光世証券（8617） – 2022年3月期決算短信〔日本基準〕（非連結）

2022年3月期 決算短信〔日本基準〕（非連結）上場取引所2022年4月21日東（氏名） 巽　大介（氏名） 谷村　和晃配当支払開始予定日TEL 06-6209-08202022年6月30日URL http://www.kosei.co.jp/（役職名） 取締役社長上場会社名 光世証券株式会社コード番号 8617代表者問合せ先責任者 （役職名） 管理グループ　部長代理定時株主総会開催予定日2022年6月29日有価証券報告書提出予定日 2022年6月29日決算補足説明資料作成の有無 ： 無： 無決算説明会開催の有無1. 2022年3月期の業績（2021年4月1日〜2022年3月31日）営業収益百万円％448 △59.774.11,111純営業収益百万円％429 △59.970.41,069営業利益百万円△472 ―133 ―％経常利益百万円△208 ―176 ―％1株当たり当期純利益自己資本当期純利益率潜在株式調整後1株当たり当期純利益円 銭（参考） 持分法投資損益2022年3月期 ―百万円2021年3月期 ―百万円総資産純資産自己資本比率1株当たり純資産2022年3月期 15,923百万円2021年3月期 16,673百万円(3) キャッシュ・フローの状況営業活動によるキャッシュ・フロー投資活動によるキャッシュ・フロー財務活動によるキャッシュ・フロー現金及び現金同等物期末残高円 銭△22.5117.21百万円20,41522,515百万円△1,092557――百万円15,92316,673百万円205△621％78.074.1百万円△123△69(1) 経営成績2022年3月期2021年3月期2022年3月期2021年3月期(2) 財政状態2022年3月期2021年3月期（参考） 自己資本2022年3月期2021年3月期2. 配当の状況年間配当金第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末円 銭円 銭円 銭2021年3月期2022年3月期2023年3月期(予想)―――――――――配当金総額（合計）配当性向純資産配当率期末合計円 銭13.005.00円 銭13.005.00――百万円122％75.547 ――3. 2023年 3月期の業績予想（2022年 4月 1日〜2023年 3月31日）当社の主たる事業である金融商品取引業の業績は、経済情勢や市場環境の変動による影響を大きく受ける状況にあり、この事業の特性に鑑み通常の業績を適正に予想し、開示することは極めて困難であるため、業績予想を開示しておりません。（百万円未満切捨て）（％表示は対前期増減率）当期純利益％百万円△212 ―162 ―％△1.31.0円 銭1,684.781,764.02百万円6,0137,024％0.70.3※ 注記事項(1) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 　：　有② ①以外の会計方針の変更　：　無③ 会計上の見積りの変更　：　無④ 修正再表示　：　無(2) 発行済株式数（普通株式）① 期末発行済株式数（自己株式を含む）② 期末自己株式数③ 期中平均株式数2022年3月期2022年3月期2022年3月期9,486,400 株 2021年3月期35,048 株 2021年3月期9,451,526 株 2021年3月期9,486,400 株34,627 株9,454,675 株※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項当社は、「３. 2023年3月期の業績予想」に記載の通り、通常の業績を適正に予想することが困難であるため、現時点において配当予想額は未定であります。 添付資料の目次 1 経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………… （1）当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………… （2）当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………… （3）当期のキャッシュ・フローの概況 ………………………………………………………………………… （4）今後の見通し …………………………………………………………………………………………… 2 会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……………………………………………………………… 3 財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………… （1）貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………… （2）損益計算書 ……………………………………………………………………………………………… （3）株主資本等変動計算書 ………………………………………………………………………………… 2 2 3 3 4 4 5 5 8 9 （4）キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 11 （5）重要な会計方針 ………………………………………………………………………………… 12 （6）財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 14 4 2022 年 3 月期 決算資料 ………………………………………………………………………………… 17 光世証券(株)(8617)2022年3月期決算短信(非連結)- 1 -1.経営成績等の概況 （1）当期の経営成績の概況 当期の国内株式市場は、拮抗相場から下降相場へ転じる動きとなりました。国民の経済社会活動が正常化に向かう中で、企業の業況判断や収益状況に改善が見られる一方、新型コロナウイルスのオミクロン変異株の感染拡大、ウクライナ危機を背景とする資源・エネルギー価格の高騰等から景気の先行きに不透明感が高まり、期末にかけて株価が下落しました。 この期間の日経平均株価は、期初の２万９千円台から始まり、２万７千円から３万円の間を上下した後、年が変わってから下降基調となり２万４千円台まで下落、期末は２万７千円台となりました。 当社は、このような市場環境のなかで、長期化する新型コロナウイルス感染症の対策として、リモートワークやデジタル化を推進しながら、根幹の証券業務が適切に行われる態勢を整備した上で、お客様へ金融商品・金融サービスを提供、また自己勘定での証券取引を行ないました。 コンサルティング部門では、「お客様本位の業務運営に係る方針」の下、お客様一人ひとりの資産形成ニーズに合わせた金融商品の提供、個別株オプションなどデリバティブを組み合わせた投資手法など資産運用の提案を継続して行っています。当期は、新規公開株式の募集や、大阪取引所上場の CME 原油先物をはじめ商品先物の取扱いなどにより新規口座の申込みが増加しましたが、顧客の投資スタンスは大半様子見ムードとなったことから、全体の受入手数料は前年に比べて伸び悩み１億 54 百万円（前年同期比 68.2％）となりました。 自己売買部門では、リスク管理を徹底した上で、主に上場株式・デリバティブを対象とした自己勘定取引を行っています。当期は、株式市場の低いボラティリティのなか、ディーリングの裁定機会が前年に比べて少なく、また保有有価証券の評価損を計上したことから、トレーディング損益は、１億 44 百万円（同 21.2％）となりました。 また、金融収益は、59 百万円（同 58.0％）、販売費・一般管理費は９億１百万円（同 96.3％）となりました。 その結果、当期の営業収益は４億 48 百万円（同 40.3％）、経常損益は２億８百万円の損失（前期１億 76 百万円の利益）、当期純損益は 2 億 12 百万円の損失（同１億 62 百万円の利益）となりました。 主な収益と費用の内訳は、以下の通りです。 当期の受入手数料は、１億 54 百万円（前期比 68.2％）となりました。 当社の株式委託売買高は、金額で 274 億 37 百万円（前期比 52.9％）、株数で 32 百万株（同 39.0％）となり、株券委託手数料は１億 12 百万円（同 65.2％）となりました。また、債券委託手数料は 5 百万円（同 253.6％）となその他の受入手数料は 10 百万円（同 67.8％）となりました。 当期のトレーディング損益は１億 44 百万円の利益（前期比 21.2％）となりました。このうち株券等トレーディング損益については 1 億 50 百万円の利益（同 22.1％）、債券等・その他のトレーディング損益は 5 百万円の損失（前金融収益は 59 百万円（前期比 58.0％）となりました。また、金融費用は 18 百万円（同 53.0％）となり、金融収期３百万円の利益）となりました。 ③金融収支 支は 40 百万円（同 60.7％）となりました。 ④販売費・一般管理費 販売費・一般管理費は９億１百万円（前期比 96.3％）となりました。 ①受入手数料 （イ）委託手数料 りました。 （ロ）その他の受入手数料 ②トレーディング損益 光世証券(株)(8617)2022年3月期決算短信(非連結)- 2 – 当期の特別損益の合計は 0 百万円の損失となりました。これは金融商品取引責任準備金繰入れによるもので ⑤特別損益 あります。 （2）当期の財政状態の概況 円となりました。 （3）当期のキャッシュ・フローの概況 キャッシュ・フローの状況 資産・負債および純資産の状況 当期末の資産合計は、現金・預金等が減少したこと等により、前期比 20 億 99 百万円減少し、204 億 15 百万円となりました。また負債は、預り金が減少したこと等により、前期比 13 億 50 百万円減少し、44 億 92 百万円となりました。純資産合計は、その他有価証券評価差額金等の減少により前期比 7 億 49 百万円減少し 159 億 23 百万 当期における現金及び現金同等物（以下「資金」という。）は、預り金及び受入保証金の減少等により、当期末の残高は 60 億 13 百万円と前期末に比べ１0 億 10 百万円減少いたしました。 （営業活動によるキャッシュ・フロー） 当期の営業活動により資金は、10 億 92 百万円減少（前期は５億 57 百万円増加)しました。これは、主として預り金及び受入保証金の減少が 9 億 46 百万円あったこと等によるものです。 （投資活動によるキャッシュ・フロー） 当期の投資活動により資金は、２億５百万円増加（前期は６億 21 百万円減少）しました。これは、投資事業有限責任組合からの分配による収入が３億 28 百万円あったこと等によるものです。 当期の財務活動により資金は、１億 23 百万円減少（69 百万円減少）しました。これは、配当金の支払いによる支出が（財務活動によるキャッシュ・フロー） １億 23 百万円あったこと等によるものです。 ・キャッシュ・フロー関連指標の推移 自己資本比率（％） 80.7 時 価 ベ ー ス の 自己資本比率（％） キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー 対有利子負債比率 （％） イ ン タ レ ス ト ・ カ バ レ ッ ジ ・ レ シ オ （倍） 63.7 ― ― （注）1.上記指標の算出方法 2018 年 3 月期 2019 年 3 月期 2020 年 3 月期 2021 年 3 月期 2022 年 3 月期 83.6 33.0 ― ― 78.1 23.7 ― ― 74.1 33.1 ― ― 78.0 22.4 ― ― 自己資本比率 ：自己資本／総資産 時価ベースの自己資本比率 ：株式時価総額／総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率 ：有利子負債／営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ ：営業キャッシュ・フロー／利払い 2.株式時価総額は、「期末株価終値×期末発行済株式数」により算出しております。 光世証券(株)(8617)2022年3月期決算短信(非連結)- 3 -世界的な新型コロナウイルス感染症の拡大状況のなかで、国内でもワクチンの接種が進みつつあり、感染症の終息へと期待がもたれますが、今なお景気の先行きには予断は許されません。今後も長期化する感染症の影響によって内外経済がさらに下振れするリスクに備えた対策をとることは必要であり、経済情勢が厳しい状況になった場合には、証券業は金融資本市場の変動の影響を受けやすい業態の性格上、当社の経営成績に影響が出る可能性があ2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 IFRS の適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。 （4）今後の見通し ります。 光世証券(株)(8617)2022年3月期決算短信(非連結)- 4 -３．財務諸表及び主な注記（１）貸借対照表資産の部流動資産現金・預金預託金トレーディング商品商品有価証券等デリバティブ取引約定見返勘定信用取引資産信用取引貸付金信用取引借証券担保金支払差金勘定有価証券担保貸付金借入有価証券担保金立替金顧客への立替金短期貸付金前払金前払費用未収入金未収還付法人税等未収収益短期差入保証金その他の流動資産流動資産計固定資産有形固定資産建物器具備品土地無形固定資産ソフトウエア電話加入権その他投資その他の資産投資有価証券関係会社株式長期立替金その他貸倒引当金固定資産計資産合計前事業年度(2021年３月31日)当事業年度(2022年３月31日)(単位：百万円)7,0243,7291,2041,17924-2,0351,3756591277000006-171431314,3674,0721,2882,766181413014,0593,649786551△2348,14722,5156,0133,2271,4361,3771,18659729936250-7700-032100142114307112,9644,0221,243132,7663,4263,016786550△2347,45120,415光世証券(株)(8617)2022年3月期決算短信(非連結)- 5 -負債の部流動負債トレーディング商品商品有価証券等デリバティブ取引約定見返勘定信用取引負債信用取引借入金信用取引貸証券受入金受取差金勘定預り金顧客からの預り金その他の預り金受入保証金未払金未払費用未払法人税等賞与引当金流動負債計固定負債繰延税金負債退職給付引当金役員退職慰労引当金その他の固定負債固定負債計特別法上の準備金金融商品取引責任準備金特別法上の準備金計負債合計前事業年度(2021年３月31日)当事業年度(2022年３月31日)(単位：百万円)2682491913470261586-2,6612,6391,25721163152145,1372665937047003331129417-5215156401,9531,9371,01915123339143,94694543875414445,8424,492光世証券(株)(8617)2022年3月期決算短信(非連結)- 6 -純資産の部株主資本資本金資本剰余金資本準備金その他資本剰余金資本剰余金合計利益剰余金その他利益剰余金繰越利益剰余金利益剰余金合計自己株式株主資本合計評価・換算差額等その他有価証券評価差額金評価・換算差額等合計純資産合計負債・純資産合計前事業年度(2021年３月31日)当事業年度(2022年３月31日)(単位：百万円)12,0003,0009473,947162162△4016,07060360316,67322,51512,0003,0009473,947△172△172△4015,73418918915,92320,415光世証券(株)(8617)2022年3月期決算短信(非連結)- 7 -（２）損益計算書営業収益受入手数料委託手数料引受け・売出し・特定投資家向け売付け勧誘等の手数料募集・売出し・特定投資家向け売付け勧誘等の取扱手数料その他の受入手数料トレーディング損益金融収益その他の営業収益営業収益計金融費用その他の営業費用純営業収益販売費・一般管理費取引関係費人件費不動産関係費事務費減価償却費租税公課その他販売費・一般管理費計営業利益又は営業損失（△）経常利益又は経常損失（△）営業外収益営業外費用特別利益新株予約権戻入益特別利益計特別損失金融商品取引責任準備金繰入れ特別損失計税引前当期純利益又は税引前当期純損失（△）法人税、住民税及び事業税当期純利益又は当期純損失（△）前事業年度(自 2020年４月１日至 2021年３月31日)(単位：百万円)当事業年度(自 2021年４月１日至 2022年３月31日)1,1111,069225208-11668310299357744431431671150359351336825176212111196331621541410010144598944818-429744171461169144369010–003△472263△208△209△212光世証券(株)(8617)2022年3月期決算短信(非連結)- 8 -（３）株主資本等変動計算書前事業年度(自 2020年４月１日 至 2021年３月31日)資本金資本準備金資本剰余金合計利益剰余金合計株主資本資本剰余金その他資本剰余金利益剰余金その他利益剰余金繰越利益剰余金12,0003,0001,1064,106△92△92(単位：百万円)△66△66△92△92-16292254162当期変動額合計当期末残高-12,000-3,000△158947△1583,947株主資本評価・換算差額等自己株式株主資本合計その他有価証券評価差額金評価・換算差額等合計新株予約権純資産合計△3715,9763913912116,388-△66162△29316,070△2△2△40211211603211211603△21△21-当期首残高当期変動額剰余金の配当剰余金(その他資本剰余金)の配当当期純利益欠損填補自己株式の取得株主資本以外の項目の当期変動額（純額）当期首残高当期変動額剰余金の配当剰余金(その他資本剰余金)の配当当期純利益欠損填補自己株式の取得株主資本以外の項目の当期変動額（純額）当期変動額合計当期末残高-16292254162-△66162-△219028416,673光世証券(株)(8617)2022年3月期決算短信(非連結)- 9 -当事業年度(自 2021年４月１日 至 2022年３月31日)資本金資本準備金資本剰余金合計利益剰余金合計株主資本資本剰余金その他資本剰余金利益剰余金その他利益剰余金繰越利益剰余金12,0003,0009473,947162162(単位：百万円)△122△122—947—3,947△212-△335△172当期変動額合計当期末残高-12,000-3,000株主資本評価・換算差額等自己株式株主資本合計その他有価証券評価差額金評価・換算差額等合計新株予約権純資産合計△4016,070603603-16,673△122-△212△0△0△0△40△33515,734△413△413189△413△413189—△212-△335△172△122△212–△0△413△74915,923当期首残高当期変動額剰余金の配当剰余金(その他資本剰余金)の配当当期純損失（△）欠損填補自己株式の取得株主資本以外の項目の当期変動額（純額）当期首残高当期変動額剰余金の配当剰余金(その他資本剰余金)の配当当期純損失（△）欠損填補自己株式の取得株主資本以外の項目の当期変動額（純額）当期変動額合計当期末残高光世証券(株)(8617)2022年3月期決算短信(非連結)- 10 -（４）キャッシュ・フロー計算書営業活動によるキャッシュ・フロー税引前当期純利益又は税引前当期純損失（△）減価償却費貸倒引当金の増減額（△は減少）役員退職慰労引当金の増減額（△は減少）金融商品取引責任準備金の増減額（△は減少）新株予約権戻入益投資事業組合運用損益（△は益）受取利息及び受取配当金預託金の増減額（△は増加）預り金及び受入保証金の増減額（△は減少）約定見返勘定の増減トレーディング商品（資産）の増減額（△は増加）トレーディング商品（負債）の増減額（△は減少）信用取引資産の増減額（△は増加）信用取引負債の増減額（△は減少）短期差入保証金の増減額（△は増加）その他小計利息及び配当金の受取額法人税等の還付額法人税等の支払額営業活動によるキャッシュ・フロー投資活動によるキャッシュ・フロー有形固定資産の取得による支出投資有価証券の取得による支出投資事業有限責任組合からの分配による収入その他投資活動によるキャッシュ・フロー財務活動によるキャッシュ・フロー自己株式の取得による支出配当金の支払額財務活動によるキャッシュ・フロー現金及び現金同等物の増減額（△は減少）現金及び現金同等物の期首残高現金及び現金同等物の期末残高前事業年度(自 2020年４月１日至 2021年３月31日)(単位：百万円)当事業年度(自 2021年４月１日至 2022年３月31日)19671△1161△2125△41△294621201212△202△816625△17△605164112△12557△0△7471251△621△2△66△69△1327,1577,024△2096917-0-△159△65501△946△863△23243849△180562650△6△1173280205△0△123△123△1,108△49△1,092△1,0107,0246,013光世証券(株)(8617)2022年3月期決算短信(非連結)- 11 – （5） 重要な会計方針 ります。 ①トレーディングに関する有価証券等の評価基準および評価方法 当社におけるトレーディング商品に属する有価証券およびデリバティブ取引等については、時価法を採用してお ②トレーディング関連以外の有価証券等の評価基準および評価方法 「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」（1963 年大蔵省令第 59 号）の規定にもとづき、トレーディング関連以外の有価証券等については、以下の評価基準および評価方法を適用しております。 （イ）満期保有目的の債券 償却原価法によっております。 （ロ）その他有価証券 （ⅰ）時価のあるもの （ⅱ）時価のないもの 決算期末日の市場価格等にもとづく時価をもって貸借対照表価額とし、取得原価ないし償却原価との評価差額を全部純資産直入する方法によっております。売却原価については移動平均法により算定しております。 移動平均法による原価法ないし償却原価法によっております。なお、投資事業有限責任組合への出資については、組合契約に規定される決算報告日に応じて入手可能な直近の決算書等を基礎とし、持分法相当額を純額で取り込む方法によっております。 （ハ）子会社株式および関連会社株式 移動平均法による原価法によっております。 ③固定資産の減価償却の方法 （イ）有形固定資産 定率法を採用しております。 主な耐用年数は以下のとおりであります。 ・建物 ・器具備品 ６～50 年 ３～20 年 （ロ）無形固定資産 定額法を採用しております。 おります。 ただし、1998 年４月１日以後に取得した建物（建物附属設備は除く）並びに 2016 年４月１日以後に取得した建物附属設備及び構築物については定額法によっております。 耐用年数については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっております。 ただし、ソフトウェア（自社利用分）については、社内における利用可能期間（５年）にもとづく定額法によって 光世証券(株)(8617)2022年3月期決算短信(非連結)- 12 – ④引当金および特別法上の準備金の計上基準 （イ）貸倒引当金 貸付金等の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。 従業員に対する賞与の支払いに備えるため、当社所定の計算方法により算出した支給見込額を計上してお（ロ）賞与引当金 ります。 （ハ）退職給付引当金 従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務および年金資産の見込額にもとづき、当事業年度末において発生していると認められる額を計上しております。 （ⅰ）退職給付見込額の期間帰属方法 退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法については、期間定額基準によっております。 （ⅱ）数理計算上の差異の費用処理方法 発生の翌年度に一時処理しております。 （ニ）役員退職慰労引当金 （ホ）金融商品取引責任準備金 役員の退職慰労金の支給に備えるため、内規にもとづく支給見込額を計上しております。 証券事故による損失に備えるため、「金融商品取引法」第 46 条の５の規定にもとづき、「金融商品取引業等に関する内閣府令」第 175 条に定めるところにより算出された額を計上しております。 キャッシュ･フロー計算書における資金（現金および現金同等物）は、手許現金、随時引き出し可能な預金および容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から３ヶ月以内に償還期限の ⑤キャッシュ･フロー計算書における資金の範囲 到来する短期投資からなっております。 ⑥消費税等の会計処理方法 消費税および地方消費税の会計処理は、税抜き方式によっております。 光世証券(株)(8617)2022年3月期決算短信(非連結)- 13 -（6） 財務諸表に関する注記事項 ［継続企業の前提に関する注記］ 該当事項はありません。 ［会計方針の変更］ （収益認識に関する会計基準等の適用） せん。 （時価の算定に関する会計基準等の適用） ［持分法投資損益］ 該当事項はありません。 「収益認識に関する会計基準」（企業会計基準第 29 号 2020 年３月 31 日）等を当事業年度の期首から適用しております。なお、当会計基準の適用による当事業年度の営業収益、営業損益及び税引前純損益に与える影響はありま「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第 30 号 2019 年７月４日。以下「時価算定会計基準」という。)等を当事業年度の期首から適用し、時価算定会計基準第 19 項及び「金融商品に関する会計基準」（企業会計基準第 10号 2019 年７月４日）第 44-２項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用しております。なお、これによる損益に与える影響はありません。 光世証券(株)(8617)2022年3月期決算短信(非連結)- 14 – [セグメント情報等] 前事業年度（自 2020 年４月１日 至 2021 年３月 31 日） め、セグメント情報の記載を省略しております。 【関連情報】 【セグメント情報】 当社の事業である金融商品取引業ならびにこれらの付属業務は「投資・金融サービス業」という単一セグメントであるた1.製品及びサービスごとの情報 投資・金融サービス業という単一セグメントであるため、記載を省略しております。 2.地域ごとの情報 （１）営業収益 （２）有形固定資産 本邦以外の外部顧客への営業収益がないため、該当事項はありません。 本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。 3.主要な顧客ごとの情報 損益計算書に計上されている営業収益において、10％以上を占める外部顧客がないため、記載はありません。 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】 該当事項はありません。 【報告セグメントごとののれん償却額及び未償却残高に関する情報】 該当事項はありません。 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】 該当事項はありません。 当事業年度（自 2021 年４月１日 至 2022 年３月 31 日） 【セグメント情報】 当社の事業である金融商品取引業ならびにこれらの付属業務は「投資・金融サービス業」という単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。 【関連情報】 1.製品及びサービスごとの情報 投資・金融サービス業という単一セグメントであるため、記載を省略しております。 2.地域ごとの情報 （１）営業収益 （２）有形固定資産 本邦以外の外部顧客への営業収益がないため、該当事項はありません。 本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。 3.主要な顧客ごとの情報 損益計算書に計上されている営業収益において、10％以上を占める外部顧客がないため、記載はありません。 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】 該当事項はありません。 【報告セグメントごとののれん償却額及び未償却残高に関する情報】 該当事項はありません。 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】 該当事項はありません。 光世証券(株)(8617)2022年3月期決算短信(非連結)- 15 -前事業年度 自 2020 年 4 月 1 日 至 2021 年 3 月 31 日 当事業年度 自 2021 年 4 月 1 日 至 2022 年 3 月 31 日 （円） （円） （円） 1,764.02 17.21 ― （注） 1 潜在株式調整後１株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。 2 １株当たり当期純利益金額又は当期純損失金額及び潜在株式調整後１株当たり当期純利益金額の算定の前事業年度 自 2020 年 4 月 1 日 至 2021 年 3 月 31 日 当事業年度 自 2021 年 4 月 1 日 至 2022 年 3 月 31 日 ［１株当たり情報］ 項目 1 株当たり純資産額 1 株当たり当期純利益金額 又は当期純損失金額（△） 潜在株式調整後１株当たり 当期純利益金額 基礎は以下のとおりであります。 項目 1 株当たり当期純利益金額 又は当期純損失金額（△） 当期純利益 又は当期純損失（△） （百万円） 普通株主に帰属しない金額 （百万円） 普通株式に係る当期純利益 又は当期純損失（△） （百万円） 潜在株式調整後１株当たり 当期純利益金額 当期純利益調整額 （百万円） 普通株式増加数 （千株） 希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後１株当たり当期純利益金額の算定に含めなかった潜在株式の概要 ［重要な後発事象］ 該当事項はありません。 普通株式の期中平均株式数 （千株） 9,454 1,684.78 △22.51 ― △212 ― △212 9,451 ― ― ― 162 ― 162 ― ― ― 光世証券(株)(8617)2022年3月期決算短信(非連結)- 16 – の 4.2022 年 3 月期 決算資料 1.手数料収入 （1）科目別内訳 委 託 手 数 料 （（株債券券） （ ） （ の 他 ） （ そ（引受け・売出し・特定投資家向け 売 付 け勧 誘 等 の手 数 料 募集・売出し・特定投資家向け 売付け勧誘等の取扱手数料 そ の 他 の 受 入 手 数 料 合 （2）商品別内訳 株債そ 株（合 合 2.トレーディング損益 券等 債 券 等 ・ そ の 他 （ 債 券 等 ） （ そ の 他 ） （ 計 計 券 券 他 計 前事業年度 自 2020 年 4 月 1 日 至 2021 年 3 月 31 日 当事業年度 自 2021 年 4 月 1 日 至 2022 年 3 月 31 日 ） （ ） （ ） （ ） ） ） 141 112 5 24 0 0 10 154 前事業年度 自 2020 年 4 月 1 日 至 2021 年 3 月 31 日 当事業年度 自 2021 年 4 月 1 日 至 2022 年 3 月 31 日 116 5 32 154 150 △5 0 △5 144 前事業年度 自 2020 年 4 月 1 日 至 2021 年 3 月 31 日 当事業年度 自 2021 年 4 月 1 日 至 2022 年 3 月 31 日 ） （ ） （ ） （ ） （ 208 171 2 34 ― 1 16 225 175 2 48 225 680 3 3 △0 683 （単位：百万円） 前 期比 ％ 68.0 65.2 253.6 70.7 ― 53.9 67.8 68.2 （単位：百万円） 前 期比 ％ 66.4 253.4 67.2 68.2 （単位：百万円） 前 期比 ％ ） ） 22.1 ― 6.5 ― 21.2 光世証券(株)(8617)2022年3月期決算短信(非連結)- 17 – 合（（ 引受高 募集売出し の取扱高※ 3.株式売買高 前事業年度 自 2020 年 4 月 1 日 至 2021 年 3 月 31 日 数 金株当事業年度 自 2021 年 4 月 1 日 至 2022 年 3 月 31 日 数 金額 株額 株数 金額 （単位：百万株、百万円） 前 期比 42.8％ 39.0％ 59.5％ 59.5％ 52.9％ 83.3％ 委自託己計 ） ） 委 託 比 率 東 証 シ ェ ア 101 66,217 （ 82 ） （ 18 ） 81.4 ％ 0.04 ％ （ 51,841 ） （ 14,375 ） 78.3 ％ 0.02 ％ 43 （32 ） （11 ） 74.1 ％ 0.04 ％ 39,417 （27,437 ） （11,979 ） 69.6 ％ 0.02 ％ 1 円 56 銭 3 円 07 銭 １株当たり委託手数料 4.引受・募集・売出しの取扱高 前事業年度 自 2020 年 4 月 1 日 至 2021 年 3 月 31 日 当事業年度 自 2021 年 4 月 1 日 至 2022 年 3 月 31 日 （単位：百万株、百万円） 前 期比 ― ％ 0 4 300 ― ― 0 35 51 ― 119 ― 100.0 ― ― 14,440.0 4,137.9 ― 83.8 ― 15,686 4 ― 189 193 5,668 10,212 644 25 209 879 3 ― 603 606 6,058 10,495 665 35 231 932 1,126.0 1,161.7 株債券 （ 株 数 ） 〃 （ 金 額 ） 券 （ 額 面 金 額 ） 受 益 証 券 （ 金 額 ） コマーシャルペーパー及 び 外 国 証 券 （ 額 面 金 額 ） 券 （ 株 数 ） 株〃 （ 金 額 ） 債券 （ 額 面 金 額 ） 受 益 証 券 （ 金 額 ） コマーシャルペーパー及 び 外 国 証 券 （ 額 面 金 額 ） ※売出高および私募の取扱高を含んでおります。 5.自己資本規制比率 ― ― 300 ― ― 0 2 ― 61 ― 金融商品取引責任準備金 補 完 的 項 目 一 般 貸 倒 引 当 金 評 価 差 額 金 等 控除資産 固 定 化 さ れ て い な い 自 己 資 本 の 額 ( A )＋ ( B )－ ( C ) 市 場 リ ス ク 相 当 額 リ ス ク 相 当 額 取 引 先 リ ス ク 相 当 額 基 礎 的 リ ス ク 相 当 額 ( B ) ( C ) ( D ) ( E ) ％ 計 計 自 己 資 本 規 制 比 率 ( D ) / ( E ) × 1 0 0 基 本 的 項 目 ( A ) 15,947 前 事 業 年度 （2021 年 3 月 31 日） 当 事 業 年度 （2022 年 3 月 31 日） （単位：百万円） 光世証券(株)(8617)2022年3月期決算短信(非連結)- 18 -（単位：百万円） 第 1 四 半 期 第 2 四 半 期 第 3 四 半 期 第 4 四 半 期 当期 2 0 2 1. 4 . 1 2 0 2 1. 7 . 1 2 0 2 1. 1 0 . 1 2 0 2 2. 1 . 1 2 0 2 1. 4 . 1 2 0 2 1. 6 . 3 0 2 0 2 1 . 9 . 3 0 2 0 2 1. 1 2 . 3 1 2 0 2 2 . 3 . 3 1 2 0 2 2 . 3 . 3 1 （参考） 営業収益 受 入 手 数 料 ト レ ー デ ィ ン グ 損 益 金融収益 そ の 他 の 営 業 収 益 金融費用 純 営 業 収 益 販 売 費 ・ 一 般 管 理 費 取 引 関 係 費 人件費 不 動 産 関 係 費 事務費 減 価 償 却 費 租税公 その課 他 失 営 業 外 収 益 営 業 外 費 用 特別損失 法人税、住民税及び事業税 98 45 8 23 21 4 94 223 19 101 35 4 16 36 8 42 5 0 0 △14 63 35 19 21 4 59 223 19 103 36 3 17 34 8 30 △1 0 △9 203 39 132 8 23 5 198 228 17 104 39 1 17 38 10 177 △4 151 △0 151 11 140 81 34 17 7 22 4 77 225 18 108 35 1 17 35 8 12 0 0 0 448 154 144 59 89 18 429 901 74 417 146 11 69 144 36 263 0 0 3 営業損△128 △30 △164 △148 △472 経 常 利 益 （ △ 損 失 ） △92 △132 △135 △208 税引前当期純利益（△損失） △92 △132 △135 △209 当 期 純 利 益 （ △ 損 失 ） △93 △123 △136 △212 光世証券(株)(8617)2022年3月期決算短信(非連結)- 19 –