上新電機（8173） – 2022年３月期 決算短信〔日本基準〕（連結）

○添付資料の目次１．経営成績等の概況 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2 (１) 当期の経営成績の概況 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2(２) 当期の財政状態の概況 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3(３) 今後の見通し ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 5２．会計基準の選択に関する基本的な考え方 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 5 ３．連結財務諸表及び主な注記 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 6 (１) 連結貸借対照表 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 6(２) 連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 8(３) 連結株主資本等変動計算書 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 10(４) 連結キャッシュ・フロー計算書 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 12(５) 連結財務諸表に関する注記事項 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 14（継続企業の前提に関する注記） ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 14（会計方針の変更） ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 14（表示方法の変更） ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 15（セグメント情報等） ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 15（１株当たり情報） ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 15（重要な後発事象） ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 15 ４．その他 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 16 品種別連結売上高 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 16 上新電機㈱ （8173） 2022年３月期 決算短信－ 1 － １．経営成績等の概況 （１）当期の経営成績の概況 （単位：百万円） 親会社株主に帰属する当期純利益 売上高 経常利益率 売 上 高 営業利益 経常利益 2022年3月期 409,508 8,884 9,701 6,391 2.4% 2021年3月期 449,121 16,550 16,555 8,873 3.7 % 増 減 率 △8.8% △46.3 % △41.4 % △28.0 % － 当連結会計年度におけるわが国経済は、ワクチン接種の効果等により、新型コロナウイルス感染症の影響が一時的に緩和傾向となる局面も見られましたが、強い感染力を持つ変異株の出現から感染者数は再拡大し、景気は後退局面のまま極めて不透明な状態が続きました。また、ロシアによるウクライナへの侵攻による世界情勢の緊迫から、サプライチェーンは寸断され、以前にも増して景気の先行きにとって厳しい状況が継続しています。 当家電販売業界におきましては、前年度のコロナ禍における特需の反動や、緊急事態宣言の発令にともなう休業や時短営業、夏場の天候不順等の影響から前年度との比較において、どの商品群もおしなべて落ち込みを余儀なくされました。一方で、販売チャネルにおきましては、前年割れの売上が続く店頭販売に比して、「非接触」のショッピングスタイルであるインターネット販売（ＥＣ）は引き続き好調に推移し、厳しい商況の中で当グループの業績を牽引しております。 このような状況下、前年度公表した３カ年の中期経営計画『JT－2023経営計画』に当グループ一丸となって取り組んでまいりました。この計画は当グループの経営資源及び販売形態を有機的に統合・再編して、本業に一層磨きをかけるべく①各種販売チャネルの融合と、②人財ポテンシャルを引き出し、最大活用することを基本方針とし、営業キャッシュ・フローの創出と将来の成長に向けた投資の実行により、更なる発展に向けた強固な事業基盤の構築を目指した計画で、今年度はその２年目にあたり、目標達成と諸施策の実現に向け、具体的な戦略の元、着実に計画を遂行してまいりました。 店舗展開につきましては、店舗力の強化と投資効率の改善を目指して、高石店（大阪府）を含む８店舗の出店を行うとともに５店舗を撤収した結果、当期末の店舗数は218店舗となりました。 以上の結果、当期の連結業績は、売上高4,095億８百万円（前期比8.8%減）、営業利益88億84百万円（前期比46.3%減）、経常利益97億１百万円（前期比41.4%減）、親会社株主に帰属する当期純利益63億91百万円（前期比28.0%減）となりました。なお、「収益認識に関する会計基準」（企業会計基準第29号 2020年３月31日）等を当連結会計年度の期首から適用しており、当連結会計年度の売上高は63億53百万円減少しております。詳細については、「３．連結財務諸表及び主な注記 （５）連結財務諸表に関する注記事項（会計方針の変更）」をご参照ください。 上新電機㈱ （8173） 2022年３月期 決算短信－ 2 － なお、販売チャネル別の連結売上高及び売上構成比の推移は下記のとおりであります。 （単位：百万円） 2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期 売 上 高 構成比 売 上 高 構成比 売 上 高 構成比 店 頭 販 売 340,890 82.0% 358,607 79.8% 324,665 79.3% ｲﾝﾀｰﾈｯﾄ販売 57,134 13.8% 71,706 16.0% 75,890 18.5% そ の 他 17,618 4.2% 18,807 4.2% 8,951 2.2% 計 415,643 100.0% 449,121 100.0% 409,508 100.0% （２）当期の財政状態の概況 資産 負債 純資産 借入金期末残高 ① 資産、負債、純資産及びキャッシュ・フローの状況に関する分析 ＜資産、負債、純資産及びキャッシュ・フローの状況＞ （単位：百万円） 2021年3月期 2022年3月期 増 減 額 210,321 217,417 111,018 118,776 99,303 35,119 25,836 98,641 40,017 7,095 7,757 △661 4,898 営業活動によるｷｬｯｼｭ･ﾌﾛｰ 1,442 △24,394 投資活動によるｷｬｯｼｭ･ﾌﾛｰ △6,118 △9,573 △3,455 財務活動によるｷｬｯｼｭ･ﾌﾛｰ △14,433 現金及び現金同等物 8,618 １）当期末の資産、負債、純資産の状況 1,873 2,360 16,306 △6,257 当期末は前期末に比べ、資産は流動資産が７億７百万円増加し、固定資産が63億87百万円増加したため、合計で70億95百万円増加しました。負債は流動負債が15億24百万円減少し、固定負債が92億82百万円増加したため、合計で77億57百万円増加しました。また、純資産は、「収益認識に関する会計基準」等の適用に伴う期首の利益剰余金の減少等により株主資本が４億46百万円減少し、その他の包括利益累計額が２億15百万円減少したため、合計で６億61百万円減少しました。 ２）当期のキャッシュ・フローの状況 営業活動によるキャッシュ・フローは14億42百万円の収入となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益95億52百万円、減価償却費55億23百万円、減損損失10億23百万円、法人税等の支払額70億34百万円、仕入債権の減少26億80百万円、未払消費税等の減少24億38百万円、未払費用の減少21億47百万円によるものであります。 投資活動によるキャッシュ・フローは95億73百万円の支出となりました。これは主に、新規出店等による固定資産の取得及び差入保証金の差入による支出102億44百万円によるものであります。 財務活動によるキャッシュ・フローは18億73百万円の収入となりました。これは主に、 上新電機㈱ （8173） 2022年３月期 決算短信－ 3 － 借入金等の有利子負債の増加48億98百万円、配当金の支払額20億11百万円、ファイナンス・リース債務の返済による支出10億23百万円によるものであります。 以上の結果、当期末における現金及び現金同等物は前期末に比べ62億57百万円減少し23億60百万円となりました。 ② キャッシュ・フロー関連指標の推移 当グループのキャッシュ・フロー指標のトレンドは次のとおりであります。 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期 自己資本比率（％） 42.9 時価ベースの自己資本比率（％） 54.6 ｷｬｯｼｭ･ﾌﾛｰ対有利子負債比率（年） 2.9 41.5 32.8 11.6 20.2 45.2 28.2 3.6 47.2 40.2 1.4 45.4 23.7 27.7 8.2 インタレスト・カバレッジ・レシオ（倍） 59.3 58.0 121.5 （注）自己資本比率 ：自己資本／総資産 時価ベースの自己資本比率 ｷｬｯｼｭ･ﾌﾛｰ対有利子負債比率 ：有利子負債／営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ ：営業キャッシュ・フロー／利払い ：株式時価総額／総資産 ※各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。 ※株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数（自己株式控除後）により算出しております。 ※有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。 ※営業キャッシュ・フロー及び利払いは、連結キャッシュ・フロー計算書の「営業活動によるキャッシュ・フロー」及び「利息の支払額」を使用しております。 上新電機㈱ （8173） 2022年３月期 決算短信－ 4 －（３）今後の見通し売 上 高 営業利益 経常利益 （単位：百万円）親会社株主に帰属する当期純利益 売上高 経常利益率 2023年3月期（予想） 420,000 10,000 10,000 7,000 2.4% 2022年3月期（実績） 409,508 8,884 9,701 6,391 2.4% 増 減 率 2.6% 12.6% 3.1% 9.5% － 今後のわが国経済の見通しにつきましては、新型コロナウイルス感染症の新たな変異株の拡大、サプライチェーン混乱の長期化、インフレ率の上昇等、景気の先行きについては依然として極めて不透明な状態が続くものと思われます。 当家電販売業界におきましても、新型コロナウイルス感染症の収束が見通せないことに加え、地域紛争激化等による地政学的リスクの拡大、原材料高騰等に起因する各種経済指標の悪化、消費マインドや可処分所得の低下による需要の低迷等により、同業者間の競争はますます激しくなることが予想されます。 このような厳しい状況下ではありますが、当グループは、中期経営計画『JT－2023経営計画』の最終年度にあたり、当グループの経営資源及び販売形態を有機的に統合・再編し、本業に一層磨きをかけるべく本計画の諸施策の実現に向け引き続き取り組んでまいります。 次期の見通しといたしましては、中期経営計画における計画値の再見直しを行い、売上高4,200億円（前期比2.6%増）、営業利益100億円（前期比12.6%増）、経常利益100億円（前期比3.1%増）、親会社株主に帰属する当期純利益70億円（前期比9.5%増）を予想しております。 なお、計画値の再見直しの詳細につきましては、本日公表の「中期経営計画における計画値の再見直しに関するお知らせ」をご覧ください。 ２．会計基準の選択に関する基本的な考え方当グループの事業は現在日本国内に限定されており、海外での活動がないことから、当面は日本基準を採用することとしておりますが、ＩＦＲＳ（国際財務報告基準）の採用につきましては、今後の事業展開、外国人株主比率の推移及び国内他社のＩＦＲＳ採用動向等を踏まえ、検討をすすめていく方針であります。 上新電機㈱ （8173） 2022年３月期 決算短信－ 5 －３．連結財務諸表及び主な注記（１）連結貸借対照表資産の部流動資産現金及び預金受取手形及び売掛金売掛金棚卸資産その他貸倒引当金流動資産合計固定資産有形固定資産建物及び構築物（純額）工具、器具及び備品（純額）土地リース資産（純額）建設仮勘定その他（純額）有形固定資産合計無形固定資産投資その他の資産投資有価証券繰延税金資産退職給付に係る資産差入保証金その他貸倒引当金投資その他の資産合計固定資産合計資産合計前連結会計年度(2021年３月31日)当連結会計年度(2022年３月31日)(単位：百万円)8,76818,861－71,0258,179△26106,80736,5844,00428,9911,6851783572,1192,5026,7124,4594,69912,688744△41128,892103,514210,3212,360－18,86271,68914,627△25107,51536,4194,53728,9591,1831,1861,01373,3002,4056,8143,6764,72413,5205,675△21534,195109,902217,417　上新電機㈱ （8173） 2022年３月期 決算短信－ 6 －負債の部流動負債支払手形及び買掛金1年内返済予定の長期借入金未払法人税等契約負債賞与引当金ポイント引当金店舗閉鎖損失引当金コマーシャル・ペーパーその他流動負債合計固定負債長期借入金リース債務契約負債再評価に係る繰延税金負債商品保証引当金株式報酬引当金退職給付に係る負債資産除去債務その他固定負債合計負債合計純資産の部株主資本資本金資本剰余金利益剰余金自己株式株主資本合計その他の包括利益累計額その他有価証券評価差額金土地再評価差額金退職給付に係る調整累計額その他の包括利益累計額合計純資産合計負債純資産合計前連結会計年度(2021年３月31日)当連結会計年度(2022年３月31日)(単位：百万円)30,95015,8364,704－2,6373,926517－20,99879,57119,2831,7633,108－483180764,8681,68231,447111,01815,12118,80265,376△2,19197,1093,070△1,3965192,19499,303210,32128,26911,4445719,1942,753412510,00015,74678,04618,5721,15814,860483－145884,4141,00640,729118,77615,12118,80264,884△2,14596,6623,136△1,3962381,97898,641217,417　上新電機㈱ （8173） 2022年３月期 決算短信－ 7 －（２）連結損益計算書及び連結包括利益計算書連結損益計算書前連結会計年度(自 2020年４月１日　至 2021年３月31日)(単位：百万円)当連結会計年度(自 2021年４月１日　至 2022年３月31日)16,5559,701449,121336,971112,15095,60016,550379611652－13443720845561214322881415233－695841465023,1936164,45812,6815,437△1,6293,8088,8738,873409,508311,08198,42789,5438,8841,23534999856861851744382117418836－143－236671,2842521011,023571,4339,5523792,7803,1606,3916,391販売費及び一般管理費売上高売上原価売上総利益営業利益営業外収益受取利息受取配当金受取手数料受取保険金及び配当金休業等協力金その他営業外収益合計営業外費用支払利息家賃地代証券代行事務手数料その他営業外費用合計経常利益特別利益固定資産売却益投資有価証券売却益賃貸借契約解約益事業譲渡益店舗閉鎖損失引当金戻入額その他特別利益合計特別損失固定資産売却損固定資産除却損減損損失その他特別損失合計税金等調整前当期純利益法人税、住民税及び事業税法人税等調整額法人税等合計当期純利益親会社株主に帰属する当期純利益　上新電機㈱ （8173） 2022年３月期 決算短信－ 8 －連結包括利益計算書当期純利益その他の包括利益その他有価証券評価差額金退職給付に係る調整額その他の包括利益合計包括利益（内訳）親会社株主に係る包括利益非支配株主に係る包括利益前連結会計年度(自 2020年４月１日　至 2021年３月31日)(単位：百万円)当連結会計年度(自 2021年４月１日　至 2022年３月31日)8,8731,6151,0082,62411,49811,498－6,39165△280△2156,1756,175－　上新電機㈱ （8173） 2022年３月期 決算短信－ 9 －（３）連結株主資本等変動計算書　前連結会計年度(自 2020年４月１日 至 2021年３月31日)資本金資本剰余金利益剰余金自己株式株主資本合計15,12119,94058,668△3,32890,402(単位：百万円)株主資本△1,3418,873△824△01,138当期変動額合計当期末残高－15,1216,70765,3761,137△2,191△1,138△1,13818,802その他の包括利益累計額その他有価証券評価差額金土地再評価差額金退職給付に係る調整累計額その他の包括利益累計額合計純資産合計1,455△2,220△489△1,25489,147当期首残高当期変動額剰余金の配当親会社株主に帰属する当期純利益土地再評価差額金の取崩自己株式の取得自己株式の消却株主資本以外の項目の当期変動額（純額）当期首残高当期変動額剰余金の配当親会社株主に帰属する当期純利益土地再評価差額金の取崩自己株式の取得自己株式の消却株主資本以外の項目の当期変動額（純額）当期変動額合計当期末残高1,6151,6153,070824824△1,3961,0081,0085193,4483,4482,194△1,3418,873△824△0－6,70797,109△1,3418,873△824△0－3,44810,15699,303　上新電機㈱ （8173） 2022年３月期 決算短信－ 10 －　当連結会計年度(自 2021年４月１日 至 2022年３月31日)(単位：百万円)当期首残高15,12118,802資本金資本剰余金利益剰余金自己株式株主資本合計15,12118,802株主資本65,376△4,87160,504△2,0116,391△2,191△2,191△0452,1942,194△215△2151,97897,109△4,87192,237△2,0116,391△0454,42496,66299,303△4,87194,432△2,0116,391△045△2154,20998,641－15,121－18,8024,37964,88445△2,145その他有価証券評価差額金土地再評価差額金退職給付に係る調整累計額その他の包括利益累計額合計純資産合計その他の包括利益累計額3,070△1,3963,070△1,39665653,136－△1,396519519△280△280238会計方針の変更による累積的影響額会計方針の変更を反映した当期首残高当期変動額剰余金の配当親会社株主に帰属する当期純利益自己株式の取得自己株式の処分株主資本以外の項目の当期変動額（純額）当期変動額合計当期末残高当期首残高会計方針の変更による累積的影響額会計方針の変更を反映した当期首残高当期変動額剰余金の配当親会社株主に帰属する当期純利益自己株式の取得自己株式の処分株主資本以外の項目の当期変動額（純額）当期変動額合計当期末残高　上新電機㈱ （8173） 2022年３月期 決算短信－ 11 －（４）連結キャッシュ・フロー計算書営業活動によるキャッシュ・フロー税金等調整前当期純利益減価償却費減損損失貸倒引当金の増減額（△は減少）賞与引当金の増減額（△は減少）ポイント引当金の増減額（△は減少）店舗閉鎖損失引当金の増減額（△は減少）退職給付に係る負債の増減額（△は減少）商品保証引当金の増減額（△は減少）受取利息及び受取配当金支払利息投資有価証券売却損益（△は益）固定資産売却損益（△は益）固定資産除却損事業譲渡損益（△は益）売上債権の増減額（△は増加）棚卸資産の増減額（△は増加）仕入債務の増減額（△は減少）前受金の増減額（△は減少）未払金の増減額（△は減少）未払費用の増減額（△は減少）未払消費税等の増減額（△は減少）その他小計利息及び配当金の受取額利息の支払額法人税等の支払額営業活動によるキャッシュ・フロー前連結会計年度(自 2020年４月１日　至 2021年３月31日)(単位：百万円)当連結会計年度(自 2021年４月１日　至 2022年３月31日)12,6815,3303,193△20137△290371△2593,108△133208△52△141502△1412361,7009611,1682,085143△4,2711,14927,66796△212△1,71525,8369,5525,5231,023△15116△25△236△418－△133△584174－101－△1△664△2,680△39212△2,147△2,4381,2348,55399△175△7,0341,442　上新電機㈱ （8173） 2022年３月期 決算短信－ 12 －投資活動によるキャッシュ・フロー有形固定資産の取得による支出有形固定資産の売却による収入投資有価証券の売却による収入事業譲渡による収入差入保証金の差入による支出差入保証金の回収による収入その他投資活動によるキャッシュ・フロー財務活動によるキャッシュ・フローコマーシャル・ペーパーの発行による収入コマーシャル・ペーパーの償還による支出長期借入れによる収入長期借入金の返済による支出ファイナンス・リース債務の返済による支出自己株式の処分による収入自己株式の取得による支出配当金の支払額財務活動によるキャッシュ・フロー現金及び現金同等物の増減額（△は減少）現金及び現金同等物の期首残高現金及び現金同等物の期末残高前連結会計年度(自 2020年４月１日　至 2021年３月31日)(単位：百万円)当連結会計年度(自 2021年４月１日　至 2022年３月31日)△6,367785124594△1,2151,511△1,550△6,11812,000△17,00011,400△18,425△1,067－△0△1,340△14,4335,2853,3338,618△8,7861,477－－△1,458396△1,203△9,57366,000△56,00011,900△17,002△1,02310△0△2,0111,873△6,2578,6182,360上新電機㈱ （8173） 2022年３月期 決算短信－ 13 － （５）連結財務諸表に関する注記事項 （継続企業の前提に関する注記） 該当事項はありません。 （会計方針の変更） （収益認識に関する会計基準等の適用） 「収益認識に関する会計基準」（企業会計基準第29号 2020年３月31日。以下「収益認識会計基準」という。）等を当連結会計年度の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。これにより、販売時にポイントを付与するサービスの提供について、従来は販売時に収益を認識し、将来にポイントとの交換に要すると見込まれる値引を引当金として計上する方法によっておりましたが、付与したポイントが重要な権利を顧客に提供する場合、当該ポイントを履行義務として識別し、将来の失効見込み等を考慮して算定された独立販売価格を基礎として取引価格の配分を行う方法に変更しております。 また、財又はサービスに対する保証について、従来は、商品保証引当金を計上し費用を認識しておりましたが、財又はサービスに対する保証が合意された仕様に従って意図したとおりに機能することの保証ではなく、顧客にサービスを提供する保証である場合、当該保証を履行義務として識別する方法に変更しております。 収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従っており、当連結会計年度の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、当連結会計年度の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。ただし、収益認識会計基準第89-２項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度について新たな表示方法により組替えを行っておりません。 この結果、当連結会計年度の売上高は63億53百万円減少し、売上原価は10億75百万円増加し、販売費及び一般管理費は73億84百万円減少し、営業利益、経常利益及び税金等調整前当期純利益はそれぞれ45百万円減少しております。 当連結会計年度の期首の純資産に累積的影響額が反映されたことにより、連結株主資本等変動計算書の利益剰余金の期首残高は48億71百万円減少しております。 （時価の算定に関する会計基準等の適用） 「時価の算定に関する会計基準」（企業会計基準第30号 2019年７月４日。以下「時価算定会計基準」という。）等を当連結会計年度の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基準」（企業会計基準第10号 2019年７月４日）第44-２項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することとしました。これにより、その他有価証券のうち時価のある株式については、従来、期末決算日前１ヶ月の市場価格等の平均に基づく時価法を採用しておりましたが、当連結会計年度より、期末決算日の市場価格等に基づく時価法に変更しております。なお、これによる連結財務諸表への影響は軽微であります。 上新電機㈱ （8173） 2022年３月期 決算短信－ 14 － （表示方法の変更） 連結損益計算書 （セグメント情報等） 【セグメント情報】 前連結会計年度において、「特別利益」の「その他」に含めていた「賃貸借契約解約益」は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記することとしております。 この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、「特別利益」の「その他」に表示していた102百万円は、「賃貸借契約解約益」33百万円、「その他」69百万円として組み替えております。 前連結会計年度(自 2020 年４月１日 至 2021 年３月31日)及び 当連結会計年度(自 2021 年４月１日 至 2022 年３月31日) 当グループは、家電製品等の小売業並びにこれらの付帯業務の単一事業であり、開示対象となるセグメントはありませんので、セグメント情報の記載を省略しております。 （１株当たり情報） １株当たり純資産額 １株当たり当期純利益 前連結会計年度 （自 2020 年４月１日 至 2021 年３月31日） 当連結会計年度 （自 2021 年４月１日 至 2022 年３月31日） 3,711.32円 331.62円 3,684.75円 238.78円 (注)１．潜在株式調整後１株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。 ２．１株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。 前連結会計年度 (自 2020 年４月１日 当連結会計年度 (自 2021 年４月１日 至 2021 年３月31日） 至 2022 年３月31日） 親会社株主に帰属する当期純利益（百万円） 普通株主に帰属しない金額（百万円） 普通株式に係る親会社株主に帰属する 当期純利益（百万円） 普通株式の期中平均株式数（千株） 8,873 ─ 8,873 26,757 6,391 ─ 6,391 26,766 ３．株主資本において自己株式として計上されている役員向け株式交付信託口に残存する当社株式は、１株当たり当期純利益の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めており、また、１株当たり純資産額の算定上、期末発行済株式総数から控除する自己株式数に含めております。 １株当たり当期純利益の算定上、控除した当該自己株式の期中平均株式数は前連結会計年度65千株、当連結会計年度55千株であり、１株当たり純資産額の算定上、控除した当該自己株式の期末株式数は、前連結会計年度65千株、当連結会計年度51千株であります。 （重要な後発事象） 該当事項はありません。 上新電機㈱ （8173） 2022年３月期 決算短信－ 15 －４．その他 品種別連結売上高 品 種 名 ビデオ及び関連商品 オーディオ及び関連商品テレビ冷蔵庫 家 洗濯機・クリーナー 電子レンジ・調理器具 理美容・健康器具 電 照明器具 エアコン暖房機 その他 パソコン パソコン周辺機器 パソコンソフト パソコン関連商品 電子文具 電話機・ファクシミリ 携帯電話 その他 情 報 通 信 前連結会計年度 (自 2020年４月１日 至 2021年３月31日) 当連結会計年度 (自 2021年４月１日 至 2022年３月31日) 増 減 金 額 (百万円) 構成比 (％) 金 額 (百万円) 構成比 (％) 金 額 (百万円) 増減率 (％) 44,663 10.0 39,229 △5,433△12.24,178 △712△14.621,098 5.1 △7,946△27.433,788 10,910 8,222 29,788 43,270 21,076 15,359 3,433 4,890 29,045 30,489 14,525 1,534 20,516 994 1,586 23,081 2,033 7.5 2.4 1.8 6.6 9.6 4.7 3.4 0.8 1.1 6.5 6.8 3.2 0.3 4.6 0.2 0.4 5.1 0.5 30,929 8,948 7,926 27,314 39,604 19,400 14,684 3,108 24,830 14,255 1,187 20,181 732 1,121 27,857 1,947 7.5 2.2 1.9 6.7 9.7 4.7 3.6 0.8 9.6 1.0 6.0 3.5 0.3 4.9 0.2 0.3 6.8 0.5 △2,858△8.5△1,962△18.0△296△3.6△2,474△8.3△3,666△8.5△1,676△8.0△675△4.4△325△9.5△5,659△18.6△270△1.9△347△22.6△335△1.6△262△26.4△465△29.34,776 20.7△85△4.2小計 244,451 54.4 216,423 52.8 △28,027△11.5小計 94,761 21.1 92,112 22.5 △2,649△2.8音楽・映像ソフト 5,013 1.1 4,839 1.2 △174△3.5ゲーム・模型・玩具・楽器 64,178 14.3 58,286 14.2 △5,892△9.2そ の 他 時計 その他 修理・工事収入 小合計 計 1,851 17,383 21,480 0.4 3.9 4.8 1,623 16,412 19,811 0.4 4.0 4.9 △227△12.3△971△5.6△1,668△7.8109,907 24.5 100,972 24.7 △8,935△8.1449,121 100.0 409,508 100.0 △39,612△8.8(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 上新電機㈱ （8173） 2022年３月期 決算短信－ 16 －