日本酸素ホールディングス(4091) – 2022年3月期 通期決算説明会資料

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開示日時:2022/05/20 14:00:00

損益

決算期 売上高 営業益 経常益 EPS
2018.03 64,621,800 5,702,600 5,702,600 113.04
2019.03 74,034,100 6,302,700 6,302,700 95.42
2020.03 85,023,900 9,038,800 9,038,800 123.26
2021.03 81,823,800 8,324,500 8,324,500 127.59

※金額の単位は[万円]

株価

前日終値 50日平均 200日平均 実績PER 予想PER
2,593.0 2,578.38 2,461.87 15.87 15.71

※金額の単位は[円]

キャッシュフロー

決算期 フリーCF 営業CF
2018.03 2,493,300 8,319,900
2019.03 2,453,300 9,868,500
2020.03 7,727,400 15,008,400
2021.03 8,915,600 14,923,100

※金額の単位は[万円]

▼テキスト箇所の抽出

2022年3月期 通期決算説明会(2022年3月31日に終了した1年間)2022年5月20日東京(日本)重要な注意事項本注意事項において、「プレゼンテーション」とは、本プレゼンテーションにおいて、日本酸素ホールディングス株式会社(以下、「日本酸素HD」 )によって説明または配布された本書類、口頭でのプレゼンテーション、質疑応答及び書面または口頭等の資料を意味します。本プレゼンテーション(それに関する口頭の説明および質疑応答を含みます)は、いかなる法域においても、いかなる有価証券の購入、取得、申込み、交換、売却その他の処分の提案、案内もしくは勧誘、または、いかなる投票もしくは承認の勧誘のいずれの一部を構成、表明または形成するものではありません。また、これを行うことを意図しておりません。本プレゼンテーションにより、株式または有価証券の募集を公に行うものではありません。本プレゼンテーションは、投資、取得、処分その他の取引の検討のためではなく、情報提供のみを目的として、受領者に使用されるという条件の下で、受領者に対して提供される追加情報とともに提供されております。この制限を遵守しなかった場合には、適用のある証券関連法規の違反となる可能性がございます。日本酸素HDが直接的に、または間接的に投資している会社は別々の会社になります。本プレゼンテーションにおいて、「日本酸素HD」という用語は、日本酸素HDおよびそのグループ会社全般を参照するものとして便宜上使われていることがありえます。また、同様に「当社、当社グループ」という用語は、子会社全般またはそこで勤務するものを参照していることもありえます。これらの用語は、特定の会社を明らかにすることが有益な目的を与えない場合に用いられることがありえます。・将来に関する見通し情報本プレゼンテーションおよび本プレゼンテーションに関して配布された資料には、日本酸素HDの理念または見解、目標及び計画を含む当社の将来の事業、将来のポジションおよび業績に関する将来見通し情報、見積もり、予測が含まれています。将来見通し情報は、「目標にする」「計画する」「信じる」「望む」「継続する」「期待する」「めざす」「意図する」「確実にする」「だろう」「かもしれない」「すべきである」「であろう」「することができた」「予想される」「見込む」「予想する」などの意思や推量をあらわす用語もしくは同様の表現またはそれらの否定表現を含むことが多いですが、それに限られません。これらの将来見通しに関する情報は、多くの重要な要因に関する前提や想定に基づいており、実績としてあらわれる業績では、将来見通し情報を通じて明示または暗示された将来の業績とは異なる可能性があります。その重要な要因には、国内外の一般的な経済条件を含む、当社のグローバルな事業を取り巻く経済状況、競合製品の開発・出現、関連法規の変更、規制当局による判断とその時期、金利及び為替の変動、販売された製品または試験・候補製品の安全性または有効性に関するクレームまたは懸念等、新型コロナウイルス感染症のような健康危機が当社の事業を行う国・地域の政府を含む当社とその顧客および供給業者に及ぼす影響、買収対象企業とのPMI(Post Merger Integration:買収後統合)の時期及び影響、日本酸素HDの事業資産を売却する能力およびかかる資産売却のタイミング、当社のWebサイトにおいて閲覧可能な日本国の有価証券報告書関連法規に沿って提出された最新の年次有価証券報告書及び当社の他の報告書において特定されたその他の要因が含まれます。日本酸素HDは、関連法規や証券取引所の関連規制により要請される場合を除き、本プレゼンテーションに含まれる情報または当社が提示するあらゆる将来見通し情報を更新する義務を負うものではありません。過去の実績は、将来の経営結果の指針とはなりません。本プレゼンテーションにおける日本酸素HDの経営成績は、日本酸素HDの将来の経営成績またはその公表を示すものではなく、その予測、予想、保証または見積もりではないことにご留意ください。・国際会計基準(IFRS)に準拠しない財務指標本プレゼンテーションには、コア営業利益、有利子負債、純有利子負債、調整後ネットD/Eレシオ、フリー・キャッシュ・フロー、ROCE after Taxのように、IFRSに準拠しない財務指標(以下、「当社独自指標」)が含まれています。当社役員及び執行役員は、業績評価ならびに経営および投資判断をIFRSおよびIFRS以外の指標に基づき実施しています。当社独自指標においては、最も近しいIFRS財務指標では含まれることとなる、または異なる数値となる一定の利益、費用およびキャッシユ・フロー項目を除外しております。当社独自指標を提供することで、当社役員及び執行役員は、投資家の皆さまに対して、当社の経営状況、主要な業績および動向のさらなる分析のための付加的な情報を提供したいと考えており、当社独自指標は、付加的なものであり、また、IFRSに準拠する財務指標に代替するものではありません。投資家の皆さまにおかれましては、当社独自指標について、これらによく対応するIFRSに準拠した財務指標との照合を行っていただきますように、お願い申し上げます。・財務情報当社の財務情報は、国際会計基準(IFRS)に基づき作成しております。2May 20, 2022 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2022 results注記<為替レート>・為替レートを適用した場合の売上収益並びに営業利益、及び為替変動による影響額の表示について為替変動による影響額は、対象期間(当期及び前期)に当期の期中平均レートを適用して算出しております。これらの情報は、国際会計基準(IFRS)に準拠しているものではありませんが、これらの開示は、投資家の皆さまに日本酸素HDグループの事業概況をご理解いただくための有益な分析情報と考えています。・業績全般、及びセグメント業績の表示についてセグメント間については相殺消去後の数値であり、表示している金額には消費税等は含まれていません。3May 20, 2022 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2022 results2023年3月期単位:円第1四半期累計第2四半期累計第3四半期累計通期累計第1四半期累計第2四半期累計第3四半期累計通期累計通期前提通貨単位(4-6月)(4-9月)(4-12月)(4-3月)(4-6月)(4-9月)(4-12月)(4-3月)(4-3月)USD米ドル107.38106.32105.54105.94109.76110.10111.45113.04115EURユーロ118.74121.66122.61124.07132.44131.16130.96131.11125SGDシンガポールドル76.2976.6776.9277.7682.4182.0182.7783.8382.7AUD豪ドル71.6973.9174.7576.7184.1582.3382.6983.3382.2CNY中国元15.1115.2015.3915.6517.0617.0717.3517.6517期中平均レート2022年3月期2021年3月期通貨単位別1円当たりの円安影響額単位:億円(通期基準)通貨単位売上収益コア営業利益USD米ドル+20+2.5EURユーロ+16+2(ご参考)為替感応度 目安Agenda1.2022年3月期 総括2.2023年3月期 事業計画3. 財務プロファイル4. 質疑応答4May 20, 2022 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2022 results代表取締役社長 CEO濱田 敏彦執行役員財務・経理室長 兼 CFOAlan Draper1. 2022年3月期総括2. 2023年3月期事業計画3. 財務プロファイル4. 質疑応答1. 2022年3月期総括5May 20, 2022 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2022 results代表取締役社長 CEO濱田 敏彦1. 2022年3月期 総括要旨:財務目標に向けた進捗着実な持続的成長財務健全化を推進事業機会を探求堅調な経済回復に支えられ、すべての事業セグメントで増収増益。● 2022年3月期は、前期比で 売上収益成長率は+17.0%、営業利益成長率は+13.9%エネルギー・電力価格による原価上昇圧力に対し、販売価格の見直しや原価低減に着手。経済性が見込めるプロジェクトへ継続的に投資。負債は計画的に削減。安定的に株主還元を実施。● 調整後ネットD/Eレシオは前期比で0.21ポイント改善し、1株当たりの年間配当金は前期比で4円増配で+13%増2019年2月に定めた財務健全化目標(調整後ネットD/Eレシオ 1.0倍を下回る)は、1年前倒しで達成。顧客からの要望に機敏に対応するために、顧客とのコミュニケーション基盤を整備し、重点項目を整理。グローバル・カーボン・ニュートラル(CN)チームを設立し、CNの機会に焦点を当て、当社グループの団結力と技術力を発揮するための土台を構築。6May 20, 2022 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2022 results1. 2022年3月期 総括連結決算要約(通期累計)※2022年3月期(通期)における為替換算による影響額合計:売上収益 +308億円 コア営業利益 +39億円7May 20, 2022 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2022 results2021年3月期2022年3月期2022年3月期通期通期増減額増減率通期予想(単位:億円)(2022年2月2日発表)売上収益8,1829,571+1,389+17.0%9,320コア営業利益8721,027+155+17.7%1,010コア営業利益率10.7%10.7%10.8%非経常項目15-15-300営業利益(IFRS)8881,011+123+13.9%1,010営業利益率10.9%10.6%10.8%税引前利益777916+139+17.9%910親会社の所有者に帰属する当期利益552641+89+16.1%670当期利益率6.7%6.7%7.2% 1株あたり当期利益(EPS) (円)127.59148.13+20.54154.82為替レート(円)USD(米ドル)105.94113.04110(期中平均レート)EUR(ユーロ)124.07131.11130前期比1. 2022年3月期 総括セグメント売上収益(通期累計)*1 組換再表示:2022年3月期でセグメント区分の内訳組換えを実施したため、2021年3月期は新たなセグメント集計基準で再表示8May 20, 2022 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2022 results通期 *1通期構成比増減額増減率為替影響(単位:億円)日本ガス事業3,4193,72038.9%+301+8.8%+3米国ガス事業1,8992,24823.5%+349+18.3%+127欧州ガス事業1,6002,09721.9%+497+31.1%+90アジア・オセアニアガス事業1,0201,23512.9%+215+21.1%+84サーモス2392682.8%+29+12.0%+2調整額210.0%-1ー連結合計8,1829,571100.0%+1,389+17.0%+308前期比2022年3月期2021年3月期1. 2022年3月期 総括セグメント利益*2(通期累計)*1 組換再表示:2022年3月期でセグメント区分の内訳組換えを実施したため、2021年3月期は新たなセグメント集計基準で再表示*2 セグメント利益:営業利益から非経常的な要因により発生した損益(事業撤退や縮小から生じる損失等)を除いて算出したコア営業利益で表示9May 20, 2022 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2022 results通期 *1通期構成比増減額増減率為替影響(単位:億円)日本ガス事業29830930.1%+11+3.5%+0セグメント利益率8.7%8.3%米国ガス事業23127326.6%+42+18.1%+15セグメント利益率12.2%12.2%欧州ガス事業21026325.6%+53+25.2%+12セグメント利益率13.1%12.5%アジア・オセアニアガス事業8912812.5%+39+43.9%+10セグメント利益率8.7%10.4%サーモス51646.3%+13+24.6%+0セグメント利益率21.6%24.0%調整額-8-11-1.1%-3ー連結合計8721,027100.0%+155+17.7%+39コア営業利益率10.7%10.7%前期比2022年3月期2021年3月期1. 2022年3月期 総括キャッシュ・フロー(通期累計)多くの営業キャッシュフローにより、大規模な設備投資、株主配当、負債削減が可能となった。フリー・キャッシュ・フロー*1779(単位:億円)1,4875676591051319249361381042021年3月31日キャッシュ営業活動によるキャッシュ・フロー設備投資・投融資その他投資CF長期負債調達/返済*2短期負債調達/返済*2通期配当支払その他財務CF*3その他(為替の影響等)2022年3月31日キャッシュ*1 フリー・キャッシュ・フロー:IFRSに基づいて作成した連結キャッシュ・フロー計算書を内部管理の指標として再構成した項目。詳細はAppendix_P.29参照*2 長期・短期負債調達/返済 :キャッシュ支払・調達金額を記載*3 その他:リースによる支出、投資の取得による支出等を含む10May 20, 2022 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2022 results1. 2022年3月期総括2. 2023年3月期事業計画3. 財務プロファイル4. 質疑応答2. 2023年3月期事業計画11May 20, 2022 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2022 results代表取締役社長 CEO濱田 敏彦2. 2023年3月期 事業計画要旨:事業環境認識(見通しの前提)中期経営計画 NS Vision 2026 最終年度の目標達成に向けて、事業戦略の実行・改良・高度化を継続的に行っていく。不透明な事業環境は継続適正な価格改定に尽力継続的な事業機会の探索不透明な経済環境:為替レートの急激な変動、原油・液化天然ガス・電力の価格変動サプライチェーンの混乱、全世界レベルでの物価上昇局面 など各地域での景況感は、前期に比べて全般的に緩やかに改善すると想定する。● 2023年3月期は、前期比で売上収益成長率は+2.5%(除く為替・価格転嫁影響)、営業利益成長率は+4.9% (除く為替影響)商習慣に拠らず、産業ガス製造時の主要な原価である電力費の上昇を販売価格に適正に反映する。既存顧客・新規顧客・潜在顧客に対して、製品・サービス、信頼性、供給能力、効用を訴求する。原価低減、生産性向上、アプリケーションや技術の提供を常に追求し、顧客との緊密な関係を構築する。世界各地でのカーボンニュートラル関連事業(含む HyCO事業*プロジェクト)の事業機会を捉える。経営資源を集中させ、既存顧客・潜在顧客との取引関係を継続的に深耕する。● 今期以降、当社が製造している電子材料ガスの生産能力を増強し、かつ、地域横断でTotal Electronics戦略を遂行*2 HyCO(ハイコ)事業:石油精製・石油化学メーカー向けに水素(Hydrogen)と一酸化炭素(Carbon monoxide)をオンサイトで供給する事業12May 20, 2022 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2022 results2. 2023年3月期 事業計画連結決算見通し要約13May 20, 2022 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2022 results※2023年3月期(通期)における為替換算による影響額合計見込み:売上収益 ▲58億円 コア営業利益 ▲7億円2022年3月期2023年3月期通期通期予想増減額増減率売上収益957.1950.0-7.1-0.7%コア営業利益102.7107.0+4.3+4.2%コア営業利益率10.7%11.3%非経常損益-1.50.5+2.0営業利益(IFRS)101.1107.5+6.4+6.2%営業利益率10.6%11.3%税引前利益91.697.0+5.4+5.9%親会社の所有者に帰属する当期利益64.167.0+2.9+4.5%当期利益率6.7%7.1%1株あたり当期純利益(EPS)(円)148.13154.82+6.69EBITDAマージン20.4%21.0%ROCE after Tax(税引き後 使用資本利益率)4.8%5.0%調整後ネットD/Eレシオ0.940.86為替レート米ドル(円)113.04115(期中平均レート)ユーロ(円)131.11125前期比(単位:十億円)2. 2023年3月期 事業計画セグメント別事業施策優先課題や施策は異なりますが、各事業の責任者による迅速かつ適切な意思決定と行動で、持続的な利益成長の実現をめざす。事業施策(概要)共通施策日本ガス事業● エレクトロニクス事業への注力● 収益の質の改善米国ガス事業● 液化炭酸ガス・ドライアイス事業への注力● オンサイト案件の獲得(粘り強い営業活動)欧州ガス事業● 在宅医療・医療全般・食品(レジリエンス市場)での事業機会探索● カーボンニュートラル関連でのグループ内主導的立場A&O*ガス事業*A&O: Asia and Oceania.● エレクトロニクス事業への注力● 積極的な設備投資で事業密度の向上サーモス事業● 主力製品(ケータイマグ・スポーツボトル)への再注力● 「サーモス」ブランドで、家ナカ需要をさらに取り込む14May 20, 2022 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2022 results● カーボンニュートラル関連施策● エネルギー価格の価格転嫁● グローバルでのHyCO事業プロジェクトの探索● 世界的なインフレーションへの対応● 地域を跨ぐ優秀な人財の起用・登用2. 2023年3月期 事業計画産業ガス事業:事業の特長数十年にわたる技術的な蓄積で、幅広い顧客にガスソリューションを提供し、顧客が抱える課題・非効率性・環境問題に対応してきた。マテリアル鉄鋼・非鉄精錬・ガラス・セラミックス・セメント・紙・その他素材ケミカル石油化学・化学産業ゴム・プラスチック・その他有機材料ファブリケーション自動車、建設機械、橋梁、建築、造船ライフサイエンス医療、医薬、バイオテクノロジーフード食品製造・加工アグリカルチャー農業、漁業、林業エレクトロニクス半導体、液晶、太陽電池エネルギー二次電池、再生可能エネルギー、太陽電池、新エネルギー15May 20, 2022 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2022 results2. 2023年3月期 事業計画産業ガス事業:事業の成長軌跡Step 1ガスだけを売る:顧客が求める産業ガス(製品)を安全・安定的に提供→顧客が生産量を増やさない限り、産業用ガス需要は伸びないStep 2ガス+機器・サービスを合わせて売る:顧客の効率と生産性を高めるためのサービスやソリューションの提供→機器とガス製品のクロスセリングで、より包括的な顧客との取引関係を強化Step 3他社と差異化された“見えざる資産” で売る:顧客がまだ気が付いていない私たちが技術的に対応できる分野において、費用対効果の優れた解決策を積極的に探索し、提案コミュニケーションが当社グループのさらなる成長の鍵16May 20, 2022 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2022 results2. 2023年3月期 事業計画産業ガス事業:カーボンニュートラルに向けて貢献する当社グループの姿勢カーボンニュートラルは、世界的で重要な課題であり、現在、多くの企業が地球環境への負荷低減策を模索している。 私たちは、顧客とともに積極的かつ真摯に取り組み、中期経営計画を遂行するなかで、GHG(温室効果ガス)総排出量を削減するための解決策を進化・展開していく。これまで歩んできた発展プロセスと軌は一であり、カーボンニュートラルへの対応を本格化する1認知・関心を持っていただけるように顧客や提携先との接点を整える。2一元化された指揮命令系統の下、関連情報*を繋ぐネットワークを整える。3グループ総合力の発揮を通じて、顧客が抱える課題を解決する。グループ総合力の発揮最適解の提案・実行・蓄積[技術・知見・経験の展開]* 関連情報:ここでは、①顧客が解決したいと捉えている課題、②当社の製品・サービスで①の解決に資すると期待できる最適解 を指します17May 20, 2022 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2022 results2. 2023年3月期 事業計画産業ガス事業:カーボンニュートラル関連施策に力点を置く当社グループの内外で連携し、各地域で事業を展開する顧客のGHG総排出量削減に貢献する。カーボンニュートラル活動推進スローガン“We enable a carbon neutral world”当社グループが取り組む5つの注力領域1酸素燃焼技術の活用低炭素な水素の提案CO2回収技術の提案サーキュラーエコノミーへの挑戦デジタル化への貢献234518May 20, 2022 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2022 results2. 2023年3月期 事業計画エレクトロニクス事業:好機をとらえる● 需要動向:次世代通信、 IoT、データセンター、モビリティ向けの半導体需要は旺盛であり、事業環境認識● 新型コロナウイルス感染症での影響:生産活動への影響は、幸いにも限定的で留まった。電子材料ガスの需要は堅調に推移すると推測。● 競合他社:キャリアガスや新材料への注力、同質的で割安な商材の投入などで、存在感を高めてきている。● DX:グループ一体で顧客の品質要求を共有し、高度化する顧客要求に対応当社グループの商機● ガス:製品ラインナップを広げつつ、当社に強みのある製品の生産能力を高め、積極的に拡販● エンジニアリング・設備・オンサイト:トータルガスセンター・オペレーションを展開19May 20, 2022 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2022 results2. 2023年3月期 事業計画サーモス事業:変化する市場に適応する企業理念ブランドコンセプト人と社会に快適で環境にもやさしいライフスタイルを提案します豊かで快適な生活を追求することは、時として環境を犠牲にします。私たちは「利便性」と「環境保護」を両立させることを使命と考え、保有する断熱技術をはじめとした様々な技術と創造力で省エネルギーに貢献するとともに、快適なライフスタイルを実現する新しい価値を提供してゆきます。「サーモスマジック」魔法びんのパイオニアとして守り育ててきた断熱技術と、ユニークな生活快適発想を柔軟に組みあわせ、もっとおいしく、パッと便利で、ほっとここちよい、夢ある暮らしを創造します。そのためにもおいしさの違い、便利さの違い、発想の違いをお客様が「なるほど!」と実感できるオンリーワン商品であることにこだわり続けます。そして、人々の健康な暮らしに貢献する企業として、環境や社会と誠実に関わりながら、もっと、ずっと愛されるサーモスを目指します。消費者の声を聞き、求めているニーズを考えて製品のコンセプトやデザインを作り出し、幅広い製品ラインナップで、豊かな生活とアフターコロナ・ウィズコロナを見据えた新しいライフスタイルを提案する。20May 20, 2022 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2022 results1. 2022年3月期総括2. 2023年3月期事業計画3. 財務プロファイル4. 質疑応答3. 財務プロファイル21May 20, 2022 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2022 results執行役員財務・経理室長 兼 CFOAlan Draper3. 財務プロファイル財務マネジメント|最適な配分を実行する● 中期経営計画 NS Vision 2026 の戦略・目標に沿った資本配分を行う。基本的な考え方● 投資対効果、リスク分析、顧客・販売市場の動向に基づいてプロジェクトの優先順位を決定する。● 事業機会や顧客からの要請に迅速・機敏・積極的に対応できるように適切に配分する。財務健全化レバレッジの早期低下― 金融費用の低減資本構造の強化規模の経済性×事業密度の改善グループ相乗効果とグローバル化の追求成長投資成長ドライバーへの投資― 成長性・収益性・効率性の獲得確実な収益と利益が見込める案件への優先順位付けと投資顧客密度の向上、地理的な事業拡大、技術力の強化につながるM&Aを模索予想調整後ネットD/Eレシオ(2023年3月期末)0.86予想設備投資(資金ベース:億円)1,044予想年間配当額(円)36株主還元安定的かつ業績連動を意識― 株主・投資家の期待への成就22May 20, 2022 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2022 results3. 財務プロファイル予想キャッシュ・フロー/配当予想キャッシュ・フロー配当推移強靭な現金創出力を活かして、負債を減らし、未来への投資を行いながら、株主還元にも努める安定的かつ業績に連動した配当を意識する(単位:十億円)59.727.1%24.3%23.9% 24.9%26.2%20.3%22.7% 23.5% 23.0% 23.3%363430282523配当性向(単位:円)期末配当中間配当121393.655.60.415.73.878.620162022年3月31日キャッシュ(実績)フリー・キャッシュ・フロー*1満期予定負債返済*2通期配当支払その他財務CF為替変動影響ほか2023年3月31日キャッシュ(予想)2014.32015.32016.32017.32018.32019.32020.32021.32022.32023.3[予定] [見込]*1 フリー・キャッシュ・フロー:営業活動によるキャッシュフロー+公表した売却資産-設備投資で算出。詳細はAppendix_P.29参照日本会計基準← →国際会計基準(IFRS)*2 満期予定負債返済:キャッシュ支払金額を記載(リース債務の返済を含む)23May 20, 2022 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2022 resultsClosing remarks24May 20, 2022 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2022 results代表取締役社長 CEO濱田 敏彦質疑応答代表取締役社長 CEO濱田 敏彦取締役大陽日酸株式会社代表取締役社長永田 研二サーモス株式会社代表取締役社長片岡 有二常務執行役員経営企画室長諸石 努常務執行役員サステナビリティ統括室長兼 CSO(Chief Sustainability Officer)三木 健執行役員財務・経理室長兼 CFO(Chief Financial Officer)Alan Draper経営企画室企画統括部長久保 宏一郎25May 20, 2022 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2022 resultsAppendix27May 20, 2022 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2022 resultshttps://www.nipponsanso-hd.co.jp/ir/発行日:2022年5月11日当社グループ概要会社概要(2022年3月31日現在)商号日本酸素ホールディングス株式会社(英文名称)Nippon Sanso Holdings Corporation設立明治43年(1910年) 10月30日本社所在地東京都品川区小山1-3-26電話番号03-5788-8500(代表)代表者代表取締役社長 CEO  濱田 敏彦資本金373億44百万円株式情報(2022年3月31日現在)発行済み株式総数433,092,837株株主数14,709人上場証券取引所東京証券取引所 プライム市場証券コード4091.T株式所有者別割合 (%)0%10%20%30%40%50%60%70%80%90%100%三菱ケミカルホールディングス50.59その他の国内法人5.55金融機関・証券会社18.20外国人15.84個人・その他9.82セグメント別売上割合および連結従業員数構成比 (2022年3月31日現在)日本米国欧州アジア・オセアニアサーモス全社(共通)39%23%22%13%3%33%23%15%22%7%0.4%9,571億円19,398人企業理念グループ理念グループビジョン進取と共創。ガスで未来を拓く。Proactive. Innovative. Collaborative. Making life better through gas technology.私たちは、革新的なガスソリューションにより 社会に新たな価値を提供し、 あらゆる産業の発展に貢献すると共に、 We aim to create social value through innovative gassolutions that increase industrial productivity,人と社会と地球の心地よい未来の実現をめざします。contribute to a more sustainable future.enhance human well-being and主要事業 産業ガス事業           エレクトロニクス事業         サーモス事業2023年3月期 業績予想(IFRS)売上収益9,500億円親会社の所有者に帰属する当期利益670億円営業利益1,075億円EPS(1株あたり当期利益)154.82円Appendixフリー・キャッシュ・フロー及び負債の状況* この金額には、為替換算の影響により310億円の減少が含まれております。29May 20, 2022 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2022 results2021年3月期2022年3月期2023年3月期通期通期増減額増減率通期予想増減額増減率税引前利益77.791.6+13.9+17.9%97.0+5.4+5.9%減価償却費・償却費86.392.4+6.192.6+0.2運転資金増減0.5-20.6-21.10.0+20.6その他-15.3-14.6+0.7-20.3-5.7営業活動によるキャッシュ・フロー149.2148.7-0.5-0.3%169.3+20.6+13.8%設備投資-60.0-74.4-14.4-104.4-30.0投融資-0.7-2.0-1.3-+2.0その他(資産売却等)1.15.6+4.5-5.2-10.8投資活動によるキャッシュ・フロー-59.6-70.8-11.2-18.7%-109.6-38.8-54.7%フリー・キャッシュ・フロー89.577.9-11.6-13.0%59.7-18.2-23.4%(負債の状況)純有利子負債858.1835.5-22.6765.5-70.0*(うちハイブリッドファイナンス調達額)250.0250.0-250.0-調整後ネットD/Eレシオ1.150.94-0.210.86-0.08前期比予想比(単位:十億円)Appendix負債・資本構成状況ネット・デット・エクイティ・レシオ(一般的なネットD/Eレシオ)2022年3月期通期(2022年3月31日)1.33調整後ネット・デット・エクイティ・レシオ(従来から開示している指標)2022年3月期通期(2022年3月31日)0.942023年3月期 通期予想(2023年3月31日)0.86財務管理ネット・デット・エクイティ・レシオ(社内財務規律管理指標)2022年3月期通期(2022年3月31日)0.97純有利子負債親会社の所有者に帰属する持分純有利子負債 ― 資本性負債*親会社の所有者に帰属する持分+資本性負債*純有利子負債 ― リース債務 ― 資本性負債*親会社の所有者に帰属する持分-その他の資本構成要素+資本性負債** 資本性負債:格付機関により、ハイブリッドファイナンスで調達した金額(2,500億円)の50%を「資本」として認められている部分の当社内呼称30May 20, 2022 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2022 resultsAppendix過去5か年の業績推移売上収益(億円)営業利益(IFRS)(億円)親会社の所有者に帰属する当期利益 (億円)8,502 8,182 9,571 6,462 7,403 営業利益率9.3%9.0%11.0%10.9%10.6%9398881,011598668当期利益率7.6%489 5.6%412 6.3%6.7%6.7%533 552 641 2018.32019.32020.32021.32022.32018.32019.32020.32021.32022.32018.32019.32020.32021.32022.3純有利子負債(億円)設備投資額(億円)減価償却額・償却費(億円)ハイブリッドファイナンス(HBF)HBF以外の純有利子負債1.54 1.45 調整後ネットD/Eレシオ*1.15 0.94 766 728 625 744 600 837 863 924 561 432 6,957 6,483 6,081 5,855 2,749 2,500 2,500 2,500 2,500 2018.32019.32020.32021.32022.32018.32019.32020.32021.32022.32018.32019.32020.32021.32022.3*調整後ネットD/Eレシオ:格付機関により、HBFで調達した金額の50%を「資本」として認められていますので、*2019年3月期までは工事ベースでの計上、2020年3月期以降は資金ベースでの計上です。この部分を考慮して算出した安全性(財務健全性)を示す指標です。31May 20, 2022 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2022 resultsAppendix用語解説:EBITDAマージン/ROCE after TaxEBITDA 利払い前・税引き前・減価償却前利益(Earnings Before Interest Taxes Depreciation and Amortization)M&Aや設備投資の影響を除いたキャッシュ・フローに基づく収益性の指標本指標は、IFRSに基づく指標である営業利益及び当期利益等の業績指標と切り離して考慮されてはならず、また、これらの代替と捉えるべきものではありません。当指標は、他社において示されている類似の名称を付した財務指標との比較については、十分に考慮しなければなりません。EBITDAマージンand EBITDAEBITDAmargin16.0%16.5%20.5%21.2%1,0321,2191,7411,736(億円)20.4%1,9512018.32019.32020.32021.32022.3ROCE after Tax及び NOPATROCE after Tax6.1%ROCE after Tax 税引き後使用資本利益率(Return On Capital Employed after Tax )NOPAT(利息控除前 税引後営業利益:Net Operating Profit After Tax)=(有利子負債+親会社の所有者に帰属する持分)** 前期及び当期の比較年度末の金額平均を用います。収益力や投資効率に基づく資本効率性の指標本指標は、IFRSに基づく指標である営業利益及び当期利益等の業績指標と切り離して考慮されてはならず、また、これらの代替と捉えるべきものではありません。当指標は、他社において示されている類似の名称を付した財務指標との比較については、十分に考慮しなければなりません。(億円)ROCE 及びコア営業利益(億円)(Reference)ROCE8.4%4.8%7304.5%4.6%4.4%6.2%6.4%6.1%4344796466286006589038726.8%1,0272018.32019.32020.32021.32022.32018.32019.32020.32021.32022.332May 20, 2022 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2022 resultsAppendix産業ガスの供給モデルエアセパレートガス液化ガス貯槽空気分離装置大気酸素O2窒素N2ガス配管で供給タンクローリー液化ガスで供給酸素O2窒素N2アルゴンAr充填所その他のガスオンサイト On-site主要な供給先(業種)鉄鋼石油化学石油精製客先の隣接地に生産工場を設置し、配管を直接繋いで、常時供給する形態(大規模供給)バルク Bulk主要な供給先(業種)自動車建設機械液晶パネル造船製薬・医療太陽光発電ガラス・製紙食品・飲料半導体客先構内に液化ガスの貯槽を設置し、ガスの利用方法に応じて供給する形態(中規模供給)パッケージ Packaged主要な供給先(業種)化学工場の副生ガス、海外輸送で運搬されるガスを精製炭酸CO2水素H2ヘリウムHeLPガスタンクローリー液化ガスで供給充填所平積みトラック在宅医療技術開発先端医療研究開発公衆衛生建設工事平積みトラックシリンダーで供給客先に充填容器(シリンダー)を配送し、ガスの利用方法に応じて供給する形態(小規模供給)シリンダーで供給33May 20, 2022 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2022 resultsおいしい温度。サーモス届けてきたのは、毎日のうれしい気持ち。真夏の午後に飲むスポーツドリンクしんと冷える朝に飲むコーヒー仕事でひと息ついた時に食べる、温かいお弁当。100年以上もの間、届けてきたのは「おいしいね」のすてきな笑顔。これからも ずっと 一緒に。34May 20, 2022 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2022 resultsさらに詳しい情報は、こちらまでお問い合わせください。報道関係者の皆さま投資家・株主の皆さま人事・秘書室 広報部Tel:03-5788-8513E-mail:Nshd.info@nipponsanso-hd.co.jp財務・経理室 IR部Tel:03-5788-8512E-mail:Nshd.ir@nipponsanso-hd.co.jp今後の投資家向け開催予定イベント定時株主総会2022年 6月17日(金)2023年3月期 第1四半期決算発表2022年 7月29日(金)www.nipponsanso-hd.co.jp35May 20, 2022 | NIPPON SANSO Holdings Analyst Conference presentation FYE2022 results日本酸素ホールディングス株式会社(証券コード:4091)本社所在地:〒142-0062 東京都品川区小山1-3-26© 2022 NIPPON SANSO Holdings Corporation All rights reserved

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