開示日時:2022/04/20 15:00:00
損益
決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | EPS |
2020.03 | 7,201 | -18,313 | -18,314 | -15.0 |
2021.03 | 20,980 | -8,612 | -8,436 | – |
※金額の単位は[万円]
株価
前日終値 | 50日平均 | 200日平均 | 実績PER | 予想PER |
547.0 | 753.7 | 781.6539 | – | – |
※金額の単位は[円]
キャッシュフロー
決算期 | フリーCF | 営業CF |
2020.03 | -17,831 | -17,831 |
2021.03 | -9,026 | -8,926 |
※金額の単位は[万円]
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2022 年4月 20 日 会 社 名 株式会社レナサイエンス 代表者名 代表取締役社長 内藤 幸嗣 (コード:4889 東証グロース) 問合せ先 取締役管理管掌 池田 和博 (TEL.03-6262-0873) 各 位 令和4年度「医工連携イノベーション推進事業(開発・事業化事業)」 の採択のお知らせ 当社は、糖尿病患者のインスリン投与量を予測する人工知能(AI)の開発について、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(以下「AMED」)による令和4年度「医工連携イノベーション推進事業(開発・事業化事業)」課題として採択されましたのでお知らせいたします。 1.採択事業について 事業名 :令和4年度「医工連携イノベーション推進事業(開発・事業化事業)」 研究課題名:糖尿病患者のインスリン投与量を予測する人工知能(AI)の開発 研究開発代表者:株式会社レナサイエンス 代表取締役社長 内藤 幸嗣 2.背景 糖尿病患者の血糖値を厳格にコントロールし、また、糖尿病合併症を予防するためにはインスリン注射治療が必要です。しかし、インスリンの安全な用量域は狭く、過剰投与で低血糖を生じるために、患者ごとに最適な種類と投与量を選定する必要があります。一方、糖尿病専門医は医師全体の2%もおらず、地理的にも偏在しているため、現状では糖尿病患者の主治医が糖尿病専門医であるとは限らず、むしろ非専門医に受診することが多いです。 3.本事業の目的 本事業では、当社が AMED から研究助成を得て、RSAI003(糖尿病患者のインスリン投与量を予測する AIをコア技術とする糖尿病治療支援システム)の薬事承認を目指した臨床研究を実施いたします。 本AIは、糖尿病入院患者のインスリン投与量を専門医と同等の精度で予測することのできるAIであり、患者情報や血液生化学の基礎データを基に、簡易血糖測定による血糖値から必要なインスリン投与量を予測します。実用化することができれば、糖尿病慢性合併症の進行抑制、入院中の有害事象(例:死亡、感染症や呼吸不全の新規発症など)の抑制などが期待できます。非専門医は、自身にとって固有の専門業務(手術や他疾患診療など)の時間を割いて糖尿病入院患者の診療をしていますが、本AIによりその労働時間の一部を削減できると考えます。患者にとっては、血糖値が良好に推移することで糖尿病慢性合併症の進行抑制にも繋がると期待されます。 なお、本事業の期間は2023年3月期から2025年3月期までの3年間を予定しております。 記 2023年3月期に受領する補助金は52百万円程度の予定ですが、最終的な補助金の金額及びその計上時期はAMEDからの交付決定通知により確定します。 4.今後の見通し 2023 年3月期通期業績への影響については現在精査しており、2022 年5月 12 日に発表する決算短信の 2023 年3月期通期業績予想に織込む予定です。 以 上