オルガノ(6368) – 2022年3月期決算説明会資料

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開示日時:2022/05/19 10:00:00

損益

決算期 売上高 営業益 経常益 EPS
2018.03 7,922,600 382,200 384,900 241.5
2019.03 9,227,300 655,800 660,000 388.48
2020.03 9,651,500 990,800 995,400 626.05
2021.03 10,063,800 958,000 963,800 616.72

※金額の単位は[万円]

株価

前日終値 50日平均 200日平均 実績PER 予想PER
9,100.0 7,585.4 6,834.6 13.3 43.63

※金額の単位は[円]

キャッシュフロー

決算期 フリーCF 営業CF
2018.03 -52,200 62,400
2019.03 502,800 564,600
2020.03 758,500 855,300
2021.03 -583,600 -458,200

※金額の単位は[万円]

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オルガノ株式会社2022年3月期 決算説明会資料(証券コード:6368)2022年5月19日1目 次1.2022年3月期 通期実績2.2023年3月期 通期計画3.中期経営計画4.会社概要2目 次1.2022年3月期 通期実績2.2023年3月期 通期計画3.中期経営計画4.会社概要322年3月期通期実績:概況受注高・売上高・営業利益とも過去最高を更新水処理エンジニアリング事業は国内外で相次ぐ半導体関連の大型プロジェクトが寄与機能商品事業は水処理薬品や小型機器などの販売が好調に推移受注高135,698 19,581 116,116 94,563 18,336 100,638 18,213 100,000 19,000 (単位:百万円)水処理エンジ機能商品売上高112,069 19,346 103,000 19,000 9,579 1,113 営業利益10,850 1,763 76,227 81,000 82,424 92,723 84,000 8,466 9,087 前期通期実績期初計画前期通期実績期初計画前期通期実績期初計画8,250 1,200 7,050 422年3月期:四半期間毎の業績推移22年3月期は受注が高水準で推移、売上も順調に進捗受注高の増減は大型案件の契約動向に大きく影響される売上・利益は納期が重なる第4四半期に集中する傾向あり四半期間(3か月)毎の業績推移(受注高・売上高・受注残高・営業利益)591 641 593 588 543 390 726 678 750 665 711 761 705 618 306 275 218 227 307 262 201 36 195 14 13 13 265 226 206 291 238 270 280 257 234 224 223 216 195 169 28 3 20 41 24 20 43 23 47 13 24 372 319 412 355 342 276 278 505 194 169 0 18.618.918.1219.319.619.919.1221.321.621.921.1222.3受注高20.3売上高20.620.9受注残高20.12営業利益(単位:億円)842 864 522年3月期:事業分野別概況電子産業分野一般産業分野国内・台湾に続き中国・米国でも大型プロジェクトを受注一部の案件では原材料不足などサプライチェーンの混乱が影響も全般的には順調に工事が進捗し売上も拡大コロナ禍による大型投資減に加え、電子産業分野へのリソース集中で大型プラントの売上は減少もソリューション事業を中心に堅調、収益性も改善電力・上下水分野設備の更新需要やソリューション事業など国内を中心に堅調な推移が続く機能商品事業水処理薬品は電子産業向けの各種処理剤の販売増加小型純水装置は医療・研究機関向けの販売回復し、新製品「ピューリックμ(ミュー)」の販売も順調にスタート食品事業はほぼ前年並の水準にとどまる622年3月期通期実績:損益計算書(単位:百万円)実績期初計画21.3実績22.3前期比(%)計画比(%)受注高売上高売上総利益(%)販管費営業利益(%)経常利益94,563135,698100,000 +43.5%+35.7%100,638112,069103,000 +11.4%+8.8%26,32626.2%16,7469,5799.5%9,90028,51225.4%17,66210,8509.7%11,54526,25025.5%+8.3%+8.6%18,000+5.5%-1.9%8,250 +13.3%+31.5%8.0%8,150 +16.6%+41.7%親会社株主に帰属する当期純利益ROE(%)7,0749,2106,500 +30.2%+41.7%11.1%12.9%9.3%ーー722年3月期通期実績:受注高・売上高分析(単位:億円)受注高分析【前期比】+411億【計画比】+356億+121,356 +5+398+348945 1,000 前期実績通期実績期初計画【前期比】+114億【計画比】+90億+11+106 1,120 +77+91,006 1,030 前期実績通期実績期初計画機能商品電力・上下水電子産業売上高分析【売上高】【受注高】前期比:+411億(43.5%増)電子産業は国内外で大型投資が続き拡大機能商品は前年の減少から回復計画比:+356億(35.7%増)電子産業は案件の件数・規模が想定以上に拡大機能商品は水処理薬品や小型機器が好調前期比:+114億(11.4%増)電子産業は大型案件の工事進捗により売上増機能商品は水処理薬品や小型機器が好調計画比:+90億(8.8%増)電子産業は受注好調で売上も増加電力・上下水は国内のソリューション堅調822年3月期通期実績:地域別受注高受注高は国内外とも電子産業分野を中心に大幅伸長国内:主要顧客の増設案件に加え、パワー半導体・ウェハーなども投資増海外:活発な台湾に加え、中国・米国での大型案件受注が寄与※米国案件は東南アジア他に含む受注高:国内・海外受注高:海外地域別1,6001,4001,2001,0008006004002000945 291 653 30.9%1,356 580 776 42.8%120%110%100%90%80%70%60%50%40%30%20%10%0%1,000 305 695 30.5%580 139 169 271 291 32 69 189 21.3前期実績22.3当期実績22.3期初計画21.3前期実績22.3当期実績22.3期初計画国内海外海外比率台湾中国東南アジア他(単位:億円)305 45 75 185 922年3月期通期実績:地域別売上高売上高は台湾・中国の半導体案件など海外中心に拡大国内:受注した半導体関連の大型案件の工事が順調に進捗海外:台湾に加え、電子産業分野の受注拡大した中国が大幅に伸長※米国案件は東南アジア他に含む売上高:国内・海外売上高:海外地域別(単位:億円)1,2001,00080060040020001,006 249 756 24.8%21.3前期実績1,120 389 730 1,030 325 705 34.8%31.6%100%90%80%70%60%50%40%30%20%10%0%389 61 133 195 325 45 75 205 249 36 52 160 22.3当期実績22.3期初計画21.3前期実績22.3当期実績22.3期初計画国内海外海外比率台湾中国東南アジア他1022年3月期通期実績:水処理エンジ事業売上高水処理エンジ事業は電子産業のプラント中心に売上拡大プラントは国内外の半導体大型プロジェクトの売上が大きく寄与ソリューションは電子産業に加え一般産業・電力上下水分野も堅調に推移水処理エンジ売上高:プラント・ソリューション水処理エンジ売上高:市場分野別(単位:億円)1,0009008007006005004003002001000824 390 52.5%927 470 49.2%840 405 51.8%433 456 435 120%110%100%90%80%70%60%50%40%30%20%10%0%824 106 241 57.8%476 927 114 229 62.8%582 840 105 230 60.1%505 21.3前期実績22.3当期実績22.3期初計画21.3前期実績22.3当期実績22.3期初計画ソリューションプラントソリューション比率電子産業一般産業電力・上下水電子産業比率1122年3月期通期実績:電子産業分野受注高電子産業分野は台湾・中国・米国など海外中心に大幅伸長国内は主要顧客の増設案件に加え、パワー半導体やウェハー等の案件増海外は主力市場の台湾に加え、中国・米国で大型の半導体案件を受注電子産業分野:受注高(上下比較)電子産業分野:受注高6005004003002001000499 323 150 173 195 107 88 230 149 80 380 250 120 118 130 225 130 95 9008007006005004003002001000425 256 169 823 530 292 上期下期上期下期21.3期実績22.3期実績上期22.3期計画下期21.3前期実績22.3当期実績22.3期初計画国内海外国内海外(単位:億円)475 250 225 1222年3月期通期実績:電子産業分野売上高受注案件の工事進捗により国内・海外で売上が伸長国内はプラント案件の工事が順調に進捗、ソリューション売上も拡大海外は一部の案件で工程見直しが影響も受注増により売上も増加電子産業分野:売上高(上下比較)電子産業分野:売上高(単位:億円)328 198 253 253 260 245 102 135 140 130 582 333 505 270 151 118 130 120 115 248 235 上期下期上期下期21.3期実績22.3期実績上期22.3期計画下期21.3前期実績22.3当期実績22.3期初計画国内海外国内海外137006005004003002001000476 211 264 350300250200150100500222 108 113 22年3月期通期実績:機能商品事業売上高(単位:億円)■水処理薬品機能商品事業売上高193 190 182 50 62 69 49 67 77 53 64 73 21.3前期実績22.3当期実績22.3期初計画食品標準型機器・フィルタ水処理薬品電子産業向けの販売が好調に推移したことに加え、一般産業分野でも顧客の生産活動が活発に推移し、排水処理剤などの販売も拡大■標準型水処理機器・フィルタ医療・研究機関などに向けた小型純水装置の販売が前年から回復。新たに上市した小型超純水装置「ピューリックμ(ミュー)」の販売も順調にスタート。■食品前年に比べ外食市場などに向けた製品の販売が回復したものの、家庭用食品に向けた製品が減少するなど前年並の結果に1422年3月期通期実績:営業利益分析(単位:億円)■前期比:+12億(13.3%増)営業利益分析前期比+12億+25 +3 +5 95 -12 -2 -6 108 +4 計画比+26億+20 -4 +2 +4 -1 水処理エンジ事業機能商品事業水処理エンジ事業機能商品事業+6億 +6億+20億 +5億前期実績通期実績期初計画売上増減利益率変動販管費増減水処理エンジ事業:+6億(7.3%増)プラント比率増加によって利益率は若干低下も売上増の効果で売上総利益は増加、販管費は人件費など中心に拡大機能商品事業:+6億(58.4%増)売上の回復に加え、比較的採算良い製品の販売が好調に推移、製造経費の削減も進み利益率改善82 ■計画比:+26億(31.5%増)水処理エンジ事業:+20億(28.9%増)受注が想定を上回ったことで売上も拡大、計画比では増収効果が影響機能商品事業:+5億(47.0%増)売上増・利益率改善により計画比増15目 次1.2022年3月期 通期実績2.2023年3月期 通期計画3.中期経営計画4.会社概要1623年3月期通期計画:概況受注は若干減少も高水準維持、売上・利益は増収増益を計画国内外で大型案件が集中した前期に比べ受注は減少を想定も高水準の投資続く前期までの受注案件の売上により売上高・営業利益は拡大を想定受注高売上高営業利益水処理エンジ機能商品135,698 19,581 125,000 20,000 125,000 20,000 10,850 1,763 11,700 1,800 (単位:百万円)(単位:百万円)116,116 105,000 105,000 9,087 9,900 112,069 19,346 92,723 22.3期実績23.3期計画22.3期実績23.3期計画22.3期実績23.3期計画1723年3月期通期計画:中長期的な業績の推移受注拡大で受注残高水準、23年3月期も売上増見込む18年3月期以降、半導体中心に電子産業分野の受注拡大が継続大型プロジェクトは工期1~1.5年、受注は売上の先行指標受注高・売上高・受注残高の推移1,038 1,049 880 778 764 740 922 965 787 811 792 593 678 618 680 602 655 685 667 687 401 346 620 392 487 466 483 392 12.313.314.315.316.317.318.319.320.321.322.323.3受注高売上高受注残高(単位:億円)1,356 1,250 1,250 945 1,006 1,120 864 864 1823年3月期通期計画:損益計算書(単位:百万円)上期実績通期実績上期計画通期計画上期通期22.3期23.3期前期比受注高売上高売上総利益(%)販管費営業利益(%)経常利益親会社株主に帰属する当期純利益ROE(%)58,903135,69870,000125,000 +18.8%-7.9%50,001112,06960,000125,000 +20.0% +11.5%12,40424.8%28,51225.4%13,00021.7%24.6%30,700 +4.8%+7.7%8,63217,6629,00019,000 +4.3%+7.6%3,7717.5%10,8509.7%4,0006.7%9.4%11,700 +6.1%+7.8%4,19311,5454,00011,700-4.6%+1.3%2,6969,2102,8008,200 +3.8%-11.0%ー12.9%ー10.6%ーー1923年3月期通期計画:業績見通し受注・売上好調な電子産業分野で半導体などを中心とした大型投資が国内外で継続することを見込む。繰越受注残も高水準であり、現時点では工事スケジュールも順調な進捗を想定利益面プラントの売上拡大により利益率が若干低下も売上拡大の効果が上回り売上総利益は増益を計画、足元の価格上昇・円安の影響は織り込み済。人件費や海外の体制整備、研究開発投資・デジタル投資など販管費増も想定リスク要因エネルギーや資源価格の高騰、過度な円安の進捗による原材料・工事価格の上昇による利益率の低下や、原材料の供給不足・物流の遅延などサプライチェーンの混乱によって受注案件の工事進捗が遅れ、当社の売上・利益に影響を及ぼすおそれ2023年3月期通期計画:受注高・売上高分析(単位:億円)受注高分析【受注高】前期比:-106億(7.9%減)好調だった前年の反動もあり減少想定も高水準の投資は継続。顧客の投資の規模や件数によっては想定を上回る可能性も。一方でエネルギー・資源価格等のインフレーションやサプライチェーンの混乱などのリスク影響も懸念+1301,250 【売上高】前期比:+129億(11.5%増)半導体関連の高水準の受注継続と繰越受注残案件の工事進捗により電子産業分野を中心に売上拡大を計画1,356 -103 【前期比】-106億1,250 22.3期実績23.3期計画売上高分析1,120 【前期比】+129億22.3期実績23.3期計画電子産業2123年3月期通期計画:地域別受注高受注高は前期大幅増の海外で反動も高水準の投資維持を想定国内:台湾企業による国内での大型投資の受注を計画海外:中国・米国は前期の反動減も台湾は高水準維持、マレーシアも拡大*米国案件は東南アジア他に含む受注高:国内・海外受注高:海外地域別(単位:億円)1,038 1,049 298 28.7%740 225 823 21.5%1,356 945 580 291 30.9%653 42.8%776 1,6001,4001,2001,000800600400200080%70%60%50%40%30%20%10%0%1,250 480 38.4%770 23.3計画298 74 69 154 225 43 31 150 291 32 69 189 19.320.321.322.319.320.321.322.3国内海外海外比率台湾中国東南アジア他580 139 169 271 280 480 80 120 23.3計画2223年3月期通期計画:地域別売上高売上高は国内・海外とも繰越案件の工事進捗による売上増を計画国内:半導体など電子産業を中心に受注案件の売上計上を計画海外:好調な台湾・中国に続き、米国でも大型案件の売上計上進む*米国案件は東南アジア他に含む売上高:国内・海外売上高:海外地域別1,4001,2001,0008006004002000965 215 749 1,006 249 756 1,120 389 730 922 241 681 26.1%22.3%24.8%100%90%80%70%60%50%40%30%20%10%0%1,250 420 830 23.3計画34.8%33.6%195 200 241 61 76 102 215 55 44 115 249 36 52 160 19.320.321.322.319.320.321.322.3国内海外海外比率台湾中国東南アジア他(単位:億円)389 61 420 100 133 120 23.3計画2323年3月期通期計画:水処理エンジ事業売上高受注好調な電子産業分野が前年に続き大幅伸長を計画国内外で受注拡大続いた半導体向けの大型案件の売上が拡大ソリューションでも大型の加工受託案件の契約開始が寄与水処理エンジ売上高:プラント・ソリューション水処理エンジ売上高:市場分野別(単位:億円)1,2001,0008006004002000738 373 49.4%779 365 53.1%824 390 52.5%364 413 433 1,050 540 927 470 49.2%48.6%456 510 150%140%130%120%110%100%90%80%70%60%50%40%30%20%10%0%23.3計画738 101 247 779 112 246 52.8%390 53.9%419 824 106 241 57.8%476 1,050 110 227 927 114 229 62.8%582 67.9%713 19.320.321.322.319.320.321.322.3ソリューションプラントソリューション比率電子産業一般産業電力・上下水電子産業比率23.3計画2423年3月期通期計画:電子産業分野受注高国内・海外とも上期に半導体関連の大型案件の受注を想定国内:台湾系企業の国内投資やウェハー関連の投資などの受注を計画海外:台湾に加え、中国やマレーシアなどでも大型案件の受注を想定電子産業分野:受注高(上下比較)電子産業分野:受注高6005004003002001000346 136 195 230 209 107 149 88 80 135 44 90 499 420 380 200 323 150 173 118 220 300 180 120 1,0009008007006005004003002001000488 481 237 250 181 300 425 256 169 上期 下期 上期 下期 上期 下期 上期 下期20.3期21.3期22.3期23.3期計画19.320.321.322.3国内海外国内海外(単位:億円)823 720 530 380 292 340 23.3計画2523年3月期通期計画:電子産業分野売上高国内・海外とも繰越案件の売上による伸長を計画国内:国内案件は比較的順調に工事が進捗、売上拡大を想定海外:一部の案件で工程見直しが影響も、案件増により売上も拡大電子産業分野:売上高(上下比較)電子産業分野:売上高(単位:億円)350 363 328 222 222 197 81 87 108 253 253 102 135 200 198 161 201 4003503002502001501005008007006005004003002001000390 186 204 141 110 113 151 118 130 150 251 264 248 上期 下期 上期 下期 上期 下期 上期 下期23.3期計画22.3期20.3期21.3期19.320.321.322.3国内海外国内海外419 168 476 211 582 333 713 361 351 23.3計画2623年3月期通期計画:機能商品事業売上高(単位:億円)機能商品事業売上高■水処理薬品184 185 182 53 51 50 61 62 62 193 200 49 67 50 70 69 71 69 77 80 19.320.321.322.323.3計画食品標準型機器・フィルタ水処理薬品電子産業向けの売上拡大に加え、台湾・中国など海外展開の再加速を計画■標準型水処理機器・フィルタ前期上市の「ピューリックμ(ミュー)」を医療・研究機関向けに展開。中国など海外での展開も強化■食品コロナ禍で停滞した新たな顧客の開拓・新商品の拡販に向けて再加速。売上の回復を目指す2723年3月期通期計画:営業利益(単位:億円)営業利益比較水処理エンジ事業+8億機能商品事業+0億前期比+9億108 +28 -7 -13 117 +1 -022.3実績23.3計画売上増減利益率変動販管費増減■前期比:+9億(7.8%増)水処理エンジ事業:+8億(8.9%増)プラントの売上割合拡大で利益率は若干の低下を想定も、電子産業分野中心に売上拡大による増益を計画販管費は研究開発・デジタル投資加速、海外の体制整備などによる拡大を計画機能商品事業:+0億(2.1%増)各分野とも売上の拡大を計画、特に台湾・中国など海外向けの事業展開を強化2823年3月期通期計画:キャッシュ・フローの状況(単位:億円)キャッシュ・フロー推移●当社キャッシュ・フローは業績の動向に加え、大型プロジェクトの工事進捗・代金の回収状況が増減に大きく影響121.8 132.0 【2023年3月期の主な動き】107.9 49.2 -12.6 -45.8 107.8 125.0 -15.2 -25.8 -20.0 21.322.3-105.0 23.3(予)営業CF投資CF財務CFEBITDA(営業利益 + 減価償却費)■ 営業キャッシュ・フローには設備保有型ソリューション案件への投資金額を含む25年3月期までに合計250億円程度の段階的な投資を想定。研究開発や海外体制、デジタル関連の経費拡大も想定■ 投資キャッシュ・フローにはつくば工場強化やデジタル・研究開発投資の拡大を計画■ 財務キャッシュ・フローは設備保有型案件への投資に向けた借入金の拡大を想定。配当総額も継続的に拡大。23年3月期は前期比25%増の19億円強を見込む29主な指標21年3月期実績22年3月期実績23年3月期計画開発センター新実験棟約30億円を投じ開発センターに新実験棟を建設。22年3月までに建物が完成。次世代の超純水システムや分離精製技術の開発強化に取り組む設備投資額(百万円)技術研究費(百万円)減価償却費(百万円)有利子負債(百万円)従業員数(人)年間配当金(円)ROE(%)1,0153,3872,0002,3002,1462,7001,2121,3321,50016,00515,62830,0002,3192,4762,50011411.116012.916010.6※設備投資には無形固定資産等への投資額を含んでおります※年間配当金の23年3月期計画160円は、22年10月1日予定の株式分割(1株→4株)を考慮しない場合の配当額です【新実験棟 写真】30目 次1.2021年3月期 通期実績2.2022年3月期 通期計画3.中期経営計画4.会社概要312022~2024年度 中期経営計画【重点分野】電子産業分野大型案件の確実な受注・納入【日本・台湾・中国・米国】競争力あるグローバル・バリューチェーンの構築【成長地域】中国・台湾市場【成長ドライバー】ソリューションサービス●研究開発・ソリューション・生産体制の構築・整備●中国市場における電子産業分野以外への展開強化●デジタルソリューションサービスの基盤整備●グローバルソリューション体制の整備と品質向上研究開発●売上高の2.5%をめどに開発投資拡大●電子産業向けの次世代超純水システム●高度分離精製技術による新事業創出●センシング&デジタル技術の強化●オープンイノベーションの拡大水処理薬品●薬品+装置+IoTなどパッケージサービスメニューの拡充●現地パートナーの開拓を強化し海外展開を拡大機能材料●グローバルサプライチェーンの構築と維持●差別化された機能材の開発、社会的価値を実現するビジネスモデルの創出エンジニアリング体制の強化ESG/SDGsへの取組み安全・コンプライアンスの徹底データ活用の推進人材の育成・活用事業基盤の構築32中期経営計画:23年3月期~25年3月期計画売上高・営業利益・ROEの推移(単位:億円・%)ROE12.4 12.9 10.6 10.4 10.7 11.1 9.3 8.3 9.0 1,400 1,300 1,250 1,120 1,100 1,050 1,006 1,030 965 売上高99 営業利益95 108 82 90 140 125 117 105 20.321.322.323.324.325.320.3~22.3実績新中期経営計画(23.3~25.3)前年策定の3か年計画(22.3~24.3)●売上高の拡大活発な電子産業分野を中心に1,400億円まで売上を拡大大型案件の受注・納入に加え、ソリューション事業も強化●安定的な利益の計上売上高営業利益率・ROEとも安定的に10%以上を計上できる収益体制を構築●事業基盤の強化事業の基盤となる人材の育成やエンジニアリング体制の強化と共に、社会的価値と顧客価値の実現を追求33中期経営計画:事業別売上高(単位:億円・%)事業別売上高●電子産業分野機能商品プラントソリューション電子産業プラント・ソリューションとも電子産業分野を中心に拡大1,120 193 456 582 965 1,006 185 413 419 182 433 476 365 390 470 1,400 230 +18.9%620 +35.8%815 +39.9%550 +16.8%20.321.322.325.3(最終年度)●プラント事業安定収益源であるソリューション・機能商品を拡充日本・台湾・中国・米国で大型半導体プロジェクトを拡大●ソリューション事業国内で大型の加工受託案件開始加えてソリューションサービスのデジタル化を強化●機能商品事業水処理薬品や小型機器を中心に海外での拡販を強化34中期経営計画:重要な取組み電子産業国内外での大規模プロジェクトの受注・納入に加え、大型の設備保有型契約への投資(25年3月期までに約250億円)、米国での事業体制整備、台湾での研究開発体制、中国でのソリューション体制強化などに取り組む海外体制強化電子産業をターゲットとした米国・台湾・中国での体制強化に加え、イオン交換樹脂や水処理膜など機能材のグローバル・サプライチェーン、水処理薬品など機能商品の海外販売ネットワークなどの強化に向け、海外でのパートナーシップの強化やM&Aなどに取り組むデジタル化推進国内外のグループリソースを集約、自動運転や遠隔監視サービスに加え、センシング技術などを活用した設備の効率化・省エネ提案などデジタル・ソリューションサービスの創出を加速するサステナビリティ・サービスクローズドシステムなど水のリサイクル技術や、廃水や廃液などから有価物を回収するシステムなど、顧客の経済的価値と省エネ・脱炭素など社会的価値を両立できる技術・製品・サービスの開発・提供を加速35オルガノのサステナビリティ・サービス排水からのフッ酸回収技術エコクリスタ循環型の水資源リサイクルシステムクローズドシステム半導体製造に用いられるフッ酸を工場排水から回収。高純度のペレットとして精製し、フッ酸の原料としてリサイクル2014年度 (一社)産業環境管理協会資源循環技術・システム表彰 経済産業大臣賞工場の排水を分別回収しリサイクル、雨水以外の排水をゼロに。不純物は脱水・乾燥しセメントの原材料として再利用第24回日本水大賞 経済産業大臣賞を受賞の大分キヤノンマテリアル社に排水回収・処理設備を当社が納入(引用:大分キヤノン(株)水資源再利用活動https://www.oita-canon.co.jp/env/water.html )水の熱を利用した省エネ・脱炭素水熱利用システムヒートポンプ技術を活用し、工場等で使用される水の熱をエネルギーとして利用。50%以上の消費電力・CO2削減を実現冷却水処理剤オルブレイド当社開発の新殺菌成分を含む冷却水複合処理剤。工場などの空調用冷凍機の冷却水を最適処理し消費電力削減に貢献RO膜処理設備の省エネソリューションオルスマートRO運転管理・遠隔監視・薬剤を組合わせた独自のソリューションサービスにより、RO膜水処理設備の消費電力・CO2排出量を削減2016年度 省エネ大賞省エネルギーセンター会長賞2020年度 省エネ大賞省エネルギーセンター会長賞2021年度 省エネ大賞審査委員会特別賞36コーポレートガバナンス:取締役会の実効性確保に向けた取組み1株あたり配当金(円)(%は連結配当性向)ROE(%)コーポレートガバナンス主な取組み1.5 2.4 2020年独立社外役員1/3以上に2021年女性監査役就任役員スキルマトリクス作成2022年特別委員会設置株式分割実施(1株→4株)2016年報酬委員会設置2018年株式報酬制度導入5.4 5.7 5.5 2019年指名・報酬委員会設置11.1 8.4 12.4 12.9 160 (19.9%)104 (16.6%)114 (18.5%)40 (69.4%)40 (42.4%)45 (20.8%)55 (23.2%)53 (21.9%)73 (18.8%)2014.32015.32016.32017.32018.32019.32020.32021.32022.3※2017年3月期以前の配当金額は2017年6月の株式併合に合わせて表記※2017年3月期の配当には創立70周年記念配当金5円を含む独立社外取締役の人数取締役の人数2014.6-2015.6-110292019.6-2020.6-3103937コーポレートガバナンス:株主還元・IR施策(単位:円・%)●株主還元方針1株あたり配当金・配当性向の推移~25年3月期までのイメージ160 (19.9%)160 (22.4%)114 (18.5%)104 (16.6%)株主還元方針成長投資の拡大と増配継続を両立早期に配当性向25%以上に20.321.322.323.324.3※グラフ中の23年3月期以降の配当イメージは22年10月実施予定の株式分割を考慮せず想定しております25.3(最終年度)株主還元は配当中心に検討。成長投資の拡大と増配継続を両立し、早期に配当性向25%以上の水準へ●株式分割の実施2022年10月1日を効力発生日として1株→4株の分割を予定。投資単位を引き下げ、より投資しやすい環境の整備・投資家層の拡大を図る●IR対応の強化機関・個人投資家向けの説明会等実施し、対話の機会を拡充。担当者の増員や英文情報など開示資料の充実化も図る38コーポレートガバナンス:その他の取組みサステナビリティ・サステナビリティをめぐる課題への対応21年12月にサステナビリティ委員会を設置し、TCFD提言に沿った気候変動関連の情報開示に向け、Scope1,2及びScope3の排出量算出・目標設定に関する議論を推進リスク管理・リスク管理体制の整備・強化新たにリスク管理部門を設置し、内部監査部門を強化するなどグループ全体のリスク管理体制を整備。市場環境や地政学的なリスクも踏まえたリスクシナリオの想定や主要リスクの特定、モニタリングなど効果的な対応を進める人材の育成・活用・ダイバーシティの推進女性・外国人材が活躍できる会社に向けた人事制度改革に着手。経営幹部のスキル要件を整備しグループ横断的な人材活用・育成を加速39目 次1.2021年3月期 通期実績2.2022年3月期 通期計画3.中期経営計画4.会社概要40会社概要と株主構成■ 会社概要■ 大株主(上位10名)(2022年3月31日現在)社 名オルガノ株式会社株主名本社所在地東京都江東区新砂1丁目2番8号東ソー(株)設 立1946年5月1日日本マスタートラスト信託銀行(株)(信託口)代表者代表取締役社長 内倉 昌樹資本金8,225,499,312円上場証券取引所発行済株式総数東京証券取引所 プライム市場11,589,925株(22年10月1日より1株→4株の株式分割を予定)株主総数4,103名(2022年3月31日)■ 株主構成(株)日本カストディ銀行(信託口)SSBTC CLIENT OMNIBUS ACCOUNT (株)みずほ銀行KBC BANK NV – UCITS CLIENTS NON TREATY1531.33ビービーエイチ ザ アドバイザーズ インナー サークル フアンド ツー コペルニク グロ オール キヤツプ フアンド127 1.11デイゼツト プリバツトバンク エスエー インベストメントフオンズ1100.96持株数(千株)持株比率(%)4,92542.819666322792008.405.502.431.74国内法人44.77%外国人24.64%金融機関18.59%個人10.31%エムエルアイ フォークライアントジェネラル オムニノンコラテラルノントリーティーピービー1020.89証券会社等 0.97%自己株式 0.72%ビーエヌワイエム アズ エージーテイ クライアンツ 10 パーセント910.79※持株比率は自己株式(84,905株)を控除して計算しております41オルガノグループ各社【日本】オルガノオルガノプラントサービスオルガノエコテクノオルガノフードテックオルガノアクティホステック東北電機鉄工(※)【台湾】【中国】オルガノ・テクノロジーオルガノ(蘇州)【マレーシア】オルガノ(アジア)【インドネシア】【ベトナム】オルガノ(ベトナム)【タイ】オルガノ(タイランド)【米国】オルガノUSA【シンガポール】オルガノ(シンガポール)アメリカに現法設立(21年9月)ラウタン・オルガノ・ウォーター地域別半導体生産シェア(2021年 WSTS調べ)ヨーロッパ, 9%アメリカ21%これまで日本・中国・台湾など東アジアやマレーシアなど電子産業分野の集積地を中心に進出アジア・パシフィック日本8%62%顧客工場の進出に合わせて2021年9月に米国現法を設立、アリゾナに拠点を設置。納入体制を整備するとともに新たな顧客への営業展開も計画(※)は持分法適用会社、下線は非連結子会社42事業概要|水処理エンジニアリング事業|プラント事業|機能商品事業|水処理薬品事業排水・冷却水・洗浄・RO膜・ボイラ等処理剤927億円(82.7%)|ソリューション事業純水・超純水設備排水処理・回収設備有価物回収設備プロセス関連設備設備メンテナンス運転管理・包括契約設備増強・改造工事水処理加工受託|事業別売上高456億円(49%)470億円(51%)ソリューション事業プラント事業|顧客分野別売上高582億円(63%)電子産業分野(半導体・FPD・電子部品等)229億円(25%)114億円(12%)一般産業分野(医薬・食品・機械・化学・自動車等)電力・上下水分野(発電所・上下水道)193億円(17.3%)|標準型水処理機器・フィルタ事業純水・超純水装置浄水フィルタ|食品事業食品添加剤・加工剤食品素材|事業別売上高・主な顧客分野77億円(40%)67億円(35%)水処理薬品事業(電子・一般・電力/上下水・ビル/商業施設)標準型水処理機器・フィルタ事業(医療/研究機関・製造業・外食/コンビニ)49億円(25%)食品事業(食品/飲料・介護/健康食品)※金額は22.3期売上高、%は売上構成比率43オルガノグループの歩み創業期成長期成熟期飛躍期● 売上高の推移2010’s~|半導体市場拡大台湾・中国市場成長2000’s~|海外展開|ソリューションサービス強化1990’s|電子産業向け超純水設備1980’s|発電所向け水処理設備1970’s|上下水設備|糖液等の精製設備1960’s|一般産業向け大型純水設備創業 1946|無熱蒸留水装置■タイランド(1989)■台湾(2005)■マレーシア(1986)■中国(2003)1960197019801990200020102005~|包括ソリューションサービス本格化アメリカ■(2021)■インドネシア(2013)■ベトナム(2010)202144お問い合わせ先経営統括本部 経営企画部TEL : 03-5635-5111/ FAX : 03-3699-7240ホームページhttps://www.organo.co.jpお問い合せフォームhttps://www.organo.co.jp/contact/45

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