 6.7

※金額の単位は[円]

キャッシュフロー

決算期 フリーCF 営業CF
2018.03 48,154,300 70,710,600
2019.03 11,882,000 34,418,400
2020.03 24,987,600 51,073,400
2021.03 42,004,200 67,909,400

※金額の単位は[万円]

▼テキスト箇所の抽出

(cid:19)(cid:17)(cid:19)(cid:19)(cid:16)(cid:17)(cid:22)(cid:16)(cid:19)(cid:17)(cid:1)(cid:19)(cid:27)(cid:22)(cid:22)(cid:27)(cid:18)(cid:21)(cid:1)(cid:16)(cid:1)(cid:19)(cid:18)(cid:25)(cid:19)(cid:22)(cid:17)(cid:19)(cid:26)(cid:64)(cid:794)(cid:803)(cid:794)(cid:804)(cid:808)(cid:983)(cid:660)(cid:999)(cid:963)(cid:927)(cid:1007)(cid:940)(cid:949)(cid:1490)(cid:2268)(cid:1393)(cid:2302)(cid:64)(cid:2463)(cid:2370)(cid:3048)(cid:2956)(cid:639)(cid:56)(cid:70)(cid:67)(cid:1417)(cid:2260)(cid:1490)(cid:2323)(cid:1444)(cid:1168)2022年6月6日株主各位第12回定時株主総会招集ご通知に際してのインターネット開示事項第12期(2021年4月1日から2022年3月31日まで)事業報告 1.企業集団の現況に関する事項 2 2.会計監査人に関する事項 3 3.業務の適正を確保するための体制および当該体制の運用状況 4連結計算書類 連結持分変動計算書 11 連結注記表 12計算書類 株主資本等変動計算書 32 個別注記表 33 本インターネット開示事項につきましては、法令および定款第15条の規定に基づき、インターネット上の当社ウェブサイト(https://www.hd.eneos.co.jp/ir/stock/meeting/)に掲載することにより、株主の皆様に提供しています。(cid:19)(cid:17)(cid:19)(cid:19)(cid:16)(cid:17)(cid:22)(cid:16)(cid:19)(cid:17)(cid:1)(cid:19)(cid:27)(cid:22)(cid:22)(cid:27)(cid:18)(cid:21)(cid:1)(cid:16)(cid:1)(cid:19)(cid:18)(cid:25)(cid:19)(cid:22)(cid:17)(cid:19)(cid:26)(cid:64)(cid:794)(cid:803)(cid:794)(cid:804)(cid:808)(cid:983)(cid:660)(cid:999)(cid:963)(cid:927)(cid:1007)(cid:940)(cid:949)(cid:1490)(cid:2268)(cid:1393)(cid:2302)(cid:64)(cid:2463)(cid:2370)(cid:3048)(cid:2956)(cid:639)(cid:56)(cid:70)(cid:67)(cid:1417)(cid:2260)(cid:2323)(cid:3905)(cid:883)(cid:2244)(cid:1728)(cid:3258)(cid:3888)事業報告 第12期(2021年4月1日から2022年3月31日まで)事業セグメント主要な事業内容主要な事業会社エネルギー事業□●石油製品(ガソリン、灯油、潤滑油等)の製造・販売□●石油化学製品・機能材の製造・販売□●電気・ガス・水素の供給□●再生可能エネルギー電源の開発・運営ENEOS株式会社石油・天然ガス開発事業□●石油・天然ガスの探鉱・開発・生産JX石油開発株式会社金属事業□●非鉄金属資源(銅、金等)の探鉱・開発□●非鉄金属製品(銅、金、銀、レアメタル等)の製造・販売□●電解・圧延銅箔の製造・販売□●薄膜材料(ターゲット、表面処理剤、化合物半導体材料等)の製造・販売□●精密圧延品・精密加工品の製造・販売□●非鉄金属リサイクルおよび産業廃棄物処理□●金属チタンの製造・加工・販売JX金属株式会社その他事業□●道路工事、舗装工事等の土木工事□●建築工事1.企業集団の現況に関する事項主要な事業内容(2022年3月31日現在)2(cid:19)(cid:17)(cid:19)(cid:19)(cid:16)(cid:17)(cid:22)(cid:16)(cid:19)(cid:17)(cid:1)(cid:19)(cid:27)(cid:22)(cid:22)(cid:27)(cid:18)(cid:21)(cid:1)(cid:16)(cid:1)(cid:19)(cid:18)(cid:25)(cid:19)(cid:22)(cid:17)(cid:19)(cid:26)(cid:64)(cid:794)(cid:803)(cid:794)(cid:804)(cid:808)(cid:983)(cid:660)(cid:999)(cid:963)(cid:927)(cid:1007)(cid:940)(cid:949)(cid:1490)(cid:2268)(cid:1393)(cid:2302)(cid:64)(cid:2463)(cid:2370)(cid:3048)(cid:2956)(cid:639)(cid:56)(cid:70)(cid:67)(cid:1417)(cid:2260)(cid:1393)(cid:1837)(cid:1538)(cid:2090)(cid:2579)(cid:884)(cid:1556)(cid:866)(cid:916)(cid:2244)(cid:2034)(2)報酬等の額(2021年度分)(百万円)① 当社の会計監査人としての報酬等の額163② 当社および当社の子会社が支払うべき金銭その他財産上の利益の合計額1,1992.会計監査人に関する事項(1)名称 EY新日本有限責任監査法人(注)1.監査等委員会は、会計監査人および社内関係部署から、会計監査人が作成した監査計画における監査項目、監査時間、人員配置計画等、報酬見積りの算出根拠について報告を受け、過年度の実績、他社の報酬水準等も考慮して検討した結果、会計監査人の報酬等の額について適切であると判断し、会社法第399条第1項および同条第3項に基づき同意しました。2.当社と会計監査人との間の監査契約において、会社法に基づく監査と金融商品取引法に基づく監査の監査報酬の額を区分しておらず、実質的にも区分できないため、上記①の金額には金融商品取引法に基づく監査の監査報酬の額も含まれています。3.当社は、会計監査人に対して、非監査業務(公認会計士法第2条第1項の業務以外の業務)である社債発行にかかるコンフォートレター作成についての対価を支払いました。(3)会計監査人の解任または不再任の決定の方針ア.監査等委員会は、会計監査人が会社法第340条第1項各号のいずれかに該当すると認めた場合であって、株主総会における決議を経ないで直ちにその会計監査人を解任すべきと判断したときは、監査等委員全員の同意によってその会計監査人を解任することとします。イ.監査等委員会は、会計監査人が次のいずれかに該当すると認めた場合であって、その会計監査人を解任すべきまたは再任すべきではないと判断したときは、その会計監査人の解任または不再任に関する株主総会提出議案の内容を決定することとします。① 会社法第340条第1項各号のいずれかに該当すると判断した場合② 法令違反による行政処分または日本公認会計士協会の定めるところによる処分を受けた場合③ 会計監査の適正化および効率化を図ることが妥当であると判断した場合3(cid:19)(cid:17)(cid:19)(cid:19)(cid:16)(cid:17)(cid:22)(cid:16)(cid:19)(cid:17)(cid:1)(cid:19)(cid:27)(cid:22)(cid:22)(cid:27)(cid:18)(cid:21)(cid:1)(cid:16)(cid:1)(cid:19)(cid:18)(cid:25)(cid:19)(cid:22)(cid:17)(cid:19)(cid:26)(cid:64)(cid:794)(cid:803)(cid:794)(cid:804)(cid:808)(cid:983)(cid:660)(cid:999)(cid:963)(cid:927)(cid:1007)(cid:940)(cid:949)(cid:1490)(cid:2268)(cid:1393)(cid:2302)(cid:64)(cid:2463)(cid:2370)(cid:3048)(cid:2956)(cid:639)(cid:56)(cid:70)(cid:67)(cid:1417)(cid:2260)(cid:1728)(cid:3775)(cid:887)(cid:3110)(cid:2649)(cid:923)(cid:1452)(cid:3629)(cid:866)(cid:916)(cid:872)(cid:906)(cid:887)(cid:2862)(cid:2637)(cid:851)(cid:913)(cid:892)(cid:3184)(cid:1432)(cid:2862)(cid:2637)(cid:887)(cid:1249)(cid:3899)(cid:2525)(cid:1711) 当社は、「ENEOSグループ理念」および「ENEOSグループ行動基準」を踏まえ、ESG(環境・社会・ガバナンス)経営の重要性を認識し、以下の基本方針に基づいて、業務の適正を確保するための体制(内部統制システム)を整備し、これを運用する。 当社は、内部統制システムの運用に当たり、これをENEOSグループ全社横断的にかつ実効性ある形で実施するとともに、経営会議において、その運用状況の定期的モニタリングを行い、不断の改善に努めるものとする。1.取締役および使用人(従業員)の職務の執行が法令および定款に適合することを確保するための体制(1)国内外を問わず、公正な企業活動を展開し、ENEOSグループに対する社会的信頼を向上させるべく、コンプライアンスを徹底するための規程類を整備・運用し、職務上のあらゆる場面において、法令、定款および規程類を遵守する。(2)コンプライアンスを徹底するための委員会等の組織体制を整備・運用するとともに、定期的にENEOSグループの法令遵守状況の点検活動を行い、点検結果に対応した適正な措置を講ずる。(3)法令違反行為の早期発見および早期是正を図るとともに、法令違反行為の通報者を適切に保護するために、弁護士と連携した内部通報制度を整備・運用する。また、内部通報制度の利用その他の適正な方法によって会社に報告した者が当該報告を行ったことを理由として不利な取扱いを受けないようにするために、こうした取扱いを禁止する旨を関係する規程類に明記することなど、必要な体制を整備・運用する。(4)取締役会の適正な運営を図るため、「取締役会規則」を制定の上、これに基づき、取締役会を原則として毎月1回開催し、十分な審議を経て重要な業務執行を決定するとともに、取締役から適切に職務の執行状況につき報告を受ける。(5)社外取締役が取締役会に出席して審議に加わることにより、業務執行の決定における客観性の確保および妥当性の一層の向上を図る。(6)内部監査を担う監査部を設置し、各部門から独立した監査を実施する。(7)財務報告の信頼性を確保するための内部統制体制を整備・運用するとともに、毎年、その有効性を評価し、必要な是正を行う。3.業務の適正を確保するための体制および当該体制の運用状況(1)業務の適正を確保するための体制の整備についての決議の内容 当社の会社法第399条の13第1項第1号ロおよびハに規定する体制(内部統制システム)の整備についての決議の内容は、次のとおりです。4(cid:19)(cid:17)(cid:19)(cid:19)(cid:16)(cid:17)(cid:22)(cid:16)(cid:19)(cid:17)(cid:1)(cid:19)(cid:27)(cid:22)(cid:22)(cid:27)(cid:18)(cid:21)(cid:1)(cid:16)(cid:1)(cid:19)(cid:18)(cid:25)(cid:19)(cid:22)(cid:17)(cid:19)(cid:26)(cid:64)(cid:794)(cid:803)(cid:794)(cid:804)(cid:808)(cid:983)(cid:660)(cid:999)(cid:963)(cid:927)(cid:1007)(cid:940)(cid:949)(cid:1490)(cid:2268)(cid:1393)(cid:2302)(cid:64)(cid:2463)(cid:2370)(cid:3048)(cid:2956)(cid:639)(cid:56)(cid:70)(cid:67)(cid:1417)(cid:2260)(cid:1728)(cid:3775)(cid:887)(cid:3110)(cid:2649)(cid:923)(cid:1452)(cid:3629)(cid:866)(cid:916)(cid:872)(cid:906)(cid:887)(cid:2862)(cid:2637)(cid:851)(cid:913)(cid:892)(cid:3184)(cid:1432)(cid:2862)(cid:2637)(cid:887)(cid:1249)(cid:3899)(cid:2525)(cid:1711)(8)反社会的勢力との関係を遮断するため、ENEOSグループ全体の基本方針を定め、これに基づき、ENEOSグループ各社において業務実態に応じた規程類を整備・運用し、その遵守を徹底する。2.取締役および使用人(従業員)の職務の執行にかかる情報の保存および管理に関する体制(1)職務の執行は原則として文書によることとし、文書の作成、管理等に関する規程類を整備・運用する。(2)法令に基づき取締役会議事録を適正に作成し、また、各職制の決裁書類について、その作成、回付、保存等に関する規程類を整備・運用する。(3)会社情報の不正な使用・開示・漏洩を防止し、機密情報および個人情報を適切に取り扱うとともに、外部からの脅威に対してITシステムを保護するための規程類を整備・運用する。また、社内研修等の機会を通じ、従業員に対して、その遵守を徹底する。(4)会社法、金融商品取引法および証券取引所の適時開示規則に基づき、事業報告、計算書類、有価証券報告書等を適正に作成するとともに、会社情報の適時適切な開示を行う。3.損失の危険の管理に関する規程その他の体制(1)取締役会および経営会議において、多額の投資等の重要案件を付議するに当たっては、想定されるリスクを抽出の上、当該リスクへの対処方針を明確にする。また、必要に応じ、法務、会計、税務等の外部アドバイザーを起用して、その意見を徴することとする。(2)経済・金融情勢の激変、原油・銅地金その他資源価格および為替の大幅な変動、大地震の発生、気候変動等、ENEOSグループの事業活動に影響を及ぼす各種リスクを適切に識別・分析し、これに対応するためのリスクマネジメント体制および規程類を整備・運用する。(3)各部門において、組織目的の達成を阻害するリスクに対応するための内部統制を推進することとし、このために必要な体制および規程類を整備・運用する。(4)ENEOSグループの事業において、安全確保、環境保全および健康の確保を図るとともに、人権尊重、人材育成等の施策に取り組むこととし、このために必要な体制および規程類を整備・運用する。(5)ENEOSグループの経営に重大な影響を及ぼす危機・緊急事態が発生した場合に備え、これらの情報を適切に伝達・管理し、損害の発生・拡大を防止するための体制および規程類を整備・運用する。4.取締役および使用人(従業員)の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制(1)組織・権限に関する規程類において、機構、職制、業務分掌ならびに職能別・職制別の決裁事項および決裁権限を定め、効率的に職務を執行する。5(cid:19)(cid:17)(cid:19)(cid:19)(cid:16)(cid:17)(cid:22)(cid:16)(cid:19)(cid:17)(cid:1)(cid:19)(cid:27)(cid:22)(cid:22)(cid:27)(cid:18)(cid:21)(cid:1)(cid:16)(cid:1)(cid:19)(cid:18)(cid:25)(cid:19)(cid:22)(cid:17)(cid:19)(cid:26)(cid:64)(cid:794)(cid:803)(cid:794)(cid:804)(cid:808)(cid:983)(cid:660)(cid:999)(cid:963)(cid:927)(cid:1007)(cid:940)(cid:949)(cid:1490)(cid:2268)(cid:1393)(cid:2302)(cid:64)(cid:2463)(cid:2370)(cid:3048)(cid:2956)(cid:639)(cid:56)(cid:70)(cid:67)(cid:1417)(cid:2260)(cid:1728)(cid:3775)(cid:887)(cid:3110)(cid:2649)(cid:923)(cid:1452)(cid:3629)(cid:866)(cid:916)(cid:872)(cid:906)(cid:887)(cid:2862)(cid:2637)(cid:851)(cid:913)(cid:892)(cid:3184)(cid:1432)(cid:2862)(cid:2637)(cid:887)(cid:1249)(cid:3899)(cid:2525)(cid:1711)(2)取締役会は、業務執行の機動性を向上させるため、重要な業務執行の決定の一部を社長に委任し、経営の基本方針、内部統制システム整備の基本方針等の審議・決定ならびに取締役および執行役員の職務の執行の監督に注力する。(3)取締役会決議事項については、原則として事前に社長決裁を経るものとする。また、社長決裁に当たっては、その協議機関として経営会議を設置し、経営陣による集団的な検討・討議を経て、適正かつ効率的な意思決定を行う。(4)ENEOSグループの長期ビジョンを策定するとともに、中期経営計画において向こう3年間の経営計画を定める。また、予算制度、目標管理制度等の経営管理制度を整備・運用する。(5)適切な情報管理、業務の標準化・効率化および内部統制の強化等の観点から、最適なITシステムを構築し、運用する。5.企業集団における業務の適正を確保するための体制(1)「ENEOSグループ理念」および「ENEOSグループ行動基準」については、ENEOSグループ各社共通の理念・行動基準としてこれを定め、その浸透・徹底を図る。(2)取締役会によるグループ全体に対する監督のもと、エネルギー事業を中心に据えたグループ運営体制を確立するため、当社とENEOS(株)の経営陣が兼任するとともに、両社の経営会議および管理部門を一体的に運営する。一方、JX石油開発(株)およびJX金属(株)は、当社の定める経営方針のもと、それぞれの事業特性に応じて、自律性・機動性・独立性を高めた業務執行体制を構築する。(3)「取締役会規則」および組織・権限に関する規程類において、グループ会社の業務執行案件のうち、当社の取締役会および経営会議において決議もしくは決裁または報告する案件を定め、適正に運用する。(4)当社とグループ会社の使命・目的、基本的役割、意思決定の権限体系等、ENEOSグループの運営に関する基本的な事項を規程類において定めるとともに、ENEOSグループ全体に適用されるべき規程類を整備・運用し、これら規程類のグループ各社における共有および遵守の徹底を図る。(5)ENEOSグループの内部統制に関する制度(コンプライアンスに関する制度およびITによる内部統制に関する制度を含む。)については、グループ各社の事業特性を勘案しつつ、グループ会社を包含したものとしてこれを整備・運用する。(6)経営会議において、ENEOSグループとしての内部統制システムの整備・運用状況を確認することにより、ENEOSグループにおけるコンプライアンス体制、リスク管理体制、効率的な業務執行体制その他の内部統制システムを適切に整備・運用する。6(cid:19)(cid:17)(cid:19)(cid:19)(cid:16)(cid:17)(cid:22)(cid:16)(cid:19)(cid:17)(cid:1)(cid:19)(cid:27)(cid:22)(cid:22)(cid:27)(cid:18)(cid:21)(cid:1)(cid:16)(cid:1)(cid:19)(cid:18)(cid:25)(cid:19)(cid:22)(cid:17)(cid:19)(cid:26)(cid:64)(cid:794)(cid:803)(cid:794)(cid:804)(cid:808)(cid:983)(cid:660)(cid:999)(cid:963)(cid:927)(cid:1007)(cid:940)(cid:949)(cid:1490)(cid:2268)(cid:1393)(cid:2302)(cid:64)(cid:2463)(cid:2370)(cid:3048)(cid:2956)(cid:639)(cid:56)(cid:70)(cid:67)(cid:1417)(cid:2260)(cid:1728)(cid:3775)(cid:887)(cid:3110)(cid:2649)(cid:923)(cid:1452)(cid:3629)(cid:866)(cid:916)(cid:872)(cid:906)(cid:887)(cid:2862)(cid:2637)(cid:851)(cid:913)(cid:892)(cid:3184)(cid:1432)(cid:2862)(cid:2637)(cid:887)(cid:1249)(cid:3899)(cid:2525)(cid:1711)6.監査等委員会の監査が実効的に行われることを確保するための体制(1)監査等委員会が定めた監査基準および監査計画を尊重し、監査の円滑な遂行および監査環境の整備に協力する。(2)監査等委員が経営会議等の重要な会議に出席し、重要な意思決定の過程および業務の執行状況を把握できるように必要な措置を講ずるほか、監査等委員の求める事項について、当社およびグループ会社が適切に報告をするための体制を整備・運用する。(3)当社またはグループ会社において、重大な法令・定款違反および不正行為の事実、会社に著しい損害を与えるおそれのある事実等を発見したときに、直ちに監査等委員会に当該事実等を報告するための体制を整備・運用する。また、グループ会社の監査役等が、監査結果等、監査等委員会が求める事項について報告するための体制を整備・運用する。(4)監査等委員会に対して報告した者が当該報告を行ったことを理由として不利な取扱いを受けないようにするために、こうした取扱いを禁止する旨を関係する規程類に明記することなど、必要な体制を整備・運用する。(5)代表取締役その他の経営陣が監査等委員と適宜会合をもち、ENEOSグループの経営課題等について意見交換を行う。(6)内部監査を担う監査部は、監査計画および監査結果に関して意見交換を行うなど、監査等委員会と密接な連携を保つよう努める。(7)執行部門から独立した組織として、監査事務室を設置し、専任の従業員が監査等委員会の職務を補助する。また、監査等委員会の当該従業員に対する指示の実効性を確保するため、当該従業員の評価、異動等の人事処遇は、常勤の監査等委員との事前の協議を経て、これを決定する。(8)監査等委員の職務の執行にかかる費用または債務については、会社法第399条の2第4項の規定により、監査等委員からの請求に基づき、当社が適切にこれを負担する。7(cid:19)(cid:17)(cid:19)(cid:19)(cid:16)(cid:17)(cid:22)(cid:16)(cid:19)(cid:17)(cid:1)(cid:19)(cid:27)(cid:22)(cid:22)(cid:27)(cid:18)(cid:21)(cid:1)(cid:16)(cid:1)(cid:19)(cid:18)(cid:25)(cid:19)(cid:22)(cid:17)(cid:19)(cid:26)(cid:64)(cid:794)(cid:803)(cid:794)(cid:804)(cid:808)(cid:983)(cid:660)(cid:999)(cid:963)(cid:927)(cid:1007)(cid:940)(cid:949)(cid:1490)(cid:2268)(cid:1393)(cid:2302)(cid:64)(cid:2463)(cid:2370)(cid:3048)(cid:2956)(cid:639)(cid:56)(cid:70)(cid:67)(cid:1417)(cid:2260)(cid:1728)(cid:3775)(cid:887)(cid:3110)(cid:2649)(cid:923)(cid:1452)(cid:3629)(cid:866)(cid:916)(cid:872)(cid:906)(cid:887)(cid:2862)(cid:2637)(cid:851)(cid:913)(cid:892)(cid:3184)(cid:1432)(cid:2862)(cid:2637)(cid:887)(cid:1249)(cid:3899)(cid:2525)(cid:1711)1.取締役および使用人(従業員)の職務の執行が法令および定款に適合することを確保するための体制(1)ENEOSグループ各社が実施すべきコンプライアンス活動について定めた「ENEOSグループコンプライアンス活動基本規程」に基づき、内部統制の自己点検と連動した遵法状況点検を行い、その活動の状況および結果について、ENEOSグループ内部統制・コンプライアンス委員会において確認しています。当期においては、不備の再発を防止するための点検を強化するなど、コロナ禍にあっても、自律的な内部統制・コンプライアンス活動を継続するよう努めました。(2)「ENEOSグループ内部通報制度基本規程」に基づき、弁護士と連携した内部通報制度を整備・運用しています。また、同規程において、通報者が通報したことを理由としていかなる不利益取扱いも受けないようにしなければならないことを明記するなど、こうした不利益取扱いを禁止するための体制を整備・運用しています。(3)「取締役会規則」に基づき、社外取締役出席のもと、当期は14回の取締役会を開催し、重要な業務執行を決定するとともに、取締役の職務の執行状況の報告を受けています。取締役会においては、基本的経営方針の審議と事業会社に対するモニタリング機能を充実させ、より実効性のある議論が行われるようにしています。(4)監査部は、監査計画を策定し、同計画に基づいて順次監査を実施するとともに、経営の指示を受けて、特定のテーマに関する内部監査を臨機に遂行しています。当期においては、ITを活用した一層効率的な監査を実施するため、新たに監査業務支援システムを導入しました。(5)金融商品取引法に基づき、財務報告にかかる内部統制の有効性評価を実施しています。(6)「ENEOSグループ反社会的勢力対応基本規程」に基づき、反社会的勢力との関係遮断のため取引先調査および契約上の措置等を実施しています。2.取締役および使用人(従業員)の職務の執行にかかる情報の保存および管理に関する体制(1)文書の作成、管理等について定める「文書規程」に基づき、原則として文書により職務を執行しています。当期においては、業務執行の一層のスピードアップと文書管理における内部統制の確保を両立させるため、新たな電子決裁システム(デジタルワークフロー)を導入しました。(2)法令に基づき取締役会議事録を作成するとともに、「文書規程」に基づき職制別の決裁書類を作成し、これらを適切に保存・管理しています。(3)「ENEOSグループ情報セキュリティ基本規程」、「個人情報保護要領」等の規程類に基づき、機密情報および個人情報を含む会社情報を適切に管理しています。(4)関係法令および証券取引所の適時開示規則に基づき、事業報告、計算書類、有価証券報告書等を適正に作成し、開示しています。(2) 業務の適正を確保するための体制の運用状況の概要 当社における内部統制システムの運用状況の概要は、以下のとおりです。当社は、ENEOSグループの内部統制システムの運用状況について、経営会議においてモニタリングを行い、2022年4月19日開催の取締役会に報告しました。8(cid:19)(cid:17)(cid:19)(cid:19)(cid:16)(cid:17)(cid:22)(cid:16)(cid:19)(cid:17)(cid:1)(cid:19)(cid:27)(cid:22)(cid:22)(cid:27)(cid:18)(cid:21)(cid:1)(cid:16)(cid:1)(cid:19)(cid:18)(cid:25)(cid:19)(cid:22)(cid:17)(cid:19)(cid:26)(cid:64)(cid:794)(cid:803)(cid:794)(cid:804)(cid:808)(cid:983)(cid:660)(cid:999)(cid:963)(cid:927)(cid:1007)(cid:940)(cid:949)(cid:1490)(cid:2268)(cid:1393)(cid:2302)(cid:64)(cid:2463)(cid:2370)(cid:3048)(cid:2956)(cid:639)(cid:56)(cid:70)(cid:67)(cid:1417)(cid:2260)(cid:1728)(cid:3775)(cid:887)(cid:3110)(cid:2649)(cid:923)(cid:1452)(cid:3629)(cid:866)(cid:916)(cid:872)(cid:906)(cid:887)(cid:2862)(cid:2637)(cid:851)(cid:913)(cid:892)(cid:3184)(cid:1432)(cid:2862)(cid:2637)(cid:887)(cid:1249)(cid:3899)(cid:2525)(cid:1711)3.損失の危険の管理に関する規程その他の体制(1)重要な業務執行案件を取締役会に付議するに当たっては、必要に応じ外部アドバイザーの意見を徴するとともに、想定されるリスクを抽出の上、当該リスクへの対処方針を明確にしています。(2)「ENEOSグループ経営に関するリスクマネジメント規程」に基づき、グループ経営に関するリスクに的確に対応しているほか、デリバティブ取引等に関するルールの設定・運用、大地震発生時の事業継続計画の策定、気候変動が事業に及ぼす影響の分析と対策の実施など、各種リスクへの対応体制を整備・運用しています。(3)ENEOSグループの内部統制システムに関する基本的事項を定めるため、「ENEOSグループ内部統制基本規程」を制定し、同規程に基づいて、各部門において、組織目的の達成を阻害するリスクに対応するための内部統制を推進しています。(4)2040年度にカーボンニュートラルを目指す「2040年度環境ビジョン」および「2030年度長期環境目標」を定め、低炭素・循環型社会の実現を目指す活動に取り組んでいます。また、労働災害防止のための取組み、グループ従業員の健康増進のための施策のほか、人権尊重を浸透させるための研修等に計画的に取り組んでいます。さらに、従業員一人ひとりの能力向上を目的に、様々な教育研修を実施しています。(5)当社またはENEOSグループの経営に影響を及ぼす天災・事故等の危機・緊急事態が発生した場合に備えて、「ENEOSグループ危機・緊急事態対応規程」を制定するとともに、当該危機・緊急事態の発生を想定した訓練を実施し、その結果を検証しています。当期においては、主要な事業会社において、新型コロナウイルス感染症対策本部のもと、引き続き、グループ従業員の感染防止および事業継続のための施策の遂行に万全を期しました。4.取締役および使用人(従業員)の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制(1)「ENEOSホールディングス組織規程」および「ENEOSホールディングス権限規程」を制定し、これらにおいて定められた決裁事項および決裁権限に基づき、職務を執行しています。(2)取締役会は、経営・監督機能の強化および業務執行の機動性の向上のため、重要な業務執行の決定の一部を社長に委任するとともに、ENEOSグループのコーポレートガバナンス、中期経営計画等、経営の基本方針の審議・決定に注力する運営を行っています。(3)取締役会決議事項については、原則として、社長決裁を経ています。また、社長決裁に当たっては、その協議機関である経営会議を開催しています。(4)ENEOSグループの長期ビジョンを策定するとともに、向こう3年間の中期経営計画を策定しています。また、中期経営計画のもと、年度予算およびグループ各社の数値目標を決定し、経営会議および取締役会において、その進捗状況について確認しています。(5)最適なITシステムを構築する観点から、当期において、適切な情報管理、業務の標準化・効率化および内部統制の強化等を目的として、新たなERPシステムの運用を開始し、その安定的な稼働に努めました。9(cid:19)(cid:17)(cid:19)(cid:19)(cid:16)(cid:17)(cid:22)(cid:16)(cid:19)(cid:17)(cid:1)(cid:19)(cid:27)(cid:22)(cid:22)(cid:27)(cid:18)(cid:21)(cid:1)(cid:16)(cid:1)(cid:19)(cid:18)(cid:25)(cid:19)(cid:22)(cid:17)(cid:19)(cid:26)(cid:64)(cid:794)(cid:803)(cid:794)(cid:804)(cid:808)(cid:983)(cid:660)(cid:999)(cid:963)(cid:927)(cid:1007)(cid:940)(cid:949)(cid:1490)(cid:2268)(cid:1393)(cid:2302)(cid:64)(cid:2463)(cid:2370)(cid:3048)(cid:2956)(cid:639)(cid:56)(cid:70)(cid:67)(cid:1417)(cid:2260)(cid:1728)(cid:3775)(cid:887)(cid:3110)(cid:2649)(cid:923)(cid:1452)(cid:3629)(cid:866)(cid:916)(cid:872)(cid:906)(cid:887)(cid:2862)(cid:2637)(cid:851)(cid:913)(cid:892)(cid:3184)(cid:1432)(cid:2862)(cid:2637)(cid:887)(cid:1249)(cid:3899)(cid:2525)(cid:1711)5.企業集団における業務の適正を確保するための体制(1)「ENEOSグループ理念」および「ENEOSグループ行動基準」の浸透・徹底を図るため、統合レポート等を発行するとともに、ENEOSグループ各社に対する社内研修等を継続的に実施しています。(2)当社の経営陣がENEOS(株)の経営陣を兼務し、両社の経営会議および管理部門を一体的かつ効率的に運営しています。また、JX石油開発(株)およびJX金属(株)は、それぞれ、自律性・機動性・独立性を高めた業務執行体制を構築しています。なお、当社は、取締役会において、ENEOS(株)、JX石油開発(株)およびJX金属(株)の業務執行状況報告を充実させるなど、適切なモニタリング機能を発揮できるようにしています。(3)「ENEOSグループ運営規程」のほか、ENEOSグループ各社に適用される規程類を定めるとともに、当該各社に対してこれらを遵守させることを徹底しています。(4)「ENEOSグループ内部統制基本規程」をENEOSグループ会社に適用するものとして制定し、同規程に基づき、ENEOSグループ各社の内部統制を推進しています。(5)ENEOSグループにおける内部統制システムの整備・運用状況について毎年調査を実施し、その結果について、当社の経営会議において報告するとともに、必要に応じて改善を図っています。6.監査等委員会の監査が実効的に行われることを確保するための体制(1)監査等委員会が定めた監査基準および監査計画を尊重し、監査環境の整備に協力しています。(2)監査等委員が経営会議等の重要な会議に出席し、重要な意思決定の過程および業務の執行状況を把握できるよう、必要な措置を講じています。また、内部通報制度の運用状況、事件・事故・訴訟の状況等、監査等委員会が求める事項について、グループ会社分も含めて報告する体制を整備し、定期的に、また随時に、監査等委員会に報告するようにしています。(3)代表取締役その他の経営陣との意見交換、内部監査部門からの監査計画および監査の実施状況の報告等を通じて、監査等委員会が当社の経営に関する情報を適切に把握できる環境を整備しています。(4)監査事務室を設置し、監査等委員会の職務を補助するための専任の従業員が、監査等委員の指示のもと、業務を遂行しています。当該従業員の評価、異動等の人事処遇については、常勤の監査等委員と事前協議の上、これを決定しています。(5)当社は、監査等委員の職務の執行にかかる費用または債務について、監査等委員からの請求に基づき、これを負担しています。以 上(注)本事業報告中に記載の数値については、表示単位未満の端数を四捨五入して表示し、比率については、表示桁未満の端数を四捨五入して表示しています。ただし、株式数については、表示単位未満の端数を切り捨てて表示し、株式に関する比率については、表示桁未満の端数を切り捨てて表示しています。10(cid:19)(cid:17)(cid:19)(cid:19)(cid:16)(cid:17)(cid:22)(cid:16)(cid:19)(cid:17)(cid:1)(cid:19)(cid:27)(cid:22)(cid:22)(cid:27)(cid:18)(cid:21)(cid:1)(cid:16)(cid:1)(cid:19)(cid:18)(cid:25)(cid:19)(cid:22)(cid:17)(cid:19)(cid:26)(cid:64)(cid:794)(cid:803)(cid:794)(cid:804)(cid:808)(cid:983)(cid:660)(cid:999)(cid:963)(cid:927)(cid:1007)(cid:940)(cid:949)(cid:1490)(cid:2268)(cid:1393)(cid:2302)(cid:64)(cid:2463)(cid:2370)(cid:3048)(cid:2956)(cid:639)(cid:56)(cid:70)(cid:67)(cid:1417)(cid:2260)(cid:4040)(cid:1857)(cid:2251)(cid:3580)(cid:3617)(cid:3208)(cid:1837)(cid:2185)(cid:2427)連結計算書類▎連結持分変動計算書(2021年4月1日から2022年3月31日まで)▎(単位:百万円)資本金資本剰余金利益剰余金自己株式2021年4月1日期首残高100,0001,066,4591,042,416△8,793当期利益537,117その他の包括利益当期包括利益合計--537,117-自己株式の取得△50自己株式の処分△285286剰余金の配当△70,733株式報酬取引443非支配株主との資本取引等△13,228利益剰余金への振替8,933非金融資産等への振替企業結合による変動その他の増減△4,296所有者との取引額等合計-△17,366△61,8002362022年3月31日期末残高100,0001,049,0931,517,733△8,557その他の資本の構成要素親会社の所有者に帰属する持分合計非支配持分資本合計その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産キャッシュ・フロー・ヘッジ在外営業活動体の為替換算差額確定給付制度の再測定合計2021年4月1日期首残高93,184△6,85138,693-125,0262,325,108427,4602,752,568当期利益537,11741,935579,052その他の包括利益47,951△12,93543,1577,05885,23185,23113,44498,675当期包括利益合計47,951△12,93543,1577,05885,231622,34855,379677,727自己株式の取得-△50△50自己株式の処分-11剰余金の配当-△70,733△21,671△92,404株式報酬取引-443443非支配株主との資本取引等3,4003,400△9,828△122,752△132,580利益剰余金への振替△1,875△7,058△8,933--非金融資産等への振替△2,196△2,196△2,196△4,914△7,110企業結合による変動--37,97137,971その他の増減-△4,2961,809△2,487所有者との取引額等合計1,525△2,196-△7,058△7,729△86,659△109,557△196,2162022年3月31日期末残高142,660△21,98281,850-202,5282,860,797373,2823,234,07911(cid:19)(cid:17)(cid:19)(cid:19)(cid:16)(cid:17)(cid:22)(cid:16)(cid:19)(cid:17)(cid:1)(cid:19)(cid:27)(cid:22)(cid:22)(cid:27)(cid:18)(cid:21)(cid:1)(cid:16)(cid:1)(cid:19)(cid:18)(cid:25)(cid:19)(cid:22)(cid:17)(cid:19)(cid:26)(cid:64)(cid:794)(cid:803)(cid:794)(cid:804)(cid:808)(cid:983)(cid:660)(cid:999)(cid:963)(cid:927)(cid:1007)(cid:940)(cid:949)(cid:1490)(cid:2268)(cid:1393)(cid:2302)(cid:64)(cid:2463)(cid:2370)(cid:3048)(cid:2956)(cid:639)(cid:56)(cid:70)(cid:67)(cid:1417)(cid:2260)(cid:4040)(cid:1857)(cid:2987)(cid:1607)(cid:3503)連結注記表(2021年4月1日から2022年3月31日まで)1.連結計算書類の作成のための基本となる重要な事項に関する注記(1)連結計算書類の作成基準 当社の連結計算書類は、会社計算規則第120条第1項の規定により、国際会計基準(以下「IFRS」という。)に準拠して作成しています。なお、連結計算書類は同項後段の規定により、IFRSで求められる開示項目の一部を省略しています。(2)連結の範囲および持分法の適用に関する事項 子会社は594社、持分法適用会社等(関連会社・共同支配事業・共同支配企業)は170社です。主要な子会社 ENEOS株式会社、JX石油開発株式会社、JX金属株式会社、東邦チタニウム株式会社、株式会社NIPPO主要な持分法適用会社等 大阪国際石油精製株式会社、アブダビ石油株式会社、合同石油開発株式会社、LS-Nikko Copper Inc.、 Minera Los Pelambres(3)会計方針に関する事項① 資産の評価基準および評価方法ア.金融資産の評価基準および評価方法償却原価で測定する金融資産 金融資産は、以下の条件がともに満たされる場合には、償却原価で測定する金融資産に分類します。・契約上のキャッシュ・フローを回収するために資産を保有することを目的とする事業モデルに基づいて、金融資産が保有されている。・金融資産の契約条件により、元本および元本残高に対する利息の支払のみであるキャッシュ・フローが特定の日に生じる。 当初認識後は実効金利法を用いた償却原価で測定し、また、減損の評価を行っています。その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 償却原価で測定する金融資産以外の金融資産は、公正価値により測定します。そのうち、売買目的で保有する以外の資本性金融商品については、当初認識時にその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産として指定するか否かを、個々の資本性金融商品ごとに決定しています。 その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産として指定した金融資産は、当初認識後は公正価値で測定し、その事後的な変動をその他の包括利益に認識しています。 その他の包括利益に認識した金額は、事後的に純損益に振り替えることはできないものの、資本の中で振り替えることができます。関連する金融資産の認識を中止した場合、あるいは公正価値が著しく下落した場合には、その他の包括利益に認識した当該金額を利益剰余金に振り替えています。なお、当該金融資産からの配当金は純損益に認識します。純損益を通じて公正価値で測定する金融資産 償却原価で測定する金融資産以外の金融資産のうち、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産として指定しなかった金融資産は、純損益を通じて公正価値で測定する金融資産に分類します。 当初認識後は公正価値で測定し、その事後的な変動を純損益に認識します。12(cid:19)(cid:17)(cid:19)(cid:19)(cid:16)(cid:17)(cid:22)(cid:16)(cid:19)(cid:17)(cid:1)(cid:19)(cid:27)(cid:22)(cid:22)(cid:27)(cid:18)(cid:21)(cid:1)(cid:16)(cid:1)(cid:19)(cid:18)(cid:25)(cid:19)(cid:22)(cid:17)(cid:19)(cid:26)(cid:64)(cid:794)(cid:803)(cid:794)(cid:804)(cid:808)(cid:983)(cid:660)(cid:999)(cid:963)(cid:927)(cid:1007)(cid:940)(cid:949)(cid:1490)(cid:2268)(cid:1393)(cid:2302)(cid:64)(cid:2463)(cid:2370)(cid:3048)(cid:2956)(cid:639)(cid:56)(cid:70)(cid:67)(cid:1417)(cid:2260)(cid:4040)(cid:1857)(cid:2987)(cid:1607)(cid:3503)ソフトウェア5年顧客関連資産10年~25年契約関連資産12年~20年イ.棚卸資産の評価基準および評価方法 棚卸資産の取得原価には、購入原価、加工費および棚卸資産が現在の場所および状態に至るまでに発生したその他のすべての原価を含みます。 棚卸資産は、取得原価と正味実現可能価額のいずれか低い額で計上します。正味実現可能価額は、通常の事業の過程における予想販売価額から完成までに要する見積原価および見積販売費用を控除した額です。取得原価は主として総平均法を用いて算定します。ウ.有形固定資産の評価基準、評価方法ならびに償却方法 有形固定資産の認識後の測定には原価モデルを採用し、取得原価から減価償却累計額および減損損失累計額を控除した額で表示します。 土地以外の有形固定資産の減価償却は、取得原価から残存価額を控除した償却可能価額について、有形固定資産の各構成要素の見積耐用年数にわたり、主として定額法に基づいて行います。 主な有形固定資産の見積耐用年数は以下のとおりです。建物、構築物および油槽  2年~50年機械装置および運搬具   2年~20年 なお、石油および天然ガスの探鉱・評価・開発において資産として認識された支出は、生産開始後、生産高比例法により減価償却します。エ.無形資産およびのれんの評価基準および評価方法 無形資産の認識後の測定には原価モデルを採用し、取得原価から償却累計額および減損損失累計額を控除した額で表示します。また、のれんについては、取得原価から減損損失累計額を控除した額で表示します。 無形資産は、取得原価から残存価額を控除した額について、見積耐用年数にわたり、主として定額法で償却します。 主な無形資産の見積耐用年数は以下のとおりです。オ.使用権資産の評価基準および評価方法 短期リースおよび少額資産のリースを除いたリースについては、リース負債および使用権資産を認識します。 リース負債は、リース開始日現在の残存リース料をリースの計算利子率を用いて割り引いた現在価値で当初認識します。認識時に実務上容易にリースの計算利子率を算定できない場合は、当社グループの追加借入利子率を用いています。 使用権資産は、リース負債の測定額に、当初直接コストや前払リース料等を調整し、リース契約に基づき要求される原状回復義務の費用を加算した金額で認識しており、リース期間にわたり規則的に減価償却を行います。また使用権資産は連結財政状態計算書において「有形固定資産」に含めて表示しています。 リース料は、リース負債残高に対して一定の利子率となるように金融費用とリース負債残高の返済部分とに配分します。金融費用は、連結損益計算書上、使用権資産に係る減価償却費と区分して表示しています。 契約がリースであるか否か、または契約にリースが含まれているか否かについては、法的にはリースの形態とならないものであっても、契約の実質に基づいて判断しています。 なお、リース期間が12ヵ月以内である短期リースおよび原資産が少額なリースのリース料は、他の規則的な方法により利用者の便益のパターンが適切に表される場合を除いて、リース期間にわたり定額法によって費用計上しています。13(cid:19)(cid:17)(cid:19)(cid:19)(cid:16)(cid:17)(cid:22)(cid:16)(cid:19)(cid:17)(cid:1)(cid:19)(cid:27)(cid:22)(cid:22)(cid:27)(cid:18)(cid:21)(cid:1)(cid:16)(cid:1)(cid:19)(cid:18)(cid:25)(cid:19)(cid:22)(cid:17)(cid:19)(cid:26)(cid:64)(cid:794)(cid:803)(cid:794)(cid:804)(cid:808)(cid:983)(cid:660)(cid:999)(cid:963)(cid:927)(cid:1007)(cid:940)(cid:949)(cid:1490)(cid:2268)(cid:1393)(cid:2302)(cid:64)(cid:2463)(cid:2370)(cid:3048)(cid:2956)(cid:639)(cid:56)(cid:70)(cid:67)(cid:1417)(cid:2260)(cid:4040)(cid:1857)(cid:2987)(cid:1607)(cid:3503)カ.非金融資産の減損 当社グループでは、各報告期間において、各資産について減損の兆候の判定を行い、減損の兆候が存在する場合、その資産の回収可能価額を見積ります。個々の資産の回収可能価額を見積ることができない場合には、その資産の属する資金生成単位ごとに回収可能価額を見積ります。 資産または資金生成単位の帳簿価額が回収可能価額を超える場合は、その資産について減損損失を認識し、回収可能価額まで評価減します。 また、のれんについては、毎年または減損の兆候が存在する場合にはその都度、減損テストを実施します。のれんの減損損失は純損益で認識し、戻し入れは行いません。 なお、のれん以外の資産に関しては、過去の報告期間に認識された減損損失について、損失の減少または消滅の可能性を示す兆候が存在しているかどうかの評価を行います。そのような兆候が存在する場合は、当該資産または資金生成単位の回収可能価額の見積りを行い、その回収可能価額が、資産または資金生成単位の帳簿価額を超える場合、減損損失を認識しなかった場合の帳簿価額から必要な減価償却費または償却費を控除した後の帳簿価額を超えない金額を上限として、減損損失を戻し入れます。② 引当金の計上基準 引当金は、過去の事象の結果として現在の法的または推定的債務を有しており、当該債務を決済するために経済的便益を有する資源の流出が必要となる可能性が高く、その金額を信頼性をもって見積ることができる場合に認識します。 引当金は、債務の決済に必要と見込まれる支出に、貨幣の時間価値の現在の市場評価と当該債務に特有なリスクを反映した税引前の割引率を用いて、現在価値で測定します。時間の経過による引当金の増加は利息費用として認識します。③ その他連結計算書類作成のための重要な事項・企業結合およびのれん 当社は、企業結合の会計処理として取得法を適用しています。企業結合において取得した識別可能資産及び引き受けた識別可能負債と偶発負債は、当初取得日における公正価値で測定します。取得に関連して発生した費用は、発生時に費用として認識します。当社は、非支配持分を公正価値もしくは被取得企業の識別可能純資産に対する非支配持分の比例持分で測定するかについて取引ごとに決定します。 のれんは、移転された企業結合の対価、被取得企業の非支配持分の金額及び取得企業が以前に保有していた被取得企業の資本持分の公正価値の合計額が、取得日における識別可能資産及び負債の正味価額を上回る場合にその超過額として測定します。 割安購入により、当該合計金額が取得した識別可能資産及び負債の正味価額を下回る場合、差額は直ちに連結損益計算書に純損益として認識されます。 のれんは、毎年又は減損の兆候が存在する場合にはその都度、減損テストを実施します。のれんは、取得原価から減損損失累計額を控除した額で表示します。のれんの減損損失は連結損益計算書において純損益として認識し、戻入れは行いません。 持分法で会計処理されている投資の帳簿価額に含まれる関連会社・共同支配企業に係るのれんは、当該投資とは区別せずに減損テストを行います。当社は、関連会社・共同支配企業に対する投資が減損しているということを示す客観的な証拠があるか否かを評価しています。投資が減損していることを示す客観的証拠がある場合、投資の回収可能価額(使用価値と売却費用控除後の公正価値のいずれか高い方)と帳簿価額を比較することにより、減損テストを行っています。過去の期間に認識された減損損失は、過去の減損損失計上後、投資の回収可能価額の決定に使用された見積りの変更があった場合にのみ、投資の回収可能価額がその後に増加した範囲で戻し入れています。 のれんは、減損テスト実施のために、企業結合のシナジーからの便益を得ることが期待される個々の資金生成単位又は資金生成単位グループに配分します。14(cid:19)(cid:17)(cid:19)(cid:19)(cid:16)(cid:17)(cid:22)(cid:16)(cid:19)(cid:17)(cid:1)(cid:19)(cid:27)(cid:22)(cid:22)(cid:27)(cid:18)(cid:21)(cid:1)(cid:16)(cid:1)(cid:19)(cid:18)(cid:25)(cid:19)(cid:22)(cid:17)(cid:19)(cid:26)(cid:64)(cid:794)(cid:803)(cid:794)(cid:804)(cid:808)(cid:983)(cid:660)(cid:999)(cid:963)(cid:927)(cid:1007)(cid:940)(cid:949)(cid:1490)(cid:2268)(cid:1393)(cid:2302)(cid:64)(cid:2463)(cid:2370)(cid:3048)(cid:2956)(cid:639)(cid:56)(cid:70)(cid:67)(cid:1417)(cid:2260)(cid:4040)(cid:1857)(cid:2987)(cid:1607)(cid:3503)・外貨換算 当社の連結計算書類は、当社の機能通貨である日本円で表示しています。 外貨建取引は、取引日における為替レートで当社グループ各社の機能通貨に換算します。期末日における外貨建の貨幣性資産および負債は、期末日の為替レートで機能通貨に再換算し、また公正価値で測定する外貨建の非貨幣性資産および負債は、当該公正価値の算定日における為替レートで機能通貨に換算します。この結果生じる為替換算差額は原則として純損益に認識します。取得原価で測定する外貨建の非貨幣性資産および負債は、取引日の為替レートで換算します。 在外営業活動体の資産および負債は期末日の為替レート、収益および費用は報告期間中の為替レートが著しく変動していない限り、その期間の平均為替レートを用いて日本円に換算し、換算から生じる為替換算差額はその他の包括利益に認識します。・退職後給付 当社グループでは確定給付制度と確定拠出制度を採用しています。確定給付制度に関連して連結財政状態計算書で認識される負債は、報告期間の末日現在の確定給付制度債務の現在価値から制度資産の公正価値を差し引いた額です。確定給付制度債務は、独立した年金数理人が毎年算定します。割引率は、将来の毎年度の給付支払見込日までの期間を基に割引期間を設定し、割引期間に対応した期末日時点の優良社債の市場利回りに基づき算定します。 退職給付費用のうち、勤務費用、確定給付負債(資産)の純額に係る利息純額については純損益で認識し、見積りと実績との差異および数理計算上の仮定の変更から生じた数理計算上の差異を含む再測定は、発生した期間にその他の包括利益として認識します。当該金額は、純損益へ振り替えることはできないものの、資本の中での振り替えが認められていることから、直ちにその他の資本の構成要素から利益剰余金に振り替えます。過去勤務費用は、純損益で認識します。 確定拠出制度に係る退職給付費用は、従業員がサービスを提供した期間に費用として認識し、未払拠出額を債務として認識しています。・収益認識 当社グループは、IFRS第9号「金融商品」に基づく利息および配当収益等を除き、次の5つのステップを適用することにより収益を認識しています。     ステップ1: 顧客との契約を識別する     ステップ2: 契約における履行義務を識別する     ステップ3: 取引価格を算定する     ステップ4: 取引価格を契約における履行義務へ配分する     ステップ5: 履行義務が充足されたときに(または充足するにつれて)収益を認識する 当社グループでは、石油製品、石油化学品、原油、天然ガス、銅精鉱等の原料鉱石、電気銅等の非鉄金属製品、電材加工製品等の販売を行っています。 これらの販売は、主として製品の支配が顧客に移転したとき、すなわち製品を顧客へ引き渡した時点で、製品の法的所有権、物的占有権、製品の所有に伴うリスクおよび経済価値が移転し、顧客から製品の対価を受ける権利を得るため、その時点で収益を認識します。収益は顧客との契約による取引価格に基づき認識し、付加価値税、返品、リベートおよび割引額を差し引いた純額で表示します。付加価値税および軽油引取税のように、販売時点において課税され、代理人として回収していると考えられる税額は、売上高に含めず純額で表示します。一方、揮発油税のように、販売以前の過程において課税され、売上金額に含まれている税額は売上高に含めます。対価に変動可能性のある取引については、考え得る対価の金額の範囲における単一の最も可能性の高い金額を用いて、将来において重大な戻し入れが生じない範囲内で収益を認識しています。・連結納税制度の適用     連結納税制度を適用しています。15(cid:19)(cid:17)(cid:19)(cid:19)(cid:16)(cid:17)(cid:22)(cid:16)(cid:19)(cid:17)(cid:1)(cid:19)(cid:27)(cid:22)(cid:22)(cid:27)(cid:18)(cid:21)(cid:1)(cid:16)(cid:1)(cid:19)(cid:18)(cid:25)(cid:19)(cid:22)(cid:17)(cid:19)(cid:26)(cid:64)(cid:794)(cid:803)(cid:794)(cid:804)(cid:808)(cid:983)(cid:660)(cid:999)(cid:963)(cid:927)(cid:1007)(cid:940)(cid:949)(cid:1490)(cid:2268)(cid:1393)(cid:2302)(cid:64)(cid:2463)(cid:2370)(cid:3048)(cid:2956)(cid:639)(cid:56)(cid:70)(cid:67)(cid:1417)(cid:2260)(cid:4040)(cid:1857)(cid:2987)(cid:1607)(cid:3503)2.重要な会計上の見積りに関する注記 当社の連結計算書類には、経営者の見積りを含みます。この見積りは過去の実績および報告期間の末日において合理的であると考えられる様々な要因等を勘案した経営者の最善の見積りに基づきますが、結果は、見積りとは異なる可能性があります。 また、報告期間の末日において、今般の新型コロナウイルス感染症およびウクライナをめぐる国際情勢の影響は、見積りに勘案すべき不確実性の高い要因と認識しています。 新型コロナウイルス感染症の影響は、依然として、経済、企業活動、社会生活の広範囲に影響を与えており、当社グループが展開する様々な事業における各種製品の需要や価格への影響は、各事業や製品ごとに大きく異なります。そのため、これまでの販売実績などの状況を踏まえ、新型コロナウイルス感染症の影響が今後も一定程度継続することを前提として、各事業や製品ごとに合理的に見積りを実施しています。ウクライナをめぐる国際情勢は、特に、当社グループにおいて重要な、原油、天然ガスおよび銅等の商品価格に影響を与えています。当社は、このような商品価格への影響は短期的なものであり、中長期的には、当該情勢の影響はなくなり、一定の価格に収れんしていくことを前提に最善の見積りを実施しています。なお、上記影響の将来の見通しが変化した場合には、その時点で見直しを行う可能性があります。当社の連結計算書類に重要な影響を与える可能性のある、主な見積りは以下のとおりです。(1)非金融資産の減損 当社グループでは有形固定資産、のれんおよび無形資産について、連結注記表の「1.(3) 会計方針に関する事項」に従って、減損テストを実施します。減損テストにおける回収可能価額を算定するにあたり、将来キャッシュ・フローの見積りや割引率等を決定します。 それぞれの減損テストの算定において見積将来キャッシュ・フローは経営者が承認した事業計画を基礎として、経営者の最善の見積りと判断により決定しますが、見積将来キャッシュ・フローに含まれる販売数量や商品価格、外国為替相場等の不確実な要素の変動によって影響を受けるため、これらの見積りや回収可能価額の見直しが必要となった場合に、連結計算書類に重要な影響を与える可能性があります。 これにより、当連結会計年度、その他の費用のうち減損損失として計上した金額は47,030百万円です。また、当連結会計年度末に有形固定資産、のれんおよび無形資産として計上した金額は4,313,223百万円です。 当連結会計年度に計上した金額には、エネルギーセグメントの子会社であるENEOS株式会社が、同社の和歌山製油所の精製・製造および物流機能を2023年10月を目途に停止することを、2022年1月に取締役会決議したことに伴い、同製油所設備の単独の使用価値がマイナスになることが想定されることから、当連結会計年度末の建物、構築物および油槽等、同製油所設備の帳簿価額の全額を減損損失として計上した27,640百万円が含まれます。 また、石油・天然ガス開発セグメントの子会社であるJX石油開発株式会社は、2021年11月に100%保有していたJX Nippon Exploration and Production(U.K.)Limited(以下、「JXNEPUK」)の全株式についてNEO Energy Upstream UK Limited社と売却に関する契約を締結したことに伴い、JXNEPUKの資産および負債を売却目的保有の処分グループとして分類し、同社の繰延税金資産を売却により回収可能と見込まれる金額まで減額しました。当該分類時点から税引後利益の計上等によりJXNEPUKの純資産は10,780百万円増加しましたが、第3四半期連結会計期間末において、当該処分グループを売却費用控除後の公正価値で再測定した結果、同額(10,780百万円)を減損損失として計上しました。なお、2022年3月に売却は完了しました。16(cid:19)(cid:17)(cid:19)(cid:19)(cid:16)(cid:17)(cid:22)(cid:16)(cid:19)(cid:17)(cid:1)(cid:19)(cid:27)(cid:22)(cid:22)(cid:27)(cid:18)(cid:21)(cid:1)(cid:16)(cid:1)(cid:19)(cid:18)(cid:25)(cid:19)(cid:22)(cid:17)(cid:19)(cid:26)(cid:64)(cid:794)(cid:803)(cid:794)(cid:804)(cid:808)(cid:983)(cid:660)(cid:999)(cid:963)(cid:927)(cid:1007)(cid:940)(cid:949)(cid:1490)(cid:2268)(cid:1393)(cid:2302)(cid:64)(cid:2463)(cid:2370)(cid:3048)(cid:2956)(cid:639)(cid:56)(cid:70)(cid:67)(cid:1417)(cid:2260)(cid:4040)(cid:1857)(cid:2987)(cid:1607)(cid:3503)(2)石油・天然ガスおよび鉱石埋蔵量の見積り 石油・天然ガスおよび金属資源に係る資産は生産単位ごとに、確定埋蔵量および推定埋蔵量の合計に占める報告期間中の採掘量の割合にて生産高比例法により償却計算を行います。当該埋蔵量の見積りには品位、商品価格、外国為替相場、生産費用、将来の資本的支出等多くの不確実な仮定が含まれます。これらの仮定は、経営者の最善の見積りと判断により決定します。 この埋蔵量の見積りは、当連結会計年度末に計上した有形固定資産のうち、探鉱開発投資勘定344,292百万円や金属セグメントのカセロネス銅鉱山を運営するSCM Minera Lumina Copper Chileが計上した有形固定資産および無形資産253,707百万円の一部に関連します。また、「(1) 非金融資産の減損」における減損テストにも影響します。 埋蔵量の見積りに使用する仮定は、将来の不確実な経済状況の変化によって影響を受けることから、見直しが必要となった場合には、連結計算書類に重要な影響を与える可能性があります。(3)法人所得税費用 当社グループは、複数の租税区域の法人所得税の影響を受け、世界各地における法人所得税の見積額を決定する際には、重要な判断が必要です。 当連結会計年度、法人所得税費用として計上した金額は192,737百万円です。 取引および計算方法によっては、最終的な税額に不確実性を含むものも多くあります。追加徴収が求められるかどうかの見積りに基づいて、予想される税務調査上の問題について負債を認識します。これらの問題に係る最終税額が当初に認識した金額と異なる場合、連結計算書類に重要な影響を与える可能性があります。 また、繰延税金資産は、将来減算一時差異、未使用の繰越税額控除および繰越欠損金を利用できる課税所得が生じる可能性が高い範囲内で金額を算定します。将来の課税所得の生じる時期および金額は、販売数量や商品価格、外国為替相場等の仮定を含めた、経営者が承認した事業計画に基づいて見積ります。 これにより、当連結会計年度末、繰延税金資産として計上した金額は39,175百万円です。 課税所得が生じる時期および金額は、将来の不確実な経済状況の変化によって影響を受けることから、実際に生じた時期および金額が見積りと異なった場合は、それに伴い利用可能な繰延税金資産の金額も変動し、その結果、連結計算書類に重要な影響を与える可能性があります。(4)棚卸資産の評価 棚卸資産は、取得原価と正味実現可能価額のいずれか低い額で計上します。報告期間末日において正味実現可能価額が取得原価より下落している場合には、棚卸資産を当該正味実現可能価額で測定し、取得原価との差額(評価減)を売上原価に計上します。 これにより、当連結会計年度末、棚卸資産として計上した金額は1,994,830百万円です。 将来、市場環境が大きく変化し、正味実現可能価額が著しく下落した場合には、売上原価に多額の差額(評価減)が発生し、連結計算書類に重要な影響を与える可能性があります。(5)従業員給付 当社グループは確定給付制度を含む退職給付制度を有しています。これらの各制度に係る確定給付制度債務の現在価値および関連する勤務費用等は、数理計算上の仮定に基づいて算定されます。数理計算上の仮定には、割引率等、様々な変数についての見積りおよび判断が求められます。 これにより、当連結会計年度末、退職給付に係る負債として計上した金額は220,188百万円です。 様々な変数を含む

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