イリソ電子工業(6908) – 2022年3月期第3四半期決算補足資料

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開示日時:2022/02/02 16:30:00

損益

決算期 売上高 営業益 経常益 EPS
2018.03 4,224,800 843,400 812,500 230.47
2019.03 4,283,400 609,000 612,900 157.7
2020.03 3,961,400 463,500 468,500 139.49
2021.03 3,652,000 290,700 289,100 90.89

※金額の単位は[万円]

株価

前日終値 50日平均 200日平均 実績PER 予想PER
4,470.0 4,680.7 4,891.95 23.83 17.24

※金額の単位は[円]

キャッシュフロー

決算期 フリーCF 営業CF
2018.03 358,500 970,700
2019.03 -3,600 669,500
2020.03 40,000 683,000
2021.03 142,400 623,400

※金額の単位は[万円]

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2022年3月期 第3四半期決算補足資料証券コード:69082022年2月2日イリソ電子工業株式会社Copyright © 2022 IRISO Electronics co.,ltd. All Rights Reserved.Ⅰ.2022.3期 第3四半期連結決算概要Ⅱ.2022.3期 連結決算見通しⅢ.トピックスCopyright © 2022 IRISO Electronics co.,ltd. All Rights Reserved.11. 2022年3月期第3四半期累計 業績のポイント・売上:半導体不足等影響継続するが、パワートレイン、コンシューマー、インダストリアル市場がカバー。パワートレインとインダストリアルは最高売上更新。・営業利益:原材料と輸送費高騰影響を、売上増と原価低減で改善し増益。■売上高:32,424百万円 (前年同期比125.1%)オートモーティブコンシューマーインダストリアル25,417百万円(120.9%)3,823百万円(121.3%)3,183百万円(182.2%)合計32,424百万円(125.1%)①オートモーティブ(車載)市場 :・電動化関連の車載パワートレイン分野が前年同期比204%と堅調。・半導体不足等で自動車減産が継続、当初計画に対し約-20億円の影響。・月次売上は10月を底にして、11月より回復。4Qはコロナ影響が不透明だが挽回する見込み。②コンシューマー市場 :一部半導体不足影響あるが、ゲーム、OA機器向けで好調。③インダストリアル市場:FA機器向けが中国向け継続好調。■営業利益:3,387百万円、営業利益率10.4% (前年同期比+1,647百万円)①原材料(金、銅、樹脂)と輸送費高騰影響約-18億円(営業利益率約-5.4%)。②3Qに生産調整並びに当社ベトナム工場がコロナ影響で約-4億円の影響。③追加収支改善施策により、約7億円の改善を実現。Copyright © 2022 IRISO Electronics co.,ltd. All Rights Reserved.22. 2022年3月期第3四半期連結業績(前年同期比)21.3期 第3四半期累計22.3期 第3四半期累計単位:百万円前年同期比売 上 高25,92032,424営業利益経常利益親会社株主に帰属する四半期純利益EPS為替レート期中平均1,739(6.7%)1,580(6.1%)1,104(4.3%)46.87円ドル:105.87円ユーロ:122.30円元: 15.38円3,387(10.4%)3,399(10.5%)2,953(9.1%)125.44円111.38円130.85円17.30円Copyright © 2022 IRISO Electronics co.,ltd. All Rights Reserved.6,504125.1%1,647194.7%1,819215.1%1,849267.4%5.51円8.55円1.92円33. 売上高詳細(市場別) 22.3期第3四半期累計前年同期比 構成増減要因単位:百万円オートモーティブ(車載)インフォテインメント25,417 11,917 109.5% 36.8%120.9% 78.4%区セーフティ分パワートレインその他コンシューマー(OA、ゲーム機、デジカメ、携帯電話、TVなど)インダストリアル(産業機器など)5,035 105.7% 15.5%4,120 204.5% 12.7%4,343 129.6% 13.4%3,823 121.3% 11.8%3,183 182.2%9.8%・前期の新型コロナによる低迷から大幅回復・パワートレイン分野は電動車の増加を背景に、前年同期比204%と好調・ 半導体不足の中、パワートレイン分野の貢献もあり3Q累計グローバル生産台数の前年同期比-1%減を上回る20%増・ゲーム機向け、OA機器向けが牽引・3Qに半導体等の部品不足の影響が一部あり・中国向けのFA関連機器の需要増、5G基地局向けでの新規搭載により好調合計32,424 125.1% 100.0%・海外比率75.1%Copyright © 2022 IRISO Electronics co.,ltd. All Rights Reserved.44. 市場別売上高(四半期推移) 単位:百万円10,851 10,5996051,1837291,10411,1861,0471,36110,7911,0831,33121.3期3Q比(%)10,4461,053174.01,13195.61,480918 2,1201,4771,5421,072 1,260 1,8391,7541,4781,32289.31,343 1,516 165.21,5901,69079.7売上高4,5424,3774,2213,9653,73182.2インダストリアル・PLCやサーボアンプ向けが好調を維持コンシューマー・22.3期2Q比:半導体不足等の影響が主にゲーム機向け、テレビ向けであり減少車載全体91.2・22.3期2Q比:半導体不足等の影響がインフォテインメント、その他分野(スイチ等)にあり微減。セーフティ分野は回復・電動車の市場拡大により、パワートレイン分野は好調を維持し、四半期での最高売上を6Q連続更新中。特にバッテリー関連向けが牽引・全体では10月を底に回復基調21.3期3Q4Q22.3期1Q2Q3Q車載(インフォテインメント)車載(パワートレイン)コンシューマー車載(セーフティ)車載(その他)インダストリアルCopyright © 2022 IRISO Electronics co.,ltd. All Rights Reserved.55. 地域別売上高(四半期推移)単位:百万円10,851 10,5991,475売1,4922,013 1,970上1,531 1,435 11,18610,7911,5211,3411,9341,63621.3期3Q比(%)10,4461,32589.81,62580.71,383 1,397 1,223 80.03,4123,238高3,6413,6683,662107.32,4202,4642,7052,7472,609107.921.3期3Q4Q22.3期1Q2Q3Q日本中華・韓国圏アメリカ欧州ASEANASEAN(旧シンガポール+タイ)・22.3期2Q比:半導体不足等の影響をコンシューマー市場のOA機器向けがカバー欧州・22.3期2Q比:半導体不足等の影響をセーフティ分野の回復によりカバーアメリカ・22.3期2Q比:セーフティ分野は回復基調。車載全体では半導体不足の影響でマイナス中華・韓国圏・22.3期2Q比:コンシューマー市場が半導体不足等の影響で減少するも、パワートレイン分野が続伸しカバー日本・22.3期2Q比:パワートレイン分野は伸長。その他の車載分野とコンシューマー市場が半導体不足等の影響でマイナスCopyright © 2022 IRISO Electronics co.,ltd. All Rights Reserved.66. 製品別売上高(四半期推移)単位:百万円10,851 10,59953054211,186 10,79155156821.3期3Q比(%)10,44648391.3売上高2,6212,450318 358 2,732442 2,7592,655101.3448 412 129.5車載インターフェイスコネクタ・22.3期2Q比:車載市場の減少影響でマイナス5,0264,9754,9814,6764,74194.32,3552,2732,4782,3382,15391.421.3期3Q4Q22.3期1Q2Q3QFPCBtoBピンヘッダー車載向けIFOthersBtoBコネクタ・22.3期2Q比:セーフティ分野の回復とパワートレイン分野の伸長により増加FPCコネクタ・22.3期2Q比:コンシューマー市場の減少影響でマイナスCopyright © 2022 IRISO Electronics co.,ltd. All Rights Reserved.77. 損益計算書(連結)(前年同期比)売 上 高売 上 原 価売 上 総 利 益販 売 管 理 費営 業 利 益営 業 外 収 益営 業 外 費 用経 常 利 益特 別 損 益税 前 利 益親 会 社 株 主 に 帰 属 す る四 半 期 純 利 益E P S為替レート(ドル/ユーロ/元)100.0%70.6%29.4%22.7%21.3期 第3四半期累計25,92018,3037,6175,8771,7391332931,580△851,4941,10446.87円105.87円/122.30円/15.38円△0.3%5.8%4.3%6.7%0.5%1.1%6.1%100.0%66.6%33.4%23.0%10.4%22.3期 第3四半期累計32,42421,58510,8397,4523,38774613,399△1393,2602,953125.44円111.38円/130.85円/17.30円0.2%0.2%△0.4%10.5%10.1%9.1%Copyright © 2022 IRISO Electronics co.,ltd. All Rights Reserved.単位:百万円125.1%117.9%142.3%126.8%194.7%前年同期比6,5043,2823,2221,5741,647△59△2311,819△531,7651,849‐5.51円/8.55円/1.92円8162.8%218.1%55.6%21.1%215.1%267.4%8. 貸借対照表(連結)(前期末比)21.3期22.3期 第3四半期 前期末比流 動 資 産 35,209 55.1%36,934 54.2%1,724単位:百万円要因△1,320現預金売掛債権607商品及び製品 1,776固 定 資 産 28,732 44.9%資 産 合 計 63,941 100.0%31,214 45.8%68,148 100.0%流 動 負 債7,956 12.4%8,749 12.8%2,481 有形固定資産 1,9194,206買掛債務未払金434167の固 定 負 債負 債 合 計その包 括 利 益 累 計 額1,254 2.0%9,210 14.4%株 主 資 本 52,176 81.6%2,171 3.4%382 0.6%純 資 産 合 計 54,731 85.6%負 債 ・ 純 資 産計 63,941 100.0%合非 支 配 株 主 持 分他1,166 1.7%9,916 14.6%53,700 78.8%4,149 6.1%381 0.6%58,231 85.4%793△871,977△07051,523 純利益2,953配当△1,183 為替調整勘定 1,9903,500 1株純資産 2,459.33 円(前期末 2,306.16円)68,148 100.0%4,206Copyright © 2022 IRISO Electronics co.,ltd. All Rights Reserved.98,0006,0004,00009. 設備投資・減価償却・研究開発6,800(予定)6,4314,8114,5354,789 4,600(予定)単位:百万円1,8001,2001,400(予定)1,4021,2084,9994,643 2,0003,7363,2363,4633,9056001,090 915 992 20.3期 21.3期 22.3期設備投資20.3期 21.3期 22.3期減価償却020.3期 21.3期 22.3期研究開発注:各グラフの数値は、下段に第3四半期累計の実績、上位に通期での実績(22.3期は予定)を記載Copyright © 2022 IRISO Electronics co.,ltd. All Rights Reserved.105,0004,0003,0002,0001,0000Ⅰ.2022.3期 第3四半期連結決算概要Ⅱ.2022.3期 連結決算見通しⅢ.トピックスCopyright © 2022 IRISO Electronics co.,ltd. All Rights Reserved.111. 2022年3月期 修正計画売上:インダストリアル市場が好調に推移するが、半導体不足影響等で車載市場を中心に期初計画には及ばず。ただし、為替影響により上方修正。利益:原材料・輸送費高騰を吸収すべく、追加収支改善施策を実施するが、 生産・売上が期初計画に及ばず、また想定を上回るサプライチェーン混乱によるコスト増により、下方修正。単位:百万円21.3期 実績22.3期 期初計画売 上 高営業利益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益EPS為替レート期中平均追加収支改善施策36,5202,900(7.9%)2,970(8.1%)2,141(5.9%)90.89円ドル:106.17円ユーロ:123.73円元: 15.63円効果42,0006,700(16.0%)6,600(15.7%)4,800(11.4%)203.68円105.00円127.00円16.00円22.3期 修正計画43,5004,800(11.0%)4,750(10.9%)4,000(9.2%)170.05円111.00円130.50円17.30円上期3Q累計通期予想約2億円約7億円計画約15億円→約13億円予想Copyright © 2022 IRISO Electronics co.,ltd. All Rights Reserved.122. 主要な経営課題と対応■イリソの経営方針①グローバルでの顧客対応、為替変動に強い経営体質→海外生産比率約85%、海外販売比率約80%②顧客ニーズを先取りする直接販売並びに自社生産体制③車載市場への注力■コロナ禍で浮かび上がった経営課題と対応主要な経営課題対応・サプライチェーンの混乱による・短期的対応完成車メーカー及び部品メーカーの生産計画変動への対応・マルチ生産体制の構築・ロスコスト削減のための生産・出荷指示の・原材料や輸送費等の市況価格・生産拠点への原材料の安定供給本社コントロール強化高騰への対応・中期的対応・生産能力向上と生産の地産地消化率向上・ERP刷新によるSCMの可視化、マネジメント力強化・価格政策の見直しCopyright © 2022 IRISO Electronics co.,ltd. All Rights Reserved.133. 2022年3月期 市場別売上高計画42,0002,500 4,600 6,000 5,300 7,850 43,5004,050 4,850 5,850 5,800 7,050 36,5202,477 4,256 4,830 3,087 6,603 売上高15,26515,75015,90022.3期(期初計画)22.3期(修正計画)21.3期車載(インフォテインメント)車載(パワートレイン)コンシューマー車載(セーフティ)車載(その他)インダストリアル単位:百万円期初計画比増減率 / 売上構成比インダストリアル162.9% / 9.3%コンシューマー105.4% / 11.1%車載(Others)97.5% / 13.4%車載(Powertrain)109.4% / 13.3%車載(Safety)89.8% / 16.2%車載(Infotainment)101.1% / 36.6%車載 (全体)99.1% / 79.5%Copyright © 2022 IRISO Electronics co.,ltd. All Rights Reserved.14Ⅰ.2022.3期 第3四半期連結決算概要Ⅱ.2022.3期 連結決算見通しⅢ.トピックスCopyright © 2022 IRISO Electronics co.,ltd. All Rights Reserved.15トピックス■有限会社エスジーディー(以下、SGD)を子会社化(2022年4月1日予定)・コネクタ等の射出成形金型及び金型部品の製造・販売を行うSGDを子会社化予定。・SGDは金型の設計から製造まで一貫して手掛ける技術力と加工能力を保有し、子会社化によって小型精密金型技術を活用し、付加価値の高い製品開発を目指す。・今後、SGDを射出成形金型技術の中核拠点として拡大していく方針。・SGDの概要等は2022年1月11日に開示した文書をご参照ください。(https://ssl4.eir-parts.net/doc/6908/tdnet/2068260/00.pdf)■ CES 2022出展 (2022年1月5日~7日)・アメリカのラスヴェガスで開催された世界最大級のテクノロジー展示会である「CES 2022」に初出展。・パワートレイン、セーフティ、インフォテインメントといった車載機器向けのコネクタとコネクタを活用したソリューションをアピール。・さまざまな車両(主に電気自動車)の分解と分析のYouTubeで注目を集めるSandy Munro氏も来場。Munro氏が車両を分解する中で、当社コネクタに言及した動画も是非ご覧ください。(https://www.youtube.com/watch?v=g3qWBmz-j2k)※23分頃から紹介されています。Copyright © 2022 IRISO Electronics co.,ltd. All Rights Reserved.16会社概要会 社 名 : イリソ電子工業株式会社事 業 内 容 : 各種コネクタの製造・販売設 立 年 月 : 1966年12月社 員 数 : 3,277名(2021年3月31日現在)資 本 金 : 5,640百万円(2021年3月31日現在)本社: 神奈川県横浜市港北区新横浜2-13-8営 業 拠 点 :国 内海 外本社、福島県、茨城県、愛知県、大阪府シンガポール、香港、アメリカ、ドイツ、タイ、韓国中国(上海、大連、天津、蘇州、深圳、重慶)、マレーシア、台湾、インド研 究 開 発 : 本社(イリソテクノロジーパーク)、工場: 茨城県、中国(上海、南通)、フィリピン(マニラ)、川崎(生産技術センター)、上海R&Dセンターベトナム(ハイズオン)Copyright © 2022 IRISO Electronics co.,ltd. All Rights Reserved.17コネクタを理解するための専門用語コネクタの種類基板対基板コネクタ (BtoBコネクタ)プリント基板の接続用に開発されたコネクタの総称でボード・ツー・ボードコネクタ(ボードtoボードコネクタ)とも呼ばれる。垂直接続、平行(スタッキング)接続、水平接続など組み合わせで、さまざまな接続が可能となる。B to B (ビー・ツー・ビー)は、当社の登録商標 として市場で広く浸透している。FPC基板(Flexible printed circuits)やFFCケーブル(Flexible flat cable)の接続用に開発されたコネクタの総称。コネクタの挿入時に力を加えずにロック可能なZIF(Zero insertion Force)タイプ、挿入したときに力が発生するNON-ZIFタイプがある。I/Fとは、インターフェイスの略で、機器間の信号の接続を行うコネクタのことで、 I/O(インプット/アウトプット)コネクタとも呼ばれる。カーナビ、PCなどさまざまな機器の側面(裏・表面)に装着され、機器への電源供給、音声・映像信号データなどの入出力を行う。FPC/FFCコネクタI/Fコネクタピンヘッダー線材をカット加工した“ピン(電導体)”をハウジング(樹脂材でできた絶縁体)で支えたプラグ(オス側)コネクタの基本形であり、さまざまな分野・機器の内部接続(基板間接続)に使用されている。横から見ると、生け花の花止め“けんざん”のように見えるのが特長。メス側はソケットと呼ばれる。Copyright © 2022 IRISO Electronics co.,ltd. All Rights Reserved.18免責事項この資料に記載されております業績の予想数値につきましては、本資料の発表日現在で得られた入手可能な資料に基づいて作成したものであり、今後の様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。当社といたしましては、投資家の皆様にとって重要と考えられるような情報について、その積極的な開示に努めて参りますが、本資料記載の見通しのみに依拠してご判断されることはお控え下さるようお願いいたします。なお、本資料の利用の結果生じたいかなる損害についても、当社は一切責任を負いません。Copyright © 2022 IRISO Electronics co.,ltd. All Rights Reserved.19

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