ウインテスト(6721) – IoTセンサーを活用したセルフヘルスケア製品の完成と販売開始についてのお知らせ

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開示日時:2022/04/04 12:45:00

損益

決算期 売上高 営業益 経常益 EPS
2018.07 42,604 -29,061 -28,461 -27.48
2019.07 42,996 -34,874 -33,610 -48.54
2020.07 79,397 -53,644 -53,342 -20.63

※金額の単位は[万円]

株価

前日終値 50日平均 200日平均 実績PER 予想PER
199.0 199.82 251.6

※金額の単位は[円]

キャッシュフロー

決算期 フリーCF 営業CF
2018.07 -25,479 -25,479
2019.07 -28,046 -26,835
2020.07 -122,637 -115,984

※金額の単位は[万円]

▼テキスト箇所の抽出

各 位 2022年4月4日 会 社 名:ウインテスト株式会社 (コード:6721 東証二部) 代表者名:代表取締役社長 姜 輝 問合せ先:専務取締役 樋口 真康 (TEL:045-317-7888) IoTセンサーを活用したセルフヘルスケア製品の 完成と販売開始についてのお知らせ この度、ウインテスト株式会社は、株式会社TAOS研究所及び奈良県立大学と共同で開発をしていた、セルフヘルスケア製品の開発が完了、製品化を行いましたのでお知らせいたします。なお、販売は主に株式会社TAOS研究所が行い、販売開始は2022年10月頃を予定しております。 記 1、一般的なヘルスケア製品には腕時計タイプ又は同様の製品がありますが、精度のわ りに価格が高くまた、日々の充電の心配や腕に着ける煩わしさから、一部の若年層への普及は有るものの、健康に関心が高くなる高成年層以上の人にはハードルが高く一般に普及しているとはいえない状況です。また、日本だけの問題ではありませんが、少子高齢化の進行とともに見守りを必要とする家族も増え、気軽に介護者の健康状態やライフクオリティの把握などがデイリーベースで求められていることも事実です。本製品は、継続利用することで、医療レベルに近い高精度な生体ビッグデータを取得、AI分析を行い、心血管疾患のみならず総合的な健康状態、持病などの経過観察にも使うことが可能となり、この製品の潜在能力は大きいといえます。 今般当社が、株式会社TAOS研究所及び奈良県立大学と共同で完成させた、「見守り便座カバー iWatching cover」は、これまでのライフスタイルを変えず、日常生活のなかで毎日使用する便座にセンサー付きカバーを装着し、着座を検知した後に自動本人認証を行い、生体データ(心電図、心弾図、脈拍、呼吸数、心拍変動異常、その他)を収集、クラウドサーバーにデータを送信します。サーバーはデータを瞬時にAI解析し、例えば心電図を脈波に分解、脈波から個人の血管年齢(動脈血管硬化度)、連続血圧、ストレス(疲労度)などの分析を行い、予めユーザーが登録した、パソコン、タブレット又はスマートフォン等の情報端末に表示すると同時に、被測定者の生体データから異常が判明した場合はプッシュ通知でアラートをお知らせます。勿論、心電図形、心弾図形、脈拍など基礎データの表示も動画で可能です。また、着座中に心電図データや血圧の変化をリアルタイムでモニターしますので、急激な異常値等が検出された場合(力みにより血管に異常が発生した場合など)もアラートがプッシュで指定された端末に届きます。その機能性から、「見守り」としての利用は有望です。 販売に関しましては、株式会社TAOS研究所が幅広いIoTヘルスケア製品及び先端見守りシステム等のチャンネルを有していることから同社を通じて販売を行います。なお、同製品に関する特許関連は、同社並びに大学との3社での共同特許となっております。販売の際に、弊社にロイヤリティが入ります。 2、以下に「見守り便座カバー iWatching cover」の全体をご紹介します。 「見守り便座カバー iWatching cover」 1)自動計測・クラウド通信とリアルタイム通知機能 便座に被せるシート(おしゃれ便座カバー)に着座検知センサーと生体センサーモジュールを埋込み、それらセンサーは一体化したワイヤレス機器(小型)に接続されています。 計測、収集された生体データはインターネット回線を通じて、クラウドIoTサーバシステムに転送され、AI解析が行われ、万が一異常を検出した場合、指定した宛先に送信と通報を行います。正常時においてもリアルタイムに計測中のデータのモニタリングが可能です。(上記スマホ又はPC/タブレットの画面参照、表示される情報を以下に記載します) 2)インターネット経由で見られるWebサービス結果の表示項目について ・心電図 ECG、心弾図 BCG の波形表示 ・リアルタイムでステータスと経過時間の表示 ◆着座状態と経過時間の表示 ◆着座から離座と経過時間の表示 ◆着座時の体動状態と経過時間の表示 ・生体データ計測 ◆心拍数表示およびグラフでの心電図、心弾図表示 ◆1分間の呼吸数を表示 ・心拍異常の検知 ◆総合的な血管壁硬化の指標であるPWV血圧を評価し表示 これは、ECGとBCGを用いたPTT(脈波伝送時間)法により血圧変化の推測を行い、動 脈硬化度と血圧の両者を併せて推定する手法で、その推定結果から評価します。 3)製品の用途など 本製品は民生用途となりますので、医学的な検査や検診等には使用できません。 また、病院や介護施設等へ向けた患者様又は被介護者様のIT管理補助システム用として の業務用製品と、日々の体調管理や大切なご家族様向けの個人向け製品の両方を同時に 発売いたします。 なお、販売方法は、買取方式とサブスクリプション方式の2通りとなります。 ※ご利用に際しましては、指定のクラウドサーバーサービスのご契約が必要となります。サブスクリプション方式をご選択の場合は、サーバーサービス料金は含まれておりますので、別途サーバーサービス料金は必要ございません。 4)販売開始時期及び販売エリア 2022年10月頃を予定しております。それまでの間、各関連展示会などで積極的に展 示、ご紹介をしてまいります。なお、出展展示会の情報につきましては、決定次第改めて開示してまいります。また販売エリアに関しまして、日本はもとより、中国アジア方面並びに欧米を視野に入れた販売を行います。 5) 価格設定につきまして、特に個人向けの場合はお求めやすい価格に設定し、またサブスクについても月額を抑えた設定として普及を目指します。また、消耗品となる便座カバーについては洗濯も可能であり、交換となる場合もバリエーションを用意するとともに、価格は一般の便座カバーと同程度にする計画です。 6)共同研究開発グループについて 株式会社TAOS研究所について、 所在地 横浜市港北区新横浜 http://www.taos.tokyo/index.html ヘルスケアや見守りなどIoT健康システムを開発・販売をする企業 奈良県立大学研究室について、 所在地 奈良市船橋町10番地 https://00m.in/GCLVG 奈良県立大学 地域創造科学部地域創造研究センタ 教授 鈴木 新(工学博士) 3、本件の当社業績への影響及びおことわり 当該製品の完成による、2022年12月期の当社業績への影響は判明次第開示させて頂きます。 また、本ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報であり、諸般の事情により予告なく変更されることがあります。 以上

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