デンカ(4061) – 2022年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

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開示日時:2022/02/07 11:00:00

損益

決算期 売上高 営業益 経常益 EPS
2018.03 39,562,900 3,365,200 3,035,800 261.8
2019.03 41,312,800 3,422,900 3,141,100 286.18
2020.03 38,080,300 3,158,800 2,998,000 262.62
2021.03 35,439,100 3,473,000 3,252,700 264.24

※金額の単位は[万円]

株価

前日終値 50日平均 200日平均 実績PER 予想PER
4,050.0 3,656.3 3,880.7 11.16 10.06

※金額の単位は[円]

キャッシュフロー

決算期 フリーCF 営業CF
2018.03 2,340,700 4,877,600
2019.03 520,200 3,266,000
2020.03 811,500 4,195,400
2021.03 311,600 4,061,000

※金額の単位は[万円]

▼テキスト箇所の抽出

 2022年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)デンカ株式会社4061上 場 会 社 名コ ー ド 番 号代者表問合せ先責任者四半期報告書提出予定日四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有(役職名)代表取締役社長(役職名)コーポレートコミュニケーション部長 (氏名)福岡 智(氏名)今井 俊夫(TEL)03(5290)5511 2022年2月8日配当支払開始予定日-上場取引所https://www.denka.co.jpURL 2022年2月7日東四半期決算説明会開催の有無: 有(証券アナリスト、機関投資家向け)1.2022年3月期第3四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年12月31日)(1)連結経営成績(累計)(%表示は、対前年同四半期増減率)売上高営業利益経常利益(百万円未満切捨て)親会社株主に帰属する四半期純利益百万円32,1812022年3月期第3四半期2021年3月期第3四半期28,030(注) 包括利益 2022年3月期第3四半期 26,717 百万円 (35.6%) 2021年3月期第3四半期 19,700 百万円 (27.8%)%百万円283,9778.4261,985 △9.2百万円22,91118,890百万円30,09727,299%14.816.7%10.220.2%21.313.11株当たり四半期純利益円 銭265.71219.06潜在株式調整後1株当たり四半期純利益円 銭―2022年3月期第3四半期2021年3月期第3四半期―(注)「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。詳細は、(添付資料)8ページ「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(会計方針の変更)」をご覧ください。(2)連結財政状態総資産純資産自己資本比率2022年3月期第3四半期2021年3月期(参考) 自己資本 2022年3月期第3四半期 282,993 百万円百万円557,225526,035%百万円50.8287,142270,03650.82021年3月期 267,448 百万円2.配当の状況年間配当金第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末期末合計2021年3月期2022年3月期2022年3月期(予想)円 銭――円 銭60.0070.00円 銭――円 銭65.00円 銭125.0075.00145.00(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)売上高営業利益経常利益百万円%36,0008.6(注) 1.直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有百万円385,000百万円40,000%15.2通期%12.0(%表示は、対前期増減率)親会社株主に帰属する当期純利益百万円26,000%14.11株当たり当期純利益円 銭301.532.業績予想の詳細につきましては、本日公表いたしました「2022年3月期通期業績予想の修正に関するお知らせ」をご覧ください。※ 注記事項(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動: 無(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)新規―社 (社名)、除外―社 (社名)(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用: 無(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更② ①以外の会計方針の変更③ 会計上の見積りの変更④ 修正再表示事項(会計方針の変更)」をご覧ください。(4)発行済株式数(普通株式): 有: 無: 無: 無(注)詳細は、(添付資料)8ページ「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記① 期末発行済株式数(自己株式を含む)2022年3月期3Q 88,555,840株 2021年3月期88,555,840株② 期末自己株式数2022年3月期3Q 2,324,295株 2021年3月期2,335,451株③ 期中平均株式数(四半期累計)2022年3月期3Q 86,226,946株 2021年3月期3Q 86,233,613株※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項(将来に関する記述等についてのご注意)本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。○添付資料の目次1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… 2(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………… 3(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………… 32.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………… 4(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………… 4(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………… 6四半期連結損益計算書四半期連結包括利益計算書第3四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………… 6第3四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………… 7(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………… 8(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………… 8(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………… 8(会計方針の変更) …………………………………………………………………………………… 8(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………10デンカ㈱(4061) 2022年3月期 第3四半期決算短信-1 -1.当四半期決算に関する定性的情報(1)経営成績に関する説明当第3四半期連結累計期間のわが国経済は、新型コロナウィルス感染症の再拡大により個人消費や輸出などで一進一退の状況が続き、力強さに欠ける動きとなりました。世界経済は、依然として感染症の影響が残るものの、欧米諸国を中心にワクチン接種が進み、全体として回復に向かいました。このような経済環境のもと、当社グループは、企業理念“The Denka Value”を実現すべく、3つの成長ビジョン「スペシャリティーの融合体」「持続的成長」「健全な成長」を掲げ、2018年度より5か年の経営計画「DenkaValue-Up」における2つの成長戦略「事業ポートフォリオの変革」と「革新的プロセスの導入」を推進し、業容の拡大と収益性向上に注力いたしました。また、今年度からの2年間では、次期経営計画のありたい姿へ飛躍するための大切な準備期間と位置づけ、「社会にとってかけがえのない存在」になるための第一歩として、「事業」「環境」「人財」に関する3つの「Value-Up」に取り組んでおります。当第3四半期連結累計期間の業績は、感染症で落ち込んだ需要が全般的に回復したほか、電子・先端プロダクツ製品や新型コロナウイルスの抗原迅速診断キットが伸長し、販売数量が増加しました。このほか、原燃料価格の上昇に応じた販売価格の見直しを行い、売上高は2,839億77百万円と前年同期に比べ219億92百万円(8.4%)の増収となりました。利益面では、成長分野製品の伸長により、営業利益は321億81百万円(前年同期比41億50百万円増、14.8%増益)、経常利益は300億97百万円(前年同期比27億97百万円増、10.2%増益)、親会社株主に帰属する四半期純利益は229億11百万円(前年同期比40億21百万円増、21.3%増益)となり、それぞれ第3四半期連結累計期間として過去最高となりました。なお、2021年4月1日付で、報告セグメントを従来の5部門から「電子・先端プロダクツ部門」、「ライフイノベーション部門」、「エラストマー・インフラソリューション部門」「ポリマーソリューション部門」の4部門に変更しており、当第3四半期連結累計期間の比較・分析は変更後の区分によって行っております。<電子・先端プロダクツ部門>球状アルミナや高純度導電性カーボンブラックはxEV関連を中心に販売が伸長し、電子部品・半導体関連分野向け高機能フィルムや球状溶融シリカフィラーは5G関連やデータセンターなどの世界的な需要の拡大により好調に推移しました。このほか、自動車産業用向けの金属アルミ基板ヒットプレートや工業用テープの販売は増加し、LED用サイアロン蛍光体“アロンブライト”の販売も堅調となりましたが、高信頼性放熱プレート“アルシンク”は電鉄向けの需要が低調となりました。この結果、当部門の売上高は661億60百万円(前年同期比95億22百万円(16.8%)増収)となり、営業利益は137億94百万円と前年同期に比べ35億78百万円(35.0%)の増益となりました。<ライフイノベーション部門>新型コロナウイルスの抗原迅速診断キット“クイックナビ ™ -COVID19 Ag”は、感染症対策の一環として迅速な抗原検査体制の充実を図る厚生労働省の配布事業に供給したこともあり販売数量が増加し、その他の試薬についても国内、輸出とも順調な販売となりました。一方、インフルエンザワクチンは、世界的な新型コロナウイルスワクチンの増産により生産用資材が不足したことに加え、ワクチン製造株の増殖性等の影響により生産数量が前年を下回ったことから、出荷が前年を下回りました。この結果、当部門の売上高は361億57百万円(前年同期比4億53百万円(1.2%)減収)となり、営業利益は119億39百万円と前年同期に比べ18億81百万円(13.6%)の減益となりました。<エラストマー・インフラソリューション部門>クロロプレンゴムの販売は、世界経済の回復とともに産業用途などの関連産業向けの需要が増加に転じ前年を上回りましたが、米国の子会社デンカパフォーマンスエラストマー社はハリケーン「アイダ」による上流サプライチェーンの混乱があり、生産停止を余儀なくされるなど影響を受けました。また、肥料や農業・土木用途向けのコルゲート管、耐火物・鉄鋼用材料の販売も堅調となりましたが、セメントや特殊混和材の販売は前年を下回りました。この結果、当部門の売上高は775億33百万円(前年同期比109億7百万円(16.4%)増収)となり、11億64百万円の営業損失(前年同期は営業損失20億79百万円)となりました。デンカ㈱(4061) 2022年3月期 第3四半期決算短信-2 -<ポリマーソリューション部門>ABS樹脂、デンカシンガポール社のMS樹脂やスチレンモノマーの販売は堅調に推移しました。また、合繊かつら用原糸“トヨカロン”は需要の回復により前年を上回り、雨どいや食品包材用シートおよびその加工品の販売も概この結果、当部門の売上高は、原材料価格の上昇に応じた販売価格の見直しもあり、927億17百万円(前年同期比140億83百万円(17.9%)増収)となり、営業利益は62億67百万円と前年同期に比べ8億74百万円(16.2%)の増益ね順調となりました。となりました。<その他部門>より減収となりました。YKアクロス株式会社等の商社は、需要の回復により取扱高は増加しましたが、収益認識に関する会計基準の適用にこの結果、当部門の売上高は114億8百万円(前年同期比120億66百万円(51.4%)減収)となり、営業利益は15億26百万円と前年同期に比べ9億7百万円(146.6%)の増益となりました。(2)財政状態に関する説明当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ311億90百万円増加の5,572億25百万円となりました。流動資産は、売上債権の増加などにより前連結会計年度末に比べ186億78百万円増加の2,194億5百万円となりました。固定資産は、有形固定資産の増加などにより前連結会計年度末に比べ125億11百万円増加の3,378億20百万円となりました。負債は、仕入債務の増加などにより前連結会計年度末に比べ140億84百万円増加の2,700億82百万円となりまし非支配株主持分を含めた純資産は前連結会計年度末に比べ171億6百万円増加して2,871億42百万円となりまし以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末と同じく50.8%となりました。(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 最近の業績動向を踏まえ、2021年11月8日に公表いたしました2022年3月期通期連結業績予想を以下の通り修正いたします。詳細につきましては、本日公表いたしました「2022年3月期通期業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照た。た。ください。  2022年3月期 通期連結業績予想(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)前回発表予想(A)今回修正予想(B)売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益1株当たり当期純利益百万円395,000385,000百万円44,00040,000百万円40,00036,000百万円29,00026,000円 銭336.35301.53増減額(B-A)△10,000△4,000△4,000△3,000増減率(%)△2.5%△9.1%△10.0%△10.3%(ご参考)前期連結実績(2021年3月期)354,39134,72932,14322,785264.24 デンカ㈱(4061) 2022年3月期 第3四半期決算短信- 3 -2.四半期連結財務諸表及び主な注記(1)四半期連結貸借対照表前連結会計年度(2021年3月31日)当第3四半期連結会計期間(2021年12月31日)(単位:百万円)資産の部流動資産現金及び預金受取手形及び売掛金受取手形、売掛金及び契約資産商品及び製品仕掛品原材料及び貯蔵品その他貸倒引当金流動資産合計固定資産有形固定資産建物及び構築物(純額)機械装置及び運搬具(純額)工具、器具及び備品(純額)土地リース資産(純額)建設仮勘定有形固定資産合計無形固定資産のれん特許権ソフトウエアその他無形固定資産合計投資その他の資産投資有価証券長期貸付金繰延税金資産その他貸倒引当金投資その他の資産合計固定資産合計資産合計25,91092,816-46,7184,61720,37910,479△195200,72674,79672,8234,51063,5621,92930,211247,8347,2034491,1662,57311,39259,5691582,1464,325△11866,081325,309526,03525,631-103,99453,4123,22623,09510,249△204219,40580,76887,9234,47863,4902,02621,870260,5577,0323821,0472,96111,42359,0211512,7473,993△7365,839337,820557,225 デンカ㈱(4061) 2022年3月期 第3四半期決算短信- 4 -負債の部流動負債支払手形及び買掛金短期借入金コマーシャル・ペーパー1年内返済予定の長期借入金未払法人税等未払消費税等賞与引当金その他流動負債合計固定負債社債長期借入金繰延税金負債再評価に係る繰延税金負債退職給付に係る負債株式給付引当金その他固定負債合計負債合計純資産の部株主資本資本金資本剰余金利益剰余金自己株式株主資本合計その他の包括利益累計額その他有価証券評価差額金繰延ヘッジ損益土地再評価差額金為替換算調整勘定退職給付に係る調整累計額その他の包括利益累計額合計非支配株主持分純資産合計負債純資産合計前連結会計年度(2021年3月31日)当第3四半期連結会計期間(2021年12月31日)(単位:百万円)40,18841,8678,00010,0035,4314532,71846,398155,06237,00041,3195,1618,3975,892803,084100,935255,99836,99849,397168,878△7,677247,59616,143△44210,245△3,004△3,09019,8522,588270,036526,03553,37044,23310,00012,4703,21550262352,740177,15537,00032,0176,2968,4015,828543,32892,927270,08236,99849,397180,027△7,643258,77916,112△53210,378962△2,70724,2144,149287,142557,225 デンカ㈱(4061) 2022年3月期 第3四半期決算短信- 5 -(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書四半期連結損益計算書第3四半期連結累計期間前第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)(単位:百万円)当第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日)売上高売上原価売上総利益営業利益営業外収益販売費及び一般管理費受取利息受取配当金持分法による投資利益為替差益その他営業外収益合計営業外費用支払利息固定資産処分損操業休止等経費為替差損その他営業外費用合計経常利益特別利益投資有価証券売却益特別利益合計特別損失合併関連費用訴訟関連損失製品自主回収関連費用特別損失合計税金等調整前四半期純利益法人税、住民税及び事業税四半期純利益非支配株主に帰属する四半期純損失(△)親会社株主に帰属する四半期純利益261,985185,09876,88748,85628,030741,2899181888003,2716131,438947-1,0024,00227,2991581582522,997-3,25024,2086,02918,178△71118,890283,977201,13982,83850,65632,181441,516555-4982,6157002,0876691431,0984,69830,097100100–1,0151,01529,1826,73422,448△46322,911 デンカ㈱(4061) 2022年3月期 第3四半期決算短信- 6 -四半期連結包括利益計算書第3四半期連結累計期間四半期純利益その他の包括利益その他有価証券評価差額金為替換算調整勘定退職給付に係る調整額持分法適用会社に対する持分相当額その他の包括利益合計四半期包括利益(内訳)親会社株主に係る四半期包括利益非支配株主に係る四半期包括利益前第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)(単位:百万円)当第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日)18,1783,442△1,448△130△3411,52119,70020,341△64022,448△1884,033383414,26926,71727,141△423 デンカ㈱(4061) 2022年3月期 第3四半期決算短信- 7 -(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(継続企業の前提に関する注記)  該当事項はありません。(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)  該当事項はありません。(会計方針の変更)(収益認識に関する会計基準の適用)「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。収益認識会計基準等の適用による主な変更点は以下のとおりです。(1)製品販売に係る収益認識当社および国内子会社における製品販売に関して、従来は、製品の出荷時点で収益を認識しておりましたが、製品の支配が顧客へ移転した時点で収益を認識する方法に変更しております。(2)変動対価が含まれる取引に係る収益認識製品販売における一部の売上リベート等の顧客に支払われる対価について、従来は、販売費及び一般管理費として処理しておりましたが、取引価格から減額する方法に変更しております。(3)代理人取引に係る収益認識主に商社事業における財又はサービスの仕入販売取引に関して、従来は、総額で収益を認識しておりましたが、顧客への財又はサービスの提供における役割(本人又は代理人)を判断した結果、代理人に該当する取引については、純額で収益を認識する方法に変更しております。(4)工事契約に係る収益認識工事契約に関して、従来は、工事の進捗部分について成果の確実性が認められる場合には工事進行基準を、それ以外の工事については工事完成基準を適用しておりましたが、履行義務を充足するにつれて、一定の期間にわたり収益を認識する方法に変更しております。履行義務の充足に係る進捗度の測定は、各報告期間の期末日までに発生した工事原価が、予想される工事原価の合計に占める割合に基づいて行っております。なお、契約における取引開始日から完全に履行義務を充足すると見込まれる時点までの期間がごく短い工事契約や少額の工事契約については、一定の期間にわたり収益を認識せず、完全に履行義務を充足した時点で収益を認識しております。収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従っており、第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、第1四半期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。ただし、収益認識会計基準第86項に定める方法を適用し、第1四半期連結会計期間の期首より前までに従前の取扱いに従ってほとんどすべての収益の額を認識した契約に、新たな会計方針を遡及適用しておりません。この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は22,267百万円減少し、営業利益、経常利益および税金等調整前四半期純利益はそれぞれ44百万円減少しております。また、利益剰余金の当期首残高は22百万円増加しております。収益認識会計基準等を適用したため、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」に表示していた「受取手形及び売掛金」は、第1四半期連結会計期間より「受取手形、売掛金及び契約資産」に含めて表示することとしました。なお、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度について新た デンカ㈱(4061) 2022年3月期 第3四半期決算短信- 8 -な表示方法により組替えを行っておりません。(時価の算定に関する会計基準の適用)「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」という。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項および「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することとしております。なお、当第3四半期連結累計期間の損益に与える影響はありません。 デンカ㈱(4061) 2022年3月期 第3四半期決算短信- 9 -(セグメント情報等)【セグメント情報】Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報売上高外部顧客への売上高セグメント間の内部売上高又は振替高セグメント利益又は損失(△)電子・先端プロダクツライフイノベーションポリマーソリューション計報告セグメントエラストマー・インフラソリューションその他事業(注)1合計調整額(注)2(単位:百万円)四半期連結損益計算書計上額(注)356,63836,61166,62678,634238,51023,474261,985― 261,985―1201041264,3384,465(4,465)―計56,63836,61366,64678,738238,63727,813266,451(4,465) 261,98510,21613,821 △2,0795,39227,35161927,9706028,030(注) 1.「その他事業」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、プラントエンジニアリング事業、商社事業等を含んでおります。2.セグメント利益又は損失(△)の調整額60百万円は、セグメント間取引消去によるものです。3.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。2.地域ごとの売上高に関する情報 日本アジアその他計海外(単位:百万円)合計売上高162,91067,59631,47899,074261,985連結売上高に占める割合(%)62.225.812.037.8100.0(注)売上高は顧客の所在地を基盤とし、国又は地域に分類しております。 デンカ㈱(4061) 2022年3月期 第3四半期決算短信- 10 -売上高外部顧客への売上高セグメント間の内部売上高又は振替高セグメント利益又は損失(△)Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日)1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報電子・先端プロダクツライフイノベーションポリマーソリューション計報告セグメントエラストマー・インフラソリューションその他事業(注)1合計調整額(注)2(単位:百万円)四半期連結損益計算書計上額(注)366,16036,15777,53392,717272,56911,408283,977― 283,977―――1011012,6362,738(2,738)―計66,16036,15777,53392,819272,67114,044286,716(2,738) 283,97713,79411,939 △1,1646,26730,8371,52632,363(182)32,181(注) 1.「その他事業」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、プラントエンジニアリング事業、商社事業等を含んでおります。2.セグメント利益又は損失(△)の調整額△182百万円は、セグメント間取引消去によるものです。3.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。2.地域ごとの売上高に関する情報日本アジアその他計海外(単位:百万円)合計売上高166,03274,29443,650117,945283,977連結売上高に占める割合(%)58.526.215.441.5100.0(注)売上高は顧客の所在地を基盤とし、国又は地域に分類しております。3.報告セグメントの変更等に関する事項 第1四半期連結会計期間より、従来の5事業部門体制を4事業部門体制に組織改定し、報告セグメントの区分を「電子・先端プロダクツ」、「ライフイノベーション」、「エラストマー・インフラソリューション」、「ポリマーソリューション」へ変更しております。おります。なお、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報については変更後の区分方法により作成したものを記載してデンカ㈱(4061) 2022年3月期 第3四半期決算短信-11 –

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