OATアグリオ(4979) – サステナビリティレポートの当社ホームページへの掲載についてのお知らせ

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開示日時:2022/03/30 13:00:00

損益

決算期 売上高 営業益 経常益 EPS
2018.12 1,527,800 176,300 177,400 232.42
2019.12 2,190,900 107,700 108,000 0.87
2020.12 2,028,800 151,300 154,000 154.76

※金額の単位は[万円]

株価

前日終値 50日平均 200日平均 実績PER 予想PER
1,838.0 2,078.24 1,726.67 6.46

※金額の単位は[円]

キャッシュフロー

決算期 フリーCF 営業CF
2018.12 -73,900 -48,700
2019.12 189,200 239,200
2020.12 164,500 193,700

※金額の単位は[万円]

▼テキスト箇所の抽出

2022 年3月 30 日 会 社 名 O A T ア グ リ オ 株 式 会 社 代表者名 代表取締役社長 岡 尚 (コード:4979、東証第一部) サステナビリティレポートの当社ホームページへの掲載についてのお知らせ 当社は、2022 年3月 30 日に「サステナビリティレポート 2022」を当社ホームページに掲載いたしましたのでお知らせいたします。 当社グループは、「食糧増産技術(アグリテクノロジー)と真心で、世界の人々に貢献します」という企業理念のもと、農薬や肥料、あるいは独自の栽培システムなどを開発・製造・販売する過程で、作物の増収に寄与する総合的かつ包括的な技術の開発と体系化に取り組んでおります。 この技術・ノウハウの蓄積を基礎に「新たな食糧増産技術」を開発していくことで、増え続ける世界人口を支えるための食糧問題を解決し、ステークホルダーの皆さまや社会全体に高い信頼と評価を得られるよう、企業価値の最大化を図ることを基本方針としております。 以 上 各 位 For a Sustainable Futureサステナビリティ レポート 2022www.oat-agrio.co.jp安心安全はもちろん、使いやすさと環境にも配慮した 製品を開発し、すべての人に作る喜びや食べる幸せを届けたい。人にも地球にも配慮したアグリテクノロジーで、食糧問題に挑む。 増加し続ける世界人口は、2050年に90億人を超えるとを得ています。変化は、小さな1本の苗からいただくお手伝いができると期待しております。予想されています。これだけの人口を支えるためには膨大 また、2021年5月に農林水産省が策定した「みどりの 私たちは企業文化の継承の一環として、徳島県鳴門市 こうした取り組みは、地球規模の食糧危機の深刻さな食糧が必要であり、FAO(国際連合食糧農業機関)は食料システム戦略」では、持続可能な食料システムの構築に保 有する栽 培 研 究センター内で社員自らが 植 物をから見れば非常に小さな動きかもしれません。しかし、世界の食糧生産を70%増加させる必要があると発表してに向け、中長期的な観点から、カーボンニュートラル等育てるという取り組みを行っています。自社農園で自ら土に一人ひとりの意識が変わっていくことが突破口となり、います。一方、「国際植物防疫年2020」の開始の宣言にの環境負荷軽減のイノベーションを推進することが目標触れて日々の生育状況を観察し、自社製品を使うことで解決への道が拓けるはずだと私たちは確信しています。よると、世界の食糧の80%以上が植物由来ですが、このとされ、具体的には2050年までに化学農薬使用量の何が起こるのかを実体験することで、作り手である現場今後も、独自の研究開発力を礎に育てる楽しさや収穫うち最大40%が病害虫の被害で失われているとされて50%低減や化学肥料の使用量30%低減などの取組みの生産者の皆さまが何を考え、何に困っているのか身をの達成感、美味しいものを食べられる幸せをより多くのいます。また、ここ数年は気候変動の影響によって世界が挙げられております。それらの取組みと当社グループもって経 験する、それによって食 糧 危 機に対してOAT人に提供することを使命とし、世界規模で食糧増産に各地で干ばつや豪雨といった災害が頻発し、食糧生産にの「グリーンプロダクツ」「バイオスティミュラント事業」アグリオグループの一員として果たすべき使命を再認識貢献していきます。ぜひ当社の今後の取り組みにご期待甚大な被害をもたらしています。「施肥灌水技術」の普及拡大とは方向性が合致しているとしているのです。ください。考えています。 また、別の観点で消費者の皆さまに対しても家庭菜園多様な人材と知見が集い、世界的課題に挑む 現在は日本(徳島県鳴門市)とインド及び欧州(スペなどで自ら野菜などをつくる経験をすれば、できるだけ無駄 こうした食糧問題に対して、OATアグリオは2010年にイン・オランダ)に研究開発拠点があり、多種多様な人材にせず食べるといったこれまでにない気づきがあると思い設立以来、真摯に取り組んで参りました。「食糧増産技術がグローバルな環境で研究開発を行っています。社員のます。当社グループでは「栽培の楽しさ・難しさを自ら体験(アグリテクノロジー)と真心で世界の人々に貢献する」と約64%が外国籍である当社グループでは、国籍・性別し、世界に発信する」ことを企業文化としています。「栽培いう経 営 理 念そのものが 2 0 1 5 年に国 連 が 採 択した問わずさまざまな知見を有する社員が在籍し活躍しての楽しさ」を発信し、また「栽培」を簡単に楽しめる方法を「持続可能な開発目標(SDGs)」の概念と一致しており、います。海外関連会社では現地社員が中心となり、現地提 案することにより、新たなビジネスモデルに挑 戦し、「人や環境にやさしい持続可能な農業」をコンセプトに、の 環 境 や 農 耕 文 化 、法 律 、環 境 規 制などさまざまな新規需要を開拓することに取組んでいます。防除技術(植物の薬)、施肥灌水技術(植物の栄養)、要 因を考 慮しつつ、作り手に寄り添いながら、「アグリ 2021年10月に開催された農業資材EXPO2021にてバイオスティミュラント(植物の免疫力向上)の3つの技術テクノロジー」を進化させています。OAT栽培トータルソリューションサービス『アグリオいちを柱として独自の製品を多く世に送り出しています。 先に挙げた通り、人口増加に対応するためには食糧ごマスター』を発表しました。自社栽培研究センターにて 例えば、病害虫から農作物を守る「グリーンプロダクツ」増産が不可欠ですが、農耕地として土地を開拓するには蓄積した栽培データや篤農家の皆さまの栽培ノウハウは、天然・食品添加物由来など使用回数に制限がなく、限界があり、農耕地を増やすことなく、限られた農地でよりを、ICT(情報通信技術)やAI(人工知能)を活用した自動安心して使うことができる点が大きなメリットであり、地球多くの農作物を収穫することが重要です。効率を上げる生育診断システムに組み込んだ「スマート農業」の新サー温暖化によって懸念されている病害虫発生期間の長期化ための当社グループの技術や知見は今後の農業を考えるビスです。や発生の多発化にも対応できる防除資材として高い評価うえで非常に大きなポテンシャルを有しています。 これにより新規就農を目指す皆さまにもより早く就農0102代表取締役社長 岡 尚編集方針・目次企業理念・ESG経営編集方針OATアグリオグル ープは2 0 2 2 年より、持 続可能な社会を構築することを目指す、環境(E)、社会(S)、ガバナンス(G)の取り組みに、経営計画などを加えたサステナビリティレポートを目次0103040507社長メッセージ編集方針・目次企業理念・ESG経営新中期経営計画アグリテクノロジー発 行しております。当レポ ートが 、サプライ08環境チェーンを含めたステークホルダーの皆さまと10コーポレート・ガバナンスのコミュニケーションや、社会全体に利用され、当社および当社グループ会社のご理解に繋がりましたら幸いです。今後ともご感想やご意見を通して、より良いレポートを作成してまいります。12社会14財務情報OATアグリオグループは、食糧増産技術(アグリテクノロジー)と真心で、世界の人々に貢献します OATアグリオグループは、「食糧増産技術(アグリテクノロ この技術・ノウハウの蓄積を基礎に「新たな食糧増産ジー)と真心で、世界の人々に貢献します」という企業理念の技術」を開発していくことで、増え続ける世界人口を支えるもと、農薬や肥料、あるいは独自の栽培システムなどを開発・ための食糧問題を解決し、ステークホルダーの皆さまや製造・販売する過程で、作物の増収に寄与する総合的かつ社会全体に高い信頼と評価を得られるよう、企業価値の包括的な技術の開発と体系化に取り組んでおります。最大化を図ることを経営の基本方針としております。企業理念と3つのアグリテクノロジー防除技術(植物の薬)施肥灌水技術(植物の栄養)バイオスティミュラント(植物の免疫力向上)防除技術2拠点の研究体制(鳴門・インド)高安全性・新規有効成分探索施肥灌水技術栽培技術 水耕栽培肥料(国内シェアNo.1)バイオスティミュラント環境・病害虫に対し作物の免疫力を高める生物多様性の尊重〈対象組織〉 当社グループ(当社および当社の関係会社)は、当社(OATアグリオ株式会社)および連結子会社27社(旭化学工業株式会社、潤禾(舟山)植物科技有限公司、OAT&IILIndia LaboratoriesPrivateLimited、AsahiChemicalEurop s.r.o.、PT.OATMITOKUAGRIO、LIDAPlant Research,S.L.、株式会社インプランタイノベーションズ、BlueWave Holding B.V.等)と非連結子会社2社および関連会社3社により構成されております。〈対象期間〉2021年1月〜12月〈発行〉2022年3月ESG経営/CSR : 重要課題と実施項目OATアグリオグループの企業活動そのものが、SDGsの取り組みであり、『アグリテクノロジー』を普及させることが“環境保全”・“資源効率の改善”・“飢餓撲滅”に繋がります。企業統治労働慣行支援16.74.45.58.58.810.210.312.612.817.1617.1712.a製品の販売 技術の普及製品の使用農業技術の向上環境へのリスク低減製造研究開発製造地域農業地域12.56.37.211.614.39.49.514.114.36.36.415.3貢献目標環境保全1.512.213.1資源効率の改造8.4飢餓撲滅2.42.10304新中期経営計画新中期経営計画持続可能な農業に貢献できる企業を目指して 2021年2月に策定した『新中期経営計画【2021-2023年】』かつ企業価値の向上を図ります。当社グループは、企業理念をでの数値目標を1年前倒しで達成したなか、「成長ドライバー見失うことなく、それらを実践することで、さまざまな変化に柔軟への取り組み」を事業成長の柱とし、“新製品の投入”“スマーに対応し、新たな試みにも積極的に挑戦、人や環境に優しいト農業への参入”“グローバルシナジーの最大化”に注力し、持続可能な農業に貢献いたします。新製品の投入栽培トータルソリューションサービス「アグリオいちごマスター」や、天然・食品添加物由来など安心安全な防除資材「グリーンプロダクツ」製品などの新製品群の市場投入、バイオスティミュラントや施肥灌水技術など注力分野に関わる製品をバランス良く投入していく予定です。2022年2023年2024年栽培トータルソリューションサービス「アグリオいちごマスター」■ 防除資材(農薬) ■ 施肥灌水技術■ グリーンプロダクツ ■ バイオスティミュラント植物工場専用肥料既存殺虫剤改良製剤改良製剤 殺虫殺菌混合剤ドローン対応畑作・果樹向け肥料亜リン酸配合BB肥料新規グリーンプロダクツ①(展着剤) 新規グリーンプロダクツ②(殺菌剤) 新規バイオスティミュラントLIDA新製品新規グリーンプロダクツ③(殺菌剤) 家庭園芸用殺菌剤〜2022年成長ドライバーへの取り組み▶グリーンプロダクツ(GP )▶バイオスティミュラント( BS )▶施設 園 芸分野 へ 需要掘り起こし▶グローバル製 品 展開グローバルシナジーの最大化当社グループは播種から消費者まで「アグリテクノロジー」でカバーすることに注力しております。グローバルでのグループネットワークを活用し、新中期経営計画ではさらなる製品展開を目指し、販売国を89カ国以上へ拡大する見込みです。防除資材(農薬)グリーンプロダクツ施肥灌水技術バイオスティミュラント〜2024年〜2023年スマート農業へ参入(アグリオいちごマスター)「アグリオいちごマスター」は当社が実 施している栽 培トータルソリューションサービスです。新規就農をご検討の方、土耕栽培から高設栽培への変更をご検討の方、今よりも収量・品質を高めたい方向けのサービスで、栽培に必要なOAT防除資材、肥料、養液土耕システムおよび付帯設備の利用、生育自動診断システムによる栽培アドバイス等を定額制のパッケージでご提供しております。0506アグリテクノロジー環境アグリテクノロジーを通じた価値創造環境問題の解決に向けて 日本の食料・農林水産業は、大規模な自然災害や地球温2. 植物本来の力を高める「バイオスティミュラント」1. 背景 今後は、グループ全体でサプライチェーン温室効果ガス暖化、生産者の減少等の生産基盤の弱体化・地域コミュニ バイオスティミュラントとは、植物本来の免疫力や機能を 当社グループは、「食糧増産技術(アグリテクノロジー)排出量の算定を進め、中長期目標設定、リスク・機会のティの衰退などの課題に直面しております。将来、安定的に高め、耐寒性・耐暑性、病害虫耐性および成長を促す物質と真心で世界の人々に貢献します」を企業理念に、人々把握に取り組んでまいります。食料の供給を図るためにはこれらの課題解決に向けて的確や技術のことです。地球温暖化による気候変動は農作物にの豊かな暮らしに貢献できる企業を目指してESG経営をに対応することが急務となります。環境ストレスを与え、収量減少や品質低下の要因となりま推進しております。ESGの環境面では、「廃棄物低減と 当社グループは分離独立以来、「環境保全」「資源効率のす。当社グループはバイオスティミュラント製品の開発を進リサイクル」、「再生可能エネルギーの利用・温室効果改善」「飢餓撲滅」に資するアグリテクノロジーの研究開発にめ、作物の環境ストレス耐性を増強することで気候変動によガスの低減」、「排気・排水管理」を重要課題に設定し邁進してきました。当社グループのアグリテクノロジーは、る影響を緩和し、収量増大と品質向上に貢献いたします。環境問題の解決に取り組んでおります。気候変動問題に農林水産省が策定した「みどりの食料システム戦略(食料・対する世界的な取り組みが要請されるなか、気候変動と農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーション3. 施設園芸分野での「スマート農業への参入」の関連が大きい農業分野に携わる当社は「2050年カーで実現する)」にも合致しており、これを極めていくことで世界 過度の施肥灌水は、砂漠化・塩害・水質汚濁など土壌ボンニュートラル」を目指してまいります。の持続可能な食料システムの構築に貢献してまいります。劣化の原因になります。土壌劣化を防ぎ、作物の品質を また、当社は『理念の実現』として、栽培を通してアグリ向上するためには、農作物の成長ステージに合わせてテクノロジーを普及させることで人や環境に優しい持続鳴門工場1. 人や環境にやさしい防除資材「グリーンプロダクツ」必要な時に必要なだけ栄養分を供給する養液土耕シス可 能な農 業に貢 献し『 環 境 保 全 』『 資 源 効 率の改 善 』(2) TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース) 当社グループでは農薬登録を有する天然・食品添加テムが必要です。『飢餓撲滅』を実現いたします。  の対応物由来または有機JAS適合農薬など使用回数に制限の 当社が2021年農業資材EXPOにて発表したOAT栽培 気候変動問題への対応は、農業分野を扱うOATアグない安心安全な環境にも優しい防除資材を「グリーントータルソリューションサービス「アグリオいちごマス2. 環境問題への取り組みリオグループにとって、経営上の重要なリスク・機会と認識プロダクツ」と定義しております。グリーンプロダクツはタ ー 」は 自 社 栽 培 研 究 セ ンタ ー で の い ちご 栽 培(1) 再生可能エネルギーの利用によるしております。また、アグリテクノロジーを通じて持続可能薬剤抵抗性が生じにくく、天敵にやさしいIPM(総合的(「GLOBALG.A.P(グローバル・ギャップ)」認証)により  温室効果ガスの低減な農業とカーボンニュートラルに努めることが、将来に病害虫・雑草管理)に適合する防除資材です。培った栽培データや篤農家の皆さまの栽培ノウハウを、 当社グループは、国内外の拠点で温室効果ガスの低減わたり利益を生み出すうえで重要な戦略であると考えて 当社グループのグリーンプロダクツを使用することでICT(情報通信技術)やAI(人工知能)を活用した自動生に取り組んでおります。OATアグリオ鳴門工場ではCO 2おります。OATアグリオグループは、2022年中に「気候化学農薬の削減が可能になるほか、地球温暖化による育診断システムに組み込んだ「スマート農業」の新サービゼロの電力をすでに調達しています。またオランダに拠点の関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言」に賛同病害虫発生期間の長期化や発生の多発化による農作物スです。過度な施肥灌水を防ぐ強力な手立てになると考えあるクリザール社は、「2030年カーボンニュートラル」のし、情報開示の強化・充実を図るとともに、事業活動をの収量減少にも対応できると考えております。ます。また、当社はいちご栽培に関わるモノやサービス(養目標を掲げ、太陽光や風力発電による電力で温室効果通じて継続的な脱炭素への取り組みを推進してまいり 2022年3月現在、12種類の製品群を展開しており、液土耕栽培システム、バイオスティミュラント、グリーンプロガスの低減を進めております。ます。今後新たに3製品を順次市場へ投入していく予定です。ダクツ、栽培ノウハウ)をワンストップで提案いたします。アグリテクノロジーを極めるクリザールグループの気候変動対策への取り組み食糧増産が必須農薬使用による薬剤耐性の発生新規開発を行っている農薬メーカーは約千社の中で日欧米の20数社新規薬剤開発防除技術エネルギーの大量消費地球温暖化局所的な気候変動作物へのストレス増大作物の免疫力の向上バイオスティミュラント自然破壊砂漠化・塩害・水質汚染世界の土壌の3割が劣化国連が2015年を国際土壌年とする必要最小限の水と肥料施肥灌水技術 オランダに本社を置くクリザール社は、85年以上のでは再生可能エネルギーの電力(風力)のほか、ソー歴史ある切り花栄養剤メーカーで、2018年12月にOATラーパネルやLED照明を取り入れております。またすべアグリオグループの一員になりました。クリザールグルーての製品のカーボンフットプリントの分析にも取り組み、プでは企業の社会的責任(CSR)として、環境負荷削減サプライチェーンの活動を行っております。具体的には、2030年までに全体で梱包材やカーボンニュートラルの実現を目指して、CO2排出量の廃棄物、CO2排出削減、エネルギー効率向上に重点を置き、持続可能なの削 減を進めてエネルギー源の利用に努めております。オランダ本社おります。0708環境コーポレート・ガバナンスコーポレート・ガバナンスの概要3. 温室効果ガス排出量(1) 背景(3) 結果分析と対策コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方実 施しております。選 定 監 査 等 委員は原 則として内部 SCOPE1の主な温室効果ガス排出源は、熱源と移動用の 当社は、お客さま、株主、取引先をはじめとするすべて監査室の往査に同行いたします。なお内部監査室は監査 「2050年カーボンニュートラル」達成に向け当社グループ燃料使用によるものでした。熱源については、ボイラーやコのステークホルダーの皆さまとの「信頼構築」のために、等委員会の指示する項目については、これに従うことをは2020年度より温室効果ガス排出量を算定し、削減がジェネレーション用燃料の低炭素化を検討してまいります。法令を遵守し、社会倫理に適合した企業活動を実践する内部統制システムの基本方針で表明しております。特に急がれる事業活動を特定いたしました。今後も継続移動燃料では、乗用車のガソリンと軽油が主な排出源で、今ことを基本とし、効果的かつ効率的な経営意思決定として当社グループの温室効果ガス排出量を算定・検証し、後はEV車や低炭素型車輌への転換を検討してまいります。適切な経営活動に取り組んでまいります。3. 内部統制削減することで「2050年カーボンニュートラル」達成に SCOPE2の温室効果ガス排出源では、OATアグリオ鳴門積極的に貢献いたします。加えて当社グループの「アグリ工場でCO2排出ゼロの電力を購入しCO2削減に寄与して1. 体制内部統制システムの基本的な考え方および整備状況 当社は、企業として将来にわたり発展・成長を遂げるテクノロジー」がSDGs貢献目標の1つである環境問題おります。下のグラフの通り、2019年7月より再エネルギー現状のコーポレート・ガバナンス体制を選択している理由ために、法令や規則を遵守し、企業倫理に則った公正の解決にどのように貢献できるか、ステークホルダーの電力の購入によりCO2排出量を削減いたしました。 2018年3月20日開催の第8期定時株主総会において、な企業活動を行うことが重要であると考えております。皆さまにお伝えしてまいります。(2) 温室効果ガス排出量■ 電力量・CO2排出量(単位:千kWh)3,000(単位:t-CO2)1,400 OATアグリオグループ※において、SCOPE1、2を算定いたしました。)hWk千量(力電2,5002,0001,5001,00050002-t)OC量(出排OC21,2001,0008004002000SCOPE1、2 排出量の内訳SCOPE 130%SCOPE 270%SCOPE1、2 排出量の実績2021年(t-CO2e)2020年(t-CO2e)Scope1 Scope2 1,041 2,451 986 2,456 ※ OATアグリオ、連結子会社15社(旭化学工業株式会社、OAT&IIL India Laboratories Private Limited、Asahi Chemical Europe s.r.o.、PT. OAT MITOKUAGRIO、潤禾(舟山)植物科技有限公司、LIDAPlant Research, CAPA ECOSYSTEMS,S.L.U.、ENSOFO LA GRANJA S.L.、株式会社インプランタイノベーションズ、クリザールグループ主要6社)および非連結子会社2社(株式会社養液土耕栽培研究所、OAT Pakistan Private Limited)監査等委員会設置会社への移行を内容とする定款の当社の内部統制システムにつきましては、代表取締役社長変更が決議されたことにより、当社は同日をもって監査を委員長とし、業務執行取締役を委員とする「内部統制役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行しており推進委員会」を中心としております。内部統制に関連するます。諸規程・マニュアルの整備や運用ルールの周知徹底、 この移行は、企業価値の向上を図る観点から、取締役教育を図るとともに、運用状況の継続的モニタリングを会に監査等委員会を置くことで取締役会の監督機能を行うことで、効果的な内部統制システムの整備体制を構築強化し、コーポレート・ガバナンス体制のさらなる強化をしております。20172018201920202021電力量CO2排出量図ることを目的としております。 監査等委員である社外取締役3名を選任することに4. サステナビリティ 一方、当工場の熱による温室効果ガス排出量は大きく、より、社外からの監視機能を強化することを目的とし、 当社は、ESG・SDGsについて重要な経営課題と認識次いで、OAT&IIL India Laboratories Private Limited、会社の運営を適正に行えるよう各分野での経験を活かしており、サステナビリティを推進する体制構築を進めるOATアグリオ栽培研究センターの電力消費が大きいことしたご指摘をいただけることを期待し、このような体制とともに、当社の事業活動が環境や気候変動に及ぼす影が分かりました。また、アジアや米国は電力の排出係数がを選択しております。響に関しては、継続的にデータの収集を進めております。高くヨーロッパは低い傾向が見られることから、排出係数 当社といたしましては、現状の体制により、十分な監査・また新中期経営計画においても、アグリテクノロジーをの高い地域を中心に再生可能エネルギー比率を高める監督を果たし経営の公正性と透明性が確保されると認識通じたESG・SDGsに取り組んでおり、進展状況につき方策を検討してまいります。しております。ましては、取締役会にて定期的にフォローしております。 今後もSCOPE1、2の算定と温室効果ガス排出量の削減対策を推進し、SCOPE3についても算定を実施いたします。2. 監査の状況今後当社グループは、さらなる中長期的な企業価値向上を見据え、サステナビリティ経営の推進を行ってまいり養液土耕栽培導入による温室効果ガスの削減例 茨城県鹿嶋市・神栖市は生産額日本一を誇るピーものが2020年には65haに拡大し、化学成分由来の施肥マンの産地です。過去には多肥栽培が慣行であり、食の量も、旧来慣行の84kg/10aから63kg/10aへ、面積安全・安心志向が高まるなかで減化学肥料栽培が求め当たり約25%削減されました そこで、OATアグリオは茨城県やJAと協力し、減化学単純に慣行栽培と比較すると肥料に貢献すべく養液土耕栽培を普及いたしました。温 室 効 果ガス排出量を3 9 t当地の養液土耕栽培面積は、2004年には1.1haだった削減できたことになります。内部監査および監査等委員会監査の状況ます。 内部監査室は専属の室長が1名おり社長直属の内部監査機関として活動するとともに、監査等委員会の事務局としてこの監査補助を担っております。監査等委員会と調整し年度計画を作成し、「経営方針の徹底」の状況、重要子会社を訪問し点検実施しております。また会計監査人と連携して、財務報告に関わる内部統制の状況を点検られてきました。(半促成・抑制栽培2作合計)。「コンプライアンス遵守」の状況等を社内各部署および0910コーポレート・ガバナンス社会多様な人材が最大限の能力を発揮できる体制・環境づくり 当社では、採用、その後の昇進・昇格において、能力や実の行き来もできるようにしております。績を重視した人材の登用を行っております。キャリア採用 今後は当社グループ社員全体における女性社員の割社員においても、能力に応じた評価を行い、既に中核として合を増やしていき、より一層の女性活躍の場を増やしていコーポレート・ガバナンス図表株主総会取締役会監督諮問機関選定 、監督報告代表取締役経営 会議指名報酬委 員会報告指示報告指示コンプライアンス委員会リスク管理委員 会內部 統制推進 委員会指示各部門・子会社報告監査連携報告指示內部監査室内部監査事務局&連携会計監査選任 解任選任 解任選任 解任活 躍している社員も多 数 在 籍しております。社員の約く方針です。取締役(監査等委員であるものを除く)監査等委員会員を中心として経営・運営するなど、国内外で国籍・性別問64%が外国籍となっており、海外関連会社では現地社わずさまざまな知見を有する社員が活躍しております。また、法令で定められた定年後の継続雇用については、雇用条件をより現役時代に近づけるよう制度改訂を定期的に行っております。また現役社員に対しても、働き方の選会計監査 人択の幅を広げるため、限定社員制度などを設け、両制度間女性活躍のための環境整備 人材の多様性を確保するうえで、女性の活躍は重要の整備を徹底し、女性管理職比率をOATアグリオ単体課題のひとつと捉えており、当社では出産や育児などのでは現 状 1 2 %を2 0 % へ、グループ会 社 全 体では現 状<企業理念>ライフステージの変化に合わせて、女性が働き続けられる21%を25%へ増加させることを目標として掲げており労働環境を整備するため、育児時短の延長(小学校1年生ます。この目標を実現するために、管理職候補となる女性1.私たちは、アグリテクノロジーと真心で信頼の 当社グループは、今後も女性が活躍できる労働環境6月末まで)や出産祝い金の増額を行っております。こう従業員の育成・研修等を実施するした取り組みが認められ、2021年には「子育てサポートほか 、女 性 管 理 職と女 性 従 業員企業」として厚生労働大臣に認定された証である「くるの交流機会の設定等によるネットみん」マークを取得いたしました。ワーク形成支援に取り組みます。5. 企業統治に関するその他の事項コンプライアンス体制 当社は代表取締役社長を委員長とし、業務執行取締役食糧増産技術(アグリテクノロジー)と真心で世界のを委員とする「コンプライアンス委員会」を設置し、当社人々に貢献します   および当社グループ会社におけるコンプライアンス推進及び遵守の周知徹底を実施しております。また当社および<行動憲章>当社グループ会社は、法令等に反する行為を早期に発見するために、「内部通報規程」を定めて、社内および社外構築を目指しますにコンプライアンスに関する報告や相談を受け付ける窓口(ホットライン)を設置しております。リスク管理体制の整備の状況 当社のリスク管理体制は、毎月開催される取締役会、経営会議での討議の他に、代表取締役社長を委員長とし、業務執行取締役を委員とする「リスク管理委員会」2.私たちは、新たな課 題 、困 難な問 題に果 敢にチャレンジいたします3.私たちは、粘り強く問題解決に取り組みます4.私たちは、素早く判断し、素早く行動いたします5.私たちは、常に正直に、誠実に行動いたします働きやすい環境づくり 当社では、在宅勤務、時差勤務、有給休暇の時間単を図るため、仕事量、内容、職場環境に関するアンケート位取得、積立有給休暇などの制度を導入し、社会環境の実施、これからのキャリア形成やポジションに対するや個人の状況により柔軟な運用を行っております。イメージ、職種や勤務地の異動希望、自由意見など、定期において、当社の職務執行に関する潜在的なリスクの6.私たちは、不当な圧力には決して屈しません 有休消化率の向上にも取り組んでおり、全国平均を的にヒアリングを実施、とりまとめの結果を社員研修など抽出や各規程の整備、社員へのリスク管理教育を行って7.私 たちは 、個 性とお 互 い の 文 化 を 尊 重し 、常に上回っております。にも反映させるようにしております。おります。また必要に応じて弁護士や専門家へ相談も切 磋 琢 磨して成 長を目指します 長時間労働防止のための徹底管理やハラスメント関連 研修については、職能・職歴・職種別、テーマ別等に行っております。教育、ハラスメント相談窓口の設置のほか、コンプライア開催、また社員ごとにIDを付与し自由にeラーニング研修8.私たちは、限られた資源や地球環境を大切にいたしますンス違反、関連事項相談などに関する内部通報制度をを受講できるようにしております。導入、このような取り組みの進捗を確認し、さらなる促進1112社会・品質管理マネジメント財務情報社員の健康増進 従業員が心身ともに健康的な生活を送り、豊かな人生を実現できるよう産業医や医療スタッフによる保健指導をはじめ、さまざまな健康支援施策を推進しております。検診料の全額会社負担や人事による検診結果の確認、傷病の早期発見、再検査の推奨等が主な取り組みです。品質管理マネジメントシステム「ISO9001」 当社は、顧客に提供する製品・サービスの品質を把握し、業務への影響を調査、重大側面(リスクを継続的に向上させていくことを目的とした品質と機会)を特定し、品質目標を経営会議にて決定マネジメントシステムの規格「ISO9001」を取得してしております。おります。登録範囲は農薬・肥料・家庭用園芸資材・ 「PDCAサイクル」により目標を管理し、販売・農業用資材の研究開発・製造・販売にわたり、全部生産計画や原料発注、作業標準、記録、設備点検、署、全社員が対象となります。保守点検など常日頃から管理を徹底しております。 「食糧増産技術(アグリテクノロジー)と真心で 方針や目標・コミットメント、システム・組織など世界の人々に貢献します」という企業理念のもと、の変更判断においては、取締役会、経営会議、内部品質方針を1.製品、2.従業員、3.環境と定め、品質監査報告、リスク管理委員会、コンプライアンス委員マネジメントシステムマニュアルを作成しており会、内部統制委員会などで行い、継続的に改善してます。製品、職場、顧客、市場、法律、社員等の現状おります。[業績ハイライト]■ 売上高■ 経常利益(単位:百万円)(単位:百万円)25,00020,00015,00010,0005,00005040302010030,00025,00020,00015,00010,0005,00001,2001,00080060040020002,0001,5001,000500035,00030,00025,00020,00015,00010,0005,0000400.000350.000300.000250.000200.000150.000100.00050.000018,00016,00014,00012,00010,0008,0006,0004,0002,0000第8期2017年12月第9期2018年12月第10期2019年12月第11期2020年12月第12期2021年12月第8期2017年12月第9期2018年12月第10期2019年12月第11期2020年12月第12期2021年12月■ 自己資本比率■ 総資産額(単位:%)(単位:百万円)第8期2017年12月第9期2018年12月第10期2019年12月第11期2020年12月第12期2021年12月第8期2017年12月第9期2018年12月第10期2019年12月第11期2020年12月第12期2021年12月〈計算式〉自己資本比率=自己資本÷総資産額×100(自己資本=純資産額−株式引受権−新株予約権−非支配株主持分)環境保全の実績報告(鳴門工場)■ 水使用量■ 蒸気のエネルギー消費量(単位:㎥)(単位:kL-原油)2017201820192020202120172018201920202021■ 産廃排出量、再資源化量、埋立量■ PRTR第一種指定化学物質の移動・排出量(単位:t)(単位:kg)2017201820192020202120162017201820192020産廃排出量トン再資源化量トン埋立量トン全PRTR対象物質(kg)トリエチルアミン(kg)1,2‐ジクロロエタン(kg)キシレン(kg)1314For a Sustainable Futureサステナビリティ レポート 2022www.oat-agrio.co.jp

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