ヘリオス（4593） – セルファイバ社とのライセンス契約締結のお知らせ

2022 年３月 24 日 各 位 会 社 名 株 式 会 社 ヘ代表者名 代表執行役社長 CEO 鍵ス 尚 （ コ ー ド 番 号 ： 4 5 9 3 東 証 マ ザ ー ズ ） 問合せ先 執 行 役 C F O リチャード・キンケイド 本リオ忠 （ T E L ： 0 3 – 5 9 6 2 – 9 4 4 0 ） セルファイバ社とのライセンス契約締結のお知らせ 当社は、細胞量産技術開発のスタートアップである株式会社セルファイバ（本社：東京都文京区、代表取締役：柳沢佑、安達亜希、以下、セルファイバ社と言います。）と、同社の細胞ファイバ形成装置を使用した細胞製造に関するライセンス契約を締結致しました。セルファイバ社の細胞ファイバ技術を導入し、効率的な細胞培養法並びに大量製造法の開発への活用を目指します。 記 １．本契約の概要 培養法の開発を進めております。 当社は、iPS細胞を用いた新たな治療薬の研究を行っており、治療用の細胞を大量に製造する細胞ファイバ技術は、髪の毛ほどの細さの中空ハイドロゲルチューブ内に細胞を封入し、培養する技術です。当社は、細胞の培養に細胞ファイバ技術を導入することにより、治験薬製造や商用化を見越した細胞の大量製造法の開発が加速されることを期待しています。 今回のライセンス契約に伴う一時金として、当社はセルファイバ社に 50 百万円（税抜）を支払います。将来的にライセンス技術に基づく事業進捗に応じてマイルストン及びランニングロイヤリティをセルファイバ社に支払います。 ２．相手先の概要 （注）大株主及び持株比率、当該会社の最近３年間の経営成績及び財政状態は、相手先の意向により非開示としております。 1 ３．本契約の日程 契約締結日 2022 年３月 23 日 ４．今後の見通し には、速やかにお知らせいたします。 本契約による今期の当社連結業績への影響は軽微です。今後、開示すべき事項が発生した場合 以上 ■株式会社セルファイバについて セルファイバ社は、2015 年 4 月に設立された東京大学発のスタートアップです。「『細胞をつかったものづくり』 で地球規模の課題解決に貢献する」をミッションに掲げ、独自の細胞培養プラットフォーム技術を保有しています。多様な分野での活用が可能ですが、現在は主に再生医療分野の開発コストや治療費の低減化に貢献すべく、様々なソリューション開発を行っています。（会社に関する詳細は https://cellfiber.jp/をご覧ください） ■株式会社ヘリオスについて 再生医療は、世界中の難治性疾患の罹患者に対する新たな治療法として期待されている分野であり、製品開発・実用化へ向けた取り組みが広がり、近い将来大きな市場となることが見込まれています。ヘリオスは、iPS 細胞（人工多能性幹細胞）等を用いた再生医薬品開発のフロントランナーとして、実用化の可能性のあるパイプラインを複数保有するバイオテクノロジー企業です。2011 年に設立、2015 年に株式上場（東証マザーズ:4593）し、再生医薬品の実用化を目指して研究開発を進めています。 独自の遺伝子編集技術を用いて免疫拒絶のリスクを低減する次世代 iPS 細胞、ユニバーサルドナーセル（UDC: Universal Donor Cell）を作製し、がん免疫領域、眼科領域、肝疾患等において、iPS 細胞技術を用いた新たな治療薬の創出のための取り組みを進めています。iPS 細胞由来の再生医療等製品としての第一候補である HLCN061 は、固形がんに対する殺傷能力を遺伝子編集により強化した次世代の NK 細胞治療薬です。また、現在、体性幹細胞再生医薬品を用いて日本国内における脳梗塞急性期および急性呼吸窮迫症候群に関する治験を実施しています。（詳細は https://www.healios.co.jp/ をご覧ください） 本件に関するお問合せ先 コーポレートコミュニケーション室 ir@healios.jp 2