関東電化工業（4047） – 2022年３月期　決算・中期経営計画説明会資料

2022年3⽉期 決算説明会関東電化⼯業株式会社（東証プライム市場 4047）2022年5⽉23⽇© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.説明内容1．2022年3⽉期決算の概要2．業績の⾒通し・今後の動向3．補⾜資料© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.2※増減率を除き、表⽰単位未満は切り捨てて表⽰決算のポイント 販売は好調継続。特殊ガス製品は販売数量が増加。電池材料は販売数量増加に加え、価格修正を実施。基礎化学品事業や鉄系事業もコロナ前の⽔準に回復。 費⽤⾯ではリチウム化合物、無⽔フッ酸、電⼒などの原燃料価格が⾼騰。 ロシア・ウクライナ紛争の影響は、現時点において当社製品の製造に影響はないが、引き続き動向を注視する。© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.3損益計算書売上⾼営業利益純利益※※親会社株主に帰属する当期純利益【売上⾼】 （＋１０３億円）2021/32022/3差額519563662211177（単位︓億円）1035441・基礎化学品事業は、販売数量の増加と会計基準変更の影響により増収（＋21.9億円）・精密化学品事業は、販売数量の増加と⼀部製品の価格修正効果により増収（+86.6億円）・鉄系事業（+7.5億円）、商事事業（△15.7億円）、設備事業（+3.2億円）【営業利益】 （＋５４億円）基礎化学品事業（+1.7億円）、精密化学品事業（+46.7億円）鉄系事業（+3.3億円）、商事事業（＋0.4億円）、設備事業（+1.3億円）© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.4貸借対照表資産現⾦及び預⾦営業債権棚卸資産固定資産(有形+無形）負債有利⼦負債営業債務未払法⼈税等純資産（⾃⼰資本⽐率）2021/392323614810532139926966552455.2%2022/31,099267180131389499309892659953.0%（単位︓億円）増減1753032256810039232074△ 2.2%© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.5基礎化学品事業部⾨2021/32022/3差額（単位︓億円）売上⾼営業利益57△2.479△0.6211.7【売上⾼】・か性ソーダ・・・販売価格は低下したが、販売数量の増加により増収・塩酸・・・販売価格は低下したが、販売数量の増加により増収・トリクロールエチレン・・・価格修正効果により増収・パークロールエチレン・・・販売数量は減少したが、価格修正効果により増収【営業利益】・増収効果はあるが、原燃料価格上昇の影響を受ける© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.6精密化学品事業部⾨2021/32022/3差額（単位︓億円）売上⾼営業利益403534901008646【売上⾼】・三フッ化窒素・・・販売数量は減少したが、価格修正効果により増収・六フッ化タングステン・・・販売数量は増加したが、販売価格の低下により減収・ヘキサフルオロ-1,3-ブタジエン・・・販売価格は低下したが、販売数量の増加により増収・六フッ化リン酸リチウム・・・販売数量の増加と価格修正効果により増収【営業利益】・原燃料価格上昇の影響を受けたが、増収効果により増益© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.7（単位︓億円）2021/32022/3差額5855311△46鉄系・商事・設備事業部⾨売上⾼営業利益【鉄系事業】【商事事業】【設備事業】キャリヤーおよび鉄酸化物の販売増加により増収収益認識基準適⽤の影響により減収連結⼦会社である上備製作所の請負⼯事増加により増収© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.8連結営業利益差異分析(2021/3 対 2022/3）△37.5+0.8+10.1+81.6販売(cid:1566)⽣産原燃料価格減価償却費(cid:2332)(cid:2349)他111.6営業利益︵当期︶16014012010080604020056.6営業利益︵前期︶© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.9営業利益と営業利益率の推移（連結）（億円）17.6%17.1%14.4%営業利益営業利益率10.9%17.9%111909477561201008060402002017年度201８年度2019年度2020年度2021年度© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.20.0%18.0%16.0%14.0%12.0%10.0%8.0%6.0%4.0%2.0%0.0%10設備投資・減価償却費の推移（連結）設備投資額減価償却費（億円）16012080400102 101 61 43 50 54 122 84 67 66 投資償却投資償却投資償却投資償却投資償却2017年度2018年度2019年度2020年度2021年度© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.11関東電化グループ（連結⼦会社）資本⾦出資⽐率(％)2022/3期売上⾼対前年期⽐主要な事業内容関電興産（株）１０１００.０１２化学⼯業薬品の販売および容器整備、保険代理店（株）上備製作所１２０４９.４３ 化学⼯業⽤設備の製作・加⼯・修理（単位︓億円）森下弁柄⼯業（株）２７９９.9０ 鉄酸化物の製造販売関東電化KOREA（株）３億ウオン９０.０１３０△４ フッ素系製品の販売台湾関東電化股份有限公司関東電化ファインプロダクツ韓国（株）宣城科地克科技有限公司７百万NTドル１００.０７ フッ素系製品の販売420億ウオン１００.０１２ フッ素系製品の製造・販売50百万ドル９８.3― フッ素系製品の製造・販売合計３３３３２７７４３７４９２４―© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.12事業セグメント名 称内容か性ソーダ、塩酸、次亜塩素酸ソーダ、塩化アルミニウム等基礎化学品事業無機製品有機製品トリクロールエチレン、パークロールエチレン、塩化ビニリデン、シクロヘキサノール等精密化学品事業フッ素系製品六フッ化硫⻩、四フッ化炭素、三フッ化メタン、六フッ化エタン、三フッ化窒素、ヘキサフルオロ-1,３-ブタジエン、⼋フッ化プロパン、六フッ化タングステン、四フッ化ケイ素、三フッ化塩素、⼋フッ化シクロブタン、モノフルオロメタン、硫化カルボニル、五フッ化ヨウ素、六フッ化リン酸リチウム、ホウフッ化リチウム等鉄系事業鉄系製品キャリヤー、マグネタイト、顔料、鉄酸化物等商事事業関電興産㈱化学⼯業薬品の販売および容器整備、保険代理店業務等設備事業㈱上備製作所 ⼯場プラント建設、⼯場設備保全⼯事等© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.13説明内容1．2022年3⽉期決算の概要2．業績の⾒通し・今後の動向3．補⾜資料© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.14※増減率を除き、表⽰単位未満は切り捨てて表⽰セグメント別業績予想（連結）売上⾼営業利益2022/32023/3差額2022/32023/3差額（単位︓億円）基 礎精 密その他※合 計設備投資費減価償却費研究開発費7949053622122661481619607601588814112961373521△0△010011111197111091△3△0△2【業績予想前提】為替レート ︓115円/$※その他には、鉄系事業、商事事業、設備事業および連結調整を含みます。© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.15連結営業利益差異分析(2022/3 対 2023/3）250.0230.0210.0190.0170.0150.0130.0110.090.070.050.0111.6 営業利益︵前期︶△93.7+114.4△21.2△2.1販売(cid:1566)⽣産原燃料価格減価償却費(cid:2332)(cid:2349)他109.0営業利益︵当期⾒込︶© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.16セグメント別業績予想（連結） 上期下期⽐較売上⾼営業利益上期⾒込下期⾒込差額上期⾒込下期⾒込差額（単位︓億円）基 礎精 密その他※合 計設備投資費減価償却費研究開発費412903136284377403292939874517△139△２36△1014004675315145615△33※その他には、鉄系事業、商事事業、設備事業および連結調整を含みます。© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.17連結営業利益差異分析(2023/3【上期】 対 2023/3【下期】）80.070.060.050.040.030.020.053.0営業利益︵上期⾒込(cid:2366)︶△13.1+25.4△14.0+2.4販売(cid:1566)⽣産原燃料価格減価償却費(cid:2332)(cid:2349)他56.0営業利益︵下期⾒込(cid:2366)︶© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.18説明内容1．2022年3⽉期決算の概要2．業績の⾒通し・今後の動向3．補⾜資料© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.19－主な製品の⾒通し－ 三フッ化窒素（NF3) 半導体・FPD製造プラズマＣＶＤ装置のチャンバークリーニングガス 製造能⼒ 3,700t/年t【需要動向（2022年度以降は当社予想）】50000400003000020000100000【予想シェア】当社シェアは１割強当社2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025半導体関係FPD関係当社 Ａ社 Ｂ社 Ｃ社 Ｄ社 その他© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.20－主な製品の⾒通し－六フッ化タングステン(WF6) 半導体⽤配線材料ガス。 製造能⼒720t/年（2016.11） ➡ 910t/年（2018.8）➡ 1,400t/年（2019.10）【需要動向（2022年度以降は当社予想）】【予想シェア】当社シェアは３割弱当社ｔ100008000600040002000020182019202020212022202320242025© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.当社 Ａ社 Ｂ社 Ｃ社 Ｄ社 その他21－主な製品の⾒通し－ヘキサフルオロ-1,3-ブタジエン(C4F6) 半導体⽤エッチングガス。 製造能⼒ 125t/年 ➡ 160t/年（2018.12）➡ 260t/年（2019.12）➡ 400t/年(2022.4）【需要動向（2022年度以降は当社予想）】【予想シェア】当社シェアは約３割当社ｔ30002500200015001000500020182019202020212022202320242025当社Ａ社Ｂ社Ｃ社その他© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.22－主な製品の⾒通し－硫化カルボニル(COS) 半導体⽤エッチングガス。 製造能⼒ 40t/年 ➡ 80t/年（2019.10）➡ 150t/年（2022.6）ｔ【需要動向（2022年度以降は当社予想）】400350300250200150100500【予想シェア】当社シェアは６割以上当社当社他社20182019202020212022202320242025© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.23－主な製品の⾒通し－六フッ化リン酸リチウム（LiPF6） リチウムイオン⼆次電池の材料である電解質 ＥＶ等の⾞載向け需要が本格化 製造能⼒5,400ｔ/年 ➡ 10,000t/年（2023年予定）【需要動向（2022年度以降は予想）】【予想シェア】当社シェアは約１割車載用電池電池特性、安全性等の要求が強い高品質のLiPF6が必須となる当社t 25000020000015000010000050000020182019202020212022202320242025当社Ａ社Ｂ社Ｃ社D社E社F社その他© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.24－海外⽣産拠点について－関東電化ファインプロダクツ韓国㈱ 所在地 事業内容 ⽣産品⽬⼤韓⺠国忠清南道天安市半導体・FPD⽤特殊ガス類の製造・販売・硫化カルボニル(COS)・四フッ化炭素(CF4)・三フッ化塩素(ClF3)工場外観© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.25－海外⽣産拠点について－宣城科地克科技有限公司 所在地 事業内容 ⽣産品⽬中華⼈⺠共和国安徽省宣城市半導体・FPD⽤特殊ガス類の製造・販売Ⅰ期⼯事*︓フッ化アンモニウムⅡ期⼯事・六フッ化タングステン(WF6)・四フッ化炭素(CF4)・ヘキサフルオロ-1,3-ブタジエン(C4F6)＊：2022年稼働開始予定© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.工場完成予想図約250km26当社技術と事業方向性高感度分析重合フッ素化高純度化有機合成電解精密化学品事業特殊ガス製品電池材料製品鉄系事業鉄系製品微細化複合化コーティング■KDK-Core Technology© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.SDGsESG■Future環境・エネルギー分野電子・情報通信分野ライフサイエンス・ヘルスケア分野有機-無機ハイブリッド材料マテリアルズ・インフォマティクス計算科学27塩素化無機合成基礎化学品事業無機・有機製品フッ素系コーティング材料注意事項 本資料は、金融商品取引法等のディスクロージャー資料ではなく、その情報の正確性、完全性を保証するものではありません。 本資料の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後さまざまな要因によって予想数値と異なります。© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.28第12次中期経営計画2022〜2024年度Dominate 1000〜持続的成⻑と競争⼒育成〜2022年５⽉23⽇関東電化⼯業株式会社代表取締役社⻑ ⻑⾕川淳⼀⽬次© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.  |2第11次中期経営計画の振り返り© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.  |3第11次中計振り返り（経営指標）連結指標売上⾼営業利益2021年度計画2021年度実績700120622111差異▲77▲9⾃⼰資本⽐率50％以上53.0％+3.0%ROE15％以上14.2％▲0.8％配当性向(単体）20％以上19％▲1.0％© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.  |4第11次中計振り返り（重点戦略）重点戦略〇実績・▲課題精密化学品事業の拡⼤推進 精密化学品新製品の早期市場投⼊ 海外⽣産拠点の安定稼働 顧客密着と顧客提案⼒の強化○ 新規製品市場投⼊○ 関東電化ファインプロダクツ韓国の安定稼働▲ エッチングガス以外の製品開発⽣産技術⼒の底上げ 基盤技術（電解・フッ素化・分析）向上 品質評価能⼒の向上 IoT,AIを活⽤した省⼒化の推進▲ 分析技術及び品質評価能⼒の向上は途上○ DCS化※、⾃動化の推進による省⼒化実現新規事業の早期創出 当社独⾃の優位性ある技術育成 マーケットイン型の開発強化 事業化ストーリーと戦略化推進 30億円の新規事業提案▲ 独⾃性、優位性ある技術の確⽴が課題▲ 次なる柱となる新事業の創出が課題グループ総合⼒強化 基本３課題（安全・利益・改善）定着 会社とともに成⻑する⼈材育成 資本政策と株主還元強化○ 基本３課題の定着と浸透▲ 従業員のスキルアップと教育体制が課題▲ 配当性向（単体）19％ESGシフトと企業価値向上 環境配慮型リサイクル技術育成 社会価値と経済価値を⾼めるガバナンス 多様性と働きがいのある職場環境構築▲ 原料リサイクル技術の活⽤推進○ サステナビリティ体制の構築○ 健康経営、年休取得等の推進※DCS：Distributed Control System（分散制御システム）の頭⽂字© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.  |52022-2024第12次中期経営計画© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.  |6Ⅰ 2030年に向けたビジョン2030年に想定される社会低炭素・循環型社会を実現する科学技術が進歩し資源の循環利⽤が進む。デジタル化の進展やライフスタイルの変化とともに、多様性や価値の多元化を重視することにより、サステナブルでレジリエントな企業と共に幸福を実感できる社会を⽬指している。2030年のありたい姿安定した経営基盤のもと、安全で働きがいを実感できる環境を提供し、独⾃性・優位性ある製品で世界最先端の技術を⽀え、サステナブルな社会に貢献する「創造的開発型企業」へ成⻑する。© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.  |7Ⅱ 第12次中期経営計画 基本⽅針「2024年度 連結売上⾼ 1,000億円達成」と2030年を⾒据えた、3ヶ年（2022-2024年度）の重点戦略⇒第12次中期経営計画Dominate 1000 〜持続的成⻑と競争⼒育成〜 2024年売上⾼1,000億円達成に向けての施策を実⾏ 2030年の社会：低炭素・循環型社会に向けての取り組み強化 2050年カーボンニュートラルに向けた投資計画を⽴案・実⾏ フッ素系ガス、電池材料事業拡⼤に向けた施策を実⾏ 鉄系事業は経営資源の集中により、再び成⻑軌道へ乗せる 基礎化学品事業は原料供給機能の強化とキャッシュフローの最⼤化を実⾏© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.  |8Ⅲ 事業別の基本戦略精密化学品事業（特殊ガス製品）デジタル社会の進展を受けて⻑期的な成⻑が期待できる特殊ガス製品は、最先端エッチング・低GWP※値ガスへの要望に応え、投資・開発を加速し、技術をリードすることにより成⻑を継続させる。また、需要の広がりとともに製造拠点の分散化・BCP対策を進め、顧客のニーズに応えていく。精密化学品事業（電池材料製品）※GWP：Global Warning Potential（地球温暖化係数）の頭⽂字EV需要の急増を受けて供給数量の⼤幅な拡⼤を要請されている。増産投資とともに⽣産性の⾼い最先端の技術を開発し、より⼀層のコストダウンを進め顧客需要に応えていく。また、開発を進めている使⽤済みリチウムイオン２次電池からのリチウム回収技術を世界規模で実現し、脱炭素・循環型社会に貢献する。成⻑率の⾼い地域と製品に経営資源を集中させ、再び成⻑軌道に乗せる。鉄系事業基礎化学品事業基盤事業として原料供給機能の強化とキャッシュフローの最⼤化を図る。© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.  |9Ⅳ 第12次中期経営計画 重点戦略①精密化学品事業の拡⼤推進 市場成⻑に対応する能⼒増強（半導体ガス・電池材料） 顧客が求める（最先端、低GWP）特殊ガス製品の市場投⼊ 海外拠点との有機的連携 ガス、電池材料製品の開発⼒強化 原料から最終製品までのグループ内⼀貫⽣産体制構築②⽣産技術⼒の底上げ DXの推進による⽣産性向上 品質保証能⼒の向上③⼈材育成充実 ⼈材開発、戦略的教育プログラムの導⼊ 社員のwell-being追及（働きがいを実感） ジェンダー、多様性の推進④社会的価値向上 サステナビリティに対する活動推進 エネルギー多消費型製品の縮⼩と脱炭素への取り組み強化 リサイクルの推進© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.  |10Ⅴ 第12次中期経営計画数値⽬標【数値⽬標】連結ベース2021年度（実績） 2022年度（計画） 2023年度（計画） 2024年度（計画）売上⾼ （億円）営業利益 （億円）営業利益率 （％）62211117.976010914.392013014.11,00015015.0■2024年度⽬標（連結ベース）■配当⽅針・売上⾼          1,000億円・配当性向は20％を⽬安とする・営業利益          150億円・⾃⼰資本⽐率        50％以上・ROE             12％以上© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.  |11Ⅵ 技術開発重点テーマ新事業開発分野 <先端技術を⽀える材料>①新電池材料、半導体材料、フッ化物、塩化物②医療⽤材料③通信⽤材料としての低誘電率材料⽣産技術の開発 <既存事業・新事業を⽀える技術>①リサイクル②環境改善技術（電解技術活⽤による省エネ・サステナビリティ）③MI計算ソフトによる開発⽀援④既存事業の周辺技術、フッ素系ガスの原料製造、新製造技術●開発品販売⽬標●開発品販売⽬標２０２２年度２０２３年度２０２４年度売上⾼１０億円２０億円５０億円© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.  |12Ⅶ 投融資計画投融資計画その他50億円新規開発品100億円第12次中期経営計画総額600億円海外投資100億円国内投資500億円 ３年間で総額600億円を計画。成⻑事業である半導体・電池事業・開発に90％投資 新規開発品：環境配慮型製品の開発、新研究棟の建設等へ投資 再⽣可能エネルギー確保などのサステナブル投資は別枠で管理投融資案件例・半導体材料新規半導体ガス設備新設C4F6,COS等増設・電池材料LiPF6増設リチウムリサイクル設備新設・新規開発品環境配慮型製品の開発新研究棟建設・その他原料供給設備の強化半導体材料電池材料450億円© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.  |13カーボンニュートラルに向けた取り組み© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.  |14カーボンニュートラルに向けた取り組み2030年に向けたビジョン精密化学品の拡⼤を⼀層進めることにより成⻑を加速するとともに、温室効果ガス排出の削減と脱炭素に向けた技術開発を進め、サステナブルな社会に貢献する創造的開発型企業へ成⻑するCO2排出量削減⽬標 ： 2030年度 30％削減※2013年度⽐※Scope1、2対象主な取り組み⽅針① 精密化学品事業の成⻑を果たしながら、CO2排出原単位を改善② 再⽣可能エネルギーの投⼊③ プロダクトミックスによるCO2排出削減④ 環境配慮型製品の開発推進© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.  |15カーボンニュートラルに向けた取り組み（CO2削減ロードマップ）【CO2削減ロードマップ】2020年2013年度⽐30％削減2030年カーボンニュートラル2050年製 造 ⼯ 程燃 料電 ⼒製 品省エネルギー、⽣産性・CO2排出原単位改善プロダクトミックスによるCO2排出削減発⽣⽔素の燃料使⽤促進環境配慮型製品の開発・販売再⽣可能エネルギーの投⼊© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.  |16エネルギー由来CO2の排出量推移と削減⽬標（Scope1 ＋ Scope2）削減⽬標2030年 2013年⽐30％削減2050年カーボンニュートラル（実質ゼロ)を⽬指す2020年までの実績2013年度⽐８％削減0.5 23.1 1.2 20.5 2013年度⽐30％削減0.3 16.2 Co2排出量︵万ｔ︶25.020.015.010.05.00.02013年【基準年】2020年2030年2050年scope2scope1カーボンニュートラル達成© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.  |17カーボンニュートラルに向けた取り組み（CO2削減ロードマップ）【CO2削減ロードマップ】削減⽬標2030年 2013年⽐30％削減2050年カーボンニュートラル（実質ゼロ)を⽬指す⽣産能⼒拡⼤ プロダクトミックス環境配慮型製品開発⽣産性向上ポートフォリオ改⾰Scope1Scope2排出量237千トン2013年電⼒再エネ化30％減排出量166千トン再エネ電⼒投⼊カーボンニュートラル2030年2050年© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.  |18リチウム再資源化技術【使用済み LIB から高純度リチウム化合物を再資源化するプロセス】発⽣するLi含有スラグを、当社の湿式精錬法を⽤いてLIBに再利⽤可能な⾼純度リチウムとして再資源化Li資源のリサイクルシステムを可能にし、資源循環型社会の実現に寄与© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.  |19注意事項本資料は、⾦融商品取引法等のディスクロジャー資料ではなく、その情報の正確性、完全性を保証するものではありません。本資料の業績予想は、本資料の発表⽇現在において⼊⼿可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後さまざまな要因によって予想数値と異なります。© Kanto Denka Kogyo Co., Ltd. All rights reserved.  |20