I-ne(4933) – 事業計画及び成長可能性に関する事項

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開示日時:2022/03/24 18:00:00

損益

決算期 売上高 営業益 経常益 EPS
2018.12 2,045,600 36,100 35,800 19.49
2019.12 2,128,900 70,200 71,000 55.81
2020.12 2,327,800 151,300 145,500 117.52

※金額の単位は[万円]

株価

前日終値 50日平均 200日平均 実績PER 予想PER
2,941.0 3,668.66 4,699.865 15.53

※金額の単位は[円]

キャッシュフロー

決算期 フリーCF 営業CF
2018.12 -31,000 -25,700
2019.12 -91,100 -85,300
2020.12 256,700 274,300

※金額の単位は[万円]

▼テキスト箇所の抽出

事業計画及び成長可能性に関する事項2 0 2 2 年 3 月目 次1. 会社概要2. 持続的な成長を支える独自のビジネスモデルとその実績3. 今後の成長戦略1会 社 概 要会 社名株式会社I-ne(証券コード:4933)設立2007年3月資本 金32億9,181万円所 在 地大阪府大阪市北区中之島六丁目1番21号従業員数282名(2021年12月時点、臨時雇用者除く)代表 者代表取締役社長 大西 洋平子 会 社国内1社、海外1社(2021年12月時点)2代 表 取 締 役 社 長 、取 締 役 及び 監 査 役 のご 紹介代 表 取 締 役 社 長大 西 洋 平▶ 大学在学中に個人事業主としてY.B.Oを設立。当時のモバイル通販市場とブログメディアの拡大に着目し、EC×ブログPRを強みとした事業で起業▶ 次々に新規事業を考案するなかで、「ネットで流行らせたものを店頭で売る(流行を創る→EC→卸)」という独自のビジネスモデルを確立取締役ブランディング本部本部長今井 新取締役販売本部本部長代理伊藤 翔哉取締役販売本部本部長杉元 将二取締役マーケティング本部本部長藤岡 礼記取締役マーケティング本部長代理橋本 恒平監査役福冨 宏之社外監査役髙木 暢子社外監査役舟串 信寛3社 外 取 締 役 及び ア ド バ イ ザ ー のご 紹介社外取締役足 立 光2019年6月就任。P&Gジャパン、戦略コンサルティングファームを経て、独ヘンケルグループに属するシュワルツコフ ヘンケル社長に就任。その後日本マクドナルドのV字回復を牽引。アドバイザー佐藤 勇樹2002年にA.T. Kearneyパートナーに就任。2017年、リブ・コンサルティングにパートナーとして参画。中国戦略パートナーMichelle CheungHenkel Asia Pacific Ltdに20年間従事。2015年から3年間Henkel Asia Pacific Ltdの社長に就任。アドバイザー菅 間 淳外資系金融機関で投資銀行業務に従事した後、2014年クックパッド執行役CFOに就任。現在、くふうカンパニー取締役。公認会計士。4MissionChain of Happiness商品を通じて、世界中を幸せにする私たちの最 大の貢 献は 、商品を通して「 お客 様とその家 族 」を幸せにすることです 。「 お客 様とその家 族 」を幸せにすることで 生まれる喜びや笑 顔 、 雇 用や利益を通して「 取引先とその家 族 」、「 地 域社会 」、そして「 自社の社 員とその家 族 」を幸せにする連 鎖を生み出します 。5バ イ オ マ ス P E T 使 用F S C 認 証 紙 使 用フ ラ ワ ー ロ ス 削 減 活 動ヴ ィ ー ガ ン ・ P e T A 認 証m o r e t r e e s を 通 し た 森 林 保 全 活 動S D G s 啓 蒙 活 動各 種 キ ャ ン ペ ー ン 実 施北 海 道 美 幌 町 B O T A N I S T の 森ア ウ ト レ ッ ト ・ フ ァ ミ リ ー セ ー ル 実 施 に よ る 廃 棄 物 削 減6I – n e の 事 業 系 統 図生産機能を外部企業に委託するファブレスのメーカーとして、国内外にオンライン・オフラインの販売チャネルを構築し、消費者に商品を届けている。個人消費者(国内)個人消費者(海外)・インターネット• インターネットショッピングショッピングモールモール• ドラッグストア• 量販店• バラエティショップ・インターネット• インターネットショッピングショッピングモールモール• ドラッグストア• 量販店• バラエティショップ卸卸自社サイト自社店舗オンラインオフラインオンラインオフライン(株 式 会 社 I – n e 、株 式 会 社 VU E N 、艾恩伊(上海)化妆品有限公司)当 社 グル ープ製造委託先・仕入先7販路商品企画開発I – n e が 提 供 す る ブ ラ ン ド ラ イ ン ナ ッ プ「消費者のライフスタイルを豊かにする」を基軸に、様々なブランドを創出している。8連 結 売 上 高 推 移BOTANISTの発売を契機に売上高伸長。2020年9月マザーズ市場へ上場。引き続き主力ブランドの堅調な進捗、また育成ブランドも大幅に伸長し、売上高成長を更に加速。(百万円)マザーズ市場上場28,39728,397 IPTOSによる新ブランドリリース20,641 20,572 21,206 23,363 27,00017,00012,0007,0002,00022,000ボタニカルシャンプー「BOTANIST 」発売15,584 6,607 2,935 20142015201620172018201920202021注 : 2 0 1 4 / 1 2 – 2 0 1 6 / 1 2 期 は 単 体 数 値 、 2 0 1 7 / 1 2 – 2 0 2 1 / 1 2 は 連 結 数 字 を 使 用な お 、 2 0 1 4 / 1 2 – 2 0 1 7 / 1 2 期 は 未 監 査 の 数 値 を 使 用92018年よりブランドの選択と集中やIPTOSの徹底化に努め、営業利益及び営業利益率が大幅に拡大。グローバル水準の収益性を実現するべく、今後も向上に取り組む連 結 営 業 利 益 推 移(百万円)3,500BOTANIST初リニューアル8.2%8.2%9.0%6.5%7.0%2,335営業利益率4.0%ブランドの選択と集中仕組みづくりに注力1.8%541.4%2642200.6%11420142015201620173.3%1,5121.9%3817022018注 : 2 0 1 4 / 1 2 – 2 0 1 6 / 1 2 期 は 単 体 数 値 、 2 0 1 7 / 1 2 – 2 0 2 1 / 1 2 は 連 結 数 字 を 使 用202120202019な お 、 2 0 1 4 / 1 2 – 2 0 1 7 / 1 2 期は未 監査の数値を 使用103,0002,5002,0001,5001,00050005.0%3.0%1.0%-1.0%目 次1. 会社概要2. 持続的な成長を支える独自のビジネスモデルとその実績3. 今後の成長戦略11I – n e の 特 徴Beauty Tech Company人の美に関わる全ての領域に対してテクノロジーを通して、必要なモノやサービスを提供。ハイバリューブランドの企画開発• AI活用で世界中の2,000万以上のサイトから情報収集して、トレンドキャッチ• 自社システムで、OEM(2019年度101社と取引実施)と連携• 世界観を創るインハウスクリエイター62人(*2)O F F LI N E流 通 店 舗 網国内6万店舗(* 3)海 外14カ国(* 3)強靭なオフライン流 通 網があるから可能なOMO(*4)の流れを構築D 2 C プラットフォーム・3,400万人を超える基盤自社サイト「&Habit」ECモールLINE・各SNS・デジタルマーケッター71人(*2)ブランドマネジメントモ デルI PTO S*1* 1 : I PT O S = I d ea: Pl an : T e s t : O n l i n e/ O f f l i n e : S c al e の 略 称* 2 : 2 0 2 1 年 1 2 月 時 点 。 臨 時 雇 用 者 含 む* 3 : 2 0 2 1 年 1 2 月 時 点* 4 : O n l i n e M erg es w i t h O f f l i n e12ハイバリューブランドの企画開発AIインサイトスコープシステム「KIYOKO」により、海外情報を自動収集し、新しいトレンドの着想を得ることで、 一歩先のブランド企画開発が可能となる。Social data機械学習によるカテゴリ仮想世論構築カテゴリ便益カテゴリテーマブランド名称商品名称原材料名称出現 黎明 成長 成熟13D 2 Cプラットフォームの拡大実績創業から16年間育ててきたD2Cプラットフォームを起点として、オンラインからオフラインへの流れを活かした商品開発・マーケティングがI-neの強み。4,500オンライン累計顧客数推移410万人超3,5004,0003,0002,5002,0001,5001,00050002015 2016 2017 2018 2019 2020 2021注:2021年12月末時点(計測期間:2015/10/8-2021/12/31)における当社EC販売管理システムに登録された名前と電話番号が一致する顧客の数を集計したものオンライン顧客データ 3,400万人超D2Cプラットフォーム活用場面➢ ユーザーが求めている商品企画開発を実現➢ OMOマーケティングの強化注:2021年12月末時点におけるLINE友だち数(各ブランドのLINEアカウントの友だち数の合算(1人が各ブランドの友だち登録している場合、重複カウントされている))及び、メルマガ会員数(各当社EC店舗のメルマガ会員数の合算(1人が各EC店舗のメルマガ会員に登録している場合、重複カウントされている))を集計したもの14国内オフライン流 通 店 舗 網2021年度末時点では、国内流通6万4千店舗(全体の72.9%カバー*1)の販売ネットワークを有している。27.1%72.9%2016年2017 年2018年2019 年 2020 年2021年* 1 : 市 場 流 通 店 舗 数 8 9 , 2 3 8 店 舗 で 2 0 2 1 年 度 に お け る 当 社 商 品 配 荷 対 象 店 舗 数 を 除 し た 割 合 。 対 象 店 舗 は 、 ド ラ ッ グ ス ト ア 、 総 合 ス ー パ ー 、食 品 ス ー パ ー 、 ホ ー ム セ ン タ ー 、 コ ン ビ ニ エ ン ス ス ト ア 、 家 電 量 販 店出 所 : 経 済 産 業 省 「 商 業 動 態 統 計 」 及 び 各 社 ホ ー ム ペ ー ジ よ り 当 社 作 成15継 続 的なイノベーションを可能にする「 I P T OS 」商 品 企 画 か ら 販 売 ス ケ ー ル ま で の フ ェ ー ズ を管 理 ス テ ッ プ 及 び K P I を 設 け る こ と でリ ス ク 小 さ く 多 く の 挑 戦 が で き て い る 。IdeaアイデアPlan企 画Test検 証OnlineOfflineEC/一部小売ScaleECスケール/小売本格展開⚫ リスクの抑制IPTOSのメリット⚫ ヒットの再現性の向上⚫ 需要予測精度16連結業績ハイライト:業績予想比較2021年度の修正業績予想に対して連結売上高、営業利益ともに達成。連結売上高達成率101.3%280億円283億円連結営業利益達成率116.5%20.0億円23.3億円2021年12月期業績予想2021年12月期連結2021年12月期業績予想2021年12月期連結17連結業績ハイライト:売上高連結売上高前年比+21.5%50.3億円増加と過去最高を更新283.9億円233.6億円2020年12月期連結2021年12月期連結18連結業績ハイライト:営業利益連結営業利益前年比+54.4%8.2億円増加と過去最高を更新23.3億円15.1億円2020年12月期連結2021年12月期連結19連結業績ハイライト:ブランド別売上高主力ブランドが+20.7%、育成ブランドが+52.5%と大幅に成長。再現性のあるブランド開発を通じて複数ブランドでの伸長を実現。その他■ 主力ブランド■ 育成ブランド■ その他+16.8億円+37.7億円233.6億円20.3 億 円32.0億円181.3億円283.9億円16.1 億 円48.8億円+52.5%219.0億円+20.7%2020年12月期連結2021年12月期連結20連結業績ハイライト:コスト構造通期通して売上原価等の各科目での対売上高比率が大幅に改善。プロモーション投資を強化しつつ、営業利益率8.2%と収益性向上。コスト構造6.5%11.0%7.2%10.8%12.5%+1.7pt△0.1pt△1.1pt+4.8pt8.2%11.1%7.0%9.7%17.3%営業利益その他固定費人件費荷造運賃52.0%△5.3pt46.7%売上原価2020年12月期連結2021年12月期連結③物流拠点や配送の効率化により対売上高比率改善①共通資材化によるコスト適正化に伴う原価率の改善21広告費/販促費②プロモーション投資強化B O T A N I S T2015年発売のBOTANISTは数々の賞を獲得。オンラインオフラインともに国内トップレベルのブランドに成長。オフラインシャンプーリンス・カテゴリ3位2018~21年度オンライン楽天年間総合ランキング* 11位 2位楽天ベストコスメ1位2位2015~16年2017年2018年2019,21年* 2* 3*1: 楽天年間ランキング「美容・コスメ・香水部門」*2: ボタニストヘアケア・ボディーケアシリーズ、19アイテム、2015年1月〜2021年12月まで。*3: BOTANIST全カテゴリの累計販売数(2015年1月〜2020年12月13日現在)出所:民間調査会社であるインテージ社の調査(インテージSRI+ドラッグストア市場2018年1月〜2021年12月金額シェア)より当社作成22B O T A N I S Tブランドの認知及び配荷拡大、新商品の拡充により、各チャネルで増収。2021年累計売上高139.9 億円(前年比+ 15. 5%)と大幅に伸長。2021年度売上高139.9億円前年比+15.5%121.1億円トピック➢ ヘアケアのリニューアルを実施した、4月以降の定番品のPOSが前年比+12.8%と伸長➢ 新商品の拡充やSNSキャンペーンの影響により、アウトバスのPOSが前年比+38%と伸長2020年12月期2021年12月期23S A L O N I A「誰でも気軽にシンプルに、美容を楽しめる」というコンセプトが消費者に評価され、SALONIA も高い市場シェアを獲得。オフラインヘアアイロン販売実績* 11位2位2018,19,21年2020年オンライン楽天年間家電ランキング* 21位 2位2018,19,21年 2017,20年* 1 : 富 士 経 済 「 美 容 家 電 & 健 康 家 電 マ ー ケ テ ィ ン グ ト レ ン ド デ ー タ 2 0 2 0 」* 2 : 楽 天 年 間 ラ ン キ ン グ 「 家 電 部 門 」24S A L O N I A主力商品(ヘアアイロン、ヘアドライヤー)及び他カテゴリーの成長により、2021年度売上高7 9.1億円(前年比 +3 1.6%) と大幅に伸長。2021年度売上高79.1億円前年比+31.6%トピック60.1億円➢引き続き、家電量販店におけるヘアアイロンの販売シェア1位を維持➢ ミストドライヤーTV露出や既存商品の販売好調により、ドライヤー前年比+70%と成長➢ 各媒体で多くのアワードを受賞し、メディアへの露出が拡大2020年12月期2021年12月期25育 成 ブ ラ ン ド新商品追加と配荷チャネルの拡大により、売上伸長。更なる成長加速のため、投資を強化26合 同 会 社 E n d i a n の 持 分 変 更2021年10月より合同会社 Endian の持分を変更し、より加速度的な成長促進に取り組む取り組み事象➢ コカ・コーラシステムの保有するネットワークを最大限活用し、CHILL OUTブランドをより加速度的に売上高最大化させる為、持分を変更日本コカ・コーラ株式会社5 1 % → 4 9 . 9 %4 9 % → 5 0 . 1 %狙いと影響➢ コカ・コーラシステムの保有するネットワークを最大限活用した成長促進• コカ・コーラ社を活用した店頭施策の充実化、営業知見のさらなる活用• 自動販売機の配荷台数の維持及び拡大、POP施策の充実化• コカ・コーラ社LINEアカウントやCoke ONアプリ等のコカ・コーラ社が実施するマーケティング施策の参加と拡大➢ 当社への財務的な影響• 4Qより持分法適用会社へ変更• 今期業績への影響は軽微27海 外 事 業 の 取 り 組 みグローバル戦略の中核を担う中国にリソースを投下し、高い成長ポテンシャルを着実に取り込む。中国拡大、資源集中ヘアケア市場ヘアケア市場日本市場 ( * 1 )中国市場 ( * 1 )➢ デジタルやインフルエンサー等の活用により認知拡大5,352 億円5,586 億円➢ Tmall.com及びオフラインチャネルでの規模拡大に取り組むCAGR0.8 %➢ 中国大手ドラッグストアWatsonsにて新商品の拡充2015➢ BOTANIST、SALONIA以外のブランドのテストマーケティング実施2020Japan美容家電市場9,482 億円8,321 億円CAGR2.2 %20152021china美容家電市場6,498 億円4,411 億円1,934 億円2,157 億円CAGR2.2 %JapanCAGR6.7 %china2015202020152021*1:Euromonitor International 20202022年12月期業績予想【新収益認識基準適用後】2022年12月期の連結売上高は前年比+10.2%の313.0億円、連結営業利益は前年比+15.6%の27.0億円を目指す。連結営業利益連結売上高新収益認識基準適用前315.4億円前年比+11.0 %283.9億円(※適用後)313.0億円前年比+10.2%23.3億円新収益認識基準適用後27.0億円前年比+15.6 %2021年12月期28,390連結2022年12月期31,540連結業績予想31,3002021年12月期2020年12月期 2021年12月期…連結2022年12月期連結業績予想2933,00031,00029,00027,00025,00023,00021,00019,00017,00015,0002022年12月期業績予想:連結売上高前期に連結対象外となったCHILLOUTを除く売上高前年比は+15%となり、高い売上高成長を目指す。CHILOUT除く売上高274.2億円そ の 他 1 6 . 1 億 円育 成 ブ ラ ン ド3 9 . 1 億 円+41.2億 円(+15%)315.4億円1 2 . 9 億 円61.0 億円9 . 7 億 円◼ 売上高前年比+15%成長※ C H I L L O U T 除 く◼ 育成ブランド+25%成長2021年度2022年度主力ブランド219.0 億円241.5 億円◼ 主力ブランド+10%成長2021年12月期連結2022年12月期連結業績予想【新収益認識基準適用前】30目 次1. 会社概要2. 持続的な成長を支える独自のビジネスモデルとその実績3. 今後の成長戦略31I – n e が 対 峙 す る T A M ( T o t a l A d d r e s s a b l e M a r k e t )国内外に広がる市場において今後の成長を追求していく。全世界ビューティ領域 6,460億USD超アジアビューティ領域 2,545億USD超国内ビューティ領域4兆1,942億円超スキンケア系 1兆5,121億円超Salanaru、BOTANISTメイク / 美容家電、雑貨 6,041億円超SALONIA、CAROME.ヘアケア / ボディケア 7,265億円超BOTANIST、DROAS注:TAMとは当社グループの事業が展開可能な、想定される最大の市場規模を意味する用語であり、実際の市場規模はかかる推計値と異なる可能性があります。出所:富士経済(2020年)Euromonitor International 202032外 部 環 境 変 化 と 事 業 機 会日本国内ではコロナ禍の影響が長期化しているが、当社では強みを生かしながら変化に対応し、成長継続に取り組む。外部環境事業機会• ECシフトが顕著に。ドラッグス• オンライン&オフラインの両方の●日本トアは好調継続強みを活かす• 社会課題に対する意識の高まり• ブランドを通じた社会問題活動●中国• コロナ禍からの早期脱出• J-Beauty人気が続く重点市場• 日本発ブランドの中国オンライン●&オフラインの本格展開ヘア/ボディケア領域メイク/スキンケア領域• おうち時間の増加• より個々人の嗜好にあった商品ニーズの高まり• プレミアムマス商品の拡販強化●• 当社ブランド価値を訴求●• マスク着用を前提としたメイク等• アイメイクやリップティント商品●のニーズ増加の拡販強化健康領域• 健康志向やリラクゼーションニーズがさらに高まる• 健康ニーズにマッチするアイテム●の拡販強化• TVCMによる顧客接点の増加●33今 後 の 成 長 戦 略主力ブランドの拡大及び育成ブランド、新規領域で収益を拡大。Beauty領域において、世界規模で技術革新をリードする存在を目指す。新 規 分 野 M & A ア ラ イ ア ン ス• ブランドM&Aの推進• サステナブル関連の新規事業育 成 ブ ラ ン ド の 創 出• NICOLESS、DROAS、YOLU …①認知率の向上②配荷の拡大③プロダクトの拡充主 力 ブ ラ ン ド のグ ロ ー バ ル ブ ラ ン ド 化新規分野育成ブランドの創出主力ブランドの育成短期中期• BOTANIST、SALONIA既存の育成、新カテゴリ進出、中国展開①認知率の向上②配荷の拡大③プロダクトの拡充* 1 : Pers o n t o C o n s u m er34① 認 知 率 の 向 上 ( 2 0 2 2 年 実 施 予 定 )ブランド認知率の向上として、認知非購入層や未認知層に伸長余地あり。商品面やコミュニケーションの見直し等により、認知の質向上と認知率の拡大に取り組む。①現状課題②戦略認知未購入層の引き上げ「なんとなく知っている」層に広く・良質なリマインド例 TVCMテスト当社BOTANISTブランド40.7%CM後CM前0%50%100%ロイヤル一般離反認知非購入未認知適切なプロモーションによって理解率UPを最適化*2020年自社調査*出所:BOTANIST、TVCMにおける静岡県理解率調査、19〜59歳女性35② 配 荷 の 拡 大 ( 実 施 中 )幅広いアイテムを活用したブランド単位での販売施策を行うことで、アイテムごとの配荷の拡大に取り組む。商品別配荷店舗数の拡大アイテム別配荷率のイメージ当社商品が配荷できていない領域配荷店の拡大アクション➢ BOTANIST、SALONIA、DROAS、YOLU、NICOLESSでの商品別配荷の最大化に取り組む➢ 日本国内における店舗数※・ドラッグストア・家電量販22,136店2,566店・コンビニエンスストア 56,986店・総合スーパー他3,158店➢ アクション・卸業者及び小売店との連携強化や大型プロモーションをフックに配荷店舗数を拡大。また、店頭に並ぶ商品を最適化して店頭販売の最大化を目指す。36当社商品が配荷できている領域商品A 商品B 商品C 商品D 商品E 商品F 商品G 商品H出所:日本ソフト販売株式会社経済産業省(2021年5月10日時点)③ プ ロ ダ ク ト の 拡 充 ( 実 施 中 )各ブランドで実施する商品開発を通じて、美容機器やスキンケア等の新規分野への展開に取り組む。①現状課題②戦略新商品開発によるカテゴリー展開市場分析+ブランド把握の徹底「機能」強化+併買促進・高品質な・髪の健康によいシャントリとの併買率BOTANIST& honey他社0% 5% 10% 15%・環境に配慮・ナチュラルな・トレンド感・時代の先端を行く例 BOTANIST競合と比べて併買率に伸びしろあり37サステナビリティ戦略実現に向けた土台作り2022年にサステナビリティ委員会を設置。テーマごとに分科会を設立し、担当役員とともに機動性高く取り組む体制頻度 年4回取締役会監督代表取締役構成 委員長:代表取締役社長、メンバー:本部長委員会議題• サステナビリティ戦略の全体方針に関わる事項の決議• サステナビリティ戦略の進捗に関する報告事項の共有• サステナビリティ戦略方針や進め方に関する討議指示サステナビリティ委員会指示サステナビリティ推進会議指示分科会・・・検討テーマ例➢ コーポレート指針検討➢ 商品軸、サプライチェーン等の事業対応の実行➢ 社内活動➢ 対外発表‥‥etc.38リ ス ク 情 報事業遂行上の重要なリスク顕在化可能性等及びリスクへの対応策特定のブランド及び商品への依存現在主力とするBOTANISTとSALONIAの大手メーカーの更なる参入による競争激化や、消費者の嗜好の変化により、主力ブランドへの支持が変動した場合には当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性。顕在化可能性:中、影響:中育成ブランド(DROAS、CHILL OUT等)が大幅に伸長しており、会社全体としてのブランドポートフォリオを構築。その他、新規ブランドも変わらないスピードで開発を続けており、再現性のあるブランド開発を通じて複数ブランドでの伸長を目指す。海外販売のリスク当社グループで販売を展開している、中国及びアジアにおいて、予測し得ない現地の情勢変化、日本との政治的な関係性の悪化等が発生した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性。顕在化可能性:低、影響:低現地の社会情勢等に注視して事業展開することに加え、現地の社会情勢・嗜好等を協力会社と共に展開を推進。また、内部要因としての商品改善を行うべく、商品の入れ替えにより、海外向け商品の品質向上を実施。原材料の高騰やサプライチェーンの不安定化のリスクわが国又は海外における国際的な外交関係の悪化、大規模地震や台風等の自然災害の発生や予期せぬ事故等により、原材料の高騰などコスト増加や、供給体制、物流体制などに影響がある事象が発生した場合、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性。法規制及び知的財産保護について予測できない法令の施行及び、模倣品等による権利障害がなされる事案があった場合、当社グループの主要な事業活動が制限される可能性。顕在化可能性:中、影響:中多数の製造委託先や原材料メーカー、その他サプライチェーンのパートナーと継続的な関係を保つことで、製品製造の代替及び原材料の調達先確保に努める。顕在化可能性:低、影響:高各関係法令のチェック体制を整備・強化し法令遵守に努めており、商標権については顧問弁理士と協働して、他社権利侵害の有無を必要的に調査する社内フローを構築し運用。戦略については、意匠、商標等、当該商品の外観を重視し、トレードレスの権利化に注力することで、模倣品対策に重点を置いている39APPENDIX40第15期 ー 連結損益計算書売上高は各ブランドの伸長により前年比+21.5%の283.9億円。営業利益は売上原価等の各科目での対売上高比率が大幅に改善し23.3億円となる。[百万円]金額売上比金額売上比増減額増減率23,363 100.0%28,397 100.0%+5,034 +21.5%売上原価12,155 52.0%13,251 46.7%+1,096 +9.0%返品調整引当金戻入額及び繰入額84 0.4%91 0.3%+7 +8.3%販売費及び一般管理費9,610 41.1%12,719 44.8%+3,109 +32.4%1,512 6.5%2,335 8.2%+823 +54.4%1,389 5.9%2,330 8.2%+941 +67.7%1,394 6.0%2,361 8.3%+967 +69.4%905 3.9%1,244 4.4%+339 +37.5%+19円77銭2020年12月期2021年12月期対前期売上高営業利益142円97銭経常利益税金等調整前当期純利益親会社株主に帰属する当期純利益1株当たり当期純利益123円20銭第15期 ー 連結貸借対照表長期借入金の返済等により、固定負債8.6億円の減少親会社株主に帰属する当期純利益の増益が主な要因となり、純資産14.7億円の増加。[百万円]金額構成比金額構成比増減額増減率流動資産12,408 94.2%13,280 94.4%+872 +7.0%固定資産756 5.7%780 5.5%+24 +3.2%13,165 100.0%14,060 100.0%+895 +6.8%流動負債5,152 39.1%5,440 38.6%+288 +5.6%固定負債1,073 8.2%204 1.4%△869 △81.0%6,225 47.3%5,645 40.1%△580 △9.3%6,939 52.7%8,415 59.8%+1,476 +21.3%13,165 100.0%14,060 100.0%+895 +6.8%負債純資産合計2020年12月期2021年12月期対前期末資産合計負債合計純資産合計本資料に係る免責事項本資料は、関連情報の開示のみを目的として当社が作成したものであり、米国、日本国またはそれ以外の一切の法域における有価証券の買付けまたは売付け申し込みの勧誘を構成するものではありません。本資料に記載された情報は、事前に通知することなく変更されることがあります。本資料及びその記載内容について、当社の書面による事前の同意なしに、第三者が、その他の目的で公開または利用することはできません。将来の業績に関して本資料に記載された記述は、将来予想に関する記述です。将来予想に関する記述には、これに限りませんが「信じる」、「予期する」、「計画」、「戦略」、「期待する」、「予想する」、「予測する」または「可能性」や将来の事業活動、業績、出来事や状況を説明するその他類似した表現を含みます。将来予想に関する記述は、現在入手可能な情報をもとにした当社の経営陣の判断に基づいています。そのため、これらの将来に関する記述は、様々なリスクや不確定要素に左右され、実際の業績は将来に関する記述に明示または黙示された予想とは大幅に異なる場合があります。したがって、将来予想に関する記述に全面的に依拠することのないようご注意ください。当資料のアップデートは今後、本決算後3月頃を目途として行う予定です。43

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