エーアイテイー(9381) – 2022年2月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

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開示日時:2022/04/13 12:00:00

損益

決算期 売上高 営業益 経常益 EPS
2018.02 2,511,438 149,740 153,342 57.56
2019.02 2,778,310 154,337 159,696 61.09
2020.02 4,500,385 157,598 163,337 55.49
2021.02 4,579,712 230,492 237,282 73.4

※金額の単位は[万円]

キャッシュフロー

決算期 フリーCF 営業CF
2018.02 73,667 75,825
2019.02 138,644 148,911
2020.02 196,026 221,883
2021.02 145,464 152,110

※金額の単位は[万円]

▼テキスト箇所の抽出

2022年2月期 決算短信〔日本基準〕(連結) 2022年4月13日株式会社エーアイテイー9381URLhttps://www.ait-jp.com/上場取引所 東(役職名)代表取締役社長(役職名)執行役員 経理財務部長(氏名)矢倉 英一(氏名)内田 利明配当支払開始予定日(TEL)06(6260)34502022年5月25日上 場 会 社 名コ ー ド 番 号者表代問合せ先責任者定時株主総会開催予定日有価証券報告書提出予定日決算補足説明資料作成の有無決算説明会開催の有無2022年5月24日2022年5月25日: 有: 無1.2022年2月期の連結業績(2021年3月1日~2022年2月28日)(1)連結経営成績 2022年2月期 2021年2月期(注) 包括利益営業収益営業利益百万円59,93145,797%55.446.32022年2月期 2,923 百万円 ( 60.6%)百万円3,5812,304%30.91.8(百万円未満切捨て)経常利益(%表示は対前期増減率)親会社株主に帰属する当期純利益百万円2,3671,732百万円3,8212,545%36.630.72021年2月期 1,820 百万円 ( 45.9%)%50.130.7潜在株式調整後1株当たり当期純利益円 銭1株当たり当期純利益円 銭100.7573.40 2022年2月期 2021年2月期(参考) 持分法投資損益(注)当社は、2020年7月13日開催の取締役会決議に基づき、2020年11月6日までの間に自己株式199,800株を取得しました。これらにより、2022年2月期の1株当たり当期純利益については、期中平均株式数23,493,647株にて算定しております。――2022年2月期2021年2月期198 百万円166 百万円%18.214.8自己資本当期純利益率総資産経常利益率営業収益営業利益率 %16.912.0総資産純資産自己資本比率1株当たり純資産 2022年2月期 13,931 百万円 2021年2月期 12,022 百万円(3)連結キャッシュ・フローの状況営業活動によるキャッシュ・フロー投資活動によるキャッシュ・フロー財務活動によるキャッシュ・フロー現金及び現金同等物期末残高百万円23,51621,630百万円3,7721,521百万円14,13412,231百万円396△300 %59.255.6 百万円△2,197△1,987(2)連結財政状態 2022年2月期 2021年2月期(参考) 自己資本 2022年2月期 2021年2月期2.配当の状況第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末合計円 銭円 銭年間配当金配当金総額(合計)配当性向(連結)円 銭18.0022.0030.00―――円 銭20.0036.0031.00円 銭38.0058.0061.00百万円8941,362%51.857.650.12021年2月期2022年2月期2023年2月期(予想)―――(注)1.2021年2月期の期末配当金の内訳 普通配当18円00銭2.2022年2月期の期末配当金の内訳 普通配当29円00銭創業25周年記念配当2円00銭上場15周年記念配当7円00銭3.2023年2月期の連結業績予想(2022年3月1日~2023年2月28日)営業収益営業利益(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)親会社株主に帰属する当期純利益1株当たり当期純利益経常利益第2四半期(累計)通 期百万円31,00066,000%14.910.1百万円1,7004,020%10.912.2百万円1,8204,220%8.810.4百万円1,1902,860%22.120.8円 銭50.65121.74%6.05.0円 銭593.00511.73百万円12,41910,052純資産配当率(連結)%7.710.5 ※ 注記事項(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動): 有  新規 ― 社 (社名)、除外 1 社 (社名) AIT International of America,Inc. (2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示 ① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 ② ①以外の会計方針の変更 ③ 会計上の見積りの変更 ④ 修正再表示(3)発行済株式数(普通株式)① 期末発行済株式数(自己株式を含む)② 期末自己株式数③ 期中平均株式数: 無: 無: 無: 無(参考) 個別業績の概要1.2022年2月期の個別業績(2021年3月1日~2022年2月28日)(1)個別経営成績 2022年2月期 2021年2月期営業収益百万円34,29224,282%41.210.6営業利益百万円2,4911,329%87.456.61株当たり当期純利益潜在株式調整後1株当たり当期純利益円 銭―― 2022年2月期 2021年2月期(2)個別財政状態 2022年2月期 2021年2月期(参考) 自己資本円 銭85.3049.70百万円13,71412,1432022年2月期23,913,600 株 2021年2月期23,913,600 株2022年2月期419,975 株 2021年2月期419,912 株2022年2月期23,493,647 株 2021年2月期23,600,359 株経常利益百万円2,8131,668(%表示は対前期増減率)当期純利益百万円2,0031,172%70.918.4%68.620.9 総資産純資産自己資本比率1株当たり純資産百万円10,6209,603%77.479.1 2021年2月期円 銭452.05408.759,603 百万円 2022年2月期 10,620 百万円2.2023年2月期の個別業績予想(2022年3月1日~2023年2月28日)第2四半期(累計)通 期営業収益百万円18,20038,000%17.510.8(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)経常利益百万円1,7603,200%26.013.7当期純利益百万円1,3002,3001株当たり当期純利益円 銭55.3397.90%25.814.8※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社グループが現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料4ページ「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。(決算説明会及び決算補足説明資料について)当社では、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、機関投資家及びアナリスト向け決算説明会の開催を見送ります。なお、決算補足説明資料につきましては、当社ホームページで掲載する予定です。(金額の表示単位の変更について)当社の連結財務諸表に掲記される科目その他の事項の金額については、従来、千円単位で記載しておりましたが、当連結会計年度より百万円単位をもって記載することに変更しました。なお、比較を容易にするため、前連結会計年度についても百万円単位に変更して記載しております。 ○添付資料の目次株式会社エーアイテイー(9381) 2022年2月期 決算短信1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………2(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………3(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………3(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………4(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 …………………………………………42.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………43.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………5(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………5(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………7(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………9(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………11(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………13(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………13(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更) ……………………………………………………13(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………14(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………17(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………17 ー1ー株式会社エーアイテイー(9381) 2022年2月期 決算短信1.経営成績等の概況(1)当期の経営成績の概況当連結会計年度におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により依然として厳しい環境が続く中、徐々に持ち直しの動きは見られるものの、先行きについては未だ不透明な状況にあります。また、当社グループを取り巻く事業環境としても、コロナ禍における個人消費の低迷やインフレの加速、さらには海上コンテナ不足や船舶の積載スペースの逼迫等も重なり、厳しい状況で推移いたしました。このような状況下、当社グループでは、単に海上輸送のみでなく、航空輸送と海上輸送、海外での内陸輸送と海上輸送を組み合わせる等、様々なサービスメニューを拡充し、新規顧客の開拓や既存顧客との取引深耕に取り組むことで、取扱量の増大と収益拡大を図ってまいりました。さらに、通関や配送、検品・検針・加工業務といった輸出入の付帯業務の更なる受注獲得を目指し、精力的な営業活動を展開してまいりました。当連結会計年度では、巣ごもり消費の拡大から生活雑貨や家電製品等の取扱いは堅調な伸びを示し、アパレル関連製品の取扱いも僅かながらではありますが、回復基調に転じております。また、海上コンテナの不足や船舶の積載スペースの逼迫が続き、さらには海上輸送の運賃水準も上昇する中、当社グループでは、船会社と交渉を重ね、取引先へ安定した国際貨物輸送サービスを提供することで、業績の拡大へと繋げることが出来ました。さらに、販売費及び一般管理費では、継続して見直しや削減を図ることにより、利益の創出に努めてまいりました。これらの結果、当連結会計年度における営業収益は59,931百万円(前年同期比30.9%増)と前年同期を大きく上回りました。また、営業収益が好調に推移したことにより、営業利益は3,581百万円(前年同期比55.4%増)、経常利益は3,821百万円(前年同期比50.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,367百万円(前年同期比36.6%増)といずれも前年同期を大幅に上回ることとなりました。セグメント別の経営成績は次の通りであります。なお、報告セグメントに含まれない事業セグメント「その他」では、当連結会計年度において、米国の現地法人「AIT International of America,Inc.」が清算結了したため、連結の範囲から除外しております。また、報告セグメントの「中国」では、「暖新国際貿易(上海)有限公司」が現在清算手続中であります。①日本当連結会計年度では、断続的な緊急事態宣言の発出等により、社会経済活動の制限を余儀なくされたことで個人消費にも大きな影響を与えて、景気の減速感も強まりを見せました。このような厳しい環境下でありましたが、コロナ禍での巣ごもり消費が拡大を続ける中、一貫輸送の受注を増加させるべく営業活動に邁進するとともに、国際貨物輸送のサービスメニューの拡充にも取り組んでまいりました。また、これらに加え、顧客へのサービス向上を図るべく、デジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組みにも注力してまいりました。その結果、海上輸送の取扱コンテナ本数は、輸入で267,155TEU(前年同期比2.7%増)、輸出入合計では280,585TEU(前年同期比2.3%増)と前年同期を上回りました。通関受注件数においても、子会社での受注が回復傾向にあり、145,931件(前年同期比4.0%増)と前年同期を上回る推移となりました。さらに、前述の数量の増加に加えて、海上運賃の上昇は、営業収益並びに売上総利益を押し上げる大きな要因となりました。また、販売費及び一般管理費においては、継続して見直しを行うに留まらず、DXを活用し、自らの業務効率の改善にも取り組み、コストを圧縮することで更なる利益の創出を図ってまいりました。以上のことから、日本における営業収益は50,268百万円(前年同期比36.0%増)と前年同期を上回り、セグメント利益は、売上総利益が大幅に増加したことに加え、営業活動における費用等の抑制に努めたこと等で3,102百万円(前年同期比93.1%増)となりました。アパレル関連の取扱いが低調な推移であることから、検品・検針等の付帯業務の受注は厳しい環境が続いておりますが、前年同期と比較して日本向け貨物の取扱量も回復し、中国国内での輸送関連の収益機会も増すこととなりまし②中国た。この結果、中国における営業収益は8,353百万円(前年同期比9.2%増)と前年同期を上回りました。一方でセグメント利益は、前連結会計年度であった法定福利費の減免が無くなったこと等で費用が嵩み、加えて連結固有の調整を行った結果、390百万円(前年同期比37.1%減)となりました。ー2ー 株式会社エーアイテイー(9381) 2022年2月期 決算短信③その他ミャンマー子会社では、新型コロナウイルス感染症や政情不安等の影響から収益は低下したものの、台湾子会社では、貨物の取扱量及び収益が安定的に確保でき、またベトナム子会社では、ロックダウンが解除されて以降は収益も急激に回復を遂げることとなりました。この結果、営業収益は1,309百万円(前年同期比10.5%増)となり、セグメント利益は88百万円(前年同期比13.5%増)となりました。(注)TEU(Twenty-foot Equivalent Unit、20フィートコンテナ換算)とは、海上コンテナの数量を表す単位で、20フィートコンテナ1個分を1TEUと計算します。(2)当期の財政状態の概況(資産)当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ1,885百万円増加し23,516百万円となりました。流動資産は、前連結会計年度末に比べ2,382百万円増加し19,235百万円となりました。これは主に、現金及び預金が2,000百万円、立替金が253百万円、受取手形及び売掛金が250百万円増加したことによるものであります。固定資産は、前連結会計年度末に比べ496百万円減少し4,280百万円となりました。これは主に、顧客関連資産が263百万円、のれんが108百万円、繰延税金資産が65百万円減少したことによるものであります。(負債)当連結会計年度末における負債総額は、前連結会計年度末に比べ16百万円減少し9,382百万円となりました。流動負債は、前連結会計年度末に比べ111百万円増加し7,875百万円となりました。これは主に、買掛金が759百万円、未払法人税等が237百万円、賞与引当金が57百万円増加した一方で、1年内返済予定の長期借入金が1,000百万固定負債は、前連結会計年度末に比べ127百万円減少し1,507百万円となりました。これは主に、繰延税金負債が円減少したことによるものであります。117百万円減少したことによるものです。(純資産)純資産は、前連結会計年度末に比べ1,902百万円増加し14,134百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益2,367百万円を計上した一方で、剰余金の配当により986百万円が減少したことによるものであります。また、為替換算調整勘定が529百万円増加したことによるものであります。(3)当期のキャッシュ・フローの概況加し、12,419百万円となりました。当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ2,367百万円増当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの内訳は次の通りであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果、獲得した資金は3,772百万円(前年同期比2,251百万円増)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益を3,670百万円計上したことのほか、仕入債務の増加655百万円、減価償却費636百万円、利息及び配当金の受取額252百万円、のれん償却額108百万円等の資金の増加要因に対し、法人税等の支払額1,085百万円、立替金の増加253百万円、持分法による投資利益198百万円、売上債権の増加151百万円等の資金の減少要因によるものであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー)因によるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果、獲得した資金は396百万円(前年同期は300百万円の支出)となりました。これは主に、定期預金の払戻による収入1,595百万円等の資金の増加要因に対し、定期預金の預入による支出1,158百万円等の資金の減少要財務活動の結果、支出した資金は2,197百万円(前年同期比210百万円増)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出3,700百万円、配当金の支払986百万円等の資金の減少要因に対し、長期借入れによる収入2,700百万円の資金の増加要因によるものであります。 ー3ー株式会社エーアイテイー(9381) 2022年2月期 決算短信(参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移2018年2月期 2019年2月期 2020年2月期 2021年2月期 2022年2月期自己資本比率時価ベースの自己資本比率キャッシュ・フロー対有利子負債比率インタレスト・カバレッジ・レシオ72.9277.9--72.2249.2--54.994.1196.6750.055.6107.4262.7322.459.2132.078.5247.9自己資本比率:自己資本/総資産時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フローインタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い(注1) いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。(注2) 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。(注3) 有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いにつきましては、キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。(4)今後の見通し今後の見通しにつきましては、新型コロナウイルスのワクチン接種が進む一方で感染症の収束時期が見通せず、景気の先行き不安も払拭されない中、ウクライナ情勢などの地政学的リスクの懸念もあり、不透明な状況が続くと予想されます。また、2020年の秋以降続く海上コンテナの不足や直近では海上輸送の積載スペースの逼迫などで海上輸送における運賃水準は依然として高く、顧客の物流に対するニーズの多様化がさらに進むことが考えられます。このような状況下、当社グループでは、サービスメニューの拡充を図りながら、主力である国際貨物輸送を始め、通関や配送、検品・検針・加工業務といった輸出入の付帯業務の受注増加に注力し、収益拡大を目指してまいります。また、これらに加え、デジタル戦略による業務効率化の推進、顧客の利便性向上を目指し、DXへの取り組みも加速させてまいります。そして、国内外の現地法人や各国の代理店と連携し、三国間輸送の獲得にも継続して注力するとともに、グローバル物流体制と収益基盤の更なる強化を図ってまいります。2023年2月期につきましては、前述の取り組みに加え、海上輸送の運賃動向は不透明であるものの高止まりによるプラス効果は一定期間継続するものと想定しており、また、様々なコストを一定水準に維持或いは削減していくことで、収益の更なる拡大を図ってまいります。これらを踏まえて、2023年2月期の連結業績は、営業収益66,000百万円(前年同期比10.1%増)、営業利益4,020百万円(前年同期比12.2%増)、経常利益4,220百万円(前年同期比10.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益2,860百万円(前年同期比20.8%増)を見込んでおります。(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当当社グループは、株主の皆様への利益還元の充実と、各期の連結業績や連結配当性向、将来の国内外での事業展開及び経営基盤の強化を図るための内部留保を総合的に勘案しながら、安定的且つ継続的に配当を実施することを基本方針としております。これら方針のもとに、株主の皆様のご期待にお応えするべく、当期の中間配当は1株当たり22円で実施いたしました。また、期末配当は、株主還元のさらなる充実、連結配当性向60%の実現を目指すべく、2021年11月18日付公表の「業績予想の修正(上方修正)および配当予想の修正(増配・記念配当)に関するお知らせ」にて、予想を1株当たり36円(普通配当29円、記念配当7円)へと修正し、第35回定時株主総会において付議する予定であります。これにより、当期の年間配当は、1株当たり58円(普通配当51円、記念配当7円)となり、前期の1株当たりの年間配当38円(普通配当36円、記念配当2円)から20円の増額となる予定です。また、当連結会計年度での親会社株主に帰属する当期純利益が直近の予想値を上回り、連結配当性向は57.6%となりました。次期の1株当たりの配当予想については、当期での年間配当58円をベースとし、年間配当61円(中間配当30円、期末配当31円)としております。今後も連結業績の動向や目標に掲げる配当性向、将来の国内外での事業展開及び経営基盤の強化を図るための内部留保等を総合的に勘案し、継続的な安定配当と株主価値の向上を目指してまいります。2.会計基準の選択に関する基本的な考え方当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で連結財務諸表を作成する方針であります。なお、IFRSの適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。 ー4ー3.連結財務諸表及び主な注記(1)連結貸借対照表資産の部流動資産現金及び預金受取手形及び売掛金立替金その他貸倒引当金流動資産合計固定資産有形固定資産建物及び構築物(純額)機械装置及び運搬具(純額)リース資産(純額)その他(純額)有形固定資産合計無形固定資産のれん顧客関連資産その他無形固定資産合計投資その他の資産投資有価証券繰延税金資産差入保証金その他貸倒引当金投資その他の資産合計固定資産合計資産合計負債の部流動負債買掛金1年内返済予定の長期借入金未払法人税等賞与引当金役員賞与引当金その他流動負債合計固定負債繰延税金負債退職給付に係る負債役員退職慰労引当金資産除去債務その他固定負債合計負債合計株式会社エーアイテイー(9381) 2022年2月期 決算短信前連結会計年度(2021年2月28日)当連結会計年度(2022年2月28日)(単位:百万円)10,6534,5071,375358△4116,853179229295697748702,1051883,1644608624447△08384,77721,6302,2473,700580389358115015841402101981,6349,39912,6544,7571,629235△4119,235155167257546357611,8421682,7725252128572△318724,28023,5163,0072,700817446378663836461552061151,5079,3827,7647,875 ー5ー純資産の部株主資本資本金資本剰余金利益剰余金自己株式株主資本合計その他の包括利益累計額その他有価証券評価差額金為替換算調整勘定退職給付に係る調整累計額その他の包括利益累計額合計非支配株主持分純資産合計負債純資産合計株式会社エーアイテイー(9381) 2022年2月期 決算短信前連結会計年度(2021年2月28日)当連結会計年度(2022年2月28日)(単位:百万円)2715,2756,808△39211,962657△45920912,23121,6302715,2748,189△39213,3419586△558920214,13423,516 ー6ー(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書連結損益計算書株式会社エーアイテイー(9381) 2022年2月期 決算短信前連結会計年度(自 2020年3月1日 至 2021年2月28日)(単位:百万円)当連結会計年度(自 2021年3月1日 至 2022年2月28日)営業収益輸送事業収入営業収益合計営業原価輸送事業仕入営業原価合計売上総利益営業利益営業外収益受取利息受取配当金販売費及び一般管理費持分法による投資利益その他営業外収益合計営業外費用支払利息為替差損その他経常利益特別利益営業外費用合計固定資産売却益投資有価証券売却益特別利益合計特別損失固定資産売却損固定資産除却損関係会社清算損会員権評価損事業構造改革費用特別損失合計税金等調整前当期純利益法人税、住民税及び事業税法人税等調整額法人税等合計当期純利益非支配株主に帰属する当期純利益親会社株主に帰属する当期純利益45,79745,79737,59337,5938,2035,8982,304335166692752841343222614055-252,546919△1377821,764321,73259,93159,93150,25350,2539,6776,0963,5813111987230315425631-1330-1451523,6701,314△531,2612,408412,3672,5453,821 ー7ー連結包括利益計算書当期純利益その他の包括利益その他有価証券評価差額金為替換算調整勘定持分法適用会社に対する持分相当額退職給付に係る調整額その他の包括利益合計包括利益(内訳)親会社株主に係る包括利益非支配株主に係る包括利益株式会社エーアイテイー(9381) 2022年2月期 決算短信前連結会計年度(自 2020年3月1日 至 2021年2月28日)(単位:百万円)当連結会計年度(自 2021年3月1日 至 2022年2月28日)1,76414413△3561,8201,780392,408242786△15142,9232,89726 ー8ー(3)連結株主資本等変動計算書 前連結会計年度(自 2020年3月1日 至 2021年2月28日)株式会社エーアイテイー(9381) 2022年2月期 決算短信資本金資本剰余金利益剰余金自己株式株主資本合計2715,2755,929△14411,331株主資本△8521,732(単位:百万円)△8521,732△24763111,962△247△247△392―271―5,2758796,808その他の包括利益累計額その他有価証券評価差額金為替換算調整勘定退職給付に係る調整累計額その他の包括利益累計額合計非支配株主持分純資産合計△819△01137311,71514146373757△3△3△4484859△164△164209△8521,732△247―△11551612,231当期首残高当期変動額剰余金の配当親会社株主に帰属する当期純利益自己株式の取得連結子会社株式の取得による持分の増減株主資本以外の項目の当期変動額(純額)当期変動額合計当期末残高当期首残高当期変動額剰余金の配当親会社株主に帰属する当期純利益自己株式の取得連結子会社株式の取得による持分の増減株主資本以外の項目の当期変動額(純額)当期変動額合計当期末残高 ー9ー株式会社エーアイテイー(9381) 2022年2月期 決算短信 当連結会計年度(自 2021年3月1日 至 2022年2月28日)株主資本(単位:百万円)資本金資本剰余金利益剰余金自己株式株主資本合計2715,2756,808△39211,962当期首残高当期変動額剰余金の配当親会社株主に帰属する当期純利益自己株式の取得連結子会社株式の取得による持分の増減株主資本以外の項目の当期変動額(純額)当期変動額合計当期末残高当期首残高当期変動額剰余金の配当親会社株主に帰属する当期純利益自己株式の取得連結子会社株式の取得による持分の増減株主資本以外の項目の当期変動額(純額)当期変動額合計当期末残高―2716229△9862,3671,3808,189△9862,367△0△11,37913,341△0△0△392△1△15,274その他の包括利益累計額その他有価証券評価差額金為替換算調整勘定退職給付に係る調整累計額その他の包括利益累計額合計非支配株主持分純資産合計57△45920912,231529529586△1△1△5530530589△6△6202△9862,367△0△15231,90214,134 ー10ー(4)連結キャッシュ・フロー計算書営業活動によるキャッシュ・フロー税金等調整前当期純利益減価償却費のれん償却額貸倒引当金の増減額(△は減少)賞与引当金の増減額(△は減少)役員賞与引当金の増減額(△は減少)退職給付に係る負債の増減額(△は減少)役員退職慰労引当金の増減額(△は減少)受取利息及び受取配当金支払利息持分法による投資損益(△は益)固定資産売却損益(△は益)固定資産除却損投資有価証券売却損益(△は益)会員権評価損事業構造改革費用預り金の増減額(△は減少)売上債権の増減額(△は増加)立替金の増減額(△は増加)仕入債務の増減額(△は減少)その他小計利息及び配当金の受取額利息の支払額事業構造改革費用の支払額法人税等の支払額営業活動によるキャッシュ・フロー投資活動によるキャッシュ・フロー定期預金の預入による支出定期預金の払戻による収入有形固定資産の取得による支出有形固定資産の売却による収入無形固定資産の取得による支出投資有価証券の売却による収入差入保証金の差入による支出差入保証金の回収による収入その他投資活動によるキャッシュ・フロー株式会社エーアイテイー(9381) 2022年2月期 決算短信前連結会計年度(自 2020年3月1日 至 2021年2月28日)(単位:百万円)当連結会計年度(自 2021年3月1日 至 2022年2月28日)△13△1,495△4772,54650610811101345△39△166△3△228455-1,969627212282△4-△7261,521949△474△18138△7270△300△1,3903,670636108295626014△3315△19823-3△0145△151△253655△414,725252△15△104△1,0853,772△1,1581,595△7△4432△401529396 ー11ー財務活動によるキャッシュ・フロー短期借入れによる収入短期借入金の返済による支出長期借入れによる収入長期借入金の返済による支出自己株式の取得による支出配当金の支払額連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出その他財務活動によるキャッシュ・フロー現金及び現金同等物に係る換算差額現金及び現金同等物の増減額(△は減少)現金及び現金同等物の期首残高現金及び現金同等物の期末残高株式会社エーアイテイー(9381) 2022年2月期 決算短信前連結会計年度(自 2020年3月1日 至 2021年2月28日)(単位:百万円)当連結会計年度(自 2021年3月1日 至 2022年2月28日)95△4,4433,700△247△859△232△1,987△76010,81210,052–5–2,700△3,700△0△986△13△197△2,1973962,36710,05212,419 ー12ー株式会社エーアイテイー(9381) 2022年2月期 決算短信(5)連結財務諸表に関する注記事項(継続企業の前提に関する注記)該当事項はありません。(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)連結の範囲の重要な変更連結の範囲から除外しております。当連結会計年度において、連結子会社であった「AIT International of America,Inc.」は清算結了したため、 ー13ー株式会社エーアイテイー(9381) 2022年2月期 決算短信(セグメント情報等)(セグメント情報)1 報告セグメントの概要報告セグメントの決定方法当社及び連結子会社の報告セグメントは、当社及び連結子会社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、最高意思決定機関である取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。当社及び連結子会社の事業は、国際貨物輸送事業ならびにこれらの附帯業務及びその他事業であり、国内においては主に当社及び国内子会社が、海外においては中国(香港を含む)の現地法人が、それぞれ独立した経営単位として、各地域において包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。したがって、当社及び連結子会社は販売・受注・物流体制を基礎とした所在地別のセグメントから構成されており「日本」「中国」の2つを報告セグメントとしております。2 報告セグメントごとの営業収益、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と同一であり、報告セグメントの利益は営業利益の数値であります。  セグメント間の営業収益は第三者間取引価格に基づいています。3 報告セグメントごとの営業収益、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報前連結会計年度(自 2020年3月1日 至 2021年2月28日)(単位:百万円)報告セグメント日本中国(注)1計その他合計調整額(注)2(注)3連結財務諸表計上額(注)4営業収益 外部顧客に対する 営業収益 セグメント間の 内部営業収益 又は振替高計セグメント利益セグメント資産その他の項目 減価償却費 のれん償却額 持分法適用会社への投資額 有形固定資産及び 無形固定資産の 増加額36,9617,65044,6121,18445,797―45,7971683,7273,8955584,453△4,453―37,1301,60714,54311,3776196,55748,5072,22721,1011,7437799650,2512,30422,097△4,453―△46645,7972,30421,63026756221301714218532643899407356679―8506108407365――――506108407365(注) 1.「中国」の区分は、中国及び香港の現地法人です。2.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、米国、台湾、ベトナム及びミャンマーの現地法人です。なお、米国の現地法人である「AIT International of America,Inc.」は2020年2月29日をもって営業を終了し、清算手続きを行っておりましたが、2021年3月16日付で清算結了しております。なお、当連結会計年度末現在では清算手続き中であり、連結の範囲に含めております。3.セグメント資産の調整額△466百万円には、各報告セグメントに配分していない全社資産、連結子会社との債権債務の相殺消去や当社及び連結子会社が計上した関係会社株式が含まれております。全社資産は、主に親会社の余裕運用資金(現金及び預金)であります。4.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と一致しております。 ー14ー株式会社エーアイテイー(9381) 2022年2月期 決算短信当連結会計年度(自 2021年3月1日 至 2022年2月28日)(単位:百万円)報告セグメント日本中国(注)1計その他合計調整額(注)2(注)3連結財務諸表計上額(注)4営業収益 外部顧客に対する 営業収益 セグメント間の 内部営業収益 又は振替高計セグメント利益セグメント資産その他の項目 減価償却費 のれん償却額 持分法適用会社への投資額 有形固定資産及び 無形固定資産の 増加額50,2688,35358,6221,30959,931―59,9311364,6284,7645055,269△5,269―50,4043,10215,05812,9813906,83963,3863,49321,8981,814881,01765,2003,58122,915△5,26925456255683254221612758099472195559―063610847219659,9313,58123,516636108472196―601――――(注) 1.「中国」の区分は、中国及び香港の現地法人です。なお、「中国」の区分では、「暖新国際貿易(上海)有限公司」が現在清算手続中であります。2.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、台湾、ベトナム及びミャンマーの現地法人です。なお、「その他」の区分では、米国の現地法人「AIT International of America,Inc.」が当連結会計年度において清算結了したため、連結の範囲から除外しております。3.セグメント資産の調整額601百万円には、各報告セグメントに配分していない全社資産、連結子会社との債権債務の相殺消去や当社及び連結子会社が計上した関係会社株式が含まれております。全社資産は、主に親会社の余裕運用資金(現金及び預金)であります。4.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と一致しております。 ー15ーを省略しております。2. 地域ごとの情報(1) 営業収益(2) 有形固定資産3. 主要な顧客ごとの情報しております。を省略しております。2. 地域ごとの情報(1) 営業収益(2) 有形固定資産3. 主要な顧客ごとの情報しております。株式会社エーアイテイー(9381) 2022年2月期 決算短信(関連情報)前連結会計年度(自 2020年3月1日 至 2021年2月28日)1. 製品及びサービスごとの情報単一の製品・サービスの区分の外部顧客への営業収益が連結損益計算書の営業収益の90%を超えるため、記載セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。日本中国その他合計216403154774(単位:百万円)外部顧客への営業収益のうち、連結損益計算書の営業収益の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略当連結会計年度(自 2021年3月1日 至 2022年2月28日)1. 製品及びサービスごとの情報単一の製品・サービスの区分の外部顧客への営業収益が連結損益計算書の営業収益の90%を超えるため、記載セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。日本中国その他合計185349100635(単位:百万円)外部顧客への営業収益のうち、連結損益計算書の営業収益の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】 該当事項はありません。【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】前連結会計年度(自 2020年3月1日 至 2021年2月28日)報告セグメント日本中国計(単位:百万円)その他調整額合計当期末残高45533679278―870(注) のれん償却額に関しては、セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。当連結会計年度(自 2021年3月1日 至 2022年2月28日)報告セグメント日本中国計(単位:百万円)その他調整額合計当期末残高39829469368―761(注) のれん償却額に関しては、セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】 該当事項はありません。ー16ー 株式会社エーアイテイー(9381) 2022年2月期 決算短信(1株当たり情報)項目1株当たり純資産額1株当たり当期純利益前連結会計年度(自 2020年3月1日至 2021年2月28日)当連結会計年度(自 2021年3月1日至 2022年2月28日)511円73銭73円40銭(注) 1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。2.1株当たり純資産額の算定上の基礎前連結会計年度(2021年2月28日)当連結会計年度(2022年2月28日)593円00銭100円75銭14,134202(202)13,93123,913,600419,97523,493,6252,367―2,36712,231209(209)12,02223,913,600419,91223,493,6881,732―1,732項目前連結会計年度(自 2020年3月1日至 2021年2月28日)当連結会計年度(自 2021年3月1日至 2022年2月28日)23,600,35923,493,647項目純資産の部の合計額(百万円)純資産の部の合計額から控除する金額(百万円)(うち非支配株主持分(百万円))普通株式に係る期末の純資産額(百万円)普通株式の発行済株式数(株)普通株式の自己株式数(株)1株当たり純資産額の算定に用いられた普通株式数(株)3.1株当たり当期純利益の算定上の基礎親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)普通株主に帰属しない金額(百万円)普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)普通株式の期中平均株式数(株)(重要な後発事象)該当事項はありません。 ー17ー

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