共同印刷（7914） – 特別損失の計上および業績予想の修正に関するお知らせ

各 位 2022 年４月 27 日 会 社 名 共同印刷株式会社 代表者名 代表取締役社長 藤森 康彰 （コード番号 7914 東証プライム） 問合せ先 取締役専務執行役員 渡邉 秀典 （TEL. 03-3817-2101） 特別損失の計上および業績予想の修正に関するお知らせ 当社は、2022 年３月期第４四半期において、特別損失（独占禁止法関連損失）を計上し、2021 年５月 14日に公表した 2022 年３月期連結業績予想を下記のとおり修正しましたのでお知らせいたします。 １．特別損失の計上 記 当社は、2022 年３月３日に公表のとおり、公正取引委員会より独占禁止法に基づく排除措置命令および課徴金納付命令を受けました。本命令に従い、今後同様の行為を行わないために必要な措置を講じてコンプライアンス体制の強化・充実に取り組むとともに、課徴金を納付しております。 このたび、本件に伴い、今後生じる可能性がある契約違約金等の支払に備えるため、現時点におけるリスクを総合的に反映した損失見込額 401 百万円を「独占禁止法関連損失」として特別損失に計上いたします。 ２．業績予想の修正 2022 年３月期の連結業績予想の修正（2021 年４月１日～2022 年３月 31 日） 売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に １株当たり 帰属する当期純利益 当期純利益 百万円 93,000 88,000 △5,000 △5.4 百万円 900 750 △150 △16.7 百万円 1,400 1,290 △110 △7.9 百万円 850 680 △170 △20.0 円 銭 102.65 83.22 91,031 648 1,345 825 97.00 前回発表予想(Ａ) 今回修正予想(Ｂ) 増減額(Ｂ-Ａ) 増減率(％) [ご参考]前期実績 (2021 年 3 月期) 修正の理由 売上高については、緊急事態宣言延長に伴う人流停滞等の影響により、特に乗車券類および交通系 ICカードの需要予測が当初想定から大きく乖離しました。一方で、持ち帰りやデリバリーの需要増による中食向けパッケージ等の増加、また、自治体においては新型コロナウイルス関連のデータプリント・BPO の大幅な増注等がありました。その結果、全体では当初予想をやや下回るものの、収益認識基準の影響を考慮すると、ほぼ前期並みとなる見込みです。 利益については、売上高の下回りのほか原材料費が価格転嫁を上回る速度で上昇したこともあり、当初予想には及ばない見込みです。しかし、不急な設備投資の抑制など全社的な費用削減等に努めてきたことに加え、上記のとおり社会環境や市場ニーズの変化による需要増を取り込んだ結果、営業利益、経常利益は前期並みの見込みとなりました。ただし、親会社株主に帰属する当期純利益については上記の特別損失計上があり、当初予想、前期実績とも下回る見込みです。 （注）上記の業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものです。実際の業績は今後のさまざまな要因により、これらの予想数値とは異なる可能性がございます。 以 上