トヨタ自動車(7203) – 2022年定時株主総会招集通知

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開示日時:2022/05/16 08:00:00

損益

決算期 売上高 営業益 経常益 EPS
2018.03 2,937,951,000 239,986,200 244,581,000 166.56
2019.03 3,022,568,100 246,754,500 241,670,200 129.02
2020.03 2,992,999,200 244,286,900 245,757,400 145.9
2021.03 2,721,459,300 219,774,800 217,849,100 158.93

※金額の単位は[万円]

株価

前日終値 50日平均 200日平均 実績PER 予想PER
2,412.0 2,117.16 1,952.332 10.69 11.5

※金額の単位は[円]

キャッシュフロー

決算期 フリーCF 営業CF
2018.03 61,130,200 421,000,900
2019.03 2,771,000 376,659,700
2020.03 -448,800 359,064,300
2021.03 -104,078,300 272,716,200

※金額の単位は[万円]

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第118 回定 時 株 主 総 会招 集 ご 通 知本株主総会へのご来場については、開催日時点での新型 コロナウイルスの流行状況やご自身の健康状態をご考慮いただきますようお願い申しあげます。詳細は、同封の「新型コロナウイルス感染拡大防止への対応について」をご確認ください。開催日時2022年6月15日(水曜日)午前10時開催場所愛知県豊田市トヨタ町1番地 当社本店決議事項第1号議案 取締役9名選任の件第2号議案 監査役2名選任の件第3号議案 補欠監査役1名選任の件第4号議案 取締役(社外取締役を除く)に対する 譲渡制限付株式報酬制度改定の件第5号議案 定款一部変更の件(株主総会資料の 電子提供制度導入に伴う変更)第15回トヨタ夢のクルマアートコンテスト受賞作品より「豊田綱領」「トヨタフィロソフィー」豊田佐吉の遺訓をまとめたトヨタの原理原則モビリティカンパニーへの変革に向けた未来への道標豊田佐吉翁の遺志を体し一、 上下一致 至誠業務に服し 産業報国の実を挙ぐべし一、 研究と創造に心を致し 常に時流に先んずべし一、 華美を戒め 質実剛健たるべし一、 温情友愛の精神を発揮し 家庭的美風を作興すべし一、 神仏を尊崇し 報恩感謝の 生活を為すべしフィロソフィーコーン連結計算書類 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 49計算書類 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 51監査報告書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 53組織体制 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 58財務ハイライト ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 60トヨタイムズ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 61目 次126株主の皆様へ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・招集ご通知 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・株主総会参考書類 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(添付書類)事業報告 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26 1. 企業集団の現況に関する事項 ・・・・・・・・・・・・・・・ 26 2. 株式に関する事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 36 3. 会社役員に関する事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 37 4. 会計監査人の状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 43 5. 業務の適正を確保するための体制及び当該体制の運用状況の概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 44トヨタは、オリンピック、パラリンピックにおけるモビリティ、移動支援ロボット、モビリティサービスのカテゴリーのパートナーです。株主の皆様へ未来はみんなでつくるもの取締役社長株主の皆様におかれましては、平素より当社への 格別のご理解とご支援を賜り、誠にありがとう ございます。この1年を振り返れば、新型コロナウイルスの 感染拡大や半導体不足など、厳しい事業環境が 続いてまいりました。さらに足元では、緊迫 し た 世 界 情 勢 に よ り、 私 た ち は、 悲 し く、 やりきれない現実に直面しています。一日も 早 く、 世 界 中 の 人 々 が 平 穏 無 事 な 暮 らし を 取り戻せることを願ってやみません。こうした中でも、私たちがやるべきことは、 事業活動を行える日常に感謝し、「もっといい クルマづくり」を通じて、世界中のステーク ホ ル ダ ー の 安 全 ・ 安 心 な 暮 ら し を お 支 え し 続けることです。CASE革命による「100年に 一度の大変革期」やカーボンニュートラルへの 対応も加速させなければなりません。私は、 今のように先行きが不透明でリスクがある時 こそ、意志と情熱をもって行動し続けるのが、 トヨタのDNAだと思っています。創業当時のトヨタには、技術もお金もなく、 成功の保証はどこにもありませんでしたが、 豊田喜一郎や創業メンバーは、「日本に自動車 産業を興し、世の中をもっとよくしたい」と い う 一 心 で、 数 々 の 困 難 を 乗 り 越 え て い き ました。そこには、苦労を分かち合ってくだ さった仕入先や販売店の皆様、挑戦を支えて く だ さ っ た 株 主 や 地 元 ・ 行 政 の 皆 様 な ど、 多くの仲間がいました。今 の 私 た ち も ま た、 志 を 共 有 す る 仲 間 を 求めています。そんな想いも込めて昨年実施 した株式分割を経て、株主数は51万人から 81 万 人 へ と、 大 き く 増 え ま し た。 ど ん な 時 で も 中 長 期 的 な 視 点 で 支 え て く だ さ る 株 主 の 皆 様 の お か げ で、 私 た ち は 未 来 へ の 挑 戦 を 続 け る こ と が で き ま す。 こ れ だ け 多 く の 方 々 に 応 援 い た だ い て い る こ と を 大変心強く思います。私たちは、未来は「みんなでつくるもの」 だ と 思 っ て い ま す。 世 界 中 の 人 々 が 笑 顔 で 暮らせる未来のために、意志と情熱をもって、 仲 間 と 一 緒 に 挑 戦 し て ま い り ま す の で、 今 後 も 一 層 の ご 支 援 を 賜 り ま す よ う お 願 い 申しあげます。撮影:三橋仁明/N-RAK PHOTO AGENCY1株 主 各 位(証券コード 7203)2022年5月26日愛 知 県 豊 田 市 ト ヨ タ 町 1 番 地取 締 役 社 長   豊 田 章 男第118回定時株主総会招集ご通知拝啓 平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申しあげます。 さて、当社第118回定時株主総会を開催いたしますので、下記のとおりご案内申しあげます。 本株主総会へのご来場については、開催日時点での新型コロナウイルスの流行状況やご自身の健康状態をご考慮いただき、郵送またはインターネットによる議決権のご行使(期限:2022年6月14日(火)午後5時30分まで)も含めて、慎重にご検討いただきます敬 具ようお願い申しあげます。 記日  時 2022年6月15日(水曜日)午前10時場  所 愛知県豊田市トヨタ町1番地 当社本店会議の目的事項報告事項 第118期(2021年4月1日から2022年3月31日まで)事業報告、連結計算書類、計算書類ならびに会計監査人および監査役会の連結計算書類監査結果報告の件決議事項 第1号議案 取締役9名選任の件     第2号議案 監査役2名選任の件     第3号議案 補欠監査役1名選任の件     第4号議案 取締役(社外取締役を除く)に対する譲渡制限付株式     第5号議案 定款一部変更の件(株主総会資料の電子提供制度導入報酬制度改定の件に伴う変更) 2以 上株主総会ご出席郵送インターネットご 推 奨議決権行使のご案内議決権行使書株主総会開催日時行使期限行使期限2022年6月15日午前10時2022年6月14日午後5時30分到着2022年6月14日午後5時30分まで(1)株主総会ご出席の際のご留意点▲ 当日ご出席の際は、お手数ながら同封の議決権行使書用紙を出席票として会場受付へご提出願います。 また、議事資料として「本招集ご通知」を、当日会場までご持参くださいますようお願いします。▲ 本会場が満席となった場合は、別会場をご案内させていただきますので、あらかじめご了承願います。▲ 当日の入場は、株主様のみとなります。代理出席の場合は、代理人の方も株主様であることが必要です。 代理人として行使する議決権行使書用紙および代理権を証明する書面に加えて、代理人様ご本人 名義の議決権行使書用紙をご提出ください。(2)不統一行使について▲ 議決権の不統一行使をされる場合には、株主総会の日の3日前までに、議決権の不統一行使を行う旨とその理由を当社にご通知ください。(3)インターネットによる開示について▲ 本招集ご通知に際して提供すべき書類のうち、連結計算書類の「連結持分変動計算書」および 「連結注記表」、計算書類の「株主資本等変動計算書」および「個別注記表」につきましては、法令および当社定款第15条の規定に基づき、インターネット上の当社ウェブサイト(https://global.toyota/jp/ir/)に掲載しておりますので、本招集ご通知の提供書面には記載しておりません。なお、上記のウェブサイト掲載事項は、監査役および会計監査人の監査対象に含まれています。▲ 株主総会参考書類および添付書類に修正が生じた場合は、インターネット上の当社ウェブサイト(https://global.toyota/jp/ir/)に掲載させていただきます。▲ 本株主総会の決議結果につきましては、上記当社ウェブサイトに掲載させていただきます。(4)その他ご案内▲ 手話通訳が必要な株主様へ:ご希望の方は、本会場受付にて係員へお知らせください。▲ 本年は、最寄り駅からの送迎バスの運行・ご来場記念品の配布は中止させていただきます。  詳細は、同封の「新型コロナウイルス感染拡大防止への対応について」をご確認ください。3事業報告計算書類監査報告書連結計算書類招集ご通知株主総会参考書類インターネットによる議決権行使のご案内QRコードを読み取る方法簡単です!ID・パスワード入力不要ログインID・仮パスワードを入力する方法1スマートフォン等にて、1議決権行使ウェブサイトへ議決権行使書右下に記載のQRコードをアクセス議決権行使ウェブサイト https://evote.tr.mufg.jp/読み取り議 決 権 行 使書〇〇〇〇〇〇〇御中株主総会日議決権の数XX個XXXX年XX月XX日見本基準日現在のご所有株式数議   決   権   の  数XX 株XX 個1.2.ログイン用 QR コード見本XXXX-XXXX-XXXXX-XXXログイン ID仮パスワードXXXXX〇〇〇〇〇〇〇※ QRコードは㈱デンソーウェーブの登録商標です。2画面の案内に従って賛否を入力※上記方法での議決権行使は1回に限ります。再行使する場合は、右の「ログインID・仮パスワードを 入力する方法」をご確認ください。インターネット等による議決権行使に関するお問い合わせ三菱UFJ信託銀行株式会社証券代行部(ヘルプデスク)0120-173-027(通話料無料、受付時間:9:00~21:00)2議決権行使書に記載された「ログインID」・「仮パスワード」を入力「次の画面へ」をクリック「ログインID」「仮パスワード」を入力「ログイン」をクリック「新しいパスワード」を入力「送信」をクリック3「新しいパスワード」を入力(2回目は確認用)4画面の案内に従って賛否を入力4事前質問の入力方法について入力期限2022年6月12日(日)まで株主総会の議案や当社経営に関するご質問を専用ウェブサイトにて受け付けております。いただきましたご質問のうち、株主の皆様のご関心の高い事項につきましては、株主総会当日に 回答させていただき、後日、当社ウェブサイトにて取り上げさせていただく予定です。なお、個別の回答はいたしかねますので、あらかじめご了承ください。1専用サイトへアクセス3質問への投票以下のURLまたはQRコードからアクセス専用サイトhttps://toyotakabu.jp/2専用サイトへログイン❶同封の議決権行使書に記載の株主番号(8桁)を入力ログインID議 決 権 行 使書〇〇〇〇〇〇〇御中株主総会日議 決 権 の数XX個XXXX年XX月XX日仮パスワード基準日現在のご所有株式数議   決   権   の  数XX 株XX 個株主番号(8桁)1.2.ログイン用 QR コード見本XXXX-XXXX-XXXXX-XXXログイン ID仮パスワードXXXXX〇〇〇〇〇〇〇❷郵便番号(7桁)を入力※※ 2022年3月末時点における 株主名簿上のご登録住所「投票」からご関心の高い質問に「いいね!」で投票4質問の入力「質問」からお聞きになりたい質問を入力事後配信について株主総会当日の会場において発信された社長メッセージなどにつきましては、後日、当社メディア「トヨタイムズ」にてご確認いただけます。ご来場を見合わせていただいた株主の皆様におかれましては、是非ともご視聴賜りますよWEBサイトhttps://toyotatimes.jp/う、よろしくお願い申しあげます。トヨタイムズ検 索5事業報告計算書類監査報告書連結計算書類招集ご通知株主総会参考書類株主総会参考書類議案および参考事項第 1 号議案 取締役9名選任の件取締役体制については、会社の持続的成長と中長期的な企業価値向上に向けた責任を果たすため、総合的に検討しています。創業の理念を示した「豊田綱領*1」の考え方に沿って、将来に亘る持続的成長に向けた意思決定への貢献や、CASE*2などの社会変革への対応や仲間づくりなど「モビリティカンパニー」へのモデルチェンジとSDGsを始めとした社会課題の解決に貢献できることが、取締役には必要と考えています。また、社外取締役には、独立した立場から、幅広く豊富な経験と知見を当社の経営に活かしていただくことを期待しています。取締役の有する知識、経験、能力等をスキルマトリクス*3にて一覧化し、重要な業務執行の決定と経営の監督を適切に行うために、能力のバランスとダイバーシティに配慮した人材で取締役会を構成することとしています。各取締役候補については、社外取締役が過半数を占める「役員人事案策定会議」にて、取締役会に上程する案を検討しています。現任取締役9名は、今回の株主総会終結のときをもって全員が任期満了となりますので、取締役9名の選任をお願いいたしたく、その候補者は次のとおりであります。*1 冒頭ページ「豊田綱領」の解説をご参照ください。*2 「CASE」とは、Connected(コネクティッド)、Autonomous/Automated(自動化)、Shared(シェアリング)、Electric(電動化)の頭文字をとった略称です。*3 20ページのスキルマトリクスをご参照ください。■ コーポレートガバナンスハイライト*在任期間年齢独立性比率10年以上2名平均在任期間7.6年5~9年1名0~4年6名50代 4名平均年齢62歳70代 2名社外取締役3名33 %60代 3名社内取締役6名役員人事案策定会議報酬案策定会議ダイバーシティ社外取締役3名社外取締役3名社外取締役比率60%社外取締役比率60%女性および外国人3名33%社内取締役2名社内取締役2名日本人男性6名6*コーポレートガバナンスハイライトは、本議案が承認可決された場合の数値を記載しています。■ 取締役候補者一覧候補者番号氏 名性 別 満年齢 在任期間 属 性策定会議現在の当社における地位・担当役員人事案 報酬案担 当う ちや まだた けし再任 内山田 竹志は やか わしげる再任 早川   茂と よだあ きお再任 豊田  章男男性 75歳 24年議長議長取締役会議長男性 68歳 7年Chief Privacy Officer男性 66歳 22年Chief Executive Officerジ ェ ー ム スカ フ ナ ー再任 James Kuffner 男性 51歳 2年Chief Digital Officerこ んけ んた再任 近   健太男性 53歳 1年Chief Financial Officerま えだま さ ひ こ新任 前田  昌彦 男性 53歳―Chief Technology Officer―す がわ らい くろ う再任 菅原  郁郎男性 65歳 4年委員委員再任フィリップクレイヴァンSir Philip Craven 男性 71歳 4年委員委員くど うて いこ再任 工藤  禎子女性 57歳 4年委員委員社外独立社外独立社外独立*2022年3月期の取締役会への出席状況を記載しています。123456789取締役会出席率(出席回数)*100%(14/14回)100%(14/14回)100%(14/14回)100%(14/14回)100%(11/11回)100%(14/14回)100%(14/14回)100%(14/14回)7事業報告株主総会参考書類計算書類監査報告書連結計算書類招集ご通知候補者番号再 任1担当取締役会議長、役員人事案策定会議議長、報酬案策定会議議長在任期間24年取締役会出席率(出席回数)<最近の状況>取締役候補者とした理由うち やま だ たけ し内山田 竹志男性1946年8月17日生(満75歳)取締役会長100%(14/14回)所有する当社普通株式の数450,195株重要な兼職の状況㈱ジェイテクト 社外取締役三井物産㈱ 社外取締役略歴1969 年 4 月 当社入社1998 年 6 月 当社取締役2001 年 6 月 当社常務取締役2003 年 6 月 当社専務取締役2005 年 6 月 当社取締役副社長2012 年 6 月 当社取締役副会長2013 年 6 月 当社取締役会長(現任)・技術部門で経験を積み、1997年に開発責任者として世界初の量産ハイブリッド車「プリウス」の発売に貢献・生産技術・製造を担当し、グローバル生産基盤を構築・2015年 「トヨタ環境チャレンジ2050」を発表・2017年 グローバルに水素技術を推進するイニシアティブHydrogenCouncil (水素協議会) の共同議長として水素利用を呼びかけ・経済産業省計量行政審議会会長、総務省情報通信審議会会長 (現任)、内閣府総合科学技術・イノベーション会議有識者議員、一般社団法人日本経済団体連合会副会長、一般社団法人産業競争力懇談会理事長などを歴任内山田竹志氏は、技術部門を始めとする幅広い分野の豊富な経験と知見を活かし、会長として業務執行を監督しています。具体的には、環境を始めとした当社が直面する様々な課題に会社として正面から向き合い、ステークホルダーへの分かり易い発信を助言するなど、当社のガバナンスに対する理解向上に向けた活動を推進しています。また、豊田中央研究所をはじめ、トヨタグループの先端・研究開発への助言を行い、将来に向けた技術基盤の足元固めの取り組みを支えています。取締役会議長としては、取締役会の実効性向上に向け、中長期の経営戦略に関する議論の更なる活性化や、客観的なデータの一層の充実などの改善に取り組んでいます。また、任意の委員会である役員人事案策定会議および報酬案策定会議の議長として、過半数を占める社外取締役の意見を踏まえた審議案の策定をリードしており、モノづくり企業としての人材育成の大切さを示すとともに、検討プロセスの更なる透明性向上に取り組んでいます。社外では、日本自動車会議所会長として「クルマ・社会・パートナーシップ大賞」を設立し、自動車産業を支える550万の人々と自動車ユーザーによる地道な活動とさまざまな貢献の周知を図るとともに、総務省情報通信審議会会長を務めるなど、幅広く貢献しています。<候補者とした理由>ステークホルダーに配慮したガバナンスの更なる向上を推進し、引き続き当社の企業価値向上に寄与できると判断し、取締役候補者としました。8候補者番号再 任2担当略歴Chief Privacy Officerはや かわしげる早 川 茂男性1953年9月15日生(満68歳)取締役副会長在任期間7年取締役会出席率(出席回数)100%(14/14回)所有する当社普通株式の数241,074株重要な兼職の状況㈱国際経済研究所 代表取締役1977 年 4 月 トヨタ自動車販売㈱入社・渉外広報部門で経験を積み、1999年までの間、計2回8年に及ぶニューヨーク駐在では、日米貿易摩擦の最前線で交渉を担当2007 年 6 月 当社常務役員2007 年 9 月 トヨタ モーター ノース アメリカ㈱取締役社長・リーマンショックに伴う販売台数の急減などに対し、米国社会の理解を得る活動を推進2009 年 6 月 同社取締役社長退任2012 年 4 月 当社専務役員2015 年 6 月 当社取締役・専務役員2017 年 4 月 当社取締役副会長(現任)・2013年に渉外広報本部長に就任、グローバル目線でお客様・地域社会、全てのステークホルダーの皆様との対話を充実化・一般社団法人日本経済団体連合会副議長、同アメリカ委員会委員長、同通商政策委員会委員長、日米経済協議会副会長、パリ日本文化会館・日本友の会会長に在任。国際社会の安定と発展への貢献を呼びかけ取締役候補者とした理由<最近の状況>早川茂氏は、長年、渉外広報を担当し、豊富な国際経験や社外ネットワークから得た最新情報を活かし、複雑な国際情勢の中でも世界各国で当社の活動を応援していただく環境づくりを推進しています。具体的には、当社のChief Privacy Officerとして、プライバシーガバナンス推進会議の議長を務め、データ利活用による社会課題の解決とよりよい暮らしの実現に向け、プライバシーを尊重し、適切にデータを取り扱うべく活動をリードしてきました。社外では、日本経済団体連合会の副議長として、気候変動問題、デジタル化、人材の採用や育成、地方創生などの主要課題に対して、参加企業の意見を取りまとめ、政府への働きかけを推進しました。米中関係をはじめ、不透明さが増す国際関係の下、WTO首脳懇談等を通じた貿易ルール改善に向けた提言や、米中政財界有力者とのコミュニケーションの確保、強化に向けた取り組みを進めました。また、スポーツ庁の諮問機関であるスポーツ審議会の会長として、スポーツ基本計画の策定を推進する等、社内外においてスポーツを通じた仲間づくりを進めるとともに、モータースポーツを通じた情報発信に取り組みました。<候補者とした理由>不透明感が高まる世界各国の地政学リスクへの配慮や、プライバシーガバナンスに関する活動の推進により、引き続き当社の企業価値向上に寄与できると判断し、取締役候補者としました。9事業報告株主総会参考書類計算書類監査報告書連結計算書類招集ご通知候補者番号再 任3担当略歴Chief Executive Officer1984 年 4 月 当社入社在任期間22年取締役会出席率(出席回数)<最近の状況>取締役候補者とした理由とよ だ あき お豊田 章男男性取締役社長1956年5月3日生(満66歳)100%(14/14回)所有する当社普通株式の数24,077,945株重要な兼職の状況トヨタ モーター ノース アメリカ㈱取締役会長兼CEOトヨタ不動産㈱ 代表取締役会長一般社団法人日本自動車工業会 会長㈱デンソー 取締役㈱ルーキーレーシング 代表取締役・生産・営業など幅広い部門で経験を積み、トヨタ生産方式に基づいた販売店業務改革や、自動車情報のウェブサイトGazoo事業の立上げを推進*・1998年ゼネラル・モーターズ (GM) との米国製造合弁会社NUMMI副社長を歴任2000 年 6 月 当社取締役2002 年 6 月 当社常務取締役2003 年 6 月 当社専務取締役2005 年 6 月 当社取締役副社長2009 年 6 月 当社取締役社長(現任)・2009年 リーマンショックによる連結営業赤字、2010年 大規模リコール問題、2011年 東日本大震災とタイ洪水による操業一時停止などの危機を陣頭指揮・2018年 米国ラスベガスの家電見本市(CES)に参加し、自動運転技術を活用した多目的の商用電気自動車「e-Palette」の発表と共に「モビリティカンパニーへの変革」を宣言・マスターテストドライバーに就任以降、クルマの乗り味を確認する最終責任者として「もっといいクルマづくり」をけん引・2021年 日本自動車工業会の会長として「自動車業界で働く550万人」に向けたメッセージを発信し、自動車産業全体での活動を推進豊田章男氏は、幅広い分野の豊富な経験と知見を活かし、社長として業務執行を行っています。具体的には、カーボンニュートラルの実現に向け、将来の選択肢を拡げるための技術開発や仲間づくりを推進しています。水素エンジンを搭載したカローラでのレース参戦を通じて、エネルギーを作る・運ぶ・使う分野での業界を超えた取り組みを加速させています。すべての人に移動の自由を提供する安全・安心なモビリティ社会の実現に向け、WovenCity(ウーブン・シティ)の取り組みを通じて、ソフトウェアとハードウェアの強みを活かした実証実験の準備を進めています。商品開発では、トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー(TNGA)を強みにヤリスやカローラのラインアップ拡充、ランドクルーザーやタコマなど、各地域に必要不可欠な商品のモデルチェンジを推進しました。マスタードライバーとして開発に関わったGRヤリスでは、アジャイルでスピード感のある開発のあり方を示しました。加えて、モリゾウとしてモータースポーツを起点にした「もっといいクルマづくり」と「ファンづくり」にも取り組んでいます。社外では、日本自動車工業会の会長として、カーボンニュートラルの実現に向けた多様な選択肢をお客様に提供することの重要性を示すとともに、自動車5団体の更なる連携強化に取り組み、自動車業界で働く550万人の活動をリードしています。<候補者とした理由>社会の変化を敏感にとらえながら、モビリティカンパニーへの変革を強力に推進することにより、引き続き当社の企業価値向上に寄与できると判断し、取締役候補者としました。* NUMMI:ニューユナイテッドモーターマニュファクチャリング㈱(注)取締役社長 豊田 章男は、執行役員(社長)を兼務しています。10候補者番号再 任4担当略歴Chief Digital OfficerジェームスカフナーJames Kuffner男性1971年1月18日生(満51歳)取締役在任期間2年取締役会出席率(出席回数)100%(14/14回)所有する当社普通株式の数2,541株重要な兼職の状況ウーブン・プラネット・ホールディングス㈱代表取締役CEOウーブン・コア㈱ 代表取締役ウーブン・アルファ㈱ 代表取締役President1999 年 8 月 日本学術振興会 博士研究員・東京大学にて研究2002 年 1 月 カーネギー・メロン大学 リサーチサイエンティスト・ロボット研究者として開発に注力2005 年 1 月 同大学 助教授2008 年 1 月 同大学 准教授2009 年 9 月 グーグル リサーチサイエンティスト2013 年 7 月 同社 エンジニアリングディレクター2016 年 1 月 トヨタ・リサーチ・インスティテュート チーフテクノロジーオフィサー2018 年 3 月 トヨタ・リサーチ・インスティテュート・アドバンスト・デベロップメント㈱最高経営責任者 (CEO)2018 年 3 月 トヨタ・リサーチ・インスティテュート エグゼクティブアドバイザー2020 年 1 月 当社シニアフェロー2020 年 6 月 当社取締役・執行役員 (現任)2021 年 1 月 トヨタ・リサーチ・インスティテュート・アドバンスト・デベロップメント㈱がウーブン・コア㈱に社名変更し、ウーブン・プラネット・グループへ再編2021 年 1 月 ウーブン・プラネット・ホールディングス㈱ 代表取締役CEO(現任)取締役候補者とした理由<最近の状況>James Kuffner氏は、当社のChief Digital Officerとして、会社全体の生産性の向上や社員のスキルアップにつながるデジタル技術への取り組みを推進するとともに、「ヒト」・「モノ」・「情報」が有機的につながる持続可能な社会の実現に向けた開発を推進しています。具体的には、高い専門性を要する幅広い分野のイノベーションをリードするとともに、未来のモビリティ社会の実現に必要なよりスマートで持続可能なテクノロジーについて、大規模な設計、試作、実証、展開を進めています。また、デジタルトランスフォーメーションの推進や、世界中の開発者が参加できるソフトウェアプラットフォーム「Arene (アリーン)」の開発、ヒト中心で進化し続ける実証都市「Woven City (ウーブン・シティ)」を利用した新しい体験価値の提供に向けた取り組みを主導しています。加えて、当社が出資するジョビー・アビエーションの取締役として、ゼロエミいます。<候補者とした理由>モビリティカンパニーへの変革を加速させるため、ソフトウェア・ファーストのクルマづくりや自動運転技術の開発、多様なパートナーとのモビリティ・サービスなど、新たなビジネスモデル構築をリードすることにより、引き続き当社の企業価値向上に寄与できると判断し、取締役候補者としました。11ジョビー・アビエーション 取締役ッションの空のモビリティであるeVTOL (電動垂直離着陸機)の開発・商品化に取り組んで事業報告株主総会参考書類計算書類監査報告書連結計算書類招集ご通知候補者番号再 任5担当略歴Chief Financial Officer1991 年 4 月 当社入社・主に経理部門で経験を積み、2016年までの8年間は当社取締役社長 豊田章男氏の秘書を担当し、様々な変革のサポートに尽力・収益計画の策定、資金戦略の立案、グローバル資金決済インフラの運用定着化、災害時の仕入先含めた資金確保などを担当・2015年日本・2017年北米での投資家向けイベント開催など、投資家と・経理本部 副本部長、総務・人事本部 副本部長、先進技術開発カンパニー2018 年 6 月 当社常務役員の対話促進に貢献Executive Vice Presidentを担当2019 年 7 月 当社執行役員2021 年 6 月 当社取締役・執行役員2022 年 4 月 当社取締役・執行役員 副社長(現任)取締役候補者とした理由<最近の状況>実行しています。近健太氏は、当社のChief Financial Officerとして、財務基盤の強化や資本戦略の立案を具体的には、足元の半導体需給のひっ迫や新型コロナウイルス感染拡大による供給制約に際し、仕入先から販売店までお客様により早く商品をお届けするための取り組みや、在庫が不足取締役会出席率(出席回数)する中での販売活動の変革、販売金融事業の収益拡大など、全社を挙げた活動を強力に推進し100%(11/11回)ました。変革を財務の側面からサポートするため、次世代技術の開発やバリューチェーン事業へのリソーセス投入、アライアンス先との協業の深化、資本提携や政策保有株の見直しなどに取り組こんけん た近 健太男性取締役1968年8月2日生(満53歳)在任期間1年所有する当社普通株式の数34,460株重要な兼職の状況日野自動車㈱ 取締役株主や投資家の皆様への対応として、当社株式を購入しやすくするための株式分割、当社株式を長期で保有いただいている株主の皆様に報いる株主還元策を実行しました。また、投資家との直接対話を多数行い、気候変動に関する渉外活動レビューなど、ESG関連の情報開示の充んでいます。実化を推進しました。<候補者とした理由>モビリティカンパニーへの変革を加速させるため、事業ポートフォリオを踏まえた戦略的な投資の推進などによる稼ぐ力の強化、資本効率の向上や資本市場との対話・開示充実化などにより、当社の企業価値向上に寄与できると判断し、取締役候補者としました。12候補者番号新 任6担当略歴Chief Technology Officer1994 年 4 月 当社入社・主にエンジンの設計、開発部署で経験を積み、2001年からの開発センター所属時に、世界戦略車IMV(Innovative International Multi-purposeVehicle)初代モデルを担当・2005年から3代目プリウスを担当後、2009年からは2代目IMVを担当・2016年から、ハイラックス、フォーチュナー、イノーバの開発責任者を務め、世界中の道や仕事場に実際に行き、現地現物で使われ方を徹底的に研究し、様々な使い方に耐えうる機能的価値の向上を推進2018 年 1 月 当社常務役員2019 年 1 月 当社執行役員2019 年 1 月 トヨタ ダイハツ エンジニアリング アンド マニュファクチャリング㈱会長兼社長2022 年 4 月 当社執行役員 副社長(現任)まえ だ まさ ひこ前田 昌彦男性1969年2月10日生(満53歳)<最近の状況>取締役候補者とした理由在任期間――取締役会出席率(出席回数)所有する当社普通株式の数21,724株重要な兼職の状況ウーブン・プラネット・ホールディングス㈱代表取締役㈱豊田自動織機 取締役前田昌彦氏は、当社のChief Technology Officerとして、「もっといいクルマづくり」を推進しています。具体的には、トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー(TNGA)の設計思想に基づいた世界各国・地域のお客様に選ばれる商品の開発、アライアンス先も含めた効果的な開発リソーセス投入、将来のバリューチェーン事業の拡充に貢献する先進技術開発などに取り組んでいます。カーボンニュートラルの実現に向け、世界各国・地域のエネルギー事情やインフラ整備の状況、お客様の利便性や実用性を考慮し、全方位で電動車の開発を進めています。電動化の重要部品である電池については、お客様の安全・安心を最優先に、長年ハイブリッド車で培ってきた制御技術を活かしたエネルギー効率の向上や、車両と一体となった開発によるコスト削減に挑戦しています。また、お客様ニーズの多様化や技術進化の加速に対応できる開発プロセスの見直し、従業員の意識改革、技術発信の強化などに取り組んでいます。<候補者とした理由>モビリティカンパニーへの変革に向け、「商品を軸にした経営」がますます重要となる中、技術開発の幅広い取り組みを通じ、当社の企業価値向上に寄与できると判断し、取締役候補者としました。13事業報告株主総会参考書類計算書類監査報告書連結計算書類招集ご通知候補者番号再 任7担当略歴社外取締役独立役員1981 年 4 月 通商産業省入省役員人事案策定会議委員、報酬案策定会議委員・1997年から3年間ワシントンD.C.に駐在、安全保障関連の情報収集やネ・経済成長の骨太方針を策定する責任者を兼務、政策の運営・実行に尽力ットワークづくりに注力2010 年 7 月 経済産業省産業技術環境局長2012 年 9 月 経済産業省製造産業局長2013 年 6 月 経済産業省経済産業政策局長2015 年 7 月 経済産業事務次官2017 年 7 月 経済産業省退官2017 年 8 月 内閣官房参与2018 年 6 月 内閣官房参与退任2018 年 6 月 当社取締役(現任)社外取締役候補者とした理由<最近の状況>菅原郁郎氏は、社外取締役として、会社から独立した立場で業務執行を監督しています。具体的には、行政官時代に培われた、地球環境問題やエネルギーに関する政策立案や組織運営の経験や知見などをもとに、世界各国・地域の政治情勢を踏まえたCASE戦略の重要性、SDGsの観点を踏まえて経営を行うことなど、国際情勢の観点を中心に資本市場の動向を踏まえた的確な指摘を行いました。また、任意の委員会である役員人事案策定会議および報酬案策定会議の委員として、世界各国・地域の情勢変化を的確に把握するための体制の必要性など様々な観点から積極的に発言し、適切な審議案づくりに貢献しています。<候補者とした理由>独立した立場で、高い専門性と幅広いネットワークを活かし、複雑な国際情勢に対応するための指南役を果たせることから、引き続き当社の企業価値向上に寄与できると判断し、社外取締役候補者としました。<独立性について>菅原郁郎氏と当社グループの間に特別な利害関係はなく、一般株主と利益相反が生じるおそれがないと判断しています。(注)1. 独立役員の届け出菅原郁郎氏は、社外取締役候補者であります。また、当社が上場している国内の証券取引所に菅原郁郎氏を独立役員として届け出ており、本議案において再任をご承認いただいた場合、届け出を継続する予定であります。(注)2. 責任限定契約の概要当社は、菅原郁郎氏との間で、会社法第423条第1項に定める責任について、会社法第425条第1項に定める最低責任限度額を限度とする契約を締結しています。本議案において再任をご承認いただいた場合、当社は菅原郁郎氏との間の上記契約を継続する予定であります。すが わら いく ろう菅原 郁郎男性取締役1957年3月6日生(満65歳)在任期間4年取締役会出席率(出席回数)100%(14/14回)所有する当社普通株式の数――重要な兼職の状況14候補者番号再 任8担当略歴社外取締役独立役員役員人事案策定会議委員、報酬案策定会議委員1989 年 7 月 国際車いすバスケットボール連盟初代会長2001 年 12 月 国際パラリンピック委員会会長・様々な改革を通じて、パラリンピックの地位を向上させ、2008年北京大会ではオリンピックとの同時開催を果たし、誰もが個性や能力を発揮できる社会の実現に向けた一里塚を構築2002 年 7 月 国際車いすバスケットボール連盟会長退任2017 年 9 月 国際パラリンピック委員会会長退任2018 年 6 月 当社取締役(現任)社外取締役候補者とした理由<最近の状況>ます。Sir Philip Cravenは、社外取締役として、会社から独立した立場で業務執行を監督してい具体的には、国際的な組織を率いた経験や知見を活かし、積極的な情報発信の重要性やステークホルダーとの信頼関係構築などを中心に的確な指摘を行いました。また、任意の委員会である役員人事案策定会議および報酬案策定会議の委員として、人材育成や組織風土改革、成果を適切に反映する報酬制度の重要性など様々な観点から積極的に発言し、適切な審議案づくりに貢献しています。<候補者とした理由>独立した立場で、国際的な組織を運営した豊富な経験を活かして、様々なステークホルダーに配慮した指南役、人材育成への貢献を果たせることから、引き続き当社の企業価値向上に寄与できると判断し、社外取締役候補者としました。<独立性について>当社はSir Philip Cravenが業務執行者であった国際パラリンピック委員会と取引関係にありますが、Sir Philip Cravenが同委員会の役職を退任してから相当の期間が経過していることから、一般株主と利益相反が生じるおそれがないと判断しています。Sir Philip Cravenは、社外取締役候補者であります。また、当社が上場している国内の証券取引所にSir Philip Cravenを独立役員として届け出ており、本議案において再任をご承認いただいた場合、届け出を継続する予定であります。(注)2. 責任限定契約の概要当社は、Sir Philip Cravenとの間で、会社法第423条第1項に定める責任について、会社法第425条第1項に定める最低責任限度額を限度とする契約を締結しています。本議案において再任をご承認いただいた場合、当社はSir Philip Cravenとの間の上記契約を継続する予定であります。フィリップ クレイヴァンSir Philip Craven男性1950年7月4日生(満71歳)取締役在任期間4年取締役会出席率(出席回数)100%(14/14回)所有する当社普通株式の数――重要な兼職の状況(注)1. 独立役員の届け出15事業報告株主総会参考書類計算書類監査報告書連結計算書類招集ご通知候補者番号再 任9担当略歴社外取締役独立役員1987 年 4 月 ㈱住友銀行入行役員人事案策定会議委員、報酬案策定会議委員・女性総合職1期生として入行、主にプロジェクトファイナンス業務に従事し、香港で3年間の国際経験、環境ソリューション室長、成長産業クラスター室長を歴任。専門性を活かし、国内外のインフラ、再生エネルギー、資源など多数の案件を手掛け、室長時には新エネルギー、資源、環境、AI・ロボットなどの成長分野や、金融を通じてサポートするプロジェクトを主導2014 年 4 月 ㈱三井住友銀行執行役員2017 年 4 月 同行常務執行役員2018 年 6 月 当社取締役(現任)2020 年 4 月 ㈱三井住友銀行専務執行役員2020 年 4 月 ㈱三井住友フィナンシャルグループ専務執行役員2021 年 3 月 ㈱三井住友銀行取締役兼専務執行役員(現任)2021 年 4 月 ㈱三井住友フィナンシャルグループ執行役専務2021 年 6 月 ㈱三井住友フィナンシャルグループ取締役執行役専務(現任)社外取締役候補者とした理由<最近の状況>工藤禎子氏は、社外取締役として、会社から独立した立場で業務執行を監督しています。具体的には、銀行で培われた成長分野への投資判断や知見を活かし、他社との提携における投資の妥当性や効果を検証すること、世界各国・地域におけるリスクを考慮することなど、資本の有効活用やリスク管理の観点を中心に的確な指摘を行うとともに、取締役会の実効性向上に向け、中長期の経営戦略に関する議論の更なる充実化を提案しました。また、任意の委員会である役員人事案策定会議および報酬案策定会議の委員として、背景・理由の確認を通じた妥当性検証など、様々な観点から積極的に発言し適切な審議案づくりに貢献しています。サステナビリティ会議においては、女性のキャリア形成に関する具体的な対応案について積極的に助言するなど、当社のダイバーシティの取り組みの推進に貢献しています。<候補者とした理由>独立した立場で、高い専門性を活かし、資本の有効活用とリスク管理に配慮した指南役を果たせることから、引き続き当社の企業価値向上に寄与できると判断し、社外取締役候補者としました。<独立性について>当社は工藤禎子氏が業務執行者である㈱三井住友銀行と取引関係にありますが、取引規模に重要性がないことから、一般株主と利益相反が生じるおそれがないと判断しています。(注)1. 独立役員の届け出(注)2. 責任限定契約の概要工藤禎子氏は、社外取締役候補者であります。また、当社が上場している国内の証券取引所に工藤禎子氏を独立役員として届け出ており、本議案において再任をご承認いただいた場合、届け出を継続する予定であります。当社は、工藤禎子氏との間で、会社法第423条第1項に定める責任について、会社法第425条第1項に定める最低責任限度額を限度とする契約を締結しています。本議案において再任をご承認いただいた場合、当社は工藤禎子氏との間の上記契約を継続する予定であります。く どう てい こ工藤 禎子女性取締役1964年5月22日生(満57歳)在任期間4年取締役会出席率(出席回数)100%(14/14回)所有する当社普通株式の数9,177株重要な兼職の状況㈱三井住友フィナンシャルグループ取締役執行役専務㈱三井住友銀行 取締役兼専務執行役員(注1) 本株主総会参考書類は、作成時点(2022年5月11日)の情報を記載していますが、在任期間については今回の株主総会終結時点の情報を、所有する当社普通株式の数については2022年3月31日時点の情報を記載しています。(注2) 役員等賠償責任保険契約の概要当社は、保険会社との間で、当社が保険料の全額を負担する役員等賠償責任保険契約を締結しています。当社のすべての取締役、監査役、執行役員およびExecutive Fellowを被保険者とし、これらの役職の立場で行った行為による損害賠償金および争訟費用等を填補します。当該役員等賠償責任保険契約においては、役員等の職務執行の適正性担保のため、敗訴時に填補する損害の範囲を限定する旨および一定の事由に該当する場合は保険金を支払わない旨を定めています。2022年7月に現行契約が満了しますが、同様の内容で更新予定です。16第2号議案 監査役2名選任の件すそ野が広い自動車事業を世界中で展開する当社において適切に監査を実施するために、社内事情に通じた常勤監査役と、高い専門性・見識を有する社外監査役で構成され、監査役それぞれが単独でも監査権限を行使できる独任制が維持される監査役会設置会社が適していると考えています。監査役会は、公正・中立的な立場で経営に対する意見・助言をいただける人材*によって構成することとしています。各監査役候補については、社外取締役が過半数を占める「役員人事案策定会議」にて監査役会に提案する内容を検討しています。監査役 安田政秀氏、平野信行氏は、今回の株主総会終結のときをもって任期満了となりますので、監査役2名の選任をお願いいたしたく、その候補者は次のとおりであります。なお、本議案を今回の株主総会に提出することにつきましては、監査役会の同意を得ております。* 当社の監査役の知識・経験・能力については、20ページのスキルマトリクスをご参照ください。監査役会の構成(2022年6月15日 定時株主総会後の予定)*2022年3月期の出席状況を記載しています。17事業報告株主総会参考書類計算書類監査報告書連結計算書類招集ご通知候補者番号氏 名性 別満年齢在任期間属 性取締役会出席率(出席回数)*監査役会出席率(出席回数)*加かとう藤  治はるひこ彦男性69歳3年100%(14/14回)100%(15/15回)1再任安やすだ田  政まさひで秀男性73歳4年100%(14/14回)100%(15/15回)小おぐら倉  克かつゆき幸男性59歳3年93%(13/14回)93%(14/15回)和わけ気  洋ようこ子女性74歳11年社外独立100%(14/14回)100%(15/15回)小おづ津  博ひろし司男性72歳7年社外独立100%(14/14回)100%(15/15回)2新任Gジョージeorge Oオルコットlcott男性67歳―社外独立――候補者番号再 任1・グローバルに車両生産台数が増加する中、海外における補給部品供給体制2007 年 6 月 トヨタ モーター コーポレーション オーストラリア㈱社長略歴1972 年 10 月 当社入社2000 年 1 月 当社海外部品部長確立に貢献2014 年 5 月 同社会長2018 年 6 月 当社監査役(現任)監査役候補者とした理由<最近の状況>やす だ まさ ひで安田 政秀男性監査役安田政秀氏は、監査役として、取締役の職務執行を監査しています。具体的には、トヨタ モーター コーポレーション オーストラリア㈱のトップとして、地域1949年4月1日生(満73歳)に愛され、応援いただける会社となるべく推進した取り組みをリードした実績をはじめ、国内外での豊富な経営経験に裏打ちされた自動車ビジネスへの深い見識を活かし、監査を通じた良質な企業統治体制の確立とコンプライアンスの徹底を推進し、当社の健全かつ持続的な成長に在任期間4年貢献しています。取締役会その他重要な会議への出席、役員との意見交換、社内各部・子会社からのヒアリング、会計監査人との連携等を通じて、幅広い観点から情報収集し、公正・中立的な立場で経営取締役会出席率(出席回数)に対する意見・助言を行っています。100%(14/14回)また、職場の風通しのよさや従業員のモチベーション向上、取引先との良好な関係を重視するとともに、モビリティカンパニーへの変革に向け、各部署・子会社の困りごとを確認し、提監査役会出席率(出席回数)100%(15/15回)言を通じて改善を後押ししています。<候補者とした理由>所有する当社普通株式の数ビジネスの現場に精通した質の高い監査の推進により、引き続き当社の企業価値向上に寄与できると判断し、監査役候補者としました。59,123株重要な兼職の状況―18候補者番号新 任2社外監査役独立役員略歴1986 年 7 月 S.G.Warburg & Co., Ltd入社1999 年 2 月 UBSアセットマネジメント(日本)社長1999 年 2 月 日本UBSブリンソングループ社長2000 年 6 月 UBSWarburg東京マネージングディレクター エクイティキャピタルマーケットグループ担当2001 年 9 月 ケンブリッジ大学ジャッジ経営大学院2005 年 3 月 同大学院 FMEティーチングフェロー2008 年 3 月 同大学院 シニアフェロー社外監査役候補者とした理由<候補者とした理由>ジョージオルコットGeorge OlcottGeorge Olcott氏は、投資銀行業務をはじめとする国際的な金融市場での豊富な経験と、グローバル経営における人材育成およびコーポレートガバナンスに関する知見を有しています。こうした経験・見識に基づいた日本企業の価値向上をテーマとした学術研究において、高男性い実績があります。また、日本、香港、フランス、イギリスでの航空、石油、金融業界や、大1955年5月7日生(満67歳)学教員の豊富な経験から、多様性の尊重に深い関心を寄せています。さらに、㈱デンソーでの社外取締役の経験を通じて、トヨタグループの取り組みを理解しています。幅広い経験と見識を経営の意思決定に反映することで、当社の企業価値向上に寄与できると在任期間――――判断し、社外監査役候補者としました。<独立性について>取締役会出席率(出席回数)当社はGeorge Olcott氏と2020年6月から2022年3月までの間、アドバイザー契約を締結していましたが、報酬は総額2,200万円と、金額に重要性がないことから、一般株主と利益監査役会出席率(出席回数)相反が生じるおそれはないと判断しています。所有する当社普通株式の数重要な兼職の状況㈱デンソー 社外取締役*第一生命ホールディングス㈱ 社外取締役*キリンホールディングス㈱ 社外取締役* 2022年6月退任予定(注)1. 独立役員の届け出George Olcott氏は、社外監査役候補者であります。本議案において同氏の選任をご承認いただいた場合、当社が上場している国内の証券取引所に同氏を独立役員として届け出る予定であります。(注)2. 責任限定契約の概要本議案においてGeorge Olcott氏の選任をご承認いただいた場合、当社は同氏との間で、会社法第423条第1項に定める責任について、会社法第425条第1項に定める最低責任限度額を限度とする契約を締結する予定であります。(注)3. 役員等賠償責任保険契約の概要本議案においてGeorge Olcott氏の選任をご承認いただいた場合、同氏は第1号議案に記載されている役員等賠償責任保険契約の被保険者に含められることになります。(注1) 本株主総会参考書類は、作成時点(2022年5月11日)の情報を記載していますが、在任期間については今回の株主総会終結時点の情報を、所有する当社普通株式の数については2022年3月31日時点の情報を記載しています。(注2) 役員等賠償責任保険契約の概要当社は、保険会社との間で、当社が保険料の全額を負担する役員等賠償責任保険契約を締結しています。当社のすべての取締役、監査役、執行役員およびExecutive Fellowを被保険者とし、これらの役職の立場で行った行為による損害賠償金および争訟費用等を填補します。当該役員等賠償責任保険契約においては、役員等の職務執行の適正性担保のため、敗訴時に填補する損害の範囲を限定する旨および一定の事由に該当する場合は保険金を支払わない旨を定めています。2022年7月に現行契約が満了しますが、同様の内容で更新予定です。19事業報告株主総会参考書類計算書類監査報告書連結計算書類招集ご通知(ご参考)当社の取締役・監査役のスキルマトリクス(2022年6月15日 定時株主総会後の予定)当社の取締役・監査役が、過去、経営者・マネージャー等として得た知識・経験・能力や、学会での論文発表各人の有する全ての知識・経験・能力を表すものではありません。氏名内山田竹志早川茂豊田章男近健太前田昌彦菅原郁郎JamesKuffner取締役会長取締役副会長取締役社長取締役取締役取締役社外取締役写真地位企業経営ガバナンスグローバル財務・会計環境・エネルギーソフト・デジタル技術開発生産スポーツ・モータースポーツ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●人材育成●●●●●20や政府の有識者会議への出席実績等に基づいて示しています。Sir PhilipCraven工藤禎子加藤治彦安田政秀小倉克幸和気洋子小津博司GeorgeOlcott社外取締役社外取締役監査役監査役監査役社外監査役社外監査役社外監査役●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●21事業報告株主総会参考書類計算書類監査報告書連結計算書類招集ご通知第3号議案 補欠監査役1名選任の件法令に定める監査役の員数を欠くことになる場合に備え、予め補欠監査役1名の選任をお願いいたしたく、その候補者は次のとおりであります。本議案は、現社外監査役の和気洋子氏、小津博司氏および第2号議案が承認された場合のGeorgeOlcott氏の3名の補欠として、選任をお願いするものであります。監査役として就任した場合、その任期は前任者の残存期間とします。また、本決議の効力は次回定時株主総会開始のときまでとしますが、監査役就任前に限り、監査役会の同意を得た上で、取締役会の決議によって取り消すことができるものとします。なお、本議案を今回の株主総会に提出することにつきましては、監査役会の同意を得ております。再 任略歴1985 年 4 月 弁護士登録 長島・大野法律事務所入所1990 年 9 月 ウィルソン・ソンシーニ・グッドリッチ&ロサーティ法律事務所(米国)勤務1995 年 1 月 長島・大野法律事務所パートナー2000 年 1 月 長島・大野・常松法律事務所パートナー(現任)補欠の社外監査役候補者とした理由酒井竜児氏につきましては、企業の海外進出・海外投資その他国際取引に関する助言や、独占禁止法・知的財産権・資金調達・M&Aなどの様々な法律問題に関する助言を行うなど、長年にわたり企業法務の分野を中心に活躍し、豊富な経験と高度な専門的識見を有していることから、職務を適切に遂行できると判断し、補欠の社外監査役として選任をお願いするものであります。(注)1.本株主総会参考書類は、作成時点 (2022年5月11日) の情報を記載していますが、所有する当社普通株式の数については、2022年3月31日時点の情報を記載しています。2.補欠の社外監査役候補者に関する事項は、以下のとおりであります。(1) 酒井竜児氏は、東京証券取引所の独立性判断基準に照らして独立性を有しており、独立役員の資格を満たしておりますが、同氏が所属する法律事務所の方針により、当社は同氏を独立役員として指定する予定はありません。(2) 責任限定契約の概要本議案において酒井竜児氏の選任をご承認いただき、かつ同氏が監査役に就任した場合、当社は同氏との間で、会社法第423条第1項に定める責任について、会社法第425条第1項に定める最低責任限度額を限度とする契約を締結する予定であります。(3) 役員等賠償責任保険契約の概要本議案において酒井竜児氏の選任をご承認いただき、かつ同氏が監査役に就任した場合、同氏は第1号議案に記載されて

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