綜合警備保障(2331) – アルソックレポート2021(2)

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開示日時:2022/03/30 00:30:00

損益

決算期 売上高 営業益 経常益 EPS
2018.03 43,598,200 3,011,100 3,122,600 191.93
2019.03 44,353,500 3,228,100 3,390,400 219.98
2020.03 46,011,800 3,679,600 3,863,700 238.69
2021.03 46,992,000 3,718,200 3,918,500 247.09

※金額の単位は[万円]

株価

前日終値 50日平均 200日平均 実績PER 予想PER
4,310.0 4,225.9 4,800.25 13.52 15.11

※金額の単位は[円]

キャッシュフロー

決算期 フリーCF 営業CF
2018.03 1,372,000 2,549,600
2019.03 1,487,300 2,877,100
2020.03 1,727,000 3,389,600
2021.03 4,208,300 5,552,200

※金額の単位は[万円]

▼テキスト箇所の抽出

Overview ・ Vision社会的課題の解決に貢献する商品・サービスの提供 社会の動向を的確に捉え、警備業で培ったノウハウを活かし、社会やお客様の課題解決に貢献する多面的なサービスを提供しています。ALSOKの強みを活かした安心して暮らせる街づくり0701060308安全安心なまちづくり 事例①全国の自治体等との協定締結による防犯防災への貢献 ALSOKでは、地域の安全や防犯・防災に貢献北海道:自治体と地域みまもり協定する活動を全国で展開しています。全国に約青森県警:特殊詐欺被害防止活動への協力河内長野市:災害支援滋賀県:包括的連携協定3,000カ所の警備拠点を持つネットワークや、すぐに駆けつけることができる機動力を活かし、地域の自治体・警察等と見守りや災害支援に関する協定を結んでいます。 協定の内容は、災害発生時における避難場所としての事業所の開放、ドローンを活用した情報収集、高齢者や子どもの安全を見守る防犯パトロール、声掛け活動など多岐にわたっています。えている課題を解決していくことで、地域社会への貢献を一層高めていきます。岡山中央署:安全安心まちづくり・青色防犯パトロール山口県警:地域の安全対策宗像市:災害支援北九州市:地域みまもり杵島郡江北町:災害時支援協定熊本:協定高知県:地域みまもり協定西宮市:災害支援香川県警:地域みまもり相模原市:無人航空機による情報収集等江戸川区:災害支援甲府市:高齢者みまもり東京都警備業協会:災害時における支援協定豊橋市、半田市、大府市、武豊町、尾張旭市、長久手市、日進市:地域みまもり岡崎市:高齢者みまもり矢巾町:地域みまもりの包括協定災害時避難所運営業務に福島県:関する協定郡山市:災害時における防災活動協力に関する協定弥彦村:災害時支援協定栃木県、宇都宮市、小山市:災害支援協定前橋市:災害発生時等における施設使用に関する協定富津市:高齢者みまもり協定04 当社の業務の特性を活かしながら、地域の抱鳥インフルエンザ020205050306 警備ロボットやAIを搭載した完全自律走行ドローンなどを開発。ガードマンと連携させることによって、警備の高度化、効率化を目指しています。AI・IoT×警備介護・地域のみまもり警備ロボット・ドローン 高精細なカメラ、AIによる行動解析など、最先端のシステムと培ってきた警備のノウハウを融合させ、広がり続ける安全・安心のニーズに応えています。IoT駆けつけ× 離れて暮らす家族の見守り、有料老人ホーム、通所・訪問介護から訪問マッサ ー ジ ま で 、A L S O K グループならではの「守る」ノウハウが活かされています。ファシリティマネジメントインフラ支援・BCP対策省エネ対策サービス 自動運転の社会実装を目指し、車両遠隔監視 空調や給排水等の設備リニューアル工事、室の実証実験に参加しました。また、移動ATMや郵内環境測定をはじめとする各種検査測定を行っ便局など、交通手段の減少を解決するサービスています。も提供しています。01040725 消防点検や清掃、施設管理までワンストップで行うことにより、コスト削減や建物の資産価値向上をサポートしています。安全安心なまちづくり 事例②認定鳥獣捕獲等事業者としての貢献ALSOK千葉の取り組み 千葉県内では、有害鳥獣によって毎年約4憶円に上る農作物への被害が出ています。このような状況を踏まえ、県内各自治体との連携体制を整えた上で、令和2年7月に「ジビエ工房茂原」を開設しました。 「ジビエ工房茂原」は、捕獲従事者から捕獲した個体(猪など)を譲り受け、食肉へ加工する施設です。国際的な衛生管理手法であるHACCPに基づく衛生管理とE型肝炎検査を含めた品質管理を徹底した最新施設で、剥皮、解体、食肉加工、検査、真空パック化、冷凍保管、商品発送までをワンストップで行ない、最高品質のジビエをお届けしています。食肉加工施設「ジビエ工房茂原」安全安心なまちづくり 事例③千葉県富里市「合同会社とみさとエナジー」の設立官民連携事業(PPP)として警備業界初の取り組み富里市の公共施設電気料金削減とまちづくり事業への還元スキーム富里市電力供給 ALSOKでは2021年2月19日、富里市・アジア航測株式会社と連携し、特別目的会社である「合同会社とみさとエナジー」を設立しました。 電力調達の効率化により、市内の公共施設の電気料金を削減し、削減した分の収益を市のまちづくり事業に還元する仕組みを確立してい電気料金支払ます。 この取り組みと同様に、地域課題の解決につながるまちづくり事業電気事業者電気料金支払電気料金を取りまとめて請求電気料金請求(特別目的会社)合同会社 とみさとエナジー富里市アジア航測株式会社綜合警備保障株式会社キャッシュマネジメントサービス、ATM管理業務ウイルス・感染症対策08を共創し、今後も持続可能な社会の実現に貢献していきます。まちづくり事業への還元(電気料金削減による効果額を還元)Overview ・ Vision社会的課題の解決に貢献する商品・サービスの提供 社会の動向を的確に捉え、警備業で培ったノウハウを活かし、社会やお客様の課題解決に貢献する多面的なサービスを提供しています。ALSOKの強みを活かした安心して暮らせる街づくり070106030804020205050306 警備ロボットやAIを搭載した完全自律走行ドローンなどを開発。ガードマンと連携させることによって、警備の高度化、効率化を目指しています。AI・IoT×警備介護・地域のみまもり警備ロボット・ドローン 高精細なカメラ、AIによる行動解析など、最先端のシステムと培ってきた警備のノウハウを融合させ、広がり続ける安全・安心のニーズに応えています。IoT駆けつけ× 離れて暮らす家族の見守り、有料老人ホーム、通所・訪問介護から訪問マッサ ー ジ ま で 、A L S O K グループならではの「守る」ノウハウが活かされています。ファシリティマネジメントインフラ支援・BCP対策省エネ対策サービス 自動運転の社会実装を目指し、車両遠隔監視 空調や給排水等の設備リニューアル工事、室の実証実験に参加しました。また、移動ATMや郵内環境測定をはじめとする各種検査測定を行っ便局など、交通手段の減少を解決するサービスています。も提供しています。010407 消防点検や清掃、施設管理までワンストップで行うことにより、コスト削減や建物の資産価値向上をサポートしています。安全安心なまちづくり 事例①全国の自治体等との協定締結による防犯防災への貢献 ALSOKでは、地域の安全や防犯・防災に貢献北海道:自治体と地域みまもり協定する活動を全国で展開しています。全国に約青森県警:特殊詐欺被害防止活動への協力河内長野市:災害支援滋賀県:包括的連携協定3,000カ所の警備拠点を持つネットワークや、すぐに駆けつけることができる機動力を活かし、地域の自治体・警察等と見守りや災害支援に関する協定を結んでいます。 協定の内容は、災害発生時における避難場所としての事業所の開放、ドローンを活用した情報収集、高齢者や子どもの安全を見守る防犯パトロール、声掛け活動など多岐にわたっています。 当社の業務の特性を活かしながら、地域の抱えている課題を解決していくことで、地域社会への貢献を一層高めていきます。岡山中央署:安全安心まちづくり・青色防犯パトロール山口県警:地域の安全対策宗像市:災害支援北九州市:地域みまもり杵島郡江北町:災害時支援協定熊本:鳥インフルエンザ協定高知県:地域みまもり協定矢巾町:地域みまもりの包括協定福島県:災害時避難所運営業務に関する協定郡山市:災害時における防災活動協力に関する協定弥彦村:災害時支援協定栃木県、宇都宮市、小山市:災害支援協定前橋市:災害発生時等における施設使用に関する協定富津市:高齢者みまもり協定江戸川区:災害支援東京都警備業協会:災害時における支援協定西宮市:災害支援香川県警:地域みまもり相模原市:無人航空機による情報収集等甲府市:高齢者みまもり豊橋市、半田市、大府市、武豊町、尾張旭市、長久手市、日進市:地域みまもり岡崎市:高齢者みまもり安全安心なまちづくり 事例②認定鳥獣捕獲等事業者としての貢献ALSOK千葉の取り組み 千葉県内では、有害鳥獣によって毎年約4憶円に上る農作物への被害が出ています。このような状況を踏まえ、県内各自治体との連携体制を整えた上で、令和2年7月に「ジビエ工房茂原」を開設しました。 「ジビエ工房茂原」は、捕獲従事者から捕獲した個体(猪など)を譲り受け、食肉へ加工する施設です。国際的な衛生管理手法であるHACCPに基づく衛生管理とE型肝炎検査を含めた品質管理を徹底した最新施設で、剥皮、解体、食肉加工、検査、真空パック化、冷凍保管、商品発送までをワンストップで行ない、最高品質のジビエをお届けしています。安全安心なまちづくり 事例③千葉県富里市「合同会社とみさとエナジー」の設立官民連携事業(PPP)として警備業界初の取り組み富里市の公共施設電気料金削減とまちづくり事業への還元スキーム富里市電力供給 ALSOKでは2021年2月19日、富里市・アジア航測株式会社と連携し、特別目的会社である「合同会社とみさとエナジー」を設立しました。 電力調達の効率化により、市内の公共施設の電気料金を削減し、削減した分の収益を市のまちづくり事業に還元する仕組みを確立してい電気料金支払ます。 この取り組みと同様に、地域課題の解決につながるまちづくり事業電気事業者電気料金支払電気料金を取りまとめて請求電気料金請求(特別目的会社)合同会社 とみさとエナジー富里市アジア航測株式会社綜合警備保障株式会社食肉加工施設「ジビエ工房茂原」26キャッシュマネジメントサービス、ATM管理業務ウイルス・感染症対策08を共創し、今後も持続可能な社会の実現に貢献していきます。まちづくり事業への還元(電気料金削減による効果額を還元)ALSOK REPORT 2021〜新たな取り組み〜 ALSOKの水害対策関連サービス河川・ため池防災ソリューションドローンによる広域監視サービスドローン中小河川アンダーパス市役所術」を取り入れ、新しい「安全」の形をご提供すべく、日々セキュリティに関する最先端技術の研究開発を続け安否確認サービスアンダーパス監視■ 「ALSOK指紋認証カード」の販売開始■ 「ALSOK混雑状況配信サービス」販売開始 コロナ禍において非接触型での生体認証システムが望ま ALSOKは、コロナ禍で密を避けたいというニーズの高まりれています。ALSOKでは、非接触ICカード自体に指紋認証機を受けて、警備システムのAIで解析された画像を利用するこ能を搭載することで感染症拡大防止やカード紛失時の不正利とで、混雑状況を手軽に施設ホームページやデジタルサイ用を防止することが可能となる「ALSOK指紋認証カード」を開ネージへ配信できる「ALSOK混雑状況配信サ ービス」を発、販売しています。防災無線重要拠点止水版店舗道路水防法対策ソリューション避難所ソリューションLINE対応浸水センサーOverview ・ VisionALSOKの研究開発ています。〜コロナ禍の対応〜ALSOKの研究開発は、単なるものづくりではない安全安心のシステムを創造する ALSOKは、お客様に「安全」で「安心」な毎日を過ごしていただくため、「警備会社」のノウハウに「最新技■ マイナンバーカードを活用した  オフィスセキュリティの提供開始 ALSOKは、官公庁・地方公共団体・国立大学法人等でマイナンバーカードを職員証として利用する動きをうけ、従来のALSOKセキュリティカードやお客様の社員証ICカードに加え、マイナンバーカードによる出入管理の認証や警備のセット・解除に対応したオフィスセキュリティを2021年8月20日より提供開始しました。マイナンバーカードを近づけるだけでカード情報を読み取り、電気錠の制御や機械警備の遠隔操作器として使用可能。建物の入退室機械警備の警備セット・解除製品特長●出入管理・警備用途のICカードの携行不要。●出入管理・警備用途のICカード発行・貸与・返納にかかる管理の負担を軽減。●ICカード発行費用の削減。※マイナンバー(個人番号)とは異なる、「ICチップの空き領域」に搭載されたカードアプリケーションに書き込まれる利用者番号を使って認証を行うため、マイナンバー(個人番号)は利用しません。272021年6月より販売開始しました。本サービスを導入した施設は、混雑しているかどうかを施設利用者が事前に調べることができるようになるため、混雑緩和を促しながら、感染症対策と集客の両立が可能となります。管理者お客様混雑「混雑」と判断する人数を設定画像解析・配信空席施設ホームページ「 空いてるな 」「 混んでいるな 」製品特長●専用装置の購入が不要映像は警備用に設置された画像センサーや監視カメラの映像をそのまま利用し、分析はクラウド上で行うので本サービスのために分析装置の購入は不要です。利用したい期間だけ利用可能。●柔軟な検知エリア設定1カメラあたり最大4つまでエリアを分割して分析が可能。ホームページに配信する単位も複数のカメラの合計人数で混雑状況を変化させることが可能なため、施設内のエリア単位、施設全体など細かな設定が可能。●管理画面から簡単に情報配信用ページのURLを生成お客様のホームページにリンクを設定することで簡単に施設利用者向けに情報配信が可能。神奈川県「最先端ロボットプロジェクト」に橋梁点検業務へのドローン活用についてTOPICS当社の無人航空機を用いた河川維持管理ソリューションが採択 ALSOKは、神奈川県が公募した「最先端ロボットプロジェクト」において、昨年度に引き続き、当社が提案した「無人航空機を用いた河川維持管理ソリューション(河川残留者の検出〜避難呼びかけ、および河床測量プロジェクト)」が採択されました。 耐風・雨性に優れた無人航空機(ドローン)と空撮映像解析技術を活用し、河川残留者の検出や避難呼びかけ、災害に起因する河床変状の測量が可能となる、システムの実用化を目指します。 ALSOKは、9月に静岡県浜松市内で、ドローンを用いた橋梁点検業務を実施いたしました。老朽化した橋梁の増加や技術者の人手不足で需要が見込まれる橋梁点検業務において、ドローンを活用することで、作業用足場の構築や交通規制等の付帯業務を減少させ、省人化および短期間化を実 当社は、ドローンによる点検のさらなる普及を目指すとと現します。もに、「安全安心で持 続 可 能なまちづくり」を通じた良質な社会基盤 整 備に寄 与してまいります。ドローンによる橋梁点検の様子※詳細は、当社ホームページをご覧ください。https://www.alsok.co.jp/company/news/術」を取り入れ、新しい「安全」の形をご提供すべく、日々セキュリティに関する最先端技術の研究開発を続け安否確認サービスアンダーパス監視Overview ・ VisionALSOKの研究開発ています。〜コロナ禍の対応〜ALSOKの研究開発は、単なるものづくりではない安全安心のシステムを創造する ALSOKは、お客様に「安全」で「安心」な毎日を過ごしていただくため、「警備会社」のノウハウに「最新技■ 「ALSOK指紋認証カード」の販売開始■ 「ALSOK混雑状況配信サービス」販売開始 コロナ禍において非接触型での生体認証システムが望ま ALSOKは、コロナ禍で密を避けたいというニーズの高まりれています。ALSOKでは、非接触ICカード自体に指紋認証機を受けて、警備システムのAIで解析された画像を利用するこ能を搭載することで感染症拡大防止やカード紛失時の不正利とで、混雑状況を手軽に施設ホームページやデジタルサイ用を防止することが可能となる「ALSOK指紋認証カード」を開ネージへ配信できる「ALSOK混雑状況配信サ ービス」を発、販売しています。■ マイナンバーカードを活用した  オフィスセキュリティの提供開始 ALSOKは、官公庁・地方公共団体・国立大学法人等でマイナンバーカードを職員証として利用する動きをうけ、従来のALSOKセキュリティカードやお客様の社員証ICカードに加え、マイナンバーカードによる出入管理の認証や警備のセット・解除に対応したオフィスセキュリティを2021年8月20日より提供開始しました。マイナンバーカードを近づけるだけでカード情報を読み取り、電気錠の制御や機械警備の遠隔操作器として使用可能。建物の入退室機械警備の警備セット・解除製品特長●出入管理・警備用途のICカードの携行不要。●出入管理・警備用途のICカード発行・貸与・返納にかかる管理の負担を軽減。●ICカード発行費用の削減。※マイナンバー(個人番号)とは異なる、「ICチップの空き領域」に搭載されたカードアプリケーションに書き込まれる利用者番号を使って認証を行うため、マイナンバー(個人番号)は利用しません。2021年6月より販売開始しました。本サービスを導入した施設は、混雑しているかどうかを施設利用者が事前に調べることができるようになるため、混雑緩和を促しながら、感染症対策と集客の両立が可能となります。管理者お客様混雑「混雑」と判断する人数を設定画像解析・配信空席施設ホームページ「 空いてるな 」「 混んでいるな 」製品特長●専用装置の購入が不要映像は警備用に設置された画像センサーや監視カメラの映像をそのまま利用し、分析はクラウド上で行うので本サービスのために分析装置の購入は不要です。利用したい期間だけ利用可能。●柔軟な検知エリア設定1カメラあたり最大4つまでエリアを分割して分析が可能。ホームページに配信する単位も複数のカメラの合計人数で混雑状況を変化させることが可能なため、施設内のエリア単位、施設全体など細かな設定が可能。●管理画面から簡単に情報配信用ページのURLを生成お客様のホームページにリンクを設定することで簡単に施設利用者向けに情報配信が可能。〜新たな取り組み〜 ALSOKの水害対策関連サービス河川・ため池防災ソリューションドローンによる広域監視サービスドローン中小河川アンダーパス市役所防災無線重要拠点止水版店舗道路水防法対策ソリューション避難所ソリューションLINE対応浸水センサーTOPICS神奈川県「最先端ロボットプロジェクト」に当社の無人航空機を用いた河川維持管理ソリューションが採択 ALSOKは、神奈川県が公募した「最先端ロボットプロジェクト」において、昨年度に引き続き、当社が提案した「無人航空機を用いた河川維持管理ソリューション(河川残留者の検出〜避難呼びかけ、および河床測量プロジェクト)」が採択されました。 耐風・雨性に優れた無人航空機(ドローン)と空撮映像解析技術を活用し、河川残留者の検出や避難呼びかけ、災害に起因する河床変状の測量が可能となる、システムの実用化を目指します。橋梁点検業務へのドローン活用について ALSOKは、9月に静岡県浜松市内で、ドローンを用いた橋梁点検業務を実施いたしました。老朽化した橋梁の増加や技術者の人手不足で需要が見込まれる橋梁点検業務において、ドローンを活用することで、作業用足場の構築や交通規制等の付帯業務を減少させ、省人化および短期間化を実 当社は、ドローンによる点検のさらなる普及を目指すとと現します。もに、「安全安心で持 続 可 能なまちづくり」を通じた良質な社会基盤 整 備に寄 与してまいります。ドローンによる橋梁点検の様子※詳細は、当社ホームページをご覧ください。https://www.alsok.co.jp/company/news/28ALSOK REPORT 2021Overview ・ Vision品質向上への取り組み ALSOKの事業の原点は、「お客様に対して最高の商品・サービスを提供すること」にあります。お客様や リスクへの備え社会から要求される信頼に応えるべく、さまざまな品質向上への取り組みを進めています。品質向上についての考え方 ALSOKが展開するセキュリティ事業や綜合管理・防災事業、そして介護事業など、お客様の生命や財産を守る事業の性質上、信頼関係を基盤とし、お客様の意向に適う高品質なサービスを提供することが重要な経営課題と考えています。 集約されるお客様の声を業務改善につなげる取り組みや、社員間で切磋琢磨する社風づくり、各種マネジメントシステム認証取得やリスクへの備えなど、継続的な品質向上の取り組みを推進しています。 2014年3月に事業継続マネジメントシステム(BCMS)の認証を取得し、BCP策定などあらゆるリスクへ備えています。実際に災害が発生し被害が拡大する可能性がある場合には、災害対策連絡室を速やかに設置し、情報収集や人員等を確保する体制を整えています。 また、グループ の介 護 施 設においては、災 害 訓 練をALSOKと共同で実施するなど、安全・安心へのノウハウを活用させています。総合防災訓練の様子お客様満足と従業員満足の向上社内競技大会等の開催と独自基準の制定 お客様から頂戴するご意見・ご要望、苦情や感謝などの「お客様の声」は全社員に共有し、日々の業務改善につなげています。また、社員の活躍に対する賞賛や支援に対する感謝をカードに記して手渡す社員賞賛制度「GSTカード」、ES懇談会や社内表彰制度の充実などにより、お客様満足と従業員満足の向上を両立する社風づくりに取り組んでいます。に努めています。 2006年に社内基準「ALSOK基準」を制定し、各事業所において、業務に必要な技能認定や公的資格数等に対する基準値の達成 また、実務に即した内容を競技化した「ALSOKグループ協働体品質向上競技大会」や介護会社による「介護品質向上発表会」を毎年開催し、全社的なサービス品質向上を図っています。手荷物検査競技「お客様の声」1,940件(苦情813件/感謝1,127件)「GSTカード」配布枚数 累計82,148枚●苦情を適正評価する制度を導入再発防止意識の定着により、苦情件数が減少前期比 ▲67件(▲7.6%)●「GSTカード月間MVP」の選出褒める文化の醸成とモチベーションアップにより、社員表彰機会の増加GSTカード(Good Service Thanks Card)優秀事業所への表彰も毎月行っています各種マネジメントシステムの認証取得 ALSOKは2002年に品質マネジメントシステム(QMS)の国際標準ISO 9001 の認証を取得し、また、情報資産を保護するための情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証の取得など、PDCAサイクルによる継続的改善を図っていALSOKグループ認証取得状況(2021年3月末)●QMS認証●ISMS認証56社19社●EMS認証38社※ 綜合警備保障(株)を含む複数の会社での共同認証に参加している会社数その他、綜合警備保障(株)ではBCMS認証を取得しています。ます。29営業プレゼンテーションの競技介護品質向上発表会安全運転への取り組み ALSOKでは労災事故防止等の年間目標の設定、労働安全に関する教育の実施など、安全確保への対策を進めています。 運転機会の多い警備部門については、セーフティドライバー認定制度や車両無新たに購入する車両へドライブレコーダーや自動ブレーキ、車線逸脱防止システムといった安全装置を搭載することを社内で義務付けています。事故表彰制度の導入を行っているほか、交通事故防止教育と実技教育を実施車載カメラ●ドライブレコーダーのイベント管理を強化、 悪癖修正や運転技能向上運転マナーに関する苦情(機械警備部門)前期比 ▲25%Overview ・ Vision品質向上への取り組み ALSOKの事業の原点は、「お客様に対して最高の商品・サービスを提供すること」にあります。お客様や リスクへの備え社会から要求される信頼に応えるべく、さまざまな品質向上への取り組みを進めています。品質向上についての考え方 ALSOKが展開するセキュリティ事業や綜合管理・防災事業、そして介護事業など、お客様の生命や財産を守る事業の性質上、信頼関係を基盤とし、お客様の意向に適う高品質なサービスを提供することが重要な経営課題と考えています。 集約されるお客様の声を業務改善につなげる取り組みや、社員間で切磋琢磨する社風づくり、各種マネジメントシステム認証取得やリスクへの備えなど、継続的な品質向上の取り組みを推進しています。 2014年3月に事業継続マネジメントシステム(BCMS)の認証を取得し、BCP策定などあらゆるリスクへ備えています。実際に災害が発生し被害が拡大する可能性がある場合には、災害対策連絡室を速やかに設置し、情報収集や人員等を確保する体制を整えています。 また、グループ の介 護 施 設においては、災 害 訓 練をALSOKと共同で実施するなど、安全・安心へのノウハウを活用させています。総合防災訓練の様子お客様満足と従業員満足の向上社内競技大会等の開催と独自基準の制定 お客様から頂戴するご意見・ご要望、苦情や感謝などの「お客様の声」は全社員に共有し、日々の業務改善につなげています。また、社員の活躍に対する賞賛や支援に対する感謝をカードに記して手渡す社員賞賛制度「GSTカード」、ES懇談会や社内表彰制度の充実などにより、お客様満足と従業員満足の向上を両立する社風づくりに取り組んでいます。に努めています。 2006年に社内基準「ALSOK基準」を制定し、各事業所において、業務に必要な技能認定や公的資格数等に対する基準値の達成 また、実務に即した内容を競技化した「ALSOKグループ協働体品質向上競技大会」や介護会社による「介護品質向上発表会」を毎年開催し、全社的なサービス品質向上を図っています。手荷物検査競技「お客様の声」1,940件(苦情813件/感謝1,127件)「GSTカード」配布枚数 累計82,148枚●苦情を適正評価する制度を導入再発防止意識の定着により、苦情件数が減少前期比 ▲67件(▲7.6%)●「GSTカード月間MVP」の選出褒める文化の醸成とモチベーションアップにより、社員表彰機会の増加GSTカード(Good Service Thanks Card)各種マネジメントシステムの認証取得 ALSOKは2002年に品質マネジメントシステム(QMS)の国際標準ISO 9001 の認証を取得し、また、情報資産を保護するための情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証の取得など、PDCAサイクルによる継続的改善を図っています。ALSOKグループ認証取得状況(2021年3月末)●QMS認証●ISMS認証56社19社●EMS認証38社※ 綜合警備保障(株)を含む複数の会社での共同認証に参加している会社数その他、綜合警備保障(株)ではBCMS認証を取得しています。営業プレゼンテーションの競技介護品質向上発表会優秀事業所への表彰も毎月行っています安全運転への取り組み ALSOKでは労災事故防止等の年間目標の設定、労働安全に関する教育の実施など、安全確保への対策を進めています。 運転機会の多い警備部門については、セーフティドライバー認定制度や車両無新たに購入する車両へドライブレコーダーや自動ブレーキ、車線逸脱防止システムといった安全装置を搭載することを社内で義務付けています。事故表彰制度の導入を行っているほか、交通事故防止教育と実技教育を実施車載カメラ●ドライブレコーダーのイベント管理を強化、 悪癖修正や運転技能向上運転マナーに関する苦情(機械警備部門)前期比 ▲25%30ALSOK REPORT 2021Overview ・ Vision人材育成・活躍への取り組み 持続的な企業発展の礎となる人材が能力を最大限に発揮できるよう、研修制度の充実や積極的なキャリ ダイバーシティア支援、ダイバーシティへの対応など、職場環境の整備に取り組んでいます。人材育成についての考え方 ALSOKグループでは組織の活性化と社員力向上を促進するため、各種公的資格の取得推進、中央省庁や他企業、グループ内での人事交流などに力を入れています。 こうした取り組みは「企業活動の最も重要な源泉は人材である」という基本的な考え方に基づいており、経営理念を体現する人材の育成を目指し、教育研修体制の拡充に取り組んでいます。 多様な人材に多様な働き方を提供することで、警備だけでなく、ファシリティマネジメントや介護業界を牽引する人材を育成していくことを目標としています。そのために、個々の働き手が持つ能力を最大限に発揮できる制度と環境を整備し、エンゲージメントを高めながらALSOKの働き方改革を深化させていきます。取り組み●社員が就きたい業務へ応募できる「ジョブマッチング制度」の導入●専門職大学院(MBA)への企業派遣による、経営人材の育成●新卒社員との1on1面談●職種別OJTシートを導入し、業務の全体像と到達水準を可視化●警備対策分野の要員として、海外の日本大使館・領事館などに多数派遣初任研修の様子人材育成に関する取り組みの成果 eラーニングシステムを活用し教育環境を充実させることにより、コロナ禍においても時間と場所を問わず、能力向上に必要な教育をより多くの社員に提供できるようになりました。また、介護やファシリティマネジメントなど警備以外の事業においても社内公募制度を取り入れることで、事業の中核となる人材の発掘・育成に努めています。 さらに2019年度に引き続き、社員が受講できる通信教育講座の拡充を図っており 、厚生労働省の教育訓練給付制度に基づく「教育訓練給付金」支給対象講座を80講座案内しました。従業員1人あたりの研修教育本社企画研修の開催回数 年間111回平均15.9時間通信教育323講座開講(前期比+33講座)eラーニング受講者数前期比+1,711名 その他、社員が読書に親しむきっかけづくりを目的として、各役員等が社員にとって有意義だと感じた書籍を紹介する取り組みを行い、年間585冊の書籍を紹eラーニング導入研修の受講者数の変化2,4611,9624,0003,0002,0001,0000介しました。 「ALSOK LIBRARY」と称する社内図書館には、3394冊の蔵書が管2018年2019年2020年理され、社員が自由に借りられるようになっています。31●海外拠点では現地社員の宗教・習慣に配慮し、お祈りの時間や場所の工面を行うと共に、当社駐在員も積極的に現地祭事などに参加することで相互理解を深めている。●一部グループ会社では、トランスジェンダー正社員を雇用。本人の自認の性を尊重しつつ、希望する勤務環境にすべく社員の理解を促し、受け入れ体制の整備を実施。●「ALSOK介助」として機械警備・常駐警備を担当する隊員への介助技能習得を義務化しているほか、心のバリアフリーに関する研修も取り入れ、 社員の多様性への理解を深めている。 ご高齢の方や障がいをお持ちの方などが 、快適にALSOKのウェブサイトをご覧いただけるよう、音声読み上げソフトを導入しました。働き方改革・ワークライフバランス制度を利用した社員の声 ALSOKでは、社員が育児に従事しながらも継続して勤務可能な環境を整備するべく、育児従事者が対象となる各種制度を、法で定められた基準以上の水準で整備しています。●生まれてすぐというのは、こんなにも毎日トラブルがあるのかと思った。出産直後で身体的負担が大きい妻に代わって家事をすることができて良かった。 近年は女性社員数の増加や、男性社員の育児参加の現状を踏●2人目の出産で、上の子のために取得。上の子といまえて、勤務制度の見直しや拡充も行っています。つも一緒にいることができて良かった。●人数が少ないなか業務を行っているにも関わらず、育休を希望した際に上司、同僚が嫌な顔せず業務の調整を行ってくれたことにとても感謝している。●内心気まずかったが、復帰の際に快く迎えてくれ、嬉しく安心して勤務に就くことができた。「えるぼし」認定マーク子育てサポート企業認定マーク「くるみん」平均残業時間(単体)前期比 ▲1.2時間育児休業からの復職率(単体)男性 100%女性 97.6%健康経営の推進活動4,172環境を醸成するため、前もって四半期ごとに休暇取得予定を申請する「パールホリデー制度」を新たに導入しました。 2018年から9連休以上の長期休暇を全社員が取得できる「プラチナホリデー制度」を制定し、さらに2020年度は休暇の取りやすい スポーツ施設やホテルなどを優待料金で利用できる福利厚生プログラムや、万が一、長期にわたって仕事を休む場合の支えとなる保険制度を備えているほか、心身の健康に関する相談窓口「ALSOKサポートライン」の設置や、健康保険組合との協働による健康イベントの開催など、社員とその家族が健康で充実した生活を送ることができるよう支援しています。2017年から5年連続で選定されていますストレスチェックにおける高ストレス者率(単体)前期比 ▲1.9%Overview ・ Vision人材育成・活躍への取り組み 持続的な企業発展の礎となる人材が能力を最大限に発揮できるよう、研修制度の充実や積極的なキャリ ダイバーシティア支援、ダイバーシティへの対応など、職場環境の整備に取り組んでいます。人材育成についての考え方 ALSOKグループでは組織の活性化と社員力向上を促進するため、各種公的資格の取得推進、中央省庁や他企業、グループ内での人事交流などに力を入れています。 こうした取り組みは「企業活動の最も重要な源泉は人材である」という基本的な考え方に基づいており、経営理念を体現する人材の育成を目指し、教育研修体制の拡充に取り組んでいます。 多様な人材に多様な働き方を提供することで、警備だけでなく、ファシリティマネジメントや介護業界を牽引する人材を育成していくことを目標としています。そのために、個々の働き手が持つ能力を最大限に発揮できる制度と環境を整備し、エンゲージメントを高めながらALSOKの働き方改革を深化させていきます。取り組み●社員が就きたい業務へ応募できる「ジョブマッチング制度」の導入●専門職大学院(MBA)への企業派遣による、経営人材の育成●新卒社員との1on1面談●職種別OJTシートを導入し、業務の全体像と到達水準を可視化●警備対策分野の要員として、海外の日本大使館・領事館などに多数派遣初任研修の様子人材育成に関する取り組みの成果 eラーニングシステムを活用し教育環境を充実させることにより、コロナ禍においても時間と場所を問わず、能力向上に必要な教育をより多くの社員に提供できるようになりました。また、介護やファシリティマネジメントなど警備以外の事業においても社内公募制度を取り入れることで、事業の中核となる人材の発掘・育成に努めています。 さらに2019年度に引き続き、社員が受講できる通信教育講座の拡充を図っており 、厚生労働省の教育訓練給付制度に基づく「教育訓練給付金」支給対象講座を80講座案内しました。従業員1人あたりの研修教育本社企画研修の開催回数 年間111回平均15.9時間通信教育323講座開講(前期比+33講座)eラーニング受講者数前期比+1,711名 その他、社員が読書に親しむきっかけづくりを目的として、各役員等が社員にとって有意義だと感じた書籍を紹介する取り組みを行い、年間585冊の書籍を紹eラーニング導入研修の受講者数の変化2,4611,9624,0003,0002,0001,0000介しました。 「ALSOK LIBRARY」と称する社内図書館には、3394冊の蔵書が管2018年2019年2020年理され、社員が自由に借りられるようになっています。●海外拠点では現地社員の宗教・習慣に配慮し、お祈りの時間や場所の工面を行うと共に、当社駐在員も積極的に現地祭事などに参加することで相互理解を深めている。●一部グループ会社では、トランスジェンダー正社員を雇用。本人の自認の性を尊重しつつ、希望する勤務環境にすべく社員の理解を促し、受け入れ体制の整備を実施。●「ALSOK介助」として機械警備・常駐警備を担当する隊員への介助技能習得を義務化しているほか、心のバリアフリーに関する研修も取り入れ、 社員の多様性への理解を深めている。 ご高齢の方や障がいをお持ちの方などが 、快適にALSOKのウェブサイトをご覧いただけるよう、音声読み上げソフトを導入しました。働き方改革・ワークライフバランス制度を利用した社員の声 ALSOKでは、社員が育児に従事しながらも継続して勤務可能な環境を整備するべく、育児従事者が対象となる各種制度を、法で定められた基準以上の水準で整備しています。●生まれてすぐというのは、こんなにも毎日トラブルがあるのかと思った。出産直後で身体的負担が大きい妻に代わって家事をすることができて良かった。 近年は女性社員数の増加や、男性社員の育児参加の現状を踏●2人目の出産で、上の子のために取得。上の子といまえて、勤務制度の見直しや拡充も行っています。つも一緒にいることができて良かった。●人数が少ないなか業務を行っているにも関わらず、育休を希望した際に上司、同僚が嫌な顔せず業務の調整を行ってくれたことにとても感謝している。●内心気まずかったが、復帰の際に快く迎えてくれ、嬉しく安心して勤務に就くことができた。「えるぼし」認定マーク子育てサポート企業認定マーク「くるみん」平均残業時間(単体)前期比 ▲1.2時間育児休業からの復職率(単体)男性 100%女性 97.6%健康経営の推進活動4,172環境を醸成するため、前もって四半期ごとに休暇取得予定を申請する「パールホリデー制度」を新たに導入しました。 2018年から9連休以上の長期休暇を全社員が取得できる「プラチナホリデー制度」を制定し、さらに2020年度は休暇の取りやすい スポーツ施設やホテルなどを優待料金で利用できる福利厚生プログラムや、万が一、長期にわたって仕事を休む場合の支えとなる保険制度を備えているほか、心身の健康に関する相談窓口「ALSOKサポートライン」の設置や、健康保険組合との協働による健康イベントの開催など、社員とその家族が健康で充実した生活を送ることができるよう支援しています。2017年から5年連続で選定されていますストレスチェックにおける高ストレス者率(単体)前期比 ▲1.9%32ALSOK REPORT 2021サステナビリティ・ESG持続可能な社会の実現のために SDGs(Sustainable Development Goals)が目指す、地球上の「誰一人として取り残さない」持続可能な社会の実現という目標は、ALSOKグループが創業以来掲げている「ありがとうの心」と「武士の精神」という経営の基本精神のもと、お客様と社会の安全・安心の確保のために最善を尽くす経営理念とも合致しています。  ALSOKグループは、社会インフラの一翼を担う企業として、国内最大級のネットワークを通じ社会に暮らす人々の安全・安心をより確かなものとします。そして、今まで培ってきたALSOKグループの強みやサステナビリティへの取り組みをさらに拡大し、創業の精神に基づき安全安心に関する様々なサービスを提供することで、SDGsの達成に貢献し、持続可能な社会の実現を目指してまいります。SDGsへの取り組みALSOKのすべての事業を通じた社会的課題の解決社会の安全・安心に貢献ALSOKの持続的成長SDGsの達成に貢献持続可能な社会を実現創業の精神 「ありがとうの心」と「武士の精神」33ALSOKが貢献するSDGs分野社会的課題主な取り組み目指す姿E環境S社会地球環境への配慮P.37-38●気候変動の深刻化●生物多様性の保護●資源の有効利用●エネルギー使用量、   CO₂排出量の削減●野生鳥獣への対策●3Rの推進気候変動問題の解 決 、地 球 環 境保全への貢献社会的課題の解決に貢献する商品・サービスの提供P.25-26●犯罪、テロ等の発生●社会インフラの老朽化●労働人口の減少、医療、  介護従事者の不足●AI・IoT×警備●各種監視サービス●みまもり、ALSOKの介護人材育成・活躍への取り組み●多様な人材育成●社員教育の環境整備●ダイバーシティ、人権の尊重●ダイバーシティの推進P.31-32●ワークライフバランス●健康経営の取り組み強化地域貢献活動P.39-40●犯罪被害の抑制●教育機会の損失●復興支援●各種防犯セミナーの開催●スポーツ振興、次世代の 支援活動●災害支援、ボランティア派遣品質向上への取り組み●サービス品質の向上●リスクへの備え●CS・ESの向上●BCP体制の整備P.29-30●労働環境の悪化、労働災害●労働安全への取り組み警 備 業 で 培ったノウハウを活かし、安全・安心の実現を通じた 社 会 的課題の解決Gガバナンスコーポレート・ガバナンス●腐敗防止●コンプライアンスP.41-44●透明性の向上●コーポレートガバナンス・  ●企業統治体制の整備コードへの対応●実効性評価の実施ステークホルダーから信頼される企業グループColumn学生を対象とした取り組み ALSOKでは学生を対象としたインターンシップを毎年行っていますが、2020年度は「世界が注目するSDGsを学ぶ。」がテーマになりました。当社が取り組むSDGsの具体的事例を紹介し、さらに学生自身の関心の高い目標に対してALSOKができることを検討するワークを行ったところ、約95%の学生から「満足した」と好評をいただきました。インターンシップの様子 当社の取り組みを紹介するだけでなく、学生の柔軟なアイデアや新しい発想に触れる機会にもなり、参加したCSR担当者も刺激をもらいました。サステナビリティ・ESG持続可能な社会の実現のために SDGs(Sustainable Development Goals)が目指す、地球上の「誰一人として取り残さない」持続可能な社会の実現という目標は、ALSOKグループが創業以来掲げている「ありがとうの心」と「武士の精神」という経営の基本精神のもと、お客様と社会の安全・安心の確保のために最善を尽くす経営理念とも合致しています。  ALSOKグループは、社会インフラの一翼を担う企業として、国内最大級のネットワークを通じ社会に暮らす人々の安全・安心をより確かなものとします。そして、今まで培ってきたALSOKグループの強みやサステナビリティへの取り組みをさらに拡大し、創業の精神に基づき安全安心に関する様々なサービスを提供することで、SDGsの達成に貢献し、持続可能な社会の実現を目指してまいります。SDGsへの取り組みALSOKのすべての事業を通じた社会的課題の解決社会の安全・安心に貢献ALSOKの持続的成長SDGsの達成に貢献持続可能な社会を実現創業の精神 「ありがとうの心」と「武士の精神」ALSOKが貢献するSDGs分野社会的課題主な取り組み目指す姿E環境S社会地球環境への配慮P.37-38●気候変動の深刻化●生物多様性の保護●資源の有効利用●エネルギー使用量、   CO₂排出量の削減●野生鳥獣への対策●3Rの推進気候変動問題の解 決 、地 球 環 境保全への貢献社会的課題の解決に貢献する商品・サービスの提供P.25-26●犯罪、テロ等の発生●社会インフラの老朽化●労働人口の減少、医療、  介護従事者の不足●AI・IoT×警備●各種監視サービス●みまもり、ALSOKの介護人材育成・活躍への取り組み●多様な人材育成●社員教育の環境整備●ダイバーシティ、人権の尊重●ダイバーシティの推進P.31-32●ワークライフバランス●健康経営の取り組み強化地域貢献活動P.39-40●犯罪被害の抑制●教育機会の損失●復興支援●各種防犯セミナーの開催●スポーツ振興、次世代の 支援活動●災害支援、ボランティア派遣品質向上への取り組み●サービス品質の向上●リスクへの備え●CS・ESの向上●BCP体制の整備P.29-30●労働環境の悪化、労働災害●労働安全への取り組み警 備 業 で 培ったノウハウを活かし、安全・安心の実現を通じた 社 会 的課題の解決Gガバナンスコーポレート・ガバナンス●腐敗防止●コンプライアンスP.41-44●透明性の向上●コーポレートガバナンス・  ●企業統治体制の整備コードへの対応●実効性評価の実施ステークホルダーから信頼される企業グループColumn学生を対象とした取り組み ALSOKでは学生を対象としたインターンシップを毎年行っていますが、2020年度は「世界が注目するSDGsを学ぶ。」がテーマになりました。当社が取り組むSDGsの具体的事例を紹介し、さらに学生自身の関心の高い目標に対してALSOKができることを検討するワークを行ったところ、約95%の学生から「満足した」と好評をいただきました。インターンシップの様子 当社の取り組みを紹介するだけでなく、学生の柔軟なアイデアや新しい発想に触れる機会にもなり、参加したCSR担当者も刺激をもらいました。34ALSOK REPORT 2021サステナビリティ・ESGサステナビリティ・CSRマネジメント ALSOKにとってのサステナビリティ・CSRとは、お客様や社会が抱えるさまざまな課題を事業を通じて解決することで、お客様と社会の「安全・安心」に貢献していくことです。1965年7月の創業以来、強い使命感をもって業務に邁進してきましたが、ALSOKグループとして持続的な成長を目指していくため、サステナビリティ基本方針を新たに制定しました。ALSOKグループ サステナビリティ基本方針 ALSOKグループは、「ありがとうの心」と「武士の精神」という2つの基本精神を掲げ、強い使命感のもと、リスクが多様化する社会の中で、拡大する安全・安心ニーズに対応してまいりました。ALSOKグループは、サステナビリティを巡る課題への対応は、従来から基本的な経営課題であるとの認識に基づき取組みを進めてきたところではありますが、これからもお客様と社会の多様な安全・安心ニーズに応えるべく、警備ビジネスモデルの変革を推進し、強靭な「綜合安全安心サービス業」として、社会的責任を果たすことを宣言し、ここにALSOKグループサステナビリティ基本方針を定めます。①社会的課題の解決に貢献する商品・サービスの提供 ALSOKグループは、常に変化する社会の動きを的確に捉え、警備業で培ったノウハウを活かし、社会やお客様の課題解決に貢献する多面的なサービスを提供いたします。多様化が進むライフスタイルや高齢化が進む社会への対応、自然災害への対策サポートや自治体との協働による地域社会支援など持続的な社会の発展に貢献してまいります。 ALSOKグループは、社会的責任を果たし、社会から信頼される存在であるために最高水準の倫理を継続いたします。反社会的勢力との関係は、一切持ちません。すべてのビジネス関係において優越的な地位の濫用を禁止し、公正、透明、自由な競争を阻害する行為をおこないません。また、ステークホルダーに対し、積極的に情報を提供し、開示をおこないます。 ALSOKグループは、地域や社会に開かれた存在であり、信頼され尊敬される企業であり続けるために、説明責任を果たし、経営の効率化と透明性を高めてまいります。お客様、従業員、株主、投資家、取引先、地域社会およびその他のステークホルダーとの対話を促進し、経営の透明性向上、監査の実効性向上、内部統制システムの強化を継続してまいります。②倫理と公正取引③企業の統治④人権と労働重要テーマ 信頼される警備サービス社会的課題の解決に貢献する商品・サービスの提供(cid:31)(cid:30)(cid:29)(cid:28)重要テーマ 重要テーマ 重要テーマ 役員・社員の日常の事業活動のなかでの行動を示しています。さらに、課題ごとに「社内規程・社内ルール」を定めることで、サステナビリティの視点を各業務に落とし込んだ活動を推進人材育成と働きやすい職場づくりしています。積極的なコミュニケーションによる地域社会への貢献 具体的なCSR活動の指針として、2014年よりCSRの4つの重要テーマを掲げ、持続的な企業価値向上と事業の発展に努めています。また、世界が抱える課題を解決するために国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を踏まえ、地球環境への配慮よりグローバルな社会的課題解決に貢献する活動を推進していきます。35 ALSOKグループは、人権に関する国際規範を踏まえ、あらゆるステークホルダーの人権を尊重し、尊厳を持って対応いたします。法に定める労働時間、休日、休暇、賃金を保証し、あらゆる差別、非人道的な扱いはいたしません。 経営陣は、サステナビリティを巡る諸課題への対応が、経営上の重要な課題であることを強く認識し、実効あるガバナンス体制の構築を通じて、グループ内に周知徹底を図ってまいります。さらにサプライチェーンに対しても、サステナビリティへの取組みを促してまいります。サステナビリティ・CSR取り組み体制ステークホルダーエンゲージメント ALSOKでは経営理念を軸に「経営指針」「行動規範」「社内 ALSOKグループの事業活動は、お客様、従業員、取引先、株主・投資家、地域・グローバル社会など、多様なステークホルダーとの規程・社内ルール」を制定し、企業として取り組むべき活動を関わりの中で進められています。社会的責任の国際規格である「ISO26000」などを参考に、ステークホルダーとのコミュニケーションCSR理念体系として明確にしています。「経営指針」は、ステーによって得られた様々な要望や期待を真摯に受け止め、事業活動へ反映するとともに、NPO・NGO等、地域社会の各セクターとのクホルダーに対する取り組み指針を謳い、「行動規範」では、協働を継続的に実施し、より効果的な社会課題解決への貢献を目指しています。⑤信頼される、強靭な綜合安全安心サービス ALSOKグループは、常に高い倫理観や規律性を求められており、特にコンプライアンス、情報資産の保護、事業継続計画(BCP)は、経営の最重要課題と捉え、各種研修や訓練で繰り返し教育しております。今後も提供するサービス品質の向上とお客様満足度の向上に継続して取り組んでまいります。⑥人材育成と働きやすい職場づくり 企業が持続的に成長するためには、優秀な「人財」が不可欠との認識のもと、ALSOKグループは社員が能力を最大限に発揮できるよう、研修制度を充実させ積極的なキャリア支援を行っております。ワークライフバランスの推進やダイバーシティへの対応など、働きやすい職場環境の体制整備に取り組み、企業活動の礎となる人財の育成に継続して取り組んでまいります。⑦地球環境の保全の環境課題解決に貢献する商品・サービスを提供してまいります。⑧地域社会への貢献 ALSOKグループは、地球環境を守るために、CO₂排出量の削減やリユース・リサイクル、自然保護活動などの取組みを継続していくとともに、社会やお客様 国内外の地域社会が抱えるさまざまな課題に取り組み、ALSOKグループの基本的精神である「ありがとうの心」を形にしています。防犯パトロール、子どものスポーツ指導や国内外の災害支援などを行う「ALSOKありがとう運動」等を通じ、地域社会に貢献する活動に取り組んでまいります。 ALSOKグループは、自然災害、テロやサイバー攻撃等の脅威に備えるとともに、有事においては、直ちに対策を実行し、ステークホルダーへの影響を最小限⑨危機管理の徹底にするよう努めてまいります。⑩経営陣の役割・ 防犯教室、防犯講座の開催・ 芸術・文化・スポーツ振興・ 災害復興・ボランティア支援・ 環境活動、生物多様性の保護 ほか・ 株主総会、決算説明会・ 統合報告書・ 有価証券報告書等の発行・ 事業等のリスク開示・ 投資家ミーティング ほかお客様・ CS推進 顧客満足の充実・ 品質、安全への取り組み・ 安全安心サービスの提供・ ホームページ・SNS等での 情報発信 ほか地域・グローバル社会ALSOK従業員・ 教育制度の充実・ 内部通報制度の整備・ 福利厚生制度の充実・ 健康経営の推進 ほか株主・投資家取引先・ 公正な事業慣行・ グリーン調達・ サプライチェーンマネジメント・ 情報セキュリティマネジメント システムの運用 ほかサステナビリティ・ESGサステナビリティ・CSRマネジメント ALSOKにとってのサステナビリティ・CSRとは、お客様や社会が抱えるさまざまな課題を事業を通じて解決することで、お客様と社会の「安全・安心」に貢献していくことです。1965年7月の創業以来、強い使命感をもって業務に邁進してきましたが、ALSOKグループとして持続的な成長を目指していくため、サステナビリティ基本方針を新たに制定しました。ALSOKグループ サステナビリティ基本方針 ALSOKグループは、「ありがとうの心」と「武士の精神」という2つの基本精神を掲げ、強い使命感のもと、リスクが多様化する社会の中で、拡大する安全・安心ニーズに対応してまいりました。ALSOKグループは、サステナビリティを巡る課題への対応は、従来から基本的な経営課題であるとの認識に基づき取組みを進めてきたところではありますが、これからもお客様と社会の多様な安全・安心ニーズに応えるべく、警備ビジネスモデルの変革を推進し、強靭な「綜合安全安心サービス業」として、社会的責任を果たすことを宣言し、ここにALSOKグループサステナビリティ基本方針を定めます。①社会的課題の解決に貢献する商品・サービスの提供 ALSOKグループは、常に変化する社会の動きを的確に捉え、警備業で培ったノウハウを活かし、社会やお客様

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