森永乳業(2264) – 2022年3月期決算・中期経営計画説明会

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開示日時:2022/05/17 12:30:00

損益

決算期 売上高 営業益 経常益 EPS
2018.03 59,208,700 2,168,500 2,269,400 318.27
2019.03 58,358,200 2,233,200 2,309,000 282.7
2020.03 59,089,200 2,535,900 2,613,300 376.36
2021.03 58,355,000 2,886,800 2,959,700 378.01

※金額の単位は[万円]

株価

前日終値 50日平均 200日平均 実績PER 予想PER
5,480.0 5,547.6 6,097.15 11.56 7.58

※金額の単位は[円]

キャッシュフロー

決算期 フリーCF 営業CF
2018.03 2,511,000 2,511,000
2019.03 1,850,600 1,850,600
2020.03 2,920,900 2,920,900
2021.03 3,854,400 3,854,400

※金額の単位は[万円]

▼テキスト箇所の抽出

2022年3⽉期決算・中期経営計画説明会1. 2022年3⽉期決算概要* 2022年3⽉期より収益認識会計基準を適⽤2. 新中期経営計画 2022-24(2023年3⽉期~2025年3⽉期)3. 2023年3⽉期業績⾒通し2022年5⽉17⽇1. 2022年3⽉期決算概要* 2022年3⽉期より収益認識会計基準を適⽤2. 新中期経営計画 2022-24(2023年3⽉期~2025年3⽉期)前中期経営計画 2019-21(2020年3⽉期~2022年3⽉期)の振り返り10年ビジョンと当社グループの価値提供新中期経営計画 2022-24(2023年3⽉期~2025年3⽉期)3. 2023年3⽉期業績⾒通しCopyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.22022年3⽉期決算概要サマリー:利益計画未達も、増収増益*¹ 売上⾼:5,034億円(前年⽐+3.0%*¹、計画⽐+0.7%*²)営業利益:298億円(前年差+9億円*¹、計画差△2億円*²)売上⾼• 健康に貢献する商品、⾼付加価値商品の継続的な拡⼤→ ヨーグルト、アイスクリームなど増収• 新型コロナウイルス感染症の影響→ BtoB事業:業務⽤乳製品は前年より持ち直す(外⾷等向け需要)• 海外事業:育児⽤ミルク輸出は前年の反動減も、菌体、ミライ社、⽶国堅調、Elovi(エロヴィ)新規連結営業利益• 原材料・エネルギー価格上昇が⼤きく影響(前年差 △29億円、うち下期△28億円)、⼀部商品の価格改定実施• ヨーグルト、アイスクリームなどプロダクトミックス改善、BtoB事業など増収効果、海外事業の貢献、コストの⾒直しなどにより増益• ただし、上期増益も下期減益(前年差 上期+38億円、下期△29億円)*1 対前年増減額、増減率は、収益認識会計基準を適⽤した21/3期実績との⽐較*2 計画は、2022年2⽉9⽇発表の修正計画Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.32022年3⽉期業績21/3期21/3期適⽤後22/3期計画*²22/3期対前年増減額*¹対前年増減率*¹対計画増減額*²(単位:億円)対計画増減率*²5,8364,8875,0005,034+147+3.0%+34+0.7%+9+10+3.2%+3.4%+150+80.2%△2+3△8△0.7%+1.1%△2.4%売上⾼営業利益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益売上⾼営業利益率ROE当期純利益/⾃⼰資本⼀株当たり配当⾦2893011874.9%9.8%70円2893011875.9%9.9%70円3003083466.0%16.1%80円2983113385.9%16.7%80円• 増収増益(実質ベース)。増収効果、プロダクトミックス改善などにより増益• 固定資産譲渡による特別利益約209億円(税引前) (1Q:港南ビル 41億円、4Q:近畿⼯場跡地 168億円)• 6期連続増配*1 対前年増減額、増減率は、収益認識会計基準を適⽤した21/3期実績との⽐較*2 計画は、2022年2⽉9⽇発表の修正計画Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.42022年3⽉期 営業利益増減要因< >は、計画*との差売上単価差 +2 <±0>売上数量 +46 <+9>プロダクトミックス(PM)等 +15 <△20>21/3期 通期事業成⻑合理化コストアップ289億円245億円169億円オペレーションコスト +15 <+1>販売促進費効率 +14 <+6>オペレーションコスト △50 <+3>原料価格 △29 <△2>(原料乳±0<±0>、原材料・エネルギー△29<△2>)製造固定費(償却費) △3 <+1>不動産事業 △1 <±0>22/3期 通期207億円 <+1>276億円298億円 <△2>+63<△11>+29<+7>△83<+2>(億円)*計画は、2022年2⽉9⽇発表の修正計画0100200300400• 売上数量:BtoB事業(業務⽤乳製品)の回復、「マウントレーニア」価格改定後の数量減• プロダクトミックス等:機能性ヨーグルト・アイス拡⼤、ミライ社堅調も、国内BtoB菌体減収、4Q前年の反動減• オペレーションコスト:合理化の⼀⽅、⼈件費、物流費の増加影響⼤。Elovi社のれん償却費(約4億円)• 原材料・エネルギー価格:下期の影響⼤。エネルギー、コーヒー、油脂、糖類など上昇Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.51. 2022年3⽉期決算概要* 2022年3⽉期より収益認識会計基準を適⽤2. 新中期経営計画 2022-24(2023年3⽉期~2025年3⽉期)前中期経営計画 2019-21(2020年3⽉期~2022年3⽉期)の振り返り10年ビジョンと当社グループの価値提供新中期経営計画 2022-24(2023年3⽉期~2025年3⽉期)3. 2023年3⽉期業績⾒通しCopyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.6前中期経営計画 2019-21(2020年3⽉期~2022年3⽉期)の振り返り全社財務指標 営業利益は実質的に達成⽔準、ROEは継続的な資産売却と22/3期の⾃⼰株式取得などもあり⼤幅達成19/3期 20/3期 21/3期22/3期21/3期適⽤後売上⾼5,8365,909 5,8364,887 5,034営業利益223254289289298300売上⾼営業利益率海外事業売上⾼⽐率3.8%4.3% 4.9%5.9%5.0%5.3% 6.4%7.5%5.9%8.7%ROE8.6%*¹10.7% 9.8%*²9.9% 16.7%9.3%—(単位:億円)22/3期中計発表時計画(単位:億円、%)9.3営業利益連結営業利益売上⾼営業利益率系列2海外事業売上⾼⽐率系列3ROE10.78.65.0 3.8 5.3 4.3 16.78.7 5.9 9.84.9 6.4 223 254 289 298 300 *1 本社ビル信託受益権売却、*2 近畿⼯場跡地・港南ビル売却益の影響を含む19/3期20/3期21/3期22/3期Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.22/3期中計発表時計画7前中期経営計画 2019-21(2020年3⽉期~2022年3⽉期)の振り返り事業分野別業績推移 BtoC事業:ヨーグルト、アイスクリームなど当社独⾃素材・技術を活⽤した商品の拡⼤により利益増加 海外事業:ミライ社や菌体の伸⻑、Elovi社への参画、⼤幅達成 BtoB事業:菌体伸⻑もコロナ影響⼤19/3期 20/3期 21/3期22/3期 19/3期 20/3期 21/3期売上⾼21/3期適⽤後(単位:億円)営業利益21/3期適⽤後22/3期中計発表時計画当初計画との差BtoC事業3,0383,0573,1002,6232,601104126161161146152ウェルネス事業560557555430442BtoB事業969967789742821海外事業289315372368439その他・消去9791,0131,01972473132581613425328435265512352655123834728427135-△6△4△37+37-合計5,8365,9095,8364,8875,034223254289289298300△2Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.8前中期経営計画 2019-21(2020年3⽉期~2022年3⽉期)の振り返り重点取り組み 海外事業は⼤きく成⻑。基幹ブランドや菌体BtoBは取り組みを進めるも数値⾯では計画を下回る ⽣産基盤の強化、財務・資本政策を着実に実⾏し、より筋⾁質な体制へと進化テーマ結果基幹ブランドの強化• 「ビヒダス」「ピノ」「パルテノ」成⻑も、コロナ影響もあり「マウントレーニア」⾜踏み• 新たな基幹ブランド候補として機能性ヨーグルト群が伸⻑ビフィズス菌・独⾃シーズの展開加速 • 世界的な需要増を受けてラクトフェリンは⼤幅拡⼤• ビフィズス菌など菌体事業は国内BtoCでの展開が進展も、国内海外のBtoBでは計画に遅れ⽜乳事業⿊字化海外事業の育成 • 乳飲料「あじわい便り」への集中や不採算品削減により、限界利益は⼤幅な改善• ⼀⽅、設備更新とその他のチルドパック製品の数量減影響もあり固定費配賦が増加• ミライ社の業績回復・成⻑が海外事業の拡⼤をけん引• さらなる拡⼤を⽬指しElovi社の買収を遂⾏ESG重視経営の実践• ESG評価のスコア等において⼀定のレベルアップを果たすも、まだ改善余地あり• 事業との統合についてスタートラインに⽴つ⽣産基盤の強化• 東京⼯場・近畿⼯場の閉鎖など統廃合を遂⾏する⼀⽅、利根⼯場新棟の⽴ち上げ、菌体・ヨーグルト・ミライ社への追加投資など⽣産基盤を着実に強化財務・資本政策先⾏き不透明なコロナ禍において⼿元資⾦を適切に管理• DER0.5以下の⽬標に対して0.42倍。格付Aを獲得• 計画通りの営業CF創出により投資・還元を順調に実⾏。遊休資産売却も実施。評価△△△◎△○○Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.91. 2022年3⽉期決算概要* 2022年3⽉期より収益認識会計基準を適⽤2. 新中期経営計画 2022-24(2023年3⽉期~2025年3⽉期)前中期経営計画 2019-21(2020年3⽉期~2022年3⽉期)の振り返り10年ビジョンと当社グループの価値提供新中期経営計画 2022-24(2023年3⽉期~2025年3⽉期)3. 2023年3⽉期業績⾒通しCopyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.1010年ビジョンと当社グループの価値提供選ばれる企業であり続けるためには?? 社会課題の解決と収益⼒向上の両⽴が必要10年ビジョン実現に向けた新中計の位置づけ前中計 2019-21経営基盤強化・効率化新中計 2022-24攻めの独⾃価値訴求次期中計10年ビジョン実現に向けた⾶躍 提供価値:当社グループならではの「健康価値」、「おいしさ・楽しさ価値」を追求 事業の4本柱:「主⼒⾷品事業」「BtoB事業」を基盤として進化させながら、「栄養・機能性⾷品事業」「海外事業」を⼤きく伸⻑させる。「健康5領域」に注⼒ 健康課題の解決のみならず、環境・社会課題の解決においても事業活動と連動。単にコストアップとしてではなく、成⻑・収益⼒向上の機会として捉えるCopyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.1110年ビジョンと当社グループの価値提供森永乳業グループの価値創造プロセス「10年ビジョン」の実現と、「かがやく”笑顔“のために」 新中計策定にあたり「10年ビジョン」実現とその先を⾒据えた当社グループ独⾃の価値創造の在り⽅を定義 「健康価値」と「おいしさ・楽しさ価値」の追求・両⽴を事業活動の中⼼に展開 事業活動を通して⽣活者の「健康」と「幸せ」に貢献※巻末P52に拡⼤版掲載Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.1210年ビジョンと当社グループの価値提供事業活動を通じ⽣活者の「健康」と「幸せ」に貢献「健康価値」と「おいしさ・楽しさ価値」の提供 事業活動を通じ「健康価値」と「おいしさ・楽しさ価値」を提供、⽣活者の「健康」と「幸せ」に貢献 地球環境や⼈への配慮。社会課題解決と収益⼒向上を両⽴させ企業価値向上、かがやく”笑顔“を実現Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.1310年ビジョンと当社グループの価値提供「健康価値」と「おいしさ・楽しさ価値」の位置づけ⾷を通じた価値提供で「健康」と「幸せ」に貢献、収益⼒向上 「健康価値」をさらに強化、グローバルで拡⼤する健康ニーズを捉え、⾶躍的な成⻑を⽬指す 「おいしさ・楽しさ価値」を引き続き磨き、事業の安定と成⻑に向けた原資創出に貢献 2つの価値に紐づく知⾒、技術を相互に活⽤することで収益⼒を最⼤化収益⼒⾶躍の源泉成⻑の基盤健康5領域(後述)強いブランド収益⼒改善収益⼒改善⽜乳等、⽇常⾷のその他健康領域おいしさ楽しさ領域健康価値おいしさ・楽しさ価値Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.1410年ビジョンと当社グループの価値提供森永乳業グループが提供する「健康価値」とは健康強化マップの特定、健康5領域を事業の柱横断で強化 ⽣活者の健やかな⽣活や成⻑、健康寿命延伸につながる「⾷品」「サービス」を提供 機能性素材、研究知⾒、乳の優れた栄養素を強みとし、健康強化マップを特定 当社グループが追求する「健康価値」を健康5領域に区分、領域ごとに最適な⽅策展開と共に柱横断で強化森永乳業グループの健康強化マップ各領域の定義Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.1510年ビジョンと当社グループの価値提供森永乳業グループが⽬指す「おいしさ・楽しさ価値」とは「⼤好きなおいしさ」を⽬指し、ロングセラーブランドを拡⼤ ⼀瞬の驚きに留まらず、何度でも繰り返し体験したくなる「⼤好きなおいしさ」を⽬指す ⽇常にちょっとした幸せをもたらす、毎⽇の活⼒につながる⾷品を提供。ロングセラーブランドの維持・拡⼤Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.1610年ビジョンと当社グループの価値提供持続的な企業価値創造に向けた「地球環境や⼈に配慮した事業活動」「中期経営計画」と「サステナビリティ中⻑期計画」相互連動 「健康価値」と「おいしさ・楽しさ価値」の持続的な提供のため、地球環境や⼈への配慮を念頭に事業推進 中計と合わせて「サステナビリティ中⻑期計画2030」を制定。相互に連動させながら取り組みを推進森永乳業グループの価値提供サステナビリティ体系図「⾷と健康」の価値提供のためにも基盤を堅持Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.171. 2022年3⽉期決算概要* 2022年3⽉期より収益認識会計基準を適⽤2. 新中期経営計画 2022-24(2023年3⽉期~2025年3⽉期)前中期経営計画 2019-21(2020年3⽉期~2022年3⽉期)の振り返り10年ビジョンと当社グループの価値提供新中期経営計画 2022-24(2023年3⽉期~2025年3⽉期)3. 2023年3⽉期業績⾒通しCopyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.18新中期経営計画 2022-24(2023年3⽉期~2025年3⽉期)最終年度(2025年3⽉期)数値⽬標の公表を延期• 約1年かけ新中期経営計画の検討を⾏うも、需給のひっ迫などから原材料価格やエネルギー⾼が進⾏、さらにウクライナ情勢、需要⼤国の動向変化を受けて、価格急上昇や円安など、外部環境が急激に変化。現時点で中⻑期でのコスト影響を適切に算出することは困難• 検討段階では3ヵ年で約50億円規模の利益成⻑を描き、計画の策定を進めるも⼤きな計画修正が必要と判断• 「社会課題の解決と収益⼒向上の両⽴を⽬指す」新中計の⽅針に沿い、考え⽅や取り組みの⽅向性を⽰し、⽬標数値や指標は改めて公表予定(単位:億円)298300 25022/3期23/3期23/3期25/3期(検討時想定)(計画)(検討時想定)Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.19内外環境を踏まえた新中期経営計画の⽅向性機会脅威・世界的な健康意識の⾼まり・サステナブルな価値観の広まりによる⽣活様式の変化・アジア市場の拡⼤・独⾃素材やおいしさの技術を顧客価値に繋げる組織能⼒・総合乳業メーカーとして幅広い年代に向けた製品やブランド・国内での⽣乳調達⼒、ミライ社の競争⼒・為替や原材料エネルギー市況の急激な変化・⼈⼝動態変化によって縮⼩する国内市場・急速なデジタル化の進展とECの台頭・原価率の⾼い利益構造(低利益率)・⽼朽化した⽣産設備や拠点・保守的で慎重な⾵⼟強み弱み基盤強化攻めに転じ前中期経営計画20/3期~22/3期• 基幹ブランドの強化• ビフィズス菌・独⾃シーズの展開加速ESG重視経営の実践• 海外事業の育成•• 収益改善の推進• 経営基盤の更なる強化新中期経営計画 2022-24(2023年3⽉期~2025年3⽉期)<選ばれる企業であり続けるために>社会課題の解決と収益⼒向上の両⽴を⽬指す!基本⽅針① 事業の⾼付加価値化を通じた持続的成⻑の実現⽅向性基本⽅針② 将来を⾒据えた経営基盤のさらなる強化基本⽅針③ 効率性を重視した財務戦略⾶躍する森永乳業グループ10年ビジョン「⾷のおいしさ・楽しさ」と「健康・栄養」を両⽴した企業へ世界で独⾃の存在感を発揮できるグローバル企業へサステナブルな社会の実現に貢献し続ける企業へ<2029年3⽉時点 数値⽬標>・営業利益率7%以上・海外売上⾼⽐率15%以上・ROE 10%以上を維持Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.20新中期経営計画 2022-24(2023年3⽉期〜2025年3⽉期)の全体像<選ばれる企業であり続けるために>社会課題の解決と収益⼒向上の両⽴を⽬指す!サステナビリティ中⻑期計画2030栄養・機能性⾷品事業主⼒⾷品事業BtoB事業海外事業<基本⽅針① 事業の⾼付加価値化を通じた持続的成⻑の実現>• 付加価値の⾼い事業を創出・拡⼤することで収益⼒の強化を図り、社会配慮による価値向上取り組みや、さらなる成⻑投資の原資獲得を実現する• コロナ禍からの市場の回復を待つのではなく、⾶躍に向けた好機として主体的にビジネスモデル改⾰を進める<基本⽅針② 将来を⾒据えた経営基盤のさらなる強化>• 構造改⾰:外部環境の急激な変化を前提に、逆⾵に打ち勝てる企業へと変⾰を進める• 戦略投資:当社グループの強みを⼀層強化し、中⻑期的な競争優位の確⽴をめざす• 資産活⽤:資産の効率活⽤により、付加価値向上や体質改善を実現する1.事業との連携を意識した計画の策定⇒コストから収益機会へ2.企業価値向上による従業員のモチベーション向上⇒サステナビリティ経営に秀でた企業への躍進<基本⽅針③ 効率性を重視した財務戦略>相互に連動• 成⻑投資の戦略的な実⾏、および株主還元と財務体質にも留意した資⾦活⽤を⽬指す• 資本効率の視点を重視し、ROE改善の取り組みを全社的に展開するCopyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.21基本⽅針① 事業の⾼付加価値化を通じた持続的成⻑の実現<選ばれる企業であり続けるために>社会課題の解決と収益⼒向上の両⽴を⽬指す!サステナビリティ中⻑期計画2030栄養・機能性⾷品事業主⼒⾷品事業BtoB事業海外事業<基本⽅針① 事業の⾼付加価値化を通じた持続的成⻑の実現>• 付加価値の⾼い事業を創出・拡⼤することで収益⼒の強化を図り、社会配慮による価値向上取り組みや、さらなる成⻑投資の原資獲得を実現する• コロナ禍からの市場の回復を待つのではなく、⾶躍に向けた好機として主体的にビジネスモデル改⾰を進める<基本⽅針② 将来を⾒据えた経営基盤のさらなる強化>• 構造改⾰:外部環境の急激な変化を前提に、逆⾵に打ち勝てる企業へと変⾰を進める• 戦略投資:当社グループの強みを⼀層強化し、中⻑期的な競争優位の確⽴をめざす• 資産活⽤:資産の効率活⽤により、付加価値向上や体質改善を実現する1.事業との連携を意識した計画の策定⇒コストから収益機会へ2.企業価値向上による従業員のモチベーション向上⇒サステナビリティ経営に秀でた企業への躍進<基本⽅針③ 効率性を重視した財務戦略>相互に連動• 成⻑投資の戦略的な実⾏、および株主還元と財務体質にも留意した資⾦活⽤を⽬指す• 資本効率の視点を重視し、ROE改善の取り組みを全社的に展開するCopyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.22基本⽅針① 事業の⾼付加価値化を通じた持続的成⻑の実現主な提供価値に基づき4本の柱を再構成 栄養・機能性⾷品事業:主に「健康価値」を訴求して⾶躍的な事業成⻑を図る 主⼒⾷品事業:主に「おいしさ・楽しさ価値」を向上、成⻑の基盤とする 「おいしさ・楽しさ価値」が中⼼の主⼒⾷品事業も含め、新たな事業の4本の柱横断的に健康5領域を拡⼤前中計20/3期~22/3期新中計23/3期~25/3期4本の柱と対応する商品部⾨BtoC事業ビバレッジ、ヨーグルト、アイスクリーム、チーズ、⽜乳、デザート、市乳(宅配)ウェルネス事業栄養⾷品、クリニコ、健康⾷品ほか再構成4本の柱と対応する商品部⾨栄養・機能性⾷品事業ヨーグルト、市乳(宅配)、栄養⾷品、クリニコ、健康⾷品ほか主⼒⾷品事業ビバレッジ、アイスクリーム、チーズ、⽜乳、デザートBtoB事業海外事業BtoB事業海外事業横断的に健康価値提供健康5領域商品を拡⼤各事業のそのほかの取り組み・基礎栄養・栄養改善 オン/オフ・機能性 からだ/こころ・全ての健康5領域を拡⼤各事業の特に注⼒する健康5領域・栄養改善 オン/オフ・機能性 からだ・栄養改善 オン・機能性 からだ・基礎栄養・栄養改善 オン・機能性 からだ・おいしさ・楽しさ価値の提供、ロングセラーブランド拡⼤・コロナ禍からの回復、・海外事業の5つの乳資源活⽤チャレンジCopyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.23基本⽅針① 事業の⾼付加価値化を通じた持続的成⻑の実現各事業および事業横断的に健康価値提供、健康5領域商品拡⼤健康5領域事業の4本の柱と対応する商品・ブランド例栄養・機能性⾷品事業主⼒⾷品事業BtoB事業海外事業基礎栄養栄養改善(オン)栄養改善(オフ)機能性(からだ)乳児⽤粉ミルク乳児⽤液体ミルク経管流動⾷パルテノミルク⽣活クリミール森永アロエヨーグルト脂肪ゼロクリープライトビヒダスヨーグルトトリプルヨーグルトビヒダス便通改善ビヒダスKF、⼤腸のキホンPREMiL(プレミル)㏌PROTEINマウントレーニア カフェラッテノンスイート低糖質プリン毎朝爽快乳児⽤粉ミルク幼児⽤粉ミルクミライたんぱくMORI-NU PLUSビフィズス菌(BB536)シールド乳酸菌ラクトフェリンビフィズス菌(BB536)シールド乳酸菌ラクトフェリン機能性(こころ/あたま)記憶対策ヨーグルトメモリービフィズスはぴねす乳酸菌ビフィズス菌(MCC1274)ビフィズス菌(MCC1274)※主⼒⾷品事業:「おいしさ・楽しさ価値」が主な提供価値Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.24基本⽅針① 事業の⾼付加価値化を通じた持続的成⻑の実現栄養・機能性⾷品事業:健康5領域の拡⼤ 「健康価値」の提供、⾶躍の源泉となる健康ブランドを⼤きく成⻑させていく 栄養・機能性⾷品事業がグループ全体の「健康価値」提供をけん引基礎栄養乳児⽤粉ミルク乳児⽤液体ミルク経管流動⾷栄養改善(オン)パルテノミルク⽣活クリミール栄養改善(オフ)森永アロエヨーグルト 脂肪ゼロクリープライト機能性(からだ)ビヒダスヨーグルトトリプルヨーグルトビヒダス ヨーグルト 便通改善森永ビヒダス ⼤腸のキホン機能性(こころ/あたま)記憶対策ヨーグルトメモリービフィズス★ 健康5領域全ての領域で、EC含むあらゆるチャネルを通じ、健康価値を提供。売上成⻑と⾼い利益率を追求Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.25基本⽅針① 事業の⾼付加価値化を通じた持続的成⻑の実現主⼒⾷品事業:ロングセラーブランドの拡⼤ 「おいしさ・楽しさ価値」の提供、事業成⻑の基盤となるロングセラーブランドを成⻑軌道に 合わせて、商品特性に合わせた「健康価値」の提供、健康5領域の拡⼤5⼤ロングセラーブランド健康5領域の拡⼤5ブランド合計売上⾼推移発売開始29年⽬45年⽬17年⽬19年⽬23年⽬億円1,0008006004002000★ おいしさの本質の深掘りとともに、多様化する⽣活者ニーズに対応しながら、売上・利益を引き続き追求★ 「明⽇につながる⽣活活⼒」「共感の輪」を創出し、さらなるファン層の拡⼤へ栄養改善(オン)PREMiL(プレミル)㏌PROTEIN たんぱく質ニーズ対応栄養改善(オフ)マウントレーニア カフェラッテ ノンスイート低糖質プリン ⽢さ、糖質オフ機能性(からだ)毎朝爽快 整腸作⽤15/3期92期19/3期96期22/3期*99期*22/3期:収益認識会計基準適⽤前の数値Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.26基本⽅針① 事業の⾼付加価値化を通じた持続的成⻑の実現BtoB事業:多様化するお困りごとへのソリューション提供 多様化する⽣活者のお困りごとへ、多様な顧客と共にソリューションを提供。コロナによる環境変化に対応BtoBによる価値提供多様な顧客・パートナー商品⼒・商品開発⼒機能性素材(菌体など)原料・乳製品(業務⽤クリームなど)ピュアスター反映健康⾷品メーカー⾷品加⼯医薬品メーカー解決外⾷業態etc ・・・顧客のお困りごとコロナ禍〜後の⽣活者の⾏動変容⼈⼿不⾜海外展開衛⽣管理吸上げ・先読みBtoCだけでは解決しづらい⽣活者のお困りごと・潜在需要多様化する健康課題特別・本格的なおいしさ・体験ワクワクする新メニュー安全・安⼼サステナビリティへの配慮+with/afterコロナによる⼤きな変化お困りごと・新市場創造へのソリューションを提供する、当社グループスペシャリスト集団例コロナ後の健康課題解決に貢献する素材海外レギュレーションに対応した商品幅広いニーズ対応・新市場創造ができる商品⼒・提案⼒⼈⼿不⾜に対応する利便性の⾼い商品衛⽣管理・SDGsに対応するピュアスターCopyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.27基本⽅針① 事業の⾼付加価値化を通じた持続的成⻑の実現海外事業:5つのチャレンジによるポートフォリオ変⾰ 「森永乳業グループ10年ビジョン」実現を⽬指し、新規取り組み、M&A含めポートフォリオを変⾰ミライ社事業 • 品質・⽣産性向上により安定的成⻑へ(ラクトフェリン増産、乳糖⾼付加価値化、ホエイたんぱく製品拡⼤)育児⽤ミルク事業 • アジア圏における乳幼児栄養⾷品カテゴリでの森永ブランド価値向上海外事業の⼈員計画菌体事業北⽶事業• ⼤⼿育児⽤ミルクメーカーとの取り組み強化など、25/3期に菌体数量+70%へ挑戦(22/3期⽐、国内BtoB事業含む)• プラントベースフード事業として再活性化、新規ブランドの⽴ち上げによる需要創出25/3期 計画:約2割増(22/3期⽐)ベトナム事業• Elovi社への栄養強化商品・機能性素材活⽤商品の投下など、買収シナジー効果の最⼤化により29/3期地域売上⾼100億円へポートフォリオ変化 (売上⾼構成⽐、M&A除く)22/3期25/3期想定ミライ社育児⽤ミルク菌体北⽶・ベトナム・他森永乳業グループ10年ビジョン(29/3期⽬標)• 世界で独⾃の存在感を発揮できるグローバル企業へ• 海外事業売上⾼⽐率15%上記実現を⽬指し、新規取り組みやM&A含め、ポートフォリオを変⾰Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.28基本⽅針① 事業の⾼付加価値化を通じた持続的成⻑の実現機能性素材・菌体の再⾶躍 独⾃機能性素材の展開を加速し、国内・海外全体での独⾃のポジション確⽴ 菌体:売上数量70%増に挑戦 ただし、世界的な激しい環境・需要変化、中国新⾷品原料登録からの展開で、数値⽬標は柔軟に対応グループ計菌体売上数量計画(トン)+70%へ挑戦前中計新中計菌体• 前中計期間で20t 増加• 国内(BtoB事業):• 海外事業:• ⼀⽅、中国新⾷品原料登録の遅れ、コロナ禍での商談停滞・機能性表⽰を活⽤した国内展開促進、顧客の海外展開⽀援・新⾷品原料登録の活⽤による中国育児⽤ミルク市場での拡売・菌体のサプリメント・⾷品加⼯向けの拡売• 体制:中⻑期的視点から、最適な組織体制も含めた検討ラクトフェリン• ミライ社:世界No1の⽣産能⼒*を維持し、当社グループ全体で最⼤活⽤(ヨーグルト、サプリメント、国内外BtoBなど)※ 数量増の計画の⼀⽅で、当中計期間中は市場単価の落ち込み影響を受ける⾒込み• 免疫賦活の機能性表⽰取得・活⽤に向けて取り組み推進200150100500ペプチド• 幅広い機能での研究を継続。機能性表⽰取得も視野に、多様な形態での商品展開を⽬指す25/3期20/3期 21/3期 22/3期97期 98期 99期 100期 101期 102期⽬標23/3期計画*Source: Absolute Reports (2021) Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.29基本⽅針② 将来を⾒据えた経営基盤のさらなる強化<選ばれる企業であり続けるために>社会課題の解決と収益⼒向上の両⽴を⽬指す!サステナビリティ中⻑期計画2030栄養・機能性⾷品事業主⼒⾷品事業BtoB事業海外事業<基本⽅針① 事業の⾼付加価値化を通じた持続的成⻑の実現>• 付加価値の⾼い事業を創出・拡⼤することで収益⼒の強化を図り、社会配慮による価値向上取り組みや、さらなる成⻑投資の原資獲得を実現する• コロナ禍からの市場の回復を待つのではなく、⾶躍に向けた好機として主体的にビジネスモデル改⾰を進める<基本⽅針② 将来を⾒据えた経営基盤のさらなる強化>• 構造改⾰:外部環境の急激な変化を前提に、逆⾵に打ち勝てる企業へと変⾰を進める• 戦略投資:当社グループの強みを⼀層強化し、中⻑期的な競争優位の確⽴をめざす• 資産活⽤:資産の効率活⽤により、付加価値向上や体質改善を実現する1.事業との連携を意識した計画の策定⇒コストから収益機会へ2.企業価値向上による従業員のモチベーション向上⇒サステナビリティ経営に秀でた企業への躍進<基本⽅針③ 効率性を重視した財務戦略>相互に連動• 成⻑投資の戦略的な実⾏、および株主還元と財務体質にも留意した資⾦活⽤を⽬指す• 資本効率の視点を重視し、ROE改善の取り組みを全社的に展開するCopyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.30基本⽅針② 将来を⾒据えた経営基盤のさらなる強化1構造改⾰• 外部環境変化への耐性強化(コスト構造改⾰)• DX推進の本格展開• グループ経営の推進戦略投資• 研究開発機能の強化2• 研究開発成果を継続的に創出し、それを効率的に製品開発・上市に繋げるプロセスの強化• 10年ビジョンを⾒据えた成⻑投資・環境関連投資• 新規事業など、「未来」を創る新たな取り組み• 価値創造と働きがいを最⼤化する⼈財開発神⼾⼯場増設棟など成⻑投資、環境関連投資を実⾏持続的成⻑に向け研究開発機能強化3資産活⽤• 知的財産基盤の強化と知的財産の創出・活⽤の推進• ⽣乳調達量の維持と国産乳資源活⽤の推進Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.31基本⽅針② 将来を⾒据えた経営基盤のさらなる強化戦略投資:研究開発機能の強化持続的成⻑に向けて研究開発機能強化、経営資源の投下を加速 競争優位の維持・盤⽯化のため、研究開発機能への経営資源投下を拡⼤ 新中計だけでなく、さらにその先も⾒据えた研究開発活動を強⼒に推進「⾷のおいしさ・楽しさ」と「健康・栄養」を両⽴した企業へ世界で独⾃の存在感を発揮できるグローバル企業へサステナブルな社会の実現に貢献し続ける企業へ• 健康需要に応える研究・開発• 基幹ブランドの深化・進化• 顧客⽣涯価値向上につながる研究開発• 育児⽤ミルク・栄養事業の展開• 乳資源・植物性⾷品の研究開発• 世界でのBtoB拡⼤に繋がる成果創出• 環境・地球温暖化への対応• 海外関係会社の発展への貢献• 地域との連携による健康社会への貢献• 海外BtoC向け技術展開⽀援• 少⼦化対策や⼦どもの健やかな成⻑の実現 中計期間中での研究開発費の増額、研究本部⼈員の約15%増(22/3期⽐)を計画Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.32基本⽅針② 将来を⾒据えた経営基盤のさらなる強化戦略投資:10年ビジョンを⾒据えた成⻑投資・環境関連投資10年ビジョン実現に向け、成⻑投資・環境関連投資を実⾏ 神⼾⼯場増設棟など、新中計のさらに先を睨んだ⽣産体制の再構築、M&A含め積極投資を実⾏ 環境負荷低減を⽬指した設備投資も着実に実施主な投資案件(未公表案件除く)うち、環境関連投資 (100億円レベル想定) 健康価値提供の強化・利根ボトルドリンクヨーグルト(22年5⽉稼働)・森永北陸乳業福井⼯場 菌体設備(第⼆期)成⻑投資 神⼾⼯場製造棟増築(24年4⽉稼働予定)アイスクリーム、ヨーグルト 計8ライン分 3件合計投資⾦額:約200億円海外を中⼼に、事業成⻑の⼿段として積極的に検討 M&A・適宜実⾏経常投資500億円レベル想定 プラスチック対策の検討 気候変動対策・バイオガス発電設備の導⼊:バイオガスプラントと組み合わせ、当社グループ農場のふん尿処理設備を⼀新。⾃社農場で排出されるメタンを最⼤30%削減。他の⽣産拠点へも導⼊検討(巻末P56参照)ほか検討 気候変動対策・太陽光発電設備の拡充、冷凍設備更新Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.33ほか検討ほか検討基本⽅針③ 効率性を重視した財務戦略<選ばれる企業であり続けるために>社会課題の解決と収益⼒向上の両⽴を⽬指す!サステナビリティ中⻑期計画2030栄養・機能性⾷品事業主⼒⾷品事業BtoB事業海外事業<基本⽅針① 事業の⾼付加価値化を通じた持続的成⻑の実現>• 付加価値の⾼い事業を創出・拡⼤することで収益⼒の強化を図り、社会配慮による価値向上取り組みや、さらなる成⻑投資の原資獲得を実現する• コロナ禍からの市場の回復を待つのではなく、⾶躍に向けた好機として主体的にビジネスモデル改⾰を進める<基本⽅針② 将来を⾒据えた経営基盤のさらなる強化>• 構造改⾰:外部環境の急激な変化を前提に、逆⾵に打ち勝てる企業へと変⾰を進める• 戦略投資:当社グループの強みを⼀層強化し、中⻑期的な競争優位の確⽴をめざす• 資産活⽤:資産の効率活⽤により、付加価値向上や体質改善を実現する1.事業との連携を意識した計画の策定⇒コストから収益機会へ2.企業価値向上による従業員のモチベーション向上⇒サステナビリティ経営に秀でた企業への躍進<基本⽅針③ 効率性を重視した財務戦略>相互に連動• 成⻑投資の戦略的な実⾏、および株主還元と財務体質にも留意した資⾦活⽤を⽬指す• 資本効率の視点を重視し、ROE改善の取り組みを全社的に展開するCopyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.34基本⽅針③ 効率性を重視した財務戦略成⻑投資の戦略的な実⾏、株主還元と財務体質にも留意した資⾦活⽤事業の拡⼤・体質強化への投資、重要課題としての株主還元の実⾏ 成⻑投資、株主還元、財務健全性確保に適切な配分を実施。資本効率を最適化事業活動資⾦の源泉資⾦の使途先々の営業CFを⽣み出す投資の実⾏• 10年ビジョン実現に必要な成⻑投資、M&Aなどの検討・実⾏成⻑投資• 業績の基盤となる主⼒⾷品事業の収益貢献• 各投資案件は資本コストに基づき評価社会課題の解決と収益⼒向上の両⽴営業キャッシュフロー⼈財育成、研究開発など無形資産への投資に充当※グラフの配分⽐率はイメージ投資キャッシュフロー遊休資産売却による資⾦調達*東京⼯場跡地売却:24/3期特別利益約650億円計上⾒込み更新・経常投資500億円レベル想定株主還元配当性向 30%財務健全性有利⼦負債の圧縮株主還元の強化• 配当性向⽬標引き上げ 20% → 30%(⼀過性要因除く)• 総還元性向を意識した対応検討• 保有する⾃⼰株式は、基本的には消却するが、将来の柔軟な資本政策に備えて⼀部を保有中⻑期⽬線での健全性確保• 突発的な環境変化に備えた格付けAの維持Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.35基本⽅針③ 効率性を重視した財務戦略資本効率の視点を重視したROE改善収益性と効率性を改善、現場の取り組みに連動させROE向上 収益性に加え効率性を改善。分解された各指標を、現場を巻き込んだ取り組みによって着実に改善収益性 必要な投資・費⽤を投下したうえで、利益率を向上売上⾼当期純利益率(例) ・ 事業の⾼付加価値化、プロダクトミックス改善・ コスト構造改⾰による利益率改善・ 効率化の⼀⽅で将来を⾒据えた研究開発・⼈財などへの必要な資源投下もROE総資産回転率・ 投資計画後の進捗管理の強化(例) ・ 適正在庫⽔準の設定/モニタリング、乳原料の活⽤促進などによる在庫最適化効率性 保有資産が⽣み出す売上を最⼤化レバレッジ 将来投資に向けて、財務の健全性を⾼めながら株主還元を実⾏財務レバレッジ(例) ・ あるべき財務体質を前提にレバレッジ⽔準を設定Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.36サステナビリティ中⻑期計画2030<選ばれる企業であり続けるために>社会課題の解決と収益⼒向上の両⽴を⽬指す!サステナビリティ中⻑期計画2030栄養・機能性⾷品事業主⼒⾷品事業BtoB事業海外事業<基本⽅針① 事業の⾼付加価値化を通じた持続的成⻑の実現>• 付加価値の⾼い事業を創出・拡⼤することで収益⼒の強化を図り、社会配慮による価値向上取り組みや、さらなる成⻑投資の原資獲得を実現する• コロナ禍からの市場の回復を待つのではなく、⾶躍に向けた好機として主体的にビジネスモデル改⾰を進める<基本⽅針② 将来を⾒据えた経営基盤のさらなる強化>• 構造改⾰:外部環境の急激な変化を前提に、逆⾵に打ち勝てる企業へと変⾰を進める• 戦略投資:当社グループの強みを⼀層強化し、中⻑期的な競争優位の確⽴をめざす• 資産活⽤:資産の効率活⽤により、付加価値向上や体質改善を実現する1.事業との連携を意識した計画の策定⇒コストから収益機会へ2.企業価値向上による従業員のモチベーション向上⇒サステナビリティ経営に秀でた企業への躍進<基本⽅針③ 効率性を重視した財務戦略>相互に連動• 成⻑投資の戦略的な実⾏、および株主還元と財務体質にも留意した資⾦活⽤を⽬指す• 資本効率の視点を重視し、ROE改善の取り組みを全社的に展開するCopyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.37サステナビリティ中⻑期計画2030サステナビリティ中⻑期計画2030森永乳業グループは、すべての⼈々のかがやく“笑顔”のために、『⾷と健康』『資源と環境』『⼈と社会』を軸としたサステナビリティ活動を⾏い、サステナビリティビジョンの実現を⽬指します。コーポレートスローガンかがやく“笑顔”のためにサステナビリティビジョン森永乳業グループは、「おいしいと健康」をお届けすることにより豊かな“⽇常・社会・環境”に貢献しすべての⼈のかがやく笑顔を創造し続けます⾷と健康健康への貢献⾷の安全・安⼼資源と環境⼈と社会気候変動の緩和と適応環境配慮と資源循環持続可能な原材料調達⼈権と多様性の尊重地域コミュニティとの共⽣コーポレートガバナンスCopyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.38サステナビリティ中⻑期計画2030各マテリアリティテーマのコミットメント⾷と健康資源と環境⼈と社会健康への貢献⾷の安全・安⼼気候変動の緩和と適応環境配慮と資源循環持続可能な原材料調達⼈権と多様性の尊重地域コミュニティとの共⽣森永乳業グループならではの、かつ⾼品質な価値をお届けすることで、「3億⼈※の健康に貢献する」※健康課題に配慮した商品の2022年度〜2030年度の延べ販売計画個数等の計画数、及び当社提供の健康増進・⾷育活動への参加⾒込み⼈数をリーチ数(⼈数)として計算サプライチェーンとともに永続的に発展するために、サステナブルな地球環境に貢献する全てのステークホルダーの⼈権と多様性を尊重し、サステナブルな社会づくりに貢献するCopyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.391. 2022年3⽉期決算概要* 2022年3⽉期より収益認識会計基準を適⽤2. 新中期経営計画 2022-24(2023年3⽉期~2025年3⽉期)前中期経営計画 2019-21(2020年3⽉期~2022年3⽉期)の振り返り10年ビジョンと当社グループの価値提供新中期経営計画 2022-24(2023年3⽉期~2025年3⽉期)3. 2023年3⽉期業績⾒通しCopyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.4022/3期23/3期通期計画対前年増減額対前年増減率22/3期上期23/3期上期計画対前年増減額5,0345,200+3.3%2,6132,700+166△48△52△16.1%△16.8%△180△53.2%207215172170177107(単位:億円)対前年増減率+3.3%△18.0%△17.6%△37.9%+87△37△38△652023年3⽉期業績⾒通し売上⾼営業利益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益売上⾼営業利益率ROE当期純利益/⾃⼰資本⼀株当たり配当⾦2983113385.9%16.7%80円2502591584.8%7.5%90円• 急激な外部環境の変化を受け、営業減益計画• 当期純利益:先期の固定資産売却益の反動減、本社ビル建て替え・減損処理による特別損失約12億円発⽣⾒込み(23/3期 1Q)(詳細:巻末P58参照)• 配当性向⽬標を30%に引き上げ。減益計画ながらも、⼀株当たり配当⾦ 10円増配、90円(予想)• 取り組み⽅針 1.原材料・エネルギーコスト上昇の対応を最優先で実施2.中期経営計画、サステナビリティ中⻑期計画2030に沿った取り組みを推進Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.412023年3⽉期 営業利益増減⾒通し22/3期事業成⻑合理化コストアップ298億円29.8245億円オペレーションコスト +16オペレーションコスト △52原料価格 △142(原料乳±0、原材料・エネルギー△142)製造固定費(償却費) △7販売促進費効率 △5不動産事業 △123/3期 計画250億円207億円 <+1>276億円25.0売上単価差 +58売上数量 +35プロダクトミックス(PM)等 +50+143+16△207(億円)5000100200300400• 売上単価差:価格改定効果(「マウントレーニア」、チーズ、アイスクリームなど)• プロダクトミックス等:商品規格⾒直し、取引条件の⾒直しなど価格改定以外の対策。機能性ヨーグルト・アイスなど⾼付加価値商品拡⼤• オペレーションコスト:合理化の⼀⽅、⼈件費、物流費の増加影響⼤きい• 原材料・エネルギー価格:輸⼊乳原料、輸⼊原料チーズ、エネルギー、コーヒー、包装資材などの上昇影響、為替影響Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.422023年3⽉期 事業分野別売上⾼、営業利益計画2023/3期栄養・機能性⾷品事業売上⾼営業利益(営業利益率)上期計画通期計画上期計画通期計画売上⾼売上⾼営業利益営業利益対前年増減率対前年増減額対前年増減率対前年増減額(単位:億円)644+4.0%1,290+4.8%主⼒⾷品事業1,015+1.2%1,840+1.5%BtoB事業*海外事業*434230+8.8%+9.8%その他・消去*377△1.4%870464736+5.9%+5.8%+0.7%合計2,700+3.3%5,200+3.3%47(7.3%)81(8.0%)12(2.6%)27(11.7%)4(0.9%)170(6.3%)△11△17△4△5△1△3779(6.1%)90(4.9%)21(2.4%)53(11.4%)7(1.0%)250(4.8%)△12△18△5△10△3△48*BtoB事業、海外事業、その他・消去の対前年増減率、増減額は、新中期経営計画における事業分野別の⾒直しに伴い調整Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.432023年3⽉期 サブセグメント売上⾼計画上期計画通期計画売上⾼対前年増減率売上⾼対前年増減率(単位:億円)2023/3期栄養・機能性⾷品事業ヨーグルト市乳(宅配など)*¹栄養⾷品クリニコ主⼒⾷品事業ビバレッジ*²アイスクリームチーズ⽜乳*²デザート290976612531026814023041+6%±0%±0%+3%+2%+5%+6%△2%△2%57219313025155842827443978+8%+1%+1%+2%+2%+7%+5%△2%△2%*1 市乳(宅配など)の前期実績は、新中期経営計画における事業分野別の⾒直しに伴い調整*2 23/3期より、ビバレッジ、⽜乳間の対象商品を移管。対前年増減率を移管後のものに調整Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.442023年3⽉期 主な取り組み:原材料・エネルギー価格⾼騰への対応原材料・エネルギー価格⾼騰への対応 原材料価格・円安影響は当初想定を⼤きく超える⾒込み(前期差 △142億円)想定以上かつ急激な上昇。今期で全て吸収は困難も、価格改定やその他対策を推進当社グループにおける原材料・エネルギー価格上昇の営業利益影響額(億円)23/3期:142億円内訳 輸⼊乳原料 約30 輸⼊チーズ 約25 コーヒー 約20 包装資材 約15 エネルギー 約25 糖類、油脂、他142うち為替影響*約20億円29対応策 価格改定 →58億円・「マウントレーニア」(22年2⽉~)・チーズ、焼プリン(22年4⽉~)・アイスクリーム(22年6⽉~)・業務⽤(適宜対応)、ほか その他対応(プロダクトミックス改善等)→50億円・取引条件の⾒直し・原材料、商品スペックの⾒直し・リブランディングによる新たな価値提供*PM改善等計、原材料価格対応以外も含む2001501005002922/3期22/3期、23/3期予累計*1US$=125円前提 コスト削減、追加対応検討 23/3期 : 外部環境の急激な変化により、⼤幅なコストアップを⾒込む あらゆる対応により、コストアップ影響を最⼩限に「マウントレーニア」ブランドフルーツラテシリーズとして新発売Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.452023年3⽉期 主な取り組み:栄養・機能性⾷品、主⼒⾷品事業成⻑分野への設備投資 アイスクリーム、ヨーグルトの能⼒増強を実施。さらなる成⻑を⽬指す神⼾⼯場:製造棟増築、新ライン増設利根⼯場:ドリンクヨーグルト製造ライン増設⼯場名 : 神⼾⼯場設備内容:製造棟増築、⽴体冷凍庫 アイスクリーム、ヨーグルト計8ライン分投資額 :約150億円(予定)着 ⼯ :2022年6⽉稼 働 :2024年4⽉(予定)• 現在、基幹⼯場の1つとして、⽜乳、「マウントレーニア」、機能性ヨーグルトなどを製造• 増築により、アイスクリームやヨーグルトの持続的成⻑と将来の製造能⼒拡⼤を図る⼯場名 : 利根⼯場製造品⽬:ドリンクヨーグルト⽣産能⼒:21/3期⽐2倍*利根⼯場ドリンクヨーグルト⽣産能⼒⽐投資額 :約25億円稼 働 :2022年5⽉利根⼯場当社機能性ヨーグルト売上⾼22/3期実績約3割増19/3期20/3期21/3期22/3期 23/3期予Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.462023年3⽉期 主な取り組み:海外事業ミライ社:乳糖の品質向上 設備投資および⾼度な品質管理体制の構築により、乳糖の品質を「育児⽤ミルクドライブレンド」向けに向上内 容:① 育児⽤ミルクと同等の微⽣物品質⾼い衛⽣管理により溶解することなく粉のまま育児⽤ミルクに配合すること(ドライブレンド)を可能とし、育児⽤ミルクメーカーでの⼯数・エネルギー削減、製造量増に貢献可能➁ ビタミンB2含量制御ビタミンB2の含有量を低減・⼀定化することで(⻩⾊→⽩⾊)、育児⽤ミルクのビタミンB2含量の品質管理を容易にする投資額:約17百万€(約22億円) *1€=130円換算稼 働:2022年4⽉YellowWhite乳糖市場の⽤途別単価(育児⽤ミルク(Wet blend向け)との相対値)世界の育児⽤ミルク市場万トン2,6002,4002,2002,0001.5倍1.00.50.0飼料⼀般⾷品育児⽤ミルク(Wet) 育児⽤ミルク(Dry)Source: Absolute Reports (2022) 育児⽤ミルクメーカーでの使いやすさに貢献Source: Euro monitor (2021)より⾼単価での販売が⾒込まれ、成⻑続く育児⽤ミルク向けの販売をさらに拡⼤Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.472023年3⽉期 主な取り組み:サステナビリティサステナビリティ経営の推進に向けて 「サステナビリティ中⻑期計画2030」初年度。⾜元の対応のみならず、中⻑期的な発展を同時に追求すべく、各取り組みを推進課題、今期の取り組み事項⾷と健康• 本業を通じた健康への貢献「中期経営計画 2022-24」の⽅針に沿い健康5領域を拡⼤• CO₂削減、プラスチック使⽤量削減それぞれ部会にて2030年⽬標達成取り組みを具体化• TCFDの対応資源と環境2021年ガバナンス開⽰済。開⽰内容のアップデート図る• サステナブルな酪農乳業界の実現に貢献独⾃のふん尿処理施設。GHG削減、ふん尿処理問題解決に貢献(巻末P56参照)• ⼈権、多様性への配慮⼈と社会⼈権部会の新設、⼈権デューディリジェンスの構築• グループ全体のサステナビリティ意識の浸透事業所サステナビリティ活動の推進取締役会サステナビリティ委員会事務局会議気候変動対策部会プラスチック対策部会⼈権部会(新設) CO₂削減 TCFD プラ使⽤量削減 ⼈権DD サステナビリティ委員会および各部会での検討体制を確⽴(巻末P57参照)Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.48Appendix(参考)2022年3⽉期 事業分野別売上⾼、営業利益実績売上⾼営業利益(営業利益率)21/3期適⽤後22/3期対前年増減率*¹対計画増減率*²21/3期適⽤後22/3期対前年増減額*¹対計画増減額*²(単位:億円)BtoC事業2,6232,601△0.8%△0.7%△15△13ウェルネス事業+2.7%+1.0%BtoB事業海外事業その他・消去430742368724442821439731+10.7%+1.2%+19.2%+2.9%+0.9%+3.5%合計4,8875,034+3.0%+0.7%161(6.1%)35(8.0%)26(3.5%)55(15.0%)12(1.6%)289(5.9%)146(5.6%)38(8.5%)34(4.1%)72(16.5%)8(1.0%)298(5.9%)+3+8+17△4+9+1△2+3+10△2• BtoC事業:ヨーグルト、アイスクリーム拡⼤・PM改善もビバレッジ、チーズ減収。原材料価格上昇、2⽉「マウントレーニア」価格改定• ウェルネス事業:「ミルク⽣活」、「ジュレ」拡⼤、クリニコ堅調、健康⾷品通販の伸⻑、原材料価格上昇• BtoB事業:業務⽤乳製品反動増(外⾷等向け需要)、菌体減収も関⼼継続、原材料価格上昇• 海外事業:育児⽤ミルク輸出の反動減も、菌体、ミライ社、⽶国堅調。Elovi社連結の寄与*1 対前年増減額、増減率は、収益認識会計基準を適⽤した21/3期実績との⽐較*2 計画は、2022年2⽉9⽇発表の修正計画Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.50(参考)2022年3⽉期 サブセグメント売上⾼(BtoC事業、海外事業)BtoC事業(単体)21/3期 適⽤後22/3期対前年増減率*¹対計画増減率*²4815183872715367919645353139826054179193△6%+3%+3%△4%+1%+1%△1%+1%(単位:億円)△2%△1%△1%△2%±0%+3%△3%±0%ビバレッジヨーグルトアイスクリームチーズ⽜乳デザート市乳(宅配など)基幹ブランド計*³• ビバレッジ:「マウントレーニア」プロモーションやフレーバー品の寄与あるも微減、価格改定実施(2022年2⽉〜)。「リプトン」減収• ヨーグルト:機能性ヨーグルト計画線で着地(約3割増)、「記憶対策ヨーグルト」堅調。「パルテノ」好調継続• アイスクリーム:「パルム」「ピノ」「モウ」それぞれ増収。需給上の問題で⼀部の商品で出荷制限(主に4Qに影響)1,0671,080海外事業21/3期 適⽤後22/3期対前年増減率*¹ミライ社247億円 / 195百万€298億円 / 229百万€+21% / +17%• ミライ社:ラクトフェリンの寄与は落ち着く。乳糖やホエイたんぱく濃縮物は乳原料市況の⾼騰もあり拡⼤• 輸出など(育児⽤ミルク、菌体他):育児⽤ミルクは前期の⼤幅伸⻑からの反動減、菌体は⽶国のサプリメント向け需要などにより⼤きく増収•Elovi社:22/3期よりPLに連結。売上⾼約30億円超、増収*1 対前年増減額、増減率は、収益認識会計基準を適⽤した21/3期実績との⽐較*2 計画は、2022年2⽉9⽇発表の修正計画*3 基幹ブランド計:マウントレーニア、ビヒダスヨーグルト、森永アロエヨーグルト、パルテノ、パルム、ピノ、モウ、フレッシュモッツァレラ、計8ブランド合計Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.51(参考)森永乳業グループの価値創造プロセスCopyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.52サステナビリティ中⻑期計画2030(参考)マテリアリティテーマ別サマリー「⾷と健康」中⻑期⽬標(2030年)【⽬指す姿】森永乳業グループならではの、かつ⾼品質な価値をお届けすることで、3億⼈の健康に貢献する「健康への貢献」「⾷の安全・安⼼」健康課題に配慮した商品の売上増(海外含む)1.7倍(ʼ21⽐)健康増進・⾷育活動への参加者数(ʼ21〜ʼ30)延べ100万⼈<中間⽬標>延べ35万⼈(ʼ24まで)健康栄養に関する研究の論⽂公表数・(特許含む)グループ全⽣産拠点でのGFSI認証規格の取得100%<中間⽬標>国内全⽣産拠点での維持・強化消費者の求める安全・安⼼のためのトレーサビリティの仕組み化品質事故ゼロ・法規遵守の取り組み継続当社の健康貢献イメージ向上(コーポレートブランドイメージ調査)25% ← 15%(ʼ21)Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.53サステナビリティ中⻑期計画2030(参考)マテリアリティテーマ別サマリー「資源と環境」中⻑期⽬標(2030年)【⽬指す姿】サプライチェーンパートナーとともに永続的に発展するために、サステナブルな地球環境に貢献する「気候変動の緩和と適応」「持続可能な原材料調達」Scope1+2CO₂排出量削減率38%以上(ʼ13⽐)<中間⽬標>23%以上(ʼ24まで)Scope3GHG排出量削減率10%以上(ʼ20⽐)<中間⽬標>3%以上(ʼ24まで)2050年までにカーボンニュートラルを実現気候変動に対するBCP策定拠点率100%RSPO MB認証品への切替率100%(ʼ28まで)<中間⽬標>80%以上(ʼ23まで)FSC認証等環境配慮紙使⽤割合100%(ʼ24まで)原材料サプライヤーへの⽀援拡⼤「環境配慮と資源循環」国内全⽣産拠点におけるISO14001認証維持率100%⽯油由来バージンプラスチック使⽤量削減率25%以上(ʼ13⽐)産業廃棄物の再資源化ゼロエミッション達成⽔資源使⽤量の削減率15%以上(ʼ13⽐)<中間⽬標>(ʼ24まで)全国内⽣産拠点認証取得<中間⽬標>10%以上(ʼ24まで)<中間⽬標>99%(ʼ24まで)<中間⽬標>11%以上(ʼ24まで)主要ブランドでの環境配慮型設計の適⽤率100%Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.54サステナビリティ中⻑期計画2030(参考)マテリアリティテーマ別サマリー「⼈と社会」中⻑期⽬標(2030年)【⽬指す姿】全てのステークホルダーの⼈権と多様性を尊重し、サステナブルな社会づくりに貢献する「⼈権と多様性の尊重」「地域コミュニティとの共⽣」サプライチェーン全体での⼈権⽅針の継続遵守⼥性管理職⽐率10%以上<中間⽬標>(ʼ24まで)⼈権DD実⾏と対策、体制構築<中間⽬標>6%以上(ʼ24まで)男性育休取得率100%介護事由離職者数0⼈(ʼ24まで)⼈財育成に向けた研修投資額4万円/⼈・年重⼤労働災害発⽣件数0件各事業所での地域活動への参加者数延べ10万⼈(ʼ21〜)<中間⽬標>延べ3万7千⼈(ʼ24まで)地域活動を実施する事業所の割合(海外含む)100%<中間⽬標>国内100%(ʼ24まで)Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved.55(参考)2023年3⽉期 主な取り組み:サステナビリティの取り組みサステナブルな酪農乳業界の実現に貢献 独⾃のふん尿処理システムにより、メタン削減やふん尿処理問題に貢献サステナブルな酪農乳業界のため、環境負荷の低減と⽣乳⽣産基盤の維持を⽬指す独⾃のふん尿処理システム「MO-ラグーンfor Dairy」 酪農乳業の課題(GHG、ふん尿処理問題)に当社技術で貢献•2023年春 森永乳業グループの牧場へ導⼊予定、将来的にはシステムそのものを販売実証研究施設とし

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