アイペットホールディングス(7339) – 2022年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

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開示日時:2022/02/07 17:00:00

損益

決算期 売上高 営業益 経常益 EPS
2021.03 2,281,600 0 0

※金額の単位は[万円]

株価

前日終値 50日平均 200日平均 実績PER 予想PER
2,198.0 2,155.24 2,245.09

※金額の単位は[円]

キャッシュフロー

決算期 フリーCF 営業CF
2021.03 143,100 226,000

※金額の単位は[万円]

▼テキスト箇所の抽出

2022年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)2022年2月7日上場会社名アイペットホールディングス株式会社上場取引所 東コード番号7339URL https://www.ipet-hd.com代表者(役職名)代表取締役 CEO(氏名)安田 敦子問合せ先責任者(役職名)取締役 CFO(氏名)工藤 雄太Mail: ir@ipet-hd.com四半期報告書提出予定日2022年2月10日配当支払開始予定日-四半期決算補足説明資料作成の有無:有四半期決算説明会開催の有無 :無(百万円未満切捨て)(1)①未経過保険料方式による連結経営成績(累計)(Non-GAAP)(%表示は、対前年同四半期増減率)経常収益経常利益親会社株主に帰属する四半期純利益百万円%百万円%百万円%2022年3月期第3四半期21,00626.747386.3300101.72021年3月期第3四半期16,584-254-148-1株当たり四半期純利益潜在株式調整後1株当たり四半期純利益円 銭円 銭2022年3月期第3四半期27.7227.362021年3月期第3四半期13.7713.57 当社は、経営者が意思決定する際に使用する社内指標(以下「Non-GAAP指標」といいます。)及び日本基準に基づく指標(以下「J-GAAP指標」といいます。)の双方によって、経営成績を開示しております。両者の差異は、責任準備金の計算方法によるもので、Non-GAAP指標は未経過保険料方式、J-GAAP指標は初年度収支残方式に基づいております。詳細については、後述の「※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項(業績の適切な利用に関する説明)」をご参照願います。1.2022年3月期第3四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年12月31日)(参考)調整後経常利益 2022年3月期第3四半期 1,121百万円2021年3月期第3四半期 777百万円調整後四半期純利益 2022年3月期第3四半期 766百万円2021年3月期第3四半期 525百万円調整後1株当たり四半期純利益 2022年3月期第3四半期 70円81銭2021年3月期第3四半期 48円63銭潜在株式調整後調整後1株当たり四半期純利益 2022年3月期第3四半期 69円89銭2021年3月期第3四半期 47円92銭(注)当社は、2020年10月1日に単独株式移転により設立されたため、2021年3月期第3四半期の対前年同四半期増減率については、記載しておりません。   ②初年度収支残方式による連結経営成績(累計)(J-GAAP)(%表示は、対前年同四半期増減率)経常収益経常利益親会社株主に帰属する四半期純利益百万円%百万円%百万円%2022年3月期第3四半期21,00626.7142△55.161△68.22021年3月期第3四半期16,584-317-194-(注)包括利益2022年3月期第3四半期22百万円(△92.4%)2021年3月期第3四半期296百万円(-%)1株当たり四半期純利益潜在株式調整後1株当たり四半期純利益円 銭円 銭2022年3月期第3四半期5.715.632021年3月期第3四半期17.9917.72総資産純資産自己資本比率百万円百万円%2022年3月期第3四半期20,9725,02824.02021年3月期17,4084,99228.7(参考)自己資本2022年3月期第3四半期5,028百万円2021年3月期4,992百万円年間配当金第1四半期末第2四半期末第3四半期末期末合計円 銭円 銭円 銭円 銭円 銭2021年3月期---0.000.002022年3月期-0.00-2022年3月期(予想)0.000.00(%表示は、対前期増減率)経常収益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益1株当たり当期純利益百万円%百万円%百万円%円 銭通期28,60025.0250△37.780-7.39(注)当社は、2020年10月1日に単独株式移転により設立されたため、2021年3月期第3四半期の対前年同四半期増減率については、記載しておりません。(2)連結財政状態2.配当の状況(注1)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無(注2)当社は2020年10月1日に単独株式移転により設立されたため、前期第2四半期末までの実績はありません。3.2022年3月期の未経過保険料方式による連結業績予想(Non-GAAP)(2021年4月1日~2022年3月31日)(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有業績予想の修正については、本日公表いたしました「通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」をご覧ください。(参考)調整後経常利益 2022年3月期 1,130百万円(1.0%)調整後当期純利益 2022年3月期 710百万円( -%) なお、以上の状況に加え、当社グループの重要な業績評価指標として、LTV(Life Time Value)等の状況を決算補足説明資料に開示しておりますので、あわせてご参照下さい。アイペットホールディングス株式会社(7339) 2022年3月期 第3四半期決算短信① 期末発行済株式数(自己株式を含む)2022年3月期3Q10,853,773株2021年3月期10,811,773株② 期末自己株式数2022年3月期3Q42株2021年3月期42株③ 期中平均株式数(四半期累計)2022年3月期3Q10,824,487株2021年3月期3Q10,802,219株※ 注記事項(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有② ①以外の会計方針の変更 :無③ 会計上の見積りの変更 :無④ 修正再表示 :無(4)発行済株式数(普通株式)※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項(将来に関する記述等についてのご注意) 本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当たっての注意事項等については、添付資料P.5「1.当四半期決算に関する定性的情報(4)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。(業績の適切な利用に関する説明) 当社グループの中核子会社としてアイペット損害保険株式会社(以下、「アイペット損保」といいます。)を有しておりますが、損害保険会社は、保険業法施行規則第70条第1項第1号に基づき、未経過保険料残高と初年度収支残高の大きい方を責任準備金として負債計上し、当事業年度の残高と前事業年度の残高の差分を繰入額として当期に費用計上します。 当社グループの中核子会社であるアイペット損保では、初年度収支残高が未経過保険料残高を上回って推移しており、現状、財務会計上は初年度収支残高によっていますが、当社グループは社内管理用の指標として未経過保険料方式による損益を重要視しております。理由としまして、未経過保険料方式により算定された利益は、発生主義による利益と同額となるため、期間比較が可能となり当社グループの経営実態を適切に反映していると考えております。一方で、初年度収支残高方式は、収支相等の原則に立脚しており、当年度に係る保険料から保険金、事業費を差し引いた残額が、翌年度以降の保険金支払い等の原資になるという考え方であり、初年度収支残高方式により算出された利益は、発生主義による利益とならないことから期間比較が出来ないと考えております。また、上場企業のうち、初年度収支残方式に基づく損害保険会社が存在しないため、競合他社との比較の観点からも、投資家が当社グループの業績を評価する上で有用な情報として未経過保険料方式に基づき業績予想の開示を行っております。なお、これらの数値は金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査又は四半期レビューの対象とはなっておりません。 また、異常危険準備金は、異常災害による損害の填補に備えるため、収入保険料の一定割合を毎期積み立てる責任準備金の一種であり、大蔵省告示第232号第2条の別表で記載されている損害率を超える場合に、その損害率を超える部分に相当する金額を取崩すこととされています。アイペット損保は損害率が基準よりも低いため、収入保険料に3.2%を乗じた金額を毎期積み立てております。 当社グループにおける未経過保険料方式に異常危険準備金を加味した調整後経常利益及び調整後当期(四半期)純利益は、競合他社の同指標あるいは類似の指標と算定方法が近似するものであり、比較可能性を高めるものであります。(四半期決算補足説明資料の入手方法) 四半期決算補足説明資料は、決算発表後速やかにTDnetで開示するとともに、当社ウェブサイトに掲載します。アイペットホールディングス株式会社(7339) 2022年3月期 第3四半期決算短信- 1 -1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………2(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………2(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………5(3)キャッシュ・フローに関する説明 ………………………………………………………………………………5(4)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………52.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………6(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………6(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………7四半期連結損益計算書第3四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………7四半期連結包括利益計算書第3四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………8(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………9(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………10(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………10(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………10(会計方針の変更) …………………………………………………………………………………………………10(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………………………10○添付資料の目次アイペットホールディングス株式会社(7339) 2022年3月期 第3四半期決算短信- 2 -(単位:百万円)決算年月2021年3月期第3四半期2022年3月期第3四半期増減金額増減率経常収益16,58421,0064,422+26.7%未経過保険料方式による経常利益254473219+86.3%未経過保険料方式による四半期純利益148300151+101.7%調整後経常利益7771,121344+44.3%調整後四半期純利益525766241+45.9%1.当四半期決算に関する定性的情報(1)経営成績に関する説明文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。当社は、経営者が意思決定する際に使用する社内指標(以下「Non-GAAP指標」といいます。)及び日本基準に基づく指標(以下「J-GAAP指標」といいます。)の双方によって、経営成績を開示しております。両者の差異は、責任準備金の計算方法によるもので、Non-GAAP指標は未経過保険料方式、J-GAAP指標は初年度収支残方式にそれぞれ基づいております。経営者は、Non-GAAP指標を開示することで、ステークホルダーにとって同業他社比較や過年度比較が容易になり、当社グループの恒常的な経営成績や将来見通しを理解する上で、有益な情報を提供できると判断しております。①当四半期連結累計期間の経営成績(Non-GAAPベース)2020年1月以降に顕在化した新型コロナウイルス感染拡大に伴い、世界経済が減速し、景気の先行きは不透明な状況となっておりますが、現時点で当社グループの業績に対して大きな影響を与えるような状況は生じておりません。当社グループは、2021年度を初年度とした2023年度までの3年間を対象とする中期経営計画を2021年5月に策定し、ペット保険事業の基盤の強化、グループシナジーの創出、ESG経営の推進のための各種施策に取り組んでおります。 このような中、当第3四半期連結累計期間においては、アイペット損保の新規契約数は旺盛なペット需要を背景にペットショップチャネル・インターネットチャネルともに順調に推移しました。また、継続率については、2021年5月に行った商品改定に伴う一時的な低下はあるものの、88.8%と高水準を維持しております。そのほか、前連結会計年度の第4四半期連結会計期間より連結の範囲に含めているペッツオーライ株式会社では、ユーザー登録者数が前連結会計年度末より約85%増加し、事業規模は順調に拡大しております。これらの結果、アイペット損保の保有契約数は703,328件(前連結会計年度末より81,259件増加・同13.1%増)となり、当第3四半期連結累計期間における当社グループの経常収益は21,006百万円(前年同期比26.7%増)となりました。当社グループの経常費用は、保険契約の伸展に伴う諸手数料及び集金費や新規契約獲得に係る事業費の増加、並びに保険金支払請求頻度の高まり等に伴う正味支払保険金や損害調査費の増加により20,533百万円(同25.7%増)となりました。この結果、経常利益は473百万円(同86.3%増)となり、四半期純利益は300百万円(同101.7%増)となりました。調整後利益は異常危険準備金の影響を除いて算定され、この結果、調整後経常利益は1,121百万円(同44.3%増)、調整後四半期純利益は766百万円(同45.9%増)となりました。アイペットホールディングス株式会社(7339) 2022年3月期 第3四半期決算短信- 3 -(単位:百万円)2021年3月期第3四半期2022年3月期第3四半期増減金額増減率保険引受収益16,32320,2233,900+23.9%資産運用収益22630276+33.9%(単位:百万円)2021年3月期第3四半期2022年3月期第3四半期増減金額増減率発生損害額8,16510,1812,015+24.7%事業費6,7548,0641,310+19.4%経営成績の分析は以下のとおりであります。ア.経常収益経常収益は、主として保険引受収益及び資産運用収益から構成されます。(保険引受収益)保険引受収益は直近1年間に獲得した新規契約と前第3四半期連結会計期間の末日以前に獲得した継続契約から構成されます。全チャネルを合計した新規契約件数は、前年同期を上回る結果となりました。継続率については、2021年5月に行った商品改定に伴う一時的な低下はあるものの、88.8%と高水準を維持しております。これらの結果、保有契約件数は順調に増加し、当第3四半期連結会計期間末の保有契約件数は703,328件となりました。(資産運用収益)中長期的に安定した資産運用収益の獲得を目的として、市場リスクの低い債券・投資信託を中心に積上げた運用資産により、利息及び配当金収入等による資産運用収益は302百万円(前年同期比33.9%増)となりました。今後も当社グループの負債特性を踏まえて、運用資産の構成比を見直すことでリスクコントロールを適切に行いながら、運用資産の拡大を図り収益性の向上を目指してまいります。イ.経常費用 経常費用は、主として発生損害額、事業費から構成されます。発生損害額=正味支払保険金+支払備金繰入額+損害調査費事業費=アイペット損保の保険引受に係る営業費及び一般管理費+諸手数料及び集金費(発生損害額)保有契約件数の増加に伴う保険金請求件数の増加等により、発生損害額は10,181百万円(前年同期比24.7%増)となりました。E/I損害率(注1)は、保険金請求件数及び保険金請求単価の上昇による保険金支払額の増加により、前年同期より0.5pt上昇し、53.2%となりました。発生損害額は保険契約に加入しているペットの年齢上昇、ペット医療高度化に伴う診療費の値上がり等とともに上昇するため、損害率は今後も緩やかな上昇が継続すると考えております。(事業費)保険事業の拡大により人件費や業務委託費、代理店に支払う手数料が増加し、事業費は8,064百万円(同19.4%増)となりました。既経過保険料ベース事業費率(注2)は、前年同期より1.5pt改善し、42.1%となりました。アイペットホールディングス株式会社(7339) 2022年3月期 第3四半期決算短信- 4 -2021年3月期第3四半期2022年3月期第3四半期増減ptE/I損害率52.7%53.2%+0.5既経過保険料ベース事業費率43.6%42.1%△1.5コンバインド・レシオ96.2%95.3%△0.9(単位:百万円)決算年月2021年3月期第3四半期2022年3月期第3四半期未経過保険料方式による経常利益(Non-GAAP)254473未経過保険料方式による普通責任準備金繰入額(イ)8181,084初年度収支残方式による普通責任準備金繰入額(ロ)7551,415差額(イ-ロ)63△330初年度収支残方式による経常利益(J-GAAP)317142(単位:百万円)決算年月2021年3月期第3四半期2022年3月期第3四半期未経過保険料方式による経常利益(Non-GAAP)254473異常危険準備金影響額523647調整後経常利益(Non-GAAP)7771,121上記の結果、E/I損害率と既経過保険料ベース事業費率を合計したコンバインド・レシオ(注3)は、前年同期より0.9pt低下し、95.3%となりました。事務、システムの改善(DXの推進等)により業務効率を高め、E/I損害率の上昇を吸収できるように既経過保険料ベース事業費率を低減させ、長期的にはコンバインド・レシオが低下するように努力してまいります。(注)1.E/I損害率:発生損害額により算定した損害率(正味支払保険金+支払備金増減額+損害調査費)÷既経過保険料にて算出2.既経過保険料ベース事業費率:発生ベースの事業費率事業費÷既経過保険料にて算出3.コンバインド・レシオE/I損害率+既経過保険料ベース事業費率にて算出②Non-GAAP指標からJ-GAAP指標への調整未経過保険料方式による経常利益(Non-GAAP)から初年度収支残方式による経常利益(J-GAAP)への調整は、以下のとおりであります。また、未経過保険料方式による経常利益(Non-GAAP)から調整後経常利益(Non-GAAP)への調整は、以下のとおりであります。アイペットホールディングス株式会社(7339) 2022年3月期 第3四半期決算短信- 5 -(単位:百万円)決算年月2021年3月期第3四半期2022年3月期第3四半期未経過保険料方式による四半期純利益(Non-GAAP)148300異常危険準備金影響額376466調整後四半期純利益(Non-GAAP)525766(単位:百万円)決算年月2021年3月期末2022年3月期第3四半期増減額未経過保険料方式による普通責任準備金残高(Non-GAAP)5,5796,6631,084初年度収支残方式による普通責任準備金残高(J-GAAP)5,9647,3791,415異常危険準備金残高3,5214,169647さらに、未経過保険料方式による四半期純利益(Non-GAAP)から調整後四半期純利益(Non-GAAP)への調整は、以下のとおりであります。なお、未経過保険料方式、初年度収支残方式による普通責任準備金残高及び異常危険準備金残高及び増減額は、以下のとおりであります。(2)財政状態に関する説明 当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ3,564百万円増加し、20,972百万円となりました。その主な要因は、現金及び預貯金7,860百万円の増加、運用資産の売却実行による有価証券5,357百万円の減少、その他資産924百万円の増加によるものであります。 当第3四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べ3,528百万円増加し、15,943百万円となりました。その主な要因は、保有契約数の増加に伴う保険契約準備金2,350百万円の増加によるものであります。 当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べ35百万円増加し、5,028百万円となりました。その主な要因は、四半期純利益の計上による利益剰余金61百万円の増加、その他有価証券評価差額金39百万円の減少によるものであります。 当第3四半期連結会計期間末におけるアイペット損保の単体ソルベンシー・マージン比率は、前連結会計年度末に比べ15.0pt増加し、275.4%となりました。(3)キャッシュ・フローに関する説明 営業活動によるキャッシュ・フローは、1,913百万円の収入(前年同期比855百万円の収入の増加)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益139百万円の計上、保険事業の拡大に伴う責任準備金の増加2,063百万円、支払備金の増加287百万円、その他資産の減少756百万円、法人税等の支払291百万円によるものであります。 投資活動によるキャッシュ・フローは、4,941百万円の収入(前年同期比4,764百万円の収入の増加)となりました。これは主に、有価証券の取得による支出174百万円、有価証券の売却・償還による収入5,476百万円、有形固定資産の取得による支出325百万円によるものであります。 財務活動によるキャッシュ・フローは、1,005百万円の収入(前年同期は1百万円の支出)となりました。これは主に、借入れによる収入1,000百万円、新株予約権の行使による株式の発行による収入13百万円、リース債務の返済による支出7百万円によるものであります。 これらの結果、当第3四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ7,860百万円増加し、9,509百万円となりました。(4)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 連結業績予想については、2021年5月14日に公表いたしました2022年3月期の通期業績予想を修正しております。 詳細については、本日公表いたしました「通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。アイペットホールディングス株式会社(7339) 2022年3月期 第3四半期決算短信- 6 -(単位:百万円)前連結会計年度(2021年3月31日)当第3四半期連結会計期間(2021年12月31日)資産の部現金及び預貯金1,6499,509有価証券8,4213,063貸付金11641有形固定資産599824無形固定資産1,4101,342ソフトウエア1,034864のれん375477その他00その他資産3,4574,381未収保険料1,4691,762未収金1,2501,643未収収益1015預託金259344仮払金230282その他の資産237333繰延税金資産1,7541,810貸倒引当金△0△0資産の部合計17,40820,972負債の部保険契約準備金11,28713,637支払備金1,8012,088責任準備金9,48511,549その他負債9472,105賞与引当金151172株主優待引当金62特別法上の準備金2326価格変動準備金2326負債の部合計12,41515,943純資産の部株主資本資本金102108資本剰余金7,8547,861利益剰余金△3,051△2,990自己株式△0△0株主資本合計4,9044,979その他の包括利益累計額その他有価証券評価差額金8848その他の包括利益累計額合計8848純資産の部合計4,9925,028負債及び純資産の部合計17,40820,9722.四半期連結財務諸表及び主な注記(1)四半期連結貸借対照表アイペットホールディングス株式会社(7339) 2022年3月期 第3四半期決算短信- 7 -(単位:百万円) 前第3四半期連結累計期間(自 2020年 4月 1日 至 2020年12月31日) 当第3四半期連結累計期間(自 2021年 4月 1日 至 2021年12月31日)経常収益16,58421,006保険引受収益16,32320,223(うち正味収入保険料)16,32320,223資産運用収益226302(うち利息及び配当金収入)111206(うち金銭の信託運用益)17-(うち有価証券売却益)9695(うちその他運用収益)1-その他経常収益35480経常費用16,26720,864保険引受費用11,92915,468(うち正味支払保険金)7,3149,197(うち損害調査費)513696(うち諸手数料及び集金費)2,4853,224(うち支払備金繰入額)337287(うち責任準備金繰入額)1,2782,063資産運用費用5981(うち有価証券売却損)5381(うち為替差損)2-(うちその他運用費用)3-営業費及び一般管理費4,2485,312その他経常費用292(うち支払利息)11経常利益317142特別損失42特別法上の準備金繰入額42価格変動準備金繰入額42税金等調整前四半期純利益312139法人税及び住民税等21329法人税等調整額△9448法人税等合計11878四半期純利益19461親会社株主に帰属する四半期純利益19461(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書(四半期連結損益計算書)(第3四半期連結累計期間)アイペットホールディングス株式会社(7339) 2022年3月期 第3四半期決算短信- 8 -(単位:百万円) 前第3四半期連結累計期間(自 2020年 4月 1日 至 2020年12月31日) 当第3四半期連結累計期間(自 2021年 4月 1日 至 2021年12月31日)四半期純利益19461その他の包括利益その他有価証券評価差額金101△39その他の包括利益合計101△39四半期包括利益29622(内訳)親会社株主に係る四半期包括利益29622非支配株主に係る四半期包括利益--(四半期連結包括利益計算書)(第3四半期連結累計期間)アイペットホールディングス株式会社(7339) 2022年3月期 第3四半期決算短信- 9 -(単位:百万円) 前第3四半期連結累計期間(自 2020年 4月 1日 至 2020年12月31日) 当第3四半期連結累計期間(自 2021年 4月 1日 至 2021年12月31日)営業活動によるキャッシュ・フロー税金等調整前四半期純利益312139減価償却費80231のれん償却額-43株式報酬費用5-雑損失10-支払備金の増減額(△は減少)337287責任準備金の増減額(△は減少)1,2782,063貸倒引当金の増減額(△は減少)00賞与引当金の増減額(△は減少)△2821役員賞与引当金の増減額(△は減少)15-株主優待引当金の増減額(△は減少)△4△4価格変動準備金の増減額(△は減少)42利息及び配当金収入△111△206金銭の信託関係損益(△は益)△17-有価証券関係損益(△は益)△44△14支払利息11為替差損益(△は益)2-有形固定資産関係損益(△は益)170その他資産(除く投資活動関連、財務活動関連)の増減額(△は増加)△619△756その他負債(除く投資活動関連、財務活動関連)の増減額(△は減少)18194小計1,2582,003利息及び配当金の受取額120201利息の支払額△1△0法人税等の支払額△319△291営業活動によるキャッシュ・フロー1,0571,913投資活動によるキャッシュ・フロー金銭の信託の増加による支出△500-金銭の信託の減少による収入1,530-有価証券の取得による支出△2,524△174有価証券の売却・償還による収入2,6725,476貸付けによる支出△303△7貸付金の回収による収入1082資産運用活動計8855,378営業活動及び資産運用活動計1,9427,291有形固定資産の取得による支出△219△325無形固定資産の取得による支出△447△17預託金の差入による支出△46△97預託金の回収による収入43投資活動によるキャッシュ・フロー1764,941財務活動によるキャッシュ・フロー借入れによる収入-1,000新株予約権の行使による株式の発行による収入613リース債務の返済による支出△8△7財務活動によるキャッシュ・フロー△11,005現金及び現金同等物に係る換算差額△2-現金及び現金同等物の増減額(△は減少)1,2287,860現金及び現金同等物の期首残高3,0501,649現金及び現金同等物の四半期末残高4,2799,509(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書アイペットホールディングス株式会社(7339) 2022年3月期 第3四半期決算短信- 10 -(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項(継続企業の前提に関する注記)該当事項はありません。(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)該当事項はありません。(会計方針の変更)(収益認識に関する会計基準等の適用) 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又はサービスと交換に受け取れると見込まれる金額で収益を認識することとしております。 収益認識会計基準等の適用による、当第3四半期連結累計期間の四半期連結財務諸表に与える影響は軽微であります。 なお、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度について新たな表示方法による組替えを行っておりません。(時価の算定に関する会計基準等の適用) 「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」という。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することとしております。 なお、時価算定会計基準等の適用による、当第3四半期連結累計期間の四半期連結財務諸表に与える影響はありません。(重要な後発事象) 該当事項はありません。

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