メディシノバ・インク(4875) – 2022年12月期 第1四半期決算短信〔米国基準〕(連結)

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開示日時:2022/05/13 08:30:00

損益

決算期 売上高 営業益 経常益 EPS
2018.12 0 -1,559 -1,561 -0.36
2019.12 0 -1,403 -1,408 -0.3
2020.12 0 -1,418 -1,422 -0.31

※金額の単位は[万円]

株価

前日終値 50日平均 200日平均 実績PER 予想PER
301.0 358.3 422.37 -598.04

※金額の単位は[円]

キャッシュフロー

決算期 フリーCF 営業CF
2018.12 -912 -911
2019.12 -914 -912
2020.12 -1,086 -1,083

※金額の単位は[万円]

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2022 年 12 月期 第 1 四半期決算短信〔米国基準〕(連結) 2022 年 5 月 13 日 上 場 会 社 名 メディシノバ・インク 上場取引所 東 コ ー ド 番 号 4875 URL https://medicinova.jp 代表者 (役職名) 代表取締役社長兼 CEO (氏名) 岩城 裕一 問合せ先責任者 (役職名) (氏名) 松田 和子 (TEL)03(3519)5010 取締役兼 CMO 東京事務所代表副社長 四半期報告書提出予定日 2022 年 6 月 13 日 配当支払開始予定日 - 四半期決算補足説明資料作成の有無 :有・無 四半期決算説明会開催の有無 :有・無 1. 2022 年 12 月期第 1 四半期の連結業績(2022 年 1 月 1 日~2022 年 3 月 31 日) (1)連結経営成績(累計) (単位:米ドル(千円)、%表示は、対前年同四半期増減率) 当社株主に帰属する 四半期純利益 税引前四半期純利益 営業利益 売 上 高 2022 年 12 月期 第 1 四半期 2021 年 12 月期 第 1 四半期 % ― ― - 4,000,000 - 515,440 % % % △ 3,410,012 (△ 439,414) - △ 201,529 - (△ 25,969) △ 3,386,417 (△ 436,373) - △ 187,799 - (△ 24,199) △ 3,386,417 (△ 436,373) - △ 187,799 - (△ 24,199) (注)四半期包括利益 2022 年 12 月期第 1 四半期 △ 3,393,852 米ドル(△ 437,331 千円)(-%) 2021 年 12 月期第 1 四半期 △ 194,620 米ドル(△ 25,078 千円)(-%) 2022 年 12 月期 第 1 四半期 2021 年 12 月期 第 1 四半期 1株当たり当社株主に 帰属する四半期純利益 (単位:米ドル(円)) 潜在株式調整後 1株当たり当社株主に 帰属する四半期純利益 △ 0.07 (△ 9) △ 0.00 (△ 0) - - (注)①1株当たり当社株主に帰属する四半期純利益はASC Topic 260「1 株当たり利益」に基づいて算出しております。 ②潜在株式調整後1株当たり当社株主に帰属する四半期純利益については、1株当たり当社株主に帰属する四半期純損失であるため記載しておりません。 (2)連結財政状態 (単位:米ドル(千円)) 資本合計 総 資 産 株主資本 株主資本比率 (純資産) 2022 年 12 月期 第 1 四半期 2021 年 12 月期 84,175,187 (10,846,814) 87,406,458 (11,263,196) 80,364,285 (10,355,741) 83,677,084 (10,782,629) 80,364,285 (10,355,741) 83,677,084 (10,782,629) % 95.5 95.7 (注)当社の 2022 年及び 2021 年 12 月期第 1 四半期並びに 2021 年 12 月期の要約連結財務諸表の原文は米ドルで表示されています。連結経営成績及び連結財政状態について、カッコ内に表示されている金額は、便宜上、2022 年4 月28 日現在の三菱 UFJ 銀行の対顧客電信直物相場の仲値に基づき、1 米ドル=128.86 円で換算された金額です。また記載金額は、表示単位未満を切り捨てて表示しております。 2.配当の状況 (単位:米ドル(円)) 年間配当金 第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期 末 合 計 2021 年 12 月期 2022 年 12 月期 2022 年 12 月期(予想) ― ― ― ― ― ― 0.00 0.00 0.00 0.00 (注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 :有・無 3.2022 年 12 月期の連結業績予想(2022 年 1 月 1 日~2022 年 12 月 31 日) 2022年12月期の連結業績予想につきましては、現時点で合理的な予測が困難な状況であるため記載しておりません。詳細については、【添付資料】3ページ「連結業績予想に関する定性的情報」に記載しております。 ※ 注記事項 (1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 (連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) :有・無 新規 社 (社名) 除外 社 (社名) (2)簡便な会計処理及び特有の会計処理の適用 :有・無 (3)会計方針の変更 ① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 ② ①以外の会計方針の変更 :有・無 :有・無 (4)発行済株式数(普通株式) ① 期末発行済株式数(自己株式を含む) ② 期末自己株式数 ③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022 年12 月期1Q 49,043,246 株 2021 年12 月期 49,043,246 株 2022 年12 月期1Q -株 2021 年12 月期 -株 2022 年12 月期1Q 49,043,246 株 2021 年12 月期1Q 47,535,307 株 ※ 四半期レビュー手続の実施状況に関する表示 ・当社は金融商品取引法に基づく四半期財務諸表のレビュー手続を受けていません。 ※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項 ・2022 年 12 月期の業績予想が判明次第、お知らせいたします。 ・本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。 メディシノバ・インク(4875)2022年12月期 第1四半期短信 [米国基準] ○添付資料の目次 1. 四半期決算に関する定性的情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 (1) 連結経営成績に関する定性的情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 (2) 連結財政状態に関する定性的情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 (3) 連結業績予想に関する定性的情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 2. サマリー情報(その他)に関する事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 (1) 簡便な会計処理及び特有の会計処理の適用 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 3. 四半期要約連結財務諸表等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 (1) 四半期要約連結貸借対照表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 (2) 四半期要約連結損益及び包括利益計算書(未監査)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 (3) 継続企業の前提に関する注記 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7 (4) 株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7 (5) アメリカ合衆国と日本国における会計原則及び会計慣行の主要な違い ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8 4.四半期要約連結財務諸表(日本円換算)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9 (1) 四半期要約連結貸借対照表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9 (2) 四半期要約連結損益及び包括利益計算書(未監査)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10 1 メディシノバ・インク(4875)2022年12月期 第1四半期短信 [米国基準] 当社の定性的情報の原文は米ドルで表示されています。連結経営成績及び連結財政状態に関する定性的情報について、カッコ内に表示されている金額は、便宜上、2022年4月28日現在の三菱UFJ銀行の対顧客電信直物相場の仲値に基づき、1米ドル=128.86円で換算された金額です。また記載金額は、表示単位未満を切り捨てて表示しております。 1. 四半期決算に関する定性的情報 (1) 連結経営成績に関する定性的情報 2022年3月31日に終了した3ヶ月(以下、当第1四半期連結累計期間と表記)と2021年3月31日に終了した3ヶ月(以下、前年同期と表記)の比較 営業収益 当社は、前年同期にGenzyme社とのライセンス契約において、2件のマイルストーンペイメントを受領したことで4百万米ドル(515百万円)の営業収益を計上しましたが、当第1四半期連結累計期間では、営業収益を計上していません。 研究開発及びパテント費 当第1四半期連結累計期間及び前年同期の研究開発及びパテント費は、共に2.1百万米ドル(270百万円)であり、前年同期比で大きな変動はありませんでした。これは、MN-166(イブジラスト)に係る費用が増加した一方で、業績目標に対する達成度に基づく(研究開発にかかわる)役職員への株式報酬費用が減少したためです。 一般管理費 当第1四半期連結累計期間及び前年同期の一般管理費は、それぞれ1.3百万米ドル(167百万円)及び2.1百万米ドル(270百万円)でした。前年同期比0.8百万米ドル(103百万円)の減少は、主として業績目標に対する達成度に基づく(一般管理業務にかかわる)役職員への株式報酬費用が減少したことによるものです。 2 メディシノバ・インク(4875)2022年12月期 第1四半期短信 [米国基準] (2) 連結財政状態に関する定性的情報 当第1四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、前年同期が3.9百万米ドル(502百万円)のキャッシュ・アウトだったのに対して、3.7百万米ドル(476百万円)のキャッシュ・アウトとなりました。前年同期比0.2百万米ドル(25百万円)の減少は、主として四半期純損失が前年同期比で増加したものの、営業資産及び負債の変動によるキャッシュ・アウト要因が減少したためです。 財務活動によるキャッシュ・フローは、前年同期が20.1百万米ドル(2,590百万円)のキャッシュ・インだったのに対して、当第1四半期連結累計期間は発生しませんでした。前年同期の財務活動によるキャッシュ・インは、主として2021年1月11日付の証券売買契約に基づく普通株式3,656,307株の売却により純額で19.9百万米ドル(2,564百万円)の手取金を受領したことによるものです。 2022年3月31日現在、当社の現金及び現金同等物は67.7百万米ドル(8,723百万円)、運転資本は65.9百万米ドル(8,491百万円)でした。本短信提出日現在、当社は、少なくとも2023年末までの間は事業運営にあたって十分な運転資本を確保しているものと考えています。しかしながら、当社はこれらの資本の源泉が全ての研究開発プログラムを計画通りに実行するのに十分であることは保証できません。 当社は、2019年8月23日付けで、B. Riley FBR, Inc. (B. Riley FBR)との間でATM新株販売代理契約(2019年ATM契約)を締結しました。2019年ATM契約により、当社は B. Riley FBRを通じ、当社普通株式を発行価格総額75.0百万米ドル(9,664百万円)を上限として随時売却することができます。B. Riley FBRを通じて普通株式を売却する場合には、1933年証券法(その後の改正を含む)に基づき公布されたRule 415における定義上で「市場を通じた」株式発行とみなされるあらゆる方法にて売却が実施されます。これらの方法には、NASDAQその他の既設の普通株式の売買市場で直接売却する方法、並びに、マーケットメーカーを通じた売却方法が含まれます。また、当社の事前承認を前提に、B. Riley FBRは普通株式を相対取引で売却することもできます。当社は、B. Riley FBRに対して手数料として、2019年ATM契約に基づき売却された普通株式による手取金総額の3.5%を上限として支払うことに合意しました。当社の手取金は、B. Riley FBRに売却される当社普通株式の数及び各取引における1株当たりの購入価格に左右されます。 当第1四半期連結累計期間において、2019年ATM契約に基づく普通株式の売却はありませんでした。 (3) 連結業績予想に関する定性的情報 2022年12月期の連結業績予想につきましては、具体的な売上高及び営業利益の予想値を公表することが、当社が進めております提携及び導出活動における価値の最大化を阻害する要因となる可能性が想定されます。 また、提携契約の締結に至った場合、契約の内容によっては2022年12月期において見込んでいる研究開発費の一部が相手方負担となる可能性もありますため、連結業績の合理的な予測が困難な状況であります。 これらの点を考慮し、現時点においては今期の業績予想を記載しておりませんが、判明次第速やかにお知らせいたします。 3 メディシノバ・インク(4875)2022年12月期 第1四半期短信 [米国基準] 2. サマリー情報(その他)に関する事項 (1) 簡便な会計処理及び特有の会計処理の適用 税金費用の計算 税金費用について、当連結会計年度の税引前当期純損失に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積もり、税引前四半期純損失に当該見積実効税率を乗じて計算する方法を採用しております。 4 3. 四半期要約連結財務諸表等 (1) 四半期要約連結貸借対照表 (資産) 流動資産: 現金及び現金同等物 前払費用及びその他の流動資産 流動資産合計 のれん 仕掛研究開発費(IPR&D) 有形固定資産(純額) 使用権資産 その他の長期資産 資産合計 (負債及び株主資本) 流動負債: 買掛債務 未払債務及びその他の流動負債 オペレーティング・リース負債 流動負債合計 繰延税金負債 その他の長期負債 負債合計 契約債務及び偶発債務 株主資本: 普通株式 額面 0.001 米ドル (授権株式数) (発行済株式数) 払込剰余金 その他の包括損失累計額 累積欠損 株主資本合計 負債及び株主資本合計 添付の注記を参照のこと メディシノバ・インク(4875)2022年12月期 第1四半期短信 [米国基準] 当第 1 四半期 連結会計期間末 (2022 年 3 月 31 日) (未監査) 前連結会計年度 (2021 年 12 月 31 日) 金額(米ドル) 金額(米ドル) 67,695,253 1,135,900 68,831,153 9,600,240 4,800,000 53,002 779,036 111,756 84,175,187 665,249 2,147,047 163,945 2,976,241 201,792 632,869 3,810,902 71,430,954 577,992 72,008,946 9,600,240 4,800,000 57,565 824,215 115,492 87,406,458 402,740 2,298,203 131,965 2,832,908 201,792 694,674 3,729,374 49,043 (100,000,000株) (49,043,246株) 476,869,065 △ 106,312 △ 396,447,511 80,364,285 84,175,187 49,043 (100,000,000株) (49,043,246株) 476,788,012 △ 98,877 △ 393,061,094 83,677,084 87,406,458 5 (2) 四半期要約連結損益及び包括利益計算書(未監査) 【第1四半期連結累計期間】 メディシノバ・インク(4875)2022年12月期 第1四半期短信 [米国基準] 営業収益 営業費用: 研究開発及びパテント費 一般管理費 営業費用合計 営業損失 受取利息 その他の費用 四半期純損失 当社株主に帰属する四半期純損失 基本及び希薄化後 1 株当たり四半期純損失 基本及び希薄化後 1 株当たり四半期純損失の計算に使用した株式数 当社株主に帰属する四半期純損失 その他の包括損失(税引後) 為替換算調整勘定 四半期包括損失 添付の注記を参照のこと 当第 1 四半期 連結累計期間 (自 2022 年 1 月 1 日 至 2022 年 3 月 31 日) 前第 1 四半期 連結累計期間 (自 2021 年 1 月 1 日 至 2021 年 3 月 31 日) 金額(米ドル) 金額(米ドル) — 2,111,996 1,298,016 3,410,012 △ 3,410,012 37,339 △ 13,744 △ 3,386,417 △ 3,386,417 △ 0.07 △ 3,386,417 △ 7,435 △ 3,393,852 4,000,000 2,145,274 2,056,255 4,201,529 △ 201,529 36,668 △ 22,938 △ 187,799 △ 187,799 △ 0.00 △ 187,799 △ 6,821 △ 194,620 49,043,246株 47,535,307株 6 メディシノバ・インク(4875)2022年12月期 第1四半期短信 [米国基準] (3) 継続企業の前提に関する注記 該当事項はありません。 (4) 株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記 ATM新株販売代理契約と第三者割当増資 当社は、2019年8月23日付けで、B. Riley FBR, Inc. (B. Riley FBR)との間でATM新株販売代理契約(2019年ATM契約)を締結しました。2019年ATM契約により、当社は B. Riley FBRを通じ、当社普通株式を発行価格総額75.0百万米ドル(9,664百万円)を上限として随時売却することができます。B. Riley FBRを通じて普通株式を売却する場合には、1933年証券法(その後の改正を含む)に基づき公布されたRule 415における定義上で「市場を通じた」株式発行とみなされるあらゆる方法にて売却が実施されます。これらの方法には、NASDAQその他の既設の普通株式の売買市場で直接売却する方法、並びに、マーケットメーカーを通じた売却方法が含まれます。また、当社の事前承認を前提に、B. Riley FBRは普通株式を相対取引で売却することもできます。当社は、B. Riley FBRに対して手数料として、2019年ATM契約に基づき売却された普通株式による手取金総額の3.5%を上限として支払うことに合意しました。当社の手取金は、B. Riley FBRに売却される当社普通株式の数及び各取引における1株当たりの購入価格に左右されます。 当第1四半期連結累計期間及び前年同期において、2019年ATM契約に基づく普通株式の売却はありませんでした。 2021年1月11日、当社はある投資家との間で証券売買契約書を締結しました。2021年1月29日、当社はこの契約書の定めるところにより、当社普通株式3,656,307株を1株当たり5.47米ドル(704円)で発行し、この投資家に第三者割当の方法で割り当てることにより、0.1百万米ドル(12百万円)の発行費用控除後で約20百万米ドル(2,577百万円)を調達しました。 7 メディシノバ・インク(4875)2022年12月期 第1四半期短信 [米国基準] (5) アメリカ合衆国と日本国における会計原則及び会計慣行の主要な違い 当該四半期要約連結財務情報は米国において一般に公正妥当と認められる期中財務情報の為の会計原則(米国会計基準)に準拠して作成されています。従って同要約連結財務諸表は、日本において一般に公正妥当と認められる会計原則(日本会計基準)に準拠して作成された要約連結財務諸表と比較して、会計原則、会計慣行及び表示方法が異なっています。米国会計基準と日本会計基準の主な相違点は以下のとおりであります。 株式に基づく報酬 米国においては、ASC 718「株式報酬」により、ストック・オプション等の株式報酬を財務諸表上の費用として認識することを要求しています。付与日における公正価値を測定対象として報酬費用を決定し、必要な役務提供期間にわたって認識されます。日本においては、報酬として従業員等に付与したストック・オプションは、公正な評価額に基づいて報酬に対する必要役務提供期間にわたって費用として認識され、対応する金額はストック・オプションの権利の行使または失効が確定するまでの間、貸借対照表の純資産の部に新株予約権として計上されます。 研究開発活動のために支払った前渡金の会計処理 米国においては、ASC 730「研究開発取り決め」により、将来の研究開発活動のために利用又は提供される商品又はサービスに対して支払った払戻不能の前渡金を繰延べ、回収可能性の評価を前提に、当該商品の引渡期間又は関連サービスの提供期間にわたって償却します。日本においては、そのような会計処理は求められていません。 のれんの会計処理 米国においては、ASC 350「無形資産‐のれん及びその他」により、のれんは償却せず、少なくとも年に一度、および減損兆候の発生の都度、減損テストを実施することが要求されています。ただし、減損テストを行う前に定性的な評価を行い、のれんの公正価値が帳簿価額を下回る可能性が高くない場合は、減損テストに進まないことが容認されます。減損が認識された場合、のれんの帳簿価額に対して公正価値までの評価減を行います。日本においては、のれんはその効果が及ぶ20年以内の期間にわたって定額法、その他の合理的な方法により規則的に償却され、また減損の兆候がある場合には減損テストが実施されますが、年に一度の減損テストは求められていません。 公正価値評価 米国においては、ASC 820「公正価値評価及び開示」により、公正価値の測定に係る枠組みが定められ、公正価値測定に関する開示範囲が拡大されています。公正価値とは、市場参加者間の秩序ある取引において、資産の売却により受け取るであろう価格又は負債を移転するために支払うであろう価格、すなわち出口価格を指します。従って公正価値は、市場参加者が資産又は負債の価格付けを行う際に用いるであろう仮定に基づいて決定される市場を基礎とした測定値となります。また、同ガイダンスでは、測定のためのフレームワークとして3つのレベルに階層化した公正価値ヒエラルキーを設けたうえで、公正価値ヒエラルキーのレベルに応じた開示の拡充を求めています。日本においては、このような公正価値の測定、計上、及び開示に関する包括的な会計基準はありません。 リース(借手)の会計処理 米国においては、ASC 842「リース」により、借手は従前の基準においてオペレーティング・リースとして区分されてきたリースについて、リース資産及びリース負債を認識することになっています。この新基準により確立された使用権モデルによれば、借手はリース期間が12カ月を超えるリースすべてについて、使用権資産とリース負債を貸借対照表に計上することが義務づけられています。日本においては、オペレーティング・リースの借手は、支払リース料を費用計上しますが、リース資産やリース負債を貸借対照表に計上することは求められていません。 後発事象に係る開示 米国ではASC 855.10「後発事象」により、年度末後から財務諸表が発行されるまで、又は発行が可能になるまでの期間に発生した事象の会計処理及び開示方法が規定されています。当基準において後発事象の評価対象となる期間(財務諸表発行日又は発行が可能になる日を終了日とする何れかの期間)及びその期間の選定根拠の開示が義務付けられています。日本においては、決算日後に発生した会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす会計事象のうち、監査報告書日までに発生した後発事象について会計処理及び開示方法に関する監査上の取扱いが規定されています。 8 メディシノバ・インク(4875)2022年12月期 第1四半期短信 [米国基準] 4. 四半期要約連結財務諸表(日本円換算) 2022年4月28日現在の三菱UFJ銀行の対顧客電信直物相場の仲値に基づき、1米ドル=128.86円で円換算した四半期要約連結財務諸表は次の通りです。記載金額は、表示単位未満を切り捨てて表示しております。 (1) 四半期要約連結貸借対照表 (資産) 流動資産: 現金及び現金同等物 前払費用及びその他の流動資産 流動資産合計 のれん 仕掛研究開発費(IPR&D) 有形固定資産(純額) 使用権資産 その他の長期資産 資産合計 (負債及び株主資本) 流動負債: 買掛債務 未払債務及びその他の流動負債 オペレーティング・リース負債 流動負債合計 繰延税金負債 その他の長期負債 負債合計 契約債務及び偶発債務 株主資本: 普通株式 額面 0.001 米ドル (授権株式数) (発行済株式数) 払込剰余金 その他の包括損失累計額 累積欠損 株主資本合計 負債及び株主資本合計 当第 1 四半期 連結会計期間末 (2022 年 3 月 31 日) (未監査) 前連結会計年度 (2021 年 12 月 31 日) 金額(千円) 金額(千円) 8,723,210 146,372 8,869,582 1,237,086 618,528 6,829 100,386 14,400 10,846,814 85,723 276,668 21,125 383,518 26,002 81,551 491,072 6,319 9,204,592 74,480 9,279,072 1,237,086 618,528 7,417 106,208 14,882 11,263,196 51,897 296,146 17,005 365,048 26,002 89,515 480,567 (100,000,000株) (49,043,246株) 61,449,347 △ 13,699 △ 51,086,226 10,355,741 10,846,814 6,319 (100,000,000株) (49,043,246株) 61,438,903 △ 12,741 △ 50,649,852 10,782,629 11,263,196 9 メディシノバ・インク(4875)2022年12月期 第1四半期短信 [米国基準] (2) 四半期要約連結損益及び包括利益計算書(未監査) 【第1四半期連結累計期間】 営業収益 営業費用: 研究開発及びパテント費 一般管理費 営業費用合計 営業損失 受取利息 その他の費用 四半期純損失 当社株主に帰属する四半期純損失 基本及び希薄化後 1 株当たり四半期純損失 基本及び希薄化後 1 株当たり四半期純損失の計算に使用した株式数 当社株主に帰属する四半期純損失 その他の包括損失(税引後) 為替換算調整勘定 四半期包括損失 当第 1 四半期 連結累計期間 (自 2022 年 1 月 1 日 至 2022 年 3 月 31 日) 前第 1 四半期 連結累計期間 (自 2021 年 1 月 1 日 至 2021 年 3 月 31 日) 金額(千円) 金額(千円) — 272,151 167,262 439,414 △ 439,414 4,811 △ 1,771 △ 436,373 △ 436,373 △ 9 △ 436,373 △ 958 △ 437,331 515,440 276,440 264,969 541,409 △ 25,969 4,725 △ 2,955 △ 24,199 △ 24,199 △ 0 △ 24,199 △ 878 △ 25,078 49,043,246株 47,535,307株 10

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