アンビスホールディングス(7071) – 2022年9月期上半期 決算説明会資料

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開示日時:2022/05/16 12:00:00

損益

決算期 売上高 営業益 経常益 EPS
2018.09 310,416 42,712 43,228 13.06
2019.09 536,969 90,974 91,669 27.39
2020.09 917,470 182,666 185,026 52.31

※金額の単位は[万円]

株価

前日終値 50日平均 200日平均 実績PER 予想PER
5,010.0 5,296.4 3,904.725 90.16 47.26

※金額の単位は[円]

キャッシュフロー

決算期 フリーCF 営業CF
2018.09 -43,699 32,815
2019.09 -73,934 44,518
2020.09 -378,148 111,439

※金額の単位は[万円]

▼テキスト箇所の抽出

2022年9月期上半期2020年9月期第3四半期決算説明会資料株式会社アンビスホールディングス2022年5月16日2020年8月13日©Amvis Holdings, Inc.本日の内容12022年9月期上半期決算概況2 中長期目標の実現に向けて3参考資料4 会社概要©Amvis Holdings, Inc.2社会課題解決の継続的な仕組み・事業の確立社会課題解決型事業入居者の受入れ新たな医心館の開設必要な医療ケアの提供社会課題解決収益性の向上オペレーションの工夫国により入院日数の短縮と在宅への復帰が推し進められているなか、他の病院や施設ではお断りされることが多かった、がん末期の方、人工呼吸器の装着や気管切開で呼吸管理が必要な方、そして神経変性疾患を患う方などを、医心館は積極的に受け入れてきました。そして、これまで担当されてきた主治医やケアマネジャーの継続を原則とするなど、地域医療がよりうまく機能するためのサポーターであることを意識してきました。私たちは退院後の行き先にお困りの方々が大切な時間を少しでも幸せなかたちにできるよう、また地域医療の一翼となれるよう医心館を運営することを愚直に取り組んでいきたいと考えています。医心館が、地域医療の活性化、コロナ対策で疲弊する医療従事者の疲弊軽減、医療の地域間格差の緩和の医療課題解決の一助になれば幸いです。©Amvis Holdings, Inc.3総括ハイライト123徹底した新型コロナウイルス感染症対策の継続✓ 標準感染予防策(スタンダード・プリコーション)に基づく医療・ケアサービスの提供✓ 毒性は低いものの感染力が高いオミクロン株のまん延により、職員、入居者含め多数の感染者や濃厚接触者が出たことで、一部施設において新規の入居受け入れを数日間停止する等の対応を実施✓ 近隣施設での受入を行う等の対策を講じたものの、稼働率にマイナスの影響あり首都圏を中心とするドミナント展開の加速✓ 医療機関との長期的かつ強固な信頼関係及び医心館ブランドの向上による安定稼働水準の維持✓ 首都圏を中心にブランド力向上及びドミナント効果による立ち上がりの早期化✓ これまでドミナント展開を進めてきた埼玉・神奈川に加え、千葉・東京にてドミナント展開を加速本社集約型管理体制のもと、本社と施設の密な連携による運営体制を強化✓ 当初計画通り、3月、4月で、看護師の一括採用をすることで拠点の運営体制強化を実施✓ 大型施設の開設及びドミナント展開による経営の効率化の推進✓ 精度の高い稼働率予測及び当該見通しに基づいた適時・適切な採用体制の構築©Amvis Holdings, Inc.4オミクロン株まん延の影響を受けつつも、順調に推移22年9月期上半期業績 / 通期業績予想(上半期実績)売上高(上半期実績)営業利益103.9億円28.8億円(営業利益率:27.8%)(通期予想)売上高(通期予想)営業利益216.8億円(通期予想対比進捗率:47.9%)49.6億円(通期予想対比進捗率:58.1%)©Amvis Holdings, Inc.51.2022年9月期上半期決算概況©Amvis Holdings, Inc.6決算ハイライト• 既存施設の稼働率が、安定稼働の目安である80~85%とほぼ同水準(85.1%)で推移し、首都圏を中心とした新規施設の立ち上がりが順調であることを踏まえ、上半期の業績は通期予想対比順調に推移✓ 売上高:103.9億円(通期予想対比進捗率:47.9%)✓ 営業利益:28.8億円(通期予想対比進捗率:58.1%)✓ 当期純利益:19.8億円(通期予想対比進捗率:60.2%)• 上半期の新規開設は、計画通り8施設の開設を実施し、22年3月末時点において、50施設(定員2,390名)を運営✓ 22年9月期:21年11月公表時の計画を上回る16施設の開設を予定✓ 23年9月期:中京圏の旗艦施設となる医心館 八事南山を含め、既に10施設の開設を公表しており、3ヶ年計画で掲げている年間13施設程度の開設目安を超えるべく、今後も開設確定次第、順次公表予定• 21年12月に厚生労働省より公表された22年2月~9月における介護職員処遇改善支援補助金(約1億円)は営業外収益として計上し、当該補助金に対応する人件費を同額計上予定✓ 22年9月期:営業利益に約1億円のマイナス影響が発生するが、当期純利益には影響せず✓ 23年9月期:22年10月以降は、補助金ではなく介護報酬の一部として支払われるので、売上及び人件費に同額計上され、営業利益・当期純利益ともに影響せず©Amvis Holdings, Inc.7施設数・定員数の増加に伴い、売上・利益も着実に増加• 前年同期末以降、施設数は15施設増加、定員数は約1.5倍増加し、売上高も比例して大幅に増加• 増員体制を継続しつつも、オペレーションの工夫により高収益性を維持上半期実績及び通期予想に対する進捗売上高21,682 (百万円 / %)15,334 営業利益24.7%3,784 22.9%4,965 56.0%増10,391 6,660 90.7%増2,885 22.7%1,513 21/9期上半期27.8%22/9期上半期21/9期22/9期(予想)21/9期上半期21/9期22/9期(予想)親会社株主に帰属する当期純利益通期予想対比進捗率22/9期上半期19.1%78.5%増1,987 17.1%2,627 21/9期:売上高比15.2%3,301 22/9期(予想)16.7%1,113 21/9期上半期47.9%58.1%60.2%22/9期上半期売上高営業利益親会社株主に帰属する当期純利益©Amvis Holdings, Inc.8既存施設・新規施設共に稼働率は安定して推移• 既存施設の稼働率(85.1%)、新規施設の稼働率(53.6%)(1) ともに順調に推移• 施設数・定員数の増加に伴い、営業利益は比例して増加(21年3月末:35施設、22年3月末:50施設)(百万円)営業利益推移(21年9月期上半期 – 22年9月期上半期)90.7%増注:1. 新規施設:21/9期上半期末にて未開設の施設(後頁同様) / 稼働率:中央値©Amvis Holdings, Inc.92.中長期目標の実現に向けて©Amvis Holdings, Inc.10アンビスHD設立以来、定員数の増加とともに売上高も着実に増加アンビスHD成長の軌跡(百万円 / 名)36,00030,00024,00018,00012,00005,000 3,411 2,802 2,390 1,977 1,597 1,270 6,000315 365 365 520 661 841 966 ・・・・・・1717181819192020212122上半期下半期上半期下半期上半期下半期上半期下半期上半期下半期上半期中期(目標)長期(目標)22下半期(予想)23(目標)売上高定員数©Amvis Holdings, Inc.11Amvis 2023 - 主要財務指標Amvis 2023目標施設数 / 定員数売上高70施設 / 3,411名(中長期目標:100施設 / 5,000名)22年9月末(予想):58施設 / 2,802名21年9月末(実績):42施設 / 1,977名20年9月末(実績):29施設 / 1,270名営業利益67億円(中長期目標:100億円)22年9月期(予想):49億円21年9月期(実績):37億円20年9月期(実績):18億円292億円(中長期目標:450億円)22年9月期(予想):216億円21年9月期(実績):153億円20年9月期(実績): 91億円当期純利益 年平均成長率30%台後半(中長期目標:20%台)20年9月期-23年9月期(予想):53%©Amvis Holdings, Inc.12Amvis 2023 - 施設数 / 定員数及び売上高(施設 / 名)(百万円)施設数 / 定員数売上高Amvis 2023目標70 3,411 58 42 2,802 29,25021,6821,977 15,33421/9期22/9期(予想)23/9期(計画)21/9期22/9期(予想)23/9期(計画)■実績 ■中計■実績 ■中計©Amvis Holdings, Inc.13Amvis 2023 - 営業利益 / 当期純利益営業利益 / 営業利益率当期純利益 / 当期純利益率(百万円 / %)24.7%22.9%(百万円 / %)17.1%Amvis 2023目標23.0%6,73915.2%15.3%4,4714,9653,7843,3012,62721/9期22/9期(予想)23/9期(計画)21/9期22/9期(予想)23/9期(計画)■実績 ■中計■実績 ■中計©Amvis Holdings, Inc.14東日本、特に首都圏におけるドミナント展開の加速• 22年9月期は、首都圏においてドミナント展開を加速• 23年9月期は、ドミナント展開を継続しつつ、北海道への初進出も予定展開地域の拡大地域別施設数売上高(22年9月期上半期)(施設)東北・北関東圏25.9%中京圏・甲信越地方16.6%首都圏57.4%東北・北関東圏(13施設)首都圏(26施設)中京圏・甲信越地方(11施設)23年9月期開設予定地(施設数には含めず)29 981220 57813 364注:1. 施設数は、22年3月末時点(計50施設)18/9期19/9期20/9期21/9期首都圏中京圏・甲信越地方東北・北関東圏©Amvis Holdings, Inc.15121442 111958 152922/9期(予想)首都圏における好調な立ち上がり• 22年9月期は首都圏に10施設の開設を予定、今後は東京都・千葉県のドミナント展開も加速する方針• 首都圏はドミナント展開の効果もあり、新規開設時の立ち上げが早い傾向(施設)首都圏施設数開設以降の稼働率(首都圏 vs. 地方)地方施設との比較稼働率50%首都圏優勢稼働率80%概ね同水準19 235912 1568 1434 2218/9期19/9期20/9期21/9期29 5581122/9期(予想)~25%0%1ヶ月目3ヶ月目4~6ヶ月目9ヶ月目10~12ヶ月目首都圏地方開設以降の営業利益率(首都圏 vs. 地方)1ヶ月目3ヶ月目4~6ヶ月目9ヶ月目10~12ヶ月目神奈川県 埼玉県 東京都 千葉県首都圏地方©Amvis Holdings, Inc.16高い運営力及び事業拡大の加速による収益性の向上• 本社集約型管理体制のもと、規模拡大によるスケールメリットを生かし、利益率の改善に成功• ドミナント展開の効果もあり、稼働率も維持・改善傾向にあり(%)営業利益率推移(18年9月期 – 21年9月期)ブランド力向上スケールメリット安定稼働拠点増加10.9pt 改善©Amvis Holdings, Inc.17開設・運営戦略 - 営業力・運営力の向上• 営業力・運営力の向上により、1施設当たりの定員数の拡大を実現。今後、50名程度の施設を展開予定• 首都圏の開設数の増加及び立ち上がりが順調であることを踏まえ、新規拠点の稼働率が改善施設数・定員数の推移(既存・新規拠点)稼働率の推移(名)(%)42.140.047.148.32,802 83.8%81.6%84.8%87.8%85.1%37.3%45.7%39.0%47.3%53.6%43.829施設1,270 29施設1,977 42施設841 20施設520 13施設定員数 1施設当たり定員数(平均)18/9期19/9期20/9期21/9期22/9期上半期既存拠点中央値新規拠点中央値58施設(名)新規入居者数の推移3,347 2,456 1,933 1,144 562 18/9末19/9末20/9末21/9末18/9期19/9期20/9期21/9期22/9末(予想)©Amvis Holdings, Inc.22/9期上半期18開設・運営戦略 - 案件発掘から安定稼働に至るまで• 新規開設の約2年前から市場調査、案件調査含め入念に検討した上で開設を決定• 開設後、4~6ヶ月で単月黒字化、10~12ヶ月で累積黒字化、5年以内で投資回収を実現案件発掘~開設開設~安定稼働(ベースケース)~2年前:開設候補地域の市場調査開始• 医療圏、人口動態、医療資源を踏まえたホスピスの需要調査• 地域病院、往診医との信頼関係を構築2年前~1年前:土地・建物の案件調査• 立地・面積・運営動線・開設方式・投資額等の条件をもとに判断0• 入居・採用調査を踏まえ、開設地を決定1年前~6ヶ月前:開設リリース / 建築工事開始• 開設の確度が高まった段階で開設の決定をリリース• リリース後、開設に向けて採用開始3ヶ月前~:開設前営業活動開始• 地域病院への本格的な営業を強化し、入居促進を開始• 本社・他施設からの応援要員と連携し、開設に向けて準備中古案件~10%リース~35%開設稼働率80%累積黒字化稼働率50%単月黒字化1ヶ月目3ヶ月目4~6ヶ月目9ヶ月目10~12ヶ月目人員数(看護師・介護士)入居者数単月利益開設方式全体直近年度開設リース~15%©Amvis Holdings, Inc.自社建築~55%自社建築~85%19運営戦略 - 本社集約型管理体制の定着・浸透• 施設数の増加に合わせて本社人員数も増加し、強固な運営体制を維持• 各施設に施設長は置かず、本社に看護介護部を設置し本社集約体制を敷くことでケアの質を維持・改善本社人員数の推移運営体制の強化充実に関する具体的施策(名 / 施設)584266 2953 2037 1332 本社集約体制• 各施設において、看護師・介護士が入居者に対するケアに専念できる体制を構築• 主なコーポレート機能である、営業、売上管理、採用、人財管理、物品管理等は全て本社に集約し、各施設に施設長は置かない方針で運営看護介護部設置• 本社に設置された看護介護部が、各施設が確り運営できるように指示・教育・調整を実施• 訪問看護のリーダーの業務支援、運営マニュアル作成、新規入職者のオリエンテーション、新規開設支援、シフト管理等、幅広い分野で各施設をサポート新型コロナ対策• 新型コロナ対策に詳しい看護師からなる「感染対策本部」のリーダーシップのもと、全施設の職員・入居者に対して、一括して指示・教育し、標準感染予防策(スタンダード・プリコーション)を徹底18/9末19/9末20/9末21/9末本社人員数施設数22/9末(予想)注:1. 本社人員数は本社所属看護師数を除く©Amvis Holdings, Inc.20採用戦略 - 看護師・介護士の厳選採用• 看護師及び介護士ともに派遣会社は利用せず。看護師は地方都市中心に紹介会社を利用するが、介護士は紹介会社を利用しない採用体制を構築• 特に、看護師は即戦力となる拠点病院での勤務経験者を中心に、内定率は25%程度と厳選採用を実施職種別前職場職種別採用経路職種別内定率その他~10%訪問看護~10%看護師その他~5%リファラル~15%病院~80%紹介会社~40%その他~10%その他~10%リファラル~10%介護施設~70%有料求人媒体~25%病院~20%介護士注:1. 直近時点での数値を参照HP/無料求人媒体~40%HP/無料求人媒体~55%内定率~25%内定率~25%©Amvis Holdings, Inc.21当面は医心館事業の展開を優先させる方針• 第一のプラン:ホスピス事業のパイオニアとして、医心館事業の展開を加速し、先駆者利益による長期安定的な収益基盤を確立• 第二のプラン:医心館事業と相乗効果のある事業の立ち上げ。但し、新型コロナの影響により事業の進捗が遅れているため、収益化の時期の目途を2026年以降に後ろ倒し11. ホスピス事業(医心館事業)を長期安定的な収益基盤として確立中長期ビジョン22. 在宅医療・看護のリーディングカンパニーになり、医療・福祉分野で新たな潮流を創生33. 世界で最もエキサイティングな医療・ヘルスケアカンパニーとなり、人々の幸せを実現アクションプラン2014年2019年2026年~2030年医心館事業医心館事業の構築事業(開設数)の拡大の加速医心館100施設開設事業の安定的な成長地域医療再生事業等(明日の医療)地域医療再生事業及び医心館と相乗効果のある事業の構築事業の拡大の加速化©Amvis Holdings, Inc.223.参考資料©Amvis Holdings, Inc.23参入障壁が高いホスピス市場における高成長・高収益型ビジネスモデル123社会課題に支えられた成長市場✓ 病院完結型から地域完結型医療へと変わりゆく時代の、民間発の慢性期・終末期医療のインフラ✓ 患者・地域社会・医療関係者の3者全てに利益をもたらす社会課題解決型事業蓄積された運営ノウハウを背景とした高い参入障壁✓ 医師機能のアウトソーシングによる看護師中心の在宅型の”病床”のような医療施設の運営体制を確立✓ 大きな需要がある首都圏だけではなく、参入障壁が高い地方都市への展開に成功強靭なキャッシュ創出力に裏打ちされた高成長・高収益型ビジネスモデル✓ 厳選された開設計画及び高い営業力に基づいた開設後の早期稼働率上昇及び早期黒字化✓ 高い採用力、運営力に基づいた既存施設の高水準の稼働率維持及び稼働率に応じた人員管理©Amvis Holdings, Inc.24オペレーションの工夫による収益性の向上徹底した運営体制の強化充実⚫ エリアマネージャー・施設長を置かない本社集約体制の確立⚫ 営業、売上管理、採用、人財管理、物品管理等は全て本社にて対応⚫ 看護師・介護士ともに、派遣会社を⚫ 介護士は、紹介会社を利用せず直接利用せず採用のみ本社集約型管理体制採用力⚫ 開設2年前から市場調査等を踏まえ厳選し、開設地を決定⚫ ニーズ、地域病院、往診医、採用の難易度を徹底的に確認⚫ 医療関係者からの紹介が大宗で、紹介会社経由の入居者はごくわずか⚫ コロナ禍においても、稼働率を維持・改善開設力営業力©Amvis Holdings, Inc.25医心館開設計画• 22年9月期の開設数は当初予想を上回る16施設(825名)となる予定• 今後も、首都圏を中心とする既進出地域でのドミナント形成を加速する方針直近のトピック全国の医心館静岡、その他施設静岡県における展開加速(計4施設)八事南山中京圏の旗艦施設22年1月以降の開設計画開設時期開設場所22年2月22年4月22年6月22年8月22年9月22年10月22年11月22年12月23年2月23年4月大和、平和台つくば、上越、南流山静岡、菊名、新潟Ⅲ稲毛弘前仙川、富士沼津、春日部鶴ヶ島、佐倉八事南山東札幌、横浜中山、千葉駅前注:1. 総定員数は、複数施設の定員数を合計したもの総定員数(名)1011571535052171991049754計68施設定員3,327名予定(23年4月時点)©Amvis Holdings, Inc.26四半期業績推移 - 主要財務指標直近1年間四半期業績推移施設数 / 定員数売上高(施設 / 名)351,597 41421,925 1,977 482,289 502,390 (百万円 / %)4,064 4,610 3,492 5,044 5,347 21/9期2Q21/9期3Q21/9期4Q22/9期1Q22/9期2Q21/9期2Q21/9期3Q21/9期4Q22/9期1Q22/9期2Q22.7%24.6%791 1,001 営業利益親会社株主に帰属する当期純利益27.6%28.9%26.7%15.9%17.1%17.8%20.1%18.2%1,270 1,459 1,426 1,012 974 693 820 555 21/9期2Q21/9期3Q21/9期4Q22/9期1Q22/9期2Q21/9期2Q21/9期3Q21/9期4Q22/9期1Q22/9期2Q:売上高比©Amvis Holdings, Inc.27四半期業績推移 - 主要売上原価 / 販管費直近1年間四半期業績推移人件費(売上原価)地代家賃及び減価償却費(売上原価)(百万円 / %)46.2%45.0%地代家賃減価償却費7.2%7.2%6.7%6.9%42.9%43.1%43.8%2,343 1,827 1,976 2,174 1,614 250 291 309 347 21/9期2Q21/9期3Q21/9期4Q22/9期1Q22/9期2Q21/9期2Q21/9期3Q21/9期4Q22/9期1Q22/9期2Q人件費(販管費)採用費(販管費)6.2%6.2%5.8%5.7%214 251 268 288 5.5%296 2.1%2.3%1.4%1.6%72 92 64 82 21/9期2Q21/9期3Q21/9期4Q22/9期1Q22/9期2Q21/9期2Q21/9期3Q21/9期4Q22/9期1Q22/9期2Q:売上高比©Amvis Holdings, Inc.287.1%381 2.4%126 財政状態及びキャッシュ・フロー概要財政状態及びキャッシュ・フロー概要©Amvis Holdings, Inc.29(百万円 / %)20/9末21/9末22/3末対21/9末増減資産16,51931,92236,842+15.4% 現金及び預金3,33511,19210,784 (3.6%) 建物及び構築物(純額)3,5488,96311,105+23.9% 負債11,26415,58018,732+20.2% 借入金6,2508,96710,986+22.5% 純資産5,25516,34118,109+10.8% 自己資本比率31.8%51.2%49.2%(2.0pt)(百万円)20/9期21/9期22/9期上半期営業キャッシュ・フロー1,1652,5841,857投資キャッシュ・フロー(5,304)(5,780)(4,021) 有形固定資産の取得による支出(4,947)(5,362)(3,645)財務キャッシュ・フロー7,02111,0521,755 借入金の純増減額4,1692,7172,019現金及び現金同等物の増減額2,8827,856(407)現金及び現金同等物の期末残高3,33511,19210,784株主還元方針• 22年9期の1株当たり配当金は前年度対比1.5円増配の6円を予想。今後も1株当たり配当金を増額方針• 引き続き成長の加速と株主還元のバランスを考慮し、企業価値の向上を企図株主還元基本方針1株当たり配当金の推移(1)(円)• 株主に対する利益配分を重要な経営課題として捉え、医心館事業及びその周辺領域への事業展開と経営基盤の強化を図るための内部留保資金を確保しつつ、株主還元を実施し、企業価値の向上を企図➢ 株主配当:安定的な株主配当を基本とし、市場環境、規制動向、財務健全性等、総合的に勘案し、年1回の期末配当を実施3.01.56.04.5注:1. 20年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合での株式分割、22年1月1日付で普通株式1株につき2株の割合での株式分割を行っているため、19/9期の期首に当該株式分割が行われたと仮定した場合の1株当たり配当金の金額を記載©Amvis Holdings, Inc.3019/9期20/9期21/9期22/9期(予想)4.会社概要©Amvis Holdings, Inc.31沿革2013年9月訪問看護事業、訪問介護事業及びこれらに付随する業務を事業目的とした株式会社アンビスを三重県桑名市に設立2014年5月かつて医院であった病床(有床病床)を「医心館名張」へ転換、三重県名張市に開設構想としての医心館のモデル事業を開始2014年8月2016年10月2019年10月「医心館あま」を愛知県あま市に開設新設の有料老人ホームを賃借し、医心館として開設した第一号モデル東海地方を中心に、医心館の順調な運営株式移転により株式会社アンビスホールディングスを東京都中央区八重洲に設立株式会社アンビスを100%子会社とする持株会社体制へ移行首都圏と東日本を中心に、医心館の順調な開設2施設 42名8施設 214名株式会社アンビスホールディングスが東証JASDAQ(スタンダード)市場に上場在宅医療・看護のリーディングカンパニーへ20施設 841名2020年3月医療機関及び介護施設の経営に関するコンサルティング等を目的とした連結子会社「株式会社明日の医療」を設立68施設 3,327名2023年4月予定©Amvis Holdings, Inc.32経営・事業ミッション経営ミッション志とビジョンある医療・ヘルスケアで社会を元気に幸せに仕組みのイノベーションにより、直面する社会(医療)課題を解決事業ミッション地域医療の強化・再生慢性期・終末期の看護・介護ケアに特化したホスピス「医心館」を運営し、医療依存度が高い方々の受け皿を提供©Amvis Holdings, Inc.33医心館事業のコンセプト・特徴 / 収益構造• 医師の機能を外部の主治医にアウトソーシングすることで、高度な看護ケアに注力した在宅型の“病床”のような新奇な医療施設• 既存の制度(有料老人ホーム事業、訪問看護・介護事業、居宅介護支援事業)に基づいた事業コンセプト主な特徴病院患者の病期医師の寄与度強救命救急急性期 回復期 慢性期 終末期主な入居対象者医心館人員体制弱医療関係者との信頼・協力関係• 入居者とほぼ同数の看護師・介護士を配置し、手厚い看護・介護体制を構築• 医師等はアウトソーシング• 慢性期・終末期の患者➢ がん終末期の方、人工呼吸器装着・気管切開や特定疾患難病の方➢ 入退院を繰り返す方、看取り対応の方• 医療依存度の高い患者の受入先となり、複数の医療機関からの信頼を獲得• 主治医とは、資本関係なしに協力関係を構築(医療やケアの透明性の担保)医師の常駐外部医師との連携整備された看護体制医療保険売上高収益構造(三階建構造)• 医療保険による訪問看護サービス• 自己負担割合は原則1割~3割• 売上高の約6割を占める医療の機能手術室集中治療室機能訓練室精密検査介護保険売上高• 要介護度・地域区分により単位数が異なる• 自己負担割合は原則1割~3割• 売上高の約3割を占める家賃・管理費実費売上高• 入居一時金なし• 全額、自己負担• 食費、医療用消耗品等含む©Amvis Holdings, Inc.34医心館事業を取り巻く環境• 少子高齢多死社会が到来し、年間140万人(がんは40万人)が亡くなる時代に突入• 病院完結型から地域完結型医療へと政策転換が進むなか、病院死数は2005年頃をピークに低下し施設死シ死亡数(全体・がん)の推移死亡場所(構成比)の推移1,603 1,522 1,659 1,679 1,652 1,596 フトが進行(千人)1,381 1,372 1,197 1,084 329 353 376 378 (%)90%60%30%0%20062010201920202025(予想)2030(予想)2035(予想)2040(予想)2045(予想)2050(予想)19551965197519851995200520152019死亡数がん死亡数診療所病院死自宅死他施設死出所:厚生労働省 人口動態統計、国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口」の出生中位・死亡中位仮定による推計結果(日本における外国人を含む)©Amvis Holdings, Inc.35医心館事業の果たす社会的役割• 病院の入院日数短縮と在宅復帰政策が進むなか、医療依存度が高く受入先のない慢性期・終末期の方々の受皿として機能することで、地域医療・地域社会に大きく貢献退院後の患者の受け入れ先• 医療機関の機能分化の方針等により、入院日数が短期化される• 信頼できる施設を希望するが、医療依存度が高い患者の受け入傾向にありれ先は限定的病院患者医心館医心館病院・主治医自宅介護施設• 医療・看護対応力あり• 但し、長期療養は短縮の方向• 看護・介護対応に加え、主治医との連携による医療対応も可能• 訪問看護・介護対応可能• 家族の身体的・経済的負担大• 介護対応力あり• 看護体制が整っていない場合あり• 家族の負担を軽減可能©Amvis Holdings, Inc.36病床の地域間格差• 高齢者人口当たりの療養病床は、医師数や他の病床数同様、西高東低の傾向であることを踏まえ、医療資源が相対的に少ない首都圏・東日本中心に展開• 入念な現地調査を行い、地域の医療ニーズの穴を探り当て、必要とされる場所に必要な役割の医心館を開設65歳以上人口当たりの地域別療養病床分布(病床/千人)主な開設地域約5倍302520151050森青手岩城宮田秋形山島福城茨木栃馬群玉埼葉千京東潟新山富川石井福梨山野長阜岐岡静知愛重三賀滋都京阪大庫兵良奈取鳥根島山岡島広口山島徳川香媛愛知高岡福賀佐崎長本熊分大崎宮道海北川奈神山歌和出所:総務省「人口推計」、厚生労働省「医療施設調査」2019年10月©Amvis Holdings, Inc.縄沖島児鹿37プラットフォームとしての医心館• 患者・地域社会・医療関係者の3者全てに利益をもたらす社会課題解決型事業• 地域ごとの医療ニーズに対応することで、地域医療に欠かせないプラットフォームになることを企図地域医療を支えるプラットフォームとしての医心館医療依存度の高い患者の受け皿退院調整・入院期間短縮・病院の疲弊軽減・採算性向上患者・家族病院医心館の利用患者の紹介医心館に対する評価主治医として訪問看護への指示・連携・患者紹介医心館医療費抑制及び医療の地域間格差の緩和シェアリング病床の提供地域社会©Amvis Holdings, Inc.主治医38サステナビリティ経営123社会課題への対応 / 環境保全人材コンプライアンス・ガバナンス社会への貢献多様性コンプライアンス推進体制地域医療への貢献ワーク・ライフ・バランスホットラインシステム資源への配慮能力開発その他©Amvis Holdings, Inc.39サステナビリティ経営 - 社会課題への対応 / 環境保全項目主な取り組み社会への貢献• 医心館のビジネスモデルの周知による入居者数・入居者層の拡大✓ 医療機関、居宅事業所、地域包括支援センター向けの個別見学会を実施• 毎年10施設以上を新規開設することによる地域雇用の創出✓ 各拠点の従業員は原則、各地域の居住者を採用✓ 看護師・介護士については派遣会社を利用せず、直接雇用地域医療への貢献• 医療ケア難民の受け皿として機能• 医療機関の在院日数短縮化に貢献し、地域医療の負担を軽減✓ 地域ケア会議、地域在宅医療システムの勉強会に参加し、各地域の問題点を把握・解消✓ 病院退院後に医療的ケアを提供できる施設として、地域包括ケア実現に向けて貢献✓ 22年9月期上半期は1,841人の看取りに対応資源への配慮• ペーパーレス化を推進• 食品ロスの削減を推進✓ クラウド会計システム、電子契約の導入、21年改定の電子帳簿保存法の対応促進✓ 施設で提供する食事はクックチル方式を導入©Amvis Holdings, Inc.40サステナビリティ経営 - 人材項目多様性主な取り組み• 女性が活躍できる組織体制を構築✓ 女性割合:~85%/~80%/~40%(全従業員/管理職/本社経営会議)• 幅広い世代の看護師が働ける環境を整備し、潜在看護師予備軍の受け皿として機能• 障害者雇用を促進し、ダイバーシティ推進を実施• 本社にて、拠点含めた全従業員の残業時間を管理し、定期的に残業時間が多い従業員に対して上長含め、対応策についてヒアリングを実施ワーク・ライフ・バランス• (本社のみ)リモートワーク制、フレックスタイム制を整備し、コロナ禍での働き方に柔軟に対応• 入職者/開設前オリエンテーション、拠点従業員との(対面/オンライン)面談、入職後/退職前アンケートを実施し、働きやすく、働き甲斐のある職場づくりを推進能力開発• 入職者/看護管理者研修を実施、必要な資格取得に向けた受講料や受験料の補助✓ 入職者:入職者/開設オリエンテーション、拠点OJT、拠点研修を実施✓ 看護管理者:拠点研修(約1か月)、管理者教育プログラム、多職種教育研修(コンプライアンス/感染対策)、管理者ミーティング、電話/webによるフォロー体制を実施©Amvis Holdings, Inc.41サステナビリティ経営 - コンプライアンス・ガバナンス項目主な取り組みコンプライアンス推進体制✓ 全職員に対して虐待や身体拘束等に関する理解を問うテストを定期的に実施✓ 入職時にインサイダーに関する研修を実施。新規開設時にはIR担当職員から直接説明を実施• 法令解釈及びインサイダーに関する内容の周知・徹底• 医師機能を外部化することにより、事業の透明性と公正性を担保ホットライン・システム• 拠点から社内外に対して相談できる体制を構築✓ 社内:本社看護介護部に社内ホットライン(相談窓口)を設置し、聴取状況により拠点指導、管理者への連絡、面談の実施、改善対応を実施✓ 社外:外部弁護士に直通の内部通報制度を整備• 個人情報の開示制度を整備その他• 反社会的勢力への対応として、取引の未然防止策及び即時契約解消できる体制を構築• 公正取引の徹底のため、贈答または接待を行う場合は、金額の多少にかかわらず、稟議承認が必要©Amvis Holdings, Inc.42ディスクレイマー本資料には、当社に関連する予想、見通し、目標、計画等の将来に関する記述が含まれています。これらは、当社が現在入手している情報に基づく、本資料の作成時点における予測等を基礎として記載されています。また、当該記述のために、一定の前提を使用しています。当該記述または前提は主観的なものであり、将来において不正確であることが判明したり、実現しない可能性があります。このような事態の原因となりうる不確実性やリスクは多数ございますが、詳細は、当社の決算短信、有価証券報告書をご参照下さい。なお、本資料における将来情報に関する記述は、上記のとおり本資料の日付時点のものであり、当社は、それらの情報を最新のものに随時更新するという義務も方針も有しておりません。【お問い合わせ先】株式会社アンビスホールディングス 財務部(IR担当)電話:03-6262-5085 / Email:ir_contact@amvis.co.jp©Amvis Holdings, Inc.43

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