ブイキューブ(3681) – 2022年12月期第1四半期 決算説明資料

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開示日時:2022/04/28 16:00:00

損益

決算期 売上高 営業益 経常益 EPS
2018.12 796,068 34,554 31,781 18.58
2019.12 636,989 -28,495 -30,465 1.41
2020.12 828,257 104,639 105,838 45.52

※金額の単位は[万円]

株価

前日終値 50日平均 200日平均 実績PER 予想PER
892.0 1,118.58 1,982.82 15.57

※金額の単位は[円]

キャッシュフロー

決算期 フリーCF 営業CF
2018.12 13,333 96,374
2019.12 -57,886 37,324
2020.12 108,849 197,528

※金額の単位は[万円]

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2022年12月期 第1四半期決算説明資料株式会社ブイキューブ2022年4月28日Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.1目次1. ハイライト2. 事業環境3. FY22.1Q業績4. SDGs・ESG5. 参考資料Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.2業績ハイライトオミクロン流行によるハイブリッドイベントの延期や昨年下期からの小規模イベント大幅減の影響を受けたものの、各業界における中・大規模イベント、高付加価値イベントの拡大(単価増)や、ビジネスのリモート化によるSDK利用の拡大、テレキューブの設置拡大により堅調な第1四半期にFY22.1Q 連結業績売上限界利益EBITDA 営業利益・テレキューブの成長加速の為のテレビCMを1月に実施2.3億円を1Qに費用として計上36.1 22.2 6.83.9 (億円)(8%増)(3%減)(36%減) (52%減)※売上から変動費を引いたもの※CM一時費用により減少( )内は昨年同期比全社エンタープライズDX (EP)イベントDX (EV)サードプレイスDX (TP)SDK利用料(直近12ヶ月の継続課金)7.9億円(54%増)イベント単価68万円(33%増)イベント開催数2,142回(29%減)単Q設置台数2,760台(187%増)累積設置台数10,513台(248%増)Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.( )内は昨年同期比3テレキューブ(サードプレイスDX事業) テレビCMにより認知度を大幅に拡大Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.4各セグメントのハイライトFY22.1QイベントDX事業サードプレイスDX事業エンタープライズDX事業FY22 見通し• 製薬業界以外が堅調に拡大するも、昨年1Qに大きく伸びた製薬業界における小規模イベントの大幅減により減収減益。コストコントロールの更なる改善と、他業界への更なる拡大や中・大規模、高付加価値イベントの拡大を引き続き進める。• イベントの高付加価値路線の拡大の為、メタバースイベントサービス提供開始。オンラインイベント化による環境負荷軽減を可視化する「グリーンメーター」など新たなサービスも提供開始。• オフィス(企業)向け需要がさらに拡大し大幅増収。2.3億円のCM投資により減益。• 企業内・公共設置合わせて四半期ベースで2,760台設置し過去最大を更新、累積台数は10,513台に。サブスクモデルは新規導入は引き続き順調も、昨年設置したお客様の利用期間満了後の買取が多く発生し、稼働台数は昨年度末に比べて微減。• 昨年同期比で汎用ウェブ等は減少も、SDK及び緊急対策は増収となる。売上構成差もあり減収減益。• SDKのSTOCK利用料(直近12ヶ月の継続利用料課金)は昨年同期比54%増としっかり成長。イベントDX、サードプレイスDXが引き続き力強い成長を牽引し、売上139億円(21%増)、EBITDA34億円(27%増)を目指す。Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.5役員人事(2022年3月29日付)間下 直晃高田 雅也水谷 潤代表取締役会長 グループCEO代表取締役社長 国内CEO取締役副社長 国内COO代表取締役社長 CEO代表取締役副社長 COO専務取締役 CROグループ全体の経営責任2021年6月Xyvid, Inc.買収シナジーの追求、グループ経営の推進国内領域での経営責任国内領域での経営方針に基づく業務執行責任Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.6目次1. ハイライト2. 事業環境3. FY22.1Q業績4. SDGs・ESG5. 参考資料Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.7セグメント別の売上高計画イベントDX市場の構造変化があるものの引き続き力強い成長予定、テレキューブは高い需要が継続しており拡大中汎用ウェブは物販・オンプレからの撤退により減収予定、関連SaaSの販売強化へ売上139億円EBITDA 34億円営業利益 20億円サービス分類セグメント【億円】140120100806040200売上115億円EBITDA 27億円営業利益 14億円224774728(7)83億円売上EBITDA 20億円営業利益 10億円102685430(9)3262561024(3)テレキューブサードプレイスDXイベントイベントDXLMS緊急対策SDK汎用ウェブ等( )内は物販・オンプレエンタープライズDXFY20(実績)FY21(実績)FY22(計画)Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.16セグメント、サービス毎のFY22の方向性について事業によってコロナ禍の影響やコロナ後の変化が変わるため、それぞれについて当社所感を記載セグメントサービス分類中期経営計画の3年目、FY22の計画についてのコメントサードプレイスDXテレキューブイベントDXイベントコロナ禍を経た働き方の変化により、本格的な普及フェーズに突入年間1万台規模も視野に入れつつ、企業内・公共を更に拡大、1QテレビCMテクノロジー活用による更なる用途・収益源の拡大へ取り組む製薬業界の小規模イベントは顧客自前化を軸に最小限に織り込む中・大規模、高付加価値は製薬業界や他の人材、金融、B2Bマーケ、株主総会など様々な業界での堅調な伸びが見込まれるエンタープライズDXLMS緊急対策SDK汎用ウェブ等企業向けは、コロナでダメージを受けた顧客の回復などもあり堅調に成長学校向けが更なる政府方針の変更により1.5億円程度減少へ(売上・利益共)FY21はFY20の営業不可環境のダメージを大きく受けたが、FY22は営業が再開されたことや、災害対策への意識の高まりから成長軌道に戻る見込FY21は大型案件の開始の遅れの影響を受けたが、それらの案件の開始と堅調なSDK利用ニーズ(事業のリモート化ニーズ)を取り込み成長する見込FY21はオンプレミスの需要減の影響を受けたことを踏まえ、汎用ウェブ会議のオンプレミスからの撤退と利益の出ない物販からの撤退/縮小による売上減4億円を見込む。SaaSのV-CUBEミーティングとZoomの合計は横ばい見込Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.9コーポレートミッションEvenな社会の実現〜すべての人が平等に機会を得られる社会の実現〜誰もが境遇に左右されず、機会を平等に得られる世界をつくりたい。人と人が会うコミュニケーションの時間と距離を縮めることで、より豊かな社会を実現できる考えています。大都市一極集中、少子高齢化社会、長時間労働、教育/医療格差など、課題先進国の日本をはじめとした、世界が抱える課題をビジュアルコミュニケーションを通じて解決し、社会を担うすべての人が機会を平等に得られる社会の実現を目指します。Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.10コミュニケーションDXによりEvenな社会の実現へ(FY20-22中期経営計画 - 基本方針)Beyond テレワーク~Evenな社会の実現に向けて、テレワークだけではない様々なシーンにおけるリモートでのコミュニケーションを、日本に文化として根付かせる~1.「Evenな社会の実現」に向けて、テレワークの定着実現と共に、リモートを活用したコミュニケーションDXによる生産性・生活の質の向上を実現する2.新規事業領域の創出による、グループ全体の持続的な成長の実現3.企業価値の最大化の為の業績向上と株主還元Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.11セグメント全体像1.イベントDX事業2.サードプレイスDX事業• 様々な分野におけるイベントのリモート化• プロダクト提供と運用設計、当日のディレクションやログ解析などの運用支援• 企業や公共機関へテレキューブを提供• テレキューブの高付加価値化とサードプレイス管理運営システムの開発、展開テレキューブ コネクト製薬ウェブ講演会就職/採用説明会バーチャル株主総会企業向け公共向け3.エンタープライズDX事業• 企業内外向けリモートコミュニケーションプロダクト提供•SDKやハードを利用した業界/用途特化型ソリューションの開発、提供、運用支援企業内外コミュニケーション顧客事業/サービスのDXナレッジシェア/LMS遠隔教育/医療遠隔不動産/金融相談ファンサービス/エンタメライブ配信SNS/マッチングコミュニティCopyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.12成長セグメントの「国内」推定市場規模イベントDX市場サードプレイスDX市場※配信用SaaS利用料とサポート費用のみの試算※現時点ではコンテンツ・広告などは含まれておりません市場規模 (SAM)約1,068億円当社目標シェア(SOM)約353億円市場規模 (TAM)約1,056億円サブスク・ロイヤリティ(SAM) 約250億円当社目標シェア(SOM)約175億円Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.総務省統計局「平成28年経済センサス‐活動調査」をもとに当社推定※TAM:Total Addressable MarketSAM:Serviceable Available MarketSOM:Serviceable Obtainable Market13目次1. ハイライト2. 事業環境3. FY22.1Q業績4. SDGs・ESG5. 参考資料Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.14FY22.1Q業績 連結P/L売上は昨年1Qに大きく伸びた製薬業界における小規模イベントの大幅減により減収も、Xyvid連結子会社化に加え、テレキューブの販売増により増収営業利益は小規模イベントの大幅減、売上構成変化での利益率差、テレキューブCM費用2.3億円計上により減益コストコントロールの更なる改善と、他業界及び中・大規模、高付加価値イベントの更なる拡大を進める(百万円)FY21.1QFY22.1QFY22上期予想 FY22通期予想売上高EBITDA営業利益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益3,3563,6086,70013,9001,0648207987876773903703001,5003,3808508007002,0001,9001,500※EBITDA:営業利益+減価償却費及びのれん償却額+営業収益・費用のうち、非経常または非継続事業の取引損益(M&A関連費用、撤退事業の損益等)Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.15FY22.1Q業績 連結B/S流動負債の増加は短期借入金における期末対策の戻し、及びXyvid買収資金の借入の一部が長期借入金から一年内返済の長期借入金への振替による影響のれんの微増は円安の影響(米国子会社Xyvid、シンガポール子会社Wizlearn)(百万円)2021年12月31日2022年3月31日増減流動資産(うち 現金及び預金)固定資産(有形固定資産)(ソフトウェア)(のれん)総資産固定負債(うち 長期借入金)純資産流動負債(うち 短期借入金、1年内返済の長期借入金)4,222(1,823)11,036(1,694)(2,366)(3,759)15,2594,578(2,155)5,579(4,828)5,1005,448(2,480)11,577(1,672)(2,658)(3,903)17,0267,253(4,885)4,136(3,459)5,636+1,226(+656)+540(△21)(+291)(+144)+1,767+2,674(+2,729)△1,443(△1,368)+536Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.16株主還元財務状況を勘案しながら、安定的かつ継続的な利益還元を行う方針配当方針NOPLATをベースに、20%の配当性向を目安として、将来的には30%を目指す※NOPLAT=Net Operating Profit Less Adjusted Taxes(みなし税引後利益)FY19FY20FY21FY22(予想)配当(1株あたり)1円4円8円8円NOPLAT(みなし税引後利益)をベースに金額算定自社株買い177,700株(約1億円)112,500株(約3億円)176,200株(約4億円)発行済株式数の1.9%保有Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.17セグメント概況EP:汎用Web会議が減少もSDK、緊急対策が成長、売上構成変化での利益率差により減益EV:他業界が堅調に成長するも製薬向け減少により減収減益、コスト改善及び中規模以上イベント案件獲得へTP: 企業向けテレキューブ増加で大幅増収、CM費用2.3億円を今期1Qのみ積極投資した影響で減益(百万円)FY21FY22FY22FY22FY21FY221Q実績1Q実績上期予想通期予想1Q実績1Q実績Xyvidのれん償却を除いたイベントDX事業1,5364791,453278(15.5%)(19.1%)(19.1%)(31.2%)(19.1%)エンタープライズDX事業セグメント利益イベントDX事業セグメント利益サードプレイスDX事業セグメント利益売上高(率)売上高(率)売上高(率)売上高営業利益(率)(20.7%)(16.5%)(14.7%)1,297326(25.2%)1,536479(31.2%)522164(31.5%)△1503,3568201,2452571,45322590972(7.9%)△1653,6083902,1903612,9755681,534294(19.1%)△3736,700850( 24.5%)( 10.8%)(12.7%)4,5506706,1701,1803,180890(28.0%)△74013,9002,000(14.4%)全社費用合計Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.18イベントDX事業 概況オミクロン感染拡大によるハイブリッドイベントの延期が多発し、ハイブリッドが多いXyvidや日本の一部のイベントが影響を受ける、感染の落ち着きに伴い回復傾向(百万円)売上高セグメント利益(率)Xyvidのれん償却を除いた利益(率)FY21FY22FY22FY221Q実績1Q実績上期予想通期予想1,5364791,4532252,9755686,1701,180(31.2%)(15.5%)(19.1%)(19.1%)479278(31.2%)(19.1%)SaaSテクノロジーによるDX支援プロダクト/サービスラインナップの拡充・整理イベントDX事業の価値提供モデルServiceプロフェッショナルサービスによるDX支援業界特化モデルの構築製薬Web講演会採用説明会バーチャル株主総会展示会/商談会×カスタマーサクセスの強化・推進継続的な運用支援・サポートでリモート活用文化の定着とともに長期的な関係構築Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.19イベントDX事業 KPIFY22は製薬向け小規模イベントの回数減少を想定し、単価増、回数減の計画1Qは計画通り中・大規模、高付加価値イベントの案件を獲得、6月に集中するバーチャル株主総会やXyvidの成長等で単価増加へFY21FY221Q(1-3月)通期累計(1-12月)1Q(1-3月)通期累計計画(1-12月)平均単価(万円)51616880回数(回)3,0047,7852,1427,681小規模• 製薬業界(地方)中・大規模高付加価値• 製薬業界(全国)、人材業界、金融業界、IR説明会、販促系• EventIn、Touchcast、バーチャル株主総会、XyvidCopyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.20イベントDX事業 規模別イベントの変化製薬業界における小規模イベント売上が昨年同期比で3分の1程度まで減少一方で中・大規模ならびに高付加価値イベントは昨年比で拡大しており、引き続き力強い成長へ(売上:百万円)(単価:千円)FY20以降 四半期売上と単価の推移1,6001,4001,2001,00080060040020006565470305 8120/1Q18349 920/2Q57551850 629654320564 186115541,004 2585042478 113679277749316808 582166615 800700600500400200100020/3Q20/4Q21/1Q21/2Q21/3Q21/4Q22/1Q9999203高付加価値中・大規模小規模974 300単価Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.21イベントDX事業 バーチャル株主総会(高付加価値イベント)法令に沿ったソフトウェア機能開発が必要で、ミッション・クリティカルな難易度の高いバーチャル株主総会上場企業数は約3,800社、株主総会集中期の6月は1日30社の配信を実現可能6月の法改正によりに可能になったバーチャルオンリー株主総会にも対応様2021年9月28日開催定時株主総会を提供上場企業内の・イベントDXニーズ・テレキューブニーズ・その他コミュニケーションDXニーズ上場会社約3,800社FY21累計158社Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.22イベントDX事業 Xyvid, Inc.(高付加価値イベント)米国でイベント配信を行うXyvid, Inc.を2021年6月に買収(100%子会社)FY21, FY22各年度での業績に応じたアーンアウト(FY21は業績目標達成により発生済)同じSaaS+Serviceモデルで急成長中(Xyvid Pro+各子会社との連携含め米国・先進国で配信サポート)会社概要設立2011年所在地 米国ペンシルベニア州事業概要イベントDX事業(オンラインイベントのSaaS+Serviceを提供)代表者David Kovalcik – Founder & PresidentNaoaki Mashita – Chairman従業員数 33名(2022年3月末時点)売上高営業利益FY21実績7.1 M USD3.1 M USDイベント開催数883回FY22計画11.0 M USD4.0M USD1,140回※連結実績への取り込みは2021年6月から売上高推移Web Broadcasting Hybrid / Virtual MeetingsSaaS CPE(Millions of USD)45.227.517.211.01.51.72.67.15.4FY17 FY18 FY19 FY20 FY21 FY22 FY23 FY24 FY25実績計画CPE:Continuing Professional Education(継続的専門研修)会計士、医師などに向けたクレジットを集める定期的なオンライン研修Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.23イベントDX事業 メタバース領域への取り組みメタバースでのコミュニケーションサービス提供の第一歩として、「メタバースイベントサービス」を開始2022/2/1 バーチャルオフィスプラットフォーム「EventIn Workplace」提供開始<メタバース空間でのイベントイメージ>メタバースイベントサービス• あらゆる業務のイベントのメタバース化を実現(ゲーム、音楽、スポーツ、オフィス・街づくりetc)• ビジネス領域におけるメタバース活用を推進バーチャルオフィスプラットフォーム「EventIn Workplace」• テレワークの浸透により希薄化しがちな社内コミュニケーションの活性化を図る• バーチャルオフィスに雑談スペース、共同作業用オープンスペース、会議室を設置• Web会議やテキストチャットで社員同士が様々なコミュニケーションを取ることができるCopyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.24イベントDX事業 事業を通じた脱炭素社会/ESGへの貢献イベントのオンライン化によるCO2削減率を可視化する「グリーンメーター」「グリーンメーター」• 10年以上前に提供していたWeb会議の実施によるCO2削減効果を可視化するサービスをイベント用に開発• 環境負荷軽減はイベントのオンライン化メリットのひとつであるものの、効果を可視化することが難しかった• CO2削減効果の可視化でオンライン化を促進Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.25サードプレイスDX事業 概況四半期での設置台数は過去最高を大きく更新、サブスク稼働台数は利用後の買取が43台あり微減期末時点で累計設置台数は10,513台となり、引き続き設置拡大へ累計設置計画台数公共 企業サブスク 企業(百万円)FY21FY22FY22FY221Q実績 1Q実績 上期予想 通期予想売上高セグメント利益(率)1QCM費用を除いた利益(率)522164(31.5%)16490972(7.9%)301(31.5%)(33.1%)1,5342943,180890(19.1%)(28.0%)2,760 1381,7961,750882549421,659 1,683 2,635 6675331,18924151,150 9636999795 53 69 117 106274 197-1319/1Q 19/2Q 19/3Q 19/4Q 20/1Q 20/2Q 20/3Q 20/4Q 21/1Q 21/2Q 21/3Q 21/4Q 22/1Q3,0002,5002,0001,5001,0005000-50014,00012,00010,0008,0006,0004,0002,000010,0008,0006,0004,0002,0000設置台数(四半期)設置台数(累計)企業 企業サブスク 公共企業 企業サブスク 公共FY19実績FY20実績FY21実績FY22計画10,513 5813227,753 5,957 4433354,207 3553103,018 3062682822532,483 5,292 3,633 9,610 6,975 2,055 1,388 92 161 278 384 658 855 19/1Q 19/2Q 19/3Q 19/4Q 20/1Q 20/2Q 20/3Q 20/4Q 21/1Q 21/2Q 21/3Q 21/4Q 22/1QCopyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.26サードプレイスDX事業 KPI(テレキューブ)/公共空間テレキューブ定額プラン需要増による部材等の製造面でのボトルネックに対応しながら、期初計画を上回るペースで順調に推移公共向けテレキューブは設置台数を拡大しながら稼働率も向上/法人向け定額プラン開始1Q(1-3月)設置台数2,760台 (昨年同期963台から約2.9倍)FY22設置計画約6,000台の半数を1Qで設置累計設置台数10,513台販売台数+サブスクモデルの現在稼働台数公共向け期末時点稼働率 100%増(昨年同月比)「街かどテレキューブ法人向け定額プラン」• 公共空間に設置している「テレキューブ」を企業が契約し、所属社員が毎月定額で利用可能に(月額30,000円~)• 企業・ビジネスパーソンの双方がテレワークで働きやすい環境づくりに貢献新丸ビルWEB会議センターCopyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.27公共空間に設置している「テレキューブ」サードプレイスDX事業 メタバース領域への取り組み/異業種との連携フィジタルリアリティなメタバース体験を実現する個室型VR空間「メタキューブ」発表「ブランディア」と連携し、テレキューブを利用したオンライン買取サービスを提供個室型VR空間「メタキューブ」• テレキューブ室内の壁面に映像コンテンツを投影することで、臨場感あふれるVR・メタバース空間を体感• ビジネスシーンや消費者に対して新たな価値提供を行える“フィジタル(※)リアリティ”体験を創造していく予定※フィジカル(物理)+デジタルを組み合わせた造語テレキューブ×ブランディア=オンライン買取サービス• ブランディアBell(オンライン買取サービス)をテレキューブ内で無料で利用可能• 自宅だけでなく、移動の間や帰宅途中などのスキマ時間を活用した利用が可能に• 遮音性・プライバシー保護に優れたテレキューブを利用→ 顧客の安心感・利便性向上につながるCopyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.28エンタープライズDX事業 概況お客様の企業内外コミュニケーション、事業のリモート化を支援成長横ばいを想定している汎用ウェブ会議が中心だが、急拡大しているSDK等各サービスの成長を目指す(百万円)売上高セグメント利益(率)FY21FY22FY22FY221Q実績 1Q実績 上期予想 通期予想1,2973261,2452572,1903614,550670(25.2%)(20.7%)(16.5%)(14.7%)エンタープライズDX 売上高推移(億円)1.81.01.18.21.91.01.27.82.11.10.36.52.01.91.77.31.70.91.78.71.70.51.87.21.90.41.86.61.31.92.15.41.21.84.15.4LMS緊急対策SDK汎用ウェブ等2 0 / 1 Q2 0 / 2 Q2 0 / 3 Q2 0 / 4 Q2 1 / 1 Q2 1 / 2 Q2 1 / 3 Q2 1 / 4 Q2 2 / 1 QCopyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.29エンタープライズDX事業 V-CUBE Video SDK(Software Development Kit)既存サービスに映像コミュニケーションの機能を組み込み、サービスのリモート化を支援顧客事業の成長とともに当社の売上も増加継続利用料課金と成長率(直近12ヶ月)四半期売上推移(百万円)7.9億円 / 54%増パートナー数175社(期初170社)SPOT(個別開発・カスタマイズ)STOCK(保守等)STOCK(継続利用料課金)149 48 4 13 35 4 155 134 105 116 206 214 183 182 16 20 21 34 34 19/1Q19/2Q19/3Q19/4Q20/1Q20/2Q20/3Q20/4Q21/1Q21/2Q21/3Q21/4Q22/1QCopyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.30エンタープライズDX事業 SDK 顧客サービスのDX事例多岐に渡る業界/用途にて、V-CUBEサービスによる事業・対面サービスのDXを実現遠隔教育オンライン英会話株式会社ベストティーチャー様シンプルな接続への改善で生徒のユーザビリティを向上、ワンクリックでオンライン英会話のレッスンをスタートライフスタイルオンラインフィットネスSOELU株式会社様ヨガ・フィットネスのレッスンをオンラインで映像配信受講生のプライバシーを守りながら「家にいながら」のレッスンを実現遠隔医療オンライン医療相談株式会社ミュートス様手軽に「ビデオ通話」を実装できる「Agora」でオンライン服薬指導アプリを開発エンタメイベントライブ配信THECOO(ザクー)株式会社様インフルエンサーらのファンコミュニティアプリ「Fanicon」ビデオトーク機能をSDK「Agora」採用で実現Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.31エンタープライズDX事業 緊急対策ソリューションFY21の緊急対策はコロナ禍での地方訪問営業の難しさから低迷したが、FY22は徐々に営業が可能になってきていることや、災害対策への意識の高まりから再拡大を狙う本部に集まるすべての情報を電子テーブルの画面上に集約し、整理・俯瞰離れた地点とリアルタイムで情報共有ができるコミュニケーションシステムスマートグラス(現場作業の遠隔支援)現場の映像をリアルタイムに確認し、Web会議で指示・サポートNTT東日本様Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.広島県庁様32目次1. ハイライト2. 事業環境3. FY22.1Q業績4. SDGs・ESG5. 参考資料Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.33ESG課題への取り組み当社の取り組み社会への貢献SDGsE(Environment)脱炭素社会の実現に貢献するため、2025年までに事業活動に必要な全消費電力の100%再生エネルギー化を目指します。• 社内/社外コミュニケーションにおけるリモート化のためのサービスを開発・提供• 新しいコミュニケーション文化の導入と定着を支援• 物理的な移動によって発生するCO2などのエネルギー削減• 物理的なモノの利用機会減少による省資源化S(Social)社会課題の解決に取り組み、すべての人が平等に機会を得られる社会の実現を目指します。【ソリューション例】• テレワークツール• オンラインイベント• バーチャル株主総会• 遠隔医療• 社会課題の解決✓ 機会均等✓ 情報格差是正✓ 地方創生⇒「Evenな社会の実現」G(Governance)企業倫理の重要性を認識し、かつ経営の健全性向上を図り、企業価値向上を意識した経営を推進していきます。• 社外取締役の比率:38%(3/8名)• 取締役のダイバーシティ(創業メンバーの他、会社経営や市長経験者、女性、専門家)• 社会課題を解決する企業としてのガバナンス/コンプライアンスの強化• 多様な人財による社会課題解決のためのアイディア・ノウハウの集結Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.34脱炭素に向けた取り組み脱炭素社会に向けたサステナビリティ経営2025年までに事業活動に伴う電力を100%再生可能エネルギー化Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.35V-cubeのマテリアリティCopyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.36V-cubeのマテリアリティ①テクノロジーによる地球環境への貢献環境に優しい社会を実現する再生可能エネルギーの活用と、移動を伴わないコミュニケーションを実現するICT技術の提供を通じた省エネルギー促進に取り組みます。主な取り組み施策• 脱炭素社会に向けたサステナビリティ経営•2025年までに事業活動に伴う電力を100%再生可能エネルギー化Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.37V-cubeのマテリアリティ②新しい働き方(選べる働き方)の確立によるEvenな社会の実現誰もが場所を選ばずに活き活きと働き、自己実現を目指せる環境を実現するため、映像コミュニケーション技術による働き方改革による機会の平等の実現に取り組みます。主な事例• どこに居ても働けるコミュニケーションツールの提供V-CUBE MTG & Zoomなど汎用ウェブ会議• 新しい働き方の実現による従業員エンゲージメントの向上エンゲージメントスコア、産後復帰率• イベントのオンライン化、ハイブリッド化イベントの開催件数 2025年に年間2万回• テレキューブによる、「場所がない」という課題の解決テレキューブ累計設置台数 2025年に4万台Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.38V-cubeのマテリアリティ③誰1人として取り残されない為のデジタル化年齢や性別、国籍等にかかわらず、映像コミュニケーション技術を通じて誰もが平等で不自由なくコミュニケーションが可能な社会の実現に貢献します。主な事例• Serviceによる安心安全かつ、誰でも使えるデジタル技術• リモート技術を使った地域格差是正、機会均等• 遠隔医療・遠隔教育の規制緩和と普及• 災害・緊急対策のデジタル化• 株主総会のバーチャル化Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.39V-cubeのマテリアリティ④産業のリモート化主な事例• SDKによる産業のリモート化• バーティカルソリューション• 社会インフラのメンテナンス(センシン)これまでにない新しい映像コミュニケーション技術を提供し、ICT技術の革新を通じた自治体や企業との連携による新しい事業の創出、DXの実現に取り組みます。Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.40高度なガバナンス体制を構築するとともに、透明性を確保しつつ、持続的な成長に向けた戦略の立案・実行およびその適切な監督を充実させることで、経営の効率性を向上し、健全性を維持します。V-cubeのマテリアリティ⑤企業活動を支えるガバナンス主な事例• コーポレートガバナンスの高度化と実効性の担保• 社員の幸福度向上とダイバーシティ&インクルージョン• サイバーセキュリティの確保Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.41目次1. ハイライト2. 事業環境3. FY22.1Q業績4. SDGs・ESG5. 参考資料Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.42会社概要(2022年3月31日現在)会社名設立決算期株式会社ブイキューブ1998年10月16日12月資本金(資本剰余金含む)3,465百万円グループ会社国内3社、海外6社従業員数合計467名(連結)上場市場東京証券取引所プライム市場(3681)※2022年4月4日以降Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.43グループ会社(2022年3月31日現在)株式会社ブイキューブシンガポールアメリカテレキューブ(株)Wizlearn Technologies Pte. Ltd.V-cube USA, Inc.Xyvid, Inc.テレキューブサービス(株)※持分法適用会社Exena Learning Hub Pte. Ltd.Pave Education Pte. Ltd.V-cube (Thailand) Co., Ltd.※持分法適用会社Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.44他グループ会社:株式会社センシンロボティクスマネジメントチーム(2022年3月31日現在)創業時からのメンバーを中心としたマネジメントチーム代表取締役会長 グループCEO間下 直晃1998年 当社設立2002年 慶應義塾大学大学院修了2003年 V-cube USA, Inc. 設立2022年 当社代表取締役会長就任取締役副社長 国内COO水谷 潤2006年 当社入社(新卒一期生)2012年 営業本部副本部長就任2015年 営業本部本部長就任2016年 当社取締役就任2019年 当社常務取締役就任2021年 当社専務取締役就任2022年 当社取締役副社長就任取締役 CFO山本 一輝2003年 監査法人トーマツ入所2017年 (株)地域経済活性化支援機構入社2019年 当社CFO・経営企画本部長2021年 当社取締役就任代表取締役社長 国内CEO高田 雅也2001年 当社取締役就任2002年 慶應義塾大学大学院修了2006年 当社取締役副社長就任2012年 当社代表取締役副社長就任2022年 当社代表取締役社長就任取締役 CTO亀﨑 洋介2002年 当社入社2007年 当社執行役員就任2012年 当社取締役就任Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.45社外役員(2022年3月31日現在)経験豊かで強力な社外取締役、監査役によるコーポレートガバナンス役職氏名独立役員略歴社外取締役村上 憲郎社外取締役西村 憲一社外取締役越 直美常勤社外監査役 福島 規久夫社外監査役小田嶋 清治社外監査役松山 大耕〇〇〇〇〇〇㈱村上憲郎事務所 代表取締役セルソース㈱ 社外取締役元 Google,Inc.副社長 兼 グーグル㈱ 代表取締役社長㈱白山 社外取締役元 ㈱NTTネオメイト 代表取締役社長元 ㈱ミライト 相談役三浦法律事務所 パートナー弁護士ソフトバンク㈱ 社外取締役OnBoard(株)代表取締役CEO、元 大津市長サクセス・コーチング・スタジオ 代表小田嶋清治税理士事務所 代表税理士エバラ食品工業㈱ 社外監査役臨済宗大本山 妙心寺 退蔵院 副住職観光庁 Visit Japan 大使、スタンフォード大学客員講師京都市教育委員会委員Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.46グループ従業員の状況(契約社員等を除く)グループ別地域別機能別単体 子会社日本 シンガポール その他技術 営業・マーケ 管理’ 21/12 末’ 22/3 末’ 21/12 末’ 22/3 末’ 21/12 末’ 22/3 末49014134946712034745721324449043883584674368356従業員数の推移単体子会社4021662364051222834906323619146757240170490141349Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.47’18/12末’19/12末’20/12末’21/12末セグメント詳細主たる事業ドメイン主な対面市場提供プロダクトエンタープライズDX事業• 企業内外向けリモートコミュニケーションプロダクト提供• SDKやハードを利用した業界/用途特化型ソリューションの開発、提供、運用支援イベントDX事業• 様々な分野におけるイベントのリモート化• プロダクト提供と運用設計、当日のディレクションやログ解析などの運用支援企業内外コミュニケーション顧客事業/サービスのDXナレッジシェア/LMS製薬向けオンライン講演会就職/採用オンライン説明会バーチャル株主総会・決算説明会• 企業や公共機関へテレキューブ企業向けサードプレイスDX事業を提供• テレキューブの高付加価値化とサードプレイス管理運営システムの開発、展開公共向けテレキューブ コネクトCopyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.48サードプレイスDX事業 テレキューブ提供モデル分類社会課題のひとつである「柔軟な働き方・選べる働き方」を実現する際に直面する「場所がない」課題を解決高付加価値サードプレイスとして多様なサービス提供を目指す(遠隔医療、英会話、行政手続き、住宅相談)企業向け公共空間向け販売先直販オカムラ様JR東日本様JR東海様アイリスチトセ様テレキューブサービス(株)設置場所企業内Web会議普及による会議室不足、作業集中ブースビルエントランス/駅/空港/スーパー/コンビニシェアオフィス事業STATION WORKのSTATION BOOTH ワークスペース事業EXPRESS WORK(東海道新幹線主要駅)販売モデルサブスク売り切りロイヤリティ売り切り+予約システム・電子錠 月額利用料Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.49Evenな社会の実現〜すべての人が平等に機会を得られる社会の実現〜Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.50本資料の取り扱いについて本書は、株式会社ブイキューブ(連結子会社を含む)に関連する予想、見通し、目標、計画等の将来に関する記述を含みます。これらの記述は、当社が本書の作成時点において入手した情報に基づき、本書の作成時点における予測等を基礎として記載されています。また、これらの記述のためには、一定の前提(仮定)を使用しています。これらの記述または前提(仮定)は主観的なものであり、将来において不正確であることが判明したり、将来実現しない可能性があります。このような事態の原因となりうる不確実性やリスクに関する追加情報については、当社の決算短信、有価証券報告書のほか、各開示資料等をご参照ください。本書における将来に関する記述は、本書の作成時点のものであり、本書の作成時点の後に生じた事情によりこれらの記述に変更があった場合でも、当社は本書を改訂する義務は負いかねますのでご了承ください。本書における当社以外の企業等にかかわる記述は、公開情報等から引用したものであり、かかる情報の正確性・適切性等について、当社はこれを保証するものではありません。本書で使用するデータまたは表現等の欠落、誤謬、本書の使用により引き起こされる損害等に対する責任は負いかねますのでご了承ください。本書にかかる一切の権利は、株式会社ブイキューブに帰属しており、電子的または機械的な方法を問わず、いかなる目的であれ、当社の書面による承諾を得ずに複製または転送等を行わないようお願いいたします。Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.51

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