開示日時:2022/03/24 17:00:00
損益
決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | EPS |
2018.12 | 21,285 | -153,912 | -153,734 | -57.26 |
2019.12 | 44,758 | -140,194 | -141,064 | -44.61 |
2020.12 | 48,085 | -128,362 | -128,531 | -36.06 |
※金額の単位は[万円]
株価
前日終値 | 50日平均 | 200日平均 | 実績PER | 予想PER |
172.0 | 204.5 | 239.365 | – | – |
※金額の単位は[円]
キャッシュフロー
決算期 | フリーCF | 営業CF |
2018.12 | -168,871 | -168,871 |
2019.12 | -153,736 | -153,736 |
2020.12 | -136,014 | -136,014 |
※金額の単位は[万円]
▼テキスト箇所の抽出
PR 情報 各 位 2022 年3月 24 日 会 社 名 株式会社カイオム・バイオサイエンス 代表者名 代 表 取 締 役 社 長 小 林 茂 (コード:4583 東証マザーズ) Tribody™技術を利用したがん免疫療法に関する論文掲載のお知らせ 当社が保有する多重特異性抗体作製技術である Tribody™技術を用いて、イタリアの公的研究機関であるCeinge-Biotecnologie Avanzate(以下、Ceinge)と実施してきたがん免疫療法に関する共同研究成果が、国際的な学術雑誌の International Journal of Molecular Sciences 誌に掲載されました。 本研究では、免疫チェックポイントに関与する 2 種類の抗体を組み合わせた 4 つの Tribody を作製し、作製した Tribody が、in vitro でのリンパ球活性化の亢進、がん細胞株に対する細胞傷害活性の増強といったがん免疫に寄与する高い効果を示しました。2 種類の抗体をひとつのコンストラクトにまとめた Tribody 化により、医療経済的なメリットにつながることも期待され、また、Tribody™は分子サイズからみた腫瘍浸潤性や動態上の特性から、これまでのがん免疫療法では十分に効果が期待できなかった患者さんへの新たな治療薬創製に貢献しうる有用な技術であると論じています。 ➢ 論文概要 タイトル : Novel Bi-Specific Immuno-Modulatory Tribodies Potentiate T Cell Activation and Increase Anti-Tumor Efficacy 著 者 : Margherita Passariello, Asami Yoshioka, Kota Takahashi, Shu-ichi Hashimoto, Rosa Rapuano Lembo, Lorenzo Manna, Koji Nakamura and Claudia De Lorenzo 掲 載 先 : International Journal of Molecular Sciences https://www.mdpi.com/1422-0067/23/7/3466 <Ceinge-Biotecnologie Avanzate> Ceinge は 1983 年に公的資金によって設立されたナポリにある公的研究機関です。Ceinge は、人類の健康に特化した分子生物学や先進バイオテクノロジーの分野で活動しており、遺伝病の研究、診断の分野でイタリア国内外において優秀な業績を残しています。 <Tribody™> Tribody™は分子工学的手法により作製した複数の抗原に対する特異性を持つ多重特異性抗体で、1つの分子の中に3つの異なる抗原結合部位があり、異なる機能を組み合わせることが可能となる技術です。結合する標的や結合する手の数の組み合わせにより、これまで医薬品にできなかった標的に対する抗体の創製、複数薬剤の併用投与から解放される特徴を有するような抗体の創製が期待されます。 【本件に関する問い合わせ】 株式会社カイオム・バイオサイエンス IR 担当 電話:03-6383-3746