中越パルプ工業(3877) – 2022年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)

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開示日時:2022/05/13 14:30:00

損益

決算期 売上高 営業益 経常益 EPS
2018.03 9,482,400 -105,400 -106,700 -389.96
2019.03 9,671,600 -39,400 -35,700 54.04
2020.03 9,514,000 206,100 203,600 68.85
2021.03 8,193,800 -34,300 -42,900 -78.85

※金額の単位は[万円]

株価

前日終値 50日平均 200日平均 実績PER 予想PER
962.0 1,025.7 1,180.735 6.09

※金額の単位は[円]

キャッシュフロー

決算期 フリーCF 営業CF
2018.03 286,900 741,300
2019.03 149,200 632,000
2020.03 267,300 834,400
2021.03 118,900 596,500

※金額の単位は[万円]

▼テキスト箇所の抽出

2022年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)上場取引所2022年5月13日東(氏名) 植松 久(氏名) 秋永 吉男配当支払開始予定日TEL 0766-26-24042022年6月27日URL https://www.chuetsu-pulp.co.jp/(役職名) 代表取締役社長上場会社名 中越パルプ工業株式会社コード番号 3877代表者問合せ先責任者 (役職名) 管理部長定時株主総会開催予定日2022年6月24日有価証券報告書提出予定日 2022年6月27日決算補足説明資料作成の有無 : 有: 有決算説明会開催の有無1. 2022年3月期の連結業績(2021年4月1日〜2022年3月31日)(1) 連結経営成績2022年3月期2021年3月期売上高百万円90,10481,938営業利益経常利益%10.0△13.9百万円2,352△347%――百万円3,077△319%――(注)包括利益 2022年3月期  1,456百万円 (―%) 2021年3月期  △674百万円 (―%)(百万円未満切捨て)(%表示は対前期増減率)親会社株主に帰属する当期純利益百万円1,268△1,052%――1株当たり当期純利益潜在株式調整後1株当たり当期純利益自己資本当期純利益率2022年3月期2021年3月期円 銭95.02△78.85円 銭――(参考) 持分法投資損益2022年3月期 306百万円2021年3月期 51百万円総資産経常利益率 売上高営業利益率%2.6△2.2%2.5△0.3%2.6△0.4(注)「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当連結会計年度の期首から適用しており、2022年3月期に係る各数値については、当該会計基準等を適用した後の数値となっております。総資産純資産自己資本比率1株当たり純資産2022年3月期 48,584百万円2021年3月期 47,408百万円(注)「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当連結会計年度の期首から適用しており、2022年3月期に係る各数値については、当該会計基準等を適用した後の数値となっております。(3) 連結キャッシュ・フローの状況営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物期末残高百万円122,029123,490百万円8,2575,965百万円48,62047,455百万円△3,150△3,898%39.838.4百万円△5,8946,284(2) 連結財政状態2022年3月期2021年3月期(参考) 自己資本2022年3月期2021年3月期2. 配当の状況第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末期末合計円 銭円 銭年間配当金円 銭0.0020.0020.00―――配当金総額(合計)配当性向(連結)円 銭0.0020.0020.00円 銭0.0040.0040.00百万円―534――%42.148.52021年3月期2022年3月期2023年3月期(予想)―――円 銭3,639.203,550.96百万円14,86115,575純資産配当率(連結)%1.13. 2023年 3月期の連結業績予想(2022年 4月 1日〜2023年 3月31日)売上高営業利益経常利益(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)親会社株主に帰属する当期純利益1株当たり当期純利益第2四半期(累計)通期百万円48,000101,000%11.112.1百万円%400 △63.91,500 △36.2百万円%500 △64.61,700 △44.8百万円%200 △75.11,100 △13.3円 銭14.9882.39※ 注記事項(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無新規 ― 社 (社名)、除外 ― 社 (社名)(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更  : 有② ①以外の会計方針の変更 : 無③ 会計上の見積りの変更 : 無④ 修正再表示 : 無(3) 発行済株式数(普通株式)① 期末発行済株式数(自己株式を含む)② 期末自己株式数③ 期中平均株式数2022年3月期2022年3月期2022年3月期13,354,688 株 2021年3月期4,314 株 2021年3月期13,350,699 株 2021年3月期13,354,688 株3,820 株13,351,001 株(1) 個別経営成績2022年3月期2021年3月期2022年3月期2021年3月期(2) 個別財政状態2022年3月期2021年3月期(参考) 自己資本(参考)個別業績の概要1. 2022年3月期の個別業績(2021年4月1日〜2022年3月31日)売上高百万円84,53276,644%10.3△14.0営業利益百万円1,942△641――%%経常利益百万円2,452△577――(%表示は対前期増減率)当期純利益百万円854△1,204%――1株当たり当期純利益潜在株式調整後1株当たり当期純利益円 銭円 銭63.98△90.22――(注)「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当事業年度の期首から適用しており、2022年3月期に係る各数値については、当該会計基準等を適用した後の数値となっております。総資産純資産自己資本比率1株当たり純資産百万円112,435114,297百万円41,60940,9182021年3月期 40,918百万円%37.035.82022年3月期 41,609百万円円 銭3,116.723,064.83(注)「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当事業年度の期首から適用しており、2022年3月期に係る各数値については、当該会計基準等を適用した後の数値となっております。2. 2023年 3月期の個別業績予想(2022年 4月 1日〜2023年 3月31日)売上高営業利益経常利益当期純利益第2四半期(累計)通期百万円46,00095,500%13.513.0百万円%200 △79.61,100 △43.4百万円%200 △81.61,100 △55.2百万円%0 ―600 △29.81株当たり当期純利益円 銭0.0044.94(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項 上記に記載した予想数値は、本資料の発表日現在において入手可能な情報及び当社が合理的であると判断した一定の前提に基づいた見通しであり、多分に不確定な要素を含んでおります。実際の実績等は、今後様々な要因の変化等により、上記予想数値と異なる場合があります。中越パルプ工業㈱(3877) 2022 年3月期 決算短信○添付資料の目次 1.経営成績等の概況 …………………………………………………………………………………………………………… 2 (1)当期の経営成績の概況 ………………………………………………………………………………………………… 2 (2)当期の財政状態の概況 ………………………………………………………………………………………………… 3 (3)当期のキャッシュ・フローの概況 …………………………………………………………………………………… 3 (4)今後の見通し …………………………………………………………………………………………………………… 4 (5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 ………………………………………………………………… 4 2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………………… 5 3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………………… 6 (1)連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………………………………… 6 (2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 …………………………………………………………………………… 8 連結損益計算書 ………………………………………………………………………………………………………… 8 連結包括利益計算書 …………………………………………………………………………………………………… 10 (3)連結株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………………………………… 11 (4)連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………………………………… 12 (5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………………… 14 (継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………… 14 (会計方針の変更) ……………………………………………………………………………………………………… 14 (セグメント情報) …………………………………………………………………………………………………… 15 (1株当たり情報) ……………………………………………………………………………………………………… 17 (重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………………………… 18 4.その他 …………………………………………………………………………………………………………………………… 18 (1)役員の異動 ……………………………………………………………………………………………………………… 18 -11.経営成績等の概況 (1)当期の経営成績の概況 当期の経営成績 中越パルプ工業㈱(3877) 2022 年3月期 決算短信新型コロナウイルス感染症により急激に落ち込んだ紙の需要は、ワクチン接種の進展に伴う行動制限緩和による景気の持ち直しに期待感が高まるなか、回復の動きが見られたものの先行き不透明な状況が続きました。 このような事業環境下、当社グループは、新型コロナウイルス感染症収束後も、引き続き紙需要の減少が予想されるなか、強固な収益基盤を築き上げるために、また、企業の社会的責任として持続可能な社会を実現するために、経営理念のもと 2030 年に目指す姿として「ビジョン 2030」を定めるとともに、当期を初年度とする「中期経営計画 2025」を策定し、「既存事業の構造転換」「森林資源を活用した環境投資、環境ビジネス推進」の実現に向けた取り組みを開始しました。 当期の営業成績は、コロナ禍での経済活動回復による紙需要増加を背景に国内拡販・輸出販売強化に取り組むとともに、世界的なパルプ市況の回復を背景に製品パルプの販売強化にも取り組みました。 また、発電事業における安定操業や効率化の追求による製造コストの縮減、不採算事業の見直しなど既存事業の発展・強化に努めるとともに、新規事業分野であるナノフォレスト事業や中越エコプロダクツ事業の早期事業化に注力しました。 以上の結果、当期の連結業績は以下のとおりとなりました。 連結売上高 90,104 百万円(前年同期比 10.0%増収) 連結営業利益 2,352 百万円(前年同期は 347 百万円の連結営業損失) 連結経常利益 3,077 百万円(前年同期は 319 百万円の連結経常損失) 親会社株主に帰属する当期純利益 1,268 百万円(前年同期は 1,052 百万円の親会社株主に 帰属する当期純損失) 事業の種類別セグメントの業績は、次のとおりであります。 (紙・パルプ製造事業) ◎ 新聞用紙 新聞用紙の販売につきましては、構造的な要因による発行部数の減少と新型コロナウイルス感染症による広告減での頁数減少という複合要素により減少傾向が続いており数量・金額共に前期を下回りました。◎ 印刷用紙 印刷用紙の国内販売につきましては、コロナ禍での経済活動回復を受けて数量・金額共に前期を上回る事が出来ました。また、旺盛な海外需要を背景に輸出販売を強化し、輸出販売につきましても数量・金額共に前期を上回る事が出来ました。◎ 包装用紙 包装用紙の販売につきましては、自動車関連を中心とした需要が回復基調にあり、また、輸出販売を強化したことにより数量・金額共に前期を上回りました。 ◎ 特殊紙・板紙及び加工品等 特殊紙・板紙及び加工品等の販売につきましては、高級白板紙分野では輸出販売を強化したことにより数量・金額共に前期を上回る事が出来ました。壁紙は好調に推移し前期を上回り、脱プラ需要および巣ごもり需要の食品関連を中心とした加工原紙も前期を上回ることが出来ました。 ◎ パルプ パルプの販売につきましては、世界的にパルプ市況が回復し、数量・金額とも前期を上回りました。 これらにより、当事業の業績は以下のとおりとなりました。 連結売上高 79,159 百万円(前年同期比 12.2%増収) 連結営業利益 1,301 百万円(前年同期は 2,150 百万円の連結営業損失) -2中越パルプ工業㈱(3877) 2022 年3月期 決算短信安定操業に努めましたが、紙生産数量の増加に伴う売電量の減少や、燃料価格の上昇などの影響で減(発電事業) 収減益となりました。 これらにより、当事業の業績は以下のとおりとなりました。 連結売上高 6,450 百万円(前年同期比 9.5%減収) 連結営業利益 717 百万円(前年同期比 54.1%減益) (その他) 紙・パルプ製品の販売数量増加による工場稼働率向上で、紙断裁選別包装・運送事業等の紙・パルプ製造事業を補助する「その他の事業」は増収増益となりました。 これらにより、当事業の業績は以下のとおりとなりました。 連結売上高 19,179 百万円(前年同期比 11.8%増収) 連結営業利益 246 百万円(前年同期比 77.3%増益) (2)当期の財政状態の概況 資産、負債及び純資産の状況 当連結会計年度末の総資産につきましては、前連結会計年度末に比べ 1.2%減少し、122,029 百万円となりました。これは主として、有形固定資産が減価償却などにより 1,604 百万円減少したことによります。 負債につきましては、前連結会計年度末に比べ 3.5%減少し、73,408 百万円となりました。これは主として、金融機関からの借入金が 5,593 百万円減少したことによります。 純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ 2.5%増加し、48,620 百万円となりました。これは主として、親会社株主に帰属する当期純利益 1,268 百万円、配当金の支払 267 百万円などにより利益剰余金が 976 百万円増加したことによります。また自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ 1.4 ポイント増加し 39.8%となりました。 (3) 当期のキャッシュ・フローの概況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ713 百万円減少し、14,861 百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は 8,257 百万円(前連結会計年度比 38.4%増加)となりました。 これは主として、税金等調整前当期純利益 1,718 百万円、減価償却費 6,269 百万円によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は 3,150 百万円(前連結会計年度比 19.2%減少)となりました。 これは主として、有形固定資産の取得による支出 3,821 百万円、長期貸付金の回収による収入 645 百万円によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は 5,894 百万円(前連結会計年度は 6,284 百万円の収入)となりました。 これは主として、長期借入による収入 4,660 百万円、短期借入金の純増減額 1,850 百万円による支出、長期借入金の返済による支出 8,403 百万円によるものです。 -3中越パルプ工業㈱(3877) 2022 年3月期 決算短信(参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移 2018 年 3月期 2019 年 3月期 2020 年 3月期 2021 年 3月期 2022 年 3月期 自己資本比率(%) 39.1 39.2 40.1 38.4 39.8 時価ベースの自己資本比率(%) 20.2 15.0 15.3 13.7 10.4 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)6.5 7.5 5.5 8.8 5.7 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) 31.4 27.4 37.2 25.6 30.5 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い (注1)各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。 (注2)株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しており(注3)営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・(注4)有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払っている全ての負ます。 フローを使用しております。 債を対象としております。 (注5)利払いは、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 (4) 今後の見通し 2022 年度は、収束の目処がたたない新型コロナウイルス感染症の影響をはじめ、円安の進行や国際紛争による原燃料価格の急騰、資源調達問題の発生など様々なリスクが事業環境に影響をおよぼすことが予測され予断を許さない状況が見込まれます。 このような状況下、原燃料価格の高騰に応じた適正価格の確保、製造工程における効率向上、安定操業実現による製造コスト圧縮への取り組みにより、収益基盤の強化を図ってまいります。また、昨年度取り組みをスタートさせた「既存事業の構造転換」・「環境投資・環境ビジネスの推進」を柱とする『中期経営計画 2025』の達成に向けグループを挙げて前進してまいります。 2023 年3月期の連結業績見通しにつきましては、以下のとおり予定しております。 連結売上高 101,000 百万円(前年同期比 12.1%増収) 連結営業利益 1,500 百万円(前年同期比 36.2%減益) 連結経常利益 1,700 百万円(前年同期比 44.8%減益) 親会社株主に帰属する当期純利益 1,100 百万円(前年同期比 13.3%減益) なお、上記に記載した予想数値は、本資料の発表日現在において入手可能な情報及び当社が合理的であると判断した一定の前提に基づいた見通しであり、多分に不確定な要素を含んでおります。実際の実績等は、今後様々な要因の変化等により、上記予想数値と異なる場合があります。(5) 利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 当社は、株主価値と企業価値の持続的向上を目指し、業績の状況や企業体質の強化ならびに今後の事業展開等を勘案しながら充分な株主資本の水準を維持するとともに、株主各位に対する利益還元のための安定配当の実施を基本方針としております。 2021年度の配当金につきましては、中間配当20円、期末配当20円の通期40円とさせていただきました。 2022年度の配当金につきましては、中間配当20円、期末配当20円の通期40円を予定しております。 -4中越パルプ工業㈱(3877) 2022 年3月期 決算短信2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 当社グループは、国内同業他社との比較可能性を考慮し、会計基準につきましては日本基準を適用しております。なお、国際財務報告基準(IFRS)の適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。 -5-6-7-8-9-10-11-12-13中越パルプ工業㈱(3877) 2022 年3月期 決算短信(5)連結財務諸表に関する注記事項 (継続企業の前提に関する注記) 該当事項はありません。 (会計方針の変更) (収益認識に関する会計基準等の適用) 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第 29 号 2020 年3月 31 日。以下「収益認識会計基準」という。)等を当連結会計年度の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。 これによる主な変更点は、販売奨励金等の取引先に支払う対価の会計処理となります。従来は販売費及び一般管理費に計上しておりました販売奨励金等の一部を、売上高から控除する方法に変更いたしました。 収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第 84 項ただし書きに定める経過的な取扱いに従っており、当連結会計年度の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、当連結会計年度の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。ただし、収益認識会計基準第 86 項に定める方法を適用し、当連結会計年度の期首より前までに従前の取扱いに従ってほとんどすべての収益の額を認識した契約に、新たな会計方針を遡及適用しておりません。また、収益認識会計基準第 86 項また書き(1)に定める方法を適用し、当連結会計年度の期首より前までに行われた契約変更について、すべての契約変更を反映した後の契約条件に基づき、会計処理を行い、その累積的影響額を当連結会計年度の期首の利益剰余金に加減しております。 この結果、当連結会計年度の売上高は 3,903 百万円減少し、売上原価は 38 百万円増加し、販売費及び一般管理費は 3,948 百万円減少し、営業利益、経常利益及び税金等調整前当期純利益はそれぞれ6百万円増加しております。また、利益剰余金の当期首残高は 24 百万円減少しております。 収益認識会計基準等を適用したため、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」に表示していた「受取手形及び売掛金」は、当連結会計年度より「受取手形、売掛金及び契約資産」に含めて表示することとしました。なお、収益認識会計基準第 89-2 項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度について新たな表示方法により組替えを行っておりません。 (時価の算定に関する会計基準等の適用) 「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第 30 号 2019 年7月4日。以下「時価算定会計基準」という。)等を当連結会計年度の期首から適用し、時価算定会計基準第 19 項及び「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第 10 号 2019 年7月4日)第 44−2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することとしております。なお、連結財務諸表に与える影響はありません。 -14中越パルプ工業㈱(3877) 2022 年3月期 決算短信(セグメント情報) 1 報告セグメントの概要 (1)報告セグメントの決定方法 当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。 当社グループは、紙・パルプ製造事業及び発電事業を主たる事業とし、それら主たる事業を補助する事業を営んでおり、その事業区分ごとに当社及び当社の連結子会社が独立した経営単位として単一もしくは複数の事業活動を展開しております。 したがって、当社グループは、「紙・パルプ製造事業」・「発電事業」を報告セグメントとしております。 (2)各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類 「紙・パルプ製造事業」は、紙製品・紙加工品原紙、パルプの製造・販売を主な事業としており、「発電事業」 は売電を主な事業としております。また、「その他」は、ナノフォレスト事業、紙加工品製造、造林・緑化事業、木材チップの購入・販売、運送、機械設備設計施工(修理)、建設施工、工業薬品の購入・製造・販売、紙断裁選別包装、保険代理、中越エコプロダクツ事業等の様々な方面から紙・パルプ製造事業、発電事業を補助しております。 (3)報告セグメントの変更等に関する事項 該当事項はありません。 2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額の算定方法報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。価格に基づいております。報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部売上高及び振替高は市場実勢-15中越パルプ工業㈱(3877) 2022 年3月期 決算短信3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、その他の項目の金額に関する情報前連結会計年度(自 2020 年4月1日 至 2021 年3月 31 日) (単位:百万円) 報告セグメント 紙・パルプ 製造事業 発電事業 計 その他 (注) 合計 売上高 セグメント間の内部 売上高又は振替高 セグメント利益 又は損失(△) 外部顧客への売上高 67,360 7,131 74,491 7,446 81,938 3,219 ― 3,219 9,715 12,935 計 70,580 7,131 77,711 17,162 94,873 △2,150 1,562 △587 139 △448 (注)「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ナノフォレスト事業、紙加工品 製造事業、運送事業、設備設計施工・修理事業、原材料事業、紙断裁選別包装事業、中越エコプロダクツ事業 等を含んでおります。 当連結会計年度(自 2021 年4月1日 至 2022 年3月 31 日) (単位:百万円) 報告セグメント 紙・パルプ 製造事業 発電事業 計 その他 (注) 合計 売上高 セグメント間の内部 売上高又は振替高 外部顧客への売上高 75,429 6,450 81,880 8,224 90,104 3,730 ― 3,730 10,954 14,684 計 79,159 6,450 85,610 19,179 104,789 セグメント利益 1,301 717 2,018 246 2,264 (注)「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ナノフォレスト事業、紙加工品 製造事業、運送事業、設備設計施工・修理事業、原材料事業、紙断裁選別包装事業、中越エコプロダクツ事業 等を含んでおります。 -16 利益又は損失(△) 金額 4 報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項) 前連結会計年度(自 2020 年4月1日 至 2021 年3月 31 日) 売上高 金額 中越パルプ工業㈱(3877) 2022 年3月期 決算短信 77,711 17,162 △12,935 81,938 (単位:百万円) (単位:百万円) △587 139 84 16 △347 報告セグメント計 「その他」の区分の売上高 セグメント間取引消去 連結財務諸表の売上高 報告セグメント計 「その他」の区分の利益 セグメント間取引消去 その他の調整額 連結財務諸表の営業損失(△) 報告セグメント計 「その他」の区分の売上高 セグメント間取引消去 連結財務諸表の売上高 報告セグメント計 「その他」の区分の利益 セグメント間取引消去 その他の調整額 連結財務諸表の営業利益 (一株当たり情報) 当連結会計年度(自 2021 年4月1日 至 2022 年3月 31 日) 売上高 金額 (単位:百万円) 利益 金額 (単位:百万円) 85,610 19,179 △14,684 90,104 2,018 246 80 7 2,352 前連結会計年度 (自 2020 年4月 1 日 至 2021 年3月 31 日) 当連結会計年度 (自 2021 年4月 1 日 至 2022 年3月 31 日) 1株当たり純資産額 3,550.96 円 1株当たり純資産額 1株当たり当期純損失(△)△78.85 円 1株当たり当期純利益 3,639.20 円 95.02 円 潜在株式調整後 1株当たり当期純利益 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。 潜在株式調整後 1株当たり当期純利益 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。 -17中越パルプ工業㈱(3877) 2022 年3月期 決算短信(注)1.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。前連結会計年度末 (2021 年3月 31 日) 当連結会計年度末 (2022 年3月 31 日) 2.1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。 前連結会計年度 当連結会計年度 (自 2020 年4月 1 日 (自 2021 年4月 1 日 至 2021 年3月 31 日) 至 2022 年3月 31 日) 純資産の部の合計額 (百万円)純資産の部の合計額から控除する金額 (百万円)普通株式に係る期末の純資産額 (百万円)1株当たり純資産額の算定に用いられた 期末の普通株式の数 (千株)親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) (百万円)普通株主に帰属しない金額 (百万円)普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) (百万円) 普通株式の期中平均株式数(千株) (重要な後発事象) 該当事項はありません。 4. その他 (1) 役員の異動 47,455 47 47,408 13,350 △1,052 − △1,052 13,351 48,620 35 48,584 13,350 1,268 − 1,268 13,350 本日別途公表しております「役員の異動に関するお知らせ」をご参照ください。 -18

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