日本ハム（2282） – ニッポンハムグループ中期経営計画2023　～2022年３月期進捗～

ニッポンハムグループ中期経営計画2023進捗説明会2022/5/13日本ハム株式会社 代表取締役社長 畑 佳秀Copyright © NH Foods Ltd. All Rights Reserved.（無断転載禁止）0中期経営計画2023進捗説明会CONTENTS１：中期経営計画2023 全体図２：エグゼクティブサマリー３：事業（営業）利益推移と外部環境の変化事業（営業）利益推移外部環境変化４：中期経営計画2023の進捗と取組み成果と今後の対策2022年3月期実績と2023年3月期計画中期経営計画2023グランドデザイン事業価値向上 ～各セグメントの取組み中期経営計画2023の財務、資本政策５：今後の方向性事業価値向上新しい価値の創造社会価値向上Copyright © NH Foods Ltd. All Rights Reserved.（無断転載禁止）1中期経営計画2023 全体図事業戦略、機能戦略、部門横断戦略を有機的に融合し、中期経営計画2023の達成確度を高めるVision2030 「たんぱく質を、もっと自由に。」食肉事業本部加工事業本部海外事業本部新規事業･球団事業経営方針1 収益性を伴ったサステナブルな事業モデルへのシフト調達力 / 販売力の強化全社最適視点での筋肉質な製造収益構造の確立マーケティング視点での事業拡大各社機能の明確化と競争力向上事業戦略経営方針2 海外事業における成長モデルの構築有望領域にフォーカスした成長戦略の立案･実行（①北米・アセアンでの加工品販売の強化 ②日本向けの加工品･食肉の開発 / 供給体制の強化）経営方針3 新たな商品･サービスによる、新しい価値の提供新規事業（①エンタメ事業 ②ウエルネス事業 ③エシカル事業）球団事業経営方針4ビジョン実現に向けたコーポレート機能の強化DX推進全社戦略立案･推進機能強化R&D機能強化人財マネジメント強化事業横断戦略新規事業北海道プロジェクトコーポレートコミュニケーション機能戦略部門横断推進戦略Copyright © NH Foods Ltd. All Rights Reserved. （無断転載禁止）2高次の品質No.１経営 ・ コーポレート･ガバナンスエグゼクティブサマリー●総括・原料価格の高騰や調達・生産コストが上昇する中、価格改定・効率化施策・ブランド戦略・チャネル戦略の推進などで計画通りに着地・最適ポートフォリオの追求及び最適生産体制を中長期視点で推進・一方で、外部環境が激変し不確実性が増大。サステナブルな事業モデルへのシフトを加速●目指すべき財務目標2024年3月期ROE 8.0%ROIC 6.0% 事業利益率 5.0% 2027年3月期ROE 9.0%以上ROIC 7.0%以上事業利益率 6.0% 2030年3月期ROE 10.0%以上ROIC 8.0%以上●重点戦略「事業価値の向上」 最適ポートフォリオの追求、最適生産体制の構築を加速化事業横断戦略及び構造改革による基盤強化収益性向上のための成長戦略及びDXを推進「社会価値の向上」 事業戦略と連動したグループの独自的なサステナビリティ戦略を推進「家畜由来を含めたGHG排出量の削減」、「アニマルウェルフェアへの取組みを加速化」「食物アレルギーへの取り組み強化」５つのマテリアリティに対するイノベーション「新しい価値の創出」デジタルを活用した顧客体験価値の創出と更なる価値の創出に着手Copyright © NH Foods Ltd. All Rights Reserved. （無断転載禁止）303事業（営業）利益推移と外部環境の変化Copyright © NH Foods Ltd. All Rights Reserved.（無断転載禁止）4３．事業（営業）利益推移既存事業の効率化施策やブランド戦略、海外ボラティリテイの低減に向けた取組みで利益水準は上昇事業利益率の向上でROIC８％以上を目指す事業（営業）利益率営業利益（億円）事業利益（億円）4.0%4844.0%4924.5%5384.0%5064924.5%5245.0%3.9%4813.7％（-0.2％）460計画3.6%4383.1%3833.4%3322.6%2492.7%2802.6%2653.2%357中計パート３201020092011中計パート４201320122014中計パート５2016201520172018中計2020201920202021中計2023202220232012年3月期2015年3月期2018年3月期2021年3月期2024年3月期Copyright © NH Foods Ltd. All Rights Reserved. （無断転載禁止）※中計パート5最終年度よりIFRSへ移行※2020年3月期より事業利益を採用し、2019年3月期・2018年3月期は遡及して表示5３．外部環境の変化新型コロナウイルス感染症により調達環境や消費志向が変化2022年3月期第３四半期以降、外部環境の不確実性がより増大シカゴコーン価格40%上昇（2021年4月末日と2022年4月末日対比）原油価格67%上昇（2021年4月末日と2022年4月末日対比）円安の進行5月に入り130円台に 食料価格指数33%上昇（2021年3月と2022年3月対比）世界的な需要の拡大による畜産の調達競争の激化世界的な感染拡大による原料調達リスクの継続インフレによる節約志向の進行Copyright © NH Foods Ltd. All Rights Reserved. （無断転載禁止）出典： CMEOrganization of the Petroleum Exporting Countries国連食糧農業機関604中期経営計画2023の進捗と取組み7成果と今後の対策外部環境の変化に対応し、収益性を伴ったサステナブルな事業モデルへのシフトを加速全社取り組み• 最適生産体制の構築（食肉事業・加工事業で着手）• 重点事業に経営資源集中• 最適ポートフォリオの追求（マリンフーズの株式譲渡）収益性を伴ったサステナブルな事業モデルへのシフト成果今後の対策・2030年にむけたマイルストーンに基づき推進加工事業本部• 価格改定の実施• シャウエッセン、高生産性ラインに集約• 加工事業本部内のシナジー効果による売上拡大• 環境に配慮した包材への変更（シャウエッセン）・原材料、エネルギーコスト上昇への効果的施策・価格改定後の販売数量回復・デリ商品の生産性向上及び経費率低減・更なるシナジー効果発現食肉事業本部• 自社処理工場の生産性改善によるコスト抑制• 社外からの国産鶏肉・国産豚肉の調達強化• 新規調達国、新規パッカーの開拓による輸入食肉調達網の拡大• 食肉ブランド比率の向上・飼料価格高騰に対する生産コストの低減・輸入食肉の不安定な現地生産や混乱する海運の中での調達力の維持強化・注力チャネルの攻略海外事業における成長モデルの構築海外事業本部• 北米加工品数量の伸長• 豪州事業のブランド食肉の拡大• 牛肉事業の調達と販売連携による収益確保D2Cによる新たな商品・サービスによる、新しい価値の提供・鶏肉加工品の原料高騰への対応・アセアンにおける新商品開発・家畜由来のGHG排出量削減に向けた取組み• エンタメ事業、ウエルネス事業への参入開始・エンタメ事業、ウエルネス事業の拡大・育成Copyright © NH Foods Ltd. All Rights Reserved. （無断転載禁止）82022年3月期実績と2023年3月期計画①2023年3月期は加工・食肉事業本部で原料、燃料・飼料コスト上昇の影響を受け計画修正（単位：億円 %）中計計画差656△21400△602 ※△352022年3月期実績2023年3月期計画通期実績 前年差見込み前年差期初計画差売上高事業利益△5612,40011,744481※458680△43△4713事業利益率※3.9△0.7△0.2△0.2△0.6税引前当期利益5143884△69△45親会社に帰属する当期利益ROEROIC480154180330 △150△102.7事業利益率×（1‐税率）×回転数10.53.7△3.8△0.65.0△0.9△0.1△0.6△0.9※マリンフーズの実績・計画値を控除した数値※四捨五入表記のため、数値の和・差と合計が一致しない場合があります。4603.74456.74.42022年3月期実績2023年3月期計画2024年3月期計画5.1%5.3%6.0%4.1%×0.69×1.8回転4.3%×0.69×1.79回転5.0%×0.69×1.79回転5.0%4.4%中計計画実績ROIC分解式修正計画 3.9%×0.69×1.86回転3.7%×0.69×1.73回転WACC計画3.98%ROIC分解式 事業利益率×（１－税率）×回転率92022年3月期実績と2023年3月期計画②コスト低減策の徹底とブランド・チャネル戦略の推進で、非継続事業を除くセグメント事業利益は増益を目指す（単位：億円）2022年3月期実績2023年3月期計画加工事業本部通期実績 前年差中計計画 見込み 前年差期初計画差中計計画差147△33△３160△47△60加工事業100※124△37△26135△24 ※△35食肉事業356△57△14380360△20海外事業242519203046100△162△110016消去調整△301910△40△30010球団・その他計（コンシューマ商品の取組み）• BIGBOSS販促による主力ブランドの拡販で商品ミックスを改善• EC、ドラックストア、ホームセンター等新たな販路開拓の継続(業務用商品の取組み)• 業務用の価格改定• 付加価値商品や新カテゴリー商品の開発（効率化戦略）• 有利原料の活用や資材の変更• 低収益商品の見直し、配合変更• 物流部門の改善食肉事業本部• 生産コスト高に対し、バリューチェーン全体で収益を確保• 他者と共創した生産コスト抑制• ブランド食肉比率の向上による収益の拡大• フード営業のチャネル戦略強化による売りの拡大481△431520△21△60海外事業本部※458△47△224952 ※△35460• 加工品販売の拡大による規模の拡大• 牛肉事業のブランド比率向上による収益の確保Copyright © NH Foods Ltd. All Rights Reserved. （無断転載禁止）※マリンフーズの実績・計画値を控除した数値10中期経営計画2023 グランドデザイン企業価値の最大化サステナビリティ戦略事業戦略社会価値の向上（非財務価値）事業価値の向上（財務価値）✓ マテリアリティの実践を通した社会課題の解決• たんぱく質の安定調達･供給• 食の多様化と健康への対応• 持続可能な地球環境への貢献• 食やスポーツを通じた地域･社会との共創共栄• 従業員の成長と多様性の尊重ビジネスモデル変革✓ 既存事業の強化と構造改革✓ 成長領域での事業を推進✓ 最適ポートフォリオの追求✓ 最適生産体制の構築DX戦略新しい価値の創出✓ 既存業務の圧倒的効率化✓ データ起点の意思決定✓ ビジネス最適化✓ デジタルデータを起点とした新たなビジネスモデル創出Copyright © NH Foods Ltd. All Rights Reserved. （無断転載禁止）11事業価値向上 ～加工事業本部の取組み筋肉質な製造収益構造の確立及びマーケティング視点での事業拡大製造・開発製造収益構造の確立●全社視点での製造体制の推進物流・販売製販連携による利益商品の拡販●アイテム統廃合DXによる効率化●本部人員の生産性向上効率化戦略・生産拠点再編に向けプロジェクトで推進・横断型自由貿易協定PJによる海外調達可能な商品検討●合理化投資効果の最大化・製造ラインの省人化・ライン能力の拡大推進●製造平準化・外部環境の変化に機敏に対応物流改善による収益力強化●付加価値業務の拡大●社外物流の取込み●庫内業務の効率化更なる価格改定成長戦略シナジー効果の発揮・ピュアフード・宝幸との製販相互活用_収益性が向上する生産ラインの活用_加工ブランドを活用したシナジー商品の開発消費者視点による新たな価値の提供・ヒット商品開発に向けた仕組み作り_顧客の声、ID-POSを活用した顧客分析主力ブランドの更なる拡販・SNS活用による購買層の拡大・ライフスタイルの変化に合わせた提案グループ物流網の強靭化･グループ営業の推進・“物流プロジェクト”“営業プロジェクト”新チャネルや新領域への挑戦・防災食等の常温商品等を活用したホームセンターなどの新販路開拓・大豆ミート等を活用した新売り場開拓・新規カテゴリーの創出・エキス、植物性たんぱく、高齢者食等育成事業への資源投入Copyright © NH Foods Ltd. All Rights Reserved. （無断転載禁止）12事業価値向上 ～食肉事業本部の取組み調達力の強化、販売力の強化及び共創ネットワークの構築で事業利益最大化へ生産処理荷受販売グループ内の連携強化連携連携販売部門の収益性向上●組織改編によって収益性・コスト競争力向上→在庫保有の最適化、物流コスト低減●荷受・販売一体となった“畜種×チャネル戦略” の推進●次世代フード営業モデル及び拠点構想の策定“New Food プロジェクト”他者共創ネットワーク飼料･機械メーカー､物流会社等との共創による生産･流通体制の進化飼料メーカーと共創した新ブランド食肉の生産･販売社外調達先と共創による取扱い商品のバリエーション拡充成長戦略調達力の強化・国産牛）提携先とのブランド開発･育成・国産豚）生産指標改善、資本提携先調達強化・国産鶏）自社生産拡大と外部活用の両輪強化・輸入食肉）新規調達国・パッカーの開拓ブランド食肉ポートフォリオの具現化・科学的視点×定性面での競合優位性の確立定量データをベースとした既存ブランドのリブランディングと新規ブランド食肉の開発・桜姫、麦小町等のブランド食肉比率の向上グループ物流網の強靭化･グループ営業の推進・“物流プロジェクト”“営業プロジェクト”Copyright © NH Foods Ltd. All Rights Reserved. （無断転載禁止）販売力の強化・外食特化グループ会社の地方都市進出検討・外部環境変化×チャネルごとの顧客ニーズに対応した規格商品販売(チャネル専門組織の設置）・マーケティング部門の設置・和牛輸出国・アイテム拡大、認定工場との連携・プラントベースミート等の新機軸商品販売13事業価値向上 ～海外事業本部の取組み外部環境の影響を受けにくい事業モデルの構築加工品部門食肉部門トレーディング部門北米・アセアンでの付加価値の高い商品の販売強化調達と販売の連携による最適製造体制の深化コスト競争力と調達力の強化●価格改定による主原料高騰への対策●製造ラインの効率化施策●既存商品のリニューアル●フィードロットの拡張（豪州）●需給バランスに対応した工場の安定稼働●日本国内における競争力強化と安定調達に向けて、海外調達可能な商品の検討へ（横断型自由貿易協定PJ）成長戦略競争力のある商品作りと販売の強化付加価値商品の拡大加工食肉・新商品カテゴリーの創造・加工品製造能力の向上・代替肉商品の開発・国内加工技術を活かした新商品開発・牛肉のブランディング強化（アンガスリザーブ・NaturesFresh、グランカルネ）・グレイン比率の向上・一次加工品の販売拡大Copyright © NH Foods Ltd. All Rights Reserved. （無断転載禁止）14事業価値向上 ～球団・その他の取組み新たなビジネスモデルの構築で事業価値、社会価値の向上へ球団2023年春開業エンタメ事業Meatfulの売上拡大今後は・代替タンパク質などのサービス展開も検討・球団ビジネスの確立と共に、ニッポンハムグループビジネスへのシナジーと北海道の地域活性化に貢献・北海道日本ハムファイターズのブランドを起点とした北海道との地域共生活動を推進するため、北海道プロジェクト推進室を2022年4月設置ウエルネス事業エシカル事業Table for All：提供開始食物アレルギーケア総合プラットフォームの提供開始社内公募制度による「アップサイクル事業」今後は・安全性の高い食物アレルギー予防法について研究を進める・グルテンフリーに対応したプロモーション展開を検討・高齢者ケア事業、ファミリーフード事業の展開今後は・循環型農業としての農作物の育成「お肉の新たな可能性を拡げる」がコンセプトのブランド間食シーン・手づくり食体験・贅沢食シーンなど新たな切り口で商品開発、食の多様化に対応食の多様化と健康への対応多様化する食シーン・ニーズへ向けた新たな価値創造を目指す事業Copyright © NH Foods Ltd. All Rights Reserved. （無断転載禁止）15中期経営計画2023の財務・資本政策フリーキャッシュフロー最大化、安定的・継続的配当成長及び最適資本負債構成を追求キャッシュフローの状況●2022年3月期の投資キャッシュフローには事業売却収入設備投資（中期経営計画3ヵ年）●期初計画に変更はないが、基盤強化や持続可能な166億円が含まれる事業モデル構築に向けた投資へ営業活動によるCF投資活動によるCF営業活動CFフリーキャッ2,270億円シュフロー中計20233ヵ年計画2,270億円事業譲渡△2,020億円営業活動CF250億円2,230億円2022年3月期実績 2023年3月期計画334億円695億円△228億円投資活動CF△942億円106億円1,879億円△247億円資本政策●DOE2.3%ベースの安定、継続的な配当成長（21年3月期94円、22年3月期102円、23年3月期110円）●機動的な自社株買いも選択肢として資本をコントロール●最適資本構成（D/Eレシオ0.4~0.5）を追求し、WACCを低減（22年３月期0.44、23年3月期計画0.44）■加工事業本部 ■食肉事業本部■海外事業本部 ■その他■IFRSリース合計2,480億円400 654 188 781 457 157 410 400 933 合計2,480億円中計2023計画IFRS第16号を適用しており、短期または少額以外の賃借取引は使用権資産として資産計上されます。「IFRSリース」には、この適用による使用権資産の増加予定額を一括して表示しています。65 515 Copyright © NH Foods Ltd. All Rights Reserved. （無断転載禁止）1605今後の方向性Copyright © NH Foods Ltd. All Rights Reserved.（無断転載禁止）17事業価値向上_最適生産体制の構築と最適ポートフォリオの追求中期経営計画2023中期経営計画2026中期経営計画2029ROIC6.0％7.0％以上へ最適生産体制の構築⚫ 拠点ポートフォリオの収益化3拠点操業終了国内海外資源配分の最適化重点事業に経営資源を集中 ⚫ 部門横断で国内製造体制の再構築(拠点エリア単位で統合）資源配分の最適化マリンフーズ㈱株式譲渡成長領域における事業育成 ⚫ 新領域における価値の創出最適ポートフォリオの追求⚫ 低収益事業の見直し⚫ 経営資源を重点領域､成長領域に集中海外事業における成長モデルの構築⚫ 北米、アセアンでの加工事業の拡大⚫ ブランド牛肉の拡充による収益の拡大8.0％以上へ国内生産拠点約2割削減国内海外18Copyright © NH Foods Ltd. All Rights Reserved. （無断転載禁止）事業価値向上_各事業本部の方向性Vision2030のもと、経営資源を集中させ事業を強化及び成長拡大2021年➡2022年➡中計2023〈ROIC6％〉中計2026〈ROIC7％〉中計2029最適生産体制の構築重点事業に経営資源を集中最適ポートフォリオの追求ハムソーの主力ブランド製造集中化デリの主力ブランド製造集中化新たなブランドによる価値向上新しいブランド認知の拡大マリンフーズ㈱株式譲渡エキスの製造拠点統廃合2027年3月期事業利益率５%横断戦略物流将来課題分析物流将来構想立案物流横断シナジー創出最適物流体制の構築食肉事業本部の組織改編食肉のフード営業モデルの検討と拠点構想策定共創ネットワークの構築牛、豚肉生産拠点の統廃合持続可能な食肉ビジネスモデル構築によるシェア25%の達成アセアンのサプライチェーン確立拠点施策の見直し成長領域への選択と集中北米鶏肉加工品の販売拡大生産体制の拡充R&D機能の強化牛肉事業の安定化GHG排出量削減に向けた研究開始ブランド食肉の拡充Copyright © NH Foods Ltd. All Rights Reserved. （無断転載禁止）19加工食肉海外新たな価値の創出～部門横断戦略サスティナブルなビジネスモデルの変革及びシナジー最大化のための部門横断戦略を推進中計2029中計20232022年➡中計20262021年➡物流PJ 将来課題の把握と横断課題の検討・2024年問題のインパクト分析将来構想立案安定物流体制の構築とコストアップ抑制を両立・幹線物流・保管／出荷・配送物流の最適体制検討リソース活用・横断シナジー創出策の実行最適物流体制構築着手・全社リソース最適活用の実行営業PJエリア営業連携強化・お得意先との協同による課題解決の深化・次世代営業メンバー育成営業機能の横断活用策の立案・地方エリアの営業強化と販売効率化・チャネル連携強化営業連携深化・地方エリアの販売連携環境変化を受けた最適調達体制の検討安定調達を通した、日本国内における競争力強化に向け、横断的グローバル調達体制を構築自由貿易協定対策PJ既製品を含む加工度の高い商品の海外製造の課題把握豚肉加工品の関税逓減効果を最大限活用する海外調達体制の構築グループ一体となった総合力を発揮競争優位性を強化環境変化に柔軟かつ迅速に対応できる最適調達体制の構築Copyright © NH Foods Ltd. All Rights Reserved. （無断転載禁止）20新しい価値の創出 ～IT・DXの取り組みITX及びDXによる事業効率化の向上、新たなビジネスモデルの構築、経営の高度化2021年➡中計20232022年➡中計2026中計2029全社システム構築（Connect）生産性向上を実現するDX事業収益を高めるDX国内全グループ会社の会計システムの刷新加工事業本部（マスタ、販売、購買）業務システム再構築経営情報の高度化（一元化、見える化）サプライチェーンの組替が容易に食肉事業本部（マスタ、販売、購買）業務システム再構築新たなビジネスモデルの構築AI引き当て（加工）AI荷繰り（食肉パイロット導入PIG LABO（スマート養豚）実装化物流DXの取組み検討在庫管理工数の削減体重推定実装化発情検知不調検知不調検知母豚育成肥育生産の効率化（省人化/省力化）技術・品質の維持働き方改革収益アップAI分析ツール導入による顧客分析基盤構築（デジタルマーケティング）得意先データ連携による需要予測（販売計画立案工数の削減）販売物流全社システム構築による物流オペレーション改革を加速現行ビジネスモデルからの脱却新たな顧客基盤の獲得Copyright © NH Foods Ltd. All Rights Reserved. （無断転載禁止）21社会価値向上 ～マテリアリテイの進捗中期経営計画2023最終年度における、マテリアリティの中間目標を策定2021年➡中計20232022年➡中計2026中計2029たんぱく質の安定調達・供給アニマルウェルフェアポリシー、ガイドライン策定「全処理場内の係留所へ飲水設備の設置（牛・豚）」「全農場・全処理場への環境品質カメラの設置」妊娠ストール廃止（豚）CSR調達サプライヤー向けアンケート見直しスマート養豚サプライヤー向けアンケート実施人権デユーデリジェンス、サプライヤーとのエンゲージメント、PIG LABO（スマート養豚） 実装化重要な1次・2次サプライヤーへの方針周知SAQ実施植物由来たんぱく質商品の開発（NatuMeat）新たなたんぱく質の研究（培養肉、代替肉）植物由来のたんぱく質商品の拡充拡販100億植物由来たんぱく質商品の開発（出荷金額300億円）食の多様化と健康への対応東京栄養サミット2021におけるコミットメント機能性表示食品の開発食物アレルギーケアのプラットフォーム立ち上げアレルギーケアプラットフォームの展開、啓蒙活動の実施（食物アレルギー関連商品の通販サイト）食物アレルギー予防研究食物アレルギー関連商品（出荷金額40億円）Copyright © NH Foods Ltd. All Rights Reserved. （無断転載禁止）22高齢者ケア事業やファミリーフード（ペットフード）事業の展開認知機能改善商品（年間300万食）社会価値向上 ～マテリアリテイの進捗2021年➡中計20232022年➡持続可能な地球環境への貢献カーボンニュートラルに向けた取り組み検討中長期環境目標の策定家畜由来GHG排出量削減及び回収に向けた研究（他者共同）TCFDシナリオ分析フレームワークに基づくTCFDの情報開示CO2削減目標設定（国内）再生可能エネルギー活用の模索廃油ボイラー、太陽光発電、燃料転換カーボンニュートラル農場の開設包装資材の削減食やスポーツを通じた地域・社会との共創共栄（エコシャウ）石窯工房の資材変更（紙トレー）桜姫®「産地パック」のパッケージに植物由来のバイオマスを使用中計2026中計2029化石燃料由来のCO2削減 46%以上廃棄物排出量削減 5%リサイクル率 92%以上用水使用量削減 ５％RSPO認証パーム油使用率100%（B&C含む）ボールパークの開業グループの重要生産販売拠点・北海道日本ハムファイターズのブランドを基点とした北海道との地域共生活動を推進食やスポーツを通じた地域・社会との共創共栄北海道産原料を使用した北海道ブランドの構築北海道プロジェクト推進室立ち上げスポーツを通した地域貢献（成績連動型社会貢献活動等）食育活動、手作り体験教室従業員の成長と多様性の尊重重点項目のKPI設定と運用開始・従業員が生き生きと活躍し能力を伸ばすための仕組みづくり（仕事に対するやりがい向上／適正な評価処遇／客観的な昇格プロセス）・多様性を尊重し能力が発揮できる環境と仕組みづくり（女性活躍推進／障がい者雇用推進／総労働時間の削減／健康経営の推進）Copyright © NH Foods Ltd. All Rights Reserved. （無断転載禁止）23Copyright © 2021 NH Foods Ltd. All Rights Reserved. （無断転載禁止）