九州フィナンシャルグループ（7180） – 2022年３月期　決算短信〔日本基準〕(連結)

　2022年３月期決算短信〔日本基準〕(連結)2022年５月12日上場会社名株式会社九州フィナンシャルグループ上場取引所東・福コード番号7180URLhttp://www.kyushu-fg.co.jp/代表者(役職名)代表取締役社長(氏名)笠原慶久問合せ先責任者(役職名)執行役員経営企画部長(氏名)山方真一(TEL)096-326-5588定時株主総会開催予定日2022年６月17日配当支払開始予定日2022年６月１日有価証券報告書提出予定日2022年６月17日特定取引勘定設置の有無有決算補足説明資料作成の有無：有決算説明会開催の有無：無（　決算説明資料を当社ホームページに掲載予定）　(百万円未満切捨て)１．2022年３月期の連結業績（2021年４月１日～2022年３月31日）（１）連結経営成績(％表示は対前期増減率)経常収益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益百万円％百万円％百万円％2022年３月期187,6303.724,65613.716,65510.92021年３月期180,8965.021,682△19.715,012△17.7(注)包括利益2022年３月期△2,545百万円(－％)2021年３月期68,705百万円(－％)　１株当たり当期純利益潜在株式調整後１株当たり当期純利益自己資本当期純利益率総資産経常利益率経常収益経常利益率円銭円銭％％％2022年３月期38.06－2.40.113.12021年３月期34.12－2.30.111.9(参考)持分法投資損益2022年３月期－百万円2021年３月期－百万円　　（２）連結財政状態総資産純資産自己資本比率１株当たり純資産百万円百万円％円銭2022年３月期14,169,219671,4804.71,550.852021年３月期12,204,020683,1525.51,548.61(参考)自己資本2022年３月期670,918百万円2021年３月期681,254百万円(注)自己資本とは、期末純資産の部合計から期末非支配株主持分を控除した金額であり、「自己資本比率」は自己資　本を期末資産の部合計で除して算出しております。なお、本「自己資本比率」は、自己資本比率告示に定める自　己資本比率ではありません。（３）連結キャッシュ・フローの状況営業活動によるキャッシュ・フロー投資活動によるキャッシュ・フロー財務活動によるキャッシュ・フロー現金及び現金同等物期末残高百万円百万円百万円百万円2022年３月期1,834,219△170,958△8,8853,609,9852021年３月期794,763△3,590△5,3221,955,589　　　２．配当の状況年間配当金配当金総額(合計)配当性向(連結)純資産配当率(連結)第１四半期末第２四半期末第３四半期末期末合計円銭円銭円銭円銭円銭百万円％％2021年３月期－6.00－6.0012.005,27835.10.82022年３月期－6.00－6.0012.005,22931.50.72023年３月期(予想)－6.00－6.0012.0021.0　３．2023年３月期の連結業績予想（2022年４月１日～2023年３月31日）(％表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)経常収益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益１株当たり当期純利益百万円％百万円％百万円％円銭第２四半期(累計)88,5001.017,5001.312,0004.027.42通期180,000△4.036,50048.025,00050.057.13　　※注記事項（１）期中における重要な子会社の異動（連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)：無　（２）会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示①会計基準等の改正に伴う会計方針の変更：有②①以外の会計方針の変更：無③会計上の見積りの変更：無④修正再表示：無　　（３）発行済株式数（普通株式）①期末発行済株式数（自己株式を含む)2022年３月期463,375,978株2021年３月期463,375,978株②期末自己株式数2022年３月期30,762,882株2021年３月期23,464,730株③期中平均株式数2022年３月期437,527,401株2021年３月期439,911,548株　　(参考)個別業績の概要１．2022年３月期の個別業績（2021年４月１日～2022年３月31日）（１）個別経営成績(％表示は対前期増減率)営業収益営業利益経常利益当期純利益百万円％百万円％百万円％百万円％2022年３月期9,5336.06,740△2.26,997△1.06,981△1.12021年３月期8,99221.76,89629.17,07329.67,06629.8　１株当たり当期純利益潜在株式調整後１株当たり当期純利益円銭円銭2022年３月期15.95－2021年３月期16.06－　　（２）個別財政状態総資産純資産自己資本比率１株当たり純資産百万円百万円％円銭2022年３月期469,020448,64895.61,037.062021年３月期462,775449,93997.21,022.79(参考)自己資本2022年３月期448,648百万円2021年３月期449,939百万円　(注)「自己資本比率」は、期末純資産の部合計を期末資産の部合計で除して算出しております。　なお、本「自己資本比率」は、自己資本比率告示に定める自己資本比率ではありません。　　※決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です　※業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社グループが現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社グループとして約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。　　○添付資料の目次㈱九州フィナンシャルグループ(7180) 2022年３月期 決算短信１．経営成績・財政状態の概況 …………………………………………………………………P.2（１）経営成績の概況 …………………………………………………………………………P.2（２）財政状態の概況 …………………………………………………………………………P.3（３）キャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………P.3（４）今後の見通し ……………………………………………………………………………P.3２．会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………P.3３．連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………P.4（１）連結貸借対照表 …………………………………………………………………………P.4（２）連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………P.6　 連結損益計算書 …………………………………………………………………………P.6　 連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………P.7（３）連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………P.8（４）連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………P.10（５）継続企業の前提に関する注記 …………………………………………………………P.11（６）連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………P.12（会計方針の変更） …………………………………………………………………………P.12（セグメント情報等） ………………………………………………………………………P.13（１株当たり情報） …………………………………………………………………………P.15（重要な後発事象） …………………………………………………………………………P.15４．個別財務諸表 …………………………………………………………………………………P.16（１）貸借対照表 ………………………………………………………………………………P.16（２）損益計算書 ………………………………………………………………………………P.18（３）株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………P.19（４）継続企業の前提に関する注記 …………………………………………………………P.19５．役員の異動 ……………………………………………………………………………………P.19（１）代表取締役の異動 ………………………………………………………………………P.19（２）その他役員の異動 ………………………………………………………………………P.19（別添資料）　2021年度 決算説明資料― 1 ―　㈱九州フィナンシャルグループ(7180) 2022年３月期 決算短信１．経営成績・財政状態の概況（１）経営成績の概況当連結会計年度（自 2021年４月１日　至 2022年３月31日）のわが国経済は、2019年度から続く新型コロナウイルスの感染状況に大きく影響を受けました。上期は緊急事態宣言の発令やまん延防止等重点措置の適用などから、個人消費は弱い動きとなりました。下期は一時期感染状況が小康状態になり消費は持ち直しの動きがみられたものの、新型コロナウイルス感染症の新たな変異株の流行拡大により、再び足踏みとなりました。全体としては、生産は持ち直しの動きがみられた一方、輸出は緩やかな増加、輸入は持ち直しの動きの後足踏みがみられ、厳しい状況が続きました。こうした経済環境のもと、日経平均株価は、世界的な新型コロナウイルス感染症の影響などから当初は28,000～29,000円台で推移していましたが、9月14日に30,670円をつけて、約31年ぶりの高値を記録しました。その後、供給制約による世界的なインフレ懸念などから株価は弱含み、更に海外情勢等の影響を受けて一時は24,000円台まで急落しました。円相場は、上期は1ドル110円台前後で推移しましたが、下期以降は米国の利上げ開始やウクライナ情勢等を受けて120円台まで下落しました。地元経済におきましては、全国と同様に新型コロナウイルス感染症の再拡大や変異株の流行などの影響を受け、個人消費など対面サービスが落ち込み、全体としては弱含みました。観光関連はまん延防止等重点措置の適用などにより低迷しました。その後、感染者の減少などから持ち直しの動きも見られましたが、再度のまん延防止等重点措置の適用で回復に向けた動きが弱まりました。このような金融経済環境のもと、当連結会計年度の経営成績につきましては、経常収益は、国債等債券売却益の増加によるその他業務収益の増加等により、前連結会計年度比67億33百万円増加し1,876億30百万円となりました。　一方、経常費用は、国債等債券売却損の増加によるその他業務費用の増加等により、前連結会計年度比37億60百万円増加し1,629億74百万円となりました。　この結果、経常利益は前連結会計年度比29億73百万円増加し246億56百万円となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度比16億42百万円増加し166億55百万円となりました。（セグメント別の概況）a.銀行業経常収益は前連結会計年度比69億28百万円増加し1,506億81百万円となり、セグメント利益は前連結会計年度比51億81百万円増加し278億50百万円となりました。b.リース業経常収益は前連結会計年度比11億63百万円増加し388億46百万円となり、セグメント利益は前連結会計年度比47百万円減少し13億15百万円となりました。c.その他経常収益は前連結会計年度比23億47百万円増加し123億26百万円となり、セグメント利益は前連結会計年度比13億95百万円増加し30億65百万円となりました。― 2 ―　㈱九州フィナンシャルグループ(7180) 2022年３月期 決算短信（２）財政状態の概況当連結会計年度末における財政状態につきましては、総資産は現金預け金の増加等により、前連結会計年度末比１兆9,651億円増加し14兆1,692億円となり、純資産は前連結会計年度末比116億円減少し6,714億円となりました。主要勘定の残高につきましては、預金は個人預金の増加等により、前連結会計年度末比4,144億円増加し９兆9,237億円、譲渡性預金は公共預金の増加等により、前連結会計年度末比918億円増加し2,391億円となりました。貸出金は個人向けの増加等により、前連結会計年度末比2,192億円増加し７兆7,995億円となりま有価証券は国内債券の増加等により、前連結会計年度末比1,567億円増加し２兆3,523億円となりした。ました。（３）キャッシュ・フローの概況　 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況と主な要因は次のとおりであります。営業活動によるキャッシュ・フローは、借用金の増加等により１兆8,342億19百万円のプラスと投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の取得による支出等により1,709億58百万円の財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払等により88億85百万円のマイナスとなりま以上により、当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は、３兆6,099億85百万円なりました。マイナスとなりました。した。となりました。（４）今後の見通しわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により厳しい状況が続いているものの、ワクチン接種の進展や医療体制拡充等を背景に、個人消費を中心に景気は回復基調と期待されています。一方で、円安や消費者物価の上昇による消費者マインドの悪化や、ウクライナ情勢を背景とした原油や穀物等の原材料価格高騰は企業経営への悪影響が懸念されています。地元経済においても、行動制限緩和による経済活動活発化や、半導体受託生産最大手の台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）の熊本県進出による波及効果等により景気回復が期待されていますが、先行きの不透明感は依然払拭できないものと認識しております。　以上のような環境下で、2023年３月期の業績予想につきましては、連結ベースで経常収益1,800億円、経常利益365億円、親会社株主に帰属する当期純利益250億円をそれぞれ予想しております。　上記業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症や、エネルギー価格等コスト上昇も含め現時点で入手可能な情報を前提に算出しておりますが、感染状況や、ウクライナ情勢の影響など様々な要因により変動する可能性があります。今後、業績予想の変更が必要な場合には速やかに公表いたします。２．会計基準の選択に関する基本的な考え方　当社グループの主業務である銀行業は、日本国内に限定されていることから、当面は日本基準を　 採用することとしております。今後の外国人株主比率の推移及び国内他社のＩＦＲＳ（国際財務報　 告基準）適用動向を踏まえつつ、ＩＦＲＳ適用の必要性について検討を進めてまいります。― 3 ―　３．連結財務諸表及び主な注記（１）連結貸借対照表資産の部現金預け金コールローン及び買入手形買入金銭債権特定取引資産金銭の信託有価証券貸出金外国為替その他資産有形固定資産建物土地リース債権及びリース投資資産建設仮勘定その他の有形固定資産無形固定資産ソフトウエアその他の無形固定資産退職給付に係る資産繰延税金資産支払承諾見返貸倒引当金資産の部合計負債の部預金譲渡性預金売現先勘定特定取引負債借用金外国為替信託勘定借その他負債コールマネー及び売渡手形債券貸借取引受入担保金退職給付に係る負債睡眠預金払戻損失引当金偶発損失引当金特別法上の引当金繰延税金負債再評価に係る繰延税金負債支払承諾負債の部合計㈱九州フィナンシャルグループ(7180) 2022年３月期 決算短信前連結会計年度(2021年３月31日)当連結会計年度(2022年３月31日)(単位：百万円)1,960,0303,613,15921,14515,3161916,7612,195,5377,580,35915,26065,395239,312111,08945,13449,8374,71811,39910,72610,47025510,13094137,990△75,99712,204,0209,509,326147,356152,526706,354－16859,6851934,78883,1202,1231,493472011,4453,97137,990－13,42513318,1152,352,3257,799,58918,13364,526191,176113,05951,55048,30917213,02612,53812,27726013,0982,56638,924△81,55314,169,2199,923,790239,18750,000233,645700,365252,196,5502379,03594,9342,1361,32555903,2243,79638,92411,520,86713,497,738― 4 ―　㈱九州フィナンシャルグループ(7180) 2022年３月期 決算短信前連結会計年度(2021年３月31日)当連結会計年度(2022年３月31日)(単位：百万円)36,000199,636388,859△10,771613,72365,194△2,4845,660△84067,5301,898683,15212,204,02036,000200,471399,352△13,771622,05222,73219,3266,30848,865497562671,48014,169,219純資産の部資本金資本剰余金利益剰余金自己株式株主資本合計その他有価証券評価差額金繰延ヘッジ損益土地再評価差額金退職給付に係る調整累計額その他の包括利益累計額合計非支配株主持分純資産の部合計負債及び純資産の部合計― 5 ―　（２）連結損益計算書及び連結包括利益計算書連結損益計算書㈱九州フィナンシャルグループ(7180) 2022年３月期 決算短信前連結会計年度(自 2020年４月１日　至 2021年３月31日)(単位：百万円)当連結会計年度(自 2021年４月１日　至 2022年３月31日)有価証券利息配当金コールローン利息及び買入手形利息譲渡性預金利息コールマネー利息及び売渡手形利息経常収益資金運用収益貸出金利息預け金利息その他の受入利息信託報酬役務取引等収益特定取引収益その他業務収益その他経常収益償却債権取立益その他の経常収益経常費用資金調達費用預金利息売現先利息債券貸借取引支払利息借用金利息その他の支払利息役務取引等費用特定取引費用その他業務費用営業経費その他経常費用貸倒引当金繰入額その他の経常費用経常利益特別利益特別損失固定資産処分益固定資産処分損減損損失その他の特別損失税金等調整前当期純利益法人税、住民税及び事業税法人税等調整額法人税等合計当期純利益非支配株主に帰属する当期純利益親会社株主に帰属する当期純利益180,89696,83270,99725,318△1615315221,67144051,61710,281610,275159,2139,14757629303841,1644846,5028,783041,27579,12320,88314,2996,58421,682212130462242021,3999,823△3,5666,25615,14212915,012187,63098,27370,74326,2143701,27711123,24433055,9279,74379,735162,9748,58035724△52△1587181787,5129,012－53,63277,52414,2248,4725,75224,6562932931,3061971,109023,6428,667△1,7916,87516,76711116,655― 6 ―　連結包括利益計算書当期純利益その他の包括利益その他有価証券評価差額金繰延ヘッジ損益退職給付に係る調整額包括利益（内訳）親会社株主に係る包括利益非支配株主に係る包括利益㈱九州フィナンシャルグループ(7180) 2022年３月期 決算短信前連結会計年度(自 2020年４月１日　至 2021年３月31日)(単位：百万円)当連結会計年度(自 2021年４月１日　至 2022年３月31日)15,14253,563△9,59558,9734,18468,70568,58212316,767△19,312△42,46021,8101,337△2,545△2,657112― 7 ―　㈱九州フィナンシャルグループ(7180) 2022年３月期 決算短信（３）連結株主資本等変動計算書前連結会計年度(自 2020年４月１日 至 2021年３月31日)(単位：百万円)株主資本資本金資本剰余金利益剰余金自己株式株主資本合計36,000199,636379,006△10,771603,871当期首残高当期変動額剰余金の配当親会社株主に帰属する当期純利益自己株式の取得土地再評価差額金の取崩株主資本以外の項目の当期変動額（純額）当期変動額合計当期末残高当期首残高当期変動額剰余金の配当親会社株主に帰属する当期純利益自己株式の取得土地再評価差額金の取崩株主資本以外の項目の当期変動額（純額）当期変動額合計当期末残高△5,27815,012119△5,27815,012△0119△0－－9,853△09,85236,000199,636388,859△10,771613,723その他の包括利益累計額その他有価証券評価差額金繰延ヘッジ損益土地再評価差額金退職給付に係る調整累計額その他の包括利益累計額合計非支配株主持分純資産合計74,783△61,4585,779△5,02414,0801,803619,754△9,589△9,58958,97358,97365,194△2,484△119△1195,6604,1844,184△84053,45053,45067,53095951,898683,152△5,27815,012△011953,54563,398― 8 ―　㈱九州フィナンシャルグループ(7180) 2022年３月期 決算短信当連結会計年度(自 2021年４月１日 至 2022年３月31日)(単位：百万円)株主資本当期首残高36,000199,636388,859△10,771613,723資本金資本剰余金利益剰余金自己株式株主資本合計△241△24136,000199,636388,617△10,771613,481835△5,27216,655835△5,27216,655△3,000△3,000△647△647－83510,735△3,0008,57036,000200,471399,352△13,771622,052その他の包括利益累計額その他有価証券評価差額金繰延ヘッジ損益土地再評価差額金退職給付に係る調整累計額その他の包括利益累計額合計非支配株主持分純資産合計当期首残高65,194△2,4845,660△84067,5301,898683,15265,194△2,4845,660△84067,5301,898682,911会計方針の変更による累積的影響額会計方針の変更を反映した当期首残高当期変動額連結子会社株式の取得による持分の増減剰余金の配当親会社株主に帰属する当期純利益自己株式の取得土地再評価差額金の取崩株主資本以外の項目の当期変動額（純額）当期変動額合計当期末残高会計方針の変更による累積的影響額会計方針の変更を反映した当期首残高当期変動額連結子会社株式の取得による持分の増減剰余金の配当親会社株主に帰属する当期純利益自己株式の取得土地再評価差額金の取崩株主資本以外の項目の当期変動額（純額）当期変動額合計当期末残高△42,461△42,46122,73221,81021,81019,3266476471,337△18,665△1,335△20,0011,337△18,665△1,335△11,4306,30849748,865562671,480△241835△5,27216,655△3,000△647― 9 ―　（４）連結キャッシュ・フロー計算書営業活動によるキャッシュ・フロー税金等調整前当期純利益減価償却費減損損失貸倒引当金の増減（△）退職給付に係る資産の増減額（△は増加）退職給付に係る負債の増減額（△は減少）睡眠預金払戻損失引当金の増減（△）偶発損失引当金の増減額（△は減少）資金運用収益資金調達費用有価証券関係損益（△）金銭の信託の運用損益（△は運用益）為替差損益（△は益）固定資産処分損益（△は益）特定取引資産の純増（△）減貸出金の純増（△）減預金の純増減（△）譲渡性預金の純増減（△）借用金（劣後特約付借入金を除く）の純増減（△）預け金（日銀預け金を除く）の純増（△）減コールローン等の純増（△）減コールマネー等の純増減（△）売現先勘定の純増減（△）債券貸借取引受入担保金の純増減（△）外国為替（資産）の純増（△）減外国為替（負債）の純増減（△）リース債権及びリース投資資産の純増（△）減金融商品等差入担保金の純増（△）減信託勘定借の純増減（△）資金運用による収入資金調達による支出その他小計法人税等の支払額営業活動によるキャッシュ・フロー㈱九州フィナンシャルグループ(7180) 2022年３月期 決算短信前連結会計年度(自 2020年４月１日　至 2021年３月31日)(単位：百万円)当連結会計年度(自 2021年４月１日　至 2022年３月31日)△393,45821,3998,1022428,046△5,449△313△608△1△96,8329,147△6,675△12△1,33841857950,274△59,912264,738△654△21,531△12,733△80,22859,036△1,9871111,75571,2082,20299,919△9,830△1,267804,245△9,482794,76323,6428,4551,1095,555△2,968△16712878,580△45197△178△95△114△98,273△219,230414,46391,8311,336,8651,26723,03650,00081,118△5,988△2,8724386813,7114,246100,747△8,80318,5741,845,171△10,9521,834,219― 10 ―　㈱九州フィナンシャルグループ(7180) 2022年３月期 決算短信前連結会計年度(自 2020年４月１日　至 2021年３月31日)(単位：百万円)当連結会計年度(自 2021年４月１日　至 2022年３月31日)△626,561309,564321,750△15,79617,517△6,945166△3,285△3,590△0－△5,278△43△5,32215785,8651,169,7231,955,589△977,285434,314386,549△10,6189,174△8,9171,334△5,508△170,958△3,000△570△5,272△42△8,885201,654,3961,955,5893,609,985投資活動によるキャッシュ・フロー有価証券の取得による支出有価証券の売却による収入有価証券の償還による収入金銭の信託の増加による支出金銭の信託の減少による収入有形固定資産の取得による支出有形固定資産の売却による収入無形固定資産の取得による支出投資活動によるキャッシュ・フロー財務活動によるキャッシュ・フロー自己株式の取得による支出子会社の自己株式の取得による支出配当金の支払額非支配株主への配当金の支払額財務活動によるキャッシュ・フロー現金及び現金同等物に係る換算差額現金及び現金同等物の増減額（△は減少）現金及び現金同等物の期首残高現金及び現金同等物の期末残高（５）継続企業の前提に関する注記該当事項はありません。― 11 ―　㈱九州フィナンシャルグループ(7180) 2022年３月期 決算短信（６）連結財務諸表に関する注記事項(会計方針の変更)（収益認識に関する会計基準等の適用）「収益認識に関する会計基準」（企業会計基準第29号 2020年３月31日。以下「収益認識会計基準」という。）等を当連結会計年度の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することといたしました。これにより、役務取引等収益の一部について、従来受領時に一時点で収益を認識しておりましたが、財又はサービスが提供された時に収益を認識する方法に変更しております。収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従っており、当連結会計年度の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、当連結会計年度の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。この結果、連結財務諸表に与える影響は軽微であります。（時価の算定に関する会計基準等の適用）「時価の算定に関する会計基準」（企業会計基準第30号 2019年７月４日。以下「時価算定会計基準」という。）等を当連結会計年度の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基準」（企業会計基準第10号 2019年７月４日）第44-２項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することといたしました。なお、連結財務諸表に与える影響は軽微であります。― 12 ―　㈱九州フィナンシャルグループ(7180) 2022年３月期 決算短信(セグメント情報等)【セグメント情報】１．報告セグメントの概要当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、当社が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。当社グループは、銀行業務を中心にリース業務などの金融サービスを提供しており、「銀行業」及び「リース業」の２つを報告セグメントとしております。「銀行業」は、預金業務、貸出業務、為替業務、証券業務等を行っており、「リース業」は、リース・貸付業務等を行っております。２．報告セグメントごとの経常収益、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法報告セグメントの利益は、経常利益ベースの数値であります。セグメント間の内部経常収益は、第三者間取引価格に基づいております。３．報告セグメントごとの経常収益、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報前連結会計年度（自 2020年４月１日　至 2021年３月31日）報告セグメント銀行業その他合計調整額肥後銀行 鹿児島銀行小 計リース業計連結財務諸表計上額　(単位：百万円)経常収益外部顧客に対する経常収益セグメント間の内部経常収益その他の項目　減価償却費72,84368,333141,17636,094177,2715,928183,199△2,302180,8969461,6292,5761,5884,1644,0518,215△8,215－計73,78969,963143,75237,683181,4359,979191,415 △10,518180,896セグメント利益12,25310,41422,6681,36324,0321,66925,701△4,01821,682セグメント資産6,618,0745,547,434 12,165,508106,391 12,271,90035,616 12,307,516 △103,49612,204,0203,9253,5007,4257,8992028,102　資金運用収益51,30448,08499,38999,750△2,91796,832　資金調達費用6,7082,4809,1899,508△3619,147有 形 固 定 資 産 及 び 無 形固定資産の増加額(注) １ 一般企業の売上高に代えて、それぞれ経常収益を記載しております。4,1122,4786,5906,6981086,8803,67610,556２ 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれていない事業セグメントであり、クレジットカード業務等で1031812837,52999,5719,47237017835181あります。３ 調整額の主なものは次のとおりであります。等が含まれております。間取引消去等が含まれております。①外部顧客に対する経常収益の調整額△2,302百万円には、パーチェス法に伴う経常収益調整額△2,410百万円②セグメント利益の調整額△4,018百万円には、パーチェス法に伴う利益調整額△2,419百万円及びセグメント③セグメント資産、その他の項目のうち資金調達費用の調整額は、セグメント間取引消去等であります。④その他の項目のうち資金運用収益の調整額△2,917百万円には、パーチェス法に伴う資金運用収益調整額△1,042百万円及びセグメント間取引消去等が含まれております。⑤その他の項目のうち減価償却費、有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、セグメントに配分していない減価償却費、有形固定資産及び無形固定資産の増加額等であります。４ セグメント利益は、連結損益計算書の経常利益と調整を行っております。― 13 ―　㈱九州フィナンシャルグループ(7180) 2022年３月期 決算短信当連結会計年度（自 2021年４月１日　至 2022年３月31日）報告セグメント銀行業その他合計調整額肥後銀行 鹿児島銀行小 計リース業計連結財務諸表計上額　(単位：百万円)経常収益外部顧客に対する経常収益セグメント間の内部経常収益その他の項目　減価償却費78,75966,363145,12337,190182,3137,102189,416△1,785187,6304,0391,5195,5581,6557,2135,22412,437 △12,437－計82,79967,882150,68138,846189,52712,326201,854 △14,223187,630セグメント利益16,88010,97027,8501,31529,1663,06532,231△7,57424,656セグメント資産7,511,5986,621,665 14,133,263107,961 14,241,22534,079 14,275,304 △106,08514,169,2194,0553,5577,6138,0923638,455　資金運用収益54,69148,354103,046104,483△6,21098,273　資金調達費用6,0392,5658,6058,911△3318,580有 形 固 定 資 産 及 び 無 形固定資産の増加額(注) １ 一般企業の売上高に代えて、それぞれ経常収益を記載しております。4,7629,0998,9314,1691679,9634,75414,718２ 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれていない事業セグメントであり、クレジットカード業務等で1074492697,720103,4958,87537298736864あります。３ 調整額の主なものは次のとおりであります。等が含まれております。間取引消去等が含まれております。①外部顧客に対する経常収益の調整額△1,785百万円には、パーチェス法に伴う経常収益調整額△1,884百万円②セグメント利益の調整額△7,574百万円には、パーチェス法に伴う利益調整額△1,880百万円及びセグメント③セグメント資産、その他の項目のうち資金調達費用の調整額は、セグメント間取引消去等であります。④その他の項目のうち資金運用収益の調整額△6,210百万円には、パーチェス法に伴う資金運用収益調整額△509百万円及びセグメント間取引消去等が含まれております。⑤その他の項目のうち減価償却費、有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、セグメントに配分していない減価償却費、有形固定資産及び無形固定資産の増加額等であります。４ セグメント利益は、連結損益計算書の経常利益と調整を行っております。― 14 ―　㈱九州フィナンシャルグループ(7180) 2022年３月期 決算短信(１株当たり情報)１株当たり純資産額１株当たり当期純利益潜在株式調整後１株当たり当期純利益前連結会計年度(自 2020年４月１日　至 2021年３月31日)当連結会計年度(自 2021年４月１日　至 2022年３月31日)1,548円61銭1,550円85銭34円12銭－38円06銭－(注) １ １株当たり純資産額の算定上の基礎は、次のとおりであります。１株当たり純資産額純資産の部の合計額百万円純資産の部の合計額から控除する金額 百万円(うち非支配株主持分)普通株式に係る期末の純資産額１株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株式の数百万円百万円千株前連結会計年度(2021年３月31日)当連結会計年度(2022年３月31日)683,1521,898(1,898)681,254439,911671,480562(562)670,918432,613２ １株当たり当期純利益の算定上の基礎は、次のとおりであります。前連結会計年度(自 2020年４月１日　至 2021年３月31日)当連結会計年度(自 2021年４月１日　至 2022年３月31日)１株当たり当期純利益親会社株主に帰属する当期純利益百万円普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益普通株式の期中平均株式数百万円千株15,01215,012439,91116,65516,655437,527３ 潜在株式調整後１株当たり当期純利益については、潜在株式がないため記載しておりません。(重要な後発事象)該当事項はありません。　― 15 ―　４．個別財務諸表（１）貸借対照表資産の部流動資産現金及び預金未収還付法人税等未収還付消費税等前払費用その他流動資産合計固定資産有形固定資産建物土地器具及び備品リース資産建設仮勘定有形固定資産合計無形固定資産ソフトウエアソフトウエア仮勘定無形固定資産合計投資その他の資産投資有価証券関係会社株式その他投資その他の資産合計1年内返済予定の長期借入金固定資産合計繰延資産開発費繰延資産合計資産の部合計負債の部流動負債短期借入金未払費用未払配当金未払法人税等未払消費税等その他流動負債合計固定負債長期借入金リース債務その他固定負債合計負債の部合計㈱九州フィナンシャルグループ(7180) 2022年３月期 決算短信前事業年度(2021年３月31日)当事業年度(2022年３月31日)(単位：百万円)1,2991,447－29112,7883,0981031,44824,6659,31889－8914248181450,458450,497459,905462,7759,000－12441315259,2283,5153893,60712,8362,5541,4446975634,75611,1764841,58013,2421－5369546140450,458450,474464,263－－469,0205,600190504314－75,90514,235222914,46620,372― 16 ―　㈱九州フィナンシャルグループ(7180) 2022年３月期 決算短信前事業年度(2021年３月31日)当事業年度(2022年３月31日)(単位：百万円)36,0009,000406,051415,0519,6599,659△10,771449,939449,939462,77536,0009,000406,051415,05111,36811,368△13,771448,648448,648469,020純資産の部株主資本資本金資本剰余金資本準備金その他資本剰余金資本剰余金合計利益剰余金その他利益剰余金繰越利益剰余金利益剰余金合計自己株式株主資本合計純資産の部合計負債及び純資産の部合計― 17 ―　（２）損益計算書営業収益関係会社受取配当金関係会社受入手数料営業収益合計営業費用販売費及び一般管理費営業費用合計営業利益営業外収益受取利息受取賃貸料雑収入営業外収益合計営業外費用支払利息雑損失経常利益特別利益営業外費用合計固定資産売却益特別利益合計特別損失固定資産除却損特別損失合計税引前当期純利益法人税、住民税及び事業税法人税等合計当期純利益㈱九州フィナンシャルグループ(7180) 2022年３月期 決算短信前事業年度(自 2020年４月１日　至 2021年３月31日)(単位：百万円)当事業年度(自 2021年４月１日　至 2022年３月31日)7,0781,9138,9922,0962,0966,89602001821941041－－－－667,0737,0667,0722,4609,5332,7932,7936,74002932031356－560099666,9876,9817,0736,997― 18 ―　㈱九州フィナンシャルグループ(7180) 2022年３月期 決算短信（３）株主資本等変動計算書　前事業年度(自 2020年４月１日 至 2021年３月31日)株主資本資本剰余金利益剰余金資本金資本準備金その他資本剰余金資本剰余金合計その他利益剰余金 利益剰余金繰越利益剰余金合計自己株式株主資本合計純資産合計36,0009,000406,051415,0517,8717,871 △10,771448,151448,151(単位：百万円)当期首残高当期変動額剰余金の配当当期純利益自己株式の取得当期首残高当期変動額剰余金の配当当期純利益自己株式の取得当期変動額合計－－－－1,7871,7871,787当期末残高36,0009,000406,051415,0519,659 △10,771449,939449,9391,7879,659△5,278△5,278△5,278△5,2787,0667,0667,0667,066△0△0△0△0　当事業年度(自 2021年４月１日 至 2022年３月31日)株主資本資本剰余金利益剰余金資本金資本準備金その他資本剰余金資本剰余金合計その他利益剰余金 利益剰余金繰越利益剰余金合計自己株式株主資本合計純資産合計36,0009,000406,051415,0519,6599,659 △10,771449,939449,939(単位：百万円)当期変動額合計－－－－1,7081,708△3,000△1,291△1,291当期末残高36,0009,000406,051415,05111,36811,368 △13,771448,648448,648△5,272△5,272△5,272△5,2726,9816,9816,9816,981△3,000△3,000△3,000（４）継続企業の前提に関する注記該当事項はありません。５．役員の異動（１）代表取締役の異動　該当事項はありません。（２）その他役員の異動　　 について」をご参照ください。その他役員の異動につきましては、2022年２月25日公表の「当社ならびに当社子会社の役員異動― 19 ―　2 0 2 1 年 度決 算 説 明 資 料2022年 5月【　目　次　】Ⅰ 　2021年度決算ダイジェスト…………1Ⅱ 　2021年度決算の概況1. 損益の状況2. 業務純益3. 利鞘4. 自己資本比率（国内基準）5. ＲＯＥⅢ 　貸出金等の状況【KFG連結】 【単体】 …………7 【２行合算】 【単体】 ………… 10【２行合算】 【単体】 ………… 10【KFG連結】 【単体】 ………… 11 【２行合算】 ………… 111. 金融再生法開示債権の状況2. 貸倒引当金等の状況3. リスク管理債権に対する引当率4. 自己査定結果・金融再生法開示債権・リスク管理債権5. 業種別貸出状況等6. 預金、貸出金の残高7. 預り資産 【２行合算】 【単体】 ………… 12 【２行合算】 【単体】 ………… 13 【２行合算】 【単体】 ………… 13 【２行合算】 【単体】 ………… 14 【２行合算】 【単体】 ………… 17 【２行合算】 【単体】 ………… 20 【グループ合算】 【単体】 ………… 21Ⅳ 　その他資料1. 有価証券の状況2. 役職員数及び拠点数【KFG連結】 【単体】 ………… 22【２行合算】 【単体】 ………… 23Ⅴ 　参考資料（子銀行財務諸表） 【単体】 ………… 24　　　【KFG連結】　　：　　　【グループ合算】　　：　　　【２行合算】 　　：　　　【単体】　 　　　 ：九州フィナンシャルグループ連結の計数肥後銀行、鹿児島銀行、九州FG証券の計数を単純合算した計数肥後銀行、鹿児島銀行の単体計数を単純合算した計数肥後銀行、鹿児島銀行それぞれの単体計数㈱九州フィナンシャルグループ（7180）　2022年3月期決算短信Ⅰ　2021年度決算ダイジェスト　１．損益の状況【KFG連結】・業務粗利益 1,066億63百万円業務粗利益は、資金利益及び役務取引等利益が増加したものの国債等債券損益の減少等により、前年度比47億47百万円減少し1,066億63百万円となりました。・経常利益 246億56百万円経常利益は、業務粗利益が減少したものの与信費用の減少等により、前年度比29億73百万円増加し246億56百万円となりました。・親会社株主に帰属する当期純利益 166億55百万円以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、前年度比16億42百万円増加し166億55百万円となりました。そ の 他 業 務 利 益2,294△ 8,047う ち 国 債 等 債 券 損 益△ 3,404△ 6,312経業常収務粗資金利利益益益役 務 取 引 等 利 益特 定 取 引 利 益経 　費 （ 除 く 臨 時 処 理 分 ）実質業務純益コ ア 業 務 純 益コア業務純益（除く投資信託解約損益）業臨経特務時常別③ そ の 他 与 信 費 用株 式 等 関 係 損 益そ の 他 臨 時 損 益純損利損益益益益税 金 等 調 整 前 当 期 純 利 益法人税等合計非 支 配 株 主 に 帰 属す る当 期純 利益親 会 社 株 主 に 帰 属す る当 期純 利益（単位：百万円）参考【2行合算】2021年度2020年度2021年度2020年度比2020年度比187,6306,733106,663△ 4,747180,896111,411150,5936,831101,934△ 3,18589,69514,3433302,0061,403△ 11077,04029,62233,02733,042△ 659△ 4,0872,2241,75432,6785,165△ 73,859△ 2224,656△ 1,01323,6426,87511116,65511831,0702,973△ 7292,243618△ 171,64287,68812,93944010,3422,90777,70033,71030,80231,2886,19727,5128,532△ 193,776△ 1,09321,682△ 28321,3996,25612915,01294,44211,683354,2397363△ 4,226△ 8,164△ 3,408△ 6,30171,33630,59834,00634,021△ 1,177△ 2,0074,2933,972△ 3,082△ 9,20633,6807,198△ 195,30211827,850△ 1,27226,5776,529―01331,0585,181△ 7764,404500―20,0483,904① 一 般 貸 倒 引 当 金 繰 入 額△ 3,055△ 9,253② 不 良 債 権 処 理 額11,8663,33311,2703,208△ 8,021△ 2,191△ 5,829△ 5,830△ 2,016与 信 費 用 （ ① ＋ ② ＋ ③ ）8,803△ 5,90714,7118,168△ 5,997（注）1. 業務粗利益 ＝ （資金運用収益 － 資金調達費用 ＋ 金銭の信託見合費用） ＋（役務取引等収益 － 役務取引等費用）1. ＋（特定取引収益 － 特定取引費用）＋（その他業務収益 － その他業務費用）2. 実質業務純益 ＝ 業務純益 ＋ 一般貸倒引当金繰入額3. コア業務純益 ＝ 業務純益 ＋ 一般貸倒引当金繰入額 － 国債等債券損益4. 2行合算の当期純利益は、親会社株主に帰属する当期純利益に記載しております。 1㈱九州フィナンシャルグループ（7180）　2022年3月期決算短信2021年度2020年度比（単位：百万円）2020年度○ 損益の状況　肥後銀行【単体】経業経実務粗利引務収常取利定金取利等資役特そ益益益益益益う ち 国 債 等 債 券 損 益費益益ココ ア 業 務 純 益 （ 除 く 投 資 信 託 解 約 損 益 ）純純利利他引ア務質業業業務務の務時純損① 一 般 貸 倒 引 当 金 繰 入 額益業益臨② 不 良 債 権 処 理 額③ そ の 他 与 信 費 用益関株益臨そ益経特益税 引 前 当 期 純 利 益計法益当係時式の等他損損常別利損純期等人利税合○ 損益の状況　鹿児島銀行【単体】経業経実常務利粗収務の資役そ金取他利等務益益益益益う ち 国 債 等 債 券 損 益費益益ココ ア 業 務 純 益 （ 除 く 投 資 信 託 解 約 損 益 ）純純利利引業業務ア業務質務時純損① 一 般 貸 倒 引 当 金 繰 入 額益業益臨② 不 良 債 権 処 理 額③ そ の 他 与 信 費 用株益関益臨そ益経特益税 引 前 当 期 純 利 益計法益当常別利損損損係時式の等他純利合人期税等82,70754,73548,6526,58135△ 53424936,68018,05417,80417,81442317,630△ 7502,250△ 1881167016,880△ 92615,9533,88612,06767,88647,19945,7895,101△ 3,691△ 3,65834,65512,54416,20216,207△ 3,50516,049△ 5,0799,019△ 04,490△ 55110,970△ 34510,6242,6437,9818,9172,5164,0554643△ 2,006△ 7074482,0672,7742,756△ 1,4813,5491,076△ 1,0190△ 9349924,626△ 7343,8915013,389△ 2,085△ 5,702184271△ 6,158△ 5,594△ 1,626△ 4,0751,5181,215△ 7,7243,648△ 3,0934,22801,06866555△ 41513△ 151573,78952,21844,5976,117321,47195636,23215,98615,02915,0571,90514,081△ 1,8273,270△ 191,746△ 32212,253△ 19212,0613,3848,6775,15669,97252,90245,6054,8292,4661,93636,28216,61914,68314,9924,21812,401△ 1,9864,790△ 03,422△ 61810,414△ 30310,1112,6447,4669,009与 信 費 用 （ ① ＋ ② ＋ ③ ）2,655△ 2,5002021年度2020年度比（単位：百万円）2020年度与 信 費 用 （ ① ＋ ② ＋ ③ ）5,513△ 3,496 2㈱九州フィナンシャルグループ（7180）　2022年3月期決算短信２．総預金・預り資産の状況【総預金（末残）】2022年3月末2021年3月末2021年9月末2021年3月末比（単位：億円）２行合算【単体】肥後銀行【単体】鹿児島銀行【単体】総預金個人法人公共他総預金個人法人公共他総預金個人法人公共他総預金（預金者別）公共他 法人個人総預金（銀行別）肥後銀行鹿児島銀行（注）総預金は、預金と譲渡性預金の合算であります。億円120,00090,00060,000087,7926,28321,49996,7246,90625,101101,7799,03025,55830,00060,00964,71767,190億円120,00090,00060,00030,000087,79246,77596,72451,267101,77953,58441,01745,45748,1952020年3月末 2021年3月末 2022年3月末2020年3月末 2021年3月末 2022年3月末【預り資産（末残）】（単位：億円）2022年3月末2021年3月末2021年9月末2021年3月末比5,0542,4734572,1232,3161,168△ 271,1742,7381,304484948987503137△ 59425465320301119△ 2821120120217△ 3021496,72464,71725,1016,90651,26734,37613,0853,80545,45730,34012,0153,10113,19311,6425591,02410,0571,4345,9665,8702925934,9845,7935,7712674315,07299,02365,94125,5237,55852,37434,95413,4863,93346,64930,98712,0373,62413,67611,89763598810,2741,6616,1296,0323615735,0975,8865,8652744145,176101,77967,19025,5589,03053,58435,54513,0584,98048,19531,64512,5004,04914,18112,14669696510,4831,9006,2866,1724115645,1965,9945,9732854015,287 3グループ合算肥後銀行【単体】鹿児島銀行【単体】預り資産うち個人公共債投資信託個人年金保険等九州FG証券預り資産うち個人公共債投資信託個人年金保険等預り資産うち個人公共債投資信託個人年金保険等（注）個人年金保険等は、年金保険及び終身保険等の販売累計額であります。３．貸出金の状況【貸出金（末残）】２行合算【単体】肥後銀行【単体】鹿児島銀行【単体】貸出金貸出金法人個人公共法人個人公共法人個人公共貸出金億円100,00080,00060,00040,00020,0000４．有価証券の状況㈱九州フィナンシャルグループ（7180）　2022年3月期決算短信2022年3月末2021年3月末2021年9月末2021年3月末比78,79236,78227,61414,39539,85320,05512,7717,02638,93916,72614,8437,3682,2996821,0945221,504729529244794△ 4756427776,49336,09926,52013,87338,34919,32512,2416,78238,14416,77314,2797,091（単位：億円）77,86236,20726,99914,65539,45119,56012,4627,42838,41116,64614,5377,227肥後銀行鹿児島銀行78,79239,853貸出金（貸出先別）公共 個人法人貸出金（銀行別）72,54611,76025,55676,49313,87326,52078,79214,39527,61472,54636,96476,49338,349億円100,00080,00060,00040,00020,000035,22936,09936,78235,58138,14438,9392020年3月末2021年3月末2022年3月末2020年3月末2021年3月末2022年3月末2022年3月末2021年3月末2021年9月末貸借対照表計上額2021年3月末比2021年3月末比評価差額貸借対照表計上額評価差額貸借対照表計上額評価差額（単位：億円）その他有価証券22,9701,45622,5881,224その他有価証券ＫＦＧ【連結】肥後銀行【単体】鹿児島銀行【単体】株式債券その他株式債券その他株式債券その他1,49512,7358,73913,2176948,0064,5154,7284,221その他有価証券9,7341,378784△ 34△ 155△ 19311,841316477△ 5272259135227377△ 25△ 60821,514△ 161,465△ 3988,207△ 35413,135△ 4629△ 1934,447△ 2728,355△ 25△ 428183,782△ 123△ 2043,754924494373926262633332949940216801,51212,0679,00813,0066607,5454,8009,5618344,5224,204533736178402805949958242323135△ 51△ 122△ 1558,05829893532816568945467 4㈱九州フィナンシャルグループ（7180）　2022年3月期決算短信５．金融再生法開示債権の状況金融再生法開示債権　（A）破産更生債権及びこれらに準ずる債権２行合算【単体】危険債権要管理債権正常債権総与信残高　（B）総与信に占める割合　（A）÷（B）金融再生法開示債権　（A）破産更生債権及びこれらに準ずる債権肥後銀行【単体】危険債権要管理債権正常債権総与信残高　（B）総与信に占める割合　（A）÷（B）金融再生法開示債権　（A）破産更生債権及びこれらに準ずる債権鹿児島銀行【単体】危険債権要管理債権正常債権総与信残高　（B）総与信に占める割合　（A）÷（B）2022年3月末2021年3月末2021年9月末2021年3月末比（単位：億円）1,55721084350478,05979,6171.95%6568138419039,59740,2541.63%90112945831338,46139,3622.28%3446119△ 1302,3562,391△ 0.02%36△ 1019261,5231,5590.03%△ 15699△ 157833831△ 0.06%1,52216472363475,70277,2251.97%6209136516338,07438,6941.60%9027235847137,62838,5312.34%1,55014272768177,07378,6231.97%6447937419139,17739,8221.62%9066235349037,89538,8012.33%億円2,0001,5001,00050001.83%1,345210623511金融再生法開示債権（2行合算）破産更生債権及びこれらに準ずる債権1.97%1,5221647236341.95%1,5572108435042.00%危険債権1.00%要管理債権0.00%総与信に占める割合2020年3月末2021年3月末2022年3月末６．自己資本比率ＫＦＧ【連結】肥後銀行【単体】鹿児島銀行【単体】① 自己資本比率 ②÷③② 自己資本（コア資本）額③ リスク・アセット等④ 総所要自己資本額 ③×4％① 自己資本比率 ②÷③② 自己資本（コア資本）額③ リスク・アセット等④ 総所要自己資本額 ③×4％① 自己資本比率 ②÷③② 自己資本（コア資本）額③ リスク・アセット等④ 総所要自己資本額 ③×4％2022年3月末2021年3月末 2021年9月末2021年3月末比（単位：億円）△ 0.34%262,05282△ 0.33%671,56162△ 0.19%△ 14991911.08%6,23556,2292,24910.34%2,88127,8691,11410.60%2,92927,6191,10411.08%6,32257,0292,28110.24%2,91328,4431,13710.70%2,98627,8981,11510.74%6,26158,2822,33110.01%2,94829,4311,17710.41%2,92728,1191,124 5㈱九州フィナンシャルグループ（7180）　2022年3月期決算短信７．業績予想【ＫＦＧ連結】（1）2022年度　連結業績予想 経常収益 経常利益（2）年間配当予想 親会社株主に帰属する当期（中間）純利益中間期通期8851751201,800365250（単位：億円）2021年度通期（実績）1,876246166中間期末期末合計6円 00銭6円 00銭12円 00銭（1）　【2行合算】【単体】　中間期業績予想2022年度中間期【2行合算】肥後銀行【単体】 鹿児島銀行【単体】【2行合算】（単位：億円）2021年度中間期（実績）（2）　【2行合算】【単体】　通期業績予想2022年度通期【2行合算】肥後銀行【単体】 鹿児島銀行【単体】【2行合算】（単位：億円）2021年度通期（実績）380856087901851302032085601564015511030679171118261,50527820081 2022年度≪参考≫ 経常収益 経常利益 中間純利益 与信費用 経常収益 経常利益 当期純利益 与信費用700170120231,43034024050 6Ⅱ 2021年度決算の概況　１．損益の状況【KFG連結】ア業務定取務収業利利質粗常引務経業純純却却還還売売償償償利金資役 務 取 引 等特そ の 他 業 務益益益利 益益利 益う ち 国 債 等 債 券 損 益益損益損却経 　費 （ 除 く 臨 時 処 理 分 ）益実益ココ ア 業 務 純 益 （ 除 く 投 資 信 託 解 約 損 益 ）① 一 般 貸 倒 引 当 金 繰 入 額益業益臨② 不 良 債 権 処 理 額③ 偶 発 損 失 引 当 金 戻 入 益④ 償 却 債 権 取 立 益損 益株 式 等 関 係益損却損 益益益失税 金 等 調 整 前 当 期 純 利 益法 人 税 、 住 民 税 及 び 事 業 税額等法非 支 配 株 主 に 帰 属 す る 当 期 純 利 益親 会 社 株 主 に 帰 属 す る 当 期 純 利 益そ の 他 臨 時売売償常別務時経特却却利損純損整人損損税う調減ち与 信 費 用 （ ① ＋ ② － ③ － ④ ）㈱九州フィナンシャルグループ（7180）　2022年3月期決算短信2021年度2020年度比（単位：百万円）2020年度187,630106,66389,69514,3433302,294△ 3,40414,48017,8893－－77,04029,62233,02733,042△ 3,05532,678△ 8,02111,866－73,8597,6643,107696△ 2224,656△ 1,0131,10923,6428,667△ 1,79111116,6558,8036,733△ 4,7472,0061,403△ 110△ 8,047△ 6,3124,26410,5803－－△ 659△ 4,0872,2241,754△ 9,2535,165△ 2,1913,333△ 12183△ 797△ 1,4015201,0702,973△ 7298662,243△ 1,1561,775△ 171,642△ 5,907180,896111,41187,68812,93944010,3422,90710,2167,308－－－77,70033,71030,80231,2886,19727,512△ 5,8298,5321263,7768,4624,508176△ 1,09321,682△ 28324221,3999,823△ 3,56612915,01214,711（注）1. 業務粗利益 ＝ （資金運用収益 － 資金調達費用 ＋ 金銭の信託見合費用）＋（役務取引等収益 － 役務取引等費用）1. ＋（特定取引収益 － 特定取引費用）＋（その他業務収益 － その他業務費用）2. 実質業務純益 ＝ 業務純益 ＋ 一般貸倒引当金繰入額3. コア業務純益 ＝ 業務純益 ＋ 一般貸倒引当金繰入額 － 国債等債券損益（連結対象会社数）2021年度末2020年度末比（単位：社）2020年度末連結子会社数18－18 7○ 損益の状況　肥後銀行【単体】実質ア業務経利利定引収取務利粗常金件件経業人物税却却還還売売償償償益益益資役 務 取 引 等 利 益益特そ の 他 業 務 利 益う ち 国 債 等 債 券 損 益益損益損却費費費金益益ココ ア 業 務 純 益 （ 除 く 投 資 信 託 解 約 損 益 ）① 一 般 貸 倒 引 当 金 繰 入 額業益益臨② 不 良 債 権 処 理 額③ 偶 発 損 失 引 当 金 戻 入 益④ 償 却 債 権 取 立 益株 式 等 関 係 損 益益損却そ の 他 臨 時 損 益益益失税 引 前 当 期 純 利 益法 人 税 、 住 民 税 及 び 事 業 税額等法益純当売売償純純却却常別利損経特務時純損人期調税利損減損業務ち整う㈱九州フィナンシャルグループ（7180）　2022年3月期決算短信2021年度2020年度比（単位：百万円）2020年度82,70754,73548,6526,58135△ 53424911,21410,964－－－36,68017,49116,7002,48918,05417,80417,81442317,630△ 7502,2501178114,0462,54269267016,880△ 92691015,9534,112△ 22512,0678,9172,5164,0554643△ 2,006△ 7076,3367,044－－－448△ 316671932,0672,7742,756△ 1,4813,5491,076△ 1,019△ 11△ 934△ 1,039△ 7966929924,626△ 7347063,8911763253,38973,78952,21844,5976,117321,4719564,8773,920－－－36,23217,80716,0282,39515,98615,02915,0571,90514,081△ 1,8273,2701261,7465,0853,3380△ 32212,253△ 19220312,0613,935△ 5518,677（注） 1. 実質業務純益 ＝ 業務純益 + 一般貸倒引当金繰入額2.