開示日時:2022/04/14 10:00:00
損益
決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | EPS |
2018.03 | 24,903,000 | 2,009,800 | 1,979,800 | 155.76 |
2019.03 | 25,094,200 | 1,798,000 | 1,817,600 | 178.97 |
2020.03 | 24,072,700 | 1,544,400 | 1,541,600 | 133.05 |
2021.03 | 23,590,200 | 1,703,500 | 1,715,900 | 157.69 |
※金額の単位は[万円]
株価
前日終値 | 50日平均 | 200日平均 | 実績PER | 予想PER |
2,728.0 | 2,631.26 | 2,516.46 | 12.35 | 13.14 |
※金額の単位は[円]
キャッシュフロー
決算期 | フリーCF | 営業CF |
2018.03 | 1,861,200 | 2,681,900 |
2019.03 | 1,193,900 | 2,285,800 |
2020.03 | 590,000 | 1,850,100 |
2021.03 | 1,937,600 | 2,882,400 |
※金額の単位は[万円]
▼テキスト箇所の抽出
2022 年 4 月 14 日 ポリエチレンラミネート加工をせずに高平滑性を実現し、プラスチック使用量削減に貢献 グラシン紙ベースの新たな剥離紙を開発 ―― 同剥離紙を使用した透明タイプと蒸着タイプの環境配慮型ラベル素材を発売 ―― リンテックはプラスチック使用量削減の観点から、当社独自のコーティング加工をすることで、ポリエチレンラミネート加工をせずに高平滑性を実現したグラシン紙ベースの剥離紙を開発。従来のポリエチレンラミネート加工した剥離紙と同程度の平滑性を実現し、ラベルの透明性や意匠性の確保に寄与します。今回、この新開発の剥離紙を使用したラベル素材2アイテムをラインアップし、5月9日から発売します。 プラスチック使用量の削減に貢献する剥離紙を開発 ラベルの裏側に台紙として貼り合わされている 剥離紙は、ベースとなる紙にシリコーンと呼ばれる 剥離剤を塗工することで、粘着剤面からきれいに剥 がせるようになっています。粘着剤の種類や用途に応じた適度な剥離力はもちろん、印刷・抜き加工に 対応するための厚みや強度、手作業または機械貼 りに応じた性能などが求められます。 グラシン紙に剥離剤を直接塗工した剥離紙では、 紙の表面の凹凸が粘着剤面に転写され、表面基材に フィルムを使用したラベルの場合、透明性や意匠性 が損なわれることがあります。それを防ぐため、紙の 表面にポリエチレンをラミネートすることで高平滑性 を付与することが一般的ですが、脱プラスチック需要 の高まりを受けて、当社ではポリエチレンを使用せず に高平滑性を実現した剥離紙を開発しました。 独自のコーティング加工により高平滑性を実現 新開発の剥離紙は、当社独自のコーティング加工によってポリエチレンラミネート加工した剥離紙と同程度の平滑性を実現し、プラスチックの使用量削減に貢献します。また、ラベルを自動貼りするラベリングマシンでの貼付に適した強度と光透過性*を有することも特徴です。今回、この剥離紙を使用した透明タイプと蒸着タイプのラベル素材 2 アイテムを発売します。 表面基材には、使用済みのペットボトルを原料にしてつくられた再生 PET フィルムを使用。再生 PET 樹脂を80%以上使用しながらも、非再生PETフィルムベースと同程度の物性を実現しています。外観が重視される化粧品や日用品などのアイキャッチラベルや表示用ラベル向けに提案を強化していきます。 *ラベルの位置を光電センサーによって検知するラベリングマシンの場合は、剥離紙に光透過性が求められます 外観が重視される各種商品パッケージに貼付 するラベルに適しています ラベルを自動で貼付するラベリングマシンに対応しています ラベルの透明性の比較(左:剥離剤を直接塗工 した剥離紙を使用、右:新製品) ■製品に関するお問い合わせ リンテック株式会社 印刷・情報材事業部門 〒112-0002 東京都文京区小石川 1-1-1 文京ガーデン ゲートタワー8F TEL.(03)3868-7734 FAX.(03)3868-7740 https://www.lintec.co.jp/ ◎リンテック株式会社/本社:東京都板橋区、社長:服部 真、証券コード:7966 (東証プライム市場) ■リリース内容に関するお問い合わせ リンテック株式会社 広報・IR 室 〒173-0001 東京都板橋区本町23-23 TEL.(03)5248-7741 FAX.(03)5248-7754 担当:野中、上畑 本リリースに使用している写真データは、https://www.lintec.co.jp/pub/からダウンロードしていただけます。 <補足資料> ラベル素材 製品概要 ■特徴 ○脱プラスチック需要の高まりを受けて、ポリエチレンラミネート加工をせずに高平滑性を実現したグラシン紙ベースの剥離紙を開発。同剥離紙を使用した透明タイプと蒸着タイプのラベル素材をラインアップしました。 ○剥離紙は当社独自のコーティング加工によって、従来のポリエチレンラミネート加工した剥離紙と同程度の平滑性を実現し、プラスチックの使用量削減に貢献。ラベリングマシンでの自動貼付にも対応しています。 ○表面基材には使用済みのペットボトルを原料にしてつくられた再生 PET フィルムを使用。再生 PET 樹脂を 80%以上使用しながらも、非再生 PET フィルムベースと同程度の物性を実現しています。 ■ラベル素材の剥離紙と粘着剤層の比較 ■仕様 剥離剤を直接塗工したタイプ 紙の表面の凹凸が粘着剤面に転写され、性や意匠性が損なわれることがあります 表面基材にフィルムを使用した場合、透明ポリエチレンラミネート加工したタイプ ポリエチレンラミネート加工をすることで 新製品 当社独自のコーティング加工をすること高平滑性を付与した剥離紙を使用 で高平滑性を実現した剥離紙を使用 品番KP5000SKP5010S表面基材透明ポリエステルフィルム【再生PET樹脂使用比率80%以上】蒸着ポリエステルフィルム(銀ツヤ)【再生PET樹脂使用比率80%以上】粘着剤剥離紙永久接着高平滑グラシン紙【ポリエチレン不使用】 化粧品や日用品、食品、家電製品をはじめとする各種商品の表示用ラベルやアイキャッチラベルなど ■主な用途 ■販売開始日 2022 年 5 月 9 日