JMDC(4483) – 2022年3月期 通期決算説明資料

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開示日時:2022/05/10 15:00:00

損益

決算期 売上高 営業益 経常益 EPS
2018.03 302,200 168,200 168,200 13.94
2019.03 1,006,400 525,200 525,200 36.1
2020.03 1,215,800 221,600 221,600 29.98
2021.03 1,677,100 369,600 369,600 43.48

※金額の単位は[万円]

株価

前日終値 50日平均 200日平均 実績PER 予想PER
5,920.0 8,053.0 6,590.0 119.01

※金額の単位は[円]

キャッシュフロー

決算期 フリーCF 営業CF
2018.03 63,200 97,800
2019.03 104,400 175,600
2020.03 199,100 314,600
2021.03 95,200 317,600

※金額の単位は[万円]

▼テキスト箇所の抽出

2022年3月期通期決算説明資料株式会社JMDC2022年5月10日INDEX1. 要約2. 2022年3月期 通期業績報告3. ヘルスビッグデータ事業4. 遠隔医療事業5. 調剤薬局支援事業6. 2023年3月期 業績予想7. 事業展望2Section 1要約32022年3月期 : 業績ハイライトQ4はシーズナリティの平準化の影響を受けたものの、通期業績及び主要KPIは堅調に推移し、上方修正後の業績予想を超過しました。連結売上収益(百万円)21,814前年同期+30%連結EBITDA(百万円)6,411前年同期+32%Note: IFRSベースEBITDA:営業利益+減価償却費及び償却費±その他の収益・費用ヘルスビッグデータ前年同期+38%遠隔医療及び調剤薬局支援前年同期遠隔医療調剤薬局支援+10% +33%取引健保の母集団数1,044万人Pep Up-ID数343万人※ 2022年4月末時点の継続契約締結済健康保険組合の組合員数並びにID発行数の推計ヘルスビックデータの取引額インダストリー向け取引額+36%※ 2021年3月期と2022年3月期の比較42022年3月期 : JMDCグループの事業セグメント及び概況ヘルスビッグデータは、データ活用だけでなくデータの集積を加速。遠隔医療・調剤薬局支援は、Covid-19の影響が継続するものの堅調に推移しました。ビジネス概要2022年3月期概況インダストリー向け製薬企業や保険会社などへのデータ活用事業コンサルティング/解析/ソリューションの提供により、データ用途が拡大。それによりTop5顧客を中心に売上高が大きく伸長ヘルスビッグデータ保険者・生活者向け健保組合向けデータ分析及び健保組合員向けのICTプロダクト「Pep Up」の提供「Pep Up」の導入が加速。自治体向けのサービスも立ち上がり。自治体や協会けんぽなどでも新たなデータ基盤を構築医療提供者向け薬剤DB、医療機関向けデータ分析・利活用、経営コンサル・ファイナンス、WEB問診医療機関向けサービスを拡充し、データ集積が加速。インダストリー向け事業へのデータ利活用も徐々に広がり遠隔医療遠隔画像診断サービスの提供調剤薬局支援薬局向けレセコン・電子薬歴の開発・提供引き続きCovid-19の影響をうけているものの、オペレーション改善による収益性向上やAIエンジンの薬事承認などの事業開発は順調に進捗Covid-19に起因した調剤薬局経営の不透明性の影響は継続するが、M&Aにより事業規模は拡大し、薬局由来データの集積も順調52022年3月期 : 株主還元成長のための投資余力の確保と株主還元の両立を意識した経営を実践するため、1株10円の配当を実施いたします。なお、2023年3月期の配当予想額は未定です。今後の業績推移、財務状況等の経営成績を勘案し、株主配当の水準を決定します。2022年3月期2023年3月期(予想)基準日2022年3月31日2023年3月31日1株当たり配当金10円配当金総額効力発生日565百万円2022年6月7日未定62023年3月期 : 業績予想M&Aや新規事業を含まない既存事業の延長線上での売上成長を前提に計画を策定しております。利益面においては、将来成長を見据え事業機会への積極的投資を継続しつつも、健全な利益マージンを意識した経営を目指します。2023年3月期連結業績予想予想の前提売上収益営業利益(率)EBITDA(マージン)親会社の所有者に帰属する利益(率)(対22年3月期成長率)275億円(+26%)60億円(22%)(+25%)80億円(29%)(+25%)40億円(15%)(+23%)Note: IFRSベースEBITDA:営業利益+減価償却費及び償却費±その他の収益・費用、EBITDAマージン:EBITDA÷売上収益• ヘルスビッグデータは引き続き着実に成長• 遠隔医療及び調剤薬局支援は、Covid-19との共存を見据え緩やかな成長• 今後のM&Aは織り込まず• 引き続き将来成長を見据え、新規採用190人超の積極的な人材投資を織り込む• 体制強化、規模拡大に伴うオフィス賃料増などのコストを織り込み• 一定の利益マージン確保を前提とした新規事業投資計画を立案• 金融条件・与信環境は、変化ない想定• 論理的に計算される法人税を織り込む• 子会社株式に減損の懸念はなく、織り込まず72022年3月期および2023年3月期 : マネジメントビュー株主・投資家をはじめとするステークホルダーの方々のご理解をより深めていただくため、ご質問がありそうな点に関するマネジメントビューを掲載します。2022年3月期のQ4の業績について2023年3月期予想についてCovid-19における長期トレンドマネジメントビュー• インダストリー向けデータ利活用において、年度末の予算駆け込み型の需要から、コンサル・解析・ソリューションなどの提案による需要喚起型へのシフトが進んだことで、売上はQ3とQ4において平準化しました。具体的にはQ4からQ3に売上2-3億円が前倒しとなりました。• 遠隔医療事業において、オミクロン株の流行により売上▲1億円程度の影響がありました。• なお、新年度の事業パイプラインを見ると、需要トレンドは引き続き堅調に拡大しています。• 将来成長を見据え事業機会への一定の積極的投資を継続することを前提としています。• 既存事業の強固なビジネスモデルによる高い利益率は変わらずですが、治験Dxなど大きな成長市場の開拓が進みそうな場合には、積極的にリソースを投下していきます。なお、事業の立ち上げフェーズにおいてコスト先行となる場合には、一部で利益を圧迫する可能性がありますが、その際は適宜開示・公表していきます。• ヘルスビッグデータは、短期的にプラスもマイナスも大きな変化はありませんでした。今後、Covid-19をきっかけに起きつつある新たなDx化の流れは、治験などを中心に本格化し中長期的には新たな需要を生み出すと考えています。• 遠隔医療、調剤薬局支援は、正常化後、反動による成長を期待しています。株主還元の水準いきます。• プライム市場銘柄に求められる内部留保と還元のバランスを意識し、株主様への還元を行って• 2022年3月期は、成長のための投資余力を考慮し、配当性向は17%といたしました。ESG、SDGsへの取り組み• プライム市場銘柄に求められる責任ある対応を意識していきます。また、取組み内容をきちんとご理解いただけるよう積極的に開示・公表を行っていきます。8Section 22022年3月期 通期業績報告92022年3月期 : 連結業績サマリー事業規模拡大と健全な利益成長を継続し、期初及び修正後計画を上回りました。(単位:百万円)21年3月期通期累計22年3月期通期累計前期比16,77121,814売上収益営業利益(率)税引前利益(率)親会社の所有者に帰属する利益(率)EBITDA(マージン)3,695(22%)3,636(22%)2,476(15%)4,867(29%)4,800(22%)4,785(22%)3,258(15%)6,411(29%)+30%+30%+32%+32%+32%10Note: IFRSベースEBITDA:営業利益+減価償却費及び償却費±その他の収益・費用、EBITDAマージン:EBITDA÷売上収益2022年3月期 : 連結売上収益/EBITDAの状況Q3とQ4で需要が平準化されています。以前までの年度末予算の駆け込み型需要から、コンサルティング提案などによる需要の早期喚起が進み、需要の平準化が図られてきたことによるものです。連結売上収益 四半期推移連結EBITDA/マージン 四半期推移(単位:百万円)EBITDAマージン28+ 19%6,128 6,1355,1655,0204,6304,5303,068 3,0282,5583,5033,2123,763EBITDA1,619 1,5829349938351,050614480Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q420/3期21/3期22/3期20/3期21/3期22/3期(単位:百万円、%)3130+ 16%2,1071,8311,3081,16411Note: IFRSベースEBITDA:営業利益+減価償却費及び償却費±その他の収益・費用、EBITDAマージン:EBITDA÷売上収益(参考)2022年3月期 : 連結売上収益/EBITDA(LTMベース)シーズナリティを排除したLTMベースの業績は、売上収益/EBITDAともに順調に拡大しています。連結売上収益 LTM推移連結EBITDA LTM推移(単位:百万円)(単位:百万円)21,81420,84419,34618,08916,77115,11012,81313,5086,4116,1635,4165,6754,8674,2783,3793,593Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q421/3期22/3期21/3期22/3期Note: IFRSベースEBITDA:営業利益+減価償却費及び償却費±その他の収益・費用LTM:Last Twelve Months(直近四半期から過去12ヶ月)122022年3月期 : 連結人員数/販売管理費の状況採用市場におけるプレゼンスは向上しており、次の成長を生み出す体制増強は順調に進捗しています。連結人員数 四半期推移連結販売管理費 四半期推移(単位:人)(単位:百万円)960 9669198637417576486834614694745031,4991,3861,2931,047 1,039 1,0131,170+ 25%2,1782,1101,8861,7401,671Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q420/3期21/3期22/3期20/3期21/3期22/3期Note: IFRSベース132022年3月期 : セグメント別業績Covid-19の影響を一部で受けつつも、全てのセグメントで売上・利益ともに伸長しました。(単位:百万円)21年3月期通期累計22年3月期通期累計前期比ヘルスビッグデータ遠隔医療調剤薬局支援売上EBITDA(マージン)売上EBITDA(マージン)売上EBITDA(マージン)調整額売上EBITDANote: IFRSベースEBITDA:営業利益+減価償却費及び償却費±その他の収益・費用、EBITDAマージン:EBITDA÷売上収益10,193 3,647 (36%)4,046 1,224 (30%)2,692 371 (14%)△160 △376 14,019 4,859 (35%)4,441 1,515 (34%)3,582 432 (12%)△228△395+38%+33%+10%+24%+33%+16%–14(参考)2022年3月期 : セグメント別売上収益/EBITDAヘルスビッグデータが当社グループの売上6割以上、EBITDA7割以上を創出しています。遠隔医療は引き続き高い収益力を維持、調剤薬局支援は従来の水準まで収益力が回復しています。売上収益EBITDA/EBITDAマージン調整額△228百万円調整額△395百万円調剤薬局支援3,582百万円遠隔医療4,441百万円21,814百万円(調整額△228百万円を含む)ヘルスビッグデータ14,019百万円調剤薬局支援432百万円12%遠隔医療1,515百万円34%6,411百万円(調整額△395百万円を含む)EBITDAマージン29%ヘルスビッグデータ4,859百万円35%Note: IFRSベースEBITDA:営業利益+減価償却費及び償却費±その他の収益・費用、EBITDAマージン:EBITDA÷売上収益15Section 3ヘルスビッグデータ事業16ヘルスビッグデータ事業 : 業績一過性および先行投資で140~150百万円分のコスト増がありました。保険者事業において売上原価の高い事業(Pep Upポイント)の構成比が高まったこと(+30百万円)、採用およびM&Aアドバイザリーフィー増(+50百万円)、新規事業への積極投資(+45百万円)などによるものです。売上収益 四半期推移EBITDA 四半期推移(単位:百万円)(単位:百万円)+ 20%4,054 4,1353,4402,8552,7563,073+ 9%1,6771,4461,3301,2028588771,9631,7982,0981,338 1,4151,037802707616468406232Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q420/3期21/3期22/3期20/3期21/3期22/3期Note: IFRSベースEBITDA:営業利益+減価償却費及び償却費±その他の収益・費用17ヘルスビッグデータ事業 : 業績(シーズナリティの平準化)下半期の売上収益はYoYで+30%となりました。Q3とQ4でほぼ同規模の売上となっております。売上収益 前年比較売上収益 構成比比較(単位:百万円)下期+30%10,193Q43,440Q32,855上期+50%上半期3,89714,0194,1354,0545,829100%Q434%Q328%上半期38%100%29%29%42%21/3期22/3期21/3期22/3期18JMDCヘルスビッグデータ進化を支援していきます。JMDCは、日本におけるヘルスケアの多様なデータを結集し、すべてのヘルスケアプレーヤーがデータを利活用できる環境を構築することで医療のデータ活用データ活用疾患発生率の算定患者の動態分析疫学データ研究データ提供データ提供JMDC’s HealthBig Database地 域 医 療ネットワーク分 析患 者 数 の推 計・分 析保険者保険会社製薬企業調剤薬局医療機関医師事業主生活者19ヘルスビッグデータ事業 : 概要タを活用した事業展開を進めています。「インダストリー向け」(主に製薬企業・保険会社)、「保険者・生活者向け」、「医療提供者向け」など、各ヘルスケアプレーヤーに対するデー(単位:百万円)データ活用ヘルスビッグデータ事業規模主に製薬企業や保険会社で活用インダストリー向け• 製薬企業は薬剤の価値を高める分析、保険会社は商品開発などに活用• コンサルティングによるデータ利用拡大・付加価値向上が加速• 保険者DB以外のDBの利用も拡大(22/3期実績)6,604健康保険組合向けサービスとPep Upを展開保険者・生活者向け• レセプトや処方履歴などの情報を集積し、医療費抑制の施策を立案• 健診受診勧奨や重症化予防のほか、特定保健指導が順調に拡大• 自治体へのサービス提供やPHRの拡大により新たなデータ集積も進捗2,848医療機関向け事業も急速に拡大医療提供者向け• 院内データを分析し、コンサル・ファイナンスに活用• 薬剤の添付文書DBやWEB問診などの独自アプリを医療機関向けに提供• サービス拡大を通じてDPC・レセプトデータの集積が加速4,551Note: 事業規模は経営管理上の単純合算数値であり、IFRS調整額及びセグメント内取引調整額を調整しておりません。20インダストリー向け : データ活用の事業状況引き続き上位クライアントの用途拡大が進んでおり、全てのクライアントセグメントにおける取引額が成長しています。インダストリー向けデータ活用 売上クライアントセグメント毎の1社あたり年間取引額(単位:百万円)(単位:百万円)+ 36%6,6044,8624003002001001,9732,3562,8973,422Note: 各年度の取引額の上位5社、上位6-10社、上位11-20社、上位21社以降の取引額より算出。17/3期18/3期19/3期20/3期21/3期22/3期017/3期18/3期19/3期20/3期21/3期22/3期Top5Top6-10Top11-2021位以下21インダストリー向け : データ活用の事業方針データ活用意欲の高い業界のフロントランナーとともにデータ活用の可能性を広げ、それが業界スタンダードになっていく世界を目指していきます。(単位:百万円)製薬企業・保険会社の顧客1社あたりの年間取引額ステップ① 業界のフロントランナー顧客とデータ活用を拡げるTop5 顧客の平均取引額が28%up(2021年3月期 vs 2022年3月期)Top10顧客の平均取引額が25%up(2021年3月期 vs 2022年3月期)••ステップ② データ活用を業界標準にする• 上位顧客との取引で拡大した用途を横展開し、全体の平均取引額を上昇3002001000A B C D E F G H I J ・・・・(製薬企業、保険会社)Note:グラフはイメージ。22インダストリー向け : データ活用の取引額の最大化データ活用の拡大を図るため、「高付加価値化(アップセル)」×「データ種類の拡充(クロスセル)」による施策を講じていきます。付加価値アップ(アップセル)ソリューション解析データコンサルティングDB保険者レセプト健診DPC検査値電子カルテ問診医療画像医療施設・・・医師活動量薬剤PROゲノムデータ種類拡充(クロスセル)23インダストリー向け : アップセルに向けた取り組みアップセル戦略として取組みを強化してきたコンサルティングやソリューションなどの高付加価値サービスが順調に成長しています。アップセルの状況(サービス別売上)ソリューションコンサルティング解析DBデータ4,8635322282,6721,42921/3期(単位:百万円)• アプリケーション開発やデータを通じた業務改善システム開発なども大きく拡大• データを活用したコンサルティングサービス、データベース解析が順調に積み上がる2,994• データベースのサブスクリプション利用は普及が促進• アドホックでのデータ提供も安定的に拡大6,6041,0559381,61622/3期24インダストリー向け : 保険者データベース以外のクロスセルの状況クロスセル戦略として取組みを強化してきた保険者DB以外のデータ売上も順調に成長しております。クロスセルの状況(データ種類別売上)(単位:百万円)6,6045,0881,516進む• データベース拡充により、様々な用途開拓が• 保険者由来のデータベースの利活用は順調に拡大医療機関DB医療施設DB学会情報DB・・・・・保険者DB4,8638314,03121/3期22/3期25インダストリー向け : 製薬企業向けのDx支援製薬企業の様々な部門で、データやICTを基軸としたDx支援の需要が高まり始めています。DBやPHR起点の戦略的な治験サポートレセプトデータ+αを用いたセールス・マーケティングのDxDBを基にしたセールス・マーケティング向けツールデータドリブンな施設選定営業・マーケティングの最適化医師の学術活動分析サービス「Doctorna(ドクターナ)」RWD+αのデータを用いて治験プロトコールを最適化するとともに治験に最適な施設選定をサポートし、遅延を回避RWD+製薬社内データ×機械学習を通して、効果的なアクティビティやマーケティングミックスを検討学会・論文のDBを集約し、疾患名や症状などのキーワードからオピニオンリーダーを選出。マーケティングリサーチにかかっていた時間を効率化DCT/バーチャル試験売上予測サポート地域の医療・介護情報を集約して届ける「SCUEL News」DB+PHRや、EDCなどのICTシステムをフル活用して在宅・サテライト訪問での治験を可能にし、試験コストを削減RWDを含む様々なデータを用いて、既存予実モデルのGAPを精査、新規・補正ロジックを構築医療機関、医師会、薬剤師会、自治体に掲載された「お知らせ」情報を営業現場に広く配信。担当地域・施設・医師に関する情報をいち早く収集Note: RWD:Real World Data(リアルワールドデータ)DCT:Decentralized Clinical Trial(分散型臨床試験)26保険者・生活者向け : データ基盤の広がり健康保険組合における圧倒的なポジションを築くとともに、自治体や協会けんぽ等へのサービス提供を推進していきます。JMDC母集団数推移健康保険組合における浸透状況コロナ禍においても母集団は順調に増加(単位:万人)追跡可能対象は2.8人に1人健保数2991,044総数約2,900万人1,000800500015/416/417/418/419/420/421/422/4Note: 加入者は各年の4月末時点で継続契約を締結している(単発取引を除く)取引健康保険組合の組合員数の合計(四捨五入)。但し、過去の組合員数は当該時点の取引健保の現在の組合員数の合計。1,044万人約2.8人に1人健保2,000万人規模の圧倒的なポジションを早期に目指しますFirstmoveradvantageAwinnertakesall…27保険者・生活者向け : 事業の状況しています。Pep Upを通じたソリューションの提供や自治体・国保向け事業が拡大しています。またサービス拡充が新規ユーザー拡大へと繋がるサイクルが継続保険者・生活者向け事業売上 四半期推移Pep Up ユーザーID数(単位:百万円)(単位:万人)+ 18%984831654641568481460381339326182202Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4343+ 57%21820/3期21/3期22/3期21/3期22/3期28保険者・生活者向け : 事業の展開方針健保の母集団(ヘルスデータプラットフォーム)をユーザープラットフォームへと発展させ、健康増進・重症化予防などのソリューション提供へ事業を拡大させていきます。1,044万人母集団ヘルスデータプラットフォーム2,000万人を視野に拡大健保向け事業の5年目標(~FY2025)343万人Pep Upユーザーユーザープラットフォーム母集団の50%まで拡大●万人約19万人164万人サービスユーザー年間5,000円以上/人ユーザー率10%Note: 2022年4月末時点の継続契約締結済健康保険組合の組合員数並びにID発行数の推計29医療提供者向け : 事業の状況医療機関向けの各サービスが順調に成長し、医療機関由来のデータ基盤拡充が急速に進んでおります。医療提供者向け事業売上 四半期推移DPC/レセプトデータの利活用が可能な医療機関(病院)数(単位:百万円)+ 30%1,3531,0409688811,0871,142705711368320360239Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q45004003002001000528+ 54%20/3期21/3期22/3期21/3期22/3期30医療提供者向け : 医療の健全化に向けた取り組み(メルプWEB問診、メルプPHR)問診をデジタルで効率化する「メルプWEB問診」、クリニックでの受診行動のデジタル化を行う「メルプPHR」、ともに導入が加速しています。メルプWEB問診 導入医療機関数メルプPHR ユーザー数+ 46%1,2001,1001,000900800Ave.+ 900/day200,000100,000021/421/5 21/621/7 21/8 21/9 21/1021/1121/12 22/1 22/2 22/321/521/621/7 21/8 21/9 21/10 21/1121/12 22/122/222/331(参考)医療提供者向け : メルプの機能(PHR~問診)AIによる受診相談、近隣の医療機関検索、デジタル診察券からWeb問診まで、患者の一連の受診体験を刷新するとともに、問診票の転記といったクリニックの業務負荷を軽減しています。AI受診相談医療機関検索Web問診かかりつけ登録デジタル診察券32医療提供者向け : 医療提供者プラットフォームの拡大(Antaa、イシヤク)「Antaa」、「イシヤク」のユーザー増の加速により、医療提供者プラットフォームは急速に拡大しています。引き続き医師とのエンゲージメントを高め、医療の最適化を推進していきます。「Antaa」 会員医師アカウント数「イシヤク」 ユーザーID数(単位:人)+ 23%40,00030,000Ave.+ 200/day40,00030,00020,00010,000021/1021/1121/1222/122/222/321/1021/1121/1222/122/222/333(参考)医療提供者向け : 医療提供者プラットフォームの拡大「Antaa」学び合い教え合う環境を整備することで、20代~30代の学習意欲の高い勤務医を求心しています。エネルギーある若手医師の学びのデファクトスタンダードを目指すとともに、医療への課題意識の高い医師の方々と連携しさまざまな取り組みを企画していきます。大規模~中規模医療機関20代~30代若手医師が中心自己学習時間が長く学習意欲高いクリニック勤務の医師よりも大規模・中規模医療機関に勤務する医師が多く参加しています。20-30代の医師が全体の8割を占めています。自費で外部研修に参加する医師や自己学習に費やす時間の多い医師が多数参加しています。34ヘルスビッグデータ事業のポテンシャル:データアセットの拡大状況ヘルスケア全体の進化を支援するため、さまざまなヘルスビッグデータの収集を行っています。順調にデータアセットは拡大しておりますが、目線は高く維持していきます。52%(+5%pt)37%(+19%pt)健保組合データ国保・協会けんぽデータDPC・レセデータ電子カルテ・症例データ調剤レセクリニックPHR医師プラットフォーム18%(+7%pt)4%(+3%pt)16%(+16%pt)6%(+2%pt)19%(+8%pt)25%(+25%pt)目標2,000 万人3,000 万人3,000 病院3,000 病院25,000 薬局20,000 クリニック2,000 万人20 万人35ヘルスビッグデータ事業のポテンシャル:データアセットからもたらされるデータ活用例データアセットが蓄積していくことで、インダストリーにおけるデータ活用の幅が広がっています。製薬企業向けの例DCT臨床試験のデジタル化RWDによる対象群KOLサポートKOLリサーチリポジショニング被験者募集DB研究施設選定MR活動支援自治体連携KPIモニタリング潜在患者の掘り起こしトリートメントフローPMS医師へのプロモーション医師パネル中期短期規制を遵守PHRオープンデータ保険者医療機関調剤薬局医師プラットフォーム36ヘルスビッグデータ事業のポテンシャル:インダストリー向けの事業機会(1)現時点でクライアントと議論している内容だけでもかなりの事業機会を感じています。製薬企業向けの例製薬部門テーマ概要仮説的:潜在的市場規模(JMDCの現在の浸透度)マーケ潜在患者の掘り起こしRWDでペイシェントジャーニーを観察することで、診断や適切な治療に患者がたどり着くまでのボトルネックを特定し改善することで新患数を増やす50~100 億円10%未満KPIモニタリング自社の薬剤のシェアや新患における獲得率などのKPIを、RWDを活用することで、診療科別のKPIまで精緻化する30~50 億円10%未満トリートメントフロー薬剤のスイッチや脱落がどの段階でどの程度起きていて、その背景が何か、医師ヒアリングに基づく仮説をデータで検証する50~100 億円10~20%MR活動支援医療機関の情報や医師の情報に基づき、重点医師のターゲティングや講演会の企画をサポート100~200億円10%未満医師へのプロモーション医師プラットフォームを活用したオンラインでのプロモーションをサポート>1000億円1%未満開発施設選定・被験者募集RWDで被験者候補となる患者の多い施設や地域を選定し、施設選定やリクルーティングに活用30~50 億円1%未満RWDによる対照群患者数が集めにくい試験において、RWDを対照群として活用する30~50 億円1%未満臨床試験のデジタル化推進EDCや電子ワークシートなど臨床試験においてマニュアルでなされているプロセスをデジタルで効率化する100~200億円10%未満試験データの二次利用EDCなどを通じて蓄積されていく患者データを匿名化した上で他の試験や更なる創薬において活用していく30~50億円DCT/在宅治験患者が医療機関を訪問しなくても臨床試験に参加できるように、医療従事者の訪問や在宅における測定やデータ報告の仕組みを整える100~200億円0%0%37ヘルスビッグデータ事業のポテンシャル:インダストリー向けの事業機会(2)現時点でクライアントと議論している内容だけでもかなりの事業機会を感じています。製薬企業向けの例製薬部門テーマ概要仮説的:潜在的市場規模(JMDCの現在の浸透度)創薬リポジショニングショニングの方向性を探る既存の薬剤が効果がある、別の疾患や特定の患者像をデータで炙り出し、リポジ30~50 億円10%未満AI創薬期間を短縮する化合物ライブラリや機械学習を活用し有効な可能性の高い新薬の創出の精度をあげ、メディカルDB研究臨床試験を実患者ではなくRWDを用いて行う50~100億円100~200 億円0%0%KOLサポート医師の学会発表や論文などの情報をもとに、客観的データに基づく適切なKOLのターゲティング及びマネジメントのサポートをする30~50 億円10%未満PMS市販後の有効性や安全性に関する調査をRWDを使って行う100~200億円1%未満患者アウトカム調査患者パネルを活用した患者アウトカム調査及び解析のサポート30~50億円10%未満ゲノム情報の解析創薬にも繋げる患者ゲノム情報を収集することで、薬剤の有効性や安全性に関わるゲノムを特定し、100~200億円0%事業開発パイプライン事業性評価疾患ごとの患者数や現在の治療法などを分析することで、パイプライン導入や開発優先順位付の際に、将来的な事業性を評価する100~200億円10%未満全社RWD組織サポート製薬がRWDを活用するために自社内に専門部署や組織を構築/運営するサポートを30~50 億円10%未満自治体との連携製薬が自治体と連携することで、疾患の早期発見や重症化予防を行うサポートをす100~200 億円1%未満38行うるヘルスビッグデータ事業の方向性広がる事業機会を獲得していくため、データ、ビジネスモデル、提供価値、事業エリアのすべてにおいて、絶えず進化していきます。Fee for serviceビジネスモデルFee for successヘルスケア全体事業エリアオペレーション+デジタル目指す姿現状提供価値過去メディカル健保データNo.1データアセットNo.1データアセット群を統合データ39Section 4遠隔医療事業40遠隔医療事業(Tele-RADサービス): 概要日本の医療施設は約11万軒、画像撮影数は年1.5億症例に比し、放射線診断専門医は約6,000名と不足。専門医リソースを有効に活用し、このギャップを埋めていきます。国内最大業界シェア28%レコード画像診断依頼と契約読影医をマッチングDtoDで遠隔医療を実施契約医療機関数1,183画像DB専門医DBNote: 業界シェアは、矢野経済研究所「2021年版 医用画像システム(PACS)・関連機器市場の展望と戦略」を基にドクターネットにて作成。契約施設数、読影医数ともに、ドクターネットのサービス契約施設数および契約読影医数の総数を記載。出典:厚生労働省「令和2(2020)年医療施設動態調査」、公益社団法人日本放射線学会HPの専門医一覧放射線診断専門医93841遠隔医療事業 : 業績オミクロン株感染拡大による受診抑制の動きが、Q4の売上およびEBITDAの成長に影響を及ぼしました。遠隔医療事業売上 四半期推移EBITDA 四半期推移(単位:百万円)(単位:百万円)+ 2%1,1001,0381,046 1,0271,2211,1221,0701,014 1,004934932861+ 3%470400373313330306314294288234231162Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q420/3期21/3期22/3期20/3期21/3期22/3期Note: EBITDA:営業利益+減価償却費及び償却費±その他の収益・費用42遠隔医療事業 : 利益率推移業務効率化の取り組みにより、過去5年間でEBITDAマージンは10%以上向上しました。売上総利益率 推移EBITDAマージン 推移(単位:%)(単位:%)37394242394617/3期比+9%2224252517/318/319/320/321/322/317/318/319/320/321/322/3Note:売上総利益率はドクターネット単体の数値を記載。EBITDAマージンは17.3と18.3はドクターネット単体のEBITDAマージンを、それ以降は遠隔医療事業セグメントのEBITDAマージンを記載。ドクターネットは2018年4月より連結財務諸表に取り込んでおりますが、上記はそれ以前からの数値を含めて記載。ドクターネット単体は日本基準、遠隔医療事業セグメントはIFRSベースEBITDA:営業利益+減価償却費及び償却費±その他の収益・費用、EBITDAマージン:EBITDA÷売上収益(または売上高)343017/3期比+12%43遠隔医療事業 : 遠隔読影プラットフォームの拡大状況国内最大規模の遠隔読影プラットフォームの地位は強固であり、施設および読影医への求心力は高まっています。契約施設(病院)数 推移読影医数 推移(単位:施設)(単位:人)1,1831,073+ 12%982880759663938+ 14%84474665758449217/318/319/320/321/322/317/318/319/320/321/322/3Note: 契約施設数、読影医数ともに、ドクターネットのサービス契約施設数および契約読影医数の総数を記載。ドクターネットは2018年4月より連結財務諸表に取り込んでおりますが、上記はそれ以前からの数値を含めて記載。44遠隔医療事業 : 市場規模、シェア推移成長する遠隔読影市場において、ドクターネットのシェアは順調に拡大しています。遠隔読影市場規模 推移市場シェア推移(単位:億円)149100%80%60%40%20%0%13914155%54%51%50%50%48%大学系NPO法人や個人経営など70-80社3%3%5%7%6%6%5%6%5%6%4%4%4%5%5%5%6%5%5%5%5%5%6%5%6%3%5%5%5%6%19%21%22%25%26%28%ドクターネット13412811715014013012011010017/318/319/320/321/322/317/318/319/320/321/322/3Note: 矢野経済研究所「2021年版 医用画像システム(PACS)・関連機器市場の展望と戦略」を基にドクターネットにて作成。45遠隔医療事業(Tele-RADサービス): 事業の構造コロナ禍における各施設の検査数の減少により出検数に影響が生じました。他方で、当社サービスは契約医療機関にとって代替しづらいサービスであるため、検査数の回復に伴い緩やかに業績拡大していくと考えています。遠隔読影マッチングサービスの売上高(百万円)4,0003,5003,0002,5002,0001,5001,000500015/32022年3月期契約2021年3月期契約2020年3月期契約2019年3月期契約2018年3月期契約2017年3月期契約2016年3月期契約2015年3月期契約2014年3月期以前契約16/317/318/319/320/321/322/346Note: 売上は経営管理上の数値。ドクターネットは2018年4月より連結財務諸表に取り込んでおりますが、上記はそれ以前からの数値を含めて記載遠隔医療事業 : AI薬事承認2021年12月に胸部X線肺炎検出エンジンの薬事承認を日本で初めて取得しました。放射線専門医のサポートが少ないクリニックなどにおいてはCTやMRIではなく胸部X線による診断が多いことから大きな期待の声を集めています。これにより肺炎検出に専門医データに基づくAIの目が届きます。プログラム概要胸部X線肺炎検出エンジン DoctorNet JLK-CRP2021年12月9日• 販売名:• 承認年月日:• 医療機器承認番号: 30300BZX00339000• 一般的名称:• クラス分類:• 性能:X線画像診断装置ワークステーション用プログラムクラスⅡ感度98.1%/特異度36.6%(※確信度30%以上を陽性とした場合)レポートシステム画面上の表示画像解析報告書の表示確信度の表示• 「AIプログラムによる画像解析の結果、感染性肺炎の確信度は、65.1%(High)と判定されました。」といったメッセージで確信度とラベルを記載• AI解析結果レポートでは、画像右側に、確信度の数字も分かりやすく記載ヒートマップの表示• 確信度が50%以上の場合は、病変上にヒートマップを表示47Section 5調剤薬局支援事業48調剤薬局支援事業(P-CUBE n): 概要薬局全体におけるICTの最適化を実現する、電子薬歴レセコン一体型システム「P-CUBE n」を展開。患者ひとり一人に最適化された服薬指導に磨きをかけ、次世代の薬局を支援するICTサービスを提供しています。1. LINEを使った患者コミュニケーション広く利用されているLINEで薬剤師や患者さまの負担を軽減。服薬フォローの継続性を向上。2. フォロー指導を行うための設問コンテンツの搭載処方薬や症状に応じた指導要点のコンテンツを搭載。服薬フォローのやり取りをオートメーション化。49調剤薬局支援事業 : 業績調剤薬局の投資抑制の影響を未だ一部受けておりますが、 足元は本来の収益力まで回復しました。調剤薬局支援事業売上 四半期推移EBITDA 四半期推移(単位:百万円)(単位:百万円)+ 37%1,014877907768645639655658588703741782+ 71%22211855808139129113991024946Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q420/3期21/3期22/3期20/3期21/3期22/3期Note: EBITDA:営業利益+減価償却費及び償却費±その他の収益・費用50Section 62023年3月期 業績予想512023年3月期 : 業績予想前期同様、M&Aや新規事業を含まない既存事業の延長線上での売上成長を前提に計画を策定しております。利益面においては、将来成長を見据え事業機会への積極的投資を継続しつつ、健全な利益マージンとのバランスを維持させていきます。(単位:百万円)22年3月期通期実績23年3月期通期計画前期比21,81427,500売上収益営業利益(率)税引前利益(率)親会社の所有者に帰属する利益(率)EBITDA(マージン)4,800(22%)4,785(22%)3,258(15%)6,411(29%)6,000(22%)6,000(22%)4,000(15%)8,000(29%)Note: IFRSベースEBITDA:営業利益+減価償却費及び償却費±その他の収益・費用、EBITDAマージン:EBITDA÷売上収益+26%+25%+25%+23%+25%522023年3月期 : セグメント別計画ヘルスビッグデータが引き続きグループの成長を牽引。各事業セグメントのトレンドは維持されており、当期も順調に成長することを見込んでおります。(単位:百万円)22年3月期通期実績23年3月期通期計画前期比ヘルスビッグデータ遠隔医療調剤薬局支援売上EBITDA(マージン)売上EBITDA(マージン)売上EBITDA(マージン)調整額売上EBITDANote: IFRSベースEBITDA:営業利益+減価償却費及び償却費±その他の収益・費用、EBITDAマージン:EBITDA÷売上収益14,019 4,859 (35%)4,441 1,515 (34%)3,582 432 (12%)△228 △395 18,900 6,400 (34%)4,900 1,700 (35%)3,900 400 (10%)△200 △500 +35%+32%+10%+12%+9%△8%–53Section 7事業展望54JMDCのミッション「健康で豊かな人生をすべての人に」データとICTの力で、持続可能なヘルスケアシステムを実現する55ミッションの実現に向け、我々は何を為すべきかヘルスケアシステムの最適化を図るため、患者1人1人の健康時から疾患時までのジャーニーを最適化することが必要であると考えています。快調健診値悪化不調治療療養健康不健康1健康管理2通院・早期回復Patient journeyの最適化3長期療養先端医療56①健康管理における最適化デバイスによる日々の健康管理は、ペイシェントジャーニーの入り口。オムロンとの提携により、生活者への理解が一段と高まります。血圧計歩数計体温計パルスオキシメーター体重計医療情報過去の健診や健康情報を収録受診記録 受診や服薬・検査値を記録リスク測定将来の疾患リスクを測定予防ソリューション降圧や減量、介護予防などのソリューションパネル痛みなどのその後の症状などを確認医療相談オンライン健康相談57②通院時の医療体験の刷新-Digital Front Door患者とのタッチポイントをデジタルにより効率化するサービス。これにより低コストな医療参加を促していきます。InitiationメルプPHR医療機関検索01メルプWEB問診メルプ薬局連携メルプePROFollow-upServiceオンライン診療電子カルテ予約02030405Pre-servicePost-service58未診断率が高い疾患などにおいて、データによる観察研究、医療機関・医師間でデータ連携を行うことで、迷子をなくす仕組みを構築していきます。②診断確定までの最適化初発症状にて受診発症自覚受診の同期・契機は十分か?A診療所(GP)検査の項目・判定は適切か?診察/検査診察/検査診察/検査再診再診処方処方処方対症療法的に経過観察診察/検査診察/検査再診紹介の判断は適切か?別の症状にて受診処方処方経過観察中に悪化B医院(GP)特定の疾患を疑い紹介症状増悪による転院C専門病院(HP)診察/検査処方確定診断ヘルスビッグデータ、Digital Front Door、医師プラットフォームにより、初発から確定診断までの期間短縮59③長期療養に至るまでの納得感の醸成PHRによる情報の提供、被験募集の案内、患者コミュニティ、ビッグデータによるアンメットメディカルニーズ(UMNs)への対応などで、長期療養における患者の納得度を高め、最後まで豊かだと思える人生の実現につなげていきます。健康診断を受けている層のeGFRの平均値検診3年前:XXX検診2年前:XXX検診1年前:XXX(他にも血圧や運動習慣など、色々の検診の指標を使用可能)eGFR値の分布「透析生活になったらどうしよう・・不安」「サプリAを飲み始めてみた」薬剤Aの処方開始「塩っ辛いもの、お肉が大好き」「仕事第一」100床程度の腎臓内科で検査A, Bを実施し、CKDの診断が初めてつく「患者コミュニティに参加してみたけど、将来への不安が大きくなった」「昔みたいに美味しいものが食べたい、お酒が飲みたい、辛い」「透析には全然慣れない、仕事にも支障が出て困る」透析開始併発疾患Aの診断「腎不全と共に生きる方法がわかってきた」併発疾患Bの診断薬剤Bの処方開始「他の患者さんと話し合うことで少しポジテイブになれてきた」60Whole Patient careに向けて広範なPatient journeyを最適化する「Whole patient care」の実現に向けて、これからも様々なケーパビリティを獲得していきます。先進デバイスメンタル治験地域医療ネットワークPHRWhole Patient care患者コミュニティ医療機関Dx保障UMNs製薬Dx61本資料は、株式会社JMDC(以下「当社」といいます。)及び当社グループの企業情報等の提供のために作成されたものであり、当社の発行する株式その他の有価証券への勧誘を構成するものではありません。本資料に記載される当社グループの目標、計画、見積もり、予測、予想その他の将来情報については、本資料の作成時点における当社グループの判断又は考えにすぎず、実際の当社グループの経営成績、財政状態その他の結果は、国内外の経済情勢、業界の動向、他社との競業、人材の確保、技術革新、その他経営環境等により、本資料記載の内容又はそこから推測される内容と大きく異なる可能性があります。本資料に記載される業界、市場動向又は経済情勢等に関する情報は、現時点で入手可能な情報に基づいて作成しているものであり、当社グループがその真実性、正確性、合理性及び網羅性について保証するものではありません。また、業界、市場動向又は経済情勢等に関し、当社グループの見立て、予想、又は試算に基づく情報が記載されていることがありますが、これらは、本資料の作成時点における当社グループの判断又は考えにすぎず、実際の数値はこれらと大きく異なる可能性があります。他社の財務数値その他の指標は、会計基準又は計算方法の違い等の理由により、当社における対応する指標と直接比較することはできません。今後の状況の変更等が本資料の内容に影響を与える可能性がありますが、当社は、本資料を更新、修正又は確認する義務を負うものではありません。本資料の内容は事前の通知なく変更されることがあります。62

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