ZUU(4387) – 2022年3月期 決算説明資料

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開示日時:2022/05/13 17:00:00

損益

決算期 売上高 営業益 経常益 EPS
2018.03 94,439 7,160 7,024 10.99
2019.03 131,782 18,260 17,669 24.82
2020.03 184,718 -10,685 -10,558 -22.11
2021.03 278,977 1,439 723 -67.91

※金額の単位は[万円]

株価

前日終値 50日平均 200日平均 実績PER 予想PER
1,212.0 1,396.2 1,757.51

※金額の単位は[円]

キャッシュフロー

決算期 フリーCF 営業CF
2018.03 7,828 7,897
2019.03 11,710 11,979
2020.03 -29,332 -28,377
2021.03 21,111 23,106

※金額の単位は[万円]

▼テキスト箇所の抽出

株式会社ZUU (東証マザーズ:4387)2022年3月期通期決算説明資料金融× I T でイノベーションを誰もが夢に向かって走ることができる世界を実現する目次01020304052022年3月期 通期業績2022年3月期 第4四半期業績ハイライト2023年3月期 通期業績予想新経営理念体系の策定とESG/SDGs方針AppendixCopyright© ZUU Co.,Ltd. | 2業 績エグゼクティブ・サマリ2 0 2 2 年 3 月 期 通 期 業 績2 0 2 3 年 3 月 期 通 期 業 績 予 想• 売上高 3,376百万円(前年同期比+21.0%)売上高は修正予想3,350百万円と同程度に着地• 売上高 3,717百万円(前年同期比+10.1%)売上高は二桁成長もオーガニック成長で達成可能な水準• 営業利益 △244百万円営業利益は修正予想△293百万円よりも大きく上振れ• 営業利益 372百万円営業利益は黒字転換し、過去最高益へ• 積極的な投資による赤字着地も成長投資なしEBITDAは362百万円で黒字• リテール・フィンテックのバーティカル・メディア構築が完了し、SEOの回復により、引き続き単体売上が成長見込み• リテール・フィンテックはGoogleコアアップデートの影響から回復。通期売上高 2,592百万円(前年同期比+29.5%)• 先行投資が2022年3月期で一巡。一時的に投下したメディア構築のコスト等が改善し、コスト構造が適正化• コーポレート・フィンテックは投資遅れの影響が響き、通期売上高は前年同期比微減も、第4四半期売上高は投資回収により326百万円(前年同期比+47.8%)と過去最高を記録• 2024年3月期以降も二桁成長ペースで増益を拡大見込み。過去の先行投資で構築した事業基盤の収益化を加速Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 3012022年3月期 通期業績Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 4業 績2022年3月期 通期連結業績サマリリテール・フィンテックが全体売上を牽引し、連結売上高は2,789百万円(前年同期比+21%増収)。営業利益は投資遅れやSEOの影響により赤字も、修正予想よりも約49百万円上振れで着地。売上高リテール・フィンテックコーポレート・フィンテック売上総利益販売管理費営業利益FY2021通期2,7892,0027872,0972,08214273構成比%100.071.828.274.882.30.59.8FY2022通期3,3762,5927832,4262,671△244構成比%100.076.823.271.879.1-(単位:百万円)YoY増減率+21.0+29.5+15.7+28.3–成長投資を除くEBITDA36210.7+32.3Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 5業 績2022年3月期 単体業績サマリ成長投資の影響でZUU単体では△53百万円の赤字。クラウドファンディング子会社は、ユニコーン社の減収が響き減収減益。ZUU単体FY2021 通期ZUU単体FY2022 通期YoY増減率クラウドファンディング子会社FY2021 通期クラウドファンディング子会社FY2022 通期YoY増減率売上高2,6803,310+23.5売上総利益1,9882,361+18.71131137878営業利益249△53-△170△196(単位:百万円)—Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 6業 績売上高・売上総利益・営業利益の四半期推移(単位:百万円)FY2020FY2021FY2022売上高の推移7695153846847228056563713781,0799327121Q2Q3Q4Q(単位:百万円)FY2020FY2021FY2022売上総利益の推移535529490540238234763709554(単位:百万円)FY2020FY2021FY2022営業利益の推移2Q202Q3Q313Q4Q1534Q△ 24△ 47△ 128△ 211△ 30△ 355923612931Q7649△ 1921Q1,20060001,00050002000-200-400Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 7業 績EBITDAの四半期推移第4四半期もコーポレート・フィンテックの広告宣伝費を中心に185百万円の積極的な成長投資を継続。通期での成長投資無しEBITDAは362百万円と黒字。(単位:百万円)EBITDA成長投資を除くEBITDAEBITDA 四半期推移3002000-100-200-300163110100775330838350295268225172156153△ 23△ 18△ 44△ 16△ 32△ 127△ 118△ 165△ 2081Q2020.32Q3Q4Q2Q3Q4Q2Q3Q4Q1Q2021.31Q2022.3成長投資の内訳185 百万円その他11IT人材35広告宣伝費139Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 8リテール・フィンテックの売上増もコーポレート・フィンテックへの広告宣伝費を中心する成長投資を優先し通期では赤字。業 績営業利益の増減要因(単位:百万円)Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 9業 績販売費及び一般管理費の四半期推移コーポレート・フィンテックの広告宣伝費、バーティカル・メディア構築の業務委託費への投資等により、第4四半期の販管費は798百万円(前年同期比+43.9%)に増加。第4四半期は過去最高の売上高を記録するも売上高販管費率は減少。来期はさらに改善見込み。販売費及び一般管理費の四半期推移売上高販管費率の四半期推移(単位:百万円)(単位:百万円)売上高(左軸)売上高販管費率(右軸)552015955201163838その他217217地代家賃56277141913626581911045215977548171064116402295279739218828123262262248259257303307274業務委託・外注費採用教育費広告宣伝・紹介費400人件費相当120010008006002008006004002004424105641531912221713383191648164414114483610011513001QFY20120%100%80%60%40%20%0%2Q3Q4Q2Q3Q4Q2Q3Q4Q1QFY211QFY2201QFY202Q3Q4Q2Q3Q4Q2Q3Q4Q1QFY211QFY22Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 10業 績貸借対照表の状況現金及び預金は1,035百万円、純資産1,195百万円と財務基盤は引き続き健全な状態を維持。2021年12月末時点2022年3月末時点流動負債768固定負債15純資産1,282現金及び預金1,124その他流動資産690固定資産250流動負債795固定負債15純資産1,195現金及び預金1,035その他流動資産750固定資産220自己資本比率:56.9%流動比率:236.2%自己資本比率:55.0%流動比率:224.4%Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 11022022年3月期 第4四半期業績ハイライトCopyright© ZUU Co.,Ltd. | 12業 績2022年3月期 第4四半期業績ハイライトリ テ ー ル ・ フ ィ ン テ ッ クコ ー ポ レ ー ト ・ フ ィ ン テ ッ ク• 第4四半期売上高はGoogleアルゴリズムの影響から回復し、前年同期比 +5.7% の 752百万円• 第4四半期売上高は第3四半期に実施したタクシーCM等の効果で、 前年同期比 +47.8% の 326百万円• 営業利益はバーティカル・メディア構築の一時費用が影響し、前年同期比 △51.9% の 190百万円• 営業利益は成長投資による広告宣伝費等の増加により、前年同期比 △86.1% の 8百万円• メディア・プラットフォーム訪問者数が大きく伸長し、月間 2千万UU 超え• 経営者向けメディア『THE OWNER』は、福岡に続き大阪で地方カンファレンスを開催。 2,314名 が参加• 金融系ワード関連Organic流入数が 1,573千UU になり、Googleコアアルゴリズムアップデート前の数値に回復・伸長• 『THE OWNER』会員を始めとする経営者リード総数は順調に増加し、17千人• 季節性による広告収益は例年ほど見込めなかったものの、送客収益の伸長によりARPUは 33百円台 に上昇• 第4四半期での受注単価の上昇により、直近1年間のARPAは 385百万円 と微増Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 13業 績四半期業績の推移リテール・フィンテックはGoogleアルゴリズムの影響から順調に回復。バーティカル・メディア構築のコスト効率も改善し、売上高営業利益率はQonQ+4.9%。コーポレート・フィンテックは第3四半期に実施した広告投資の回収により前年同期比+47.8%増収。リテール・フィンテックコーポレート・フィンテック(単位:百万円)売上高営業利益(単位:百万円)売上高営業利益80060040020007521908006004002000326 8-2001QFY211QFY22-2001QFY211QFY222Q3Q4Q2Q3Q4Q2Q3Q4Q2Q3Q4Q※ 各ドメインに紐づく直接費のみから集計。Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 14022022年3月期 第4四半期ハイライトリテール・フィンテック主要KPIの推移・トピックスCopyright© ZUU Co.,Ltd. | 15Retailリテール・フィンテック:金融領域を中心にメディアによるデジタル情報経済圏拡大自社メディア及び『MP Cloud』での他社メディア拡大によるメディア・プラットフォーム全体のユーザー数を拡大し、ユーザーニーズとマッチしたソリューション提供によるARPU向上を目指す。成長モデルメディアの成長(全体UU数増)ソリューション数(ARPU向上): 当社独自のメディアプラットフォームCMSシステム戦略・計画策定システム構築コンテンツ制作マーケティングマネタイズNTTドコモ様MONEY TIMESNTTドコモ様fuelleNTTドコモ様dmenuマネー大丸松坂屋百貨店様JPRIMEユーザー数拡大LeTech様YANUSY提携メディア(一部)メディア充実、連携メディアプラットフォームの拡大010203送客・広告金融商品・ウェビナー告知等、ユーザーニーズと企業ニーズのマッチング金融DX・デジタル店舗金融機関等のデジタル店舗設置と信用スコア開発等によるDX支援アドバイザー・マッチング富裕層向け資産運用コンサルティング「ウェルス・マネジメント」の提供等04有料会員会員向け質の高い金融関連コンテンツの提供Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 16Retailユーザー基盤、収益性ともに大きく伸長メディア・プラットフォーム訪問者数は月間2千万UUを突破し、ユーザー基盤は大きく拡大。ARPUは送客・広告売上が増加し、第4四半期で3千円台に上昇。訪問者数総会員数 / ARPU(単位:千UU)訪問者数(単位:千人)総会員数(左軸)ARPU(右軸)(単位:千円)25,00020,00015,00010,0005,000直近5年平均成長率48.2%20,660 12,564 12,816 10093 200150500157 160 150 153 145 139 134 126 3.33.0110 1.82.047 66 1.41.41.41.11.02.62.62.52.05.04.02.01.00.07,030 4,282 3,019 1,931 1,130 113 0FY14FY15FY16FY17FY18FY19FY20FY21FY222Q3Q4Q FY212Q3Q4Q FY222Q3Q4QFY201Q1Q1QCopyright© ZUU Co.,Ltd. | 17Retail送客関連流入はGoogleコアアップデートの影響から順調に回復2022年7月に行われたGoogleコアアップデートの影響を受け、金融系ワード関連のOrganic流入数が第2四半期から下落するも、SEO対策により順調に回復。第4四半期は過去最高の流入数に伸長。バーティカル化によるOrganic流入数全体の増加および領域別の流入数も拡大。金融系ワード関連Organic流入数の推移バーティカル領域別※Organic流入の構成比(単位:千UU)Organic訪問者数(2022年3月末時点)2,0001,6001,2008004000Googleコアアップデート6月 7月11月1,501 1,573 1,190 1,079 1,105 ライフスタイル2%人材・キャリア1.5%カードローン3%住宅ローン7%クレジットカード36%証券37%暗号資産・FX14%321 59 12 1Q2021.32Q3Q4Q2Q3Q4Q1Q2022.3※ 各領域でのバーティカル・メディア化により、『NET MONEY』『ZUU online』に加え、各バーティカル・メディアの数値も合算。Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 18Retailバーティカル・メディア化が順調に進捗各送客領域におけるバーティカル・メディアの立ち上げは一時的に積極的なコスト投下により順調に進捗し、今期でほぼ完了。来期以降は各バーティカル・メディアの運用フェーズに入り、収益化を推進。バーティカル・メディア戦略における進出領域送客・SEOのノウハウを複数領域で展開重点領域証券・銀行口座開設新規領域人材・キャリア暗号資産・FXクレジットカードカードローンライフスタイルふるさと納税住宅ローンバーティカル・メディアの立ち上げCopyright© ZUU Co.,Ltd. | 19032022年3月期 第4四半期業績ハイライトコーポレート・フィンテック主要KPIの推移・トピックスCopyright© ZUU Co.,Ltd. | 20Corporateコーポレート・フィンテック:SME中心に事業成長・資金調達・EXITまでトータル支援経営者向けメディア『THE OWNER』の成長とともに経営者リード総数は順調に増加。PDCAシリーズによる事業成長、クラウドファンディングによる資金調達など、顧客への様々なソリューションを提供し、企業成長をトータル支援。成長モデルメディアの成長(経営者リード数増)ソリューション数(ARPA向上)スタートアップ中小企業中堅企業メディアを通した経営者リード獲得企業規模を問わず企業経営者向けARPAを向上するソリューション02中小企業〜中堅企業向けスタートアップ〜中小企業向けスタートアップ向け03中堅企業向け01040102030405PDCA Engineering鬼速PDCAメソッドを用いた事業成長のための組織コンサルティングPDCA Cloud組織コンサルティングSaaSを提供し、業務標準化やKPI管理、オンボーディングを支援融資型クラウドファンディング融資型クラウドファンディングサービス『COOL』を用いた資金調達支援株式型クラウドファンディング株式型クラウドファンディング『Unicorn』での未上場企業向けエクイティ資金調達支援M&A仲介・マッチングメディアの法人会員及び顧客からのM&Aニーズに日本M&Aセンター社と連携対応Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 21Corporateメディア会員数及び経営者リード総数※1が順調に増加経営者向けメディア『THE OWNER』のPV数は、Googleコアアップデートの影響を受けて減少傾向も、会員数※1は順調に増加。ARPA※2は第4四半期では大きく上昇もFY2022全体では上期の広告投資の遅れが響き385万円(前年同期比△12%)。月間PV数 / 会員数経営者リード総数 / ARPA(単位:千PV)PV(左軸)会員数(右軸)(単位:千人)(単位:千人)経営者リード総数(左軸)ARPA(右軸)(単位:百万円)4,0003,5003,0002,5002,0001,5001,0005000221637千31272,598 4035302520151050201510504.10761193.1254226.00183.854.0016144.36132.00.0094232Q2020.31Q2021.31Q2022.33Q4Q2Q3Q4Q2Q3Q4Q2Q3Q4Q2Q3Q4Q2Q3Q4Q1Q2020.31Q2021.31Q2022.3※1 経営者向けメディア『THE OWNER』の経営者会員数および「PDCA Engineering」の勉強会・セミナーに登録した経営者等、当社が独自に取得した経営者の総リード数。※2 コーポレート・フィンテックの直近1年間の売上およびアカウント数から計測。「PDCA Engineering」の売上は。口頭合意から受注までのタイムラグを加味し、一定期間での口頭合意時で試算。Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 22Corporate関西での地方カンファレンス開催/地方企業への「PDCA Engineering」提供も拡大2022年3月、福岡に続き関西地方を対象に経営者向けメディア『THE OWNER』主催の地方カンファレンスを開催し、リード獲得を強化。また、関西みらい銀行と提携し、「PDCA Engineering」の提供拡大による地域経済活性化の支援を開始。関西での『THE OWNER』地方カンファレンスを開催関西みらい銀行と業務提携し、「PDCA Engineering」の提供を拡大サービス提供金融、組織の両面から成長サポート中小・ベンチャー企業ビジネスマッチング促進による地域経済活性化Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 23Corporateクラウドファンディングの累計案件数・累計調達額も堅調に推移『COOL』は会員獲得及び案件組成が堅調に推移し、四半期案件数としては過去最高の4件を組成。『Unicorn』は第4四半期で4件の案件を組成するも、案件の質と件数両立に向けて対外発信等を引き続き強化。融資型クラウドファンディング『COOL』株式投資型クラウドファンディング『Unicorn』(単位:百万円)累計調達額(左軸)累計案件数(右軸)(単位:件)(単位:百万円)累計調達額(左軸)累計案件数(右軸)(単位:件)600500400300200100030700507 172010600500400300200362 13292 10628355683151727458224191925212121 480 250 12QFY21177 71QFY221004311QFY216922Q3Q4Q2Q3Q4Q003Q4Q2Q3Q4Q1QFY22Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 2450403020100Corporateクラウドファンディングの新商品組成や対外発信を強化『COOL』はリテール・フィンテックのPWMと連携を強化し、貸付型私募ファンドの第2弾を2022年3月に組成・融資実行。『Unicorn』は案件組成のための対外発信を引き続き強化。ビジネスコンテスト第2弾の主催やテレビ東京等が運営するスタートアップ経営支援セミナーに登壇。COOL:商品ラインアップ・社内連携の強化Unicorn:自社でのビジネスコンテスト主催や他社イベント登壇プライベート・ウェルス・コンサルティング不動産事業ファンド総資産額 2,462億円償還投資貸付型私募ファンド返済貸付Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 25032023年3月期 通期業績予想Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 26通 期2023年3月期 通期業績予想2023年3月期は利益重視の方針で、営業利益は過去最高益の372百万円の見込み。一方、売上高営業利益率10%を超えた利益が出る場合は、今後の事業成長に投資をしていく予定。2023年3月期通期業績予想2022年3月期通期実績売上高営業利益3,7173723,376△244※ 2024年3月期以降も利益重視の方針は継続し、二桁増益していく見込み※ 売上高営業利益率10%を基準に、基準を上回る利益が出る場合は投資に投じる方針(単位:百万円)YoY増減率+10.1-Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 27通 期2023年3月期 営業利益の増減要因リテール・フィンテックのSEO回復、先行投資でのコーポレート・フィンテックの基盤構築による売上の成長、先行投資が一巡したことによるコスト構造改善等により、増益見込み。(単位:百万円)Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 28四 半 期2023年3月期 四半期業績推移予想第1四半期はコーポレート・フィンテックの投資回収の一部期ズレもあり、第2四半期よりも売上・利益ともに引き上がる見込み。Googleコアアップデートからの回復や先行投資によるユーザー(リード)規模拡大により、下期にかけて収益化が加速。売上高の推移営業利益の推移(単位:百万円)FY2020FY2021FY2022FY2023(単位:百万円)FY2020FY2021FY2022FY20231,5001,00050004002000△ 200△ 4001Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q※ 現時点での見込みであり、Googleアルゴリズムアップデート等の市場環境の変化により変動する可能性ありCopyright© ZUU Co.,Ltd. | 29基 盤事業基盤/KPIは大きく伸長2019年3月期から2022年3月期にかけた成長投資によりKPIは大きく伸長。広告宣伝費、業務委託費等も適正・効率化されることから着実な収益化を見込む。2019年3月期 2020年3月期2021年3月期2022年3月期◼ ユニークユーザー数※17,03012,56412,816約1.6 倍20,660(千UU)◼ オーガニックユーザー数※21,190約1.3 倍1,573(千UU)◼ 会員数※334110145約1.1 倍160(千人)◼ 総資産額(PWM)※41,484約1.7 倍2,462(億円)2022年3月期にバーティカル・メディアの立ち上げコスト等は発生するも、事業基盤は2021年3月期まででほぼ構築済みで既にカッシュカウとして全体を牽引。来期以降も同程度のオーガニック成長見込み。◼ ユニークユーザー数※57331,992約- 倍1,713(千UU)リテール・フィンテックフィンテックコーポレート・◼ 会員数※6◼ 経営者リード総数◼ CF累計調達額※7—-1-7-14-1610約2.3 倍約4.3 倍(千人)3717540約2.1 倍1,135(百万円)2022年3月期での成長投資により、経営者リード総数は約4.3倍に増加。来期は提供するソ(千人)リューションの強化等により収益化に取り組む。※1 『ZUU online』を中心とするZUUが運営するメディア・プラットフォーム全体のユニークユーザー数。※2 送客事業売上に関連するメディア・プラットフォームの月間オーガニックユーザー数。※3 『ZUU online』の総会員数。※4 プライベート・ウェルス事業のPWM会員の総背景資産額。※5 日本M&Aセンター社との合弁会社ZUUM-Aが運営する経営者向けメディア『THE OWNER』の月間ユニークユーザー数。※6 『THE OWNER』の総会員数。※7 クラウドファンディング事業全体の累計調達額。Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 30戦 略基本戦略:ユーザー基盤のネットワーク効果加速とソリューション拡充過去3年間のリテール向け、コーポレート向けの大型投資により構築したユーザー基盤にソリューションを提供する基本戦略は同様。個人基盤が厚くなることで、そこから調達をしたい法人や金融商品提供企業側の基盤が増加。今度は後者が集まるからこそ、その情報を求める個人基盤が厚くなるという相互ネットワーク効果を加速させ、提供するソリューションも拡充。リテール・フィンテックコーポレート・フィンテック金融DX・デジタル店舗送客・広告信用スコアアドバイザー・マッチング…etc.ソリューションを拡大メディア・プラットフォームのユーザー基盤個人法人(経営者)クラウドファンディングの投資機会提供などアドバイザーの紹介オウンドメディアの構築支援などクラウドファンディング…etc.ソリューションを拡大個 人 と 法 人 を つ な ぐプ ラ ッ ト フ ォ ー ム モ デ ルCopyright© ZUU Co.,Ltd. | 31戦 略リテール・フィンテックの事業基盤『ZUU online』『NET MONEY』及びバーティカル・メディアで獲得した金融・投資に興味関心の高いユーザーに多様なソリューションを提供。一定の基盤構築・収益化はできているため、今後はユーザー基盤へのソリューション強化・ネットワーク効果の強化を図る。バーティカル化◼ 証券・銀行バーティカル化◼ 暗号資産・FX◼ 不動産バーティカル化送客・広告バーティカル化◼ 住宅ローン金融DX・デジタル店舗信用スコア◼ 保険バーティカル化◼ カードローン2020年9月プライベート・ウェルス事業の開始アドバイザー・マッチング◼ 海外マイクロファイナンス◼ クレジットカード◼ 金融ポータルバーティカル化2020年4月資本業務提携◼ AI・開発2021年4月資本業務提携2021年6月資本業務提携Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 32戦 略コーポレート・フィンテックの事業基盤経営者向けメディア『THE OWNER』で獲得した経営者会員を基盤に、経営全般、事業、人事・組織、ファイナンス、IRなどのソリューションを提供。今後は各領域のソリューション強化・顧客への提供価値拡大により、各領域での事業拡大を図る。◼ 経営・事業支援鬼速CXOGrowth Survey鬼速CHRO鬼速PDCA for IR◼ 既存事業成長◼ 経営コンサルティング◼ 人事・採用サービス化サービス化2019年4月事業開始◼ 会議改善SaaS◼ 組織開発SaaS◼ IPO2021年9月新規リリース2018年9月新規リリース◼ 組織マネジメントサービス化サービス化◼ 融資型◼ 株式投資型クラウドファンディングクラウドファンディング2019年8月株式譲渡・子会社化2020年12月日本保証と業務提携2019年12月資本業務提携◼ 資金調達支援Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 33戦 略オーガニック成長に向けた重点取り組み厚くなった基盤をベースにネットワーク化が加速し、データが拡充。それにより、リテール側とコーポレート側での商品情報の取得コストや顧客獲得・資金獲得コストの圧縮、データによる商品ニーズの把握等が行えるようになり、金融トランザクションがさらに加速されていく。リテール・フィンテックコーポレート・フィンテック投資家企業/金融機関データ・トランザクションに基づいた商品情報・投資機会の提供顧客獲得/資金調達コストの最小化、顧客データ活用による商品組成金融トランザクション需要・供給のマッチング、フィンテックサービスによる取引コスト最小化Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 34戦 略M&A/出資戦略によるインオーガニック成長オーガニック成長に加え、M&Aや出資等の積極的な推進により非連続な成長を目指す。M&A/出資等では、2023年3月期以降における中長期の持続的な事業成長に向けた土台づくりを優先。サービス領域ターゲット想定事業シナジー実績フィンテックサービスメディアのユーザー基盤を活用し、ユーザーにさまざまなFintechサービスを提供し、ユーザーの利便性やARPUを向上。金 融 ・ I T 領 域フィンテックメディア(Webメディア)他社メディアのユーザー基盤を取り込みつつ、当社メディア運営のノウハウを活用して他領域のメディア事業を拡大・収益化。ファイナンスプレイヤー(IFA・金融仲介業・金融機関など)メディアのユーザーに金融商品の仲介・投資助言を実施。メディアプラットフォーム上で金融サービスの提供を実現。その他JV設立による新領域での事業開発。Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 3504新経営理念体系の策定とESG/SDGs方針Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 36理 念持続可能な社会の実現に向けて、ZUUグループの理念体系を整備持続可能な社会の実現に向けて、創業時のMV(ミッション・ビジョン)の経営理念体系を見直し。新たに自社の社会的存在意義(= パーパス)、経営課題(=マテリアリティ)として理念体系を整理。M I S S I O N世界に、熱を。人に、可能性を。V I S I O N90億人が平等に学び、競争し、夢に挑戦できる世界の実現環 境E n v i r o n m e n t• 地球温暖化対策• エネルギー使用量の削減×社 会S o c i a l企 業 統 治G o v e r n a n c eו 多様な働き方、ダイバーシティ• 従業員の能力開発• 取締役の構成• 倫理規定、コンプライアンス新たな理念体系パーパスー Purpose ーマテリアリティー Materiality ーCopyright© ZUU Co.,Ltd. | 37理 念ZUUグループの新経営理念持続可能な社会の実現に向けて、創業時からのMV(ミッション・ビジョン)を見直し。新たに自社の社会的存在意義(= パーパス)として、これまでのミッション、ビジョンを包括する形で策定。Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 38ESGZUUグループのマテリアリティ新しく策定した理念(パーパス)で掲げた社会、会社像を実現するために、解決すべき6つの経営課題(マテリアリティ)を特定。事業を通じて当社が解決すべき社会課題、そのために当社のあるべき組織を整理。事業を通じた社会課題の解決ZUUの組織・人材・仕組み3人生100年時代に個人の資産寿命を伸ばすために。金融DXによる情報格差解消と投資促進で、挑戦を支援する。持続可能な経済成長のために。金融と事業のプラットフォームを提供し、お金を正しく循環させる。toCtoB124持続的な社会を創るために。個人・企業・社会課題の間を投資で繋ぎ、様々な挑戦を支援し、また気候変動対策等のインパクト投資を加速させる。産業イノベーション創出のために。セキュアなテクノロジーを活用した、金融プラットフォームの基盤を構築する。56働きがいを高めるために。多様な人材ひとりひとりに、挑戦する機会が与えられた組織をつくる。自分の夢や人の夢に熱狂し、心から応援し合うために。すべてのステークホルダーの夢を叶え合い、持続的に創造する価値を共有する。Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 39ESGマテリアリティとSDGsの関係特定したマテリアリティの解決に取り組むことで、SDGsに関連した社会課題を積極的に解決する経営を推進。ソーシャル・インパクト事業を通じた社会課題の解決ZUUの組織・人材・仕組み当社が積極的に解決すべき社会課題SDGsとの関係⚫ 貧困問題の解消(資産形成による収入機会獲得)金融行動を促すことにより、お金の流通を加速させ、全世界的に貧困を解消していく⚫ あらゆる不平等な機会の解消– 貧困や格差が生じることで人生の選択肢が限定化されている人々に対して、平等な機会を提供– 金銭面での自立によるジェンダーを問わない活躍機会の創出⚫ 金融教育の普及金融教育を促すことにより、人生100年時代における資産形成を支援⚫ DXによる働きがいと経済成長の実現– 中小企業を中心とした組織・事業改善による経済成長を実現– 企業のDXを、データとコンテンツの力で実現⚫ サステナビリティに対する正しい理解の促進メディア・プラットフォームを通してSDGsに代表される社会課題について正しい情報を提供し、正しい理解と、社会課題解決に資する行動をとるように促すtoC人生100年時代に個人の資産寿命を伸ばすために。金融DXによる情報格差解消と投資促進で、挑戦を支援する。働きがいを高めるために。多様な人材ひとりひとりに、挑戦する機会が与えられた組織をつくる。3持続的な社会を創るために。個人・企業・社会課題の間を投資で繋ぎ、様々な挑戦を支援し、また気候変動対策等のインパクト投資を加速させる。56toB持続可能な経済成長のために。金融と事業のプラットフォームを提供し、お金を正しく循環させる。自分の夢や人の夢に熱狂し、心から応援し合うために。すべてのステークホルダーの夢を叶え合い、持続的に創造する価値を共有する。124産業イノベーション創出のために。セキュアなテクノロジーを活用した、金融プラットフォームの基盤を構築する。Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 40ESGコーポレート・ガバナンス体制を強化ESG観点を含め、ガバナンスの更なる強化による企業価値向上を目指し、経営の透明性・客観性の強化を目的に、監査等委員会設置会社へ機関設計を変更(2022年6月開催の株主総会での承認決議が前提)。株主総会選任・解任選任・解任監督機能指名・報酬委員会◼ 取締役会監督・一部権限移譲執行機能監査・監督連携取締役監査等委員会会計監査人報告監査指揮・監督内部監査室内部監査経営会議指揮・監督各カンパニー・子会社体制における変更点① 監査役会設置会社から監査等委員会設置会社に移行② 独立社外取締役(監査等委員である取締役含む)が取締役会の過半数を占める構成に変更③ 社外取締役が委員長及び過半数を占める任意の指名・報酬委員会を設置などCopyright© ZUU Co.,Ltd. | 41ESG事業におけるサステナブルな取り組み(再掲)事業においては『ZUU online』や『NET MONEY』を通じ、金融リテラシー向上のための情報を提供。また、株式投資型クラウド・ファンディングの売上の一部を「新型コロナウイルス緊急支援基金」に寄付などを表明。金融リテラシー向上のための情報提供Unicorn案件におけるコロナ基金への寄付投資未経験者や個人投資家の金融リテラシー向上お金の不安をなくし個人の自己実現や生活の質向上に貢献売上の10%を日本財団の「新型コロナウイルス緊急支援基金」に寄付運営メディアを通して、金融リテラシー向上のための情報提供を実施。人生2020年6月に募集した第5号案件では、成立した場合、売上の10%を新型コロの選択に重要な役割を果たす「お金」に関する知識を誰もが身につけ、自己ナウイルス対策の緊急支援基金に寄付を表明。その他、今後はサステナブ実現しやすい社会の実現を目指す。ル・ファンド組成なども検討。Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 42ESG事業におけるサステナブルな取り組み(再掲)近年、日本の労働人口の7割を占める中小企業の生産性向上が国としても課題に。当社ではスポーツクラブネットワークを通じ中小企業の生産性の向上と地方創生を支援。中小企業における生産性の課題スポーツクラブを通じた中小企業への支援中小企業大企業20001600120080040001002000801600601200408002040000100806040200製造業建設業運輸業、郵便業卸売業、小売業教育、学習支援業情報通信業不動産業、物品賃貸業学術研究、専門・技術サービス業医療、福祉宿泊業、飲食サービス業生活関連サービス業、娯楽業サービス業(他に分類されないもの)製造業建設業情報通信業運輸業、郵便業不動産業、物品賃貸業卸売業、小売業教育、学習支援業学術研究、専門・技術サービス業医療、福祉宿泊業、飲食サービス業生活関連サービス業、娯楽業サービス業(他に分類されないもの)従業員割合累積[%]労働生産性[万円/人]※出典:中小企業庁中小企業の働き方改革・生産性向上✕ スポーツクラブスポーツクラブを通じた地方創生地域に密接に関わるスポーツクラブとの連携を強化。クラブの組織改善やそのスポンサーである中小企業の生産性を向上させ、地方創生にも貢献。今後もさらにパートナーの拡大を予定。Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 43ESG人事・組織におけるサステナブルな取り組み(再掲)自由な働き方が選択できる人事制度の創設や従業員への能力開発やインナー・コミュニケーションの機会の提供などの施策を実施。従業員がより働きやすく、自身の能力を伸ばせる環境を構築。自由な働き方の選択肢従業員の能力開発等の機会の提供新人事制度等級制度評価制度報酬制度マネジメントタイプ(Z職)エキスパートタイプ(E職)契約エキスパートタイプ(CE職)契約職タイプ(CZ職)PDCA Academiaの実施2020年5月より新人事制度を創設。個々のキャリアや希望する働き方に合わ従業員の能力開発として、ZUUの鬼速PDCAメソッドを習得する研修せて選択できる職種を複数設置。CE職では、育児による時短、地方在住の『PDCA Academia』を実施。また、半期に一度『ZUU Award』として全社従業員など、さまざまな背景でも正社員と同様の働き方ができる制度を設置。総会で社員を表彰。インナー・コミュニケーションを活発化する施策を継続。Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 4405AppendixCopyright© ZUU Co.,Ltd. | 4505Appendix会社概要Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 46概 要メディア・プラットフォームを中心とするZUUの生態系個人・法人向けのメディア・プラットフォームで集めたユーザーに対してさまざまなソリューションを提供し、ARPU、ARPAの向上を図る。メディア・プラットフォームソリューション個人メディア構築基盤法人(経営者)リテール・フィンテックフィンテックコーポレート・送客・広告金融DX・デジタル店舗アドバイザー・マッチングなどクラウドファンディングなどユーザー基盤を活用し、ソリューションのラインナップを拡充。ARPUを高めることで収益の最大化を図る。メディアによる経営者リード獲得から、法人向けにPDCAによる経営・事業支援、クラウドファンディングによる資金調達の支援等を提供。Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 47概 要金融分野のDXとプラットフォーム創出を通じて金融再創造を目指す(再掲)金融領域のデジタルシフトをZUUが支援リテール・フィンテックコーポレート・フィンテック金融商品カスタマージャーニーの特徴企業と金融機関でのサービス・ギャップ購買金額の大きさオンライン完結が難しく、カスタマージャーニーが長くなる企業を取り巻く課題はコロナでより複雑化し既存の金融機関では解決しきれないECが代替(例:Amazon・楽天・メルカリなど)不動産売買住宅ローン生命保険投資信託株式・債券洋服美容グッズ家電食品書籍日用品「店舗」と「人」が購買判断をサポート学習コストの大きさ(金融商品の購買に必要な前提知識や経験)ソリューション提案融 資財 務M & A売 上財 務人 材融資以外についてはアドバイスを求めないE S GD X中小企業が重要な経営課題について、相談を実施できていない理由多くの企業経営者が課題を適切に解決できる相談相手を見つけられていない適切な相談相手とのつながりがないから相談相手の能力がわからないから相談に係る費用負担が生じるから社内で十分に解決が可能だからその他近日中に相談を行う予定がある49.8%15.5%14.4% 12.1%0%50%100%※ 出典:野村総合研究所「中小企業の経営課題と公的支援ニーズに関するアンケート」Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 48概 要FY2022事業成長に向けた取り組み(再掲)2022年3月期は改めて当社のコア・バリューである「ファイナンス」を軸としたサービスドメインに変更し、既存事業を再編。個人、法人、各領域での“金融再創造”に向けた取り組みを推進。KPI取り組み• ユーザー数ユーザー数の増加• メディア・ラインナップやコンテンツ・ラインナップの拡充による• ARPUソリューションの拡充• 自社開発およびM&A/資本業務提携によるフィンテック・• 累計資産額• アライアンスによる富裕層ネットワークの拡大• 金融機関連携による新規プロダクト開発• 経営者リード総数獲得• 積極的なマーケティング投資による経営者リード(法人リード)数の• ARPA• 累計調達額• 新SaaSプロダクトの提供価値向上の開発• 戦略コンサルティング・チームの採用強化• カスタマーサクセスの強化• アライアンス・ネットワーク構築による案件獲得効率化• ESGなどさまざまな観点での案件バリエーションの拡大• 企業の資金調達ニーズの獲得リテール・フィンテックフィンテックコーポレート・toC領域の提供価値フィンテック・サービスによる投資・資産形成の支援toB領域の提供価値ファイナンスを含めた事業成長支援Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 49概 要金融再創造の実現に向けた経営体制(再掲)金融およびIT両面で経験豊富な経営体制により、金融再創造を促進。さらなる企業価値向上を目指す。▎ 取 締 役冨田 和成代 表 取 締 役• 一橋大学卒業。シンガポールマネジメント大学 ビジネススクールMWM修了•IT関連で起業後、新卒で野村證券に入社し、本社の富裕層向けプライベート・バンキング業務、ASEAN地域の経営戦略等を経験• 金融、IT両面の知見を有し、独自に体系化した「鬼速PDCA」経営を確立原田 佑介取 締 役• 早稲田大学卒業• 株式会社ベンチャー・リンクにて中小企業の経営コンサルティング業務に従事後、株式会社ディー・エヌ・エーにて月間数億円規模のゲーム創出に貢献• 2014年当社入社。ITビジネスに精通し、創業からメディアプラットフォームの成長を牽引樋口 拓郎取 締 役• 上智大学法学部卒業• 株式会社リクルートにてIT事業子会社の立ち上げに従事後、株式会社カカクコムにて食べログの事業開発・マーケティング部門を担当• 2016年当社入社。エンジニア組織の拡大をリードし、人事・組織開発部門を管掌五味 廣文社 外 取 締 役• 東京大学法学部卒業。ハーバード大学ロースクール(LL.M.)修了• 大蔵省(現 財務省)入省。金融庁検査部長・局長、監督局長、金融庁長官を歴任• 2019年当社取締役。日本の金融行政に精通松尾 泰一社 外 取 締 役• 東京大学経済学部卒業。ハーバード大学ハーバード・ビジネス・スクール(AMP)修了• 日本長期信用銀行入行、通産省出向• 伊藤忠商事入社。日本オンライン証券(現カブドットコム証券)を設立• イーバンク銀行(現楽天銀行)創業、代表取締役就任藤田 勉社 外 取 締 役• 一橋大学大学院修了、博士(経営法)• 山一證券で日本株ポートフォリオマネージャーを務め、シティグループ証券在籍中の2006年から日経ヴェリタス人気アナリストランキング日本株ストラテジスト部門5年連続1位を獲得• シティグループ証券取締役副会長、経済産業省企業価値研究会委員などを歴任Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 50概 要会社概要◼ 社名株式会社ZUU(ZUU Co.,Ltd.)◼ 住所東京都目黒区青葉台3-6-28 住友不動産青葉台タワー9F◼ 代表者代表取締役 冨田 和成◼ 設立2013年4月2日◼ 従業員数126名(臨時雇用除く、2021年12月末時点)• アッパーマス〜富裕層向けメディア・プラットフォームの運営• 金融機関向けDX支援◼ 事業内容(子会社含む)• SMB向け組織マネジメントSaaS・コンサルティングの提供• 各種クラウドファンディングサービスの運営• その他(単位:百万円)4,0003,0002,0001,00002017年3月期2018年3月期2019年3月期2020年3月期2021年3月期2022年3月期売上高営業利益純利益総資産729△15△4666278%714472578%9441,3171,8472,7893,376(単位:百万円)182107△10614△244△92△343△2001,2381,3542,0532,036自己資本比率80%63%63%60%Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 51概 要先行投資による高成長を実現2022年3月期までは売上高成長を目標に年平均成長率(CAGR)78.6%の高成長を継続。年平均成長率78.6%(2015年3月期-2022年3月期)(単位:百万円)4,0003,0002,0001,0000FY2015FY2016FY2017FY2018FY2019FY2020FY2021FY2022Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 5205Appendix事業概要Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 53事 業ZUUが取り組む「金融再創造」 (再掲)個人・法人の各分野で、間接的・直接的にB/S支援のソリューションを増やし、ZUUプラットフォームを介した金融サービスのネットワークを構築。既存の金融機関が抱える高コスト体質を改善し、新たな金融DXを促進。個人富裕層/投資家富裕層Z U U プ ラ ッ ト フ ォ ー ム法人企業/経営者リテール・フィンテックコーポレート・フィンテック間接支援間接支援スタートアップ直接支援直接支援個人投資家ウェルス・マネジメント信用スコア中小企業中堅企業Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 54事 業既存の金融機関の機能(再掲)既存金融機関の機能は個人向けと法人向けに大別。個人資産が間接的に、また直接的に法人へ還流し、利回りや値上がり収益として個人に還元される。個人富裕層/投資家富裕層個人投資家金 融 機 関 の 機 能法人企業/経営者リテール・バンキングコーポレート・バンキング保険商品提案M&A・事業承継スタートアップ投資・資産管理ビジネスマッチングローン貸付ファイナンス・融資相続経営支援中小企業ライフプランニングシンクタンク預金・引出送金・決済預金・引出送金・決済中堅企業Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 55事 業金融業界のトレンド:法改正(再掲)フィンテック企業の台頭から金融関連法の規制緩和や変更が相次ぎ、新型コロナの感染拡大によって本格化。金融ビッグバン以来の変革期へ突入。現在、金融サービス仲介業免許についても取得中。金融サービス仲介業のモデルセキュリティ・トークン・オファリング金融サービスをワンストップで提供?セキュリティ・トークン・オファリング(STO)銀行証券会社保険会社金融サービス仲介業銀行サービス証券サービス保険サービス金融サービスの提供顧客第一項有価証券第二項有価証券国債地方債信託受益権社債株券集団投資スキーム持分電子記録移転権利改 正 金 商 法 に お け る 規 制 対 象 の 変 化証券的な性質を持った「トークン」を発行し、投資家から資金を募るコストが安価なため、小口案件や従来は対象とみなされてこなかったプロジェクトなどを証券化でき、投資対象が拡大有価証券の性格を持つセキュリティートークンは「電子記録移転権利」として第一項有価証券に該当50名以上に電子記録移転権利の取得を勧誘すると「募集」に該当し、発行価額の総額が1億円未満の場合などを除き有価証券届出書の提出と目論見書の作成が義務付けられるトークン発行による金融商品の多様化や市場の拡大Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 56事 業金融業界のトレンド:フィンテックサービスの台頭(再掲)ウィズコロナ、アフターコロナにおいて金融機関の持つ機能は細分化され、フィンテックサービスによる代替が加速。さまざまな分野でテクノロジーによるサービスのオンライン化・効率化が進む。金 融 機 関 の 機 能 と 代 替 す る フ ィ ン テ ッ ク サ ー ビ スリテール・バンキングコーポレート・バンキング保険商品提案ローン貸付投資・資産管理預金・引出送金・決済ネット保険、保険比較サービス、リスクマネジメント株式投資型クラウド・ファンディング、STO、事業性AIスコアソーシャルレンディング、オンライン小口融資融資型クラウド・ファンディング、オンライン小口融資ネット証券、オンライン資産管理、ロボアドバイザービジネスマッチングサイト、ダッシュボードネオバンク、PFM、仮想通貨クラウド給与・経費管理、給与前払いサービスモバイルウォレット、P2P送金、スマートペイメントモバイルPOS、EC決済、オンライン送金投資銀行ファイナンス・融資経営支援預金・引出送金・決済Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 57事 業金融業界のトレンド:金融機能のリバンドル化・アンバンドル化(再掲)金融業界のリバンドル・アンバンドルも加速。異業種からの参入や大規模プラットフォーマーの金融分野への進出が増加し、従来は金融サービスを提供していなかったプレーヤーもスーパーアプリなどのプラットフォームの顧客接点を軸に大きなシェアを獲得。金融のリバンドル・アンバンドル化スーパーアプリの台頭金融のオンライン化中国最大のキャッシュレス決済アプリ『Alipay』従来の金融機関ネット銀行・証券金融のアンバンドル化P2PレンディングモバイルペイメントPMF融資決済資産管理金融のリバンドル化P2PレンディングモバイルペイメントPMF通 信教 育金 融E C交 通旅 行※出典:Alibaba Japanサイト内サービスページより引用少額投資資産運用顧客決済機能+α金融仲介サービス少額ローン保険決済のみならず投資やローン、保険などの金融サービス仲介の中心にCopyright© ZUU Co.,Ltd. | 58事 業金融機関が抱える課題:コスト増、利益率の低下(再掲)金融機関は近年の超低金利政策により収益率が低下。店舗の維持費や人件費などが重くコストが上昇する一方、フィンテック企業等の新規競合参入の影響で提供サービスの領域は拡大。人員削減ができない構造上の課題も。顧客の求めるサービスレベルも高まっており、サービスの幅と質の向上が求められる。金融機関の構造銀行の業態別業務粗利率の推移超低金利政策既存の金融機関の構造従来の金融機関提供サービス日本銀行利益コスト縮小拡大売上法人融資経営支援資産管理ローン貯蓄決済フィンテック競合顧客店舗従業員都市銀行地方銀行(単位:千億円)(単位:千億円)56535373%71%4865%4566%68%68%3534403763%3231605040302010061%60%55%60503020100業務粗利益経費率業務粗利益経費率※出典:一般社団法人全国銀行協会「全国銀行財務諸表分析2019年度決算」より弊社で作成Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 59事 業金融機関が抱える課題:ビジネスモデルの転換(再掲)複数の外部要因により金融機関は個人、法人の両面でビジネスモデルの進化を迫られている状況。リテール・バンキングの課題コーポレート・バンキングの課題デジタルネイティブの若年層顧客の増加フィンテックの競合参入経営者の高齢化による事業承継ニーズの高まり多くの分野での競合参入超低金利政策による収益率の悪化高齢者の保有資産増加による凍結資産新型コロナウイルス感染拡大に伴うDXニーズの高まり政府による法律の規制緩和12ビ ジ ネ ス の デ ジ タ ル 化企 業 の デ ジ タ ル 化 推 進 支 援多 様 な 属 性 の 個 人 に 向 け た新 た な ビ ジ ネ ス 領 域 の 確 率多 様 な ニ ー ズ に 応 え るソ リ ュ ー シ ョ ン 提 案 の 強 化12Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 6005Appendix:事業概要リテール・フィンテックCopyright© ZUU Co.,Ltd. | 61事 業既存の金融機能の再創造:リテール・フィンテック(再掲)リテール・バンキング領域は当社では「リテール・フィンテック」として再創造。『ZUU online』や『NET MONEY』の金融に関心の高い月間1,900万人以上のユーザーに対し、資産コンサルティングや信用スコアビジネスを展開。個人富裕層/投資家金 融 機 関 の 機 能 (リテール・バンキング領域)リテール・フィンテック金融機関間接支援富裕層月間約1900万人が訪問するメディアプラットフォーム集客した個人へのサービス提供個人投資家ウェルス・マネジメント直接支援信用スコア保険商品提案投資・資産管理ローン貸付相続・ライフプランニング送金・決済・引出等Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 62事 業金融メディアプラットフォーム『ZUU online』のユーザー属性(再掲)会員数15万人以上の国内最大級の金融経済メディア。個人投資家だけでなく、経営者等のエグゼクティブ層やマネジメント層から支持を得るフィンテックサービスの基盤。ZUU onlineとはZUU onlineの会員属性国内最大級の金融経済メディアプラットフォームコロナ禍では会員向け金融・不動産のオンラインセミナーも多数開催15万人の会員に対しクラウドファンディングへの投資機会を提供4人に1人がエグゼクティブ層マネジメント層25.7%※出典:ZUU online 会員出現率調査2020年3月(n=11,612)Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 63事 業ターゲット市場規模:広告・送客(再掲)現在の当社事業領域である金融の広告関連市場では豊富なノウハウと実績を有する。今後は、さらに拡大する金融関連の手数料市場にも直接進出を予定。金 融 機 関 関 連 市 場 規 模 の 外 観広告関連の手数料市場※2約1.2兆円金融関連の手数料市場※1約20兆円今後の金融関連市場に関する政府の目論見2020年7月17日、政府は第41回未来投資会議を開催し、金融分野の国内総生産を25兆円とすることを目指すと発表。(2018年時点では22兆8,000億円)フィンテックの実用化や民間事業者の金融関連業務デジタル化などの施策を積極的に進める方針。※1※22021年3月17日発表の日本銀行『資金循環統計』より2020年末時点の個人(家計部門)の金融資産残高1,948兆円に仮で1%を乗じ当社で計算2021年2月15日発表の電通調査レポート『 2020年 日本の広告費』の日本の総広告費6兆1,594億円に仮で20%を当社で計算Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 64※出典:首相官邸『未来投資会議(第41回)配布資料』の 令和2年度革新的事業活動に関する実行計画案より事 業『MP Cloud』によるマーケティング・事業支援(再掲)『ZUU online』を支えるCMSをSaaSとしてエンタープライズ中心に提供。『ZUU online』とのSSO連携による相互送客可能なメディアプラットフォームとして、メディア構築からコンテンツ・マーケティングを支援。メディアのカスタマーエクスペリエンス向上フローメディア事業の新たな展開マーケティングインサイドセールスフィールドセールス• 集客施策• PR• SEO• メディア• 運営• 広告運用• データ管理• ツール活用• インサイド• セールス• 営業効率化• セールステックインバウンドSEO/SEMSNSパートナー既存顧客紙媒体イベント問い合わせメディア記事コンテンツeBook特集ページ会員化レコメンドアウトバウンドメルマガテレマーケティングDM営業組織効率化セミナー誘導個別相談資料請求組織改善営業研修営業支援採用支援リードジェネレーションリードナーチャリング金融不動産その他業界IFA自動投資不特法STO等スコアリングセールスマーケティングHorizontal SaaSとして『MP Cloud』をベースとしたメディア構築から、集めたユーザー基盤に対して各社業種に合わせた事業開発も支援。金融・不動産だけでなく、業種を問わずメディアから事業構築までを手がけることが可能。Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 65事 業ターゲット市場規模:金融DXおよび不動産DX (再掲)金融DXの国内市場規模は2019年から2030年にかけて3.9倍、不動産DX市場は5.6倍に増加。新型コロナウイルス感染症の影響により、デジタル化への投資が加速。金融DXの市場規模(投資金額)と成長不動産DXの市場規模(投資金額)と成長2019年度2030年度2019年度2030年度1,510億円5,845億円160億円900億円※1※2※1 ※2 2020年10月23日発表の富士キメラ総研『2020 デジタルトランスフォーメーション市場の将来展望』より引用Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 66事 業ウェルス・マネジメント(アドバイザー・マッチング) (再掲)『ZUU online』運営で培った金融専門家との豊富なネットワークを生かし、ファミリーオフィス事業への進出と独自ポジションを確立。今後は資産データや管理情報をアドバイザーとつなぐプラットフォームを構築予定。マーケット分類▎ウェルス・マネジメント事業の概観プライベート・ウェルス・メンバーズ約1,000名のアドバイザーから専門のチームを組成超富裕層富裕層準富裕層アッパーマス層マス層人的資本事業資本固定資本金融資本▎今後の展開エンジェル投資家M&Aマッチングの専門家不動産投資専門家資産運用会社・有名税理士PWMプラットフォーム今後は顧客資産管理をワンストップでオンラインで完結できるプラットフォームの構築を予定データを元に最適なアドバイザーをマッチング個人の資本価値向上支援を行う顧客データPWCアドバイザーCopyright© ZUU Co.,Ltd. | 67事 業ファミリーオフィスの概観(再掲)ウェルス・マネジメント事業では、『プライベート・ウェルス・メンバーズ』という会員組織を構築し、ファミリーオフィスのサービスを提供。さまざまな支援プレイヤーの機能をZUUが包括的に支援。国内富裕層の資本支援とファミリーオフィスの概観4つの資本4つの資本支援プレイヤーファミリーオフィスの概観経営者資産家開業医…etc.人的資本健康人脈・信用知識・スキル事業資本自社株経営支援M&A固定資本不動産車絵画金融資本現金保険有価証券– クリニック– 経営者– サロン– M&A仲介– 経営コン– サルタント– 不動産– 投資会社– 百貨店– 銀行– 証券会社– 資産管理会社リスクマネジメント不動産法律相談国内では包括的に支援するプレイヤーは少数ファミリーファミリーオフィス芸術作品収集ヘルスケア税金投資資産運用資産管理会計事務管理Copyright© ZUU Co.,Ltd. | 68事 業金融サービス仲介業取得により、さらなるサービス強化へ(再掲)21年11月からスタートした「金融サービス仲介業」のライセンス取得に向け、社内体制を構築中。会員基盤構築を進めてきたPWM会員に対して金融サービスを仲介し、ユーザーへの提供価値を向上させることで収益基盤を強化。金融サー

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