ロート製薬(4527) – 2022年3月期決算説明会

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開示日時:2022/05/13 10:00:00

損益

決算期 売上高 営業益 経常益 EPS
2018.03 17,179,500 1,909,000 1,919,000 81.2
2019.03 18,367,200 2,081,700 2,077,700 85.66
2020.03 18,837,500 2,256,100 2,252,800 134.71
2021.03 18,105,300 2,299,400 2,325,400 146.36

※金額の単位は[万円]

株価

前日終値 50日平均 200日平均 実績PER 予想PER
3,245.0 3,385.2 3,172.655 17.01 18.53

※金額の単位は[円]

キャッシュフロー

決算期 フリーCF 営業CF
2018.03 1,370,200 1,915,400
2019.03 1,482,800 2,174,500
2020.03 1,260,700 1,904,000
2021.03 970,400 2,000,800

※金額の単位は[万円]

▼テキスト箇所の抽出

2022年3月期決算説明会ロート製薬株式会社2022年5月13日12022年3月期連結決算の概要副社長 兼 CFO斉藤 雅也22022年3月期の概況 新型コロナウイルス感染症の影響はあるものの消費マインドの回復により、大幅増収となりV字回復を達成。増収効果と原価率の改善及び販管費の効率的活用に努めた結果、売上・各利益段階で過去最高を更新 概況 国内市場 消費マインドが回復傾向に 前期落ち込んだ「肌ラボ」、日やけ止めがコロナ前を上回る増収に 高額目薬「メラノCC」「デオコ」「ロートV5粒」など話題の商品は好調持続 新発売の新型コロナウイルス抗原迅速検査キットも増収に寄与 天藤製薬(株)、ロートニッテン(株)、クオリテックファーマ(株)も売上・利益に貢献 海外事業も大幅増収、大幅増益 中国・香港・インドネシア・UK等が好調に推移し、ベトナムのマイナスをカバー リップ、アイケア、ニキビ用剤、外炎消炎鎮痛剤、ヘアケアが大きく増収3連結損益2022年3月期(新基準)売上高比2021年3月期(新基準)199,646100.0売上高売上原価原価率販管費販促費広告費研究開発費その他営業利益経常利益親会社株主に帰属する純利益83,15741.787,13911,57526,5398,74040,28329,34929,08421,01843.75.813.34.420.214.714.610.5(単位 百万円,%)増減額増減率27,0038,83911,787△2686,2418374,9766,3765,1914,29215.611.915.6△2.330.810.614.127.821.725.7172,64374,31843.175,35111,84320,2977,90335,30722,97323,89316,726※前年同期を新基準にした際の比較4※為替レート:USドル=111.55円(前年同期 105.96円)連結営業利益の増減(百万円)販管費 +11,787百万円増収270億円(1,726億円→1,996億円)により +15,378百万円売上原価率1.4Pt改善(43.1%→41.7%)により+ 2,785百万円5業績推移(5年)売上高営業利益ROE5年平均増収率6.4%5年平均営業利益率12.4%5年平均10.2%億円億円%※売上は2021年を旧基準に換算しての比較6報告セグメント別売上2021年3月期(旧基準 )2021年3月期(新基準)2022年3月期(新基準)金額構成比金額構成比金額構成比増減額増減率(単位:百万円、未満切捨,%)売上高181,287100.0 172,643100.0199,646100.027,003115,62963.8 106,98562.0121,41760.814,432日ア本ア報告セグメントジ48,05626.548,05627.855,98828.0ア メ リ カヨ ー ロ ッ パ7,6878,1494.24.57,6878,1494.54.710,03710,2975.05.2計179,522170,878197,7407,9312,3502,14726,86215.613.516.530.626.4その他1,7641.01,7641.01,9061.01418.0為替レート(USドル/円)105円96銭105円96銭111円55銭7報告セグメント別営業利益2021年3月期(旧基準 )2021年3月期(新基準)2022年3月期(新基準)金額構成比金額構成比金額構成比増減額増減率(単位:百万円、未満切捨,%)営業利益22,990100.022,973100.029,349100.06,37627.814,65663.814,639ジ6,92630.16,92619,5478,36566.628.54,9081,43933.520.8計118,27322,39928,6934583751184552.01.60.52.04583751184552165631714840.7 △ 241 △ 52.81.918850.26,29353290.61.745.1日ア本アア メ リ カヨ ー ロ ッ パ報告セグメントその他調整額為替レート(USドル/円)105円96銭105円96銭111円55銭63.730.12.01.60.52.08日本 大幅な増収増益売上高営業利益1214億17百万円195億47百万円前期比 13.5%増同 33.5%増 全ての製品カテゴリーで増収 前期落ち込んだ日やけ止め、「肌ラボ」がコロナ前を上回る増収 「メラノCC」「デオコ」「ロートV5粒」など話題の商品が好調維持 新型コロナウイルス抗原迅速検査キットも増収に寄与 天藤製薬(株)、ロートニッテン(株)、クオリテックファーマ(株)など子会社も貢献 増収及び原価率の改善と販管費の効率的活用により大幅増益9新型コロナウイルスの影響が一巡コロナ前の売上を上回る商品日やけ止め 今期5,670百万円(対前々9.1%増)肌ラボ 今期12,156百万円(対前々8.7%増)高額目薬 今期3,718百万円(対前々8.7%増)なりたい肌色に合わせて選べる「スキンアクア トーンアップエッセンス」好調な肌ラボ白潤プレミアムと新製品の極潤エイジングケアコロナ禍の目の疲れにプレミアムシリーズが好調マスク着用習慣の影響を受けた商品リップクリーム 3,279百万円 (対前10.8%減)10好調持続の商品群高額目薬と連動した店頭展開で好調持続する「ロートV5粒」SNSで話題DEOCOメラノCC11新型コロナウイルス抗原迅速検査キット 医療機関向け(2021年5月~出荷) ドゥーテストCOV19(ロート販売):薬局・行政などへ(2022年1月~出荷)オミクロン株も検出可能 今期売上約13億円12インバウンド需要低迷も越境ECが堅調インバウンド&越境EC売上 約18.8億円(前期比 6.8億円増)百万円目薬やコンタクトレンズ゙洗浄液も人気インバウンド関連四半期売上の推移13アジア 大幅な増収増益売上高営業利益559億88百万円 前期比 16.5%増同 20.8%増83億65百万円 中国・香港・インドネシアが好調 ロックダウン政策の影響を受けベトナム・台湾が減収に 各国の売上(前期比、現地通貨比較)百万円8.5%増収 12月決算 中国15.8%増収 2月決算 香港 ベトナム 8.4%減収 12月決算 インドネシア 14.9%増収 12月決算5.7%増収 2月決算 マレーシア5.8%減収 2月決算 台湾14アジア 大幅な増収増益 リップ回復傾向。全主力ブランドが好調に推移10,079百万円 対前19.1%増5,271百万円 対前14.5%増 目薬 アクネス 男性用化粧品 5,936百万円 対前2.4%増 ハダラボ7,462百万円 対前 4.7%増 日やけ止め 4,178百万円 対前16.6%増9,972百万円 対前21.2%増 リップ店頭で圧倒的存在感のリップクリーム香港で最も大きいブランドに成長した「50Megumi」人気女優シャーリーン・チョイを起用し、 ヘアケアカテゴリーでNO1売上を記録リップの新製品15アメリカ 増収減益売上高営業利益100億37百万円 前期比 30.6%増同 △52.8%減2億16百万円 消費マインドの回復 目薬、メンソレータム軟膏が好調 ハイドロックス・ラボラトリーズ社2021年11月より連結(4カ月)も増収に貢献 原料・資材の調達コスト増、ベトナムからの空輸による輸送費増や人材不足による労務費上昇等により減益新発売の目薬Rohto Optic Glow16ヨーロッパ 大幅な増収増益売上高営業利益102億97百万円 前期比 26.4%増50.2%増5億63百万円同 消費マインドの回復 Deep Heatを中心とした外用鎮痛薬が好調 2021年5月CEマーク点眼薬「ロートドライエイド」をポーランドで発売UKでもAMAZONで販売し、目薬市場の開拓を始める 原材料・資材の調達コスト増、運輸インフラの混乱により原価率が悪化したものの販管費の効率的活用により増益ハダラボTOKYOも好調人気のDeep Heat17新発売の目薬Rohto DRYAID2023年3月期業績予想代表取締役社長杉本 雅史18次期 業績見通しのポイント 新型コロナウイルスの影響は続くが、消費マインドは回復 ウクライナ危機による原材料費や物流費の上昇により原価率悪化 欧米は製品価格を値上げ 2022年度実績が公表値を大幅に上回った 2023年3月期は増収、減益の見通し 日本以外の地域は増収増益、日本は増収減益見通し 海外の状況 中国ゼロコロナ政策による経済減速懸念 ベトナム市場は復活 日本:中長期の持続的成長に向けて先行投資 眼科医療用医薬品・再生医療の進捗により研究開発費が増加 生産設備の増強 開発製造受託の進展 With コロナに向けての取り組み 人的資本への投資 コーポレートガバナンスの強化 19期連続増配予定19次期 業績見通し2021年3月期(新基準)2022年3月期(新基準)2023年3月期(新基準)金額 売上比 金額 売上比 金額 売上比 増減額 増減率(単位:百万円、未満切捨,%)売 上 高172,643100.0 199,646100.0218,000100.018,3539.2営 業 利 益22,97313.329,34914.728,00012.8 △ 1,349△ 4.6経 常 利 益23,89313.829,08414.628,00012.8 △ 1,084△ 3.716,7269.721,01810.519,5008.9 △ 1,518△ 7.2親会社株主に帰属す る 当 期 純 利 益1 株 当 た り当 期 純 利 益)円(為替レートUSドル/円146.63184.26170.95105円96銭111.55円125円20報告セグメント別売上予想2021年3月期(新基準)2022年3月期(新基準)2023年3月期予想(新基準)金額構成比金額構成比金額構成比増減額増減率(単位:百万円、未満切捨,%)売上高172,643 100.0 199,646 100.0218,000100.018,353日ア本ア106,98562.0 121,41760.8126,00057.8ジ48,05627.855,98828.063,50029.1ア メ リ カ7,6874.510,037ヨ ー ロ ッ パ8,1494.710,2975.05.215,50011,0007.15.04,5827,5115,462702報告セグメント計170,878197,740216,00018,259その他1,7641.01,9061.02,0000.993為替レート(USドル/円)105円96銭111円55銭125円9.23.813.454.46.89.24.9※ 売上高は外部顧客に対するものです21報告セグメント別営業利益予想2021年3月期(新基準)2022年3月期(新基準)2023年3月期(新基準)金額構成比金額構成比金額構成比増減額増減率(単位:百万円、未満切捨,%)営業利益22,973100.029,349100.028,000100.0 △ 1,349 △ 4.614,63963.719,54717,00060.7 △ 2,547 △ 13.06,92630.18,3659,00032.14583751184552.01.60.52.02165631714846007002005002.12.50.71.863438313628157.6177.324.216.63.122,39928,69327,300△ 1,393 △ 4.9報告セグメント日ア本アア メ リ カヨ ー ロ ッ パジ計その他調整額為替レート(USドル/円)105円96銭111円55銭125円66.628.50.71.90.81.722海外の状況 ~中国ゼロコロナ政策による経済減速懸念~ 中国でダイナミックゼロコロナ政策実施中 上海でロックダウン中 今後北京にも拡がるか? 2022年GDP目標成長率は5.5%前後だが達成は難しい? 北京オリンピック後3月の消費動向は対前△3.5%4月29日、封鎖された上海のマンション敷地内を消毒する作業員4月30日、利用客が少ない北京駅23海外の状況 ~ベトナム市場の回復~ 2021年GDP成長率は過去最低の対前+2.58%ロートも減収 6~9月厳しいロックダウン、小売店営業停止、工場の生産停止 ロート目薬は+10%成長を持続 2022年GDP目標成長率は対前+6.5~7.0%と大幅な回復目標ロートも回復見込み、高成長軌道に戻す 多数の新製品投入 デジタルに注力・自社ECストアを開始:顧客との接点拡大・デジタル番組、SNS、KOLライブストリーム販売2021年カテゴリー別売上比率24日本中長期の持続的成長に向けて先行投資25Vision2030 ~Connect for Well-being~OTCリーディングカンパニーへ進化スキンケア領域機能性食品医療用医薬品再生医療眼科領域新薬開発・医療機器開発開発製造受託(CDMO)26積極的な研究開発百万円27再生医療・眼科用医療用医薬品の進捗国内向け再生医療用細胞CDMOを本格展開ヒューマンライフコード(株)と臍帯を原料とする間葉系幹細胞の製造受託契約を2022年2月に締結眼科用医療用医薬品ROH-202の国内第I相臨床試験開始(株)デ・ウエスタン・セラピテクス研究所が開発の眼科用治療剤「DW-1001」について2019年12月ライセンス契約を締結。「ROH-202」として非臨床試験を進めてきた「ROH-201」がPhase2aからPhase2bに進捗株式会社日本点眼薬研究所を2022年4月ロートニッテン株式会社に社名変更28再生医療・眼科用医療用医薬品の進捗(2022年5月時点)29製造設備の増強上野テクノセンター内に2022年9月スマート工場竣工人に優しい工場ロボットと人の協業による働く人の安全の確保と効率化I・IoTやAIの活用により生産性向上を実現環境にやさしい工場地中熱、太陽光など再生可能エネルギーの活用、省エネ機器の導入。エネルギー消費量を既存工場の20%削減を目指す国内外への生産拠点30開発製造受託の進展開発製造受託子会社「クオリテックファーマ(株)」2016年度より6カ年増収近年、製剤開発の受託が増加。今後も増加傾向。CMO事業からCDMO事業へと進化2022年12月「掛川ラボ」竣工予定クオリテックファーマ 掛川工場31Withコロナへの対応 ECチャネルの強化 D2C事業に注力 Amazon、ロハコ成長 天藤製薬2022年3月よりEC事業スタート 顧客との会話量の最大化を狙ったプロモーション インフルエンサー発信、TiktokなどのSNSを活用 Withコロナ時代のニーズに対応した新製品 赤みを伴う湿疹にアンテドラッグステロイド×清涼成分「メンソレータム®メディクイック® プロ」軟膏とクリーム 気になる毛穴、ざらつき、くすみに。毛穴つるり化粧水「オバジC リファインローション」32人的資本への投資企業経営のパラダイムシフト~一人ひとりの中にある可能性を引き出す取組~働きがい人材育成ダイバーシティモチベーションとエンゲージメント向上企業の枠を超えて活躍できる人材育成柔軟な働き方の推進 社内ダブルジョブ制度(兼任) 自発型プロジェクト多様なキャリアの推進 兼業制度の解禁 高度な専門性 社外起業家の育成【健康経営の推進】【次世代リーダー育成】多様な個性・価値観の受容 外国籍の採用 女性活躍の推進【多様な社員によるイノベーションの創出】コーポレートガバナンスの強化 プライム市場への移行(2022年4月~) 経営体制の強化 取締役会:社内取締役7名、社外取締役4名体制でより多様性のある議論と意思決定を形成する<新任社外取締役候補>・上村 達男 氏・林 依利子 氏定を推進する CxOの設置:6つの最高執行責任者を置き、機動性の高い意思決 サステナビリティ委員会の設置 中長期視点のSDGs課題についてコミットする TCFDへの賛同表明(2021年6月)。今後CDPへ対応予定3419期連続増配予定円35

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