エヌ・ピー・シー(6255) – 2022年8月期 第2四半期決算説明会資料

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開示日時:2022/04/14 11:00:00

損益

決算期 売上高 営業益 経常益 EPS
2018.08 644,410 50,646 47,838 18.62
2019.08 687,877 68,696 66,777 30.87
2020.08 793,810 87,972 86,569 34.1
2021.08 521,727 69,110 67,754

※金額の単位は[万円]

株価

前日終値 50日平均 200日平均 実績PER 予想PER
504.0 589.32 713.84 46.64

※金額の単位は[円]

キャッシュフロー

決算期 フリーCF 営業CF
2018.08 43,280 45,583
2019.08 -6,265 -1,684
2020.08 152,773 159,612
2021.08 139,652 162,966

※金額の単位は[万円]

▼テキスト箇所の抽出

2022年8月期第2四半期決算説明会資料2022年4月14日株式会社エヌ・ピー・シー代表取締役社⻑伊藤 雅文2022年8月期 第2四半期決算概要連結損益計算書(単位︓百万円)2021年8月期第2四半期2022年8月期第2四半期実績期初予想(2021.10.12発表)実績⾦額百分比(%)⾦額百分比(%)⾦額百分比(%)前期比(%)期初予想比(%)5,792100.02,350100.01,592100.0△ 72.5△ 32.3売上高売上総利益販売管理費営業利益営業外収益営業外費⽤経常利益特別利益特別損失1,5234541,068119–1,05118.226.37.818.50.00.3–18.212.5666506160213149–14914628.321.56.80.10.66.3–6.36.2448447123321–21△7528.1△ 70.6△ 32.728.1△ 1.5△ 11.70.1△ 99.9△ 99.41.42,200.01,050.00.2△ 84.2△ 76.91.3△ 98.0△ 85.9——1.3△ 98.0△ 85.9—1税引前当期純利益親会社株主に帰属する当期純利益1,0517252.前期比及び期初予想比はその増減比です。(注)1.2021年8月期の各数値は、2022年8月期から適⽤している「収益認識基準に関する会計基準」に従い遡及修正した後の数値となっております。Copyright Ⓒ 2022 NPC Incorporated. All rights reserved. 2022年8月期 第2四半期 期初予想と実績の差異の説明・部品の⻑納期化によりリードタイムが⻑くなり、国内向け装置の⼀部で売上計上時期が後ろ倒しとなった。・First Solar社がフル稼働状態のため、既存ラインに対する改造や現地作業のタイミングが取れず、作業スケ・米国向けFA装置案件で、プロジェクトの延期が続いたため実現性が低くなり、与信上のリスクが高まった売上高の減少に伴い売上総利益は期初予想を下回ったが、利益率はほぼ期初予想通りの⽔準を確保した。ジュールが後ろ倒しとなった。ため、契約を解除した。■売上高■売上総利益■販売管理費主に以下の要因で全体的に減少傾向となった。・租税公課、⽀払⼿数料︓米国税⾦に関連して減少。・研究開発費︓研究開発⽤装置の部品の⻑納期化により、開発案件に期ずれが発⽣。■営業利益・経常利益売上高の減少により、営業利益・経常利益は期初予想を下回った。・営業外収益︓保険解約に伴う返戻⾦で、営業外収益が発⽣。・営業外費⽤︓コミットメントライン契約を更新しなかったことで⼿数料が減少。■親会社株主に帰属する当期純利益減収に伴う減益と、繰延税⾦資産の取り崩しにより純損失となった。Copyright Ⓒ 2022 NPC Incorporated. All rights reserved. 22022年8月期 第2四半期決算概要装置関連事業売上高売上総利益販売管理費営業利益■売上高(単位︓百万円)2021年8月期第2四半期実績2022年8月期第2四半期期初予想(2021.10.12発表)実績⾦額百分比(%)⾦額百分比(%)⾦額百分比(%) 前期比(%) 期初予想(%)5,6191,4541371,316100.02,201100.01,421100.0 △ 74.7 △ 35.425.92.423.463615847828.97.221.742113128929.6 △ 71.0 △ 33.89.2△ 4.4 △ 17.120.3 △ 78.0 △ 39.5(注)1.2021年8月期の各数値は、2022年8月期から適⽤している「収益認識基準に関する会計基準」に従い遡及修正した後の数値となっております。2.上記表中に含まれない全社費⽤が存在します。また、前期比及び期初予想比はその増減比です。・太陽電池製造装置︓First Solar社に既設装置の改造や追加装置を売上その他米国メーカーに衛星⽤太陽電池製造装置を売上・FA装置︓電⼦部品業界の主要顧客や⾃動⾞業界向けに搬送装置等を売上・部品︓ほぼ予定通りの売上を計上■売上総利益ほぼ予定通りの利益率を確保した売上高の内訳部品FA装置太陽電池製造装置Copyright Ⓒ 2022 NPC Incorporated. All rights reserved. 32022年8月期 第2四半期決算概要環境関連事業(単位︓百万円)(単位︓百万円)2021年8月期第2四半期実績2022年8月期第2四半期期初予想(2021.10.12発表)実績⾦額百分比(%)⾦額百分比(%)⾦額百分比(%) 前期比(%) 期初予想(%)173100.068283939.316.222.51482933△310019.622.3-170100.0△ 1.714.92727015.9 △ 60.3△ 6.915.9△ 3.6 △ 18.2—売上高売上総利益販売管理費営業利益■売上高■売上総利益(注)1.2021年8月期の各数値は、2022年8月期から適⽤している「収益認識基準に関する会計基準」に従い遡及修正した後の数値となっております。2.上記表中に含まれない全社費⽤が存在します。また、前期比及び期初予想比はその増減比です。・検査サービス︓⼤規模太陽光発電所の検査を予定通り実施・リユース・リサイクル︓排出パネルが発⽣し期初予想を上回って推移した・パネル解体装置︓海外初案件となるフランス産廃業者向けの売上を計上(フレーム除去装置)・植物⼯場ビジネス︓⽣産分は愛媛県内を中⼼に全て販売したパネル解体装置売上高の内訳植物⼯場ビジネス全体に以下の要因で低調となった・利益率の低い排出パネル処理関連サービスの売上比率が高かった・植物⼯場の関連で減価償却費が増加し、材料を⼀括購⼊、⼀括計上しているため、利益率に影響したパネルリユース太陽光発電所のリサイクル(中間処理)検査サービスCopyright Ⓒ 2022 NPC Incorporated. All rights reserved. 42022年8月期 第2四半期決算概要受注高・受注残高2021年8月期 第2四半期2022年8月期 第2四半期受注高受注残高受注高前期比(%)受注残高前期比(%)(単位︓百万円)装置関連事業環境関連事業合計1,710651,7754,031894,1214,4963924,888162.9503.0175.38,8673229,189120.0261.8123.0(注)1.2021年8月期の受注残高は、2022年8月期から適⽤している「収益認識基準に関する会計基準」に従い遡及修正した後の数値となっております。2.前期比及び期初予想比はその増減比です。■装置関連事業予定した案件をしっかり受注して全体的に好調となった・First Solar社の新⼯場向け装置を受注した・好調な電⼦部品業界の主要顧客から安定的にリピート受注を獲得し、・国内太陽電池メーカーから衛星⽤太陽電池製造装置を受注今後も継続■環境関連事業受注高の内訳部品装置関連事業FA装置太陽電池製造装置環境関連事業植物⼯場ビジネスパネル解体装置全体に好調となった・パネル解体装置︓⾃動解体ライン2式(フランス・日本)パネルリユースリサイクル(中間処理)太陽光発電所の検査サービスフレーム除去装置1式(米国から初受注)・検査サービス・パネルリユース・リサイクルは堅調・植物⼯場ビジネスは増産分の受注を着実に獲得Copyright Ⓒ 2022 NPC Incorporated. All rights reserved. 52022年8月期 第2四半期決算概要貸借対照表2021.8末2022.2末10,00412,005 負債5,9548,138 流動負債3,971買掛⾦・電⼦記録債務資産流動資産現預⾦その他固定資産土地その他受取⼿形・売掛⾦・電⼦記録債権仕掛品・製品・商品原材料・貯蔵品建物・構築物 (純額)3,3267001,80551171,9701,548531501前受⾦3,231その他35 固定負債398 純資産1,903利益剰余⾦1,548⾃己株式389その他4,0493,840資本⾦・資本剰余⾦(単位︓百万円)2021.8末2022.2末3,0172,9734841,970519445,5551,453△53315,3895,3361,8513,051434535,5531,334△344466,9866,589(注)2021年8月期の各数値は、2022年8月期から適⽤している「収益認識基準に関する会計基準」に従い遡及修正した後の数値となっております。■変動要因について• 好調な受注により総資産は拡⼤し、仕掛品・買掛⾦・前受⾦等が増加。•2021年10月に⾃己株式を取得(310百万円)。■健全性について• 有利⼦負債ゼロを維持。• 運転資⾦及び今後のキャッシュポジションを考慮し、経費削減のためコミットメントライン契約は更新せず。• ⾃己資本比率は55.0%。Copyright Ⓒ 2022 NPC Incorporated. All rights reserved. 62022年8月期 通期業績予想の修正連結損益計算書(単位︓百万円)売上高売上総利益販売管理費営業利益営業外収益営業外費⽤経常利益特別利益特別損失2021年8月期通期2022年8月期通期実績期初予想(2021.10.12発表)修正予想(2022.4.12発表)⾦額⾦額百分比(%)百分比(%)⾦額百分比(%)前期比(%)期初予想比(%)7,823100.02,1389661,172324–27.312.315.00.00.3–14.79.95,7751,647986661318–64664110028.517.111.40.10.3–11.211.14,4541,311943368256387–387165100△ 43.1△ 22.129.4△ 38.7△ 20.421.2△ 2.4△ 4.48.3△ 68.6△ 44.3733.3733.3△ 75.0△ 66.7–△ 66.4△ 40.1△ 78.8△ 74.30.60.1–8.73.71,15114.764611.28.7△ 66.4△ 40.1税引前当期純利益親会社株主に帰属する当期純利益1,1517782.前期比及び期初予想比はその増減比です。(注)1.2021年8月期の各数値は、2022年8月期から適⽤している「収益認識基準に関する会計基準」に従い遡及修正した後の数値となっております。Copyright Ⓒ 2022 NPC Incorporated. All rights reserved. 72022年8月期 通期業績予想修正の概要■売上高・部品の⻑納期化によりリードタイムが延び、売上計上時期の期ずれが発⽣する⾒込み・期中受注・期中売上を予定していた⼀部の案件で、受注時期のずれや、リードタイムが⻑くなることで売上計上が来期となる⾒込み部品の⻑納期化・コスト増加の状況・半導体不⾜等の要因で電装品、機械部品、加⼯品が⻑納期化・海外など別のルートから調達する場合、部品価格が上昇・輸送費の上昇で韓国等海外仕⼊先からの調達コストが増加・原材料費の上昇で部品全体の価格が上昇■売上総利益■販売管理費通期の売上高の減少に伴い減少⾒込みだが、期初予想と同⽔準の利益率を確保上期に減少した分の⼀部が通期にも影響し減少■営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益通期の減収や繰延税⾦資産の取り崩しにより減益⾒込みCopyright Ⓒ 2022 NPC Incorporated. All rights reserved. 8今後の売上及び受注について■売上について・部品の⻑納期化の影響を受けた案件や、受注が遅れたことにより今期中に売上計上できない案件は、今期から期ズレするものの来期には売上計上となる予定・来期に売上計上を予定しているFirst Solar社の新⼯場向けの装置(約57億円)については製造がスタートしており、現時点でスケジュールに⼤きな変更はない■受注について下期以降受注は好調を維持していく⾒込み部品の⻑納期化に収束の目途は⽴っていないが、顧客サイドでもリードタイムを想定して発注の前倒しがなされている・First Solar社から引き続き受注が堅調・電⼦部品業界の主要顧客から引き続きFA装置の受注が継続・米国、オーストラリア、東欧等の産廃会社からのパネル解体装置の受注今期は売上高の期ズレが発⽣するものの、受注は旺盛であり、来期以降の業績は好調となる⾒込みCopyright Ⓒ 2022 NPC Incorporated. All rights reserved. 99装置関連事業︓太陽電池製造装置①米国太陽電池市場動向■米国の太陽光発電設置量予測■First Solarに有利な外部環境(GW)・輸⼊太陽光パネルの価格上昇3530252015105030.5・国内製造保護政策①「バイ・アメリカン法」の運⽤を強化(エネルギーや情報通信機器、医療品など6分野)23.62219.1②太陽光発電関連製品の⽣産量に応じたインセンティブの付与法案(Build Back Better法、Solar Energy Manufacturing法など)③2022年2月で終了予定だった輸⼊パネルに対するセーフガード関税の延⻑を決定・強制労働への関与が疑われる中国製品の輸⼊規制202020212022E2023E(CY)(出所︓US Solar Market Insight, SEIA, WoodMac)再生可能エネルギーへの高いニーズを背景に市場は継続的に成⻑する予測Copyright Ⓒ 2022 NPC Incorporated. All rights reserved. 10インド欧州その他北米受注⾒込み案件の推移その他欧州インド北米装置関連事業︓太陽電池製造装置②First Solarとの取引■First Solar社の⽣産及び受注状況⽣産能⼒の推移■インド新⼯場■米国新⼯場2.68.49.56.113.01.51.815.83.02.73.06.7当社で受注済の新⼯場分(GW)182.284.1616141210420既存⼯場2021年3月時点19.7GW2022年3月時点53.6GW20212022E2023E2024E(FY)(出所︓First Solar: Q4’20 Earnings and 2021 Guidance Call, Feb. 25, 2021,First Solar: Q4’21 Earnings and 2022 Guidance Call, Mar. 1, 2022 )高い需要を背景に引き続き設備投資を検討■当社の取引状況と今後の取り組み・2023年8月期に新⼯場向け装置約57億円分を売上計上予定・既存ラインの装置に対する改造などで下半期も引き続き受注が堅調・米国の⽣産拠点(ミシガン州)からカスタマーサービスを強化して対応Copyright Ⓒ 2022 NPC Incorporated. All rights reserved. 11装置関連事業︓太陽電池製造装置③その他太陽電池関連企業との取引■世界の市場動向・中国製パネルの価格上昇、サプライチェーンの脱中国依存→中国以外のパネルメーカーによる設備投資や新規参入の動き■米国太陽電池メーカーとの取引・⼤⼿米国企業に衛星⽤パネル製造装置を売上済■国内太陽電池メーカーとの取引・住宅⽤パネル向け太陽電池製造装置を受注→2022年8月期中に売上予定・衛星⽤パネル向け太陽電池製造装置を受注→2023年8月期に売上予定→米国・国内メーカーともに設備投資に意欲あり装置関連事業︓ FA装置■国内での状況や取り組み・好調な電⼦部品業界の顧客から受注が増加している今後中期的に受注し、第⼆の主要顧客となる⾒込み・その他既存顧客からリピート受注を獲得し、安定顧客を増やす(⾃動⾞業界、電⼦部品業界等)・各業界で新製品開発のための真空ラミネーターや貼り合せ装置の需要が増えている需要を取り込み標準装置の受注を獲得する■米国での状況や取り組みCopyright Ⓒ 2022 NPC Incorporated. All rights reserved. 12・北米初のパネル解体装置を受注し、更なる引き合いを受け、追加受注⾒込み・NPC Americaにデモ機を設置して全米のE-waste(電気製品の産廃処理業者)へ営業を展開中・現地日系企業・ローカル企業を対象にFA装置の受注を増やすCopyright Ⓒ 2022 NPC Incorporated. All rights reserved. 13環境関連事業︓太陽光発電所の検査サービス■当社の強み精密検査における独⾃技術 幅広い検査メニュー、全国展開の検査ネットワーク⼤⼿EPC、⼤⼿電気⼯事会社との取引実績法定検査任意検査・サービスコスト高品質向上サービス簡易検査(不具合検知)精密検査(不具合特定)外観検査抵抗検査等パネル洗浄・除草遠隔監視システム ドローンIR検査I-V検査EL検査■FIT案件の稼働状況(2021年9月現在)(GW)706050403020100(出所︓経済産業省)17.2250.33未稼働の発電所今後2-3年は新規稼働が継続竣⼯前検査の市場規模稼働済みの発電所定期検査の市場規模累計設置量は増えるため今後も拡⼤Copyright Ⓒ 2022 NPC Incorporated. All rights reserved. 14環境関連事業︓パネルリユース販売■当社のビジネスモデル発電事業者2018年災害によりダメージを受けたパネル写真提供:PVeyeパネル買取使⽤終了したパネル未使⽤在庫パネル災害を受けたパネルパネル販売リユース販売顧客(国内および中国・中東)・パネルの保管場所から販売先への直送・必要最低限のパネル検査・当社の業界での実績と知名度販売実績︓88,054 枚(2022年3月末現在)パネル交換保険⾦申請パネル排出の情報提供保険会社目下排出パネルは少ないが、保険会社との連携でいち早く排出情報をキャッチ使⽤できないパネルは中間処理でリサイクルへCopyright Ⓒ 2022 NPC Incorporated. All rights reserved. 15環境関連事業︓松⼭⼯場でのパネルの中間処理・リサイクル 松⼭⼯場でのホットナイフ分離法による中間処理で96.9%のリサイクル率を達成(2019.7〜2021.12実績)部材リサイクル状況ジャンクションボックス〇︓銅線部分は有価物として売却可能×︓端⼦のプラスチック部分は廃棄アルミフレーム〇︓有価物として売却可能板ガラス〇︓有価物として売却可能ガラスくずガラス砂などに再利⽤されるセル/EVAシート〇︓有価物として売却可能精錬会社で銀などを抽出するCopyright Ⓒ 2022 NPC Incorporated. All rights reserved. 16環境関連事業︓パネル解体装置①当社のホットナイフ分離法の有効性■リサイクル技術の比較⼿法処理⽅法等主な装置メーカーホットナイフ分離法約300℃に加熱したナイフでガラスとセルシート(シリコン、⾦属等含む)に分離する。エヌ・ピー・シー社粉砕タイプハンマーやローラー等を⽤いてパネルのガラスを物理的に粉砕し、ガラス部分を取り除く。環境保全サービス社チヨダマシナリー社近畿⼯業社ドニコ・インター社ブラストタイプパネルを固定して研磨剤を吹きつけてガラスを砕いて削り取る。 未来創造社熱処理タイプパネルを炉の中に⼊れ、数百度の高温で封⽌材(樹脂)を熱分解し、ガラスと⾦属を取り出す。新菱社新⾒ソーラー社(出所︓当社調べ『事業計画および成⻑可能性に関する事項』による)■ホットナイフ分離法の特⻑と優位性 ガラスと⾦属の分離性能が高く、リサイクル効率が高い 処理速度が速く処理能⼒が高い(1枚あたり60秒) 省エネルギーでの処理が可能Copyright Ⓒ 2022 NPC Incorporated. All rights reserved. 17■リサイクル体制の構築解体装置の性能向上を図るとともに普及を進め、将来のパネル廃棄に備えリサイクル体制を構築フレーム除去装置&ガラス分離装置フレーム除去装置のみ環境関連事業︓パネル解体装置②国内向けパネル解体装置の販売■装置の実績ガラス分離装置「ホットナイフ分離法」を搭載ガラスとセルシートを分離導⼊実績︓岡⼭・京都・東京・仙台・松⼭(⾃社)福島(基本合意)各地域で排出されたパネルを導⼊拠点で中間処理するフレーム除去装置導⼊実績︓北海道・⾹川パネルリサイクルに参⼊する廃棄物処理業者が増加→今後も数社受注予定環境関連事業︓パネル解体装置③海外向けパネル解体装置の販売アルミフレームとJ-Boxを除去協和商会(予定)Copyright Ⓒ 2022 NPC Incorporated. All rights reserved. 18ホットナイフ分離法が高く評価されており、パネルリサイクルのグローバルスタンダードを目指す課題① パネルの⼤量排出■欧州・FIT開始が日本より10年早く、既にパネル排出が進んでいる・環境意識が高くリサイクルに積極的実績や状況︓①フランスの産廃業者Envieから装置を受注・納品- フレーム除去装置 → 納⼊済み- ガラス分離装置(⾃動解体ライン) → 2022年納⼊予定②東欧地域からの引き合いが増加■米国・世界第2位の累計設置量・廃棄パネルが増加中実績や状況︓①E-Waste(電気製品の産廃処理業者)がパネルリサイクル事業に参⼊NPC Americaが主体となり営業展開中②E-Waste企業から初受注を獲得(フレーム除去装置)、⾃動解体ラインも追加受注⾒込み③州⽴⼤学から共同研究のオファーがあり受注済引合い■オーストラリア・パネルの設置量が近年増加・環境意識が強く、廃棄パネルの埋め⽴てがビクトリア州で禁⽌ さらに対象の州が増える⾒込み実績や状況︓官⺠共同の研究開発プロジェクトで装置の引き合いありCopyright Ⓒ 2022 NPC Incorporated. All rights reserved. 19環境関連事業︓⑤植物⼯場ビジネス■⽣産について・2022年2月に⼯場を拡張し、⽣産量を当初2021年4月から2倍に増産(約1,080kg/週)・グリーンリーフ、フリルレタスに加え、サニーレタスを追加して3種類を⽣産開始・今後は現⾏の3倍程度に⼯場を拡張できる余地あり■販売や広報について・愛媛県内における『地産地消』として、小売店等市販⽤のほか、安定的な業務⽤の販売先を確保・増産分も含めて販売先をほぼ確保済み・テレビCM、youtube、各種SNS(Instagram、twitter、facebook)で情報を発信中今後も段階的に増産をしながら2024年8月期に⿊字化を目標に取り組んでいく販売先区分市販用業務用新規ビジネスの進捗についてペットボトルの⾃動選別装置Copyright Ⓒ 2022 NPC Incorporated. All rights reserved. 20■AIを活用した自動判定システム■ロボットによる自動選別⼿作業のごみ分別を⾃動化し、安全衛⽣、⼈⼿不⾜などの課題解決広島県の産業廃棄物処理業者で検証中補助⾦なしでも導⼊可能な価格帯で販売先を拡⼤鶏糞によるクリーンエネルギーを利⽤した肥料製造■鶏糞をメタン発酵させ、発酵残渣を乾燥設備で乾燥、肥料を製造■発生したメタンガスを利用してバイオガス発電機で発電、乾燥設備や鶏舎の電⼒を賄う2021年9月〜松⼭⼯場でテストを開始メタン発酵が順調に進捗中2022年3月〜残渣の乾燥テスト、成分分析を開始鶏糞肥料Copyright Ⓒ 2022 NPC Incorporated. All rights reserved. 21製品・サービスのラインナップ拡充■顧客に特化したカスタマイズ装置First Solar、電⼦部品業界の主要顧客向けを中⼼にFA装置を安定的に受注■スタンダード製品のラインナップ太陽光パネル解体装置真空ラミネーターペットボトル⾃動選別装置はこひめ製品・サービスのスタンダード化をより進め、安定したビジネスを増やしていくCopyright Ⓒ 2022 NPC Incorporated. All rights reserved. 22IRメールマガジンのご案内IRメールマガジンで当社の最新情報をお知らせしていますIRメールマガジン登録のメリット適時開示があった場合、速やかに情報を⼊⼿することができます。月1回配信している「NPC通信」では最新の市場動向等をお知らせします。不定期で開催している⼯場⾒学会等をメルマガ登録者に優先的に早期案内します。上記以外のお知らせも都度配信しています■登録⽅法①当社社員にお声がけ下さい。当社で登録作業を⾏います。②以下のURLから必要事項を記⼊の上、ご登録作業をお願いします。https://www.npcgroup.net/ir/mail-magazineCopyright Ⓒ 2022 NPC Incorporated. All rights reserved. 23本日はありがとうございましたNPCグループは、「我々は、もの創りを通して、⾃然と社会と⼈間に必要とされる企業を目指します。」という企業⽅針に則り、たゆまぬ技術⾰新の努⼒により創り出す製品を通じ、地球環境、地域社会等に貢献して参ります。IR問い合わせ窓口株式会社エヌ・ピー・シー総務部 IR担当電話E-Mail ︓ npc.ir npcgroup.net︓ 03-6240-1206FAX︓ 03-5817-8835<将来⾒通し等に関する注意事項>本資料につきましては投資家の皆様への情報提供のみを目的としたものであり、売買の勧誘を目的としたものではありません。本資料における、将来予想に関する記述につきましては、目標や予測に基づいており、確約や保証を与えるものではありません。また、将来における当社の業績が、現在の当社の将来予想と異なる結果になることがある点を認識された上で、ご利⽤ください。また、業界等に関する記述につきましても、信頼できると思われる各種データに基づいて作成されていますが、当社はその正確性、完全性を保証するものではありません。本資料は、投資家の皆様がいかなる目的にご利⽤される場合においても、お客様ご⾃⾝のご判断と責任においてご利⽤されることを前提にご提示させていただくものであり、当社はいかなる場合においてもその責任は負いません。Copyright Ⓒ 2022 NPC Incorporated. All rights reserved. 24

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