神栄(3004) – 製造品質向上に役立つパーティクルセンシングモニターの新モデル販売開始のお知らせ

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開示日時:2022/03/30 10:00:00

損益

決算期 売上高 営業益 経常益 EPS
2018.03 4,338,300 80,400 78,600 42.02
2019.03 4,273,900 20,300 20,800 -105.23
2020.03 4,116,400 36,100 36,700 -178.96
2021.03 3,726,500 77,900 79,900 131.01

※金額の単位は[万円]

株価

前日終値 50日平均 200日平均 実績PER 予想PER
891.0 868.56 1,021.09 5.19

※金額の単位は[円]

キャッシュフロー

決算期 フリーCF 営業CF
2018.03 -93,300 -51,100
2019.03 -95,300 -33,700
2020.03 57,600 101,000
2021.03 193,000 212,400

※金額の単位は[万円]

▼テキスト箇所の抽出

PRESS RELEASE 新製品発表 2022 年 3 月 30 日 神戸市中央区京町 77 番地の1 代表取締役社長 赤澤 秀朗 (証券コード:3004) 製造品質向上に役立つパーティクルセンシングモニターの新モデル販売開始のお知らせ ~数十μm サイズの粗粒子計測が可能なモニター~ 当社子会社の神栄テクノロジー株式会社(本社 : 神戸市中央区、代表取締役社長 : 岸本勝、以下「神栄テクノロジー」といいます。)は、2021 年にリリースした空気清浄度管理に最適な 0.3μm 以上の浮遊粒子を計測可能なパーティクルセンシングモニター『AES-FPM』(微粒子計測モデル)に続き、製造プロセスにおけるコンタミネーション(異物の付着・混入)対策に最適な 5μm~数十μm 程の落下粒子を計測可能なパーティクルセンシングモニター『AES-LPM』(粗粒子計測モデル)を開発し、2022 年 4 月に販売を開始いたします。 1.背景 浮遊・落下粒子の計測ニーズが高まっている中、神栄テクノロジーでは、様々なニーズに応える製品展開を進めております。その中でも、これまでに販売実績のある自動車の塗装工程用途に加え、半導体・精密部品製造、電気室(電源装置保管場所)、機能性フィルム製造、射出成形といった分野では、品質向上と歩留まり改善のために、5μm~数十μm 程の粗粒子に対する計測ニーズが増加傾向にあります。特に粗粒子を計測する機器類は高額な製品であるために、必要台数の設置が叶わず、品質課題に対してのソリューションが必要でありました。 2.開発経緯 当社グループでは、1994 年から家庭用空気清浄機の組込用として、住居内のハウスダストを計測するセンサの販売に始まり、花粉や大気中の PM2.5 の計測に特化したセンサや、クリーンルーム等での空気清浄度管理のための多点計測を実現するモニターなど、幅広い用途に向けて製品ラインナップを拡充してまいりました。 この度、2021 年 5 月に販売を開始したパーティクルセンシングモニター『AES-FPM』(微粒子計測モデル)に次ぐ製品として、『AES-LPM』(粗粒子計測モデル)を開発いたしました。 本モデルは、『AES-FPM』と統一性のあるデザインで、同じ評価用ソフト・通信プロトコル(Modbus TCP/Modbus RTU)で接続可能な製品であり、計測する粒子サイズに応じたモデルを採用いただくことができるようになります。 3.パーティクルセンシングモニター『AES-LPM』(粗粒子計測モデル)の特徴 本製品は、塗装工程や半導体・精密部品製造工程等において、製品に付着すると品質異常に直結する 5μm~数十μm 程の粗粒子を計測する日常監視用のモニターとして開発いたしました。今までにな1 い 10 万円を切る価格で購入いただける低価格を追求した製品でありながら、下記の特徴により他社にない差別化を実現しています。 ◆特徴 1:様々な用途に対応できるように、1 つのモデルで 5 つの出力・通信方式に対応。 モニター機能に加え、アラーム出力、Ethernet 通信、アナログ出力(電圧)、Wi-Fi 通信、RS485 通信に対応。Ethernet 通信、Wi-Fi 通信、RS485 通信を用いることで、装置への組込みや、多点計測の利便性が向上。 ◆特徴 2:浮遊せずに落下する粗粒子の個数濃度を 4 段階の LED で表示。 シンプルな操作性とモニターの LED 表示により、作業環境の汚損度をより簡便に見える化。 ◆特徴 3:5μm から 50μm の粒子を計測。設定で計測粒子サイズの選択が可能。 使用環境で異なる管理基準に合わせて、計測対象とする粒子の大きさの選択が可能。 ◆特徴 4:オプションで温湿度センサユニットの搭載が可能。 温湿度センサユニットを接続することによって、温湿度の常時モニタリングも可能に。 クリーンルーム内での多点計測に 塗装工程の不良率・コスト低減化に フィルム製造・印刷工程の環境監視に 多点計測モニタリングによる一括管理を 塗装不良の原因となる車ボディー塗装時 製造不良の原因となる工程内の異物の付実現。常時モニタリングをすることで、製の“ゴミブツ”の付着をモニタリング。着をモニタリング。粒子の発生をリアル品の品質維持と向上、および製造不良率低適切な清浄度管理による不良発生率・ロタイムで計測し、製造品質向上に貢献。 スコスト低減化に貢献。 AES-LPM レーザーダイオード 5μm/10μm/20μm/30μm/50μm (注) Class10,000~Class100,000 pcs/5min(デフォルト)、pcs/m3、pcs/cf、pcs/L 出力・通信方式 アラーム、Ethernet、アナログ(電圧)、Wi-Fi、RS485 300 秒合計値 1 秒 +24V +600mA 0℃ ~ +40℃ -20℃ ~ +60℃ 30%rh ~ 80%rh 90%rh 以下 約 370g AWG26 ~ 20 2 適合電線サイズ (注)10μm/20μm/30μm/50μm は参考値です。 110×125×76mm 4.用途例 減に貢献。 5.製品仕様 型名 光源 粒子径 測定範囲 出力単位 センサ出力値 データ更新時間 電源電圧 消費電流(最大) 動作温度 保存温度 動作湿度 保存湿度 重量 6.今後の展開 この度の粗粒子計測モデルの製品化により、微粒子計測モデルと併せて、0.3~50μm までの幅広い大きさの浮遊粒子の計測が可能となり、産業分野における様々な用途での品質向上に、役立てるものと考えております。 計測対象粒子径 0.3 0.5 1 5 10 50μm AES-FPM(微粒子計測モデル) AES-LPM(粗粒子計測モデル) 清浄度管理が必要な環境で コンタミネーション対策管理に ・精密部品製造工程 ・液晶製造工程 ・食品製造工程 ・手術室、ICU ・無菌調剤室 ・自動車等の塗装工程 ・フィルム製造工程 ・射出成形工程 ・印刷工程 ・ガラス製造工程 ・データーセンター ・電気設備内、配電盤 等で、ご使用いただけます 等で、ご使用いただけます 今後とも、各用途で、さらに使いやすく、幅広い計測ニーズに応える製品のラインナップ増強を順次行っていくことを予定しております。 <本件に関するお問い合わせ先> 神栄テクノロジー株式会社 センサ機器事業部 営業部 TEL. 078-304-6791 FAX. 078-304-6792 URL: https://www.shinyei.co.jp/stc/ 3

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