タキロンシーアイ(4215) – 株式会社ユーグリードへの出資について

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開示日時:2022/03/18 14:00:00

損益

決算期 売上高 営業益 経常益 EPS
2018.03 14,780,500 836,400 835,300 67.49
2019.03 15,065,000 908,100 930,500 65.62
2020.03 13,943,200 737,200 771,600 134.47
2021.03 13,447,000 851,100 876,100 54.77

※金額の単位は[万円]

株価

前日終値 50日平均 200日平均 実績PER 予想PER
555.0 550.3 607.51 7.99

※金額の単位は[円]

キャッシュフロー

決算期 フリーCF 営業CF
2018.03 591,600 932,800
2019.03 272,300 980,500
2020.03 -35,200 1,101,700
2021.03 -87,900 436,500

※金額の単位は[万円]

▼テキスト箇所の抽出

2022 年 3 月 18 日 News Release ユーグレナ由来のナノファイバーを生産 株式会社ユーグリードへの出資について 合成樹脂製品の製造・加工・販売を⾏うタキロンシーアイ株式会社(本社︓⼤阪市北区、代表取締役社⻑︓齋藤⼀也)は、ユーグレナ由来のナノファイバー「パラミロンナノファイバー」の商業生産を計画するベンチャー企業、株式会社ユーグリード(本社︓愛媛県四国中央市、代表取締役︓宇髙尊⼰)へ出資しました。 パラミロンとは、ユーグレナ(和名︓ミドリムシ)が活動エネルギーとして生体中に蓄える多糖類(β-1,3-グルカン)のことで、このパラミロンを精製して得られるパラミロンナノファイバー(以下、PNF)は、天然由来のプラスチック強化繊維として注目されているセルロースナノファイバー(以下、CNF)に近い化学構造を持つ素材です。 CNF の世界市場規模は 2030 年に 250 億円*にものぼると予測されていますが、現実的には品質のバラつき、リグニン由来の加熱⻩変、低効率生産、⾼コスト等、実用化に向けて様々な課題を抱えています。⼀方の PNF は、均⼀繊維⻑、⾼アスペクト比、リグニンフリーという特徴により、CNF と比較して⾼品質で安定した性能を有しています。 また、株式会社ユーグリードは、ユーグレナの培養方法に、天候や自然環境に左右される屋外培養方式ではなく、屋内タンクを用いた工業的培養方式を採用しています。特殊なユーグリード株の特性と相まって安定的かつ⾼効率な PNFの生産能⼒を獲得し、⾼品質と低コストの両⽴を可能としています。これにより、株式会社ユーグリードの生産する PNFは、CNF の抱える課題を解決し、将来の天然由来ナノファイバーの社会実装に向けて CNF に先んずることができるものと期待しております。 タキロンシーアイ株式会社では、今回の株式会社ユーグリードへの出資により、グループ会社製品における製品の用途開発ならびにタキロンシーアイグループのマーベリックパートナーズ株式会社におけるコンパウンド事業との連携をねらいます。そして、PNF の可能性を引き出すことを通じて、2023 年度を最終年度とする中期経営計画 「変革への決意CX2023」 の重点実施項目に掲げる 「社会課題の解決」 および 「新事業・新製品・ 新技術の獲得」 の実現を 目指します。 株式会社ユーグリード https://euglead.co.jp/ * メーカー出荷⾦額ベース * 出典 株式会社 矢野経済研究所 「セルロースナノファイバー世界市場に関する調査(2021 年)」(2021 年 5 月 13 日発表)」 【 お問い合わせ 】 タキロンシーアイ株式会社 〒108-6031 東京都港区港南 2 丁目 15 番 1 号 経営企画部 コーポレートコミュニケーショングループ(担当︓髙⽥、⼤重) TEL 03-6711-3718

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