ワキタ（8125） – 「2025中期経営計画」策定のお知らせ

各 位 2022 年４月８日 会 社 名 株式会社ワキタ 代表者名 代表取締役社長 脇田 貞二 （コード番号 8125 東証プライム） 問合せ先 執行役員総務部長 成山 敦彦 （TEL．06-6449-1901） 「2025 中期経営計画」（2023 年２月期～2025 年２月期）策定のお知らせ 当社は「2025 中期経営計画」（2023 年２月期～2025 年２月期）を策定しましたので、お知らせいたします。 １．当社グループの目指すべき姿 当社グループは、社是の「幸せ」を体現すべく、「顧客の課題解決に応える」ソリューション提供カンパニーでありたいと考えております。業績伸長を通じて企業価値を向上させ、顧客、仕入先、従業員、株主、そして社会というステークホルダーの「幸せ」を実現するとともに、顧客と社会にとってなくてはならない存在を目指します。そのための成長戦略に加え、次世代のリーダー育成を柱とした人材育成を強化してまいります。 ［建機事業］ ［商事事業］ ２．数値目標（連結） 災害復旧・防災活動、国土強靭化へのインフラ整備取組支援のほか、ICT・技術提案等により建設業界の諸問題解決を支援してまいります。 カラオケによる人々の歌うことの喜びを提供し、高齢化社会における介護業界および介護従事者への支援を継続してまいります。 ［不動産事業］ 快適なオフィス環境、住空間、ホテルでの寛ぎの提供を通じて社会に貢献してまいります。 2022 年２月期 2025 年２月期 （実績） （計画） 売上高 営業利益 EBITDA ROE 749 億円 55 億円 116 億円 3.7％ 925 億円 80 億円 140 億円 5.0％ 当社グループの目指すべき姿を実現するためには、堅固な財務基盤の上に「安定から成長へ」中長期的な成長戦略を強力に進め、2025 年２月期の売上高 925 億円、営業利益 80 億３．取組方針 （1） 基本方針 円を目指します。 （2） セグメント別事業方針 ［建機事業］ ・i-Construction の推進 ・店舗ネットワークの拡充 ・レンタル部門と商社販売部門のシナジー創出 ・自社ブランド「ＭＥＩＨＯ」強化 ［商事事業］ ・カラオケ事業の維持拡大 ・介護事業の強化 ［不動産事業］ ・安定収益の確保 ・宅地開発分譲事業 （3） 成長投資と株主還元の両立 ・保有資産のバリューアップと顧客満足度の向上 当社は株主の皆様への利益還元を重要な経営課題と認識しており、安定した配当を継続していくことを基本方針としております。株主の皆様とのエンゲージメントを高めることを目的として 2023 年２月期以降 2025 年２月期までの３カ年において毎年、配当と自己株式購入を含めた総還元性向を 100％とし、株主還元を強化してまいります。 一方、これまで蓄積した資本を活用して、成長のために次の施策を積極的に行ってまいります。 ・M&A 投資（予算 150 億円） ・建機レンタル拠点のネットワーク拡充（目標年間５店舗） ・人的資本への投資（人員増強、人材成長支援） ・環境対応型建設機械への投資 ・介護事業拡充のための投資 以 上 安 定 か ら 成 ⻑ へ2025 中期経営計画2022年4⽉8⽇0⽬次1. 過去5年間の振り返り2. 新中期経営計画の概要3. 事業ポートフォリオ （三事業の位置付け）4. 建機事業の戦略① 事業環境とミッション② 今後の取組方針5. 商事事業の戦略① 注力する介護事業の環境とミッション② 今後の取組方針6. 不動産事業の戦略と今後の取組方針7. 全社共通戦略8. サステナビリティ経営9. 財務・資本戦略（成長投資と株主還元の両立）10. 2025中期経営計画 数値目標（連結）11. 当社グループの目指すべき姿1過去5年の振り返り連結売上⾼82,275 70,479 63,739 74,015 74,989 （百万円）連結⼦会社数（社）12 9 9 6 3 2018/22019/22020/22021/22022/22018/22019/22020/22021/22022/2連結営業利益EBITDA（百万円）単体⼈件費単体正社員数10,607 10,566 11,318 11,454 11,681 397 417 5,813 6,381 5,889 5,422 5,506 2,692 2,721 500 （⼈）513 3,197 （百万円）3,028 441 2,862 22018/22019/22020/22021/22022/22018/22019/22020/22021/22022/2新中期経営計画の概要2025 中期経営計画（2023年2⽉期〜2025年2⽉期）「 第 二 の 創 業 」 を 目 指 し て ～ 安 定 か ら 成 長 へ【注⼒】【⽅向性】1ネットワーク展開（建機レンタル、介護レンタル）2建設ICTの強化3介護事業の拡充4 ⼈材戦略事 業 戦 略▶3つの事業の位置付け▶各事業の戦略全 社 共 通 戦 略サステナビリティ経営財 務 ・ 資 本 戦 略3事業ポートフォリオ（三事業の位置付け）建機事業事業の位置づけ中 核 事 業商事事業事業の位置づけチャレンジ事業不動産事業事業の位置づけ安定収益事業３つの事業で成⻑シナリオ創出へ4建機事業の戦略① 事業環境とミッション【取り巻く環境】【重要課題】①災害⼤国・⽇本（震災・⽔害等）②戦後構築された公共インフラの更新期③⼟⽊建設の担い⼿不⾜①国⼟強靭化②⽼朽化するインフラのメンテ＆整備③建設ICTと技術提案建機事業のミッション⼈の命と安全で豊かな⽣活を⽀えるインフラ整備に貢献し、新たな社会的課題に応える総合機能企業を⽬指します【ワキタの強み】建機・重機類の賃貸＋販売 総合機能5建機事業の戦略② 今後の取組⽅針中核事業としての戦略●国内レンタルネットワークの拡充（⽬標︓年5店）M&Aの活⽤●ICT・技術提案●レンタル資産の⾼⽔準投資（環境対応型含む）●整備部⾨の充実によるレンタル資産の⻑寿命運⽤・資源効率化●レンタル部⾨と販売部⾨の相乗効果●未開拓建設分野への開拓●ITシステム再構築によるレンタルオペレーションの最適化建機事業の業績計画売上⾼（百万円）セグメント利益（百万円）82,350 2025/2計画5,825 2025/2計画663,548 2022/2実績3,930 2022/2実績商事事業の戦略① 注⼒する介護事業の環境とミッション【取り巻く環境】「2040年」問題①団塊ジュニアが⾼齢者となる（⾼齢者⼈⼝のピーク）②現役世代（担い⼿）の減少③（コロナ禍が明らかにした）介護業界の疲弊【重要課題】担い⼿の負担の解決①ICT活⽤によるイノベーション推進→ 介護業界のスマート化→ ⽣産性・効率性の向上②職場環境の整備、働き⽅改⾰等による担い⼿の確保③不⾜する施設の供給④新鋭の介護運営会社とのパートナーシップ商事事業（介護事業）のミッション●介護⽤品レンタル・販売●介護施設の提供●介護イノベーションを通じて、少⼦⾼齢化社会の新たな課題解決に貢献します7商事事業の戦略② 今後の取組⽅針チャレンジ事業としての戦略【カラオケ事業】●唯⼀の商社としての独⾃ポジション確保●「歌う場」を⽀える業界へのサポート【介護事業】●介護機器レンタル事業の拡充「出店エリア拡⼤」 →年1〜3店レンタルビジネスのノウハウ●新技術・介護テックを世の中に広めるビジネス戦略パートナーとの提携●介護施設の取得＆リースにより、不⾜する施設のニーズに応えると共に、気鋭の介護事業者とのアライアンス深化不動産ビジネスのノウハウと情報活⽤商事事業の業績計画売上⾼（百万円）6,122 2022/2実績359 2022/2実績4,900 2025/2計画810 2025/2計画※カラオケ事業の売上は2023年2⽉期より会計基準を変更予定8M&Aの活⽤セグメント利益（百万円）不動産事業の戦略と今後の取組⽅針安定収益事業としての戦略●堅実保有・安定収益●保有資産のバリューアップ●ブランド ホテル事業●宅地開発分譲事業不動産事業の業績計画売上⾼（百万円）5,318 5,250 2022/2実績1,216 2022/2実績セグメント利益（百万円）2025/2計画1,365 2025/2計画9全社共通戦略未来への基盤づくりとしての戦略●⼈員 増強●⼈材戦略の推進▶⼈材育成と⼈材投資▶⼥性活躍推進▶海外⼈材受け⼊れ●デジタル化推進▶次世代基幹システム単体正社員数（⼈）650 513 2022/2実績2025/2計画10サステナビリティ経営ワ キ タ は 、 S D G s の 真 ん 中 で仕 事 を し ま す ︕建設機械●レンタルは「シェアリングエコノミー」▶必要な時に、必要なものを、必要なだけお届け▶「リユース」円滑循環●技術⾰新による課題解決を⽬指す介護カラオケ不動産さらに…●『グリーンエネルギー』へ切替え▶対象︓全国のオフィス▶完了予定︓2022年5⽉CO2年間削減計画約754t（予定）●新設設備に太陽光発電設置▶2021年10⽉ｻﾝﾈｯﾄﾜｰｸﾘﾌﾞ愛知ｾﾝﾀ▶2022年1⽉介護施設「⼤夢」▶2022年3⽉千葉リース⼯業松⼾⼯場11●国内で使⽤した後、海外へ▶グループ会社にも順次導⼊予定財務・資本戦略（成⻑投資と株主還元の両⽴）成⻑投資戦略株主還元⽅針【M＆A ファンド】150億円【新店開設】45億円【介護事業】45億円【今後3年間の⽅針】2023年2⽉期〜2025年2⽉期の3年間毎期、配当と⾃⼰株式取得を加えた総還元性向を100％ とする1株当たり配当⾦（円）配当性向（％）33.728.924.242.039.937.234.447.548.847.920 25 30 30 30 30 30 ※33 30 33 2013/22014/22015/22016/22017/22018/22019/22020/22021/22022/2※︓2020年2⽉期は、設⽴60周年記念配当（3円）を実施122025中期経営計画 数値⽬標（連結）2022年2⽉期（実績）2025年2⽉期（計画）売上⾼営業利益EBITDAROE749 売上⾼（億円）営業利益（億円）925749 億円55 億円116 億円3.7 ％55 925 億円80 億円140 億円5.0 ％80132022/2実績2025/2計画2022/2実績2025/2計画当社グループの⽬指すべき姿幸せ会社を取り巻く人々（顧客、仕入先、従業員、金融関係、株主）と社会が、物心共に豊かであって頂くこと。14当社グループの⽬指すべき姿幸せお客様と社会の課題解決に応えるソリューション提供カンパニー業績伸長を通じて企業価値を向上させ顧客と社会にとってなくてはならない存在を目指します。その為の成長戦略に加え、次世代のリーダー育成を柱とした人材育成を強化して参ります。15株式会社 ワキタ（東証プライム市場、証券コード8125）〒550-0002 ⼤阪市⻄区江⼾堀1-3-20TEL 06-6449-1901（代表）E-mail︓info-soumu@wakita.co.jphttps://www.wakita.co.jp/本資料は当社の業績及び今後の経営戦略に関する情報提供を⽬的としたものであり、当社が発⾏する有価証券並びに当社商品への募集・勧誘・営業等を⽬的としたものではありません。尚、当資料に掲載された計画・⾒通し等は、作成時点での当社が把握し⼊⼿可能な情報からの判断及び想定に基づくものであり、経営環境の変動等により今後変更される可能性があり、実際の業績等は異なる場合がありますことを予めご了承ください。16