ロコンド(3558) – 年度計画および新中期計画

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開示日時:2022/05/18 18:00:00

損益

決算期 売上高 営業益 経常益 EPS
2018.02 397,206 32,651 32,170 15.33
2019.02 671,118 -98,000 -85,574 -42.41
2020.02 857,646 -8,350 -5,879 -22.83
2021.02 1,027,524 143,840 143,875 105.79

※金額の単位は[万円]

株価

前日終値 50日平均 200日平均 実績PER 予想PER
1,366.0 1,292.96 1,506.515

※金額の単位は[円]

キャッシュフロー

決算期 フリーCF 営業CF
2018.02 19,932 33,554
2019.02 -132,880 -115,629
2020.02 2,385 10,804
2021.02 186,302 208,160

※金額の単位は[万円]

▼テキスト箇所の抽出

年度計画および新中期計画2022.5.18新三ヵ年計画の要旨• EC事業、PF事業、ブランド事業の3事業を運営するロコンドグループのブランド事業の核として、新たにリーボック日本事業が加わる事になりました。本事業は22年10月1日以降、ロコンド66%、伊藤忠商事34%の合弁会社(代表取締役社長: 田中裕輔)でもって運営して行きます。• 30年度のGMV1000億円、営業利益100億円の長期ビジョンに向けてこの3年間で重要なのは、限界利益率16% (160億円)、30年度の固定費60億円水準を維持しながら取扱高を最大化する事です。そのため3年間でGMVを400億円まで引き上げる『GMV倍増計画』が本中計の一つの骨子です。• 24年度の取扱高400億円の内、20%前後 (約80億円) はリーボック事業が占める予定です。ロコンドのEC事業、PF事業を最大活用し取扱高と収益性の最大化を目指します。• またそのためには既存事業の有機的な成長も不可欠です。取扱高500億円、最大で1000億円までを見据えたLOCOPORT (倉庫) の拡張は今月末でもって完了する中、需要と供給の状況を踏まえながら主に販促に対する(TVCMも含む)販促への積極投資も行う予定です。• 但し、同時に更なるM&Aのための(なるべく増資に頼らない)資金確保も重要なため『ROE10%を下限とする、積極投資計画』が中計の二つ目の骨子です。• 22年度 (255億円)、23年度取扱高 (325億円) は積極投資やM&Aが無くとも、既存事業とReebokの「通常成長」で到達できる水準。24年度の400億円到達のためには通常成長だけでは難しい見込みのため、23年度からの積極投資と更なるM&Aで実現する23つの事業から成る、ロコンドの「エコシステム」ロコンドは相互補完的な3つの事業を運営することによって各事業の競争優位性を確立内容• 試着できる通販= ロコンド• 最大級の婦人靴の品揃え在庫シェアリング: 店舗在庫をEC販売し、ECの品揃えを強化1. EC2. Platformインフラシェアリング: ECの物流・ITインフラを共有し、低コスト高品質の運営を可能に内容• EC、小売、卸などあらゆる事業の物流倉庫のハブとして活用可能できる高機能e-倉庫• EC・店舗・卸の川上~川下の全てをデジタル管理商品差別化: ロコンドでしか買えないブランド、商品先行事例: 外部提供前に先行導入し、他社利用を後押しブランディング: ロコンドにおける優先露出オムニ化・デジタル化: 高い効率性を実現3. Brand内容• 内製の生産背景、スピード開発• YouTubeを軸とする高度な企画力3リーボック事業に関して• Barneys New YorkやBrooks Brothers、Forever 21など50以上のブランドを傘下に持つAuthentic Brands Group (ABG) はアディダスからリーボック事業を取得。ABGは日本のリーボック事業において伊藤忠商事とマスターライセンス契約を締結。尚、欧州領域においてはOFF-WHITEなどを傘下に持つFarfetchグループのNew Guards Groupと契約締結• 伊藤忠商事はリーボックの核である靴事業、および全カテゴリ対象とするEC事業・直営店舗事業に関してロコンドとサブライセンス契約を締結。又、本事業を共同運営するため、事業開始する22年10月1日までにロコンド66%、伊藤忠34%の合弁会社X(代表取締役社長: 田中裕輔)を設立する予定• 合弁会社Xはアディダスジャパン社からリーボック在庫およびリーボック事業に関わるその他資産や契約等を継承する予定 (22年9月末)• 合弁会社Xはロコンドの「ALL-IN-ONE PACKAGE」を導入し世界最先端のOMO企業を目指す。同時に長期的には「D2C比率50%、EC比率75%」を目標にECシフトも大胆に行っていく4(A) 積極投資も含めた既存事業の有機的な成長、(B) リーボック国内事業のグループ化、(C) 更なるM&A (EC企業 or D2Cブランド) によって3年後 (24年度) には取扱高を400億円に倍増させる中計骨子① GMV倍増計画取扱高 (GMV; 億円)10006580951401822052123252554002015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 2026 2027 2028 2029 20305中計骨子② ROE10%を下限とする積極投資策需要と供給を踏まえて主に販促面で積極投資すべきと判断した場合はROE10%を下限として投資(FY21 ROE 13.3%)。そうでない場合、ないしはM&Aの ”更なる” 資金確保が重要と判断した場合は利益最大化へシフト営業利益 (億円)ROE10%を踏まえた下限水準戦略投資枠限界利益率16%、固定費60億円の目線は変更なし10011 – 23.5億円10 – 17.5億円9 – 10億円7.51012.511-223-9-1148192015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 2026 2027 2028 2029 20306本年度 (2022年度) の計画値• 取扱高 (GMV): 205億円 (20年度) → 212億円 (21年度) → 255億円 (+20%)• 今期のリーボックの取り込み影響は+25億円 (10月~2月)• 売上: 102億円 → 98億円 → 130億円 (+31%)• 限界利益率 (GMVベース): 17.2% → 15.6% → 16.0% (+0.4%)• 固定費: 21億円 → 24億円 → 32億円 (+8億円; 投資枠前では31億円)• 倉庫拡張の最終段階によって今期は+4億円 (6月~)• リーボック固定費の取り込みによって今期は+2.5億円 (10月~)• 需要と供給を見据えた主に販促投資枠で1億円の確保• 来年度は倉庫拡張とリーボック固定費の年間取込影響で36億円の見込み (投資枠前)• 今後、GMV1000億円に向けて最大、現倉庫 (34,000坪) を倍増させたとしても総額で50億円に収まる。30年度の固定費60億円に向けては余裕のある計画• 営業利益: 14.4億円 → 8.8億円 → 9億円 (+2%)• 経常利益: 14.5億円 → 8.5億円 → 8.7億円 (+2%)• 当期純利益: 12.5億円 → 6.0億円 → 6.1億円 (+1%)7本資料の取扱いについて• 本資料は、株式会社ロコンドの事業及び業界動向に加えて、株式会社ロコンドによる現在の予定 、推定、見込みまたは予想に基づいた将来の展望についても言及しています。• これらの将来の展望に関する表明は、様々なリスクや不確実性が内在します。• すでに知られたもしくは知られていないリスク、不確実性、その他の要因が、将来の展望に関する表明に含まれる内容と異なる結果を引き起こす可能性がございます。• 株式会社ロコンドは、将来の展望に対する表明、予想が正しいと約束することはできず、結果は 将来の展望と著しく異なることもありえます。8

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