東京精密(7729) – 2021年度(2022年3月期)第3四半期決算概要(ノート付)

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開示日時:2022/02/02 18:00:00

損益

決算期 売上高 営業益 経常益 EPS
2018.03 8,819,400 1,728,300 1,735,600 304.02
2019.03 10,152,000 2,022,100 2,035,600 350.23
2020.03 8,792,700 1,228,200 1,235,600 170.72
2021.03 9,710,500 1,556,300 1,582,300 291.43

※金額の単位は[万円]

株価

前日終値 50日平均 200日平均 実績PER 予想PER
5,060.0 5,025.2 4,961.025 12.42 10.62

※金額の単位は[円]

キャッシュフロー

決算期 フリーCF 営業CF
2018.03 812,800 1,093,100
2019.03 -2,400 1,293,200
2020.03 109,000 596,500
2021.03 1,601,000 2,206,200

※金額の単位は[万円]

▼テキスト箇所の抽出

2022年3月期 第3四半期決算説明会(Web開催)当社 出席者︓代表取締役CFO 川村 浩一経営支援室 高嶋 直樹○ 代表取締役 CFOの川村です。日頃大変お世話になっております。〇 それでは決算概要を説明させていただきます。上段、 2021年度第3四半期累計の業績は、受注高は1,452 億円、売上高 934億円、営業利益 193億円、 経常利益 196億円、 親会社株主に帰属する当期純利益は144 億円となり、売上は前年同期⽐ 4割増、利益⾯では倍増、営業利益率は21%となりました。〇 下段は四半期ごとの実績ですが、こちらも第3四半期売上高で5割増、利益は倍増を維持しております。〇 次にセグメント別に説明いたします。〇 こちらが半導体製造装置セグメントの業績です。〇 第3四半期累計の受注高は1,191億円、 売上高は724億円、 営業利益は166億円、累計での営業利益率は23%でした。〇 第3四半期のみの実績は 受注高 467億円、 売上高247億円、 営業利益53億円で営業利益率は22%となりました。売上、利益はほぼ当社想定線での着地でしたが受注は、メモリ、ディスプレイドライバ、ウェーハ製造用などの需要が増加したことで、既往ピークを更新いたしました。〇 次に四半期推移のグラフで説明いたします。〇 こちらは、半導体の四半期売上高と営業利益の推移です。〇 ここ4四半期連続して 売上高で200億超、営業利益で50億円超の推移となっています。第3四半期の売上高はほぼ第2四半期並みとなっておりますが、これはほぼ想定通りで、第4四半期に向け 売上の増加を⾒込んでいます。〇 また、営業利益が前四半期⽐で減少しておりますが、11月の説明会で申し上げたように、部材調達コストの上昇や、外部倉庫の借用などによるコストが増加したためで、これもほぼ想定通りとなっています。〇 こちらは、半導体の四半期受注高と受注残高のグラフです。〇 第3四半期の受注は既往ピークを再び更新しましたが、この要因は、メモリ向けやディスプレイドライバ、ウェーハ製造用 需要の受注増加によります。〇 また、この上期の需要をけん引していたロジックやパワー需要も、この第3四半期に勢いが陰ることはありませんでした。 また中国からの受注も 高水準を維持しました。〇 この結果、受注残高も今までにない水準に達しております。〇 続いて、 計測機器セグメントの業績説明です。〇 9か月累計の受注高は261億円、 売上高は210億円、 営業利益は26億円、第3四半期のみでは、受注高101億円、売上高73憶円、営業利益10億円となりました。〇 第3四半期の売上・営業利益は想定をやや上振れる着地でしたが、受注高は想定を大幅に上振れました。全体として、当社の主要ユーザである⾃動⾞関連需要は、まだ戻りきっていませんが半導体製造装置を含めた、機械や機械部品関連の引き合いが受注を大きく押し上げる結果となりました。〇 こちらのページは、計測の四半期売上高と営業利益の推移です。〇 先ほども申し上げた通りですが、第3四半期の売上高、営業利益は想定をやや上振れしており、全体として緩やかな回復が進んでいるといったところです。〇 こちらは、計測の四半期受注高と受注残高のグラフになります。〇 第3四半期の受注は、先ほど申し上げた通り、機械や機械部品などの需要が想定を大幅に上回る受注高につながったと考えております。〇 この結果、受注残高は、好況だった2018年度の水準に戻りましたので、この第4四半期以降、売上や営業利益の⾯でも回復を期待しております。〇 こちらはバランスシートの説明になります。〇 2021年12月末の総資産は、3月末⽐ 194億円の増加で、1,810億円となりました。左の資産の部では、流動資産は、売上増に伴う、売上債権、現預⾦の増加のほか、今後の出荷を踏まえ在庫が増加しました。固定資産では新設工場に関する土地や、建設仮勘定の計上があり増加しました。〇 負債・純資産では、売上の増加に伴い 買掛⾦の増加などにより、流動負債が増加しました。この結果、12月末の⾃⼰資本⽐率は 67.5%となりました。なお、有利⼦負債残高は、55億円です。〇 試験研究費、設備投資、減価償却の 実績と今期計画はご覧の通りです。〇 試験研究費は、第3四半期までほぼラップを刻んでおり,通期計画にも変更はございません。〇 設備投資は、この第3四半期に大きく増加しました。これはバランスシートのところでも触れましたが、新工場建設に伴う土地代、ならびに建設費の一部支払により建設仮勘定を計上したことによります。これに関する次の支出は来年度以降となり、通期計画は据え置いています。〇 減価償却も、第3四半期まで概ねラップを刻んでおり、通期計画に変更はございません。〇 最後になりますが、2021年度の通期業績予想は、⾜許の業況などを総合的に勘案し従来予想を据え置いております。配当予想にも変更はございません。〇 私からの説明は以上となります。ありがとうございました。

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