CYBERDYNE(7779) – 2022年3月期決算説明資料

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開示日時:2022/05/16 12:30:00

損益

決算期 売上高 営業益 経常益 EPS
2018.03 172,800 -66,000 -66,000 -3.13
2019.03 170,900 -83,000 -83,000 -2.94
2020.03 179,200 -103,800 -103,800 -0.71
2021.03 187,500 -70,000 -70,000 -0.27

※金額の単位は[万円]

株価

前日終値 50日平均 200日平均 実績PER 予想PER
337.0 365.16 466.615 -152.78

※金額の単位は[円]

キャッシュフロー

決算期 フリーCF 営業CF
2018.03 -117,800 -5,300
2019.03 -157,100 -77,500
2020.03 -62,000 -21,500
2021.03 -185,000 -77,500

※金額の単位は[万円]

▼テキスト箇所の抽出

2022年3月期 決算説明資料CYBERDYNE株式会社 2022年5月13日目次123456CYBERDYNE株式会社2連結業績事業概要【医療】サイバニクス治療【ヘルスケア】Neuro HALFIT成長戦略SDGs for Society5.0/5.1連結業績CYBERDYNE株式会社3連結業績 – 前期比較(IFRSベース)売上収益 : 2,150百万円(前年比14.7%増加) 営業利益 : △868百万円(販管費等の増大) 当期利益 : △492百万円(金融収益等の縮小)売上増加の内訳(対前期比) (単位:百万円)FY2020 通期FY2021 通期増減額増減率- サービス +255M(ロボケアの回復、米国拠点の獲得)(内訳) – レンタル +184M(海外向けHAL、睡眠アプリ) – 製品販売 -164M(前期に一時売上) 売上収益 (売上総利益)1,875 (1,283)2,150 (1,462)+276 (+179)+14.7% (+13.9%)営業利益-700-868-168税引前利益408-379-787-59-492-433ーーーその他販管費の増加(+316M)(対前期比) (内訳) – 被買収会社の販管費 +213M – M&A関連費用    +102M  金融収益の減少(-372M)(対前期比) CEJファンドに係る損益(-244M)(対前期比)当期利益 (親会社帰属)CYBERDYNE株式会社4連結業績 – 四半期推移(累計比較)【2022年3月期 期末決算:連結損益計算書】YoY対比 27.9%増加 QoQ対比 54.1%増加(単位:百万円)売上収益  (対前年比) 売上原価売上総利益 研究開発費 その他販管費 その他収益/費用営業利益 金融収益/費用 その他税引前利益当期利益 (親会社帰属)CYBERDYNE株式会社FY2020FY2021前年累計額比較(YoY)累計Q1Q2Q3Q4累計増減額増減率1,8755911,2836891,471176-700768341408-59+276+14.7%+97+16.4%380 445 521 803 2,150 (+5.9%)(+2.3%)(+15.2%)(+27.9%)(+14.7%)103277188391194131033421623891221531563651733973438-265-123-160326478190610103366221696881,4627131,787169-86839496-379+179+23+316-7-168-375-245-787-283-197-170-218-276-151-15995-492-433固定資産税 92M ※Q4に一括計上投資有価証券評価益 368M+13.9%+3.4%+21.5%-3.8%-48.6%-68.3%ーーー5個人向けサービス売上(約2倍増加)が当社の売上成長を牽引連結売上実績(取引別)前期比で195%増加(百万円)1,8752,150サービス +255M製品販売 -164Mレンタル等 +184• 米国医療拠点獲得による医療サービス展開 • 国内ロボケア・ドイツ治療センター等の回復• 前期に一時売上(除菌清掃ロボット)• HALの海外レンタルの拡大 • APACや欧州向け医療用(下肢タイプ) • 英国向け介護自立支援用(腰タイプ) • 睡眠アプリ獲得による利用料収入サービス:一時点のサービ収入 製品販売:一時点の販売収入 レンタル等:期間収益CYBERDYNE株式会社FY2020 通期 FY2021 通期65242681693331,4571,273収益種別の内訳:レンタル等売上の推移(製品別)医療用HAL(下肢タイプ)を中心にレンタル売上増加製品FY2020FY2021医療機関向け (機能改善目的)HAL下肢タイプ (福祉用等の非医療用)HAL下肢タイプ (医療用)HAL単関節タイプ介護自立支援HAL腰タイプ作業支援HAL腰タイプ移動ロボット(除菌清掃・搬送など)4911961272451296124(構成比)(単位:百万円)東南アジアや欧州向けのレンタル導入の拡大英国ハンプシャー州向けの大型契約の開始(Q3)564188132251985139%13%9%17%7%4%その他合計17412%睡眠アプリ利用料収入 の開始(Q2)1,2731,457100%CYBERDYNE株式会社7連結売上実績(地域別)海外売上高比率 30%に増加 EMEA(主に欧州)1.8倍(前年比) 米州(主に米国) 15.3倍(前年比)米州 1%16百万円EMEA 6%109百万円※APAC 11%200百万円米州 11%245百万円EMEA 9%191百万円APAC 10%219百万円日本83% (1,550百万円)CYBERDYNE株式会社FY2020 通期FY2021 通期米州 :北米及び中南米 EMEA : Europe, the Middle East and Africa(欧州、中東及びアフリカ) APAC : Asia-Pacific(アジア太平洋)※日本を除く日本70% (1,496百万円)8(参考)取引別・地域別売上(マトリックス表)【2022年3月期 通期累計】※カッコ内は前期数値レンタル等製品販売サービス合計米国医療サービス事業による増収(Q4より)(単位:百万円)FY2021 (FY2020)日本米州EMEAAPAC合計1,124 (1,052)20 (16)111 (65)202 (140)1,457 (1,273)145 (280)0 (-)9 (-)15 (53)169 (333)227 (218)225 (-)71 (44)1 (6)524 (268)1,496 (1,550)245 (16)191 (109)219 (200)2,150 (1,875)腰HAL:英国ハンプシャー州向けCYBERDYNE株式会社マレーシア、インド、インドネシアでのHALの導入進展9今後の売上成長目標(取引別の売上構成)自社サービス事業として社会実装を加速5,000 (目標)3,500 (目標)50%39%積極的拡大分野 ・海外の個人向け医療サービス事業 ・国内の個人向けヘルスケア事業 (M&Aも活用)1,87514%2,15024%86%76%61%サービス (フロー/BtoC)レンタル 等 (ストック/BtoB)強化事業 50%・海外の医療機関向けレンタル  (APAC・欧州等) ・国内の病院向け医療用HALレンタル*製品販売は、レンタル等に含めていますCYBERDYNE株式会社FY2020実績FY2021実績FY2022目標FY2023目標102,5001,5005242682,5002,0001,6261,607今後の売上成長目標(地域別の売上構成)米国を中心に海外事業を強化・加速5,000 (目標)3,500 (目標)54%46%54%46%積極的拡大分野 ・米国を中心に医療サービス ・欧州やアジアでHALのレンタル (M&Aも活用)強化事業 ・医療用HALのレンタル(病院) ・腰タイプのレンタル(個人)1,87517%2,15030%83%70%海外売上国内売上CYBERDYNE株式会社FY2020実績FY2021実績FY2022目標FY2023目標112,7001,6006543252,3001,9001,4961,550事業概要CYBERDYNE株式会社12人とテクノロジーが共生し相互に支援し合う    『テクノ・ピアサポート社会』の実現「誰ひとり取り残さない」社会に向けたサイバニクス・イノベーション高齢になっても健康が維持・管理され、長く培ってきた能力を思う存分発揮できる 疾患・事故・加齢により身体機能が低下し障がいを抱えたとしても、より自立度の高い生活ができるSociety1.0Society2.0Society3.0Society4.0人とテクノロジーが共生し相互に支援し合うSociety 5.0/5.1テクノロジーによって多くの人の寿命が増進・・・高齢化、要介護問題フィジカル空間 (物理空間)サイバー空間サイバニクス空間→ロボット産業、IT産業に続く新産業『サイバニクス産業』を創出CYBERDYNE株式会社13サイバニクス技術:サイバニクス産業の革新的コア技術CYBERDYNE株式会社14*サイバニクス: 人・ロボット・AI/情報系を中心として、脳・神経科学、人工知能、ロボット工学、情報技術(IT)、などの異分野を融合複合した新領域統合サイバニックシステム:『人』+『サイバー・フィジカル空間』の融合少子超高齢社会の諸課題を解決するため、『人』と物理的・情報的インタラクションを実現 医療・福祉・生活・職場・生産を中心とした人や社会のための「サイバニクス産業」を創出医療サイバニクス治療バイタルセンシング自立支援介護支援作業支援職場CYBERDYNE株式会社搬送統合サイバニック システム生産生活清掃・除菌15福祉見守り支援移動支援主なビジネスモデル法人向け (B to B)個人向け (B to C)CYBERDYNECYBERDYNE株式会社*1 一部販売・保守を含む *2 一部レンタルを含む16レンタル*1サービス*2C-Startup:サイバニクス産業創出のイノベーション・エコシステム国内外 大学・研究機関サイバニクス産業スタートアップ・ アントレプレナーバイオ・創薬・再生医療医療・ヘルスケアC-Startup2020/12上場IoH/IoTロボ ティクス技術アドバイス 資金供給 事業支援等 最先端技術CYBERDYNE国内・海外医療機関 福祉・介護施設 企業(サプライヤ含) 事業提携パートナー大学・研究機関、行政、 WEF第4次産業革命センター、 21世紀先端医療コンソーシアム、 スマートシティ協議会などCEJファンド(100億円規模)AI17ビッグ データ2022.03.31 updatedサイバニクス医療イノベーションベース(A棟)サイバニクス治療と再生医療・創薬による新たな医療技術の開発推進川崎市殿町キングスカイフロント グローバル展開を視野に新拠点 (羽田空港に直結)2022/3 本体建屋完成2023/1 稼働開始予定Feature ▶ 延床面積 : 7,855m2
▶ 全フロアがウェットラボ仕様
▶ 動物実験室/RI実験室/CPC室
▶ 遺伝子組み換え実験:P2
▶ バイオハザードレベルCYBERDYNE株式会社18【医療】サイバニクス治療CYBERDYNE株式会社19サイバニクス治療 (急性期・回復期の機能改善・機能再生治療)医療機関におけるHAL®を利用した脳神経・筋系疾患の革新的な治療技術HAL腰タイプHAL単関節タイプHAL下肢タイプCYBERDYNE株式会社20【治療効果】ALS等の進行性の神経筋難病疾患使用成績調査により、高い有効性と安全性の結果が得られる有効性安全性歩行機能が治療開始時の水準を長期的に上回る筋組織の破壊が減少傾向血中CK* (HAL治療開始前からの変化率)*筋の傷害を示す検査項目2分間歩行距離 (HAL治療開始前からの変化率)43%改善25%改善30%改善HAL 治療開始前 (=1)HAL 治療開始前 (=1)約1年 (13ヶ月) 経過後約2年 (25ヶ月) 経過後約3年 (37ヶ月) 経過後21%低下28%低下34%低下約半年 (7ヶ月) 経過後約1年半 (19ヶ月) 経過後約2年半 (31ヶ月) 経過後 ※通常は、進行性疾患のため自然経過とともに歩行機能が低下 ※通常の運動療法では、筋破壊が進行し、CK値は上昇CYBERDYNE株式会社対象疾患:脊髄性筋萎縮症、球脊髄性筋萎縮症、筋萎縮性側索硬化症、シャルコー・マリー・トゥース病、遠位型ミオパチー、先天性ミオパチー、封入体筋炎、筋ジストロフィ21自然経過による 機能低下イメージ令和4年度診療報酬改定(神経筋難病疾患)5年間の使用成績調査で 高い安全性と有効性を確認※ 日本神経治療学会より提出された「医療技術評価提案書(再評価が必要な理由)」 抜粋“本医療技術は、5年間に渡る使用成績調査により、他に有効な治療方法が確立していない緩徐進行性の神経・筋難病疾患の患者に対して、既承認薬も含め前例のない顕著な機能改善効果が確認された。進行性の難病であるため、各疾患の自然経過の研究報告では、経時的に運動機能の減少を示すことが明らかになっているが、本治療技術により治療開始から3.5年後までにおよぶ長期的かつ繰り返しによる蓄積効果としての運動機能の改善・維持が認められた。さらに本医療技術により、筋肉の破壊が増加することはなく、むしろ減少傾向になることが血中CK(※※)の評価結果から確認された点も医学的に特筆すべき点であり、進行性の神経・筋難病に対する安全な治療法であることが証明された。本医療技術は単に歩行運動を補助する処置ではなく、患者の脳神経の活動ループを賦活化する新たな治療法として位置付け再評価すべきである。”CYBERDYNE株式会社22令和4年度診療報酬改定(神経筋難病疾患)DPC包括評価の対象外項目(出来高算定項目)に追加J118-4 歩行運動処置(ロボットスーツによるもの)外来患者入院患者DPC対象病院(8割)診療報酬算定(出来高評価)診療報酬算定不可(包括評価)非DPC対象病院(2割)診療報酬算定(出来高評価)診療報酬算定(出来高評価)現行
(FY2018-2021)改定案
(FY2022以降)外来患者入院患者DPC対象病院(8割)診療報酬算定(出来高評価)診療報酬算定可(出来高評価)非DPC対象病院(2割)診療報酬算定(出来高評価)診療報酬算定(出来高評価)CYBERDYNE株式会社※ DPC対象病院:「診断群分類別包括評価」という入院医療費の定額支払制度を導入している病院をいいます。23令和4年度診療報酬改定(神経筋難病疾患)診療報酬点数が増点(1回あたり40,000円に)J118-4 歩行運動処置(ロボットスーツによるもの)1)基本点数2)難病加算(FY2018-2021)(FY2022以降)現行
900点900点改定案
1,100点900点2,000点3)導入加算(9回まで)2,000点診療報酬合計3,800点/回4,000点/回CYBERDYNE株式会社24サイバニクス治療の標準治療化(神経筋難病疾患)難病情報センターHPの治療方法(一般患者向け)に追加掲載指定難病疾患名難病情報センター(一般利用者向け) (概要・診断基準等)難病情報センター関連学会(ガイドライン)1 球脊髄性筋萎縮症(SBMA)2 筋萎縮性側索硬化症(ALS)3 脊髄性筋委縮症(SMA)10 シャルコー・マリー・トゥース病(CMT)15 封入体筋炎30 遠位型ミオパチー111 先天性ミオパチー113 筋ジストロフィ記載記載 記載記載記載記載記載(検討中)今後は関連学会の記載治療ガイドライン等、医師向けの情報にも「難病情報センター」は、厚生労働省の支援・指導のもとに、難病患者及び家族および医療関係者に対して、療養生活あるいは診療上に必要な情報(疾患解説、診断・治療指針など)を、インターネットのホームページを通じて提供 https://www.nanbyou.or.jpCYBERDYNE株式会社25【治療効果】脊髄損傷脊髄損傷発生後約7年経過後の慢性期患者でも歩行速度2倍に・10m歩行速度:HAL群で約2倍になり、p<0.001を達成 ・6分間歩行距離:HAL群で約1.5倍になり、p<0.001を達成米国食品医薬品局 (FDA)により、2017年に医療機器承認を受けた。 また、追加提出した資料では当初認められた歩行機能改善性及び安全性に加え、 介入期間後治療頻度を落とした場合でも、身体機能が維持されることが示唆され、 米国FDAは長期的な治療効果も認めた 対象患者:脊髄損傷後平均6.85年経過した55名の     慢性期脊髄損傷患者 比較方法:治療前の歩行機能と60セッション実施後の歩行機能を
     HALを装着しない状態で比較改善結果:10mの歩行時間が 70.45秒±61.50秒から               35.22秒±30.80秒に改善             (歩行速度が約2倍に改善)10m歩行速度群間差 p<0.001平均 0.14m/秒平均 0.28m/秒CYBERDYNE株式会社治療前HAL治療後26【治療効果】脳卒中治験(比較試験)の結果、6分間歩行距離で有意差*が認められた・6分間歩行距離(重要な副次的評価項目):HAL群の方で改善量が大きく、分散の影響も出にくく、p=0.022*を達成。 ・10m歩行速度(主要評価項目):HAL群の方で改善量が大きかったが、実施症例数では分散影響が残り、p>0.05。*治験期間中の日常の中で、大きなアクシデントのあった3名を除外した49名のデータをもとに解析した結果、変化量は対照群よりHAL群で大きく、統計的な有意差が認められた。6分間歩行距離が評価として適切とする治験調整医師の見解 「歩行速度は代償的歩行でも生理的歩行でも改善が見られるものの、歩行距離を計測すると生理的歩行では距離が伸びる一方、代償的歩行では距離が延びない傾向であるとされている。HALは生理的歩行回復をもたらすと考えられ、本治験での評価には歩行距離で評価が適していた可能性がある。6分間歩行距離で良好な結果が示されたことは合理的であった。」対象患者:通常介入での改善量が停滞状態*に達した49名**の     急性期後の脳卒中患者 比較方法:対照群とHAL治療群に分け、     20〜25セッション実施後にHALを装着しない状態で比較改善結果:歩行距離の介入前後の平均改善値が     対照群では 17.34 ± 4.68 m
     HAL治療群では 34.10 ± 5.23 m対照群:通常介入80分HAL治療群:通常介入60分 + HAL治療20分CYBERDYNE株式会社6分間歩行距離群間差 p=0.022平均改善値 17.34 m平均改善値 34.10 m対照群(通常リハ介入)HAL治療群27医療機器申請に向けての本治験結果に関して治験結果の評価ポイントとして最重要とされている臨床的な意義と主要評価項目の統計学的有意差について、治験調整医師や統計専門家を交えて当局と協議中。ポイント(1)臨床的な意義 本治験では、全ての評価項目において一貫してHAL群が対照群よりも大きな改善が示されたこと等により、通常のリハビリテーションで回復が滞っている脳卒中片麻痺患者にHAL治療を適応すれば、臨床的かつ統計学的に有効な改善効果を期待できる。ポイント(2)主要評価項目の統計学的有意差 本治験では、主要評価項目の10m最大歩行速度の解析結果で分散の影響等もあり、p値が0.05に至らなかったが、HAL治療の有効性は臨床的に意義のある改善効果を総合的に考慮すべき(※)。※ ASA(Americal Statistical Association:アメリカ統計学会)声明でも、「科学的な結論や、ビジネス、政策における決定は、p値がある値(有意水準)を超えたかどうかにのみ基づくべきではない。」ことが原則として述べられています。CYBERDYNE株式会社28開発パイプライン対象疾患製品開発臨床試験 (探索的試験)治験 (検証的試験)医療機器 申請・審査医療機器承認 (日本では保険適用)上市 (市販後試験等)保険適用神経筋難病疾患 (ALS等8疾患)痙性対麻痺症 (HAM等)脊髄損傷脳卒中脳性麻痺多発性硬化症パーキンソン病現状公的 医療保険令和4年度改定(DPC出来高算定へ) 公的保険の申請準備中(独・英) 公的保険適用に向けて検討中医療機器の承認審査中 医療機器の申請準備中(適応拡大) 医療機器の申請準備中(適応拡大)治験の実施検討中 ドイツ公的 労災保険公的医療保険用の試験準備中(ドイツ) 公的保険適用に向けて検討中医療機器申請に向け当局と協議中 公的保険適用に向けて検討中 公的保険適用に向けて検討中医師主導治験を実施中パイロット試験を実施中パイロット試験を実施中CYBERDYNE株式会社上記は、HAL製品(下肢タイプや腰タイプ)を包括した状況。 単関節タイプは日米において、対象疾患の限定なく医療機器の許認可を取得済。29医療機器承認の進捗状況(国別・疾患別)承認米国、欧州、アジアで 医療機器化が大きく進展【医療用HAL下肢タイプ】2022年3月31日現在脳卒中脊髄損傷神経筋疾患*(申請準備計画中)(治験準備中)日本米国欧州(EU)トルコマレーシアインドネシアタイ台湾シンガポールオーストラリアEMEAサウジアラビアAPAC (アジア 太平洋)承認承認承認承認承認承認承認(申請中)承認承認承認承認承認承認承認承認承認承認承認承認承認承認承認承認承認承認承認承認(申請中)承認承認CYBERDYNE株式会社*難病8疾患(ALS、脊髄性筋萎縮症、球脊髄性筋委縮症、シャルコーマリートゥース病、筋ジストロフィ、封入体筋炎、遠位型ミオパチー、先天性ミオパチー) 30新型コロナ以降も、米国・欧州・APACで HALの導入が進展HALを使用したNeuro HALFIT®を全国展開(全16箇所)新型コロナウイルス感染症の流行(2020年3月)以降の新たな導入エリアFY2021(2021年4月〜)以降の新たな導入エリアHALのグローバル展開状況ドイツ ※公的労災保険適用 及び民間保険適用英国 ハンプシャー州と大型契約フランス リヨン市民病院ポーランド Constance care ※民間保険適用イタリア Centro San Girolamoセルビア Poliklinika Orto MDスペイン クルセス大学病院スイストルコ インド IBS Hospital台湾 CHCグループ病院サウジアラビア  ALJ Hospitalクエート タイ Piyavate Hospitalマレーシア SOCSOリハセンターなど 9施設で稼働インドネシア 国立チプト・マングンクスモ病院CYBERDYNE株式会社オーストラリア RoboFit開設ワシントン州シアトル SNI Swedish Medical Centerフロリダ州ジャクソンビル Brooksサイバニック治療センターフィリピン 首都圏4施設に導入シンガポール総合病院カリフォルニア州 RISEヘルスケアグループ (19拠点)ブラジル31【ヘルスケア】Neuro HALFITCYBERDYNE株式会社32Neuro HALFIT® (生活期の機能改善プログラム)ロボケアセンター等における脳神経・筋系の機能改善プログラムHAL腰タイプHAL単関節タイプHAL下肢タイプCYBERDYNE株式会社33自宅でNeuro HALFIT®(生活期の個人向け在宅プログラム)自宅での機能改善プログラム(訪問サービスも拡張)HALは、サイバーダインクラウドとデータ連動しており、身体動作を指令する生体電位信号や姿勢情報等を可視化し、装着者自身が視覚的にフィードバックを得ることができるだけでなく、データ解析結果に基づく、利用者一人一人に合わせたプログラムのカスタマイズも可能。CYBERDYNE株式会社※当社グループが提供する在宅サービスの場合は「サービス売上」、レンタル契約に基づく製品貸出の場合は「レンタル売上」に区分されます。34HAL介護予防プログラム高齢者の移動機能(立つ・歩く・走る・座るなど日常動作)が大きく改善週2回、合計10回の短期介入での中間評価結果(神奈川県みらい未病コホート研究)評価項目HAL実施前(Mean±SD)HAL実施後(Mean±SD)改善率P値10m通常歩行(歩行速度 m/sec) 1.04±0.221.45±0.2539%<0.001***ロコモ5 チェック ※運動器が衰えているサイン 8.15±2.483.96±3.15105%<0.001***被験者 n=74平均年齢:74.8 ± 4.3歳CYBERDYNE株式会社ヘルスケアロボットを活用した介護予防プログラムの開発研究35成長戦略‣成長シナリオ ‣医療サービス ‣予防・早期発見 ‣職場分野CYBERDYNE株式会社36成長シナリオのイメージ事業規模段階的な事業成長 への取り組み既存事業補完、新規領域開拓 (事業モデルの進化、M&Aなど)現時点既存事業の拡張 (用途拡大、個人向け事業など)CYBERDYNE株式会社事業基盤の整備 (製品ラインアップ拡充、 各国承認取得など)時間37医療・ヘルスケアの未来 予防、医療、リハビリテーション・介護、健康医療/ヘルスケア/健康生活Pre-Hospital Hospital Post-Hospital 医療前期・生活期:予防/早期発見   診断、治療、入院・通院   医療後期・生活期:機能改善、自立支援医療前期・生活期急性期回復期医療後期・生活期家庭・職場・生活空間病院家庭・職場・生活空間医療分野と非医療分野が相互に連携・融合し、包括的メディカル・ヘルスケアへと展開CYBERDYNE株式会社Dr.SankaiSquatサイバニクス医療健康ケアシステム予防・早期発見・改善を日常化する病院等でのサイバニクス治療・モニタリング日常でのヘルスケアモニタリング自立度を高め社会参画を推進無呼吸症候群、睡眠不足チェック予防・早期発見・改善を日常化する サイバニクス医療健康ケアシステム 「病院」「施設」「自宅」「職場」サイバーダイン・クラウドwith innovative Cybernics SystemCloud Computing活動量、睡眠チェック自宅でのヘルスケアチェックと機能改善プログラム職場でのヘルスケアモニタリングIoH/IoTで 病院・施設・自宅・職場をシームレスにデータ連携CYBERDYNE株式会社39【個人向け医療ヘルスケアサービス】自宅でNeuro HALFIT クラウド化で 自宅と病院・施設が繋がる遠隔サービスの拡充自宅(つーざー) (ユーザー)【統合サイバニックシステム】LTE/5G身体情報サポート脳神経・身体系 機能の維持向上[クラウド]ユーザ認証 デバイス認証 データベースコロナ禍で遠隔で対応身体情報身体情報サポートサポートLTE/5G身体情報サポート脳神経・身体系 機能の維持向上自宅(つーざー) (ユーザー)HAL腰タイプモニター端末モニター端末HAL単関節タイプ病院 施設(つーざー) (専門家)モニターPCモニターPC身体情報サポートロボケアセンター (CYBERDYNE)CYBERDYNE株式会社専門スタッフ身体情報サポートロボケアセンター (CYBERDYNE)40個人向け医療ヘルスケアサービス事業のハブ拠点の拡大 神経・筋系の機能改善プログラム「Neuro HALFIT ®」の全国展開HALを使用したNeuro HALFIT®を全国展開(全16箇所)神戸ロボケアセンター 2019/10 開業 特定非営利活動法人永寿と連携名古屋ロボケアセンター 2019/8 開業札幌ロボケアセンター 2019/8開業 (株)リハ・イノベーションと連携岡山ロボケアセンター 2019/5 開業 井原精機(株)と連携広島ロボケアセンター 2019/7 開業 (株)シャレル(荒木脳神経外科病院グループ)と連携北九州ロボケアセンター 2019/7開業 学校法人 国際学園と連携福岡ロボケアセンター 2020/9開業 PRE FIT(広域医療法明和会グループ)と連携大阪ロボケアセンター 2018/10 開業 特定非営利活動法人永寿と連携仙台ロボケアセンター 2019/5 開業 (株)バイタルネットと連携つくばロボケアセンター大分ロボケアセンター四ツ谷ロボケアセンター(東京) 湘南ロボケアセンター鈴鹿ロボケアセンター浦安ロボケアセンター 2018/12 開業 日本車いすスポーツ協会と連携2019/10 開業 MOVETEXと連携熊本ロボケアセンター 2020/11開業 社会医療法人寿量会 熊本機能病院と連携41現状の16拠点から更なる拡充計画(コロナの影響を見ながら2-3施設を新設予定) CYBERDYNE株式会社41個人向け医療サービス事業の海外展開 (米国) 個人向け医療サービスの自社プラットフォームの獲得名称:RISE Healthcare Group Inc.*  *RISE Physical Therapyを買収し事業統括会社として新設 事業:外来患者へのフィジカルセラピー 施設規模:19ヶ所の治療拠点      (サンディエゴでトップ3の規模)ロサンゼルス都市圏 人口1300万人 (全米第2位*)両都市圏で 全米人口の5%サンディエゴ都市圏 人口330万人 (全米第17位*)サンディエゴを起点に ロサンゼルス(全米2位の都市圏)に拠点拡大中CYBERDYNE株式会社* https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_core-based_statistical_areas42個人向け医療サービス事業の成長シナリオ (米国)個人向け医療サービスを 医療機関をハブに自宅や職場へ拡大展開職場・生活空間日常・職場での ヘルスケアモニタリング整形系+脳神経系疾患(HALの適用対象) 米国PT市場セラピストの手技中心(HALによる差別化余地) 高齢化に伴う成長市場(年331億ドル=3.7兆円)* プレイヤーが分散(M&Aによる成長余地)在宅(家庭)PT:Physical TherapyRISE Healthcare Group Inc. →西海岸地域における展開拠点自宅でのヘルスケアチェックと機能改善プログラム医療機関サイバニクス治療・ モニタリング自宅での機能改善や日常のヘルスケアモニタリングなど 個人向けサービス展開への布石(M&Aも活用)CYBERDYNE株式会社* “Physical Therapists in the US” IBIS World43【予防・早期発見】「Cyvis(サイビス)」超小型バイタルセンサー 自宅と病院・施設が繋がる遠隔ヘルスケアサービスの拡充自宅(つーざー) (ユーザー)自宅(つーざー) (ユーザー)LTE/5G身体情報サポート脳神経・身体系 【統合サイバニックシステム】LTE/5G身体情報サポート脳神経・身体系 [クラウド]ユーザ認証 デバイス認証 データベースコロナ禍で遠隔で対応報情体身トーポササポート身体情報身体情報身体サ情ポ報サポートートHAL腰タイプモニター端末機能の維持向上機能の維持向上モニター端末HAL単関節タイプ自宅(つーざー) 脳血管疾患・ 心疾患等リスクの (ユーザー)早期発見病院 施設(つーざー) (専門家)モニターPCモニターPC睡眠時無呼吸 症候群リスクの 自宅(つーざー) 早期発見(ユーザー)モバイル端末Cyvisモバイル端末Cyvis (オプション)CYBERDYNE株式会社モニターPCモニターPC専門スタッフ4444【予防・早期発見】脳血管疾患・心疾患など「Cyvis(サイビス)」シリーズによる日常的なヘルスケア様々なバイタルデータを日常的に集積・解析・AI処理• 心活動データ • 脳活動データ • 体温 • SpO2 • 体動 • 呼吸状態(オプション)不整脈や心房細動等をチェックし、心筋(cid:20279)塞や脳(cid:20279)塞などを予防 オプションで睡眠時の呼吸状態をチェックし、睡眠時無呼吸症候群リスクの早期発見※「Cyvis-1」医療機器届出済(22年4月)、ユーザ向け試験提供開始(同5月)CYBERDYNE株式会社45【予防・早期発見】睡眠状態のチェック簡便な日常的スクリーニング (C2社の子会社化)ダウンロード数 320万睡眠データ 7500万件アクティブユーザー 月30万人睡眠アプリ 人気No.1“睡眠を見える化”する熟睡サポートアプリ『熟睡アラーム』CYBERDYNE株式会社※スマートフォン向けアプリの利用料収入は、「レンタル売上」に区分しています。46【予防・早期発見】睡眠時無呼吸症候群(SAS)睡眠時無呼吸症候群(SAS)のリスクを早期に把握スマホアプリ『熟睡アラーム』小型バイタルセンサ『Cyvis(サイビス)』 ※アクティブユーザー 月30万人睡眠状態のチェック高精度スクリーニング検査 (睡眠時の呼吸状態を計測)ドライバー等の健康管理に簡便に日常的スクリーニングCYBERDYNE株式会社47【職場分野】HAL腰タイプ(介護支援用途)英国の行政機関と共同で、社会ケアのデジタルイノベーションを推進*NHS:英国国民保健サービス• 検証により、HAL腰タイプの効果を確認• 5億円の予算で、合計127台の導入が決定• 最大15億円まで追加購入を示唆3年間の実証での評価• 介護者の負担軽減: 疲労感や緊張感の軽減• 介護者の怪我のリスク低減• 介護者からの肯定的フィードバック• 介護の効率化: 二人作業の必要性を低減
(1人でもできる作業の増加) CYBERDYNE株式会社ハンプシャー州議会のプロモーション動画https://www.youtube.com/watch?v=sF-XYdVF3MY48【職場分野】HAL腰タイプ(作業支援用途) 建設などの労働現場で労働者の作業負荷や身体状態などを可視化アクティブタイプで 最軽量コンパクトデザイン (背中フリー)• 長時間装着できる!• 安全帯(全身型)や空調服と併用可能!歩行もアシスト• 現場の移動がスムース!中腰姿勢のままで 移動可能 • 様々な実作業でアシストしながら対応!IoH/IoTデバイス• 作業負荷分析や稼働状況を可視化!統合的生産管理装着型サイボーグ• 装着者の意思に従って動く!わずか10秒 で装着• 着脱が簡単で、複数人数でシェア!防水・防塵仕様 (IEC規格IP54)• 屋外で、雨の時でも使える!Cybernics Integrated System建設現場、空港、 物流倉庫などWearable Cyborg HAL労務管理者労務管理と作業効率化CYBERDYNE株式会社49職場分野:除菌・清掃ロボットCL02ポストコロナ社会での次世代技術を実運用化圧倒的な 清掃能力• 高速自律走行(安全最大速度を時速4kmに設定し、短時間で広面積の清掃) • 広大な清掃エリア(半径30m先の壁を検知し、フル充電で最大3,000㎡) • 高い吸引能力(業界トップレベル)除菌作業など マルチ業務対応• 除菌剤噴霧機能(手すりやベンチなどの除菌) • 紫外線照射機能(底面に配置して床面除菌)空港、オフィスビル、施設、 ショッピングセンターなどCYCLES Cloud & ServerCyberdyne Cloud&Server作業情報の 可視化• ゴミ分布マップ(作業結果の可視化) • 走行ルート(効率的・効果的な清掃計画)エレベーター 自動昇降• 自社開発のエレベータ連動ユニット(マルチベンダー対応) • 複数フロアでの作業可能(清掃空間の拡張)Robots情報伝達と遠隔操作クラウド連携• 専用クラウド”CYCLES”(高いユーザービリティと高度な管理機能の実現) • 基幹システムとの統合CYBERDYNE株式会社Human50SDGs for Society5.0/5.1CYBERDYNE株式会社51SDGs達成に向けた4つのプロジェクト身体機能が低下した人をサポートする サイバーダイン・クラウドによる、 サイバニクス産業の創出に向けた イノベーションを加速する未来社会 サイバニクス技術の展開健康リスク管理社会インフラの形成Society 5.0/5.1の実現へ主な当社の取り組み主な当社の取り組み主な当社の取り組み主な当社の取り組み• 世界初の装着型サイボーグHALを利用した、• 通信機能が搭載された全てのサイバニクス技脳・神経・筋系の機能改善・機能再生を促進術を通じて得られたヒトとモノのビッグデー• 課題解決に資する技術やサービスを開発する・展開する企業や人材を支える仕組みを構するサイバニクス治療を、グローバルな標準タ (IoH/IoTビッグデータ)を集積・解析・AI築 治療として普及 処理などを行うサイバーダイン・クラウドの• 高齢者の要介護度の改善や重症化防止及び加開発 • 医療・バイオ系分野におけるイノベーションを促進する施設、サイバニクスイノベーショ齢により身体機能が低下するフレイル予防や• サイバーダイン・クラウドによる、個別化さンベースの建設 自立維持に向けた装着型サイボーグHALの社れたヘルスケアの実現 会実装 • バイタル情報を日常的にモニタリングするセ• 難病の進行などによって、思い通りに言葉をンシング技術の開発 おける取り組み話すことや書くことができない重度の障がいを持った方でも、発話や身体動作を伴わず、意思伝達や機器操作を行える機器の開発• 在宅での運動情報を医療施設や福祉施設などに共有できる新サービス「自宅でHAL」の展開• すべての人々が安全かつ安価で用意に利用できるモビリティ技術の開発 • 高齢者や障がい者を含む全ての人が公共スペースに容易にアクセスできる未来都市の整備 • 人支援に資する知識とスキルを培うことのできる、教育機関の設置 • 生産分野におけるイノベーションを促進する施設、次世代型多目的ロボット化生産拠点に• イノベーションや科学研究を促進する共有スペースや、実環境下での実証スペースの整備CYBERDYNE株式会社52身体機能が低下した人をサポートするサイバニクス技術の展開当目標に対するの貢献医療や福祉分野に向けた装着型サイボーグHALの展開や、重度障がい者の意思伝達を支援するCyin福祉用の展開により、特に高齢者や障がい者の機能維持・向上及び、意思伝達をサポートしています。また、重作業に携わる人の作業をサポートする装着型サイボーグHALの展開も行っています。
 本プロジェクトにより、これらの人々のエンパワーメントおよび社会的、経済的および政治的な包含を促進しています。主要目標10.2 2030年までに、年齢性別、障がい、人種、民族、 出自、宗教、あるいは経済的自立その他の状況に関わりなく、すべての人々のエンパワーメント、および社会的、経促進する。済的、および政治的な包含を医療用HALを使った治療センター様々な重作業をサポートするHAL腰タイプ重度障がい者の意思伝達をサポートするCyin福祉用装着型サイボーグHALをグローバル・プラットフォームとして展開労働環境の改善医療用HALは、脳卒中や脊髄損傷、神経筋難病などに対する治療技術として、2021年3月末時点で東南アジアや南アジアも含む15の国や地域に展開しています。
 また、発展途上国のニーズの解決に 貢 献 す る べ く 、 国 際 協 力 機 構 (JICA)の事業の採択を受け、ブラジルを対象とする調査事業に挑戦しています。
 今後もさらに多くの国や地域に普及してまいります。ロボケアセンターで退院後もケア退院後でも身体機能の維持・向上を続けたい方を対象に、自費リハビリ施設としてロボケアセンターを展開しており、2021年3月末時点で、全国16か所に開設されています。また、協力関係介護や建設、物流など様々な現場では日常的に重作業が行われておりますが、腰痛発症によるパフォーマンスの劣化や、離職などが社会課題となっています。
 腰部にかかる負荷を低減することで、腰痛発症のリスクを低下させるHAL腰タイプの展開により、重作業に従事する方のエンパワーメントだけ で な く 、 労 災 に よる 離 職 な ど によって引き起こされる経済的リスクを 防 ぐ た め の 取 り 組 み を 進 めて おり、2021年9月末時点で1,575台が稼働しています。
 日本以外では英国でも使われ始めており、今後もさらに多くの国や地域に普及してまいります。重度障がい者の意思伝達をサポート難病の進行などによって、話すことや体を動かすことができない重度の障がにある自費リハビリ施設でも同様のプいを持った方でも意思伝達や機器の操ログラムを提供しています。
 さらに、大同生命、AIG損保、損保ジャパンの3社と提携を結び、特定の作を行うことができる、Cyin福祉用の展開を行っています。
 一般販売を行っている他、大同生命被保険者に対しては、当該プログラム保険株式会社の協力のもと、複数の患にかかる費用を保険によってカバーす者団体や患者支援団体に寄贈されていることができました。
 今後も物理的、経済的なアクセス向ます。
 機能拡張のためのさらなる開発を行上に向けた取組みを継続してまいりまい、今後は海外への普及も行ってまいす。ります。CYBERDYNE株式会社53サイバニクス・クラウドによる健康管理主要目標3.d すべての国々、特に開発途上国の国家・世界規模な健康リスクの早期警告、 リスク緩和およびリスク管理のための能力を強化する。当目標に対するの貢献医療、福祉、生活、職場、生産の分野において展開しているサイバニクス技術により、人の内的情報 (脳神経情報・生理情報など)や、人の外的情報 (行動情報・生活情報など) 、環境情報をスーパーコンピュータで一体的に繋げています。これにより得られた全てのIoH/IoTビッグデータの集積・解析・AI処理等を行うシステムで、個別化医療や、健康リスクの早期警告、リスク緩和およびリスク管理のための能力の強化に貢献します。予防・早期発見・改善を日常化する サイバニクス医療健康ケアシステム 「病院」「施設」「自宅」「職場」サイバーダイン・クラウドwith innovative Cybernics System日常のヘルスケアモニタリング (心活動、呼吸、脳活動など) 不整脈、心肺機能チェック →心筋(cid:20279)塞、脳(cid:20279)塞予防Cloud Computing無呼吸症候群、睡眠不足チェック身体機能の改善治療・モニタリング自立度を高め 社会参画を推進活動量、睡眠チェック自宅でのヘルスケアチェックと機能改善プログラム職場でのヘルスケアモニタリングサイバーダイン・クラウドをリリースバイタルセンシング技術の開発異なる分野を繋げ、IoH/IoTビッグデータを基に健康リスクに関わる情装着型サイボーグHALや、自律走行技術の開発に加え、疾病の予防・早報をフィードバックする仕組みとし期発見を目的とするセンシング技術て、サイバーダイン・クラウドを開発しました。すでに日本では2020年11月より自宅から施設に運動情報を送り、施設からタイムリーにサポートを得られる仕組みが稼働しています。
  今 後 製 品 や サ ー ビ ス の 展 開 に 伴い 、 他 の 分 野 に 拡 大 す る だ け で なの展開を進めています。
 具体的には、動脈硬化・不整脈を早期に捉えることを目的とした超小型バイタルセンサ「Cyvis」の製品化や、毛細血管情報のリアルタイム解析を可能にする光音響イメージングの展開などを行っております。
 これらの製品を国内外に展開するく、日本国外へも展開することで、ことで、疾病の予防・早期発見に繋途上国を含む全ての国の健康管理にがる重要なバイタル情報の集積を可貢献してまいります。能にし、健康リスク管理のための能個別化されたヘルスケアの実現一人のユーザーに関連するIoH/IoTビッグデータを分野を横断し集積・解 析 ・ A I 処 理 等 す る こ と で、 そ のユーザーに対して最大の効果と安全性を発揮する個別化されたヘルスケアを実現します。
  こ の 取 組 は 、 全 ての ユー ザー のIoH/IoTビッグデータ形成と同時進行で行われており、今後製品やサービスの展開に伴い、他の分野に拡大するだけでなく、日本国外へも展開することで、途上国を含む全ての国の健康管理に貢献してまいります。力強化に貢献します。
 自宅でHALの展開新型コロナウイルス感染症の影響に伴う外出自粛によって減ってしまった運動機会を創出するべく、新サービス【自宅でHAL】を2020年4月より展開しています。自宅でもHALを使った運動をできるようにすることで、安全かつ効果的な運動の選択肢を増やすだけでなく、HALに搭載された通信機能を駆使し、運動情報の可視化や専門スタッフによる遠隔でのオンラインサポートも実現しました。本サービスの累計契約は、2021年9月末時点で369件となっています。CYBERDYNE株式会社54で、包摂的かつ持続可能な産業であるサイバニクス産業の創出に取り組ん外に向け発信し、当社だけでなく、産学官の関係社会課題解決に向けたサイバニクス産業の創出当目標に対するの貢献C-Startupというイノベーション・エコシステムの構築や、医療・バイオ、生産などの分野でイノベーションを加速させるための施設を建設することでいます。新産業の創出の基盤となるC-StartupC-Startupは、人と社会の課題解決のための新産業: サイバニクス産業を創出するイノベーション・エコシステムです。
 人と社会の課題解決のための新産業の創出を志すスタートアップ企業やアントレプレナーを、国内外を問わず広く募集し、課題解決に資する技術やサービスを開発・展開する企業や人材に対して、当社代表取締役社長及び筑波大学教授である山海嘉之による技術等のアドバイス、当社及びCEJファンドによる資金供給などによる事業支援を通じて、サイ 本取り組みの中で、当社は累計で21社のスタートアップと提携を結び、資金供給などを行う機能として100億円規模のファンドを運用しています。主要目標9.2 包摂的かつ持続可能な産業化を促進し、2030年までに各国の状況に応じて雇用及びGDPに占める産業加させる。後発開発途上国については、同割合を倍増させる。セクターの割合を大幅に増バニクス産業の創出を加速させます。
サイバニクス産業のビジョンの発信『人』+『サイバー・フィジカル空間』を融合した新産業『サイバニクス産業』のビジョンを国内者と連携をしながら、新産業形成に向けた取り組みを牽引しています。例えば、2019年に(cid:7962)城県つくば市で開催された、「G20貿易・デジタル経済大臣会合において、各国代表団に対してこのビジョンを発信しています。  引き続き、サイバニクス産業のビジョンを発信G20各国代表団が本社を訪問 (2019)しつづけてまいります。サイバニクス医療イノベーションベースの建設神奈川県川崎市に医療・バイオ系のイノベーションを加速させる施設として、サイバニクスイノベーションベースの建設を予定しています。当該施設には、医療・バイオ系のベンチャーを集積することで、連携を強化しながら、当社や大学、入居企業などが使用できる臨床試験施設などを整備します。 サイバニクスメディカルイノベーションベース 羽田空港に隣接する当施設は、2022年2月竣外観 イメージ工予定です。次世代型多目的ロボット化生産拠点での活動福島県郡山市に、サイバニクス技術を駆使して、熟練者の技能が組み込まれたロボットと働く人とが協調しながらロボットや機器を生産する次世代の生産拠点を建設しました。  当施設は2016年に竣工し、2020年に医療機器製造業の登録がされました。医療機器をはじめとする製品を製造するための、サイバニクス技術CYBERDYNE株式会社を取り入れた次世代の生産施設です。次世代型多目的ロボット化生産拠点 外観55イノベーションを加速する未来社会Society 5.0/5.1の実現当目標に対するの貢献革新的サイバニクス技術を駆使して、『人』+『サイバー・フィジカル空間』の融合を推進し、テクノロジーが人のパートナーとして介在し共生するテクノ・ピアサポートの未来社会、Society 5.0/5.1の創造に取り組んでいます。Society 5.0/5.1の創造Society 5.0は、日本の第5期科学技術基本計画で初めて提唱された、目指すべき未来社会の姿です。科学技術により、全ての人とモノがつながり、様々な知識や情報が共有され、今までにない新たな価値を生み出されると考えられています。
 当社は医療、福祉、生活、職場、生産の分野において、人の内的情報 (脳神経情報・生理情報など)に加えて、人の外的情報 (行動情報・生活情報など)や環境情報などをスーパーコンピュータで一体的に繋げるサイバニクス技術を社会実装することで、日本が中心となって進めているSociety 5.0の創造に向けた取り組みを牽引し、その先にあるSociety 5.1に向けた未来を開拓しています。モビリティ・インフラ近未来型住宅地域に住む高齢者や障がい者などサイバニクス技術による日常的なのニーズに配慮し、安全かつ安価健康管理と生活支援インフラによで容易に利用できる、パーソナルり、高齢者や障がい者など全てのモビリティーや、搬送用のドロー人がテクノロジーと共生し、相互ンなどの社会実装に取り組んでいに支援し合うことで、安心に暮らます。
 また、モビリティの導入を前提とした都市を計画し、移動時間の短縮だけでなく、機能間、施設間の新たなつながりと付加価値を創出します。
 モビリティ・インフラについては、自社開発を行いながら、関連技術の開発を行うスタートアップとの連携を行なっています。せる住宅を整備します。計画しています。
 具体的には、装着型サイボーグHALや、自律移動ロボット、生体情報センサーなど各種サイバニクス技術を住宅などあらゆる空間に導入し、個人の健康情報などを集積・分析・AI処理し、病院と連携することで、日常的な健康管理と安心を確保します。シェアード・エコノミー次世代の人材を育てる教育機関情報・人・物・空間・時間を占有す産学官の連携により、次世代のイノる従来のモデルから転換し、それらベータを育成する教育機関を計画しを共有・共助できる新しい街の形を計画しています。
 本計画の実現に向けては、現時点までにC-Startupで培ったアライアンスが核となりますが、共に成功を掴むことで、サイバニクスに関連するシーズを有する人材や企業をさらに集結させ、情報・人・物・空間・時間の共有・共助によるイノベーション創出を加速させます。ています。
 大学院から小学生までの国内外から集まった人材に対し、各企業のプロフェッショナルを講師として活用しながら、次世代のイノベーターを育成してまいります。主要目標11.22030年までに、脆弱な立場にある人々、女性、子ども、障害者、および高齢者のニーズに特に配慮し、公共交通機関の拡大などを通じた交通の安全性改善により、すべての人々に、安全かつ安価で容易に利用できる、持続可能な輸送システムへのアクセスを 提供する。11.7女性・子ども、高齢者およ2030年までに、び障害者を含め、人々に安全で包摂的かつ利用が容易な緑地や公共スペースへの普遍的アクセスを提供する。CYBERDYNE株式会社CYBERNIC CITYイメージパース56その他のSDGs達成に向けた取り組みCYBERDYNE株式会社57当社は各種取り組みを通じて、国連が設定する その他の持続可能な開発目標の達成に貢献しますカメラによって糖度を判別する機能により、最適な収穫時期に自動で野菜・果物を採取するロボットを開発しています。HALを使ったプログラムを、障がい者がより安価で利用できるように、公的・民間保険への収載を進めています。楽しみながらSDGsを学ぶためにつくば市の竹園高校が作成した「SDGsカルタ」で、当社の挑戦が取り上げられました。男女を問わず、働きやすい環境を作るために、柔軟な働き方を実践している他、男女共に育児休暇の利用実績があります。高齢者などのトイレへの移動を支援するトイレドッキングロボットの開発により、高齢者の自立や、介護負担の軽減に取り組んでいます。環境に優しい、次世代型モビリティー技術の開発に取り組んでいます。その他のSDGs達成に向けた取り組みCYBERDYNE株式会社58当社は各種取り組みを通じて、国連が設定する その他の持続可能な開発目標の達成に貢献します障がい者の機能改善を実現することで、生活や職場への復帰を支援しています。各種機関と連携し国際安全基準に則った物づくりを徹底しており、使用者が安全に使用できる製品の生産を行なっています。自然災害からの復興を支援するべく、腰の負荷を低減するHAL腰タイプを被災地に無償でお貸ししています。科学は人と社会のためという理念のもと、当社の技術が兵器などに転用されることを防ぐための様々な施策を実践しており、事業を通じて社会課題の解決や、平和な世界を実現に取り組んでいます。産官学連携、異業種との連携を積極的に行い、未来開拓を共に推進しています。免責事項本書には、当社および当社グループに関連する見通し、計画、目標は、当社が合理的と考える前提のもとに記述がなされていますが、これらの将来に関する記述は、当社の将来の業績を保証するものではなく、これらの記述において表現または暗示されている当社の将来の結果、業績、成果、財政状態と著しく異なる実際の結果、業績、成果、財政状態をもたらす可能性のある、既知および未知のリスク、不確実性、その他あらゆる要素を含んでいます。 次回の「事業計画及び成長可能性に関する事項」については2022年6月に開示する予定です。 CYBERDYNE株式会社59CYBERDYNE株式会社

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