スズケン(9987) – 当社グループ内の組織再編方針の決定に関するお知らせ

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開示日時:2022/03/30 14:00:00

損益

決算期 売上高 営業益 経常益 EPS
2018.03 212,401,600 1,973,600 2,700,000 198.21
2019.03 213,234,500 2,722,800 3,438,700 322.73
2020.03 221,353,200 3,257,200 3,980,600 310.26
2021.03 212,847,800 915,700 1,660,200 88.52

※金額の単位は[万円]

キャッシュフロー

決算期 フリーCF 営業CF
2018.03 9,012,000 9,806,600
2019.03 3,293,200 4,175,100
2020.03 -3,751,500 -2,581,700
2021.03 773,800 1,560,200

※金額の単位は[万円]

▼テキスト箇所の抽出

各 位 2022 年 3 月 30 日 会 社 名 株 式 会 社 ス ズ ケ ン 代表者名 代表取締役社長 宮田 浩美 (コード番号 9987 東証・名証第1部、札証) 問合せ先 代表取締役副社長 コーポレート本部長 浅野 茂 (TEL.052-961-2331) 当社グループ内の組織再編方針の決定に関するお知らせ 当社は、本日開催の取締役会において、当社ケンツ事業部の組織再編についての方針を決定しました のでお知らせいたします。 なお、本組織再編は、2022 年 10 月 1 日実施の方向で検討を進め、組織再編 のスキーム及び再編後の体制等の具体的な内容につきましては、決定次第改めてお知らせいたします。 Ⅰ.再編の目的 記 当社ケンツ事業部は、1974 年の開設以来、医療機器・材料製造販売事業(ホルター心電計を中心とする 小型医療機器の開発・製造・販売やマスク・グローブ・消毒剤等の医療必需品の製品企画・販売)及び診断支援事業(ホルター心電図の解析・判読の受託)を展開してまいりました。 ホルター心電計においては、常に世界最小・最軽量クラスに拘って製品を開発し、代理店等を通じ、 世界約 30 か国で販売・使用されております。また、1987 年に開設したホルター心電図解析センターは、 年間約 8 万件の解析・判読を受託し、解析受託数で国内最大級の規模となっております。 当社グループは、2023 年3月期を最終年度とする3ヵ年の中期成長戦略「May I“health”you? 5.0」を策定し取り組んでおります。当社グループを取り巻く経営環境は想定を超えるスピードで変化してお り、今まさに大きな転換期にあるなか、「第 3 の創業期」として位置付け、新しいビジネスモデルの構築 や新たな事業構築に向けて、スピード感を重視し、さまざまな企業との協業関係の構築も含め、当社グ ループにしかできない Only One ビジネスモデルの構築に取り組んでおります。 その一環として、当社ケンツ事業部の医療機器・材料製造販売に関連する事業を当社 100%子会社であ るケンツメディコ株式会社(以下、「ケンツメディコ」)注 1)へ再編し、両社の技術力・製品企画力を結集する ことによって、収益力の向上と事業規模の拡大を目指します。 具体的には、当社ケンツ事業部がホルター心電計等の開発で培った小型化回路設計、防水、通信系な どの技術とケンツメディコのバイタル機器の製品化ノウハウを融合することにより、これからの成長分 野である遠隔診療・在宅医療向けの「デジタル対応バイタル機器の開発」を中核に進めて参ります。 また、当社ケンツ事業部の診断支援に関連する事業を当社 100%子会社である株式会社ネットホスピ タル(以下、「ネットホスピタル」)注 2)へ再編し、診断支援領域の拡張と専門医ネットワークの強化によっ て、収益力の向上と事業規模の拡大を目指します。 具体的には、当社ケンツ事業部が扱う循環器科領域におけるホルター心電図解析事業とネットホスピ タルが扱う放射線科領域における遠隔画像診断支援事業について、双方が持つ診断支援サービスの知見 を活かすことにより、遠隔診療・在宅医療において重要な主治医と専門医をつなぐ診療サポート体制を整備して参ります。 本組織再編により、各社が保有する資源(技術/販売チャネル/オピニオンリーダーとの関係)並びに ノウハウの融合を図り、各製品・サービスの競争力を強化するとともに、当社グループが医薬品卸売事業 をコアとする事業体から「健康創造事業体」への転換を加速させるべく、2022 年 3 月 1 日付で設立した 新会社 2 社(「コラボクリエイト」、「コラボプレイス」)や協業企業との連携も図りながら、当社グルー プが取り組む安全・安心なヘルスケアプラットフォームの構築における中核コンテンツを担う企業体を 目指してまいります。 注1) ケンツメディコは、聴診器・血圧計を中心に医療機器・材料製造販売事業を担う子会社。 血圧計メーカーの山寿(やます)と聴診器メーカーの広伸(こうしん)を統合し 1991 年に設立しました。 注2) ネットホスピタルは、遠隔画像診断支援サービスを担う子会社。 1995 年に設立し、画像診断機器の革新と放射線科医不足の需要を捉え、発展してきました。 Ⅱ.再編の概要 本組織再編は、以下の方針にて検討を進めます。 (1)当社ケンツ事業部の医療機器・材料製造販売事業を会社分割(分社型吸収分割)によりケンツメデ(2)当社ケンツ事業部の診断支援事業を会社分割(分社型吸収分割)によりネットホスピタルへ承継ィコへ承継します。 します。 Ⅲ. 今後の見通し 本組織再編が当社連結業績に与える影響は軽微です。 以 上

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