イオンファンタジー(4343) – 2022年2月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

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開示日時:2022/04/08 15:00:00

損益

決算期 売上高 営業益 経常益 EPS
2018.02 7,217,444 597,074 597,426 150.99
2019.02 7,424,357 465,161 465,704 94.33
2020.02 7,349,276 321,152 320,634 -16.47
2021.02 4,611,645 -742,908 -713,132 -469.51

※金額の単位は[万円]

株価

前日終値 50日平均 200日平均 実績PER 予想PER
1,883.0 1,874.16 1,996.195 41.17

※金額の単位は[円]

キャッシュフロー

決算期 フリーCF 営業CF
2018.02 -83,776 1,067,202
2019.02 -259,822 958,899
2020.02 -4,400 1,027,106
2021.02 -661,845 18,358

※金額の単位は[万円]

▼テキスト箇所の抽出

2022年2月期 決算短信〔日本基準〕(連結)2022年4月8日上 場 会 社 名コ ー ド 番 号表代株式会社イオンファンタジー4343上場取引所 東URL https://www.fantasy.co.jp/者 (役職名) 代表取締役社長(氏名) 藤原 徳也問合せ先責任者 (役職名)常務取締役 管理統括兼リスクマネジメント担当(氏名) 井関 義徳 (TEL) 043(212)6203配当支払開始予定日2022年4月27日2022年5月18日定時株主総会開催予定日有価証券報告書提出予定日 2022年5月19日決算補足説明資料作成の有無 : 有決算説明会開催の有無 : 有 (機関投資家・アナリスト向け)1.2022年2月期の連結業績(2021年3月1日~2022年2月28日)(1)連結経営成績2022年2月期2021年2月期売上高営業利益経常利益%百万円60,17030.546,116 △37.3百万円△3,408△7,429%--百万円△3,385△7,719(百万円未満切捨て)(%表示は対前期増減率)親会社株主に帰属する当期純利益百万円△4,507△9,277%--%--(注) 包括利益2022年2月期 △4,487百万円(-%)2021年2月期 △9,422百万円(-%)1株当たり当期純利益潜在株式調整後1株当たり当期純利益自己資本当期純利益率総資産経常利益率売上高営業利益率2022年2月期2021年2月期円 銭△228.07△469.51円 銭--%△31.8△42.8%△6.4△14.1(参考) 持分法投資損益 2022年2月期-百万円2021年2月期-百万円(2)連結財政状態総資産純資産自己資本比率1株当たり純資産2022年2月期2021年2月期(参考) 自己資本百万円51,23553,9612022年2月期 11,692百万円%百万円22.811,84116,92230.92021年2月期 16,694百万円(3)連結キャッシュ・フローの状況営業活動によるキャッシュ・フロー投資活動によるキャッシュ・フロー財務活動によるキャッシュ・フロー現金及び現金同等物期末残高百万円6,176183百万円△7,091△6,964百万円1,3958,445%△5.7△16.1円 銭591.51844.86百万円5,9865,7182022年2月期2021年2月期2.配当の状況第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末合計年間配当金配当金総額(合計)配当性向(連結)2021年2月期2022年2月期2023年2月期(予想)円 銭---円 銭15.0015.005.00円 銭---円 銭15.005.0015.00円 銭30.0020.0020.00百万円592395%--98.8純資産配当率(連結)%2.72.83.2023年2月期の連結業績予想(2022年3月1日~2023年2月28日)売上高営業利益経常利益(%表示は、対前期増減率)親会社株主に帰属する当期純利益1株当たり当期純利益通期百万円78,900%31.1百万円2,600%-百万円1,700%-百万円400%-円 銭20.24 ※ 注記事項(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動): 無(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更② ①以外の会計方針の変更③ 会計上の見積りの変更④ 修正再表示(3)発行済株式数(普通株式): 無: 無: 無: 無① 期末発行済株式数(自己株式を含む)2022年2月期19,768,825株2021年2月期19,762,025株② 期末自己株式数③ 期中平均株式数2022年2月期1,743株2021年2月期1,583株2022年2月期19,764,547株2021年2月期19,758,738株(参考) 個別業績の概要1.2022年2月期の個別業績(2021年3月1日~2022年2月28日)(1)個別経営成績(%表示は対前期増減率)売上高営業利益経常利益当期純利益2022年2月期2021年2月期%百万円50,41031.938,227 △36.1百万円△1,600△6,079%--百万円△1,007△5,958%--百万円△5,505△8,794%--1株当たり当期純利益潜在株式調整後1株当たり当期純利益円 銭△278.57△445.08円 銭--2022年2月期2021年2月期(2)個別財政状態総資産純資産自己資本比率1株当たり純資産2022年2月期2021年2月期(参考) 自己資本百万円40,98840,5642022年2月期 11,842百万円%百万円28.911,87344.217,9722021年2月期 17,924百万円円 銭599.10907.082.2023年2月期の個別業績予想(2022年3月1日~2023年2月28日)通期%24.0百万円2,400%-百万円400%-円 銭20.24売上高百万円62,500経常利益当期純利益1株当たり当期純利益(%表示は、対前期増減率)    ※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です。※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項(将来に関する記述等についてのご注意)本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料2ページ「1.経営成績等の概況(1)当期の経営成績の概況」をご覧ください。(決算補足説明資料及び決算説明会内容の入手方法)当社は、2022年4月11日(月)に決算説明会を開催する予定です。説明内容については、当日使用する決算説明資料とともに、開催後速やかに当社ウェブサイトに掲載する予定です。 ○添付資料の目次株式会社イオンファンタジー(4343) 2022年2月期 決算短信1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………2(1)当期の経営成績の概況 ……………………………………………………………………2(2)当期の財政状態の概況 ……………………………………………………………………5(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 ……………………………………62.企業集団の状況 …………………………………………………………………………………73.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……………………………………………………84.連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………9(1)連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………9(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ………………………………………………11(3)連結株主資本等変動計算書 ………………………………………………………………13(4)連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………15(5)連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………16(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………16(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) ……………………………………16(重要な会計上の見積り) ……………………………………………………………………18(セグメント情報等) …………………………………………………………………………19(1株当たり情報) ……………………………………………………………………………21(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………215.個別財務諸表 ……………………………………………………………………………………22(1)貸借対照表 …………………………………………………………………………………22(2)損益計算書 …………………………………………………………………………………24(3)株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………26 - 1 -株式会社イオンファンタジー(4343) 2022年2月期 決算短信1.経営成績等の概況(1)当期の経営成績の概況当社は、『こどもとそのファミリーのえがおのために、世界中に楽しい「あそび×まなび」を届けるオンリーワンのエデュテイメント企業』をビジョンに掲げ、4つの主要施策「あそび場の進化と拡大」、「ポートフォリオマネジメント経営」、「フルデジタリゼーション」、「成長を支える人財・組織・風土改革」を推進しております。当連結会計年度(2021年3月1日~2022年2月28日)における当社及び連結子会社の連結業績は、売上高が601億70百万円(前期比30.5%増)、営業損失は34億8百万円(前期営業損失74億29百万円)、経常損失は33億85百万円(前期経常損失77億19百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失は45億7百万円(前期親会社株主に帰属する当期純損失92億77百万円)となりました。新型コロナウイルス感染症の拡大は、国内、中国及びアセアンの全事業に影響を及ぼしておりますが、防疫対策を継続しながら今後の成長のための取組みを推進いたしました。国内・海外ともにショッピングセンター内営業面積拡大に向け戦略的小型店の展開を加速させた結果、カプセルトイ専門店やTinyモーリーファンタジーといった小型店舗数が増加いたしました。第4四半期連結会計期間におきましては売上高前年同期比10.5%増、営業利益は黒字となり、通期の営業利益は前期から40億20百万円の赤字縮小となりました。2022年2月末の店舗数は国内516店舗、海外425店舗の合計941店舗(直営店931店舗、FC等10店舗)となりました。(国内事業)国内事業は、政府による緊急事態宣言の発出やまん延防止等重点措置に基づく各自治体の措置に対応しながら営業時間短縮や臨時休業を実施し、店舗ごとにおける臨時休業日数を全社で合計すると延べ3,280日となり売上の低下に繋がりました。新型コロナウイルスの感染者数が8月下旬をピークに減少に転じると売上の回復が進み、12月は既存店一昨年比102.1%と一昨年を上回るトレンドにまで回復しました。当期は年間を通じて、プライズ部門が好調に推移いたしました。人気IPや食品メーカーとコラボした当社限定アイテムなどを集中展開するとともに、Twitterキャンペーンといった集客を強化するための販促企画を実施いたしました。メダル部門においても2月中旬より「メダル1万円1万枚」のイベントを1年ぶりに実施し売上の確保に努めました。こうした取組みにより、第4四半期連結会計期間の売上高は一昨年水準近くまで回復いたしました。12月にはモーリーファンタジーむさし村山店(東京都)を全面刷新いたしました。キッズコーナーの面積を1.3倍に拡大して競合との差別化をはかるとともに、横幅20メートルの大型デジタルサイネージを導入するなど新たな試みを多数取り入れました。今後の既存店活性化のモデル店舗として位置付けております。オンライン事業では、オンラインクレーン「MOLLY.ONLINE」が売上高前年同期比39.7%増と好調で営業利益は黒字を確保いたしました。11月より「モーリーオンラインスクラッチ」のサービスもリリースしております。これまで戦略的出店を進めてきたカプセルトイ専門店「TOYS SPOT PALO」ですが、出店数が増加し業績に与える影響が大きくなってきたため、当期末より店舗数としてカウントしております。当期は33店舗出店し累計85店舗となり、カプセルトイ部門の売上高前年同期比141.6%増に大きく貢献いたしました。また、11月に新業態プライズ専門店「PRIZE SPOT PALO」を2店舗出店いたしました。モーリーファンタジーにおきましては草加マルイ店をはじめグループ外物件5店舗を含め7店舗を出店いたしました。このような新業態店舗等を含め、当期は42店舗を新規出店する一方で不採算店舗等9店舗を閉店し2022年2月末の店舗数はFC2店舗を含め516店舗となりました。以上の結果、国内事業における当期の業績は、売上高504億10百万円(前期比31.9%増)、営業損失16億円(前期営業損失60億79百万円)となりました。 - 2 -株式会社イオンファンタジー(4343) 2022年2月期 決算短信(中国事業)中国事業は、前期後半より好調に推移しておりましたが、8月に各地でクラスターが発生し一時的に売上が低下いたしました。9月より順調に回復し、第3四半期連結会計期間においてほぼ一昨年度の水準まで回復しました。しかし、第4四半期に入ると政府の「ゼロコロナ政策」による行動規制がさらに強まり、母店の入館規制や当社の一時休業店舗が増加した影響を受け、第4四半期連結会計期間の前年同期比は21.5%減となりました。当期は、新たな収益源確保に向けショッピングセンターの空床など営業面積の拡大に取組みました。また、客数と収益拡大を目的としてショッピングセンター内でのパレードやセンターコートを活用した有料イベントを積極的に実施するとともに、会員向けアプリにエデュテイメント機能を付加し会員数の獲得に努めました。当期は、9店舗を新規出店する一方で不採算店舗等15店舗を閉店し2022年2月末の店舗数はFC5店舗を含め199店舗となりました。以上の結果、中国事業における当期の業績は、売上高77億21百万円(前期比12.0%増)、営業損失12億30百万円(前期営業利益36百万円)となりました。※中国事業は当期の為替レートが円安に動いた結果、当期業績において売上高を押し上げ、営業利益を押し下げる影響が出ております。また前期は臨時休業に伴う店舗休止損失の特別損失計上の他、営業時におきましても政府による減免や助成金の受給を受けております。(アセアン事業)アセアン事業は、新型コロナウイルス感染症の影響による各国政府の規制により、8月の時点では事業内のほぼ全店舗が臨時休業の状況でしたが、第3四半期以降段階的に営業再開し、再開した店舗では売上回復が進みました。マレーシアでは1月と2月は一昨年の水準を超えてきております。フィリピンは11月より1年8ヵ月ぶりに営業を再開し、政府の規制により入場定員を半数程度に設定して運営を行いましたが、12月の既存店一昨年比は75.1%と健闘し、2月には同106.0%となりました。タイは4月中旬から約半年間、全店休業しておりましたが、10月から順次営業を再開いたしました。インドネシアも10月から順次営業を再開し、売上も一昨年水準に達する勢いで回復いたしました。1月には新業態となる日本風テーマ型インドアプレイグラウンド「EDOKKO」をオープンいたしました。ベトナムでは11月下旬より13店舗中11店舗が営業を再開いたしました。第4四半期は全ての国で売上回復が進み、営業利益は黒字を確保いたしました。その他の施策として、フィリピンでは小学生向けの授業動画配信サービスの展開、タイではお出かけポータルサイトの運営など、リアル店舗以外での新規事業も推進しております。当期は、16店舗を新規出店する一方で不採算店舗等16店舗を閉店し2022年2月末の店舗数はFC3店舗を含め226店舗となりました。以上の結果、アセアン事業における当期の業績は、売上高21億9百万円(前期比87.0%増)、営業損失5億76百万円(前期営業損失13億99百万円)となりました。(社会貢献・環境保全活動の状況)当社及び連結子会社は、社会貢献・環境保全活動を積極的に推進し、企業価値を継続的に高めるとともに、よき企業市民として地域社会の発展に貢献できるよう取組んでおります。当社は「ファンタジースマイルデーあそんで募金」として、毎月11日に対象の遊戯機械売上の10%相当額を「震災復興支援活動」、「子ども支援活動」、「環境保全活動」の活動資金とする取組みを継続実施しております。震災復興支援活動では、特定非営利活動法人キッズデザイン協議会における「子どもたちの元気プロジェクト」の活動支援金として寄付を行いました。また、東日本大震災の被災地3県(岩手県、宮城県、福島県)の子ども育英基金に寄付を行いました。 - 3 -株式会社イオンファンタジー(4343) 2022年2月期 決算短信子ども支援活動では、新型コロナウイルス感染症防止対策を施したうえで地域の社会福祉施設等への訪問などを日本、中国、マレーシア、タイ、フィリピン、インドネシア、ベトナムで延べ917回実施しております。そのほか、JHP学校をつくる会における主にカンボジアでの「学校支援活動」の活動支援金として寄付を行いました。また、環境保全活動では、子どもたちが主体的に実施する環境学習・環境保全活動を支援する公益財団法人日本環境協会こどもエコクラブ全国事務局へ寄付を行いました。そのほか、「公益財団法人イオンワンパーセントクラブ」を通じた活動として、「次代を担う青少年の健全な育成」、「諸外国との友好親善の促進」、「地域・社会の持続的発展」への使途を目的とした寄付を行いました。(次期の取組みと見通し)売上高営業利益又は営業損失(△)経常利益又は経常損失(△)親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)2023年2月期(業績予想)(単位:百万円)2022年2月期(当期実績)78,9002,6001,70040060,170△3,408△3,385△4,507当社グループを取巻く環境は、日本国内の人口減少によるマ-ケット縮小、モノからコトへの消費変化及び価値の多様化に加え、新型コロナウイルス感染症による影響の長期化、IT技術の利用拡大、気候変動と社会の環境並びに企業姿勢への意識の高まり等、新たな変化が表れており成長拡大に向けてはこれらの対応が急務となっております。当社グループは経営課題として、「市場の変化に合わせた自らの変革」を掲げ、社会への存在意義を明確にするべく、従来の社是を昇華させた「パーパス」を改めて制定し、同時にそれを具体化すべく、サステナビリティ方針を制定いたしました。また中期経営計画の2年目として、4つの主要施策「あそび場の進化と拡大」、「ポートフォリオマネジメント経営」、「フルデジタリゼーション」、「成長を支える人財・組織・風土改革」を引き続き推進し、国内、中国及びアセアンを基軸とした持続的な成長と高い収益性を目指し取り組んでまいります。国内事業は、主力業態の進化と新たな顧客の期待価値に対応した「NEWモーリーファンタジー」をはじめ、あそびの専門性を高めた「カプセルトイ専門店」「プライズ専門店」、オンライン分野では「モーリーオンライン」「モーリーオンライン・スクラッチ」の拡大を推進してまいります。またエデュテイメント機能の強化として、複合エデュテイメントフロアモデルやスキッズガーデンの単独専門店化など、独自性のある時間制遊具施設の業態開発を進めてまいります。また会員のデジタル化、イオングループとの会員IDの共通化、フルデジタリゼーションによる後方作業の効率化、省力化を図り、事業収益力向上を目指してまいります。中国事業は、国民の「健康」に対する意識の高まりと「運動産業」の市場拡大、娯楽市場の拡大に伴い参入企業の増加による競争環境の激化が顕著になっております。こうした環境に対応し、次世代の成長に向け「運動・健康」をテーマにした業態「モーリー遊育運動館」や人気娯楽コンテンツを活用した「モーリー活力空間」の開発を進めてまいります。またショッピングセンター内空床の増加を当社は引き続き、既存店の営業面積拡大と収益源確保の好機と捉え、エントランスや空床を活用したサテライト出店及びローコストモデル出店の拡大による収益性の向上を図ります。 - 4 -株式会社イオンファンタジー(4343) 2022年2月期 決算短信アセアン事業は、一部地域において新型コロナウイルス感染症拡大による政府の規制を受け、休業中の店舗がありながらもすべての国が事業を再開しており、売上の回復が進んでおります。主力業態であるキッズーナに加え、インドアプレイグラウンドのローカライズ化を進め、地域所得と施設規模別に出店業態をパターン化することにより収益向上を図ります。また新規事業としてオンライン分野への取り組みを強化し、「遊びのポータルサイト」(タイランド)や、「教育支援動画の配信サービス」(フィリピン)を拡大し、既存収益の補完と成長拡大を目指してまいります。アセアン事業においては、国別の人口動態、経済成長、イオングループの出店戦略を踏まえ、経営資源の配分に優先順位と強弱をつけた成長戦略を計画してまいります。2023年2月期の業績について、国内及び海外における新型コロナウイルス感染症の感染状況及び2022年2月期下半期の売上状況等を踏まえ、売上高が新型コロナウイルス感染症拡大前の水準に回復する仮定については、2023年2月期連結会計期間中に回復すると考えております。収益性は改善され連結営業利益以下の各利益については黒字回復を見込んでおります。上記を踏まえ2023年2月期の通期連結業績予想は、売上高789億円、営業利益26億円、経常利益17億円、親会社株主に帰属する当期純利益4億円を見込んでおります。(2)当期の財政状態の概況① 資産、負債及び純資産の状況(資産)当連結会計年度末における流動資産の残高は、109億19百万円となり、前連結会計年度末に比べ10億99百万円減少いたしました。主な内訳は、前連結会計年度末日が金融機関の休日であり、売上預け金のうち前年2月上旬分が翌営業日に決済されたことによる売上預け金の減少(13億98百万円)、現金及び預金の増加(2億89百万円)であります。当連結会計年度末における固定資産の残高は、403億15百万円となり、前連結会計年度末に比べ16億27百万円減少いたしました。主な内訳は、投資の抑制による遊戯機械の減少(17億77百万円)及び建物の減少(4億46百万円)、繰延税金資産の増加(4億2百万円)であります。この結果、総資産は512億35百万円となり、前連結会計年度末に比べ27億26百万円減少いたしました。(負債)ました。(純資産)当連結会計年度末における流動負債の残高は、315億9百万円となり、前連結会計年度末に比べ20億67百万円増加いたしました。主な内訳は、短期借入金の増加(25億80百万円)、設備関係支払手形の減少(4億69百万円)であります。当連結会計年度末における固定負債の残高は78億84百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億87百万円増加いたしました。主な内訳は、セールアンド割賦バック取引による長期割賦未払金の増加(22億7百万円)、連結子会社における長期借入金の減少(16億97百万円)及びリース債務の減少(2億77百万円)であります。この結果、負債合計は393億93百万円となり、前連結会計年度末に比べ23億54百万円増加いたし当連結会計年度末における純資産の残高は、118億41百万円となり前連結会計年度末に比べ50億80百万円減少いたしました。主な内訳は、親会社株主に帰属する当期純損失の計上(45億7百万円)、剰余金の配当による減少(5億92百万円)であります。 - 5 -株式会社イオンファンタジー(4343) 2022年2月期 決算短信② キャッシュ・フローの状況当連結会計年度におけるキャッシュ・フロー営業活動によるキャッシュ・フロー投資活動によるキャッシュ・フロー財務活動によるキャッシュ・フロー現金及び現金同等物に係る換算差額現金及び現金同等物の増加額(△は減少)現金及び現金同等物の期首残高現金及び現金同等物の期末残高前連結会計年度 当連結会計年度増減(単位:百万円)183△6,9648,445△781,5854,1325,7186,176△7,0911,395△2112685,7185,9865,993△126△7,050△133△1,3171,585268(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動により得られた資金は61億76百万円となりました。その主な内訳は、税金等調整前当期純損失47億83百万円の計上による資金の減少と、減価償却費105億18百万円の計上及び売上預け金14億円の減少による資金の増加であります。(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動により使用した資金は70億91百万円となりました。主に新規出店や既存店活性化投資に伴う有形固定資産64億16百万円の取得によるものです。(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動により得られた資金は13億95百万円となりました。主に短期借入金の純増額30億90百万円、セールアンド割賦バック取引による収入28億59百万円、長期借入金23億33百万円の返済、リース債務15億36百万円の返済及び配当金5億92百万円の支払いによるものです。なお、キャッシュ・フロー関連指標の推移は下記のとおりであります。2021年2月期2022年2月期自己資本比率時価ベースの自己資本比率キャッシュ・フロー対有利子負債比率インタレスト・カバレッジ・レシオ(注) ① 自己資本比率:自己資本/総資産30.9%92.7%15,213.8%0.2倍22.8%76.0%502.4%9.3倍時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フローインタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い② キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを利用して計算しております。有利子負債は、連結貸借対照表上に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いは、キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当当社は、株主の皆さまへの安定的利益還元を経営の最重要目標のひとつとして位置づけており、内部留保の充実と財務体質の強化及び、業績、配当性向等を総合的に勘案して、長期的、安定的な利益還元を基本方針としております。内部留保資金につきましては、経営体質の一層の充実を図りつつ、国内及び海外の新規出店や既存店への設備投資等、事業展開の原資として役立ててまいります。 - 6 -株式会社イオンファンタジー(4343) 2022年2月期 決算短信上記方針に基づき、当期の期末配当金につきましては、1株につき普通配当5円を予定しております。(株主配当金の支払開始予定日:2022年4月27日(水曜日))これにより、中間配当15円と合わせた当期の年間配当金は1株当たり20円となります。なお、次期の配当金につきましては、上記の基本方針に基づき1株につき、中間5円、期末15円、年間20円を予定しております。2.企業集団の状況当社の親会社は純粋持株会社イオン株式会社であります。GMS(総合スーパー)事業を核とした小売事業を中心として、総合金融、ディベロッパー、サービス・専門店等の各事業を複合的に展開しています。このようなイオングループの事業の中で、当社グループはサービス・専門店事業に区分され、主としてショッピングセンター内の遊戯施設(子どもとそのファミリーを対象としたアミューズメント施設‘モーリーファンタジー’とインドアプレイグラウンド‘キッズーナ’)の運営を行っております。国内事業は当社1社で構成されており、当社はイオングループ及びその他のディベロッパーが運営するショッピングセンター内で遊戯施設の設置運営を行っております。中国事業は1社、アセアン事業は6社(内純粋持株会社1社)で構成されており、中国、マレーシア、タイ、フィリピン、インドネシア、ベトナムにおいてイオングループ及びその他のディベロッパーが運営するショッピングセンター内で遊戯施設の設置運営を行っております。以上述べました事項を事業系統図に示すと次のとおりであります。 - 7 -株式会社イオンファンタジー(4343) 2022年2月期 決算短信3.会計基準の選択に関する基本的な考え方当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で連結財務諸表を作成する方針であります。なお、今後につきましては、外国人株主比率の推移及び国内の同業他社の国際会計基準の適用動向等を踏まえ、国際会計基準の適用について検討を進めていく方針であります。 - 8 -4.連結財務諸表及び主な注記(1)連結貸借対照表資産の部流動資産現金及び預金売掛金売上預け金商品貯蔵品その他流動資産合計固定資産有形固定資産建物減価償却累計額建物(純額)遊戯機械減価償却累計額遊戯機械(純額)使用権資産減価償却累計額使用権資産(純額)工具、器具及び備品減価償却累計額工具、器具及び備品(純額)その他減価償却累計額その他(純額)有形固定資産合計無形固定資産のれんソフトウエアその他無形固定資産合計投資その他の資産投資有価証券敷金及び差入保証金繰延税金資産その他(純額)投資その他の資産合計固定資産合計資産合計株式会社イオンファンタジー(4343) 2022年2月期 決算短信前連結会計年度(2021年2月28日)当連結会計年度(2022年2月28日)(単位:千円)6,008,031232,656303,081810,7601,397,2002,168,12410,919,85420,717,972△15,401,1535,316,81963,535,939△44,826,99218,708,94711,597,803△7,801,7293,796,0748,187,267△5,854,6902,332,576144,202△71,53572,66730,227,085146,8661,326,9464,1591,477,9725,3234,374,1393,906,792324,3278,610,58340,315,64151,235,4965,718,115210,4771,701,815923,0811,444,2782,021,09212,018,85919,283,406△13,520,4295,762,97762,728,709△42,241,83220,486,87711,078,603△7,021,9974,056,6067,527,158△5,374,0062,153,152142,484△62,27080,21432,539,827173,5501,009,0824,4401,187,0745,3234,346,0273,504,543360,2658,216,16041,943,06153,961,921 - 9 -株式会社イオンファンタジー(4343) 2022年2月期 決算短信前連結会計年度(2021年2月28日)当連結会計年度(2022年2月28日)(単位:千円)1,159,82017,620,8762,237,784-1,813,712935,5871,742,336575,423295,26512,0901,151,56736,9731,860,84029,442,2783,477,260-2,779,745247,982920,846171,0987,596,93537,039,2131,798,4274,817,07010,577,713△3,37017,189,839△403,671△91,267△494,93848,551179,25416,922,70753,961,9211,261,48020,201,0402,037,420559,7191,746,9361,517,6001,441,349310,981263,72110,920682,29424,1211,451,81231,509,3961,779,4082,207,4692,501,834199,989928,810266,8157,884,32839,393,7251,806,9874,825,6305,477,154△3,70412,106,068△364,491△49,145△413,63631,437117,90111,841,77151,235,496負債の部流動負債買掛金短期借入金1年内返済予定の長期借入金1年内返済予定の長期割賦未払金リース債務未払金未払費用未払法人税等賞与引当金役員業績報酬引当金設備関係支払手形閉店損失引当金その他流動負債合計固定負債長期借入金長期割賦未払金リース債務退職給付に係る負債資産除去債務その他固定負債合計負債合計純資産の部株主資本資本金資本剰余金利益剰余金自己株式株主資本合計その他の包括利益累計額為替換算調整勘定退職給付に係る調整累計額その他の包括利益累計額合計新株予約権非支配株主持分純資産合計負債純資産合計 - 10 -(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書連結損益計算書株式会社イオンファンタジー(4343) 2022年2月期 決算短信前連結会計年度(自 2020年3月1日 至 2021年2月28日)当連結会計年度(自 2021年3月1日 至 2022年2月28日)売上高売上原価売上総利益又は売上総損失(△)販売費及び一般管理費営業損失(△)営業外収益受取利息為替差益受取保険金固定資産売却益預り金受入益リース解約益増値税還付金その他営業外収益合計営業外費用支払利息固定資産売却損その他営業外費用合計経常損失(△)特別利益店舗家賃免除益雇用調整助成金協力金収入特別利益合計特別損失閉店損失引当金繰入額減損損失店舗閉鎖損失店舗休止損失感染症対策費特別損失合計税金等調整前当期純損失(△)法人税、住民税及び事業税法人税等調整額法人税等合計当期純損失(△)非支配株主に帰属する当期純損失(△)親会社株主に帰属する当期純損失(△)(単位:千円)60,170,52658,483,1391,687,3865,095,527△3,408,14071,579465,61521,19181423,89157,5871,88673,080715,649635,51022,85734,292692,660-202,381436,091638,47226,437301,46450,2971,658,990-2,037,188△4,783,868196,051△397,461△201,409△4,582,458△74,793△4,507,66446,116,44948,776,851△2,660,4014,768,679△7,429,08078,220109,95422,72139426,326280,54467,92444,519630,606788,02037,81095,226921,057956,042527,140-1,483,18219,648773,484118,7514,535,927123,9795,571,791△11,808,14189,194△2,386,852△2,297,657△9,510,484△233,467△9,277,016△7,719,532△3,385,152 - 11 -連結包括利益計算書当期純損失(△)その他の包括利益為替換算調整勘定退職給付に係る調整額その他の包括利益合計包括利益(内訳)親会社株主に係る包括利益非支配株主に係る包括利益株式会社イオンファンタジー(4343) 2022年2月期 決算短信前連結会計年度(自 2020年3月1日 至 2021年2月28日)当連結会計年度(自 2021年3月1日 至 2022年2月28日)△9,510,484△4,582,458(単位:千円)△11,95699,62987,67352,62042,12294,742△9,422,810△4,487,715△9,179,251△243,559△4,426,362△61,353 - 12 -株式会社イオンファンタジー(4343) 2022年2月期 決算短信(3)連結株主資本等変動計算書 前連結会計年度(自 2020年3月1日 至 2021年2月28日)資本金資本剰余金利益剰余金自己株式株主資本合計1,785,4034,804,04620,644,877△3,19027,231,138株主資本△790,148△9,277,016(単位:千円)△790,148△9,277,01626,046△180△18013,02313,02313,02313,023△10,067,164△180△10,041,2981,798,4274,817,07010,577,713△3,37017,189,839その他の包括利益累計額為替換算調整勘定退職給付に係る調整累計額その他の包括利益累計額合計新株予約権純資産合計非支配株主持分△401,806△190,896△592,70367,389422,81427,128,638△790,148△9,277,01626,046△180当期首残高当期変動額剰余金の配当親会社株主に帰属する当期純損失(△)新株の発行自己株式の取得株主資本以外の項目の 当 期 変 動 額 ( 純額)当期変動額合計当期末残高当期首残高当期変動額剰余金の配当親会社株主に帰属する当期純損失(△)新株の発行自己株式の取得株主資本以外の項目の 当 期 変 動 額 ( 純額)△1,86499,62997,764△18,838△243,559△164,632当期変動額合計△1,86499,62997,764△18,838△243,559△10,205,930当期末残高△403,671△91,267△494,93848,551179,25416,922,707 - 13 - 当連結会計年度(自 2021年3月1日 至 2022年2月28日)株式会社イオンファンタジー(4343) 2022年2月期 決算短信資本金資本剰余金利益剰余金自己株式株主資本合計1,798,4274,817,07010,577,713△3,37017,189,839株主資本△592,893△4,507,664(単位:千円)△592,893△4,507,66417,120△333△3338,5608,5608,5608,560△5,100,558△333△5,083,7711,806,9874,825,6305,477,154△3,70412,106,068その他の包括利益累計額為替換算調整勘定退職給付に係る調整累計額その他の包括利益累計額合計新株予約権純資産合計非支配株主持分△403,671△91,267△494,93848,551179,25416,922,707△592,893△4,507,66417,120△33339,17942,12281,301△17,113△61,3532,83439,17942,12281,301△17,113△61,353△5,080,936△364,491△49,145△413,63631,437117,90111,841,771当期首残高当期変動額剰余金の配当親会社株主に帰属する当期純損失(△)新株の発行自己株式の取得株主資本以外の項目の 当 期 変 動 額 ( 純額)当期変動額合計当期末残高当期首残高当期変動額剰余金の配当親会社株主に帰属する当期純損失(△)新株の発行自己株式の取得株主資本以外の項目の 当 期 変 動 額 ( 純額)当期変動額合計当期末残高 - 14 -(4)連結キャッシュ・フロー計算書営業活動によるキャッシュ・フロー税金等調整前当期純損失(△)減価償却費固定資産除売却損益(△は益)賞与引当金の増減額(△は減少)退職給付に係る負債の増減額(△は減少)受取利息支払利息為替差損益(△は益)受取保険金リース解約益雇用調整助成金協力金収入減損損失売上債権の増減額(△は増加)売上預け金の増減額(△は増加)たな卸資産の増減額(△は増加)仕入債務の増減額(△は減少)その他小計利息の受取額利息の支払額雇用調整助成金の受取額協力金収入の受取額法人税等の支払額営業活動によるキャッシュ・フロー投資活動によるキャッシュ・フロー有形固定資産の取得による支出有形固定資産の売却による収入無形固定資産の取得による支出長期前払費用の増加による支出敷金及び保証金の差入による支出敷金及び保証金の回収による収入その他投資活動によるキャッシュ・フロー財務活動によるキャッシュ・フロー短期借入金の純増減額(△は減少)長期借入れによる収入長期借入金の返済による支出配当金の支払額リース債務の返済による支出セールアンド割賦バック取引による収入割賦債務の返済による支出その他財務活動によるキャッシュ・フロー現金及び現金同等物に係る換算差額現金及び現金同等物の増減額(△は減少)現金及び現金同等物の期首残高現金及び現金同等物の期末残高株式会社イオンファンタジー(4343) 2022年2月期 決算短信前連結会計年度(自 2020年3月1日 至 2021年2月28日)当連結会計年度(自 2021年3月1日 至 2022年2月28日)(単位:千円)△11,808,14110,698,256△4,783,86810,518,40773,756△47,574△24,225△78,220788,020△109,954△22,721△280,544△527,140-773,48448,4671,203,470451,953△1,436△600,436537,01240,937△822,346507,394-△79,419183,57963,693△409,277△108,849△218,993160,124△58,80612,411,7421,052,076△2,851,066△790,377△1,376,547--△1808,445,647△78,3941,585,9744,132,1405,718,11550,471△39,890△23,195△71,579635,510△465,615△21,191△57,587△202,381△436,091301,464△21,3631,400,582217,19192,951△584,5286,509,28536,954△665,438202,381413,225△319,6566,176,75210,660△575,798△45,015△162,475191,655△93,5643,090,905-△2,333,551△592,893△1,536,1852,859,993△92,804△3331,395,130△211,910268,7285,718,1155,986,843△6,392,748△6,416,706△6,964,857△7,091,244 - 15 -株式会社イオンファンタジー(4343) 2022年2月期 決算短信(5)連結財務諸表に関する注記事項(継続企業の前提に関する注記)該当事項はありません。(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)1.連結の範囲に関する事項7社すべての子会社を連結の対象としております。連結子会社の数連結子会社の名称 永旺幻想(中国)児童遊楽有限公司AEON FANTASY(MALAYSIA)SDN.BHD.AEON Fantasy (Thailand) Co.,Ltd.AEON Fantasy Holdings (Thailand) Co.,Ltd.AEON FANTASY GROUP PHILIPPINES,INC.PT. AEON FANTASY INDONESIAAEON FANTASY VIETNAM CO.,LTD.2.持分法の適用に関する事項該当事項はありません。3.連結子会社の事業年度等に関する事項連結子会社のうち永旺幻想(中国)児童遊楽有限公司及びAEON FANTASY VIETNAM CO.,LTD.の決算日は、12月31日でありますが、連結決算日現在で本決算に準じた仮決算を行った財務諸表を基礎としております。他の連結子会社の決算日は連結決算日と一致しております。4.会計方針に関する事項(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法① 有価証券その他有価証券② たな卸資産時価のないもの 移動平均法による原価法商 品 移動平均法による原価法貯蔵品 最終仕入原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法① 有形固定資産(リース資産を除く)定額法各資産別の耐用年数として下記の年数を採用しております。3~20年建物2~9年遊戯機械工具、器具及び備品 2~8年② 無形固定資産(リース資産を除く)自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5年~10年)に基づく定額法を採用しております。③ 使用権資産リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。 - 16 -株式会社イオンファンタジー(4343) 2022年2月期 決算短信売上債権等の貸倒れによる損失に備え、貸倒懸念債権等特定の債権について個別に回収可能性社員及びフレックス社員(パートタイマー)に支給する賞与に備え、支給見込額のうち当連結会(3) 重要な引当金の計上基準① 貸倒引当金を検討し、回収不能見込額を計上しております。② 賞与引当金計年度に負担する金額を計上しております。③ 役員業績報酬引当金額を計上しております。④ 閉店損失引当金役員に対する業績報酬の支給に備えるため、支給見込額のうち、当連結会計年度に負担する金店舗の閉店に伴い発生する損失に備え、店舗閉店により合理的に見込まれる中途解約違約金等の閉店関連損失見込額を計上しております。(4) 退職給付に係る会計処理の方法① 退職給付見込額の期間帰属方法退職給付債務の算定に当たり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっております。② 数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法過去勤務費用については、発生年度において一括費用処理しております。数理計算上の差異については、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理しております。③ 小規模企業等における簡便法の採用一部の連結子会社については簡便法を用いております。(5) 重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。なお、在外子会社の資産及び負債は、在外子会社の決算日の直物為替相場により円貨に換算し、収益及び費用は期中平均相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定及び非支配株主持分に含めて計上しております。(6) のれんの償却方法及び償却期間効果の発現する期間等(10年間)の定額法により償却を行っております。(7) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)は、手許現金及び随時引出可能な預金からなっております。(8) その他連結財務諸表作成のための重要な事項消費税等の会計処理は税抜方式によっております。 - 17 -株式会社イオンファンタジー(4343) 2022年2月期 決算短信(重要な会計上の見積り)会計上の見積りにより当連結会計年度に係る連結財務諸表にその額を計上した項目であって、翌連結会計年度に係る連結財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性があるものは、次のとおりです。1.固定資産の減損(1) 当連結会計年度に係る連結財務諸表に計上した金額  建物等遊戯機械使用権資産有形固定資産その他  ソフトウエア161,878千円101,222千円30,963千円7,224千円176千円(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りに関する情報当社グループにおける固定資産の減損の検討にあたっては、減損損失の認識及び使用価値の算定において、将来キャッシュ・フローの見積りを行っております。当該見積りは、経営者により承認された翌期予算の数値を基礎とし、現在の使用状況及び合理的な使用計画を考慮することとしております。当該数値は、経営者の判断を伴う主要な仮定として、各店舗の売上高及び売上総利益率の予測、各店舗の人件費及び経費の予測等を織り込んでおります。なお、当該見積りに、各地域の新型コロナウイルス感染症の影響として、行政当局の要請による臨時休業期間の予測及び営業再開後の売上高回復予測等の仮定を含めており、複数のシナリオに基づく感応度分析を実施しております。具体的には、店舗の売上高について、各地域の新型コロナウイルス感染症の感染状況を踏まえ、中国とアセアンにおける臨時休業中の一部店舗については、2023年2月期連結会計年度の上期に順次営業を再開し、売上高が新型コロナウイルス感染症拡大前の水準に回復する仮定については、各地域それぞれ2023年2月期連結会計年度中に回復するとの仮定に基づき、当該見積りを行っております。これらの主要な見積り及び仮定は、事業戦略の変更や経済的な外部環境の変化等の影響を受ける可能性があり、将来キャッシュ・フローの見積りの見直しが必要となった場合、翌連結会計年度の連結財務諸表において追加の減損損失が発生する可能性があります。2.繰延税金資産の回収可能性(1) 当連結会計年度に係る連結財務諸表に計上した金額  繰延税金資産3,906,792千円(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りに関する情報当社における繰延税金資産の計上にあたっては、将来の税負担額を軽減する効果を有するかどうかで回収可能性を判断しており、この判断の過程において、将来の一時差異等加減算前課税所得の見積り、一時差異の解消時期の見積り等の一定の見積りを行っております。これらの見積りについては、経営者により承認された翌期予算の数値を基礎とし、過去の実績、将来の経営環境等を考慮して算定しております。なお、当該見積りに、新型コロナウイルス感染症の影響として、店舗の売上高回復予測の仮定を含めております。具体的には、店舗の売上高について、国内の新型コロナウイルス感染症の感染状況を踏まえ、売上高が新型コロナウイルス感染症拡大前の水準に回復する仮定については、2023年2月期連結会計年度中に回復するとの仮定に基づき、当該見積りを行っております。これらの主要な見積り及び仮定は、事業戦略の変更や経済的な外部環境の変化等の影響を受ける可能性があり、繰延税金資産の一部又は全部の回収ができないと判断した場合は、翌連結会計年度の連結財務諸表において繰延税金資産を取り崩し、法人税等調整額が発生する可能性があります。 - 18 -株式会社イオンファンタジー(4343) 2022年2月期 決算短信(セグメント情報等)【セグメント情報】1.報告セグメントの概要当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務諸表が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。当社グループは、ショッピングセンター内遊戯施設の設置運営を主な事業としており、「国内」、「中国」および「アセアン」の3つを報告セグメントとしております。「国内」は当社が事業を営んでおり、「中国」は、永旺幻想(中国)児童遊楽有限公司が中国において、「アセアン」は、AEON FANTASY(MALAYSIA)SDN.BHD.がマレーシアにおいて、AEON Fantasy(Thailand)Co.,Ltd.がタイにおいて、AEON FANTASY GROUP PHILIPPINES,INC.がフィリピンにおいて、PT. AEON FANTASY INDONESIAがインドネシアにおいて、AEON FANTASY VIETNAM CO.,LTD.がベトナムにおいてショッピングセンター内遊戯施設の設置運営事業をそれぞれ営んでおります。2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額の算定方法報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報前連結会計年度(自 2020年3月1日 至 2021年2月28日)報告セグメント国内中国アセアン計(単位:千円)調整額連結財務諸表計上額売上高セグメント資産その他の項目 外部顧客に対する売上高38,092,9796,895,3331,128,13646,116,449- 46,116,449 セグメント間の内部売上高134,412--134,412 △134,412-計38,227,3926,895,3331,128,13646,250,862 △134,41246,116,449セグメント利益又は損失(△) △6,079,70436,281 △1,399,621 △7,443,04313,963 △7,429,08033,771,28811,236,9419,032,82554,041,056△79,13453,961,921減価償却費有形固定資産及び無形固定資産の増加額(注) 調整額は、セグメント間取引消去によるものであります。4,223,6025,603,9282,817,5541,214,2272,212,48110,633,964- 10,633,9641,656,1087,093,937- 7,093,937当連結会計年度(自 2021年3月1日 至 2022年2月28日)報告セグメント国内中国アセアン計(単位:千円)調整額連結財務諸表計上額売上高セグメント資産その他の項目 外部顧客に対する売上高50,339,6217,721,4442,109,45960,170,526- 60,170,526 セグメント間の内部売上高70,556--70,556△70,556-計50,410,1777,721,4442,109,45960,241,082△70,55660,170,526セグメント損失(△)△1,600,207 △1,230,949 △576,045 △3,407,202△938 △3,408,14030,710,16211,649,0959,046,49251,405,750 △170,25451,235,496減価償却費有形固定資産及び無形固定資産の増加額(注) 調整額は、セグメント間取引消去によるものであります。5,399,1652,985,7031,543,6174,343,5162,090,52710,475,396- 10,475,3961,063,9346,951,069- 6,951,069 - 19 -株式会社イオンファンタジー(4343) 2022年2月期 決算短信【関連情報】前連結会計年度(自 2020年3月1日 至 2021年2月28日)1.製品及びサービスごとの情報単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高90%を超えるため、日本中国その他38,092,9796,895,3331,128,13646,116,449(注) 売上高は店舗の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。日本中国その他18,500,9277,431,2086,607,69032,539,827(注) 「その他」に属する国は、マレーシア、タイ、フィリピン、インドネシア、ベトナムであります。外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載当連結会計年度(自 2021年3月1日 至 2022年2月28日)1.製品及びサービスごとの情報単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高90%を超えるため、記載を省略しております。2.地域ごとの情報(1) 売上高(2) 有形固定資産3.主要な顧客ごとの情報を省略しております。記載を省略しております。2.地域ごとの情報(1) 売上高(2) 有形固定資産日本中国その他50,339,6217,721,4442,109,45960,170,526(注) 売上高は店舗の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。日本中国その他17,053,6897,310,9195,862,47630,227,085(注) 「その他」に属する国は、マレーシア、タイ、フィリピン、インドネシア、ベトナムであります。3.主要な顧客ごとの情報を省略しております。外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載(単位:千円)合計(単位:千円)合計(単位:千円)合計(単位:千円)合計 - 20 -株式会社イオンファンタジー(4343) 2022年2月期 決算短信【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】前連結会計年度(自 2020年3月1日 至 2021年2月28日)(単位:千円)合計(単位:千円)合計国内中国アセアン計調整額減損損失29,330167,662576,491773,484-773,484当連結会計年度(自 2021年3月1日 至 2022年2月28日)国内中国アセアン計調整額減損損失58,903115,014127,545301,464-301,464【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】前連結会計年度(自 2020年3月1日 至 2021年2月28日)国内中国アセアン計調整額--------64,291173,55064,291173,55043,011146,86643,011146,866国内中国アセアン計調整額(単位:千円)合計64,291173,550(単位:千円)合計43,011146,866----当期償却額当期末残高当期償却額当期末残高当連結会計年度(自 2021年3月1日 至 2022年2月28日)(1株当たり情報)前連結会計年度(自 2020年3月1日至 2021年2月28日)当連結会計年度(自 2021年3月1日至 2022年2月28日)1株当たり純資産額1株当たり当期純損失金額(△)844.86円△469.51円591.51円△228.07円(注)1. 潜在株式調整後1株当たり純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり純損失であるため、記載しておりません。  2. 1株当たり当期純損失金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。前連結会計年度(自 2020年3月1日至 2021年2月28日)当連結会計年度(自 2021年3月1日至 2022年2月28日)1株当たり当期純損失金額(△)親会社株主に帰属する当期純損失金額(△)(千円)△9,277,016△4,507,664普通株主に帰属しない金額(千円)--普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純損失金額(△)(千円)△9,277,016△4,507,66419,758,73819,764,547期中平均株式数(株) (重要な後発事象)該当事項はありません。 - 21 -5.個別財務諸表(1)貸借対照表資産の部流動資産現金及び預金売掛金売上預け金商品貯蔵品その他流動資産合計固定資産有形固定資産建物遊戯機械関係会社短期貸付金工具、器具及び備品その他有形固定資産合計無形固定資産ソフトウエアその他無形固定資産合計投資その他の資産投資有価証券関係会社株式関係会社出資金繰延税金資産敷金及び差入保証金関係会社長期貸付金その他投資等損失引当金投資その他の資産合計固定資産合計資産合計株式会社イオンファンタジー(4343) 2022年2月期 決算短信前事業年度(2021年2月28日)当事業年度(2022年2月28日)(単位:千円)3,602,286213,0881,680,065504,6301,180,2773,305,700660,68711,146,7361,984,66914,777,4061,666,40372,44718,500,927589,9063,419593,3255,323575,9232,461,6713,303,7633,323,683450,000203,228-10,323,59429,417,84740,564,5833,171,907220,515290,210399,5261,126,2427,813,100722,67513,744,1771,600,81813,935,6201,449,09068,16017,053,689891,4753,292894,7685,323444,50903,415,6533,263,8322,246,692165,205△245,1399,296,07727,244,53540,988,712 - 22 -株式会社イオンファンタジー(4343) 2022年2月期 決算短信前事業年度(2021年2月28日)当事業年度(2022年2月28日)(単位:千円)1,087,55914,800,000-570,901176,71212,0901,151,5676,0953,272,58321,077,510-60,207902,306491,79559,8611,514,17222,591,6821,798,4274,784,37432,6954,817,070212,50013,000,000△1,900,27711,312,222△3,37017,924,34948,55117,972,90140,564,5831,135,12517,900,000559,719306,969182,06310,920682,29411,8312,993,92323,782,8462,207,46954,0372,518,261493,04459,21

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