東北電力(9506) – 女川原子力発電所2号機における工事計画の認可を踏まえた安全対策工事完了時期の見直しについて

URLをコピーする
URLをコピーしました!

開示日時:2022/03/30 13:00:00

損益

決算期 売上高 営業益 経常益 EPS
2018.03 207,137,900 10,766,500 10,838,800 89.6
2019.03 224,431,400 8,148,900 8,105,400 87.61
2020.03 224,636,800 11,635,100 11,234,700 117.38
2021.03 228,680,200 8,791,900 7,951,100 55.88

※金額の単位は[万円]

キャッシュフロー

決算期 フリーCF 営業CF
2018.03 32,401,900 32,401,900
2019.03 26,280,400 26,280,400
2020.03 37,152,500 37,152,500
2021.03 21,761,700 21,761,700

※金額の単位は[万円]

▼テキスト箇所の抽出

各 位 2022年3月30日 会 社 名 東北電力株式会社 代表者名 取締役社長 社長執行役員 樋口 康二郎 (コード番号 9506 東証第一部) 問合せ先 原子力部原子力企画課長 菅原 岳志 (TEL.022-225-2111) 女川原子力発電所2号機における工事計画の認可を踏まえた 安全対策工事完了時期の見直しについて 当社は、女川原子力発電所2号機の安全対策工事について、「女川原子力発電所2号機における原子炉設置変更許可を踏まえた安全対策工事完了時期の見直しについて」(2020年4月30日)にてお知らせしましたとおり、2022年度の完了を目指してまいりましたが、2021年12月23日に工事計画の認可を受けたことを踏まえ、改めて工事工程を評価し、2023年11月の完了を目指していくことといたしました。 これに伴い、本日、女川2号機の原子炉設置許可に係る変更の届出を原子力規制委員会へ提出しております。 安全対策工事の完了時期については、新規制基準適合性審査の過程で得られた知見・評価の設計への反映、工事の進捗状況など、様々な要因を総合的に勘案し、判断する必要があります。 こうした中、先般の工事計画の認可をもって安全対策工事の内容が確定し、工事全体の工程をより詳細に見通せる状況となったことを踏まえ、作業における安全確保を大前提に、改めて工事の完了時期について評価いたしました。 その結果、工事計画認可の審査において説明を行ってきた「圧力抑制室※の耐震補強工事」などが工程に与える影響を考慮し、2023年11月の工事完了を目指して工事を進めていくこととしたものです。 当社としては、今後とも、新規制基準への適合にとどまらず、原子力発電所のさらなる安全レベルの向上に向けた取り組みを着実に進めていくとともに、地域の皆さまからのご理解をいただきながら、再稼働を目指してまいります。 ※原子炉格納容器の一部で、大量の水を常時貯蔵している円環形(ドーナツ状)の構造物。格納容器内の配管が破断し、蒸気が発生して圧力が上昇した場合などに、蒸気を圧力抑制室に導き冷却することで、原子炉格納容器の圧力を下げる。また、原子炉を冷却する機能が失われた場合に、非常用の冷却水を供給する役割も果たす。 以 上 (別紙)女川2号機における安全対策工事完了時期の見直しの概要について ⼥川2号機における安全対策工事完了時期の⾒直しの概要について 2021年12⽉23⽇の工事計画の認可により、安全対策工事の内容が確定し、工事全体の工程をより詳細に⾒通せる状況となったことを踏まえ、改めて別 紙 その結果、工事計画認可の審査において説明を⾏ってきた「圧⼒抑制室の耐震補強工事」などが工程に与える影響を考慮し、2023年11⽉の工事完了工事の完了時期について評価。を目指して工事を進めていくこととした。【圧⼒抑制室の耐震補強工事】当該工事は、基準地震動に対する耐震性を確保する観点などから、圧⼒抑制室本体や内部の構造物(ベントヘッダ、ダウンカマなど)に対して、新たに補強部材を追加することで耐震性の向上を図るもの。圧⼒抑制室内部の構造物に対する耐震補強工事の実施にあたっては、これまでに経験のない工事となることから、実機模型を作成し、工事工法・工程を検討してきたところ。その結果、直径約1.5mの開口部(2箇所のみ)からの内部へのアクセスや、構造物が入り組む内部(直径約10m)での足場の設置が必要となり、狭隘な場所で複数の工事を並⾏して実施していくことから、当該工事の完了時期について、2023年11⽉と評価。なお、放射線管理区域内における溶接作業等が中心となることから、労働環境に十分配慮しながら、安全確保を大前提とした工事計画としている。※ベント管、ベントヘッダ、ダウンカマ︓格納容器内の配管が破断し、蒸気が発⽣して圧⼒が上昇した場合などに蒸気を圧⼒抑制室に導くための構造物原子炉格納容器全体図圧⼒抑制室全体図原子炉格納容器ベント管原子炉圧⼒容器開口部(内部へのアクセス箇所))原子炉格納容器原子炉圧⼒容器ベントヘッダベント管圧⼒抑制室の実機模型圧⼒抑制室開口部と内部の足場設置状況制御棒直径(約50m)ダウンカマ直径(約10m)耐震補強工事イメージ水圧⼒抑制室水部材追加部材高さの嵩上げ開口部(約1.5m)<圧⼒抑制室>原子炉格納容器の⼀部で、大量の水を常時貯蔵している円環形(ドーナツ状)の構造物。格納容器内の配管が破断し、蒸気が発⽣して圧⼒が上昇した場合などに、蒸気を圧⼒抑制室に導き冷却することで、原子炉格納容器の圧⼒を下げる。また、原子炉を冷却する機能が失われた場合に非常用の冷却水を供給する役割も果たす。なお、⼥川2号機の圧⼒抑制室には、常時約2,900tの水を貯蔵している。内部の足場設置状況

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

シェアしたい方はこちらからどうぞ
URLをコピーする
URLをコピーしました!