開示日時:2022/04/27 15:30:00
損益
決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | EPS |
2018.03 | 263,106 | 37,100 | 37,068 | 72.42 |
2019.03 | 416,891 | 43,075 | 43,894 | 54.52 |
2020.03 | 442,140 | 53,719 | 53,846 | 92.05 |
2021.03 | 489,507 | 57,418 | 70,408 | – |
※金額の単位は[万円]
株価
前日終値 | 50日平均 | 200日平均 | 実績PER | 予想PER |
2,912.0 | 3,603.28 | 5,256.7656 | 25.95 | – |
※金額の単位は[円]
キャッシュフロー
決算期 | フリーCF | 営業CF |
2018.03 | 17,038 | 50,953 |
2019.03 | 8,910 | 48,768 |
2020.03 | 24,690 | 81,190 |
2021.03 | 11,858 | 111,927 |
※金額の単位は[万円]
▼テキスト箇所の抽出
2022年3月期決算説明資料サイバートラスト株式会社東証グロース:44982022年4月27日1Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved.Agenda1. 2022年3月期 通期業績概要2. 3カ年で目指す姿3. 成長戦略(FY22~FY24)4. 2023年3月期 通期業績予想5. APPENDIXCopyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved.22022年3月期 通期業績概要Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved.32022年3月期 連結業績(12か月累計)全ての指標において上方修正値を大きく上回る結果• 認証・セキュリティとLinux/OSSは全てのプロダクトで想定を上回る需要IoTサービスでは半導体供給不足の影響は残るものの新規顧客の獲得•(単位:百万円)FY20FY21増減額増減率業績予想(‘22/1/25修正)業績予想比増減率売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益4,895 5,731+836 +17.1%5,550+3.3%574715408868 +294 +51.3%700 +24.1%872 +156 +21.9%700 +24.6%530 +121 +29.7%463 +14.5%EBITDA9491,384 +435 +45.8%--※ EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却費+資産除去債務関連費用Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved.4サービス別売上高(12か月累計)4,8951,095 Linux / OSS+34.4%+14.8%認証・セキュリティ2,925 Linux/OSS✓ CentOS延長サポートの駆込み需要でLinuxサポートが伸長✓ 新規大型案件の獲得でMIRACLE ZBX伸長認証・セキュリティ✓ DX推進で端末認証・本人確認・電子署名伸長IoT✓ リカーリングに繋がるEMLinux受注✓ SIOTPビジネスの布石となる国際安全基準5,7311,472 3,359 899 FY21IoT単位:百万円874 FY20+2.9%適合に対するセキュリティコンサル伸長Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved.5取引形態別売上高(12か月累計)全事業リカーリング比率62.8%5,73158.3%リカーリング売上高前年同期比26.2%増4,895プロフェッショナルサービス1,500 ライセンス541 +26.2%リカーリングサービス2,853 1,485 645 3,600 ◼ リカーリング型ビジネスモデルの進行加速認証・セキュリティデバイスIDiTrustLinux/OSSLinuxサポートZBXサポート+22%+124%+92%+27% (前年同期比)◼ プロフェッショナルサービスからリカーリングへIoT:国際安全基準適合に関するセキュリティコンサルティングにより今期以降のリカーリングビジネスへの転換の事業機会創出単位:百万円FY20FY21Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved.6連結業績推移売上高単位:百万円営業利益単位:百万円営業利益率5,731 4,895 4,421 4,168 +51.3%868 15.2%12.1% 11.7%10.3%574 537 430 FY18FY19FY20FY21FY18FY19FY20FY21FY18FY19FY20FY21リカーリング売上の累積によりFY21は利益体質が飛躍的に向上Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved.7上場初年度を終えてコロナ禍での営業政策✓パートナービジネスへのフォーカスにより多様なお客様にリーチ✓デジタルマーケティングによる営業活動の見える化を深化外的要因による不確実さ✓半導体供給不足による受託開発案件一部停滞✓コンサルティング伸長2回の業績予想上方修正✓マーケット需要に適合したサービスの提供と立ち上げ✓フォーカスしたパートナービジネス、デジタルマーケティングの成果飛躍的成長へのチャレンジ✓マーケット需要に適合する競争力のあるサービスの提供✓リカーリング売上に結び付くパートナービジネスとデジタルマーケティングを継続し、お客様へのリーチ、見える化を継続することで持続的成長が可能Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved.8BizX 20/40Reinvent, Focus, GlobalFor Mid Term Growth➢ 成長する組織と人材育成➢ 新規市場の立ち上げとフォーカス➢ 将来に向けた研究開発➢ グローバル展開3カ年で目指す姿売上高CAGR 20%営業利益CAGR 32%~40%半導体供給などの外部環境の不確実性を鑑みレンジ設定売上高単位:百万円営業利益単位:百万円10,000 2,000 5,731 CAGR+20%868 CAGR+40%CAGR+32%FY21FY22FY23FY24FY21FY22FY23FY24Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved.10認証・セキュリティサービスDXで重要な役割を担うトラストサービスへ領域拡大デジタル化、DX推進テレワーク、ゼロトラストiTrust電子署名・本人確認デバイスID端末認証SureServerサーバー証明書新しい領域のトラストサービス(電子署名・本人確認)従来からのトラストサービス(ヒト・モノの識別、コトの真正性)トランザクション数に応じた収益モデルサーバー数、機器数に応じた収益モデルCopyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved.11認証・セキュリティ 個別戦略(1)デバイスIDのパートナー企業との連携強化BizX20/40新規取組■ゼロトラスト向け端末認証サービス「デバイスID Premium」 を提供開始ゼロトラスト・ソリューション・ベンターとの協業を構築、強化~ゼロトラストセキュリティサービス事業者が主要なVARパートナーのターゲット~文教領域エンタープライズ領域教育のICT化新型コロナ対策・働き方改革・事業継続エンタープライズ領域テレワーク普及、クラウド利用の拡大に伴うセキュリティ脅威オンライン教育(GIGAスクール)教育機関の導入端末の利活用におけるセキュリティ対策テレワーク需要テレワーク施設での利用拡大ゼロトラスト認証・認可としての端末認証ニーズVARパートナーVARパートナー販売パートナーソリューションサービスパートナーサービス組み込みVARパートナー販売パートナー■デバイスIDと相互接続したゼロトラスト・ソリューション・ベンター製品の販売パートナーを開拓クラウド認証サービス事業者HENNGEインターネットイニシアティブリモートアクセスサービス事業者KDDI販売パートナーの開拓デバイスIDベンダー製品との相互接続性の実現ゼロトラスト向け端末認証サービス「デバイスID Premium」提供開始技術協業パートナーゼロトラスト・ソリューション・ベンダー- SASE、IDaaS事業者テレワーク需要、ゼロトラストで必要な端末認証サービスをVARパートナーを通じて提供Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved.12認証・セキュリティ 個別戦略(2)iTrustのパートナー企業との連携強化~電子契約、マイナンバーカードを用いたeKYC(電子的本人確認)が主要なVARパートナーのターゲット~BizX20/40新規取組■重要事項説明書・不動産関連契約電子化(2022/5)■電子インボイス制度開始(2023/10)■マイナポイント第2弾(2022/6)やマイナンバーカードスマホ搭載(2023)によるマイナンバーカード取得率の向上継続的顧客管理など本人確認サービスの取組み領域をVARパートナとともに拡大VARパートナーのDX関連サービス領域脱ハンコ/ペーパレス化により電子契約利用範囲が拡大マイナンバーカード取得率向上に伴い電子的本人確認増加電子契約(不動産、金融、エンタープライズ)口座開設(銀行口座、証券口座等)スマート決済(QRコード決済など)電子インボイス継続的顧客管理(保険などの現況確認)VARパートナーDX関連クラウドサービスプロバイダー等弁護士ドットコム、大日本印刷、日立製作所、Liquid、TRUSTDOCK電子署名iTrust電子署名用証明書、リモート署名サービス本人確認iTrustマイナンバーカード(公的個人認証)を用いた本人確認サービスiTrust信頼性を裏付ける認定取得、外部機関の監査合格・主務大臣認定公的個人認証プラットフォーム事業者・WebTrust for CA・Adobe Approved Trust List Program・JIPDEC トラステッドサービス(リモート署名/電子契約)デジタル化、DX推進に必要な「本人確認」「電子署名」をパートナーに提供Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved.13LinuxOSが社会情報基盤として浸透Linux / OSSサービス安心を前提とした利用セキュリティ対応ニーズへの適応クラウドとLinuxOSによるオンプレミスハイブリッド利用環境が浸透技術的好奇心による利用黎明期社会基盤• サーバOSとしてクラウドとのハイブリッドを志向する多くの企業、団体からのニーズに対応サイバートラストのOSS国内唯一のLinuxディストリビューター長期間安心して利用できる付加価値の提供RHEL※互換の国産自社OS(無償ライセンス)サーバーシステム監視自社製品(脆弱性管理を一括サポート)長期サポートによる安心とセキュリティの強みでLinux / OSSサービスを伸ばしていく※ Red Hat Enterprise Linuxの略。Red Hat社によって開発、販売されている業務向けの有償Linuxディストリビューション。Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved.14Linux / OSS 個別戦略(1)CentOS後継OS「MIRACLE LINUX」の成長~ライセンス無償化から約半年で4.5万のダウンロード / 市場ニーズを再確認~■CentOSを利用する国内最大手SNS事業者、大手通販会社等にアプローチ、採用決定■OSSコミュニティとの関係性を強化■国内外ベンダーとのアライアンスを強化■ブランド、技術力認知度を向上させ更なるビジネスを展開BizX20/40新規取組顧客企業有償サポート拡大のため、CentOS後継OSとしての認知度向上、信頼の獲得が重要CentOS8の後継OSのニーズ通信キャリアデータセンター事業者サービス事業者その他大手企業認知度向上、信頼獲得の施策パートナー企業 : 顧客向けサービス提供携した無償配布強化さくらインターネットブロードバンドタワーGMOインターネットなどと新たに協業開始累計4.5万ダウンロード⚫ 脆弱性に対応したパッチを継続的にリリース⚫ 10年を超える長期サポート⚫ CentOSと同様の機能(RHELクローン)① データセンター等のパートナー企業と連• パートナー提携強化等により提供機会を増加② コミュニティ活動強化• MIRACLE LINUXユーザーへの技術情報の提供やユーザー会とのMeetupイベント等による情報発信• 海外OSSコミュニティとの関係性強化③ 海外アライアンス強化MIRACLE LINUXの認知を高め普及、有償サポート化でリカーリング収益を拡大Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved.15Linux / OSS 個別戦略(2)MIRACLE ZBX / ハイブリッド顧客への積極展開BizX20/40新規取組■脆弱性管理機能を有するサーバー監視ソリューションの提供で、サイバーセキュリティ監視ニーズへの迅速な対応■運用自動化機能など、サーバー監視ソリューションとしての進化に向けた■パートナー協業で実現顧客企業 : 大手企業の情報システム部門サイバーセキュリティ監視ニーズ通信キャリアデータセンター事業者SIerサービス事業者パートナー企業 : 顧客向けサービス提供伊藤忠テクノソリューションズCTCシステムマネジメントSBテクノロジー三菱電機インフォメーションネットワーク 他⚫ OSSベースの統合システム管理ソリューション⚫ 10年を超える長期サポート⚫ サイバーセキュリティ対策に向けた脆弱性管理MIRACLE LINUX 4.5万ダウンロードクラウド化が叫ばれるが企業はクラウドとオンプレミスのハイブリッドでサーバ構成を考えていることの証左これまでOSと監視ソリューションは個別に提案・提供していた今後はハイブリッドを志向する顧客に統合システム管理ソリューションを積極展開サプライチェーンリスク セキュリティ対応ニーズへシステム監視+脆弱性管理機能を提供Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved.16経済安全保障上、機器のサプライチェーンは「数」の確保から、真正性を保障する「質」の確保に経済安全保障対策を背景に、半導体の供給安定に加えて、国際安全基準レベルのIoTセキュリティが重要インフラ14分野、国際競争力のある産業機器、自動車などの事業者に対して求められる➡ セキュアエレメントが実装された半導体を活用した、安全で「質」の高いIoT機器の促進へIoTサービスセキュアなIoTソリューションを提供し、FY24にリカーリング比率30%を目指す国際安全基準、経済安全保障関連法の規制対応に関するセキュリティコンサルに軸足➡ 実装に向けた受託開発/ソリューション提案を通じ、EMLinux、 SIOTP販売(リカーリング)に展開サプライチェーンの「質」の確保に適合するEMLinux、SIOTPを提供していくCopyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved.17IoT 個別戦略(1)BizX20/40新規取組■ 国際安産基準の実装にかかわるセキュリティコンサル自動車、重要インフラ向け制御機器事業者へアプローチ■ セキュリティコンサル案件からリカーリングサービスへの移行自動車、産業機器向けソリューション提案パートナー協業で積極展開国際安全基準への適合量の確保から質への議論の高まりFY22FY23FY24国際安全基準の整備国際安全基準の整備が進行政府調達、重要インフラへの適用民生品への適用拡大WP29 2022/7以降出荷の自動車が対象(日欧)OpenSSF アルファ-オメガプロジェクト開始*経産省 産業サイバーセキュリティ研究会による産業分野別ガイドライン策定米国政府調達品 SP800IoT機器にZTA**義務付け欧州RED委任規制2022/30 IoT機器、産業制御システムへのセキュリティ対応義務化IoT機器サプライチェーンは「量」の確保から「質」の確保 (安全な機器製造)へ4/25/22一社)セキュアIoTプラットフォーム協議会提言リカーリング率30%リカーリングサービスIoT機器メーカーから国際安全基準適合性検証のセキュリティコンサル案件増加設計・実装支援セキュリティコンサル組込受託開発カスタマイズ開発技術サポート国際安全基準対応セキュリティガイドライン策定支援、設計・実装支援OS長期サポート機器認証・OTAなどサポートサービスセキュリティコンサル案件からリカーリングサービス導入経済・市場の動向当社戦略国際安全基準のセキュリティコンサルからリカーリングサービス導入へ移行※ OpenSSF(Linux Foundation Open Software Security Forum)、アルファ-オメガプロジェクト:米政府主導のソフトウェアセキュリティに関する議論により設置された、OSSセキュリティの改善を業界主導で進めるプロジェクト)18※※ ZTA: Zero Trust ArchitectureCopyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved.IoT 個別戦略(2)IoT機器の製造からサービス提供、運用まで、幅広いパートナーシップでアプローチ~ NISC※の定める重要インフラ14分野および国際競争力を有する産業機器、自動車等が主要なターゲット~顧客企業:安全な機器製造(真正性の保障機能の実装)が必要となる以下のターゲット分野の各産業にシステム・機器を提供する事業者①NISCの定める重要インフラ14分野②国際競争力を有する産業機器、自動車等組込み受託開発、セキュリティコンサル、Emlinux、SIOTP導入を共同提案パートナー企業 :半導体商社、Sier、サービス事業者、ソフトウェアベンダーTuxera などと新たに協業開始グローバル半導体メーカーNXP、Qualcomm Technologyなどと新たに協業開始組込み受託開発半導体供給の不安定さ継続も、 大手グローバル産業機器、自動車関連などの国際競争力のある企業において事業成長を視野に入れた開発投資の回復を見込み案件の獲得に注力セキュリティコンサル国際基準の適合性検証からセキュリティ実装に向けた案件の獲得に注力案件進捗実装視野に入れたコンサル案件が進行中(エッジAI向けIoTサービス、次世代自動車、交通関連サービスのセキュリティ対応)リカーリングサービスセキュリティコンサル案件からの移行提案に注力➢ 産業機器分野の出荷開始でFY22から長期サポート開始➢ 車載機器、プリンター、医療機器、ストレージサーバーなど案件進捗製品化に向けた開発開始技術協業➢ スマートビル、医療情報サービスの採用案件の本番運用開始※内閣サイバーセキュリティセンターCopyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved.192023年3月期 通期業績予想Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved.202023年3月期 通期業績予想BizX 20/40に向けて設備投資、研究開発投資、人材育成投資にコストを投じることによりFY22は売上高、営業利益ともに15%台の成長を見込む(百万円)売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益FY21FY22前期比増減額増減率5,7316,600+868+15.2%8688725301,0001,000670+131+15.1%+127+14.6%+139+26.4%EBITDA1,3841,642+258+18.6%Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved.21AppendixCopyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved.22サイバートラストが解決する課題と提供価値デジタルトランスフォーメーション(DX)の時代に必須のトラストサービスを提供社会のデジタルシフトデジタル化における課題なりすまし(ヒト・モノ)不正アクセス(ヒト・モノ)盗聴改ざん⚫ 国内最長の電子認証局運用実績⚫ 国内で最も高い組込みLinux技術⚫ 組込み・IoT技術安心・安全の新社会基盤ヒト・コト・モノをつなげる安心・安全なデジタル社会真正性本人性責任追跡性実在性信頼性完全性Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved.23事業概要認証セキュリティとLinux/OSSの技術を組み合わせることによりDXの課題解決に向けた独自のトラストサービスを提供トラストサービス認証・セキュリティIoTLinux/OSS電子認証の専門性組込みLinuxLinux/OSSの専門性国内電子認証局の運用IoT機器ライフサイクル管理ITインフラを支えるLinux提供オンラインでの本人認証グローバル標準専用OSの長期サポートCopyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved.24認証・セキュリティサービスの概要デジタル社会の身分証である電子証明書、電子的本人確認・電子署名などのトラストサービスを提供国内初の商用電子認証局かつ国際的な監査規格に合格した電子認証局の運営実績現実社会の証明書運転免許証パスポート印鑑証明書当社の提供する、認証・セキュリティサービスデジタル社会の証明書電子的本人確認や電子署名行政が保証電子認証局が保証書面や郵送などでの手続き申請者の本人確認・証明書の発行・発行済証明書の管理を行う機関。当社は国内初の商用電子認証局を20年以上に渡り運営。サーバー証明書(SureServer)デバイス証明書(デバイスID)ウェブサイトの実在性業務利用許可端末の認証iTrustサービス電子取引の信頼性を担保⚫ 電子署名等に係る地方公共団体情報システム機構の認証業務に関する法律第17条第1項第6号の規定に基づく主務大臣認定事業者電子証明書ユーザー証明書従業員・会員などの認証Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved.25Linux/OSSサービスの概要グローバルOSSコミュニティで活躍するエンジニア集団による国内唯一のLinux/OSSディストリビューター一般的なSIerアプリケーションアプリケーションアプリケーション領域OS上にアプリケーションシステムを構築LinuxディストリビューションサーバーソフトウェアWebサーバーMailサーバークライアントソフトウェアブラウザ・メーラー等GUIコマンドシェルライブラリLinuxカーネルOS領域ハードウェア領域Linuxカーネルに必要な機能を組み合わせLinuxディストリビューションとして提供・サポート重要システムで多数の採用実績航空管制システム、産業機器、通信インフラ、自動車、電車車両など10年以上の長期サポートに対応*OSSコミュニティでのサポートは5~6年で終了*生産、販売終了から5~9年の製品の補修用性能部品の保有期間に対応実績の自社製品群サーバー監視、脆弱性管理、セキュリティ、IoT向けLinuxCopyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved.26IoTサービスの概要IoT機器向けLinux OSの提供から、認証、ライフサイクル管理までを提供する技術力IoT機器をセキュアに動かすLinux/OSS 技術IoT機器の真正性確認をする認証・セキュリティ 技術IoT機器のライフサイクル管理を実現するIoT機器/クラウド連携 技術自社製品自社サービスセキュアIoTプラットフォーム(SIOTP)⚫ IoT機器に対して脆弱性アップデートを⚫ IoT機器の安全性を担保、真正性を認証し長期のライフサイクル管理を提供10年間提供(延長可能)⚫ OTAアップデート、セキュアブートなどクラウド環境で必要なサイバーセキュリティ対策を網羅全ての技術をトータルで提供できる世界でも稀有な会社IoT機器製造と運用における国際基準に対応 (IEC62443/NIST SP800/FIPS140-3/WP29-ISO21434 など)Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved.27会社情報商号設立役員体制サイバートラスト株式会社Cybertrust Japan Co., Ltd.2000年6月1日代表取締役社長 眞柄 泰利取締役副社長 北村 裕司取締役副社長 佐野 勝大香山 春明取締役清水 哲也取締役簗田 稔社外取締役広瀬 容子社外取締役田島 弓子社外取締役資本金(2022年3月31日現在)794,057千円主な株主(2021年9月30日現在)SBテクノロジー株式会社日本電気株式会社株式会社オービックビジネスコンサルタント株式会社ラック株式会社エヌ・ティ・ティ・データ株式会社日立製作所株式会社サンブリッジセコム株式会社大日本印刷株式会社株式会社大塚商会事業所本社(六本木一丁目)、松江ラボ事業内容● 認証サービス事業、セキュリティソリューション事業● Linux OS開発、OSSを活用したエンタープライズ向けソフトウェア開発、サポートおよびコンサルティング事業● IoT関連事業、組込みLinux関連事業関係会社<連結子会社>・リネオソリューションズ株式会社・Cyber Secure Asia. Pte.Ltd.・Cybersecure Tech Inc.<関連会社>・日本RA株式会社・Renazon Technology (S) Pte LtdCopyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved.282023年3月期 通期業績予想(サービス別売上)認証・セキュリティLinux/OSSIoT(単位:百万円)(単位:百万円)(単位:百万円)3,359 3,642 1,7001,4721,257899+8.4%+15.4%+39.9%FY21FY22FY21FY22FY21FY22デバイスID、iTrust継続成長MIRACLE LINUX、MIRACLE ZBX継続成長Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved.受託開発が一部回復、国際安全基準の整備進行によりセキュリティコンサル、リカーリングサービスが伸長29認証・セキュリティリカーリング売上に占める主要プロダクトの構成比率100%0.4%1.1%2.6%4.4%6.1%7.4%22.6%25.4%24.2%25.4%28.1%27.7%iTrust高成長を継続、認証・セキュリティサービスに占める収益規模も拡大中90%80%70%60%40%30%20%10%0%50%54.2%50.1%45.5%40.9%35.0%36.2%22.9%23.3%27.7%29.3%30.8%28.7%FY19 H1FY19 H2FY20 H1FY20 H2FY21 H1FY21 H2その他FY21 H1に獲得したマネージドPKI特定大型案件等により規模継続SureServer証明書の有効期間短縮化の影響はFY21 H1で一巡しH2は回復デバイスID他プロダクトの伸長度合から相対的な構成比率は低下もFY21 H2も収益規模拡大サーバー証明書に次ぐ、柱としてデバイスID、iTrustが順調に成長Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved.30コスト構造リカーリングサービスの継続的成長に必要な設備投資により償却費は増加費用の推移 (連結)(百万円)設備投資方針営業利益574 その他1,366 +209売上高4,895地代家賃償却費221 375 +0+143営業利益868 その他1,576 地代家賃償却費222 518 人件費2,357 +188人件費2,545 Total+541好調な電子認証サービスの提供能力増強、及び IoTサービスの将来の成長に向けた設備、自社開発ソフトウェアへの投資などを積極的に実施FY21のコスト構造売上高5,731前年同期比の主なコスト構造の変化は以下の通り費用全体541百万円増人件費188百万円増新卒・中途採用及びリネオソリューションズ連結の影響償却費143百万円増 デバイスID、iTrust及びIoTなどの設備投資やソフトウェア開発に関連し増加FY20FY21Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved.31連結PL(サービス別売上詳細)連結業績(百万円)FY19FY20FY21売上高認証・セキュリティサービスライセンスプロフェッショナルサービスリカーリングサービスLinux/OSSサービスライセンスプロフェッショナルサービスリカーリングサービスIoTサービスライセンスプロフェッショナルサービスリカーリングサービス売上原価売上総利益販売費及び一般管理費営業利益4,4212,8182514802,0861,00127413559260011747582,3952,0261,4885374,8952,9251265922,2051,095296182617874118725302,7342,1601,5865745,7313,3592035672,5881,472334164973899108752383,1672,5631,694868Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved.32連結BS流動資産固定資産総資産流動負債固定負債純資産現預金受取手形、売掛金及び契約資産有形固定資産無形固定資産投資その他の資産2020/3末2021/3末2022/3末前期末比2,8221,9137952,0834671,0535634,9061,1123493,4443,1241,9628932,7285441,7354445,8511,5854133,853Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved.単位:百万円4,613+1,4883,577+1,614861△322,606△118531△131,629△106445+17,222 +1,3701,786+201562+1494,874 +1,02033主な連結経営指標売上高4,895 4,421 (単位:百万円)5,731 (単位:円)1220.24(%)12.21株当たり純資産(BPS)自己資本利益率(ROE)941.061052.7011.210.7FY19FY20FY21FY19FY20FY21FY19FY20FY21営業利益及び営業利益率1株当たり当期純利益(EPS)総資産経常利益率(ROA)1000(単位:百万円)12.1%11.7%86815.2%(単位:円)133.49(%)13.313.3537574111.7095.8211.5900800700600500400300200100010.0%0.0%-10.0%FY19FY20FY21FY19FY20FY21FY19FY20FY2134Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved.用語集 ①用語電子証明書電子認証説明「対象を正しく認証・特定するデジタル化された身分証明書」のことで、信頼できる第三者機関としての電子認証局が対象を審査して発行することにより、ヒトやモノなどの正しさを証明するものネットワーク上や、複数の利用者がいるシステムにおいて、利用者本人であることを電子的に確認し、なりすましの防止や情報の改ざんを防ぐこと電子認証局電子証明書の発行や失効などを行う権限を有し、登録局(審査を実施)と発行局(発行や失効などを実施)により構成されるサーバ証明書ウェブサイトの「運営者の実在性を確認」し、ブラウザとウェブサーバ間で「通信データの暗号化」を行うための電子証明書EVサーバー証明書Extended Validationの略称。世界統一の厳格な審査基準に則って発行され、また監査機関により定められた監査に合格した電子認証事業者のみが発行できる、最も信頼性の高いSSL/TLS証明書クライアント証明書ユーザのデバイス(PCやスマートフォン等)に証明書をインストールし、そのユーザが正規の利用者であることを認証する電子証明書。大きく「ユーザ証明書」と「デバイス証明書」の2種類となるデバイス証明書スマートフォンやタブレットなど、情報端末に発行される。社内ネットワークへのアクセス権を「証明書の入った端末のみ」と制御することで、権限のない情報端末によるアクセスを防ぐユーザー証明書社員証やシステムログインカードなど、個人を認証するために用いられるCopyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved.35用語集 ②用語マルチドメイン証明書異なるドメインを含む FQDN であっても、Subject Alternative Names (SAN) の領域に登録して複数のドメインに利用することができる証明書説明ワイルドカード証明書同一ドメインの異なる複数サブドメインに対して 1 つの証明書で利用可能な証明書SSL化Webサイトとそのサイトを閲覧しているユーザとのやり取り(通信)を暗号化することFQDN組込みLinuxOSFully Qualified Domain Nameの略でDNS(Domain Name System)などのホスト名、ドメイン名(サブドメイン名)などすべてを省略せずに指定した記述形式のこと。通常、一つのFQDNについて複数のサーバーが設定されている。FQDNの例としては、www.cybertrust.co.jp(www=ホスト名、cybertrust.co.jp=ドメイン名)。特定用途向けに特化、限定した機能を果たすことを目的とした機器およびシステム。携帯電話やカメラなどの電子機器や家電製品・自動車等無償でソースコードが公開され、誰もが利用・複製・改変・再配できるオペレーティングシステム。必要な機能を選択して再構築できることから、サーバーや組込みシステムとして電化製品などの幅広い用途に利用されているオペレーティングシステムの略称。コンピューターのシステム全体を管理し、種々のアプリケーションソフトに共通する利用環境を提供する基本的なプログラムOSS(オープンソースソフトウェア)ソフトウエアの設計図にあたるソースコードが無償で公開されており、誰でも使用及び改良や再配布ができるソフトウエアCopyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved.36用語集 ③用語LinuxディストリビューションLinuxカーネルとその他ソフトウェア群を1つにまとめ、利用者が容易にインストール・利用できるようにしたもの説明統合監視ツールサーバーが正常に稼働しているかどうか、サーバーから稼働情報を取得することで、稼働状況を把握・分析するためのツールリアルタイム(RT)OS一般的な汎用OSと違い、リアルタイム性を重視した、組込みシステムで多く用いられるOSRHELRed Hat Enterprise Linuxの略。Red Hat社によって開発、販売されている業務向けのLinuxディストリビューションのこと。CentOSRHELと高い互換性を持つのコミュニティベースの無償LinuxOSOSSコミュニティオープンソースソフトウエア(OSS)の開発や改善、情報交換などを主な目的として、利用者、開発者、愛好者らによって構成され非営利目的で運営される団体。世界中に散在するメンバー間でソースコードを共有し、共同開発や関連情報の発信、勉強会の開催などを行っているVAR付加価値再販業者。販売するサービスの一部として、デバイスIDを組み込んだり、オプションとして選べるようにして販売するパートナー契約のこと。Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved.37製品名対照表機能【認証・セキュリティ】本人確認電子署名用証明書電子署名【Linux/OSS】サーバーOS/クラウド基盤統合監視【IoT】IoT向けLinuxIoTトラストサービス正式製品名本資料における略称SSL/TLSサーバー証明書SureServer端末認証サイバートラスト デバイスID認証局アウトソーシングサービスサイバートラスト マネージドPKIマネージドPKI or MPKIiTrust 本人確認サービスiTrust 電子署名用証明書iTrust リモート署名サービスSureServerデバイスIDiTrustiTrustiTrustMIRACLE LINUXMIRACLE ZBXMIRACLE LINUXMIRACLE ZBXEMLinuxSecure IoT PlatformEMLinuxSIOTPCopyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved.38製品・サービス紹介ページ一覧製品・サービス紹介ページURLサイバートラスト株式会社Webサイトhttps://www.cybertrust.co.jp/サイバートラスト デバイスIDサービスhttps://www.cybertrust.co.jp/deviceid/https://www.cybertrust.co.jp/sureserver/https://www.cybertrust.co.jp/itrust/https://www.cybertrust.co.jp/miracle-linux/https://www.cybertrust.co.jp/centos/https://www.cybertrust.co.jp/zabbix/【認証・セキュリティ】SureServerサービスiTrustサービス【Linux/OSS】MIRACLE LINUX製品CentOSサポートサービスMIRACLE ZBX製品【IoT】EMLinux製品MIRACLE VulHammer製品https://www.cybertrust.co.jp/zabbix/vul-hammer/セキュア IoT プラットフォームサービスhttps://www.cybertrust.co.jp/siotp/index.htmlhttps://www.cybertrust.co.jp/iot/emlinux.htmlCopyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved.39プレスリリース一覧(FY21 Q4)【認証・セキュリティ】サイバートラストが端末認証サービス「サイバートラスト デバイス ID Premium」によりゼロトラストソリューション連携を強化https://www.cybertrust.co.jp/pressrelease/2022/0113-device-id-premium.htmlサイバートラストの端末認証サービス「サイバートラスト デバイスID」がラキールの ID 管理基盤と連携https://www.cybertrust.co.jp/pressrelease/2022/0215-lakeel-passport.html端末認証サービス「サイバートラスト デバイス ID」、商用版 Web アプリケーションソフトウェア「NGINX Plus」と連携https://www.cybertrust.co.jp/pressrelease/2022/0324-nginx-plus.htmlサイバートラスト、「iTrust 本人確認サービス」に継続的顧客管理と本人確認業務を支援する機能を強化https://www.cybertrust.co.jp/pressrelease/2022/0330-itrust-identification.html【Linux/OSS】ブロードバンドタワーがサイバートラストの「MIRACLE LINUX」とサポートを提供開始https://www.cybertrust.co.jp/pressrelease/2022/0125-c9flex-miraclelinux.html脆弱性管理ソリューションの最新版により、企業システムのセキュリティ対策強化を支援https://www.cybertrust.co.jp/pressrelease/2022/0127-mvh.htmlクラウド環境の高可用性を実現するクラスタリングソフトウェアの最新版を提供開始https://www.cybertrust.co.jp/pressrelease/2022/0202-clusterpro.html最新のシステム監視ソフトウェア「Zabbix 6.0」のサポートを提供開始https://www.cybertrust.co.jp/pressrelease/2022/0217-zabbix-60.html最新の Zabbix 6.0 ベースのシステム監視ソフトウェア「MIRACLE ZBX 6.0」を提供開始https://www.cybertrust.co.jp/pressrelease/2022/0315-miracle-zbx-60.htmlサイバートラストとコンテック、RHEL 8.4 クローンの国産 Linux プリインストールの FA コンピュータ VPC-5000 を新発売https://www.cybertrust.co.jp/pressrelease/2022/0329-contec-miraclelinux.html【IoT】SBテクノロジー、サイバートラスト、Qualcomm Technologies、 スマートシティの推進にむけ 5G と IoT ソリューションの開発で協業https://www.cybertrust.co.jp/pressrelease/2022/0119-5g-iot-smartcity.htmlサイバートラストと Tuxera が高信頼性ファイルシステムの販売代理店契約を締結https://www.cybertrust.co.jp/pressrelease/2022/0120-tuxera-file-system.htmlCopyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved.40免責事項◼ 本発表において提供される資料ならびに情報は、いわゆる「⾒通し情報」(forward-looking statements)を 含みます◼ これらは、現在における⾒込み、予測およびリスクを伴う想定に基づくものであり、実質的にこれらの記述とは異なる結 果を招き得る不確実性を含んでおります◼ それらリスクや不確実性には、一般的な業界ならびに市場の状況、⾦利、通貨為替変動といった一般的な国内および 国際的な経済状況が含まれます◼ また、本資料に含まれる当社以外に関する情報は、公開情報等から引用したものであり、かかる情報の正確性、適切性等について当社はこれを保証するものではありません◼ 本資料に記載されている当社ならびに第三者の商品またはサービスの名称等は、各社の商標または登録商標です。「SureServer」、「iTrust」、「MIRACLE LINUX」及び「MIRACLE ZBX」はサイバートラスト株式会社の登録商標です。Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved.41信頼とともにCopyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved.Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved.42