モーニングスター(4765) – 2022年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

URLをコピーする
URLをコピーしました!

開示日時:2022/04/26 12:00:00

損益

決算期 売上高 営業益 経常益 EPS
2018.03 596,701 163,897 163,912 13.39
2019.03 600,436 164,710 164,899 14.74
2020.03 681,463 154,182 154,477 14.85
2021.03 748,566 176,541 176,399 15.34

※金額の単位は[万円]

株価

前日終値 50日平均 200日平均 実績PER 予想PER
627.0 602.38 508.695 41.5

※金額の単位は[円]

キャッシュフロー

決算期 フリーCF 営業CF
2018.03 59,922 95,346
2019.03 62,335 113,777
2020.03 35,599 97,855
2021.03 149,420 210,496

※金額の単位は[万円]

▼テキスト箇所の抽出

2022年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)上場取引所2022年4月26日東(氏名) 朝倉 智也(氏名) 小川 和久配当支払開始予定日TEL 03-6229-08102022年6月1日URL https://www.morningstar.co.jp/上場会社名 モーニングスターコード番号 4765代表者(役職名) 代表取締役社長問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理部長定時株主総会開催予定日2022年6月23日有価証券報告書提出予定日 2022年6月24日決算補足説明資料作成の有無 : 無決算説明会開催の有無1. 2022年3月期の連結業績(2021年4月1日〜2022年3月31日): 無 当社ウェブサイトにて決算説明の動画開示予定(1) 連結経営成績2022年3月期2021年3月期売上高百万円8,1237,485営業利益経常利益%8.59.8百万円2,1291,765%20.614.5百万円2,4032,155%11.516.0百万円1,4541,318(注)包括利益 2022年3月期  2,000百万円 (28.0%) 2021年3月期  1,563百万円 (100.6%)(百万円未満切捨て)(%表示は対前期増減率)親会社株主に帰属する当期純利益1株当たり当期純利益潜在株式調整後1株当たり当期純利益自己資本当期純利益率総資産経常利益率 売上高営業利益率円 銭16.2215.34円 銭――%14.112.6%18.216.2(参考) 持分法投資損益2022年3月期 ―百万円2021年3月期 5百万円総資産純資産自己資本比率1株当たり純資産2022年3月期 11,804百万円2021年3月期 12,011百万円(3) 連結キャッシュ・フローの状況営業活動によるキャッシュ・フロー投資活動によるキャッシュ・フロー財務活動によるキャッシュ・フロー現金及び現金同等物期末残高百万円14,05514,189百万円1,1282,104百万円12,27312,358百万円1,324△1,166%84.084.6百万円△2,149△3912022年3月期2021年3月期(2) 連結財政状態2022年3月期2021年3月期(参考) 自己資本2022年3月期2021年3月期2. 配当の状況第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末期末合計年間配当金配当金総額(合計)配当性向(連結)2021年3月期2022年3月期2023年3月期(予想)―――円 銭円 銭円 銭7.508.00――――円 銭8.509.00円 銭16.0017.00百万円1,3831,524――%104.3104.8―%10.37.1%26.223.6円 銭131.64133.95百万円5,1764,904純資産配当率(連結)%13.312.9(注)2023年3月期の配当予想額は現時点で未定であります。3. 2023年 3月期の連結業績予想(2022年 4月 1日〜2023年 3月31日)業績予想につきましては、未定であります。※ 注記事項(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無新規 ― 社 (社名)、除外 ― 社 (社名)(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更  : 有② ①以外の会計方針の変更 : 無③ 会計上の見積りの変更 : 無④ 修正再表示 : 無(3) 発行済株式数(普通株式)① 期末発行済株式数(自己株式を含む)② 期末自己株式数③ 期中平均株式数2022年3月期2022年3月期2022年3月期89,673,600 株 2021年3月期170 株 2021年3月期89,673,430 株 2021年3月期89,673,600 株170 株85,976,392 株(参考)個別業績の概要1. 2022年3月期の個別業績(2021年4月1日〜2022年3月31日)(1) 個別経営成績2022年3月期2021年3月期2022年3月期2021年3月期(2) 個別財政状態2022年3月期2021年3月期(参考) 自己資本売上高百万円1,9352,513%△23.0△14.6営業利益百万円477683%△30.1△33.0経常利益百万円2,652935%183.7△18.9(%表示は対前期増減率)当期純利益百万円2,783658%322.6△17.81株当たり当期純利益潜在株式調整後1株当たり当期純利益円 銭円 銭31.047.66百万円10,3379,546――百万円10,0629,1792022年3月期 10,062百万円2021年3月期 9,179百万円総資産純資産自己資本比率1株当たり純資産%97.396.2円 銭112.21102.372. 2023年 3月期の個別業績予想(2022年 4月 1日〜2023年 3月31日)(注)業績予想につきましては、未定であります。※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項(2023年3月期の配当予想)(決算説明会内容の入手方法)当社は、2022年4月26日に決算説明の動画を当社ウェブサイトに掲載いたします。2023年3月期の配当予想は未定でありますが、今後の業績等を総合的に勘案して、1株当たり配当を決定次第開示いたします。モーニングスター株式会社(4765) 2022年3月期 決算短信- 1 -1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………………2(1)当連結会計年度の経営成績の概況 ………………………………………………………………………………2(2)当連結会計年度の財政状態の概況 ………………………………………………………………………………6(3)当連結会計年度のキャッシュ・フローの概況 …………………………………………………………………6(4)今後の見通し ………………………………………………………………………………………………………62.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……………………………………………………………………………73.連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………………8(1)連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………………8(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………10連結損益計算書 ……………………………………………………………………………………………………10連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………………………………10(3)連結株主資本等変動計算書 ………………………………………………………………………………………11(4)連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………………13(5)連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………………14(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………14(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) …………………………………………………………14(連結貸借対照表関係) ……………………………………………………………………………………………17(連結損益計算書関係) ……………………………………………………………………………………………17(連結株主資本等変動計算書関係) ………………………………………………………………………………18(連結キャッシュ・フロー計算書関係) …………………………………………………………………………20(税効果会計関係) …………………………………………………………………………………………………21(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………………………22(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………………………28(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………………………28○添付資料の目次モーニングスター株式会社(4765) 2022年3月期 決算短信- 2 -1.経営成績等の概況(1)当連結会計年度の経営成績の概況当連結会計年度(2021年4月1日から2022年3月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大により緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が繰り返し発令され、経済活動の停滞や個人消費の低迷が続く厳しい状況で推移しました。当社グループの事業に関連性の高い投資信託市場においては、ETFを除く公募追加型株式投資信託の純資金流入額が、前連結会計年度(2020年4月1日から2021年3月31日まで)の3兆1,179億円から当連結会計年度は9兆6,885億円と大幅に増加しました。一方、当連結会計年度末の日経平均株価は、前年度末比4.6%下落し、27,821円となりました。このような経営環境下で、当社グループのアセットマネジメント事業は、公募のインデックスファンドを中心に運用するSBIアセットマネジメント株式会社の当連結会計年度末の運用残高は、連結会計年度末の4,530億円から2.26倍に拡大し、1兆224億円となりました。また、地域金融機関の有価証券運用の高度化と多様化を支援するSBIボンド・インベストメント・マネジメント株式会社とSBI地方創生アセットマネジメント株式会社の2社合計の当連結会計年度末の運用残高は、前連結会計年度末の1兆8,879億円から10.5%増加し、2兆859億円となりました。当社グループ全体の当連結会計年度末の運用残高は、前連結会計年度末の2兆8,691億円から28.0%拡大し、3兆6,976億円となりました。アセットマネジメント事業は、運用残高に伴い信託報酬が増加しますので、当連結会計年度のアセットマネジメント事業の売上高は、前連結会計年度の4,995百万円から19.1%の増収となる5,949百万円となりました。ファイナンシャル・サービス事業のデータ・ソリューションは、投資信託の販売金融機関が活用する「Wealth Advisors」の提供台数が前連結会計年度の103,038台から11,642台(11.3%)増加し、114,680台となり、タブレット・アプリケーションのデータ売上が増加いたしました。また、パソコンやスマートフォン向けのオンラインコンテンツの売上も継続して拡大し、SaaS(サービスとしてのソフトフェア)モデルの事業は引き続き拡大いたしました。一方、株式データは、株式新聞WEB版の売上は増加したものの、2021年3月31日に「株式新聞」の紙面を休刊したことに伴い売上が減少いたしました。その結果、データ・ソリューションの売上高は、前連結会計年度1,835百万円から267 百万円 (△14.6%)の減収となる1,568百万円となりました。ファイナンシャル・サービス事業のメディア・ソリューションは、新型コロナウイルス感染症対策による緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置により、対面での資産運用セミナーが開催できない状況が続きましたが、対面セミナーをオンライン中心に切り替えるとともに、対面とオンラインを組み合わせたハイブリッド型セミナーを開催することで、セミナーの売上は拡大いたしました。また、WEB広告につきましては、セミナーの開催に併せてスポンサーのブランドや商品を訴求するWEB広告の出稿が大きく伸び、売上高も増加いたしました。しかしながら、2021年7月1日にゴメス・コンサルティング事業を会社分割で譲渡したことによるゴメス・コンサルティング事業の売上が減少したことで、メディア・ソリューション全体の売上高は、前連結会計年度653百万円から48百万円 (△7.4%)の減収となる605百万円となりました。その結果、当連結会計年度のファイナンシャル・サービス事業の売上高は、2489百万円から315百万円(△12.7%)の減収となる2,173百万円となりました。上記の結果、当連結会計年度の連結業績は、売上高が前連結会計年度の7,485百万円から637百万円(8.5%)の増収となる8,123百万円となりました。また、売上原価は、前連結会計年度の3,556百万円から97百万円(2.7%)増加し、3,654百万円となり、販売費及び一般管理費は、前連結会計年度の2,163百万円から175百万円(8.1%)増加し、2,339百万円となりました。その結果、当連結会計年度の営業利益は、前連結会計年度の1,765百万円から364百万円(20.6%)の増益となる2,129百万円となりました。営業外損益は、前連結会計年度と比べ、純額で116百万円減少し、その結果、当連結会計年度の経常利益は、前連結会計年度の2,155百万円から247百万円(11.5%)の増益となる2,403百万円となりました。特別利益に投資有価証券売却益を594百万円、資産の評価損、減損処理等による特別損失を520百万円計上した結果、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度の1,318百万円から135百万円(10.3%)の増益となる1,454百万円となりました。モーニングスター株式会社(4765) 2022年3月期 決算短信- 3 -前連結会計年度(自 2020年4月1日    至 2021年3月31日)当連結会計年度(自 2021年4月1日    至 2022年3月31日)前連結会計年度比較金額(千円)利益率(%)金額(千円)利益率(%)金額(千円)比率(%)売上高7,485,6558,123,286637,6318.5営業利益1,765,40623.62,129,80526.2364,39820.6経常利益2,155,69828.82,403,69529.6247,99711.5親会社株主に帰属する当期純利益1,318,52817.61,454,13417.9135,60510.3 セグメント別売上高前連結会計年度(自 2020年4月1日至 2021年3月31日)当連結会計年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日)増減率(%) サービス別売上高金額(千円)構成比(%)金額(千円)構成比(%)アセットマネジメント事業アセットマネジメント4,995,87366.75,949,30273.219.1ファイナンシャル・サービス事業データ・ソリューション1,835,87124.51,568,21819.3△14.6メディア・ソリューション653,9118.7605,7667.5△7.4計2,489,78233.32,173,98426.8△12.7連結売上高7,485,655100.08,123,286100.08.5(連結業績の概要)連結売上高は10期連続の増収、3期連続で過去最高売上を更新しました。営業利益は2期連続の増益、2期連続の過去最高益を記録しました。経常利益は13期連続の増益、11期連続の過去最高益を記録しました。親会社株主に帰属する当期純利益は13期連続の増益、9期連続の過去最高益を記録しました。② セグメント別・サービス別販売実績モーニングスター株式会社(4765) 2022年3月期 決算短信- 4 -アセットマネジメント事業・アセットマネジメントSBIアセットマネジメント株式会社が提供する公募のインデックスファンドの運用残高の拡大に加え、地域金融機関の有価証券運用を支援するSBIボンド・インベストメント・マネジメント株式会社およびSBI地方創生アセットマネジメント株式会社の私募の投資信託の運用残高が増加しました。当社グループの運用する投資信託の純資産運用残高は、前連結会計年度末の2兆8,691億円から3兆6,976億円に、8,285億円(28.9%)の拡大となり、信託報酬が増加しました。その結果、アセットマネジメントの売上高は、前連結会計年度の4,995百万円から953 百万円 (19.1%)の増収となる5,949百万円となりました。ファイナンシャル・サービス事業・データ・ソリューションタブレットアプリの提供台数が前連結会計年度末の103,038台から11,642台(11.3%)増加し114,680台になったことにより、タブレットアプリによるファンドデータの売上が増加いたしました。一方、株式データは、株式新聞WEB版の売上は増加したものの、紙媒体の日刊「株式新聞」が2021年3月31日をもって休刊したことにより、株式新聞購読料がなくなりました。その結果、データ・ソリューションの売上高は、前連結会計年度1,835百万円から267百万円 (14.6%)の減収となる1,568百万円となりました。・メディア・ソリューション新型コロナウイルス感染症対策による緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置により、対面での資産運用セミナーが開催できない状況が続きましたが、対面セミナーをオンライン中心に切り替えるとともに、対面とオンラインを合わせたハイブリッド型セミナーを開催することで、セミナーの売上拡大とともにWEB広告の売上も増加いたしました。しかしながら、2021年7月1日にゴメス・コンサルティング事業を会社分割により譲渡したことにより、ゴメス・コンサルティング事業の売上が減少しました。その結果、メディア・ソリューションの売上高は、前連結会計年度653百万円から48百万円 (7.4%)の減収となる605百万円となりました。セグメント別には、 アセットマネジメント事業の当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度の4,995百万円から953百万円(19.1%)の増収となる5949百万円となりました。セグメント利益は、前連結会計年度の1,095百万円から461百万円(42.1%)の増益となる1,557百万円となりました。ファイナンシャル・サービス事業の当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度の2,489百万円から315百万円(△12.7%)の減収となる2,173百万円となりました。セグメント利益は、前連結会計年度の669百万円から97百万円(△14.5%)の減益となる572百万円となりました。なお、ファイナンシャル・サービス事業のなかで、2021年3月31日に紙媒体の日刊「株式新聞」を休刊いたしました。また、2021年7月1日にゴメス・コンサルティング事業を会社分割により譲渡いたしました。尚、株式新聞(紙媒体)、ゴメス・コンサルティング事業を含まない現行のファイナンシャル・サービス事業の業績は、売上高が前連結会計年度の1,995百万円から98百万円(4.9%)の増収となる2,093百万円となり、営業利益は、前連結会計年度の439百万円から86百万円(19.8%)の増益となる526百万円となります。モーニングスター株式会社(4765) 2022年3月期 決算短信- 5 -③ 個別業績の概要について当社は、2021年3月31日に紙媒体の日刊「株式新聞」を休刊し、2021年4月1日に、日刊「株式新聞」を除く株式新聞事業およびサーチナ事業を、会社分割により当社の完全子会社であるイー・アドバイザー株式会社に承継させました。これにより、株式新聞事業およびサーチナ事業に係る売上が減少しました。また、2021年7月1日にゴメス・コンサルティング事業を会社分割により譲渡し、これにより、ゴメス・コンサルティング事業に係る売上が減少しました。その結果、売上高が前事業年度の2,513百万円から578百万円(△23.0%)の減収となる1,935百万円となり、営業利益は、前事業年度の683百万円から206百万円(△30.1%)の減益となる477百万円となりました。当社株主への配当の原資とするため、子会社から配当金を1,999百万円受取りました。これにより経常利益は、前事業年度の955百万円から1,717百万円(183.7%)の増益となる2,652百万円となり、当期利益は、前事業年度の658百万円から2,124百万円(322.6%)の増益となる2,783百万円となりました。モーニングスター株式会社(4765) 2022年3月期 決算短信- 6 -(2)当連結会計年度の財政状態の概要資産合計は前連結会計年度末と比較して134百万円減少し、14,055百万円となりました。これは、流動資産が1,190百万円増加し、固定資産が1,320百万円減少したことによるものであります。流動資産の増加は、主として現金及び預金が271百万円、売掛金が305百万円、その他流動資産が613百万円増加したことによるものであります。現金及び預金の増加は、配当金を1,479百万円支払い、投資有価証券の売却により620百万円の収入のほか、1,128百万円の営業活動によるキャッシュ・フロ-(現金流入)によるものであります。売掛金の増加は、売上高の増加によるものであります。その他流動資産の増加は、子会社からの配当金に係る未収還付税金が627百万円生じたことによるものであります。固定資産の減少は、投資有価証券が961百万円減少したこと、無形固定資産が345百万円減少したことによるものであります。投資有価証券は、運用する投資有価証券を減らしたことによる減少であります。無形固定資産の減少は、ソフトウェアの除却損139百万円とのれんの減損損失50百万円のほかは償却による減少であります。また、負債合計は前連結会計年度末と比較して49百万円減少し、1,781百万円となりました。負債の減少は、主として未払金が50百万円減少したことによるものであります。子会社である米国の資産運用会社Carret Asset Management LLCの持株会社であるCarret Holdings, Inc.の株式の33%を追加取得した際に、投資額と持分増加額の差が427百万円生じ、資本剰余金が同額減少しました。当連結会計年度に1,454百万円の親会社株主に帰属する当期純利益が計上され、1,479百万円の配当を行なった結果、利益剰余金が25百万円減少し、4,439百万円となりました。その他有価証券評価差額金は、主として投資有価証券の評価損326百万円により、減少いたしました。その結果、純資産合計は、前連結会計年度末と比較して85百万円減少し、12,273百万円となりました。(3)当連結会計年度の連結キャッシュ・フローの概況当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ271百万円増加し、5,176百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動によるキャッシュ・フローは前連結会計年度と比べ、976百万円減少し、1,128百万円の収入となりました。これは、主として、税金等調整前当期純利益2,478百万円の計上、法人税等の支払額667百万円、企業集団内他の受取配当金等に係る還付予定仮払税金627百万円が生じたことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動によるキャッシュ・フローは前連結会計年度と比べ、2,491百万円増加し、1,324百万円の収入となりました。これは、主として、当連結会計年度においては投資有価証券の取得による支出がなかった一方、その売却及び特定包括信託財産の解約による収入1,609百万円が生じたこと、無形固定資産の取得311百万円によるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動によるキャッシュ・フローは前連結会計年度に比べ、1,757百万円減少し、2,149百万円の支出となりました。これは、主として、当連結会計年度においては公募増資による収入が生じなかったほか、配当金の支払額が1,479百万円、連結範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出609百万円によるものであります。(4)今後の見通しアセットマネジメント事業については、公募追加型株式投資信託を提供するSBIアセットマネジメント株式会社は、低コストのインデックスファンドの提供を通じて、投資家の資産形成に貢献することで、当社グループの収益を拡大してまいります。また、私募の投資信託を運用するSBIボンド・インベストメント・マネジメント株式会社及びSBI地方創生アセットマネジメント株式会社は、地域金融機関から預かった資金を、収益性を高く、地域金融機関の業績に貢献し同時に、当社グループの運用残高を増加させ、収益基盤を安定的に拡大していきたいと考えております。ファイナンシャル・サービス事業については、急速に変化する情報環境に迅速かつ適切に対応できる体制を構築し、常に最新の情報機器、コミュニケーションツールを活用した商品・サービスを提供していきたいと考えております。また、販売金融機関が進めるフィデューシャリー・デューティー(顧客本位の業務運営)に適合したサービスを提供していきたいと考えております。特に、販売金融機関のお客様である個人投資家の皆さまに、適切に金融商品の説明ができるように提供しているタブレットアプリの増加に努め、より多くの投資家が適格な金融商品の説明を受けることで、最適な資産運用を行うことができることに貢献し、同時に当社グループの安定した収益基盤をモーニングスター株式会社(4765) 2022年3月期 決算短信- 7 -拡大していきたいと考えております。当社グループは、この2つの柱の事業をベースに収益基盤を拡大していきます。現在、新型コロナウイルス感染症は、2022年3月に全地域のまん延防止等重点措置が解除され、経済活動が持ち直しに向かうことが期待されるものの、依然として先行きが不透明な状況にあります。新型コロナウイルス感染症への対応として、当連結会計年度は、対面での資産運用セミナーが開催できない状況が続きましたが、対面セミナーをオンライン中心に切り替えるとともに、対面とオンラインを合わせたハイブリッド型セミナーを開催することで、セミナーの売上と、併せてWEB広告の売上も前連結会計年度比で増加いたしました。今後は、規模・回数の制限のない対面によるセミナーも開催できるのではないかと考えております。一方、インターネット上で集客するオンラインセミナーは年間3万人以上の参加者を集めるようになりました。2023年3月期もオンラインセミナーの集客に努め、メディア・ソリューションの収益基盤を拡大したいと考えております。今期(2022年4月1日から2023年3月31日まで)の業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響を含め、当社事業と関連性の高い金融市場の動向を通期で想定するのは難しく、当社グループの業績は、現時点では合理的な算定を行なうことが困難であるため、未定とさせていただきます。2.会計基準の選択に関する基本的な考え方当社グループは、現在、その業務をほぼ日本国内において行っており、海外での活動は少ないことから、IFRS(国際財務報告基準)採用の際の費用を勘案し、日本基準を採用しております。今後は当社グループのIFRS採用の必要性が生じた際にIFRSの採用を検討いたします。モーニングスター株式会社(4765) 2022年3月期 決算短信- 8 -(単位:千円)前連結会計年度(2021年3月31日)当連結会計年度(2022年3月31日)資産の部流動資産現金及び預金4,904,6345,176,612売掛金1,306,2611,611,378棚卸資産1,2521,263その他201,592814,825流動資産合計6,413,7427,604,080固定資産有形固定資産建物附属設備159,510159,445減価償却累計額△101,091△107,516建物附属設備(純額)58,41851,929工具、器具及び備品309,977197,044減価償却累計額△281,985△168,111工具、器具及び備品(純額)27,99128,932使用権資産155,61569,089有形固定資産合計242,025149,951無形固定資産のれん1,892,8151,786,713ソフトウエア1,294,4941,076,849その他304,295282,050無形固定資産合計3,491,6053,145,612投資その他の資産投資有価証券3,585,6782,624,582繰延税金資産223,214345,615その他209,851166,511投資その他の資産合計4,018,7453,136,709固定資産合計7,752,3766,432,274繰延資産株式交付費23,73219,003繰延資産合計23,73219,003資産合計14,189,85014,055,3583.連結財務諸表及び主な注記(1)連結貸借対照表モーニングスター株式会社(4765) 2022年3月期 決算短信- 9 -(単位:千円)前連結会計年度(2021年3月31日)当連結会計年度(2022年3月31日)負債の部流動負債買掛金62,83862,618未払金798,850748,528リース債務128,05969,089未払法人税等457,220464,822未払消費税等93,56690,498その他254,586346,255流動負債合計1,795,1211,781,813固定負債長期リース債務35,798-固定負債合計35,798-負債合計1,830,9191,781,813純資産の部株主資本資本金3,363,6353,363,635資本剰余金4,906,0354,478,772利益剰余金4,464,8704,439,392自己株式△29△29株主資本合計12,734,51212,281,770その他の包括利益累計額その他有価証券評価差額金△627,728△513,787為替換算調整勘定△95,41836,309その他の包括利益累計額合計△723,146△477,478非支配株主持分347,566469,252純資産合計12,358,93112,273,545負債純資産合計14,189,85014,055,358モーニングスター株式会社(4765) 2022年3月期 決算短信- 10 -(単位:千円)前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)売上高7,485,6558,123,286売上原価3,556,7273,654,398売上総利益3,928,9274,468,888販売費及び一般管理費2,163,5212,339,083営業利益1,765,4062,129,805営業外収益受取利息224,405197,072受取配当金140,93162,335投資有価証券売却益26,29526,918持分法による投資利益5,688-為替差益10,840-その他1,5447,331営業外収益合計409,706293,659営業外費用支払利息16,447-為替差損-7,436株式交付費-9,278その他2,9673,054営業外費用合計19,41419,769経常利益2,155,6982,403,695特別利益投資有価証券売却益-594,466特別利益合計-594,466特別損失のれんの減損損失-50,408投資有価証券売却損-4,035投資有価証券評価損-326,300無形固定資産除却損-139,365特別損失合計-520,110税金等調整前当期純利益2,155,6982,478,052法人税、住民税及び事業税660,110878,051法人税等調整額13,839△115,515法人税等合計673,950762,535当期純利益1,481,7471,715,516非支配株主に帰属する当期純利益163,218261,382親会社株主に帰属する当期純利益1,318,5281,454,134(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書(連結損益計算書)(単位:千円)前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)当期純利益1,481,7471,715,516その他の包括利益その他有価証券評価差額金201,598113,941為替換算調整勘定△116,983170,547繰延ヘッジ損益△3,343-その他の包括利益合計81,272284,488包括利益1,563,0202,000,005(内訳)親会社株主に係る包括利益1,422,1001,699,802非支配株主に係る包括利益140,919300,202(連結包括利益計算書)モーニングスター株式会社(4765) 2022年3月期 決算短信- 11 -(単位:千円)株主資本資本金資本剰余金利益剰余金自己株式株主資本合計当期首残高2,115,6203,371,9674,431,174△186,8659,731,896当期変動額剰余金の配当△1,284,832△1,284,832公募による新株の発行1,248,0151,248,0152,496,030公募による自己株式の処分286,534186,835473,369親会社株主に帰属する当期純利益1,318,5281,318,528連結子会社株式の取得による持分の増減連結子会社株式の譲渡による持分の減少△480△480非支配株主に帰属する当期純利益株主資本以外の項目の当期変動額(純額)当期変動額合計1,248,0151,534,06833,696186,8353,002,615当期末残高3,363,6354,906,0354,464,870△2912,734,512その他の包括利益累計額非支配株主持分純資産合計その他有価証券評価差額金為替換算調整勘定繰延ヘッジ損益その他の包括利益累計額合計当期首残高△829,327△7353,343△826,718203,4059,108,582当期変動額剰余金の配当△1,284,832公募による新株の発行2,496,030公募による自己株式の処分473,369親会社株主に帰属する当期純利益1,318,528連結子会社株式の取得による持分の増減連結子会社株式の譲渡による持分の減少△480非支配株主に帰属する当期純利益19,05819,058144,160163,218株主資本以外の項目の当期変動額(純額)201,598△113,741△3,34384,51384,513当期変動額合計201,598△94,683△3,343103,571144,1603,250,348当期末残高△627,728△95,418-△723,146347,56612,358,931(3)連結株主資本等変動計算書前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)モーニングスター株式会社(4765) 2022年3月期 決算短信- 12 -(単位:千円)株主資本資本金資本剰余金利益剰余金自己株式株主資本合計当期首残高3,363,6354,906,0354,464,870△2912,734,512当期変動額剰余金の配当△1,479,612△1,479,612親会社株主に帰属する当期純利益1,454,1341,454,134連結子会社株式の取得による持分の増減△427,263△427,263非支配株主に帰属する当期純利益株主資本以外の項目の当期変動額(純額)当期変動額合計△427,263△25,478△452,741当期末残高3,363,6354,478,7724,439,392△2912,281,770その他の包括利益累計額非支配株主持分純資産合計その他有価証券評価差額金為替換算調整勘定その他の包括利益累計額合計当期首残高△627,728△95,418△723,146347,56612,358,931当期変動額剰余金の配当△1,479,612親会社株主に帰属する当期純利益1,454,134連結子会社株式の取得による持分の増減△176,783△604,047非支配株主に帰属する当期純利益261,382261,382株主資本以外の項目の当期変動額(純額)113,941131,727245,66837,088282,757当期変動額合計113,941131,727245,668121,686△85,385当期末残高△513,78736,309△477,478469,25212,273,545当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)モーニングスター株式会社(4765) 2022年3月期 決算短信- 13 -(単位:千円)前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)営業活動によるキャッシュ・フロー税金等調整前当期純利益2,155,6982,478,052減価償却費400,741449,754長期前払費用償却額5,1204,927のれん償却額115,064111,904株式交付費償却2,9669,278投資有価証券売却損益(△は益)△26,295△617,349投資有価証券評価損益(△は益)-326,300固定資産除却損-139,365減損損失-50,408受取利息及び受取配当金△365,336△259,407為替差損益(△は益)△10,3807,185支払利息16,447-持分法による投資損益(△は益)△5,688-売上債権の増減額(△は増加)△8,860△349,493棚卸資産の増減額(△は増加)931△5仕入債務の増減額(△は減少)34,650△219未収入金の増減額(△は増加)△35,347△586,958未払金の増減額(△は減少)60,780△57,116その他の流動資産の増減額(△は増加)15,683136,350その他の流動負債の増減額(△は減少)114,307△123,566小計2,470,4811,719,409利息及び配当金の受取額61,46470,037利息の支払額△4,202-法人税等の支払額△428,961△667,271法人税等の還付額6,1775,955営業活動によるキャッシュ・フロー2,104,9591,128,130投資活動によるキャッシュ・フロー有形固定資産の取得による支出△25,323△11,695無形固定資産の取得による支出△585,435△311,807投資有価証券の取得による支出△613,930-投資有価証券の売却による収入42,1281,609,199連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入8,757-差入保証金の回収による収入28,56638,750差入保証金の差入による支出△21,750-投資活動によるキャッシュ・フロー△1,166,9871,324,447財務活動によるキャッシュ・フロー配当金の支払額△1,284,832△1,479,612短期借入れによる収入1,000,000-短期借入金の返済による支出△3,000,000-株式の発行による収入2,467,534-自己株式の処分による収入473,369-連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の売却による収入3,000-連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出-△609,154リース債務の返済による支出△50,374△60,446財務活動によるキャッシュ・フロー△391,302△2,149,212現金及び現金同等物に係る換算差額△11,348△31,416現金及び現金同等物の増減額(△は減少)535,321271,948現金及び現金同等物の期首残高4,369,6384,904,960現金及び現金同等物の期末残高4,904,9605,176,908(4)連結キャッシュ・フロー計算書モーニングスター株式会社(4765) 2022年3月期 決算短信- 14 -(5)連結財務諸表に関する注記事項(継続企業の前提に関する注記)該当事項はありません。(会計方針の変更)(収益認識に関する会計基準等の適用)「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を当連結会計年度の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することといたしました。収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従っており、当連結会計年度の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、当連結会計年度の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。ただし、収益認識会計基準第86項に定める方法を適用し、当連結会計年度の期首より前までに従前の取扱いに従ってほとんどすべての収益の額を認識した契約に、新たな会計方針を遡及適用しておりません。なお、当該会計基準の適用による当連結会計年度の損益及び期首利益剰余金に与える影響は軽微であります。(時価の算定に関する会計基準の適用)「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」という。)等を当連結会計年度の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することとしております。なお連結財務諸表に与える影響はありません。(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)1 連結の範囲に関する事項(1)連結子会社の名称2022年3月31日現在、当社グループは、当社および以下の子会社10社で構成されております。イー・アドバイザー株式会社SBIアセットマネジメント・グループ株式会社モーニングスター・アセット・マネジメント株式会社SBIアセットマネジメント株式会社Carret Holdings Inc.Carret Asset Management LLCSBIボンド・インベストメント・マネジメント株式会社SBI地方創生アセットマネジメント株式会社SBIオルタナティブ・アセットマネジメント株式会社なお、SBIオルタナティブ・インベストメンツ株式会社は、2021年5月1日にSBIアセットマネジメント株式会社 と合併したため、連結の範囲から除いております。(2) 非連結子会社の名称等SBIオルタナティブ・ファンド合同会社(連結の範囲から除いた理由)SBIオルタナティブ・ファンド合同会社は、匿名組合方式による投資信託の運用を行っている匿名組合事業の営業者であり、当該匿名組合の事業を含む当該子会社の損益のほとんどすべてが匿名組合員に帰属し、当該子会社及びその親会社には形式的にも実質的にも帰属せず、かつ、当該子会社との取引がほとんどないため、当該子会社を連結することにより利害関係者の判断を著しく誤らせるおそれがあるため、企業会計基準適用指針第22号「連結財務諸表における子会社及び関連会社の範囲の決定に関する適用指針」第19項により連結の範囲から除外しております2 持分法の適用に関する事項(1)PT.Bina Investama Infonetは、保有株式の売却により持分比率が低下したため、持分法の適用の範囲から除外しております。(2)持分法を適用していない非連結子会社及び関連会社はありません。3 連結子会社の事業年度等に関する事項連結子会社のうちCarret Holdings Inc.、Carret Asset Management LLCの決算日は12月31日であります。モーニングスター株式会社(4765) 2022年3月期 決算短信- 15 -連結財務諸表の作成にあっては、Carret Holdings Inc.及びCarret Asset Management LLCは、2021年12月 31日現在の財務諸表を使用し、同日現在の貸借対照表、2021年1月1日から2021年12月31日までの損益計算書およびキャッシュ・フロー計算書を連結しております。なお、連結決算日との間に発生した重要な取引については、連結上必要な調整を行っております。モーニングスター株式会社(4765) 2022年3月期 決算短信- 16 -4 会計方針に関する事項(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法① 有価証券満期保有目的の債券償却原価法その他有価証券時価のあるもの決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)時価のないもの移動平均法による原価法② たな卸資産原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)貯蔵品…総平均法(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法① 有形固定資産定額法によっております。② 無形固定資産定額法によっております。ただし、ソフトウエアのうち自社利用目的のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法、市場販売目的のソフトウエアについては見込有効期間(3年以内)に基づく定額法を採用しております。(3)重要な引当金の計上基準貸倒引当金貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。(4) 重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算基準在外子会社の資産及び負債は決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定及び非支配株主持分に含めております。(5)重要なヘッジ会計の方法イ ヘッジ会計の方法 繰延ヘッジ処理によっております。ロ ヘッジ手段とヘッジ対象 ヘッジ手段…株価指数先物 ヘッジ対象…投資有価証券ハ ヘッジ方針 価格変動リスクの低減のため、対象資産の範囲内でヘッジを行っております。ニ ヘッジ有効性評価の方法 ヘッジ開始時から有効性判定時点までの期間において、ヘッジ対象とヘッジ手段の時価変動の累計を比較し、両者の変動額等を基礎にして判断しております。(6) のれんの償却に関する事項のれんの償却については、20年間の均等償却を行っております。(7) 株式交付費3年間にわたり均等償却を行っております。(8) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)は、手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。(9) その他連結財務諸表作成のための重要な事項消費税等の会計処理 税抜方式によっております。モーニングスター株式会社(4765) 2022年3月期 決算短信- 17 -前連結会計年度(2021年3月31日)当連結会計年度(2022年3月31日)貯蔵品1,252千円1,263千円前連結会計年度(2021年3月31日)当連結会計年度(2022年3月31日)投資有価証券(株式)5,070千円5,000千円(連結貸借対照表関係) ※1 たな卸資産の内訳※2 非連結子会社及び関連会社の株式の額前連結会計年度(自 2020年4月1日  至 2021年3月31日)当連結会計年度(自 2021年4月1日  至 2022年3月31日)従業員給与873,400千円1,003,493千円役員報酬371,029356,587退職給付費用12,72712,232(連結損益計算書関係)※ 販売費及び一般管理費のうち主要な費目モーニングスター株式会社(4765) 2022年3月期 決算短信- 18 -当連結会計年度期首株式数(株)当連結会計年度増加株式数(株)当連結会計年度減少株式数(株)当連結会計年度末株式数(株)発行済株式普通株式83,973,6005,700,000-89,673,600合計83,973,6005,700,000-89,673,600当連結会計年度期首株式数(株)当連結会計年度増加株式数(株)当連結会計年度減少株式数(株)当連結会計年度末株式数(株)自己株式普通株式1,081,170-1,081,000170合計1,081,170-1,081,000170決議株式の種類配当の原資配当金の総額(千円)1株当たり配当額(円)基準日効力発生日2020年5月19日取締役会普通株式利益剰余金663,1398.002020年3月31日2020年6月1日決議株式の種類配当の原資配当金の総額(千円)1株当たり配当額(円)基準日効力発生日2020年9月16日取締役会普通株式利益剰余金621,6937.502020年9月30日2020年11月16日決議株式の種類配当の原資配当金の総額(千円)1株当たり配当額(円)基準日効力発生日2021年5月14日取締役会普通株式利益剰余金762,2248.502021年3月31日2021年6月1日(連結株主資本等変動計算書関係)前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)1.発行済株式の種類及び総数に関する事項(注)当連結会計年度増加株式数5,700,000株は、公募による新株発行によるものであります。2.自己株式の種類及び株式数に関する事項 (注)当連結会計年度減少株式数1,081,000株は、公募による自己株式処分によるものであります。3.新株予約権に関する事項該当事項はありません。4.自己新株予約権に関する事項該当事項はありません。5.配当に関する事項(1)配当金支払額(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるものモーニングスター株式会社(4765) 2022年3月期 決算短信- 19 -当連結会計年度期首株式数(株)当連結会計年度増加株式数(株)当連結会計年度減少株式数(株)当連結会計年度末株式数(株)発行済株式普通株式89,673,600–89,673,600合計89,673,600–89,673,600当連結会計年度期首株式数(株)当連結会計年度増加株式数(株)当連結会計年度減少株式数(株)当連結会計年度末株式数(株)自己株式普通株式170–170合計170–170決議株式の種類配当の原資配当金の総額(千円)1株当たり配当額(円)基準日効力発生日2021年5月14日取締役会普通株式 利益剰余金762,2248.502021年3月31日2021年6月1日2021年9月22日取締役会普通株式 利益剰余金717,3878.002021年9月30日2021年12月1日決議(予定)株式の種類配当の原資配当金の総額(千円)1株当たり配当額(円)基準日効力発生日2022年5月19日取締役会普通株式利益剰余金807,0609.002022年3月31日2022年6月1日当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)1.発行済株式の種類及び総数に関する事項2.自己株式の種類及び株式数に関する事項3.新株予約権に関する事項該当事項はありません。4.自己新株予約権に関する事項該当事項はありません。5.配当に関する事項(1)配当金支払額(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるものモーニングスター株式会社(4765) 2022年3月期 決算短信- 20 -前連結会計年度(自 2020年4月1日至 2021年3月31日)当連結会計年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日)現金及び預金勘定4,904,634千円5,176,612千円証券口座預け金(その他流動資産)325296現金及び現金同等物期末残高4,904,9605,176,908(連結キャッシュ・フロー計算書関係)※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係 ※2 株式の取得により新たに連結子会社となった会社の資産及び負債の主な内訳       前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)        当連結会計年度において、株式の取得により新たに連結子会社になった会社の資産及び負債の金額は、重要性が乏しいため、記載を省略しております。       当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)        該当事項はありません。モーニングスター株式会社(4765) 2022年3月期 決算短信- 21 -前連結会計年度(2021年3月31日)当連結会計年度(2022年3月31日)1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳(繰延税金資産)未払事業税否認額32,605千円未払金否認額5,091未実現利益23,601その他有価証券評価差額金165,735その他△3,819繰延税金資産合計223,214千円(繰延税金資産)未払事業税否認額41,506千円未払金否認額16,970未実現利益14,718その他有価証券評価差額金124,819減損損失122,910その他24,690繰延税金資産合計345,615千円 ※前連結会計年度において「その他」に含めておりました「減損損失」(前連結会計年度 4,077千円)は、重要性が増したため、独立掲記しております。2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異の原因となった主な項目別の内訳  法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率の100分の5以下であるため、記載を省略しております。2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異の原因となった主な項目別の内訳  法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率の100分の5以下であるため、記載を省略しております。(税効果会計関係)モーニングスター株式会社(4765) 2022年3月期 決算短信- 22 -サービス区分主な業務内容アセットマネジメント公募追加型株式投資信託、私募の債券型投資信託を中心とした投資信託の設定、募集、運用などの投資運用、「ファンド・オブ・ファンズ」等への投資助言サービス、確定拠出年金関連コンサルティング ほかサービス区分主な業務内容データ・ソリューション「株式新聞」WEB版の販売、株価・企業情報配信、ファンド分析レポート、国内株式レポート、米国株式レポート、「スターレーティング」をはじめとした金融機関・メディア等へのカスタムファンドデータの提供、ファンド・オブ・ザ・イヤーの選定・発表・ライセンス提供、国内投資信託比較分析ツール・海外ファンド比較分析ツールの提供、海外の機関投資家が保有する国内上場企業の銘柄情報の提供、モーニングスター・ダイレクトの日本版開発・提供、米国モーニングスター開発の各種インベストメント・ツールのローカライズ提供、モーニングスターモバイルの有料情報提供、WEBの有料情報提供、金融商品販売機関向けコンサルティング、確定拠出年金向けコンサルティング、確定拠出年金採用企業の従業員向け投資アドバイスの提供、E-Leaningツールの開発・提供、各種投資教育関連プロダクトの開発・提供、確定拠出年金・個人向け確定拠出年金(iDeCo)・少額投資非課税制度(NISA)関連のWEBの運営・企画およびコンテンツの作成・提供、インベストメント・ソリューションの開発・提供、金融機関への香港、中国大陸市場データ及び企業情報の提供、タブレットアプリケーション・データの販売ETF(上場投資信託)の評価情報、企業の信用力評価・債券の格付、暗号資産の評価情報 ほかメディア・ソリューション当社ホームページ(モーニングスターウェブサイト、中国情報サイト『サーチナ』)における広告、各種媒体での金融商品販売機関の広告に関するコンサルティング収入、マーケティング・コンサルティング、広告代理店業務、新聞広告、IR・ライフプラン・資産運用などのセミナーの実施、シミュレーションツールの提供などのライフプラン支援業務、E-Leaningツールの開発・提供、各種投資教育関連プロダクトの開発・提供 ほか(セグメント情報等)【セグメント情報】1.報告セグメントの概要当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。報告セグメント別の主な事業内容(2022年3月31日現在)は以下のとおりです。(アセットマネジメント事業)金融商品取引法に基づき投資信託の設定、募集、運用などの投資運用や投資助言などを行う事業(注) セグメントに属する会社 SBIアセットマネジメント・グループ株式会社、SBIアセットマネジメント株式                会社、モーニングスター・アセット・マネジメント株式会社、Carret Holdings,                Inc.、Carret Asset Management LLC、SBIボンド・インベストメント・マネジメ                ント株式会社、SBI地方創生アセットマネジメント株式会社、SBIオルタナティ                ブ・アセットマネジメント株式会社、SBIオルタナティブ・ファンド合同会社(ファイナンシャル・サービス事業)金融、ウェブサイトなどの情報を収集し、蓄積した情報を比較・分析・評価・加工して顧客に提供、コンサルティングなどを行なう事業(注)セグメントに属する会社 当社、イー・アドバイザー株式会社モーニングスター株式会社(4765) 2022年3月期 決算短信- 23 -(単位:千円)報告セグメント差異調整に関する事項連結財務諸表計上額アセットマネジメント事業ファイナンシャル・サービス事業計売上高外部顧客への売上高4,995,8732,489,7827,485,655-7,485,655セグメント間の内部売上高又は振替高7223,98824,060△24,060-計4,995,9462,513,7707,509,716△24,0607,485,655セグメント利益1,095,577669,8291,765,406-1,765,406セグメント資産7,422,2039,186,98516,609,189△2,419,33814,189,850セグメント負債3,901,808348,4494,250,257△2,419,3381,830,919その他の項目減価償却費12,415388,325400,741-400,741のれんの償却額89,39925,665115,064-115,064有形固定資産及び無形固定資産の増加額15,365606,326621,691-621,6912.報告セグメントの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と同一であります。報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。「アセットマネジメント事業」の売上高、利益、資産、負債その他の項目の金額は、以下の子会社の売上高、利益、資産、負債その他の項目の金額を集計した数値を用いております。SBIアセットマネジメント・グループ株式会社、SBIアセットマネジメント株式会社、モーニングスター・アセット・マネジメント株式会社、Carret Holdings,Inc.、Carret Asset Management LLC、SBIオルタナティブ・インベストメンツ株式会社、SBIボンド・インベストメント・マネジメント株式会社、SBI地方創生アセットマネジメント株式会社、SBIオルタナティブ・アセットマネジメント株式会社連結子会社のうちCarret Holdings,Inc.、Carret Asset Management LLCの決算日は12月31日であります。セグメント情報の作成にあたっては、Carret Holdings,Inc.及びCarret Asset Management LLCは、2020年12月31日現在の資産、負債その他の項目、2020年1月1日から2020年12月31日までの売上高、利益、その他の項目の数値を用いております。なお、連結決算日との間に発生した重要な取引については、連結上必要な調整を行っております。「ファイナンシャル・サービス事業」の売上高、利益、資産、負債その他の項目の金額は、当社およびイー・アドバイザー株式会社の売上高、利益、資産、負債その他の項目の金額を集計した数値を用いております。セグメント間の内部売上高又は振替高は、市場価格を勘案して協議によって決定しております。3.報告セグメントの売上高、利益又は損失の金額に関する情報前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)モーニングスター株式会社(4765) 2022年3月期 決算短信- 24 -(単位:千円)報告セグメント差異調整に関する事項連結財務諸表計上額アセットマネジメント事業ファイナンシャル・サービス事業計売上高外部顧客への売上高5,949,3022,173,9848,123,2868,123,286セグメント間の内部売上高又は振替高7324,08824,161△24,161計5,949,3762,198,0728,147,448△24,1618,123,286セグメント利益1,557,255572,5492,129,8052,129,805セグメント資産7,426,3719,084,07916,510,451△2,455,09214,055,358セグメント負債3,949,248287,6574,236,905△2,455,0921,781,813その他の項目減価償却費15,461434,292449,754449,754のれんの償却額86,23825,665111,904111,904有形固定資産及び無形固定資産の増加額8,581280,112288,693288,693当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)モーニングスター株式会社(4765) 2022年3月期 決算短信- 25 -売上高前連結会計年度当連結会計年度報告セグメント計7,509,7168,147,448セグメント間取引消去△24,060△24,161連結財務諸表の売上高7,485,6558,123,286利益前連結会計年度当連結会計年度報告セグメント計1,765,4062,129,805セグメント間取引消去--連結財務諸表の営業利益1,765,4062,129,805資産前連結会計年度当連結会計年度報告セグメント計16,609,18916,510,451セグメント間取引消去△2,419,338△2,455,092連結財務諸表の資産合計14,189,85014,055,358負債前連結会計年度当連結会計年度報告セグメント計4,250,2574,236,905セグメント間取引消去△2,419,338△2,455,092連結財務諸表の負債合計1,830,9191,781,813その他の項目報告セグメント計セグメント間取引消去連結財務諸表計上額前連結会計年度当連結会計年度前連結会計年度当

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

シェアしたい方はこちらからどうぞ
URLをコピーする
URLをコピーしました!