フルッタフルッタ（2586） – ESG事業　アグロフォレストリーによるCO2削減量可視化の取組み

各 位 （注１） （注３） １．経緯 2022 年５月 19 日 会 社 名 株 式 会 社 フ ル ッ タ フ ル ッ タ 代 表 者 名 代表取締役社長執行役員 CEO 長 澤 誠 問合せ先 取締役執行役員 （コード番号：2586 東証グロース） 德 島 一 孝 TEL. 03-6272-3190 ESG 事業 アグロフォレストリーによる CO₂削減量可視化の取組み 株式会社フルッタフルッタ（本社：東京都千代田区、代表取締役 CEO：長澤 誠）は、ESG 事業（注１）の重要な指標である CO₂削減量可視化の取組みを開始いたします。この取組みによって、アグロフォレストリー（注３）由来の商品による CO₂削減量が見える化できるようになります。 ESG 事業とは、長期にわたって持続的な成長を目指すために必要な３つの要素、「環境（Environment）」「社会（Social）」「企 業統治ガバナンス（Governance）」の頭文字を取ったもので、当社においては、自然資本主義をベースとした環境再生型事業を 意味します。 （注２） エコ・アクション・ポイント(EAP)とは環境省が推進するエコアクション（＝環境保護を意識した行動）に特化した全国共通の環境ポイントプログラムです。参加事業者（企業、団体、自治体など）は、環境省が承認した具体的なエコアクションと各々の CO₂削減量を定義した「EAP ガイドライン」に則ったポイント付与対象商品・サービス（EAP 事務局に申請し承認されたもの）にポイントを付けることができ、全国の EAP 参加会員（個人、法人）は自らのエコアクションに応じ EAP のスマホアプリ上でポイント（原資：参加事業者が負担）が貯められ、自らの環境貢献量を可視化しながら、貯めたポイントを様々な商品、環境寄付などに交換できる仕組みです。 アグロフォレストリーとは、当社のパートナーであるトメアス総合農業協同組合(CAMTA)が取り入れている農法で、森林農業ともいわれています。自然の森に近い状態で栽培することで畑の多様性を取り戻し、従来の単一栽培ではできなかった持続的な生産が可能となる、「農業をしながら森を再生する」農法です。 当社は「自然と共に生きる」という経営理念のもと、現地パートナーCAMTA を通じてアグロフォレストリー由来の原料を購入し販売を行っております。2010 年にはアグロフォレストリー農法による CO₂固定化量の算定を行い、その後「環境貢献活動に寄与する商品及びサービス」として EAP 事業に認定されるなどの活動を通して、環境貢献の見える化に取り組んで参りました。この度、当社商品の販売による CO₂削減量可視化のサービス連携を開始するために、エコ・アクション・ポイント事務局（以下 EAP 事務局、運営会社：ティーエムエルデ株式会社(本社：滋賀県長浜市)）と契約を締結いたしました。 ２．今後の取り組みと見通し SDGs の機運が世界的に高まっている中、日本でも様々な企業活動が注目されています。今 回 の取組みで、環境貢献への参加がより身近なものとなり、結果消費行動を通じた更なる CO₂削減量増加への好循環を生むと考えています。6 月よりオンラインショップサービスを活用した消費者向けのEAP ポイント付与を予定しておりますが、他にも商品パッケージでの CO₂削減量表示などの検討も進めておりますので準備が整い次第お知らせいたします。 (CO₂削減量の可視化アイコンイメージ) ３．業績への影響 えております。 現時点では業績への具体的な影響は軽微でありますが、当社の将来的企業価値に資するものと考以上