ＩＴｂｏｏｋホールディングス（1447） – 2022年３月期通期業績予想との差異および剰余金配当（無配）に関するお知らせ

各 位 2022 年５月 16 日 会 社 名 ITbook ホ ー ル デ ィ ン グ ス 株 式 会 社 代 表 者 代表取締役社長 前 俊 守 （コード：1447、東証グロース）問合せ先 執行役員管理本部長兼 CFO 神 谷 修 司 （電話番号：03‐6264‐8200） 2022 年３月期通期業績予想との差異および剰余金配当（無配）に関するお知らせ 当社は、本日開催の取締役会において、2021 年５月 17 日付「2021 年３月期 決算短信」で発表いたしました 2022 年３月期の連結業績予想および配当予想と、本日発表の実績に差異が生じましたので下記のとおりお知らせいたします。 ましたので併せてお知らせいたします。 また、2022 年３月 31 日を基準日とする剰余金の配当（期末配当）について、下記のとおり決定し１．通期業績予想と実績の差異について （１）2022 年３月期連結業績予想と実績との差異（2021 年４月１日～2022 年３月 31 日） 売上高 営 業 利 益 経 常 利 益 親 会 社 株 主 に 帰属 す る 当 期 純 利益 １ 株 当 た り 当 期 純 利 益 百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭 前回発表予想（Ａ） 2021 年５月 17 日発表 実績値（Ｂ） 増減額（Ｂ－Ａ） 増減率（％） （ご参考） 前期実績 （2021 年３月期） 27,649 26,286 △1,366 △4.9 434 97 △337 △77.7 374 15 △358 △95.8 156 7.26 △873 △40.58 △1,029 ― ― ― 22,830 152 196 △358 △17.78 ※「1 株当たり当期純利益」につきましては、期中平均株式数 21,523,148 株（2022 年３月期）を用いて計算しております。 記 1 （２）理由 当社は、2018年10月１日、ITコンサル・システム開発・人材派遣業を中心とした「ＩＴｂｏｏｋグループ（当時代表取締役：恩田饒）」と、地盤事業を中心とした「サムシンググループ（当時代表取締役：前俊守）」の経営統合により設立され、約３年半経過しました。 その間、残念ながら、財務状況を顧みない度重なるＭ＆Ａや、数多くの新規事業開拓に目を向けた経営を行ってまいりました（詳しくは、弊社ホームページをご参照願います）。 その結果、グループの財務体力比過度となる多数の子会社創設、経験のない事業への進出による子会社の赤字計上となりました。 以下、連結業績予想の主な修正理由・内容となります。 ・営業利益、経常利益 ① 経験のない事業への進出に伴う赤字拡大 新規事業として立ち上げたＺＯＸ株式会社において、ＥＣモールの事業創設を目指し投資（人材採用・開発等）をしておりましたが、売上・利益は投資回収には程遠く、事業は閉鎖することとしました。結果として、2022 年３月期は赤字となりました。（営業損失：182百万円） 2021 年８月に株式状譲渡を行ったアパレル事業の株式会社三鈴において、当社グループとのシナジーによる黒字化を目指しておりましたが、新型コロナウイルス感染症の影響も大きく赤字となりました。（営業損失：111 百万円） その他新規事業としてＭ＆Ａや新規子会社を設立してきましたが、売上・利益とも結果が出ず赤字を計上しました。（営業損失：282 百万円（８社合計）） ② 過剰な売上目標を掲げたことによる、コスト増 ITbook テクノロジー株式会社・ＮＥＸＴ株式会社における、売上増が見えない中での多数の人材獲得による販管費の負担増、そして、過大な売上目標を掲げ、多数新規出店、増床したものの、売上が伴わず相対的にコスト増となりました。（営業損失：433 百万円） ① 2022 年２月 14 日付「特別損失の計上に関するお知らせ」および、本日付「特別損失（連結・個別）の計上に関するお知らせ」に記載のとおり、特別損失を計上したためであります。 ・親会社株主に帰属する当期純利益 （特別損失：828 百万円） ２．剰余金の配当（無配）について （１）2022 年３月期 期末配当の内容 基準日 2022 年３月期 １ 株 当 た り 配 当 金 00 円 00 銭 配 当 金 の 総 額 効 力 発 生 日 配 当 原 資 ― ― ― 2 決定額 直近の配当予想 前期実績 同左 未定 ― ― ― 2021 年３月期 00 円 00 銭 ― ― ― （２）理由 当社は、株主の皆様に対する利益還元を重要な経営課題の一つとして認識し、将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、期末配当として年１回の剰余金の配当を行うことを基本方針として考えおります。 しかしながら、2022 年 3 月期の連結決算は上記理由により、個別決算においては本日別途開示しております「特別損失（連結・個別）の計上に関するお知らせ」に記載のとおり、親会社株主に帰属する当期純利益は、大きく予想を下回る結果となりました。 現在、新経営陣のもと、株主の皆様への配当を目標に、組織再編（新規事業として立ち上げた赤字会社の統廃合・閉鎖等）を行い、2023 年３月期は黒字会社中心で利益を見込むグループ編成となります。下記、中期経営計画の数値を目標として利益剰余金の改善・積上げを図ってまいります。何卒ご理解賜りたくお願い申し上げます。 新経営陣の概要（2021 年６月 第３回定時株主総会にてご承認） 代表取締役社長 前俊守 社外取締役 塚本 勲 社外取締役 渡邊 美樹 取締役 松場 清志 取締役 石田 伸一 （３）中期経営計画（ご参考） とおり修正させていただきます。 <修正前> 2021 年 11 月 29 日付「事業計画及び成長可能性に関する事項」で公表している中期経営計画の数値に関しましては、上記予想の修正及び当社グループを取り巻く環境の変化を鑑み、以下の 2022年3月期 2023年3月期 2024年3月期 2025年3月期 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 27,649 434 － － 32,157 1,052 － － 26,286 28,500 売上高 営業利益 経常利益 97 15 当期純利益 △873 650 590 370 39,760 1,640 － － 34,400 1,000 900 500 － － － － 42,000 1,750 1,600 1,000 <修正後（予定）> 2022年3月期 2023年3月期 2024年3月期 2025年3月期 詳細に関しましては、本日別途開示しております「中期経営計画の変更のお知らせ」をご参照ください。 以上 3