サイオス（3744） – 2021年12月期　決算短信〔日本基準〕（連結）

2021年12月期決算短信〔日本基準〕(連結)2022年２月３日上場会社名サイオス株式会社上場取引所東コード番号3744URLhttps://www.sios.com/代表者(役職名)代表取締役社長(氏名)喜多伸夫問合せ先責任者(役職名)取締役常務執行役員(氏名)小林徳太郎(TEL)03-6401-5111定時株主総会開催予定日2022年３月25日配当支払開始予定日2022年３月28日有価証券報告書提出予定日2022年３月28日決算補足説明資料作成の有無：有決算説明会開催の有無：有（機関投資家・アナリスト向け）(百万円未満切捨て)１．2021年12月期の連結業績（2021年１月１日～2021年12月31日）（１）連結経営成績(％表示は対前期増減率)売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益百万円％百万円％百万円％百万円％2021年12月期15,7256.035851.740056.136718.62020年12月期14,8418.4236329.9256166.4310858.4(注)包括利益2021年12月期424百万円(51.9％)2020年12月期279百万円(―％)１株当たり当期純利益潜在株式調整後１株当たり当期純利益自己資本当期純利益率総資産経常利益率売上高営業利益率円銭円銭％％％2021年12月期42.42－22.05.92.32020年12月期35.78－22.44.21.6(参考)持分法投資損益2021年12月期38百万円2020年12月期6百万円（２）連結財政状態総資産純資産自己資本比率１株当たり純資産百万円百万円％円銭2021年12月期6,6491,89727.7212.122020年12月期6,8511,54821.9173.15(参考)自己資本2021年12月期1,838百万円2020年12月期1,500百万円（３）連結キャッシュ・フローの状況営業活動によるキャッシュ・フロー投資活動によるキャッシュ・フロー財務活動によるキャッシュ・フロー現金及び現金同等物期末残高百万円百万円百万円百万円2021年12月期58758△2673,1482020年12月期649151△1822,728２．配当の状況年間配当金配当金総額(合計)配当性向(連結)純資産配当率(連結)第１四半期末第２四半期末第３四半期末期末合計円銭円銭円銭円銭円銭百万円％％2020年12月期－0.00－10.0010.008627.95.82021年12月期－0.00－15.0015.0013035.47.12022年12月期(予想)－0.00－10.0010.00144.5(注)2021年12月期期末配当金の内訳普通配当10円00銭記念配当5円00銭３．2022年12月期の連結業績予想（2022年１月１日～2022年12月31日）(％表示は、対前期増減率)売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益１株当たり当期純利益百万円％百万円％百万円％百万円％円銭通期16,0001.7100△72.1120△70.060△83.76.92　※注記事項（１）期中における重要な子会社の異動（連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)：無（２）会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示①会計基準等の改正に伴う会計方針の変更：無②①以外の会計方針の変更：無③会計上の見積りの変更：有④修正再表示：無　(注)詳細は、添付資料12ページ「３．連結財務諸表及び主な注記（５）連結財務諸表に関する注意事項（会計上の見積りの変更）」をご覧ください。　（３）発行済株式数（普通株式）①期末発行済株式数（自己株式を含む)2021年12月期8,874,400株2020年12月期8,874,400株②期末自己株式数2021年12月期205,838株2020年12月期205,838株③期中平均株式数2021年12月期8,668,562株2020年12月期8,668,596株　(参考)個別業績の概要１．2021年12月期の個別業績（2021年１月１日～2021年12月31日）（１）個別経営成績(％表示は対前期増減率)売上高営業利益経常利益当期純利益百万円％百万円％百万円％百万円％2021年12月期1,30630.3346185.2339187.3310296.82020年12月期1,002△13.6121△64.6118△67.578△75.4　１株当たり当期純利益潜在株式調整後１株当たり当期純利益円銭円銭2021年12月期35.78－2020年12月期9.02－　　（２）個別財政状態総資産純資産自己資本比率１株当たり純資産百万円百万円％円銭2021年12月期2,9031,86764.3215.392020年12月期2,7741,64359.2189.60(参考)自己資本2021年12月期1,867百万円2020年12月期1,643百万円※決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です　※業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項　本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料P４「１．経営成績等の概況（４）今後の見通し」をご覧ください。　当社は、2022年２月４日に機関投資家及びアナリスト向けの決算説明会を開催する予定です。当日使用する決算説明資料は、速やかに当社ホームページに掲載する予定です。　○添付資料の目次サイオス株式会社(3744) 2021年12月期 決算短信１．経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………２（１）当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………２（２）当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………３（３）当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………３（４）今後の見通し ……………………………………………………………………………………４２．会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………４３．連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………５（１）連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………５（２）連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………７（３）連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………９（４）連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………１１（５）連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………１２（継続企業の前提に関する注記） …………………………………………………………………１２（会計上の見積りの変更） …………………………………………………………………………１２（追加情報） …………………………………………………………………………………………１２（セグメント情報等） ………………………………………………………………………………１２（１株当たり情報） …………………………………………………………………………………１６（重要な後発事象） …………………………………………………………………………………１６　1サイオス株式会社(3744) 2021年12月期 決算短信１．経営成績等の概況（１）当期の経営成績の概況＜当連結会計年度の概況＞い状況にあります。当連結会計年度においては、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の影響により、経済の先行き不透明感が強また、世界的な半導体不足によるハードウェア製品等の生産減の影響が生じる一方、クラウド環境への移行などデジタルトランスフォーメーション(DX)(*1)への積極的な投資が継続しております。当社グループは引き続き、クラウド関連製品・サービスの提供、SaaS(*2)事業の強化に取り組み、顧客のDX推進に資する高付加価値の製品・サービスを提供しております。当連結会計年度の各セグメントの業績は、次の通りとなりました。① オープンシステム基盤事業COVID-19拡大を背景として、顧客におけるDXへの積極的な投資が継続しており、Red Hat Enterprise Linux(*3)をはじめとするRed Hat, Inc.関連商品(*4)は順調な増収、主力自社製品である「LifeKeeper」(*5)は堅調な増収となりました。これらにより、売上高は9,588百万円（前年同期比7.9％増）、セグメント利益は352百万円（前年同期比44.6％増）となりました。② アプリケーション事業金融機関向けシステム開発・構築支援が減収となったほか、前期において放送局向けWebサービス事業及び社会公共アウトソーシングサービス事業を他社に移転したことも減収要因となりました。一方、MFP向けソフトウェア(*6)製品は、前期までにサブスクリプション(*7)方式で契約した分が今期の売上に貢献したことにより、好調な増収となりました。「Gluegentシリーズ」(*8)も好調な増収となりました。また、システム開発・構築支援は順調な増収、金融機関向け経営支援システム販売は堅調な増収となりました。これらにより、売上高は6,136百万円（前年同期比3.0％増）、セグメント利益は４百万円（前年同期は８百万円の損失）となりました。これらの結果、当連結会計年度における売上高は15,725百万円（前年同期比6.0％増）となり、11期連続の増収を達成し、過去最高の売上高となりました。利益面では、営業利益は358百万円（前年同期比51.7％増）、経常利益は400百万円（前年同期比56.1％増）、親会社株主に帰属する当期純利益は367百万円（前年同期比18.6％増）となりました。また、当社グループの重視する経営指標であるEBITDA（営業利益＋減価償却費＋のれん償却額）とROIC（年率換算数値、税引後営業利益÷（株主資本＋有利子負債））は、次の通りとなりました。EBITDA：448百万円（前年同期比36.1％増）ROIC（年率換算数値）：10.0％（前年同期は6.9％）(*1) デジタルトランスフォーメーション（DX）企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや組織、プロセス、企業文化・風土を変革Software as a Serviceの略。ソフトウェアをクラウドサービスとして提供すること。オープンソースソフトウェア＆サービス・プロバイダーRed Hat, Inc.が開発するLinux OS。し、競争上の優位性を確立すること。(*2) SaaS(*3) Red Hat Enterprise Linux(*4) Red Hat, Inc.関連商品(*5) LifeKeeperオープンソースソフトウェア＆サービス・プロバイダーRed Hat, Inc.が開発するオープンソースの製品。本番稼働のサーバーとは別に同じ環境の予備サーバーを待機させ、万が一の障害の際には自動的に予備サーバーに業務を引き継がせる役割を担うソフトウェア。　2サイオス株式会社(3744) 2021年12月期 決算短信(*6) MFP向けソフトウェア(*7) サブスクリプション(*8) Gluegentシリーズプリンタ、スキャナー、コピー、FAX等複数の機能を搭載した機器をMFP(Multifunction Peripheralの略)という。MFP上で利用できる文書管理ソフトウェア「Quickスキャン」「Speedoc」等。ソフトウェア等の製品・サービスの提供に対して、定期的に定額課金または従量課金するモデル。IDの管理をクラウドで行うサービス「Gluegent Gate」をはじめ、クラウド型ワークフローの「GluegentFlow」、Google Calendarにチームメンバーの予定管理機能等を付加した「Gluegent Appsグループスケジューラ」等、企業におけるクラウドを利用した業務効率化等を支援するサービス。（２）当期の財政状態の概況①資産増）となりました。②負債比10.2％減）となりました。流動資産は、商品の減少484百万円等の要因により、5,774百万円（前連結会計年度末比4.7％減）となりました。固定資産は、投資有価証券の増加55百万円、繰延税金資産の増加44百万円等の要因により、875百万円（同10.5％この結果、総資産は、6,649百万円（同3.0％減）となりました。流動負債は、買掛金の減少628百万円、前受金の増加328百万円等の要因により、4,268百万円（前連結会計年度末固定負債は、長期借入金の減少109百万円等の要因により、483百万円（同12.5％減）となりました。この結果、負債合計は、4,752百万円（同10.4％減）となりました。純資産合計は、利益剰余金の増加281百万円等の要因により、1,897百万円（前連結会計年度末比22.6％増）とな③純資産りました。となりました。（３）当期のキャッシュ・フローの概況当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ420百万円増加し3,148百万円前連結会計年度当連結会計年度増減（単位：百万円）営業活動によるキャッシュ・フロー投資活動によるキャッシュ・フロー財務活動によるキャッシュ・フロー649151△18258758△267△62△93△84当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは587百万円の収入となりました。これは、税金等調整前当期純利益、たな卸資産の減少額等によるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは58百万円の収入となりました。これは、定期預金の払戻による収入等によるものです。払いによる支出等によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは267百万円の支出となりました。これは、長期借入金の返済、配当金の支　3サイオス株式会社(3744) 2021年12月期 決算短信（４）今後の見通し日本及び世界経済においては、COVID-19の変異株出現により依然として先行き不透明な状況となっております。一方で、このような状況下においても、DXへの積極的な投資は今後も継続していくものと想定しております。当社はオープンソースソフトウェアを活用したシステム構築・運用支援で培った高い技術力を基に、革新的なサービスを提供し収益力の向上に努めてまいります。2022年12月期の業績については、売上高は16,000百万円（前年同期比1.7％増）となる見通しです。「収益認識に関する会計基準」（企業会計基準第29号 2020年３月31日）の適用によるマイナス影響があるものの、12期連続の増収を見込んでおります。また、営業損益以下の項目については、SaaS事業を強化するため、主に人件費や研究開発費の増加を見込んでおり、営業利益は100百万円（同72.1％減）、経常利益は120百万円（同70.0％減）、親会社株主に帰属する当期純利益は60百万円（同83.7％減）となる見通しです。当期の配当につきましては、普通配当10円に創立25周年記念配当５円を加えた、１株当たり15円の配当を実施いたします。また、2022年12月期につきましては、現時点での業績予想を前提に１株当たり10円の配当とする予定です。２．会計基準の選択に関する基本的な考え方諸表を作成する方針であります。当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で連結財務なお、ＩＦＲＳの適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。　4３．連結財務諸表及び主な注記（１）連結貸借対照表資産の部流動資産現金及び預金受取手形及び売掛金商品仕掛品前渡金その他貸倒引当金流動資産合計固定資産有形固定資産建物減価償却累計額建物（純額）工具、器具及び備品減価償却累計額工具、器具及び備品（純額）リース資産減価償却累計額リース資産（純額）有形固定資産合計無形固定資産ソフトウエアソフトウエア仮勘定その他無形固定資産合計投資その他の資産投資有価証券退職給付に係る資産差入保証金繰延税金資産その他貸倒引当金投資その他の資産合計固定資産合計資産合計サイオス株式会社(3744) 2021年12月期 決算短信前連結会計年度(2020年12月31日)当連結会計年度(2021年12月31日)(単位：千円)2,858,2892,311,150491,22826,741245,565127,097△2006,059,872201,044△124,51776,527287,861△247,39540,46638,422△23,80114,620131,614110,467-1,781112,249233,77547,093193,99641,31436,004△4,221547,963791,8263,148,8052,101,2046,84281,243223,317213,671△2005,774,885204,594△145,31759,276284,682△244,77739,90536,363△14,33822,024121,20686,91311,5241,781100,218289,22253,453172,93986,24455,961△4,221653,599875,0256,851,6986,649,910　5負債の部流動負債買掛金短期借入金1年内返済予定の長期借入金リース債務未払法人税等前受金賞与引当金受注損失引当金その他流動負債合計固定負債長期借入金退職給付に係る負債リース債務長期預り金固定負債合計負債合計純資産の部株主資本資本金利益剰余金自己株式株主資本合計その他の包括利益累計額その他有価証券評価差額金為替換算調整勘定その他の包括利益累計額合計新株予約権純資産合計負債純資産合計サイオス株式会社(3744) 2021年12月期 決算短信前連結会計年度(2020年12月31日)当連結会計年度(2021年12月31日)(単位：千円)1,845,04150,000123,1207,09957,6732,070,73535,328604561,4484,751,052290,500241,3158,90811,632552,3575,303,4091,481,520349,766△87,2541,744,031△6,848△236,209△243,05747,3151,548,2896,851,6981,216,499109,0006,00024,4842,399,175—513,7344,268,894181,500271,84418,35311,632483,3314,752,2251,481,520630,831△87,2542,025,096△3,592△182,701△186,29458,8821,897,6856,649,910　6（２）連結損益計算書及び連結包括利益計算書連結損益計算書サイオス株式会社(3744) 2021年12月期 決算短信前連結会計年度(自 2020年１月１日　至 2020年12月31日)当連結会計年度(自 2021年１月１日　至 2021年12月31日)(単位：千円)販売費及び一般管理費売上高売上原価売上総利益営業利益営業外収益受取利息受取配当金業務受託料為替差益持分法による投資利益デリバティブ評価益その他営業外収益合計営業外費用支払利息為替差損投資事業組合運用損デリバティブ評価損その他営業外費用合計経常利益特別利益固定資産売却益事業分離における移転利益特別利益合計特別損失投資有価証券評価損減損損失固定資産除却損ゴルフ会員権評価損その他特別損失合計税金等調整前当期純利益法人税、住民税及び事業税法人税等調整額法人税等合計当期純利益親会社株主に帰属する当期純利益14,841,73910,376,3264,465,4124,229,241236,1716,5368551,28129,6466,2716,32350,9143,084–4,28822,86638730,626256,459-192,881192,88193836,8756152681,13339,830409,510118,485△19,12099,364310,145310,14515,725,37110,840,7594,884,6124,526,318358,2934,9004971,318-38,53754,3486,576106,1782,18157,7533,434-79264,162400,30975-751,0002,856—3,856396,52873,757△44,97928,777367,750367,750　7連結包括利益計算書当期純利益その他の包括利益その他有価証券評価差額金為替換算調整勘定持分法適用会社に対する持分相当額その他の包括利益合計包括利益（内訳）親会社株主に係る包括利益サイオス株式会社(3744) 2021年12月期 決算短信前連結会計年度(自 2020年１月１日　至 2020年12月31日)当連結会計年度(自 2021年１月１日　至 2021年12月31日)(単位：千円)310,145△2,886△28,064253△30,697279,448279,448367,7503,25554,031△52456,763424,513424,513　8（３）連結株主資本等変動計算書　前連結会計年度(自 2020年１月１日 至 2020年12月31日)サイオス株式会社(3744) 2021年12月期 決算短信株主資本(単位：千円)資本金利益剰余金自己株式株主資本合計1,481,52082,963△87,1981,477,284△43,343310,145△43,343310,145△55△55当期首残高当期変動額剰余金の配当親会社株主に帰属する当期純利益自己株式の取得株主資本以外の項目の 当 期 変 動 額 （ 純額）当期首残高当期変動額剰余金の配当親会社株主に帰属する当期純利益自己株式の取得株主資本以外の項目の 当 期 変 動 額 （ 純額）当期変動額合計当期末残高当期変動額合計当期末残高-1,481,520266,802349,766△55△87,254266,7461,744,031その他の包括利益累計額その他有価証券評価差額金為替換算調整勘定その他の包括利益累計額合計新株予約権純資産合計△3,961△208,398△212,36043,8631,308,788△43,343310,145△55△2,886△27,811△30,6973,451△27,245△2,886△6,848△27,811△236,209△30,697△243,0573,45147,315239,5011,548,289　9　当連結会計年度(自 2021年１月１日 至 2021年12月31日)サイオス株式会社(3744) 2021年12月期 決算短信株主資本(単位：千円)資本金利益剰余金自己株式株主資本合計1,481,520349,766△87,2541,744,031△86,685367,750△86,685367,750当期首残高当期変動額剰余金の配当親会社株主に帰属する当期純利益株主資本以外の項目の 当 期 変 動 額 （ 純額）当期変動額合計当期末残高当期首残高当期変動額剰余金の配当親会社株主に帰属する当期純利益株主資本以外の項目の 当 期 変 動 額 （ 純額）当期変動額合計当期末残高-1,481,520281,065630,831-△87,254281,0652,025,096その他の包括利益累計額その他有価証券評価差額金為替換算調整勘定その他の包括利益累計額合計新株予約権純資産合計△6,848△236,209△243,05747,3151,548,2893,2553,255△3,59253,50753,50756,76356,763△182,701△186,29411,56711,56758,882△86,685367,75068,330349,3951,897,685　10（４）連結キャッシュ・フロー計算書営業活動によるキャッシュ・フロー税金等調整前当期純利益減価償却費のれん償却額減損損失事業分離における移転利益受取利息及び受取配当金支払利息投資事業組合運用損益（△は益）持分法による投資損益（△は益）売上債権の増減額（△は増加）たな卸資産の増減額（△は増加）仕入債務の増減額（△は減少）退職給付に係る負債の増減額（△は減少）前受金の増減額（△は減少）前渡金の増減額（△は増加）未払消費税等の増減額（△は減少）その他小計利息及び配当金の受取額利息の支払額法人税等の還付額法人税等の支払額営業活動によるキャッシュ・フロー投資活動によるキャッシュ・フロー定期預金の預入による支出定期預金の払戻による収入有形固定資産の取得による支出無形固定資産の取得による支出差入保証金の差入による支出差入保証金の回収による収入関係会社株式の取得による支出投資有価証券の取得による支出投資事業組合からの分配による収入関係会社貸付けによる支出貸付金の回収による収入事業譲渡による収入資産除去債務の履行による支出その他投資活動によるキャッシュ・フロー財務活動によるキャッシュ・フロー配当金の支払額短期借入金の純増減額（△は減少）長期借入金の返済による支出その他財務活動によるキャッシュ・フロー現金及び現金同等物に係る換算差額現金及び現金同等物の増減額（△は減少）現金及び現金同等物の期首残高現金及び現金同等物の期末残高サイオス株式会社(3744) 2021年12月期 決算短信前連結会計年度(自 2020年１月１日　至 2020年12月31日)当連結会計年度(自 2021年１月１日　至 2021年12月31日)(単位：千円)409,51092,56178636,875△192,881△7,3913,0844,288△6,271△578,555△468,823988,36112,731256,046△63,628135,97979,458702,1317,391△3,08435,851△92,976649,314△260,000260,000△9,295△47,183△17,7411,421△89,539△25,00019,813△21,3525,838329,855-4,606151,424△42,779-△132,303△7,907△182,990△25,528592,2202,136,0692,728,289396,52890,105—△5,3972,1813,434△38,537222,029429,884△628,54130,528271,37822,24712,479△83,392724,9295,397△2,181-△141,004587,141-130,000△25,759△17,824△7,29746,267-△25,000–5,995-△30,535△17,84158,005△87,163△50,000△123,120△7,161△267,44542,813420,5152,728,2893,148,805　11サイオス株式会社(3744) 2021年12月期 決算短信（５）連結財務諸表に関する注記事項(継続企業の前提に関する注記)該当事項はありません。(会計上の見積りの変更)当連結会計年度において、天王洲アイルオフィスを解約し移転することを決定したことに伴い、利用不能となる固定資産について耐用年数を短縮し、将来にわたり変更しております。また、不動産賃貸借契約に基づく原状回復に係る費用について、敷金のうち回収が最終的に見込めないと認められる金額及び償却期間の変更を行っております。これにより、従来の方法と比較して、当連結会計年度の営業利益、経常利益及び税金等調整前当期純利益は8,884新型コロナウイルス感染症（COVID-19）拡大が当社グループの業績に与える影響については、現時点で限定的であり、また、感染拡大傾向は翌連結会計年度にかけて逓減していくと仮定して、固定資産の減損や繰延税金資産の回収可能性等の会計上の見積りを行っております。しかしながら、COVID-19拡大に伴う影響は、不確定要素が多く、上記仮定に変化が生じた場合には、将来における財政状態、経営成績およびキャッシュフローに影響を及ぼす可能性があります。千円減少しております。(追加情報)(セグメント情報等)(セグメント情報)１ 報告セグメントの概要当社グループの報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。当社は、市場・顧客及び技術領域に応じた部門及び子会社を置き、OSやミドルウェア等のオープンシステム基盤分野と、業務アプリケーション等のアプリケーション分野において各種製品・サービス提供をしております。したがって、当社グループは、「オープンシステム基盤事業」及び「アプリケーション事業」の２つを報告セグメントとしております。各セグメントの事業内容は以下のとおりであります。・オープンシステム基盤事業当事業においては、ITシステムの障害時のシステムダウンを回避できるソフトウェア「LifeKeeper」、Red Hat,Inc. 関連商品をはじめとするOSS関連商品の販売、並びにOSSに関するさまざまな問い合わせに対応するサービス「サイオスOSSよろず相談室」、各種情報システム向けコンサルティングサービス等を行っています。・アプリケーション事業ています。当事業においては、MFP向けソフトウェア製品、金融機関向け経営支援システム、クラウドサービスのSaaS「Gluegentシリーズ」、企業情報システムの受託開発、各種情報システム向けコンサルティングサービス等を行っ２ 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」にお　報告セグメントの利益は、営業損益ベースの数値であります。セグメント間の内部売上高又は振替高は市場実勢ける記載と同一であります。価格に基づいております。　なお、当社では報告セグメントに資産を配分しておりません。　12サイオス株式会社(3744) 2021年12月期 決算短信３ 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報前連結会計年度(自 2020年１月１日 至 2020年12月31日)報告セグメントオープンシステム基盤事業アプリケーション事業計　 (単位：千円)連結財務諸表計上額（注）調整額売上高セグメント間の内部売上高又は振替高セグメント利益又は損失(△)その他の項目　減価償却費　のれん償却額売上高セグメント間の内部売上高又は振替高その他の項目　減価償却費　のれん償却額外部顧客への売上高8,883,3685,957,63014,841,49924014,841,7398323,2994,131△4,131－計8,884,7015,960,92914,845,631△3,89114,841,739244,046△8,115235,931240236,17129,59962,96192,561786－786－－92,561786（注）セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整しております。当連結会計年度(自 2021年１月１日 至 2021年12月31日)報告セグメントオープンシステム基盤事業アプリケーション事業計　 (単位：千円)連結財務諸表計上額（注）調整額外部顧客への売上高9,588,3286,136,44315,724,77160015,725,37193919,50320,443△20,443－計9,589,2676,155,94715,745,215△19,84315,725,371セグメント利益352,9554,738357,693600358,293　（注）セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整しております。25,37464,73090,105－－－－－90,105－　13サイオス株式会社(3744) 2021年12月期 決算短信　　　　　　　【関連情報】前連結会計年度（自 2020年１月１日 至 2020年12月31日）１．製品及びサービスごとの情報　セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。２．地域ごとの情報（１）売上高日本米州欧州その他の地域計（単位：千円）14,205,915443,690126,82365,30914,841,739(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。（２）有形固定資産日本米国計（単位：千円）101,87429,739131,614顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名（単位：千円）3,548,8661,493,835オープンシステム基盤事業及びアプリケーション事業オープンシステム基盤事業及びアプリケーション事業当連結会計年度（自 2021年１月１日 至 2021年12月31日）１．製品及びサービスごとの情報　セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。３．主要な顧客ごとの情報株式会社大塚商会株式会社ネットワールド２．地域ごとの情報（１）売上高日本米州欧州その他の地域計（単位：千円）15,103,423394,516153,38374,04815,725,371(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。（２）有形固定資産日本米国計（単位：千円）101,54219,663121,206３．主要な顧客ごとの情報株式会社大塚商会株式会社ネットワールド顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名（単位：千円）3,680,6111,650,331オープンシステム基盤事業及びアプリケーション事業オープンシステム基盤事業及びアプリケーション事業　14サイオス株式会社(3744) 2021年12月期 決算短信【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】　 前連結会計年度(自 2020年１月１日 至 2020年12月31日)報告セグメントオープンシステム基盤事業アプリケーション事業計(単位：千円)全社・消去合計当期末残高－－－36,87536,875注）前連結会計年度において、オフィス移転に伴い減損損失を計上しました。　 当連結会計年度(自 2021年１月１日 至 2021年12月31日)該当事項はありません。【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】　 前連結会計年度(自 2020年１月１日 至 2020年12月31日)該当事項はありません。なお、のれん償却額に関しては、セグメント情報に同様の情報を開示している為、記載を省略しております。　 当連結会計年度(自 2021年１月１日 至 2021年12月31日)該当事項はありません。なお、のれん償却額に関しては、セグメント情報に同様の情報を開示している為、記載を省略しております。【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】　 前連結会計年度(自 2020年１月１日 至 2020年12月31日)　 当連結会計年度(自 2021年１月１日 至 2021年12月31日)該当事項はありません。　該当事項はありません。　15サイオス株式会社(3744) 2021年12月期 決算短信前連結会計年度(自 2020年１月１日当連結会計年度(自 2021年１月１日至 2020年12月31日)至 2021年12月31日)173.15円212.12円35.78円42.42円前連結会計年度(自 2020年１月１日当連結会計年度(自 2021年１月１日至 2020年12月31日)至 2021年12月31日)(注) １．潜在株式調整後１株当たり当期純利益については、希薄化効果を有している潜在株式が存在しないため記載２．１株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。親会社株主に帰属する当期純利益(千円)310,145367,750普通株主に帰属しない金額(千円)－－普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益(千円)310,145367,750普通株式の期中平均株式数(株)8,668,5968,668,562希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後１株当たり当期純利益の算定に含まれなかった潜在株式の概要(連結子会社)新株予約権2012年３月22日取締役会決議普通株式 459,354株(連結子会社)新株予約権2012年３月22日取締役会決議普通株式 654,875株(１株当たり情報)１株当たり純資産額１株当たり当期純利益しておりません。１株当たり当期純利益(重要な後発事象)該当事項はありません。　16